JP2006018482A - 防犯検知器の受信調整装置 - Google Patents

防犯検知器の受信調整装置 Download PDF

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信諭 門脇
Tatsuji Ono
達司 大野
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真治 足立
Toshihiro Tanaka
敏裕 田中
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Abstract

【課題】 2つの送信部で送信された赤外線を各受信部で正確に受信できるように送信ユニット、受信ユニットを設置できる。
【解決手段】 2個の送信部1を有する送信ユニット2と、2個の受信部3を有する受信ユニット4とを設置する際、送信ユニット2の各送信部1からの各赤外線を、受信ユニット4の各受信部3に適正に入射させるための初期設置モードと、2個の送信部1から送信された2つの赤外線の受信の状況に基づき侵入物の侵入の判定をする防犯モードとを選択可能とした制御部7を設ける。初期設置モードで両受信部3で受信が無い場合と、いずれか一方の受信部3のみ受信がある場合と、いずれか他方の受信部3のみ受信がある場合と、両受信部3に受信がある場合とを判定する判定手段5を設ける。判定手段5により判定した上記判定結果に基いて上記各場合で報知内容を異ならせ報知手段8で報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、防犯検知器の受信調整装置に係り、より詳しくは、送信部から送信された赤外線を受信部で受信する際に侵入物により赤外線が遮られたときにこれを検知する防犯検知器において、送信部と受信部とを正しい位置関係になるように受信調整を行うための技術に関するものである。
従来から住宅外構フェンスを侵入者が乗り越えたときにこれを検知する防犯検知器として、赤外線を送信する送信部を備えた送信ユニットと、上記送信ユニットと距離をおいて対向し送信部から送信された赤外線を受信する受信部を備えた受信ユニットと、送信部から送信された赤外線を受信部で受信する際に侵入物により赤外線が遮られたときにこれを検知するようにしたものが特許文献1などにより知られている。
ところが、この特許文献1に示された従来例においては、赤外線の照射範囲が狭く、可視光線ではないので、送信ユニットと受信ユニットとを現場で距離をおいて対向設置する施工をするに当たって、送信部で送信された赤外線を受信部で正確に受信できるように、受信調整するには専門技術や専門治具あるいは十分な経験がないと非常に困難であった。
しかも、上記従来例にあっては、送信ユニットに1つの送信部を設け、受信ユニットに1つの受信部を設け、1つの送信部から送信された赤外線を1つの受信部で受信する際に該1つの送信部から送信された赤外線が侵入物により遮られたときにこれを検知するようにしているだけなので、猫や鳥のような小動物が1つの送信部から送信された赤外線を遮った場合や、木の枝や落ち葉が1つの送信部から送信された赤外線を遮った場合や、外乱等により誤検知してしまうという問題がある。
そこで、このような誤検知を防止するために、送信ユニットに2個の送信部を設けると共に、受信ユニットに2個の受信部を設け、各送信部から送信された赤外線を各送信部とそれぞれ対応した各受信部で受信する際に侵入物により2個の送信部から送信された2つの赤外線が遮られたときに侵入物の侵入であると検知するようにした防犯検知器が提案されている。
しかしながら、このように2個の送信部を設けた送信ユニットと、2個の受信部を設けた受信ユニットとを現場で距離をおいて対向設置する施工をするに当たっては、各送信部から送信された赤外線が各受信部でそれぞれ正確に受信されるように、送信ユニットと受信ユニットとの位置を調整しながら施工する必要があり、このため、上記1つの送信部を備えた送信ユニットと、1つの受信部を備えた受信ユニットとを距離をおいて対向するように施工する際に、受信調整する場合に比べ、2つの送信部で送信された各赤外線をそれぞれ対応する各受信部で正確に受信できるように、受信調整する作業がいっそう困難であった。
