JP2006018127A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】 感光体ドラムや現像器等のLEDヘッドの近傍に配設される消耗部品を装置本体から取り外す際に、LEDヘッドをこれ等の部材から離間させておくことにより、飛散するトナーによりLEDヘッドが汚されることを防止できるようにする。
【解決手段】 一様に帯電された感光体ドラム11の表面に、画像の光を照射して静電潜像を形成するために、LEDヘッド15を用いてなる画像形成装置1において、装置本体に配置する感光体ドラム11に対して、LEDヘッド15を書込み位置まで近接させること、または、取り外し位置に対応させて、離間させる位置との間を移動可能に設ける。そして、フロントカバー60を開閉する動作に連動させて、前記LEDヘッド15の感光体ドラム11に対する間隔を変化させ得るようにする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、一様に帯電された感光体ドラムに静電潜像を形成するために、書込み手段として発光ダイオード(LED)ヘッドを用いた画像形成装置に関し、特に、装置本体のフロントカバーを開く動作に連動させて、LEDヘッドを感光体ドラムから離間させるようにした画像形成装置に関する。
画像形成装置において、感光体ドラムに画像情報を書込みするために、書込み装置としてレーザ光を用いた装置を用いる他に、発光ダイオード(LED)を用いた装置を用いることも一般的に行われている。前記LEDを用いた書込み装置においては、LED素子にレンズ集合体(セルフォックレンズ)とを組み合わせて、感光体ドラムの表面に対して点状に光を照射するように設けている。そして、画像記録装置の画像情報出力回路からLED素子の各々に画像情報が伝達され、一様に帯電された感光体ドラムに対して、点状に画像の光が照射されて静電潜像が形成される。前記静電潜像に対して、現像ローラからトナーが供給されることにより、静電潜像我トナー画像として可視像化され、用紙に対する転写位置で、用紙の裏面から逆極性の電圧が印加されることにより、前記感光体ドラムに担持されているトナー画像が用紙に転写される。そして、前記トナー画像を担持する用紙を定着装置を通して定着することで、記録紙(コピー)として排出トレイに向けて排出される(例えば、特許文献1を参照)。
特開2003−255805号公報
前述したようなLEDヘッドを用いた画像形成装置においては、LED素子から照射される光の焦点距離が短いために、LEDヘッドの光照射面を感光体ドラム表面に近接して配置しなければならず、また、感光体ドラム上の静電潜像を現像するために、現像装置の現像ローラを感光体ドラムに近接または、接触する位置まで近付ける必要がある。前記感光体ドラムおよび現像装置は消耗部品であり、これらの部材の本来の作用が正常に行われないときには、これらの部品を装置本体から取り外して、正常なものに交換することが必要となる。前述したように、感光体ドラムおよび現像装置とLEDヘッドとは、各々が非常に近接した位置に配置されているものであるため、これらの部材を装置本体から取り外す際に、感光体ドラム表面のトナーや、現像ローラ表面のトナーが遊離し、LEDヘッドの光照射面に付着するおそれがあった。
本発明は、感光体ドラムや現像装置等のLEDヘッド近傍に配設される消耗部品を装置本体から取り外す際に、LEDヘッドをこれらの部材から離間した位置に移動させておくことによって、これらの消耗部品の取り外し処理時に。LEDヘッドが汚染されることを防止する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、一様に帯電された感光体ドラムの表面に、画像の光を照射して静電潜像を形成するために、LEDヘッドを用いてなる画像形成装置に関する。
請求項1の発明は、前記装置本体に配置する感光体ドラムに対して、LEDヘッドを近接および離間可能に配置し、前記画像形成装置の装置本体のフロントカバーを開閉する動作に連動させて、前記LEDヘッドの感光体ドラムに対する間隔を変化させるように構成したことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記感光体ドラムは、前記フロントカバーを開いた状態において、装置本体のフロント側から着脱可能であり、前記フロントカバーを開く動作に連動させて、前記LEDヘッドを感光体ドラムから離間する方向に移動することを特徴する。
