JP2006016963A - スクリーンの作動装置とそれを装備したガラス窓 - Google Patents
スクリーンの作動装置とそれを装備したガラス窓 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006016963A JP2006016963A JP2005190029A JP2005190029A JP2006016963A JP 2006016963 A JP2006016963 A JP 2006016963A JP 2005190029 A JP2005190029 A JP 2005190029A JP 2005190029 A JP2005190029 A JP 2005190029A JP 2006016963 A JP2006016963 A JP 2006016963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- actuating device
- glass
- drive element
- window
- screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B9/00—Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
- E06B9/24—Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
- E06B9/26—Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds
- E06B9/264—Combinations of lamellar blinds with roller shutters, screen windows, windows, or double panes; Lamellar blinds with special devices
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B9/00—Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
- E06B9/24—Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
- E06B9/26—Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds
- E06B9/264—Combinations of lamellar blinds with roller shutters, screen windows, windows, or double panes; Lamellar blinds with special devices
- E06B2009/2643—Screens between double windows
- E06B2009/2646—Magnetic screen operator
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Blinds (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
【課題】スクリーンの作動装置とそれを装備したガラス窓。
【解決手段】作動装置は、スクリーン(3)に直接触れることなく動かさねばならず、特に、断熱の窓の窓ガラスの間の内部空間に配置されていて、作動力が、どのような機械的な接触無しに、外部駆動要素(11、11’)から内部駆動要素(13、13’)に伝達されてもよく、外部駆動要素(11、11’)は、内部駆動要素(13、13’)を回転させる又はスライドさせるために、受動式の内部駆動要素(13、13’)に作用する、回転又は進行波の電磁界を発生するための駆動装置(12、12’)を包含する。この作動装置は又、個々のガラスを嵌めこんだユニットの窓ガラスの間の内部空間に、電動モータを取付けること無しに、断熱のガラスを嵌めこんだユニットの中の、複数のスクリーン又はスラットベネチャンブラインドを、集中制御するのに適している。
【選択図】 図1
【解決手段】作動装置は、スクリーン(3)に直接触れることなく動かさねばならず、特に、断熱の窓の窓ガラスの間の内部空間に配置されていて、作動力が、どのような機械的な接触無しに、外部駆動要素(11、11’)から内部駆動要素(13、13’)に伝達されてもよく、外部駆動要素(11、11’)は、内部駆動要素(13、13’)を回転させる又はスライドさせるために、受動式の内部駆動要素(13、13’)に作用する、回転又は進行波の電磁界を発生するための駆動装置(12、12’)を包含する。この作動装置は又、個々のガラスを嵌めこんだユニットの窓ガラスの間の内部空間に、電動モータを取付けること無しに、断熱のガラスを嵌めこんだユニットの中の、複数のスクリーン又はスラットベネチャンブラインドを、集中制御するのに適している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、請求項1の序文の特徴を持つ、スクリーンのための作動装置に関していて、それを装備したガラス窓及び/又はプラスチック窓に関する。