実開平6−67908号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、専門技術や専門治具、あるいは十分な経験が無くても、簡単且つ確実に2つの送信部で送信された各赤外線をそれぞれ対応する各受信部で正確に受信できるように送信ユニット、受信ユニットを設置することができる防犯検知器の受信調整装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る防犯検知器の受信調整装置は、赤外線を送信する2個の送信部1を備えた送信ユニット2と、上記送信ユニット2と距離をおいて対向し各送信部1から送信された赤外線をそれぞれ受信する2個の受信部3を備えた受信ユニット4とを備え、各送信部1から送信された赤外線を各送信部1とそれぞれ対応した各受信部3で受信する際に侵入物により2個の送信部1から送信された2つの赤外線が遮られたことを検知するようにした防犯検知器6であって、該防犯検知器6に、送信ユニット2と受信ユニット4とを設置する際に、送信ユニット2の各送信部1からの各赤外線を、それぞれ上記各送信部1に対応した受信ユニット4の各受信部3に適正に入射させるための初期設置モードと、2個の送信部1から送信された2つの赤外線の受信の状況に基づいて侵入物の侵入の判定をする防犯モードとを選択可能とした制御部7を設け、初期設置モードにおいて、両受信部3においていずれも受信が無い場合と、いずれか一方の受信部3のみ受信がある場合と、いずれか他方の受信部3のみ受信がある場合と、両受信部3に受信がある場合とを判定する判定手段5を設け、判定手段5により判定した上記判定結果に基いて上記各場合で報知内容を異ならせて報知する報知手段8を設けて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、送信ユニット2と受信ユニット4とを距離をおいて対向設置する作業をする際の初期設定モードにおいて、報知手段8による報知内容が、両受信部3においていずれも受信が無い場合、いずれか一方の受信部3のみ受信がある場合、いずれか他方の受信部3のみ受信がある場合、両受信部3に受信がある場合のどの状態であるかを確認するだけで、送信ユニット2や受信ユニット4をどのように位置変更や姿勢変更したら両送信部1から送信される赤外線が対応する両受信部3で正確に受信されかという受信調整が簡単にできる。
また、初期設置モードにおいて両受信部3で受信がある場合に、両受信部3で受信された受信信号がいずれも規定値以上の場合と、規定値未満の場合とで報知手段8による報知内容を異ならせることが好ましい。
このような構成とすることで、両受信部3でそれぞれ受信信号があっても、受信信号が規定値未満の場合には更に、両受信部3における受信信号が規定値以上となるように送信ユニット2や受信ユニット4の位置や姿勢の微調整を行うことで、両送信部1から送信される赤外線を対応する両受信部3により正確に受信されるように調整できる。
また、防犯モードにおいて判定手段5により侵入物を検知した際に報知する報知手段8’を上記初期設置モードにおける報知手段8と兼用させることが好ましい。
このような構成とすることで、報知手段8の兼用化が図れ、装置の低コスト化、コンパクト化が図れることになる。
本発明は、上記のように、報知手段による報知内容が、両受信部においていずれも受信が無い場合、いずれか一方の受信部のみ受信がある場合、いずれか他方の受信部のみ受信がある場合、両受信部に受信がある場合のどの状態であるかを確認するだけで、送信ユニットや受信ユニットをどのように姿勢変更したら両送信部から送信される赤外線が対応する両受信部で正確に受信されるかの受信調整が簡単にでき、この結果、専門技術や専門治具、あるいは十分な経験が無くても、簡単且つ確実に2つの送信部で送信された各赤外線をそれぞれ対応する各受信部で正確に受信できるように受信調整して送信ユニット、受信ユニットを設置できて、施工性が向上するという利点がある。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