請求項3の発明は、前記フロントカバーを開閉する動作と、LEDヘッドを感光体ドラムに対して、近接および離間させる動作を連動させる手段はワイヤであって、
前記ワイヤの一端が前記フロントカバーの内面に突出させて設けた突部材により揺動される揺動部材に取付けられ、他端がLEDへ都度を押圧する押圧部材に取付けられることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の記録部に配置している機器、例えば、感光体ドラムや現像装置を取り外す際に、最初に行われるところの装置本体のフロントカバーを開く動作に連動して、LEDヘッドが感光体ドラムから自動的に離間する。したがって、画像形成装置のメンテナンスを行う際、具体的には、感光体ドラムや現像装置を装置本体から取り外す動作を行う際には、その前の段階でLEDヘッドか感光体ドラムから離間しているので、感光体ドラムや現像装置からトナーが舞い散ったとしても、LEDヘッドの光照射面がトナーによって汚されることが防がれる。特に、感光体ドラムや現像装置を装置本体から取り外す際に、必ず開かなくてはならないフロントカバーの開動作に連動させて、LEDヘッドを感光体ドラムから離間させておくことにより、ユーザーが感光体ドラムや現像装置を取り外す際に、LEDヘッドを離間させるための操作を負担する必要もない。
以下に説明する画像形成装置は、電子写真方式を用いて用紙に画像を記録する画像形成装置を対象としている。また、単独の機能のみを有するプリンタ、複写機の他に、ファクシミリやプリンタの機能を複写機に複合した複合機を対象とすることもできる。以下の実施例として説明する画像形成装置においては、一様に帯電された感光体ドラムの表面に画像の書込みを行うために、LEDヘッドを用いている。
図示される例にしたがって、本発明の実施の一形態の画像形成装置の概略構成を説明する。図1に示す画像形成装置1はプリンタ機能を有する小型の装置であり、この画像形成装置1に画像読取装置を接続することによって、複写機としての機能を持たせることができ、また、FAXモデムを装備することによって、ファクシミリ装置としての機能を持たせることができる。前記画像形成装置1において、装置本体の下部の給紙部と上部に設けている排出トレイ19との間に、略垂直方向に延びる用紙搬送路4が設けられている。前記画像形成装置下部の給紙部には給紙トレイ2が装備され、給紙ローラ3によって給紙トレイ2上の用紙束から1枚ずつ用紙が分離され、用紙が用紙搬送路4に送り出される。送り出された用紙は、レジストローラ装置5に一時的に保持されて停止され、感光体ドラム11に形成されたトナー画像とタイミングが合うように再び送り出される。
前記レジストローラ装置5の下流部(図1の上側)には、記録部10が設けられており、前記記録部10には、感光体ドラム11とクリーニング装置12、帯電部材13および転写ローラ14が、それぞれの配置関係にしたがって設けられている。さらに、前記感光体ドラム11に画像情報の書込みを行うために、LEDヘッド15が感光体ドラムに近接して設けられている。このLEDヘッド15は、複数個の発光素子(LED)の発光面側にセルフォックレンズを張り合わせたもので、少なくとも画像形成時には、その発光面が感光体ドラム11の表面に8〜10mm程度まで近接させて位置される。また、前記LEDヘッド15よりも感光体ドラムの回転方向の下流側には、トナーを供給するための現像ローラ8を配置している。
前記記録部10においては、前記感光体ドラム11に帯電手段13が放電することで、感光体ドラム11の表面が一様に帯電され、LEDヘッド15から出力された光信号によって、感光体ドラム11の感光層に静電潜像が形成される。前記静電潜像に対して現像ローラ8からトナーを供給し、トナーが感光体ドラム11の静電潜像に付着されることによって、可視像としてのトナー画像が形成される。前記感光体ドラム11上のトナー画像の先端部が、転写ローラ14とのニップ位置に達するタイミングに合わせて、レジストローラ装置5が駆動されて用紙が画像転写位置に向けて送られる。そして、感光体ドラム11と転写ローラ14の間で用紙をニップした状態で、用紙が搬送されながら、用紙の裏面側に転写ローラ14により転写電圧が印加されることによって、トナー画像が用紙上に転写される。前記トナー画像を担持する用紙は、定着装置16にけて送り出される。