用語「スクリーン」は、一般的に、外表面、詳細には窓の開口部を暗くする又は覆い隠すための構造となっている、ブラインド、ベネチアンブラインド、スラットブラインド、カーテン等のような、機械的に可動する装置を意味することを、ここでは理解されるべきである。ある応用例として、このようなスクリーンが、例えば、それらが使用者に接近できないように、ガラス窓の陰に及び/又は二つのガラス窓の間に置かれているならば、直接に(手動で)そこに接近すること無く、機械的に作動させなければならない。
特許文献1は、スクリーン又はスラットベネチアンブラインドのための関連性のある作動装置を教えていて、作動装置は、断熱のガラスを嵌めこんだユニットの窓ガラスの間の密閉された内部空間に設置されている。窓ガラスの間の内部空間に、スラットスクリーンのための機械的な駆動装置を制作しなければならないことを、(そしてまた、モータに供給するために、その中に電源ケーブルを導入しなければならないことを、)避けるために、そして窓ガラスの間の内部空間のシールの漏洩を無くすために、前記の特許は、永久磁石を備え付けて、断熱のガラスを嵌めこんだユニットの個々の窓ガラスの一つのどちら側にでも同軸配列にある、二つの回転駆動滑車を提供する。磁界が、このガラスを嵌めこまれたユニットを通過して、外部滑車を回転することによって内部滑車を運転することを可能にする。この内部滑車は、個々の窓ガラスに関して、垂直な軸の周りの駆動軸の回転モーメントを、窓ガラスに平行な軸の周りの回転に変換する傘歯車と連結されている。これは、スラットを前方及び後方に傾けることと、スラットスクリーンを上げ下げすることとを可能にする。
特許文献2は、同軸配置の二つの磁気滑車とカウンタギアを備えた、ほとんど同一構造の装置を開示していて、この作動装置はおそらくスラットを前後に傾けることのみが可能である。
特許文献3は、電気モータによって作動する内部ベネチアンブラインドを備えた断熱のガラスを嵌めこんだユニットを開示する。この公知の説明において、電気モータは、スペーサフレームの角部分に置かれたケースの中に設置される。このケースは、一般的にLの形をしていて、その二つのそれぞれの端部で、スペーサフレームの結合箇所で、中空空間にシールする方法で導入することが出来るシーベルを含む。モータの電気コネクタが外部側に導入されて、(窓ガラスの間の内部空間に向かって)モータの駆動軸が内部側に導入されている。
特許文献4は、断熱のガラスを嵌めこんだユニットの中の、スラットを傾けることになっている作動装置を開示する。外部駆動磁石は、窓ガラスの間の内部空間に置かれた駆動磁石を動かすために、スライドする運動をさせる。それによって、クイックスタートネジ山を有するナットを介して、スラットを傾ける運動が生じる。
特許文献5は、外部磁石が、スラットを傾けるために又は上げ下げするために、スライドすることが出来る、別の変形を開示する。
本発明の根拠となる課題は、どのような外部作動部品も無しで、かつケーブルを導入することなく操作できる、前述のタイプとは別の作動装置を提供することであり、この装置を備えた断熱のガラスを嵌めこんだユニットを提供することである。
本発明に従って、この課題は、作動装置に関する請求項1の特徴によって解決された。独立請求項に従属する請求項の特徴は、本発明の利点である実施形態を表している。
本発明に従って、外部駆動要素が、回転(平面)電磁界又は進行波電磁界を発生させるための手段を包含し、その磁界が、内部駆動要素の変位のためにそこで整合した内部駆動要素に作用する場合に、このサイドで、機械的作動部分を完全に不要とすることが可能である。この目的のために、回転磁界が平面磁界としてみなされる。なぜならば回転磁界は、ロータの周囲を取り囲んでいる筐体で発生せず、平面又は円盤型筐体から外部に向かって伸長する。そして進行磁力線から成る「包絡線」を形成する。
本発明に従って、三相電流モータ又はリニアモータの公知の技術が、さもなければステッピングモータが、どのような接触も無く、望ましい運動を伝達するために使用される。そして、どのような場合においても、二つの駆動要素の間で、どのような直接の機械的な接触も無しに、受動式要素又は出力「レシーバ」要素が、順次その運動を直接的に又は間接的にスクリーンに伝達する。
本発明の枠の範囲で、「外部の」駆動要素が、全ての場合に、容易に接近可能で、電源が持つ(ケーブル貫通部等を経由するような)どのような大きな制約も無しに、電源を供給することが出来る要素を意味するのに対して、「内部の」駆動要素は、閉じられた空間に配置されなければならないことを全く意味せず、単に通常、外部から直接の介入が及ばない、そして直接的又は間接的にスクリーンと機械的に連結されることを意味する。
内部駆動要素が、発明に従う好ましい適用のために、それ自身の電源供給なしに運転されるかもしれないが、もしも電源供給が必要であることを証明するならば、又はもしもこの供給が高価な追加経費を必要としないのならば、排除さるものではない。例えば、太陽光電池及び蓄電池を使用して、電源を供給することが可能である。結果として、例えば断熱のガラスを嵌めこんだユニットの窓ガラスの間の内部空間のような、閉じられた空間でさえ、導線のための貫通部を設けることなく、ある量のエネルギーを供給することが、可能となるであろう。