防犯検知器6は赤外線を送信する2個の送信部1を備えた送信ユニット2と、上記送信ユニット2と距離をおいて対向し各送信部1から送信された赤外線をそれぞれ受信する2個の受信部3を備えた受信ユニット4と、各送信部1から送信された赤外線を各送信部1とそれぞれ対応した各受信部3で受信する際に2つの受信信号に基づき、侵入物により2個の送信部1から送信された2つの赤外線が遮られたときにこれを判定する判定手段5を有したものである。該判定手段5は受信ユニット4に設けたマイコンよりなる制御部7に設けてある。
本発明の防犯検知器6は初期設置モードと、防犯モードとの2つの運転モードを有しており、制御部7により上記初期設置モードと、防犯モードとが選択可能となっている。例えば、防犯検知器6に最初に電源投入をすると制御部7により自動的に初期設定モードに設定され、初期設定モードが終了すると制御部7により自動的に防犯モードとなるようになっている。もちろん、切り換えスイッチ等を設けて初期設置モードと防犯モードとを手動で切り換えていずれかのモードを選択するようにしてもよい。
添付図面に示す実施形態においては、送信ユニット2の上部と下部とにそれぞれ送信部1が設けてあり、各送信部1は図1に示すように赤外線をLEDにより発光するようになっている。また、受信ユニット4の上部と下部とに上記2つの赤外線をそれぞれ受光するフォトトランジスタからなる受信部3が設けてある。
上記2個の送信部1を有する送信ユニット2と、2個の受信部3を有する受信ユニット4とは例えばフェンスの上部に任意の距離を隔てて対向するように設置されるものであり、送信ユニット2の2個の送信部1からそれぞれ送信された赤外線をそれぞれ受信ユニット4の対応する2個の受信部3で受信するようになっている。したがって、送信ユニット2の受信ユニット4に対向する面にそれぞれ2個の送信部1から送信される赤外線を通すレンズ10aなどを設けて該レンズ10aを介して赤外線が送信され、受信ユニット4の送信ユニット2に対向する面にそれぞれの赤外線を通すレンズ10bなどを設けて各レンズ10bを通して2つの赤外線がそれぞれの対応する受信部3で受信されるようになっている。
図1において各送信部1は、それぞれベース抵抗Ca、コレクタ抵抗Cb、LED(符号La)を備えており、各送信部1のコレクタ抵抗Cbにコレクタ電流が流れることにより送信側の各LED(符号La)によってそれぞれ赤外線Aが送信され、各赤外線Aがそれぞれ各送信部1に対応するフォトトランジスタからなる受信部3により受信され、受信信号(受信出力)は増幅器11により増幅され、フィルタ12を通してノイズを除去するようになっている。
制御部7に設けた判定手段5は図2に示すように、各増幅器11で増幅した各受信信号が制御部7に入力されて予め設定された規定値以上であるか否かを判定する規定値判定部13と、増幅器11で増幅されフィルタ12を通してノイズを除去したのち制御部7に入力されて受信認識をするための受信認識部14と、これら各規定値判定部13による判定情報と受信認識部14による受信があったか否かの受信認識情報とに基づいて状況判定をする状況判定部15とを備えており、該2つの送信部1から送信された赤外線の各2つの受信部3による受信状況が、上記初期設定モード時、通常の防犯モード時にそれぞれ状況判定部15で判定され、初期設定モード時、あるいは通常の防犯モード時における各判定段階に応じてそれぞれ判定結果が報知手段8(8’)により報知されるようになっている。
本発明の防犯検知器6は各現場において、フェンスの上などに2個の送信部1を備えた送信ユニット2と、2個の受信部3を備えた受信ユニット4とを図3に示すように対向するように任意の距離を隔てて設置するのであるが、この設置の際に2つの送信部1からの赤外線がそれぞれの送信部1に対応する2つの受信部3で正しく受信されるような位置関係となるように、2個の送信部1を備えた送信ユニット2と、2個の受信部3を備えた受信ユニット4とを設置する必要がある。このため、本発明においては、2個の送信部1を備えた送信ユニット2と、2個の受信部3を備えた受信ユニット4とを設置する際に初期設定モードにして送信ユニット2と、受信ユニット4との位置調整、姿勢調整をしながら正しい受信位置となるように設置するものである。