前記した現像ローラ8を備える現像器7は、図示されるように、装置本体の現像器7の装着スペースが上下方向に間隔が狭いことから、上下方向に薄くて、左右方向に巾の広いトナー収容ケーシングを有している。このケーシングは、左右方向に複数の室を持つように構成され、各室毎に回転軸がそれぞれ平行となるように配置され、各回転軸に各室内のトナーを攪拌するとともに、現像ローラ8の側の室に向けて送り出すためのパドル9を取り付けている。そして、現像ローラ8の隣室から送り出されたトナーが、現像ローラ8の表面に薄層状態で担持され、感光体ドラム11とのニップ部で、前記静電潜像にトナーを移転させることによって、可視像化されたトナー画像が、感光体ドラム11の表面に形成されることになる。
前記定着装置16は、トナー画像を担持した用紙に対して加熱と加圧作用を付与し、熱で溶融されたトナーが用紙に押圧されて定着される。そして、定着装置を通過してトナー画像が定着された用紙は、排出路17を通って排出ローラ装置18によって、排出トレイ19上に排出される。なお、本実施例に示す画像形成装置1は、表面に画像が形成された用紙(表面記録済み用紙)を、その表裏を反転させて記録部10に戻してから、用紙の裏面にも画像を記録する、両面記録可能な装置として構成されている。
前記画像形成装置1においては、両面記録可能に構成するために、前記排出路17の端部に配置している排出ローラ装置18を、正逆転可能な装置として構成している。前記定着装置16から排出ローラ装置18に至る排出路17は、切換ゲート21を配設した位置において、戻し路20に連結されている。定着装置16を出た表面記録済み用紙は、その用紙自体の紙の腰の強さによって、切換ゲート21を押し上げて排出路17に流入し、正回転している排出ローラ装置18によって、排出トレイ19上に排出されることになる。これに対して、用紙の裏面に画像を記録する場合には、用紙を全て排出する前に排出ローラ装置18を逆回転させて、排出路17内の用紙を逆方向に送り出す。
前記逆方向に送り出された用紙は、排出路17および切換ゲート21の上面に案内されながら戻し路20内に流入し、戻し路20内に配設された搬送ローラ装置22、22aにより、用紙は再び記録部10に向けて送り出される。このときに、用紙の裏面が感光体ドラム11の表面に臨み、用紙の表面に記録する場合と同様の動作が繰り返されて、記録部10で用紙の裏面に画像が記録されることになる。なお、本実施例に示す画像形成装置1においては、手差しトレイ25を配設しており、給紙ローラ26によって記録部10に向けて給紙される。
前記感光体ドラム11および現像器7は、いずれも消耗品であり、感光体ドラム11が使用により劣化したり、現像器7のケーシング内のトナーが不足して、その本来の機能を発揮できなくなった時には、画像形成装置のオペレータによって交換される。これらの消耗品11、7は、装置本体のフロント側に取付けたフロントカバー(図10参照)が開かれた状態で、装置のフロント側に引き抜かれて装置本体から取り外されて、装置本体の奥の側に押し込まれて、その押し込まれた位置に保持されるように構成されている。
本発明は、前記感光体ドラム11または現像器7を装置本体から取り外す際に、前記感光体ドラム11や現像ローラ8に付着しているトナーが舞い散り、LEDヘッド15のレンズ面を汚染する恐れがあるという問題に対処しようとするものである。そのために、これらの消耗部品11、7が装置本体から取り外す際には、LEDヘッド15をこれらの消耗品11、7から離間させておくことを特徴としているものである。前記LEDヘッド15は、図2〜図5に示すような構成を有するものであり、図2の分解斜視図に示すような複数の構成部品を、図3の組み立て斜視図に示すように組み立てている。装置本体のフレーム40に取付けられるLEDヘッド15は、LED本体30、保持枠部材33、被押圧板42および、これ等を組立るための各機能部品としてのネジ部材36b、コイルバネ38と43とから構成されている。
前記LED本体30の筐体内に、複数のLED素子を配列した基板が収容されており、そのLED素子の発光面側に、光出力部としてのセルフォックレンズ31が、LED本体30に筐体の下端面よりも突出して固定されている。前記セルフォックレンズ31の端部が感光体ドラム11の表面に対して、約8〜10mmの間隔が空くように位置決めされた状態で、感光体ドラム11の表面に向けて、画像情報に応じた光信号が出力される。