力と運動は、全ての既存の手段でもって、上記で述べたように伝達されても、勿論よい。その結果、冒頭に述べられた本発明のようなカウンタギアによる直接の駆動装置は別として、溝、クイックスタートねじ山又はスピンドルや同様のデバイスによる駆動装置で伝達されてもよい。勿論、本発明に従う解決策は、単純に傾けること/単純な水平の又は斜めの変位/単純な上げ下げのためと、必要に応じて、スクリーンを傾けることおよび変位/上げ下げためとの、両方に適している。
クランクハンドル又はそのような物の機械的な制御手段に代わって、外部駆動要素の接続が、使用者の望みに従って、スクリーン、スラット又はカーテンの作動の望ましい方向に逆行する(既存のモータ化されたスクリーンのような)電気的な制御装置を備えて、ここに作られる。その結果、外部駆動要素に直接接続するための、唯一の電気的な(多極の)接続が要求され、一方、制御装置は、その他のどのような箇所に設置されてもよい。
これは又、数個の同様な作動装置の集中制御を可能にし、例えば、大きなガラスが嵌めこまれた壁の場合に、非常に有益であるかもしれない。
しかし、好ましい三相非同期モータの適用原理は、外部と少なくとも電気的/直流電気の又は機械的な接触のない短絡ロータの使用を可能にしている。
勿論、本発明の範囲からは除外するものではないが、例えば、電源喪失又は制御の、付加的には機械的装置に起こりうる故障の事態において、非常用駆動として本発明に従う作動装置がまた併用される。
この作動装置の最も好ましい用途は、複数のガラスを嵌めこんだユニット、詳細には断熱のガラスを嵌めこんだユニットであり、冒頭で論じた従来技術と同様に、スクリーンが、外部から通常接近できない内部空間に組込まれる。しかし、絵画のためのスクリーンのような、その他の用途が考えられる。スクリーンは、絵画の前のガラスの後ろに置かれ、視界から絵画を隠すことが出来る選択を提供する。一般的に、本発明はまた、磁力線を十分透過する不透明な窓ガラス又は分離している筐体(body)と共に使用することが出来る。
回転磁界装置は、通常、十分なトルクを加えるように、(偏り無しに巻き線の軸を駆動するように、有効な搭載スペースが、ガラス窓を横切る平面に回転磁界装置を搭載することを可能にしない限り、)窓ガラスの一つの表面に予め置かれるけれど、リニアモータを備えた本発明の実施形態は、-対応する有効な空間があり、又は駆動装置が相当する力を供給するならば-例として、複数のガラスを嵌めこんだユニットのスペーサフレームに、また設置されてもよいし、又は上記のフレームに直接一体化されてもよい。この結果、この作動装置は、ガラス窓の両側に必ずしも配置されずに、中間の窓枠で完全に隠してもよい。必要なケーブル接続は、勿論この場合に、窓ガラスの間の内部空間に向かって、(断熱のガラスを嵌めこんだユニットの)窓枠を貫通させてはいけないが、ガラスのための窓枠の溝で及び外部枠に導入されてもよい。
必要に応じて、単機の作動装置によって発生できる力が不十分であれば、内部に及び/又は外部に、数個の駆動要素を有するスクリーンを用意することも可能となるだろうし、例えば、複数の部品のスラットベネチアンブラインドの場合に、調和と同期した運動の実施をすることも可能となる。
本発明の主題のその他の細部と優位性は、例示の実施形態の図と以下の詳細な記述から明白となるだろう。
単純化した表示において、定めたスケールで描かれていない。
図1は、窓枠2の陰に駆動軸4と1組のスラット5を備えたスラットベネチアンブラインドの形をしているスクリーン3を配置した、窓枠2を有するガラス窓1を示す。図は、スラット5が機械的に駆動軸4に接続されることよって、接続するケーブル5Sを2重点線で示す。その他の同様な接続は、もし必要ならばスラットの長さに沿って配置されるが、図示された部分では見えない。駆動軸4は、ガラス窓1に隠れて回転するように、詳細には示していない(それ自体公知の)方法で組込まれる。
(例えば端部で接合されて、)見る方向でガラス窓の陰に位置する窓枠2は、それ自体公知の方法で、スラットのための-ここに破線で記号として示されている-ガイドレール2Sを包含してもよい。それはガラス窓1の内表面と接触することから、スラットを保護する。窓ガラスの表面が、擦り傷に敏感なコーティング(例えば、断熱/赤外線反射コーティング)を備えている場合は、ガイドレール操作が、特に慎重になる。
ガラス窓1は、例えば断熱ガラスを嵌めこんだユニットのような、複数のガラスを嵌めこんだユニットの一部を、必ずしもではないが、形成してもよい。ガラスを嵌めこんだユニットの第二窓ガラスは、(平行線によって示され、遠近法によって少し位置がずれて、ガラス窓1の上辺左端に沿って、)ここに図示したガラス窓1に平行である。そこで、窓枠2はこれらのガラスを嵌めこんだユニットに、通常のスペーサフレームを形成する。
けれども、ガラス窓1が、絵画の枠を覆っているガラスであってもよい。全ての場合に、スクリーン3は、ガラス窓1を介して光及び/又は視界の通過を変更/制御するようになっている。