設置に当たっては、例えば、フェンスの任意の距離離れた支柱の上端部にそれぞれ送信ユニット2と、受信ユニット4とを仮に取付ける。この場合、送信ユニット2の赤外線を送信する面と受信ユニット4の赤外線を受信する面とを対向させておく。この仮に取付けた状態で電源を入れると、自動的に初期設定モードとなり(あるいは電源を入れると共に切り換えスイッチを初期設定モードに切り換えることで初期設定モードとなり)、初期設定モードとなると自動的に両送信部1からそれぞれ赤外線が送信される。ここで、本発明においては、両受信部3においていずれも受信が無い場合と、いずれか一方の受信部3のみ受信がある場合と、いずれか他方の受信部3のみ受信がある場合と、両受信部3に受信がある場合とを判定手段5で判定し、判定手段5により判定した上記判定結果に基いて上記各場合で報知手段8により報知する報知内容を異ならせるように制御部7により制御されるようになっている。更に、本発明においては、両受信部3で受信がある場合に、両受信部3で受信された受信信号がいずれも規定値以上の場合と、規定値未満の場合とで報知手段8による報知内容を異ならせてある。
例えば、報知手段8を音声発生手段により構成して音声によって報知するようにした例につき説明すると、両受信部3においていずれも受信が無い場合には、「音声無し」とし、いずれか一方の受信部3のみ受信がある場合には「ピッの繰り返し」、いずれか他方の受信部3のみ受信がある場合には「ピッピッの繰り返し」、両受信部3に受信があり且つ両受信部3で受信された受信信号がいずれも予め設定してある規定値未満の場合には、「ピッピッピッの繰り返し」、両受信部3に受信があり且つ両受信部3で受信された受信信号がいずれも予め設定してある規定値以上の場合には、「ピーの連続」というように報知内容をそれぞれ異ならせるようになっている。
したがって、送信ユニット2と、受信ユニット4とを例えばフェンスの支柱に上下方向、左右方向に移動自在で且つ回動自在に仮に取付け、電源を入れた状態で「音声無し」の場合には、両受信部3でいずれも赤外線を受信してないということであるから、送信ユニット2乃至受信ユニット4のいずれか一方又は両方を全体として上下方向や左右方向に移動して報知手段8から音が出る位置を探す。ここで、仮に、「ピッの繰り返し」の報知がなされたら、一方(例えば上部)の受信部3のみ受信がある場合であるから、この場合には例えば送信ユニット2又は受信ユニット4のいずれか一方のユニットを回動して姿勢変更することで該ユニットの下部のみ位置をずらして「ピッピッピッの繰り返し」又は「ピーの連続」報知がなされる位置を探す。そして、例えば「ピッピッピッの繰り返し」報知がなされると、今度は、一方のユニットの上部又は下部の一方を微小に位置をずらすか、あるいは上部及び下部の両方を微小に位置をずらして「ピーの連続」報知がなされる位置を探すものであり、「ピーの連続」報知がなされるとこの位置で送信ユニット2、受信ユニット4を本固定するものである。また、「ピーの連続」報知がなされると、自動的に初期設定モードが終了して警報モードに切り換るように制御されるか、あるいは切り換えスイッチを切り換えて初期設定モードから警報モードに切り換えるようになっている。
このように両受信部3においていずれも受信が無い場合と、いずれか一方の受信部3のみ受信がある場合と、いずれか他方の受信部3のみ受信がある場合と、両受信部3に受信がある場合とを判定手段5で判定し、判定手段5により判定した上記判定結果に基いて上記各場合で報知手段8により報知する報知内容を異ならせるように制御部7により制御することで、それぞれの送信部1から送信された赤外線が各送信部1に対応する各受信部3の両方で受信されているか否か、受信されていないとすると両方共受信されていないのか、いずれか一方又は他方のどちらが受信されていないかが簡単に判り、これにより、送信ユニット2又は受信ユニット4をどのように位置調整したらよいのかが直ちに判るものであり(例えば一方(上部)が受信されているとすると他方(下部)が受信されるようにユニットを回動して姿勢変更することで下部のみを左右に動かす)といったように受信調整が簡単にできるものであり、しかも、両受信部3で受信がある場合に、両受信部3で受信された受信信号がいずれも規定値以上の場合と、規定値未満の場合とで報知手段8による報知内容を異ならせてあることで、2個の送信部1から送信された赤外線がそれぞれ対応する2個の受信部3で規定値以上で正確に受信される位置関係となるように受信位置の調整ができるものである。
