JP2006016381A - コラーゲン加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来公知の製造方法により製造されたコラーゲン粒子をナノメーターサイズまで超微粒子化する。
【解決手段】従来公知の製造方法により製造されたコラーゲンを微粒子状のコラーゲン粒子とし、然る後、前記コラーゲン粒子を、塩素を含まず、酸化還元電位が200mV以下であって、且つ活性水素を含む特性を有する電解還元水中に添加混入して攪拌混合し、混合液の調整を行って流状物とし、該流状物を超微粒子化装置に圧送して、前記電解還元水中の活性水素により超微粒子化工程中に発生する活性酸素を消去して、コラーゲン成分を劣化させることなく、コラーゲン粒子全体を超微粒子化して破砕することにより、前記超微粒子化したコラーゲン粒子からコラーゲン成分を流状物中に抽出し、然る後、該流状物を乾燥して乾燥コラーゲン成分として取出す。
【選択図】なし

Description

本発明は、動物の骨、軟骨、腱等を原材料として製造されたコラーゲン粒子を、ナノメーターサイズまでコラーゲンの有効成分を劣化させることなく、超微粒子化することにより、コラーゲンを健康食品として食する場合、人体への吸収性を高めることができ、またコラーゲンを化粧品の材料として使用すると、皮膚への浸透性を高めることができるコラーゲン加工方法に関するものである。
コラーゲンは、人間や動物の体をつくるのに欠かせないタンパク質の一種で、体の部位では、骨、軟骨、腱、皮膚、歯等に多く含まれている。そして、食品としてのコラーゲンは、血管を丈夫にし、弾力を与え、且つ骨粗鬆症や関節炎を予防するという効果があることが知られており、また化粧品としてコラーゲンは、皮膚に張りや弾力を与え、且つ皮膚に必要な水分を保持させるという効果があることが知られている。
前記コラーゲンを食品として食し、または化粧品として皮膚に塗布する場合、コラーゲン粒子の粒径が小さいほど人体への吸収性が高くなり、また皮膚への浸透性も高くなることは当然のことである。そして、従来、コラーゲン粒子をナノメーターサイズまで超微粒子化されたものは実用に供されていない。
平成16年2月20日、株式会社ケイツー出版発行「健康食品の選び方Vol.1」P70の「コラーゲン」の記事中の「コラーゲン製造法の例」
前記のように、従来、コラーゲン粒子を、ナノメーターサイズまで超微粒子化されたものは、実用に供されておらず、また非特許文献1には、コラーゲンを原材料から粒子にするまでの工程は開示されているが、更に、これをナノメーターサイズまで超微粒子化する加工方法については、全く開示されていない。従って、従来製法によって得られたコラーゲンを食品とした場合、人体への吸収性が悪く、また化粧品の原料とした場合、皮膚への浸透性が悪く、コラーゲンの保有する前記各効果を充分に発揮させることができないという課題があった。
本発明は、前記課題を解決すべくなされたもので、従来公知の製造方法により製造されたコラーゲン粒子を、超微粒子化装置により超微粒子化することにより、食品とした場合、人体への吸収性を高め、且つ化粧品の原料とした場合、人体皮膚への浸透性を高めることができるコラーゲン加工方法を提供しようとするものである。
本発明は、従来公知の製造方法により製造されたコラーゲンを微粒子状のコラーゲン粒子とし、且つ該コラーゲン粒子と、水道水、または天然水を電解して得られた塩素を含まず、酸化還元電位が200mV以下であって、且つ活性水素を含む特性を有する電解還元水、またはアルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水とを混合した流状物を超微粒子化装置に高圧で圧送して、前記コラーゲン粒子を含む流状物を高圧のもとで衝突させて、コラーゲン粒子を破砕して超微粒子化すると共に、コラーゲン粒子中のコラーゲン成分を前記流状物中に抽出して、コラーゲン成分を流状物として取出し、該流状物を、低温乾燥と凍結乾燥の併用、または低温乾燥と凍結乾燥のいずれかにより、水分を除去し、ビタミン等の有効成分の熱による破壊を防いで、乾燥コラーゲン成分として取出すという加工方法を採用することにより、上記課題を解決した。