スクリーン3のための又はその駆動軸4のための作動装置10は、ガラス窓1の上辺左側の角に設置される。この装置は、ここに円形で示した二つの駆動要素11と13を包含する。
能動式の駆動要素11は、ガラス窓1の(見える方向の前面の)外部の位置にあるのに対し、単に1点鎖線で示される受動式の駆動要素13(同様に、出力装置)は、駆動軸4のベアリングの範囲で、同軸上に又はガラス窓1に隠れる同一軸で固定される。
能動式の駆動要素11は、リバーシブルな面内回転電磁界(その結果、時計回り及び反時計回りに作動することが出来る)を発生するための駆動装置12を包含する。この駆動装置12は、円形の破線で示されている。この円形に位置するものは、例えば、適当な活性化によって上記の面内回転磁界を発生する磁気コイルであってもよい。この回転磁界の力線は、駆動要素13の所まで、ガラス窓1を介して見える方向に沿って拡張し、磁気コイルによって捕獲され、一方それらの回転運動は、破線の円形に沿って伝達する。
装置12は、ケーブル14を経由して制御装置15に接続され、単に記号として図示した電圧供給とスイッチング手段を順次包含する。そして、装置12によって回転磁界は、述べられた方法で活性化される。制御装置15は、必ずしもガラス窓のごく接近したところに配置する必要はない。
受動式の駆動要素13は、詳細には示されていないが、-好ましくはガラス窓と直接に接触しないで-回転磁界によって、リバーシブルで、連続で又は非連続で回転出来て、軸13Aとカウンタギア(示されない)を経由して駆動軸3(同様に、リバーシブルで)を回転させることが出来る(容易な回転ベアリングで回転可能な)ロータを包含する。ロータは、面内回転磁界の軸と共に同軸上に据付けられる。このように、もしも、変位又は傾きに対応する機構が提供されるならば、(暗くしたり明るくしたりするための)スラットを傾けること及びスラットを上げ下げすることが可能となる。
その結果、全般的にこの力の伝達装置は、ある種の平面三相モータ(非同期モータ)を形成し、その二つの部品は、(磁界に対し透過性である)固体の窓ガラスによって互いに分離される。内部に置かれた(短絡した)ロータは、それ自体磁石(永久磁石又は電磁石)である必要はない。ただそれは、意図された目的に適切な配置で(例えば、円周に一様に分布する磁気的に短絡した奇数の鉄芯)、磁気的に導体の又は磁化性の材料(一般に軟鉄)から成立たなければならない。それはまた、(ブラシ又はそのような)電気的な供給を必要としなくて、最も簡単な場合に、単なる受動式の機械的な出力要素である。
同様に、内部に設置されたロータは、スクリーンを駆動するための力が必要な場合に、永久磁石又は電磁石を、必要に応じて装備してもよい。
装置13の回転磁界の回転速度とロータの巻き線の速度との間の差異(すべり)が発生することは、これらの差異がこの駆動原理で当然の避けられないものであるから、また必然的である。
結局、この駆動はまた、電磁界が静止した状態を(少なくとも一時的に)発生することの事実によって、保持力を生じてもよい。
この力の伝達装置は、機械的に作動する外部駆動部品無しで、スクリーン3が据付けられた後で、断熱ガラスを嵌めこんだユニットの永久的に密閉された内部空間の、ガラス窓1のガラスを横切って損耗することなく、回転トルク又は駆動の伝達を供給する。
この回転駆動は、カーテンの又は垂直に吊られたスラットの、前後(水平の)運動に、(従来技術から公知の)この目的のために必要とされる機構が連結される限りにおいて、使用されてもよいことが明白である。
制御装置15は、分離したスクリーン3の個別の制御の、及び同期して作動する数個のスクリーンの両方のためになるように製作されてもよい。勿論、スクリーンの望ましい位置を予め決定するためのそれぞれの手動制御を別として、対応するスクリーンを自動的に管理することによって、ガラスの嵌められたユニットを暗くするように制御装置15を有する、例えば、一つ又はそれ以上の、光のあるいは熱の検知器又はタイマ又はそのような物の制御部材16によって、リモート制御を組合せることも可能である。このように、スクリーン、及びここに述べられこの目的のために準備されたタイプの自動装置を有する大型のガラスを嵌めこまれた表面(壁)を備え付けることさえ可能となるだろう。けれども自動制御の場合でさえ、一つ又はそれ以上のスクリーンのための手動制御を加えて、用意することが可能であってもよい。
変形として、図2は、水平方向に作動するリニアモータ(竪型ステータを有するセグメント化された三相非同期モータ)の原理に従って、線形で作動する駆動装置10を説明する。しかし、先の実施形態の駆動装置への考慮は、全て適用可能である。移動する外部駆動磁石の代わりに、この場合は、連続的に又は非連続的に伝播する進行波電磁界を発生するための装置12を有するリニア駆動要素11がある。リニア駆動要素11は、例えば、適当な動的駆動によって系列に沿って伝播する磁界を発生することが出来る一連の電磁石のような、竪型ステータとして、成り立っている。磁界は、要求次第で、系列の方向でより長く又はより短くしてもよいし、駆動要素11が非常に長い場合には、数個の部分に分けることも可能である。