図4および図5に示すように、LED本体30の筐体の長手方向両側壁に、外側に突出する突部材32が形成されている。前記LED本体30は、その周囲と上部とが、フレーム40と保持枠部材33等により囲まれた状態で、前記突部材32を保持枠部材33の両側板34に穿設したガイド孔35にはめ込んで、このガイド孔35の長手方向(図5の上下方向)に摺動自在に保持枠部材33に保持されている。前記保持枠部材33の天板33aの長手方向両端から上突部材37が上側に突出されており、この上突部材37の内部に図示を省略する円柱状の凹所が形成されている。前記上突部材37の凹所内に圧縮コイルバネ38が介挿され、この圧縮コイルバネ38は、LED本体30の筐体の上面を押圧する。そして、前記ガイド孔35の確定する下面にLED本体30の突部材32の下面が当接し、LED本体30の保持枠部材33に対する位置決めがなされる。
前記保持枠部材33に保持されたLED本体30は、装置本体のフレーム40と感光体ドラム11の間に配置され、装置本体のフレーム40に近接・離間する方向(感光体ドラム11の表面に対して離間・近接する方向)に変位させることができる。なお、前記フレーム40は板状の部材であって、その長手方向両端に孔41aが穿設され、これらの孔41aに円柱状のガイドロッド36が挿通されるもので、前記ガイドロッド36は、保持枠部材33の天板33aの長手方向両端部に形成されている部材である。前記フレーム40の上側には長い板状の被押圧板42が配置され、ガイドロッド36が孔41aに挿通された状態で、被押圧板42の長手方向端部とガイドロッド36とをネジ部材36bで締結することで、前記被押圧板42と保持枠部材33とが固定される。このように、被押圧板42と保持枠部材33とを組み付けることによって、保持枠部材33に保持されたLED本体30は、フレーム40に対して被押圧板42と一体的に、感光体ドラム11に離間・近接する方向に移動可能となる。
また、前記フレーム40の上面には、孔41aの内側寄りの位置に、上側に開口した凹部41bが形成され、前記被押圧板42の下面には、両端よりも内側寄りの位置に、下側に開口する凹部(図示を省略)が形成されている。そして、前記LED本体30、保持枠部材33および被押圧板42からなるLEDヘッド15を、フレーム40に取付けた状態では、フレーム40の凹部41bと被押圧板42の凹部とが対向し、圧縮コイルバネ43の一端がフレーム40の凹部41bに嵌め込まれ、他端が被押圧板42の凹部に嵌め込まれている。前記圧縮コイルバネ43は、被押圧板42をフレーム40から離間させる方向に常に付勢している部材である。
したがって、被押圧板42に締結された保持枠部材33に対して、LED本体30が保持されていることから、前記LED本体30がフレーム40に近接する方向に、常に付勢されていることになる。そこで、被押圧板42に力が作用していない状態では、圧縮コイルバネ43のバネ力によって、被押圧板42がフレーム40から離間した位置、つまり、保持枠部材33およびLED本体30がフレーム40に近接し、かつ、感光体ドラム11から離間した位置に移動することになる。このままで、LED本体30がフレーム40側に移動すると、保持枠部材33の上突部材37がフレーム40に突き当たって、それ以上の移動されることが阻止されることになるが、フレーム40には前記上突部材37を逃がすための貫通孔41が穿設されているため、LED本体30はできるだけ感光体ドラム11の表面から離間することができる。
感光体ドラム11に対する書込み位置に、前記LEDヘッド15を移動させる際に、前記押圧手段50が作動されて、押圧レバー45によりLEDヘッド15(詳しくは、被押圧板42)が押圧されると、LEDヘッド15は圧縮コイルバネ43の力に抗って、感光体ドラム11の表面に向けて接近される。そして、感光体ドラム11または現像器7を取り外すために、フロントカバー60を開いた状態では、被押圧板42に対する押圧力が付与されない状態となる。したがって、圧縮コイルバネ43のバネ力によって、LEDヘッド15が感光体ドラム11から離間した位置に保持されている。
したがって、前記現像器7を収容スペース7aから引き出す際に、現像ローラ8に付着していたトナーが舞い散ったとしても、前記LEDヘッド15は感光体ドラム11および現像器7から離れた位置に退避しているために、そのレンズ面がトナーによって汚染されることを抑えることができる。他方、前記感光体ドラム11および現像器7を装着して、フロントカバー60を閉じた状態では、前記被押圧板42に押圧力が作用する。この状態において、LEDヘッド15は圧縮コイルバネ43のバネ力に抗して、レンズを感光体ドラム11表面に近接させた位置に押圧保持する。