本発明のコラーゲン加工方法によれば、従来公知の製造方法により製造されたコラーゲンを微粒子状のコラーゲン粒子とし、且つ該コラーゲン粒子と、水道水、または天然水を電解して得られた塩素を含まず、酸化還元電位が200mV以下であって、且つ活性水素を含む特性を有する電解還元水、またはアルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水とを混合した流状物を超微粒子化装置に高圧で圧送して、前記コラーゲン粒子を含む流状物を高圧のもとで衝突させて、コラーゲン粒子を破砕して超微粒子化すると共に、コラーゲン粒子中のコラーゲン成分を前記流状物中に抽出して、コラーゲン成分を流状物として取出し、該流状物を低温乾燥と凍結乾燥の併用、または低温乾燥と凍結乾燥のいずれかにより、水分を除去し、ビタミン等の有効成分の熱による破壊を防いで、乾燥コラーゲン成分として取出すことができる。
そして、前記取出された乾燥コラーゲン成分を粉末状、あるいは顆粒状とすることにより、健康食品として採取すると、従来のコラーゲン粒子に比して超微粒子化されているので、人体への吸収性が高く、コラーゲンの有効成分を効率よく人体に吸収することができる。また、前記超微粒子化されたコラーゲン粒子を化粧品の原料とした場合、従来のコラーゲン粒子に比して超微粒子化されているので、人体皮膚への浸透性が高く、コラーゲンの有効成分を効率よく人体の皮膚に浸透させることができる。
本発明を実施するための最良の形態につき詳細に説明する。本発明は、動物の骨、軟骨、腱等を原材料として、従来公知の製造方法により製造されたコラーゲンを微粒子状のコラーゲン粒子とし、且つ該コラーゲン粒子を、塩素を含まず、酸化還元電位が200mV以下であって、且つ活性水素を含む特性を有する電解還元水、または塩素を含まないアルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水に、所定量を添加混入してコラーゲン粒子を含む流状物とし、これを超微粒子化装置に高圧で圧送して、前記コラーゲン粒子を含む流状物を高圧のもとで衝突させて、該コラーゲン粒子を破砕してナノメーターサイズにまで超微粒子化して、該超微粒子化されたコラーゲン粒子からコラーゲン成分を前記流状物中に抽出し、然る後、超微粒子化したコラーゲン粒子からコラーゲン成分を抽出した流状物を、低温乾燥と凍結乾燥の併用、または低温乾燥と凍結乾燥のいずれかにより、該流状物中の水分を除去し、前記抽出されたコラーゲン成分を乾燥コラーゲン成分として取り出すコラーゲン加工方法である。
本発明の実施例1によるコラーゲン加工方法は、塩素を含まず、酸化還元電位が200mV以下であって、且つ活性水素を含む特性を有する電解還元水を使用するコラーゲン加工方法である。そして、実施例1によるコラーゲン加工方法の第1工程は、動物の骨、軟骨、腱等を原材料として、従来公知の製造方法により製造されたコラーゲンを、流状物化する流状物化工程である。例えば、前記非特許文献1で開示された製造工程、または公知の製造工程により製造されたコラーゲンを粉砕機等により粉砕して、特に限定する必要はないが、好ましくは、粒径50μm以下の微粒子状のコラーゲン粒子とし、然る後、前記コラーゲン粒子15〜25重量%、好ましくは20重量%を、水道水、または天然水を電解して得られた、塩素を含まず、酸化還元電位が200mV以下であって、且つ活性水素を含む特性を有する電解還元水75〜85重量%、好ましくは80重量%中に添加混入して混合攪拌し、該混合液の調整を行ない、前記コラーゲン粒子が、前記電解還元水中に均等に分散するよう調整して、コラーゲン粒子と前記電解還元水との流状物とする工程である。
なお、本発明において、前記電解還元水を使用するのは、特に水道水の場合、水道水に含まれている塩素によって酸化されて、コラーゲン成分が劣化するのを防止すると共に、不純物の混入を防止し、更に、電解還元水が保有する前記特性を、コラーゲン加工工程において利用することにより、高品質のコラーゲン成分を得るためである。
本発明で使用する電解還元水としては、特に限定する必要はないが、好ましくは、例えば日本トリム株式会社製の電解還元水整水器である「トリムイオンTI−8000」を使用して水道水を電解して生成された、電解酸性水と電解還元水のうち、電解還元水を使用する。前記「トリムイオンTI−8000」により生成された電解還元水は、pH9.6程度のアルカリ性で、酸化還元電位が−274mV程度で、且つ活性水素を含んでいることが知られている。