各々スラット5に機械的に連結された2つの短絡ロータが、受動式の駆動要素13’の1部分としてここに表示される。それらは、並列して設置することは、必ずしも必要ではない。(しかし、単機ロータのみの用意で十分であってもよい。)たとえこれが、2重矢印によって表示されたような、あるズレを持っていても、それらは、装置12’の前述の進行波磁界よって、遠隔操作で駆動する。窓枠から垂直に懸架され、例えばガイドレール2Sによって、水平にガイドされたスラット5は、共にグループ化される場合に、相互に駆動されてもよく、一方、それらを分離するために、接続ケーブル5Sを用意することが、再び可能である。さらに、右端に位置するスラットの上の二つの矢印によって表示されるように、スラット5は、適切な機構によって、長て方向の軸に対して、前後に傾けてもよい。
ロータを備えた、2つ以上のスラットがあってもよく、事実、全てのスラットがロータと共に備え付けられてもよく、及び/又は、表示されたような駆動装置11’又は進行波磁界の装置12’の全長を越えた区間で、これらのロータを配置することが可能である。その長さを越えて同一方向で数個の進行波磁界を発生すること可能である、このような方法で、進行波磁界の装置を部分に細分化することもまた可能である。そこでスラット5の作動が、進行波磁界を発生している数箇所で同時に開始されても、それにより機械的に分離する部分が無いとしても、どのような込合った状態をも防止される。もしも、ロータの一つ又は全てが停止にいたった場合に、進行波磁界が、即刻遮断されなければ、損傷は発生し得ない。勿論、これは、図1の回転磁界の装置の場合に、同様の方法で、例えば、スラット5が、ブロックで共にグループ化されている場合に適用する。
この駆動装置10’が、ガラス窓1の側面端部に沿って設置されてもよいことが直ちに理解されるだろう。装置12’を有する能動式の駆動要素11’は、この場合に、窓の表面に、側面端部に並列して又は(断熱のガラスを嵌めこんだユニットの場合に)スラットとほぼ同じ平面で窓枠2と並列して設置されてもよい。スペーサフレームの一つの特定の実施形態において、窓枠2の中の装置12’を有する駆動要素11’の全体を一体化することさえ可能となろう。それぞれの場合に、ガラス窓1又は窓枠2(又は、代わりに窓枠の壁部分)は、何時も外部駆動要素と内部駆動要素の間にある。このように、断熱のガラスを嵌めこんだユニットのガラスの間の内部空間は、密閉された状態であり、機械的又は電気的な伝達手段による貫通部は必要ないだろう。
ここに再び、図1で示した制御装置に関連する考慮が妥当である制御装置15が、再びケーブル14によって装置12’に接続される。
ガラス窓1は、装飾、開口部、又は固定されたフレームとサポートのような他のどのような特定の要素も無い、単純化した方法で、ここに示される。そしてまた、駆動部品に対して覆いとなる。勿論、駆動部品は、必要に応じて、詳細に提供される。
1 ガラス窓
2 窓枠
2S ガイドレール
3 スクリーン
4 駆動軸
5 スラット
5S 接続ケーブル
11 駆動要素
14 ケーブル
15 制御装置
2 窓枠
2S ガイドレール
3 スクリーン
4 駆動軸
5 スラット
5S 接続ケーブル
11 駆動要素
14 ケーブル
15 制御装置
Claims (20)
- スラット(5)とカーテンのような、スクリーン(3)のための作動装置であって、作動装置は、スクリーン(3)に直接触れることなく動かさねばならず、特に、断熱の窓の窓ガラスの間の内部空間に配置されていて、装置の作動力が、どのような機械的な接触も無しに、外部駆動要素(11、11’)から、スクリーンに連結された内部駆動要素(13、13’)に伝達できる作動装置において、該外部駆動要素(11、11’)が、該内部駆動要素(13、13’)を回転させる又はスライドさせるために、連結した該内部駆動要素(13、13’)に作用する回転又は進行波の電磁界を発生するための駆動装置(12、12’)を具備することを特徴とするスクリーン(3)のための作動装置。
- 該外部駆動要素(11)が、リバーシブルな、好ましくは面内で回転磁界を発生させる構造となっていることと、該内部駆動要素(13)が、この回転磁界の軸とほぼ同一な軸となっている回転軸(13A)に設置されることとを特徴とする、請求項1に記載の作動装置。
- 該外部駆動要素(11’)が、線形に伝播するリバーシブルな、進行波磁界を発生させる構造となっていることと、該内部駆動要素(13’)が、この進行波磁界にほぼ平行な線に沿って、スライドするように設置されることとを特徴とする、請求項1に記載の作動装置。
- 該回転磁界又は該進行波磁界が、三相非同期モータの原理に従って、該外部駆動要素(11、11’)で生み出されることと、該内部駆動要素(13、13’)が、少なくとも一つの短絡ロータを包含することとを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の作動装置。
- 該回転磁界又は該進行波磁界が、ステッピングモータの原理に従って、該外部駆動要素(11、11’)で生み出されることと、該内部駆動要素(13、13’)が、少なくとも一つの、永久磁石化又は電磁石を包含することとを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の作動装置。