前述したような作用を奏する押圧手段50においては、図6〜図10に示すように、装置本体のフレーム40の上面から立設する一対のブラケット47に、シャフト46が回転可能に支持され、自軸回りに回転するシャフト46に対して、所定の間隔を介して2つの押圧レバー45が固定保持されている。そして、前記シャフト46の長手方向中央部に動作レバー48が固定され、この動作レバー48に連動手段としてのワイヤ49の一端が接続されている。なお、これらのシャフト46、押圧レバー45および動作レバー48によって、押圧部材が構成される。
前記装置本体のフレーム40の上面の略中央位置に、ワイヤ49にテンションを付与する張力付与手段としてのプーリ55が取付けられる。また、フレーム40に対してそのフロント側の位置に、揺動部材としての動作アーム51が、その支点部において、支軸52に対して鉛直軸線回りに回転可能に取り付けられている。前記動作アーム51の作用点側に、前記ワイヤ49の他端が接続されて、各端がそれぞれ動作アーム51および動作レバー48に接続されたワイヤ49が、張力を付与されるような状態で、前記プーリ55に巻き掛けられている。
前記装置本体のフロント側に、ヒンジ61によって開閉可能に取付けられたフロントカバー60の内面には、内面側に大きく突出するような突部材としてのリブ62が形成されている。前記フロントカバー60をオペレータが閉じる動作に伴って、前記リブ61が動作アーム51の力点部Aを、図8の鎖線で示す装置のフロント側寄りの非作用位置から、実線で示すような、装置のリヤ側の作用位置に押しやることになる。その動作により、動作アーム51の作用点部Bが、図8の鎖線で示す装置のリヤ側寄りの非作用位置から、実線で示す装置のフロント側の作用位置に変位し、ワイヤ49によって動作レバー48が引っ張られ、シャフト46が回転して、押圧レバー45が軸回りに傾倒し、LEDヘッド15の被押圧板42を押圧する。本実施例の画像形成装置1では、前記動作によってフロントカバー60を閉じる動作に連動して、押圧レバー45がLEDヘッド15を押圧し、LEDヘッド15は圧縮コイルバネ43のバネ力に抗して、感光体ドラム11側に接近するように配置される。そして、フロントカバー60を装置本体に対して閉じた位置に保持することにより、LEDヘッド15が感光体ドラム11に近接した位置に保持される。
前記フロントカバー60を開くと、リブ62が動作アーム51の力点部Bに作用しなくなるので、圧縮コイルバネ43のバネ力によって、被押圧板42がフレーム40から離間する位置に押しやられ、LEDヘッド15が感光体ドラム11から離間する。前記被押圧板42の動作によって、押圧レバー45も図6に実線で示す作用位置から、鎖線で示す非作用位置に変位し、ワイヤ49を介して動作アーム51が、図8に実線で示す位置から、鎖線で示す位置に変位することになる。
このように、フロントカバー60を開いた状態では、押圧レバー45がLEDヘッド15に作用することがなくなるが、より確実にLEDヘッド15を押圧しないようにするためには、コイルバネ49Bを用いると良い。本実施形態においては、動作アーム51の作用点部Bにコイルバネ49Bの一端を接続し、他端を図示しないブラケットに接続して、リブ62が力点部Aを押圧していない場合に、前記コイルバネ49Bのバネ力によって、動作アーム51を図8の仮想線で示す非作用位置に復帰させるように構成することができる。また、前記シャフト46に対して、図示を省略するが、トーションスプリングを取付け、フロントカバー60が開かれて、リブ62による押圧が解除されたときには、前記トーションスプリングのバネ力で、押圧レバー45を図6の鎖線で示す非作用位置に戻すように構成しても良い。