なお、上記実施形態において音声による報知手段8に加えて、更に、LEDのような発光手段による発光パターンを変えて報知するようにしてもよい。上記のように音声による報知手段8においては、両受信部3においていずれも受信が無い場合、いずれか一方の受信部3のみ受信がある場合、いずれか他方の受信部3のみ受信がある場合、両受信部3に受信があり且つ両受信部3で受信された受信信号がいずれも規定値未満の場合、両受信部3に受信があり且つ両受信部3で受信された受信信号がいずれも規定値以上の場合、の各場合で報知内容をそれぞれ異ならせているので、LEDのような発光手段による報知においては、両受信部3に受信があり且つ両受信部3で受信された受信信号がいずれも規定値以上の場合のみLEDの点灯、これ以外の各場合はいずれもLEDの点滅として、上記音声による報知手段8により各段階を確認しながら、「ピーの連続」報知や、LEDの点灯状態となるように受光の調整を行うようにしてもよい。これにより、「ピーの連続」報知を聞き間違ってもLEDの点灯があると、両受信部3に受信があり且つ両受信部3で受信された受信信号がいずれも規定値以上となった正しい受信位置であることを確認することができる。もちろん、LEDによって各場合における報知形態を異ならせるようにしてこれを報知手段8としてもよいものである。
また、報知手段8としては音声、LEDのような発光手段に限定されず、上記受信の各場合を文字により表示するようにしてもよい。
上記のようにして防犯検知器6を初期設定モードにして2個の送信部1を備えた送信ユニット2と、2個の受信部3を備えた受信ユニット4とを正しい送受信の位置関係となるように位置や姿勢調整をして設置して初期設置モードが終了することで、上記のように自動的に又は切り換えスイッチを切り換えることで通常の防犯検知をする防犯モードとなる。
防犯モードにおいては、2個の送信部1からそれぞれ赤外線が送信されると、各受信部3でそれぞれ受信し、この各受信部3で受信した信号をそれぞれ各増幅器11で増幅しフィルタ12を通してノイズを除去したのち制御部7に入力することで受信認識部14でそれぞれの送信部1から赤外線の受信の有無が認識され、状況判定部15により防犯モードにおける侵入者の有無を判定するのである。この防犯モードにおける状況判定部15における判定に当たっては、上記受信認識部14における受信の有無の情報のみにより判定がなされる。すなわち、上記のように2つの送信部1から送信された赤外線の両方がいずれも遮断されてそれぞれ対応する2つの受信部3で同時に受信されなかった場合に、受信認識部14では両送信部1からの信号の受信が無いと認識され、これに基づいて状況判定部15により侵入物の侵入があると判定され、報知手段8’により侵入物の侵入を報知、警報するのであり、例えば、報知手段8’としての音声発生手段により「ピーピーピー侵入異常発生」と発報して、侵入物の侵入を報知、警報するものであり、更に、これに加えて警報手段8’としてのLEDのような発光手段を連続点灯して侵入物の侵入を報知、警報するものである。
また、本発明においては、防犯モードにおいては、上記のように2つの送信部1から送信された赤外線の両方がいずれも遮断された場合に侵入物の侵入を報知、警報するだけでなく、更に、上部の送信部1から送信された赤外線のみが遮断された場合、下部の送信部1から送信された赤外線のみが遮断された場合においても、それぞれ防犯警戒中としての警報が報知手段により報知される。すなわち、上部の送信部1から送信された赤外線のみが遮断された場合は、報知手段8’としての音声発生手段により「警戒中、警戒中」というように「警戒中」という音声を2回発報して、警戒警報を報知するものであり、更に、これに加えて警報手段8’としてのLEDのような発光手段を点滅して警戒警報を報知するものである。また、下部の送信部1から送信された赤外線のみが遮断された場合は、報知手段8’としての音声発生手段により「警戒中」という音声を1回発報して、警戒警報を報知するものであり、更に、これに加えて警報手段8’としてのLEDのような発光手段を点滅して警戒警報を報知するものである。また、両送信部1から送信される赤外線が両受信部で受信された場合は、報知手段8’としての音声発生手段は無音であり、また、LEDのような発光手段は消灯している。