- 独立した電源供給が、該内部駆動要素のために、詳細にはそれを充電するための蓄電池と光電池が用意されることを特徴とする、請求項5に記載の作動装置。
- 二つの駆動要素(11、11’と13、13’)が、ガラス窓(1)の二つの側面に、詳細には断熱のガラスを嵌めこんだユニットの個々の窓ガラスの二つの側面に、設置されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の作動装置。
- 二つの駆動要素(11’と13’)が、窓枠(2)の二つの側面に、詳細には断熱のガラスを嵌めこんだユニットのスペーサフレームの二つの側面に、そして好ましくは該スクリーンのほぼ面内に設置されることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の作動装置。
- 該進行波磁界が、垂直の又は斜めの又は水平の線に沿って発生することを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の作動装置。
- 該回転磁界又は該進行波磁界を発生させるための、該外部駆動要素(11,11’)とその装置(13,13’)とを駆動させるために、電気的な制御装置(15)を有する、請求項1から9のいずれか一項に記載の作動装置。
- 該制御装置(15)が、集合的に又は個別に制御するように、数個の駆動要素(11、11’)と同時に接続されていることを特徴とする、請求項10に記載の作動装置。
- 少なくとも一つの、検出器の形をしているスイッチング部材(16)又はタイマ又はそのような物が、該第一駆動要素(11、11’)とその装置(12,12’)を自動的に制御するために、該制御装置(15)に接続されることを特徴とする、請求項10又は11に記載の作動装置。
- 該内部駆動要素(13、13’)が、該スクリーン(3)又はそのスラット(5)に、直接的に又はギアを介して連結されることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の作動装置。
- 該スクリーン(3)が、スラットベネチアンブラインドから構成されていて、スラットベネチアンブラインドの該内部駆動要素(13’)が、該スラットを、傾ける及び/又は、水平に、斜めに又は垂直にスライドさせるために、該スラットと機械的に連結されることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の作動装置。
- 該内部駆動要素(13’)が、進行波磁界によって駆動される数個のロータを包含していて、ロータが、毎回、数個のスラット(5)の少なくとも一つと連結することを特徴とする、請求項14に記載の作動装置。
- スクリーン(3)と少なくとも一つの作動装置(10)とを有する、ガラス窓(1)、詳細には断熱のガラスを嵌めこんだユニットであって、外部及び内部駆動要素(11,11’、13、13’)が、該ガラス窓(1)の又は該断熱のガラスを嵌めこんだユニットの個々の窓ガラスの、二つの側面に配置される、請求項1から15のいずれか一項に記載のガラス窓(1)、断熱のガラスを嵌めこんだユニット。
- 該スクリーン(3)と該内部駆動要素(13、13’)とが、断熱のガラスを嵌めこんだユニットの窓ガラスの間の内部空間に設置されることと、該外部駆動要素(11、11’)が、個々の窓ガラスの一つの表面に、又は該個々の窓ガラスの一つの側面に設置されることを特徴とする、請求項16に記載の断熱のガラスを嵌めこんだユニット。
- 該外部駆動要素(11’)が、該ガラス窓(1)の窓枠(2)の上に又は中に設置されることを特徴とする、請求項16又は17に記載のガラス窓。
- スクリーンのための、少なくとも一つのガイドレールを包含する窓枠(2)を有して組立てられることを特徴とする、請求項16から18のいずれか一項に記載のガラス窓。
- 複数の窓枠を有する、ビルへのガラスの嵌め込み、詳細には壁へのガラスの嵌め込みであって、請求項16から19のいずれか一項に記載のビルへのガラスの嵌め込み、壁へのガラスの嵌め込み。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE102004031510A DE102004031510A1 (de) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | Betätigungseinrichtung für Blenden und damit ausgestattete Fensterscheibe |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006016963A true JP2006016963A (ja) | 2006-01-19 |
Family