前述したように構成した本発明の画像形成装置1においては、感光体ドラム11や現像器7を取り外す際に、フロントカバー60を開くという、必ず行う動作に連動して、LEDヘッド15が感光体ドラム11から自動的に離間する。したがって、画像形成装置1のメンテナンスを行う際、具体的には、感光体ドラム11や現像器7を装置本体から取り外す際には、LEDヘッド15が感光体ドラム11から離間しているので、感光体ドラム11や現像ローラ8からトナーが舞い散ったとしても、LEDヘッド15の光照射面がトナーによって汚されることが防がれる。特に、感光体ドラム11や現像器7を装置本体から取り外す際に、必ず開かなくてはならないフロントカバー60を開くという動作に連動させているのである。つまり、前記フロントカバー60を開く動作と、LEDヘッド15を感光体ドラムから離間させる動作とを連動させることで、感光体ドラム11や現像器7を装置本体から取り外す動作を行う前に、オペレータに操作を要求することなしに、LEDヘット15をあらかじめ離間させておくことができる。
なお、前記LEDヘッド15へ外力を付与する手段としては、前述したような本発明の実施形態に説明した構成に限られるものではなく、他の従来公知の技術手段を適用することも可能である。例えば、ワイヤ49を巻き掻けるプーリ55の配設位置や、ワイヤの掛け渡し経路等は、その画像形成装置の記録部の構造に応じて、適宜変更することが可能である。また、前記実施例では、フロントカバー60を1枚の板材で構成した場合で説明したが、例えば、フロントカバーを内外の2重の板材で構成している場合には、そのうちの1つの板材を開閉する動作に連動させて、LEDヘッド15を感光体ドラム11に対して、近接・離間させるように構成することも、本発明の要旨に含まれる。
画像形成装置の構成を示す説明図である。 LEDヘッドの分解斜視図である。 LEDヘッドの組立斜視図である。 LEDヘッドの側面図である。 LEDヘッドを発光面側から見た斜視図である。 押圧手段の作用部の側面図である。 押圧手段の作用部の平面図である。 押圧手段の平面図である。 フロントカバーと動作アームの関係を示す説明図である。 画像形成装置の外観斜視図である。
符号の説明
1 画像形成装置、 2 給紙トレイ、 3 給紙ローラ、 4 用紙搬送路、 5 レジストローラ装置、 7 現像器ユニット、 8 パドル、 9 現像ローラ、 10 記録部、 11 感光体ドラム、 12 クリーニング装置、 13 帯電器、 14 転写ローラ、 15 書込み装置、 16 定着装置、 17 排出ローラ装置、 18 排出トレイ、 20 戻し路、 21 ゲート、 22 搬送ローラ装置、 23 中間体、 24 側板、 25 手差しトレイ、 26 給紙ローラ、 30 LEDヘッド、 31 光出力部、 32 側突部、 33 保持枠、 34 側板、 35 ガイド溝、 36 上突部材、 40 上枠、 42 押し板、 43 スプリング、 45 押圧レバー、 46 シャフト、 47 ブラケット、 48 動作レバー、 49 ワイヤ、 51 動作アーム、 52 支軸、 53 ガイド部材、 55 ガイドプーリ、 56 フレーム、 57 開口、 60 フロントカバー、 61 ヒンジ、 62 リブ。

Claims (3)

  1. 一様に帯電された感光体ドラムの表面に、画像の光を照射して静電潜像を形成するために、LEDヘッドを用いてなる画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の装置本体に配置する感光体ドラムに対して、LEDヘッドを近接および離間可能に配置し、
    前記装置本体のフロントカバーを開閉する動作に連動させて、前記LEDヘッドの感光体ドラムに対する間隔を変化させるように構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記感光体ドラムは、前記フロントカバーを開いた状態において、装置本体のフロント側から着脱可能であり、
    前記フロントカバーを開く動作に連動させて、前記LEDヘッドを感光体ドラムから離間する方向に移動することを特徴する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記フロントカバーを開閉する動作と、LEDヘッドを感光体ドラムに対して、近接および離間させる動作を連動させる手段はワイヤであって、
    前記ワイヤの一端が前記フロントカバーの内面に突出させて設けた突部材により揺動される揺動部材に取付けられ、他端がLEDヘッドを押圧する押圧部材に取付けられることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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