ここで、初期設定モードにおける報知手段8である音声発生手段や発光手段と、防犯モードにおける報知手段8’である音声発生手段や発光手段とを兼用して、各モードにおいてそれぞれのモードの各場合で決められた報知をするようにすると、報知手段8、8’が別々に必要でなく、部材点数が少なくなってコストダウン、コンパクト化が図れるものである。
なお、1つのハウジングの片側に2個の送信部1を有する送信ユニット2を組み込むと共に他の片側に2個の受信部3を有する受信ユニット4を組み込んで検知ブロック9を構成するようにしてもよい。この場合、図4に示すように、検知ブロック9をそれぞれ送信ユニット2と受信ユニット4とが対向するように任意の間隔を隔てて設置するものであり、隣接する検知ブロック9に設けた対向する送信ユニット2と受信ユニット4とで1セットの防犯検知器6が構成されるものであり、該1セットの防犯検知器6における初期設定モードの際の受信調整は前記と同様にして隣接する検知ブロック9の位置や姿勢調整をして受信調整を行うものである。
本発明の構成図である。 同上の受信側のフローチャートである。 同上の送信ユニットと受信ユニットを対向した状態の説明図である。 同上の送信ユニットと受信ユニットを組み込んで検知ブロックを任意の間隔を隔てて設置した例を示す説明図である。
符号の説明
1 送信部
2 送信ユニット
3 受信部
4 受信ユニット
5 判定手段
6 防犯検知器
7 制御部
8 報知手段

Claims (3)

  1. 赤外線を送信する2個の送信部を備えた送信ユニットと、上記送信ユニットと距離をおいて対向し各送信部から送信された赤外線をそれぞれ受信する2個の受信部を備えた受信ユニットとを備え、各送信部から送信された赤外線を各送信部とそれぞれ対応した各受信部で受信する際に侵入物により2個の送信部から送信された2つの赤外線が遮られたことを検知するようにした防犯検知器であって、該防犯検知器に、送信ユニットと受信ユニットとを設置する際に、送信ユニットの各送信部からの各赤外線を、それぞれ上記各送信部に対応した受信ユニットの各受信部に適正に入射させるための初期設置モードと、2個の送信部から送信された2つの赤外線の受信の状況に基づいて侵入物の侵入の判定をする防犯モードとを選択可能とした制御部を設け、
    初期設置モードにおいて、両受信部においていずれも受信が無い場合と、いずれか一方の受信部のみ受信がある場合と、いずれか他方の受信部のみ受信がある場合と、両受信部に受信がある場合とを判定する判定手段を設け、判定手段により判定した上記判定結果に基いて上記各場合で報知内容を異ならせて報知する報知手段を設けて成ることを特徴とする防犯検知器の受信調整装置。
  2. 初期設置モードにおいて両受信部で受信がある場合に、両受信部で受信された受信信号がいずれも規定値以上の場合と、規定値未満の場合とで報知手段による報知内容を異ならせることを特徴とする請求項1記載の防犯検知器の受信調整装置。
  3. 防犯モードにおいて判定手段により侵入物を検知した際に報知する報知手段と上記初期設置モードにおける報知手段とを兼用させて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の防犯検知器の受信調整装置。
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JP2010160008A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Takenaka Engineering Co Ltd 光線式検知装置
CN103680012A (zh) * 2013-11-26 2014-03-26 成都博盛信息技术有限公司 一种无线遥控红外报警装置

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