ID=34942652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005190029A Pending JP2006016963A (ja) | 2004-06-30 | 2005-06-29 | スクリーンの作動装置とそれを装備したガラス窓 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1612365A1 (ja) |
JP (1) | JP2006016963A (ja) |
KR (1) | KR20060048696A (ja) |
CN (1) | CN1715610A (ja) |
DE (1) | DE102004031510A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102242600B (zh) * | 2010-05-11 | 2013-03-06 | 庆丰富实业股份有限公司 | 电动百叶帘制动控制方法 |
FR2977907B1 (fr) * | 2011-07-11 | 2013-08-09 | Somfy Sas | Dispositif de commutation pour un ensemble moteur de store interieur ou exterieur a lames |
ITMI20130962A1 (it) * | 2013-06-12 | 2014-12-13 | Pellini Spa | Dispositivo per regolare l'orientazione delle lamelle di una tenda alla veneziana posta all'interno di una vetrocamera |
CN110670919B (zh) * | 2019-10-15 | 2021-03-23 | 溆浦县龙潭天然食品有限公司 | 一种晾晒风干房 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1174476B (de) * | 1957-01-25 | 1964-07-23 | Detag | Abblendvorrichtung mit einem in einer Doppelscheibe angeordneten Vorhang |
US3201832A (en) * | 1963-03-04 | 1965-08-24 | Polarpane Corp | Hermetically sealed window and blind unit |
DE2921608B1 (de) * | 1979-05-28 | 1981-01-29 | Klaus Maier | Isolierglaseinheit mit wasserdampf- und luftdichtem Innenraum sowie mit in diesem beweglichen Sonnen-, Sicht- oder Wärmeschutzeinrichtungen, die von außen magnetisch bewegbar sind |
GB2219335B (en) * | 1988-06-03 | 1992-01-02 | Hunter Douglas Ind Bv | A multiple glazed window unit |
IT1269540B (it) * | 1994-03-11 | 1997-04-08 | Pellini Srl | Dispositivo per l'azionamento di tende veneziane in vetrocamera mediantete giunto magnetico frontale |
FR2731037B1 (fr) * | 1995-02-27 | 1997-05-16 | Plumer Sa | Dispositif de montage d'un tube enrouleur, notamment d'un volet roulant |
DE29515570U1 (de) * | 1995-09-29 | 1997-02-06 | Hueppe Form Sonnenschutz | Raffbare Lamellenjalousie |
US5699845A (en) * | 1996-09-25 | 1997-12-23 | International Window Fashions, Inc. | Magnetic tilt mechanism for Venetian blinds |
DE19840331A1 (de) * | 1998-09-04 | 2000-03-09 | Warema Renkhoff Gmbh & Co Kg | Jalousie in Isolierverglasung |
IT1307404B1 (it) * | 1999-10-13 | 2001-11-06 | Finvetro Srl | Gruppo di azionamento per tende a veneziana o simili all'interno divetrocamere |
DE10053408A1 (de) * | 2000-10-23 | 2002-05-02 | Bodo Kerl | Fenstereinheit mit in den Scheibenzwischenraum integrierter Licht- und Wärmeschutzblende |
GB0107774D0 (en) * | 2001-03-28 | 2001-05-16 | Ford Global Tech Inc | Fuel metering method for an engine operating with controlled auto-ignition |
DE10342605B3 (de) * | 2003-09-12 | 2004-12-16 | Warema Renkhoff Gmbh | Isolierverglasung mit einem innenliegenden Sonnenschutz |
-
2004
- 2004-06-30 DE DE102004031510A patent/DE102004031510A1/de not_active Withdrawn
-
2005
- 2005-06-20 EP EP05300490A patent/EP1612365A1/fr not_active Withdrawn
- 2005-06-29 CN CNA2005100810673A patent/CN1715610A/zh active Pending
- 2005-06-29 JP JP2005190029A patent/JP2006016963A/ja active Pending
- 2005-06-29 KR KR1020050056993A patent/KR20060048696A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20060048696A (ko) | 2006-05-18 |
EP1612365A1 (fr) | 2006-01-04 |
CN1715610A (zh) | 2006-01-04 |
DE102004031510A1 (de) | 2006-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3243534B2 (ja) | 2枚の窓ガラスの間の密封チャンバー内のベネチャンブラインドを対面した磁気連結によって操作するための装置 | |
EP0863289B1 (en) | Actuation unit for venetian blinds or the like | |
US6332491B1 (en) | Actuation assembly for venetian blinds or the like inside double-glazing units | |
US20060118250A1 (en) | Blind assembly for insulated window | |
US6065524A (en) | Actuator device for actuating a venetian blind or the like arranged inside a double-glazing unit | |
JP2006016963A (ja) | スクリーンの作動装置とそれを装備したガラス窓 | |
EP1281832B1 (en) | Actuation assembly for shutters inside double-glazing units | |
US3199858A (en) | Power window operator | |
EP1753930B1 (en) | Magnetic brake for powered window covering | |
KR101101362B1 (ko) | 복층유리용 전동 블라인드 | |
CN102518379A (zh) | 可控调光门窗组件及采用该组件的家居配套 | |
CN207598165U (zh) | 一种隔音型中空百叶玻璃窗 | |
JP2004011389A (ja) | 複層ガラス窓内蔵型遮光機構 | |
CN214463795U (zh) | 易维护的手动电动两用太阳能供电中空内置遮阳装置 | |
CN219411396U (zh) | 一种可旋转百叶隔断装置 | |
KR20220091185A (ko) | 차양 및 채광수단의 비접촉 전동 구동장치 | |
CN202645391U (zh) | 可控调光门窗组件及采用该组件的家居配套 | |
CN215292158U (zh) | 一种智能门窗结构 | |
CN214850842U (zh) | 一种蜗轮式传动的横向开合帘电机 | |
JP2007039968A (ja) | 複層ガラス内蔵ブラインド | |
JP2889452B2 (ja) | 複層ガラス内蔵ブラインド装置 | |
JPH07194092A (ja) | 永久磁石使用型回転力伝動装置およびブラインド内蔵型複層ガラス | |
CN115110801A (zh) | 一种适用于沙漠环境的玻璃夹沙房 | |
KR101707479B1 (ko) | 단열 창호 | |
CN113250588A (zh) | 一种新型中空玻璃窗 |