前記「電解還元水」は、チタンに白金焼成した電極板を用いて水道水を電気分解して得られた水であって、還元力を持つ活性水素を豊富に含む水で、その結果さまざまな活性酸素を消去する力を持った水である。
通常、水素原子(H)が2個結合して水素分子(H)として存在しているのが普通であるが、水素が分子として存在せず、原子で存在しているのが活性水素である。
一方、活性酸素は、様々な病気を引き起こすと考えられ、その強い酸化力から清浄な細胞を破壊し、病気や老化の原因となる。活性酸素は通常の酸素より電子が1つ少ない電気的に不安定な状態となり、正常な細胞から電子を奪おう(酸化)とする。このように、電子を奪われた細胞は、酸化され死滅する。
そして、活性水素は、前記のように、水素が原子状態となることによって、電気的に不安定であるが、該活性水素が様々な病気の原因となる電気的に不安定な活性酸素と結びつき、無害な(H+O=HO)となって体外へ排出されることとなる。すなわち、活性水素は活性酸素を消去する能力がある。
本発明加工方法の第2工程は、コラーゲン粒子の超微粒子化工程である。すなわち、第2工程は、前記工程で得られた前記コラーゲン粒子と前記電解還元水との流状物を、従来公知の超微粒子化装置により前記流状物中のコラーゲン粒子全体を、ナノメーターサイズまで超微粒子化する工程である。
前記超微粒子化装置としては、従来公知の装置を使用することができる。本発明においては、特に限定する必要はないが、好ましくは、例えば図1〜図8に示す、特許第2788010号として従来公知の「乳化装置」を、本発明のコラーゲン加工方法の超微粒子化装置として使用することが推奨される。すなわち、超微粒子化装置Mは、図1に示すように、前記流状物の供給タンク11と、該流状物を加圧する高圧ポンプ12と、該高圧ポンプ12より圧送された流状物を高圧のもとで衝突させてコラーゲン粒子を破砕して、ナノメーターサイズにまで超微粒子化してコラーゲン成分を抽出する超微粒子化部材13と、該超微粒子化部材13から排出された超微粒子化されたコラーゲン成分を含む流状物を貯留する貯留槽14とにより構成されている。
前記超微粒子化部材13は、ケーシング15内において、第1円板16、第2円板17が密着固定して収納されており、これらの円板16・17には、板面に前記流状物が通過可能な幅の透孔16a・16bおよび17a・17bと、該透孔16a・16bおよび17a・17bを連結するスリット状の案内溝16c・17cがそれぞれ形成され、これらによって後述する流入路18、案内路19、混合室20および流出路21が形成される。
前記第1・第2円板16・17を図2〜図6を参照しつつ説明すると、各円板16・17は焼結ダイヤ、単結晶ダイヤ等の耐摩耗性に富む材料によって同径に形成されている。
前記第1円板16は、図2、図3および図6に示すように、板面中心に対して上下対称位置に同径の流入用の透孔16a・16bが貫通形成され、また、第2円板17との密着面に前記透孔16a・16bの対面する端部側を連通する第1案内溝16cが刻設されている。
前記第2円板17は、図3〜図7に示すように、前記第1円板16との密着対向面に、該第1円板16の前記第1案内溝16cと直交するよう第2案内溝17cが刻設されると共に、該第2案内溝17cの両端に同径の流出用の透孔17a・17bが貫通形成されている。
前記構成より成る第1・第2円板16・17は、第1案内溝16cと第2案内溝17cとが十字状に直交するように密に重合して、第1円筒体22と第2円筒体23とをボルト24により一体に連結して形成されたケーシング15内に収納固定されて、超微粒子化部材13が形成される。そして、前記ケーシング15を構成する第1円筒体22の一方側の開口部22aが前記高圧ポンプ12に連結されると共に、第2円筒体23の他方側の開口部23aが前記貯留槽14に連結されている。
前記ケーシング15内において、密に重合固定された第1円板16と第2円板17の第1案内溝16cと第2案内溝17cは十字状に直交して、前記第1・第2円板16・17の中心部に混合室20を形成する。また、前記流入用の透孔16a・16bは流入路18を、第1案内溝16cは中心に向かう案内路19を、更に第2案内溝17cと流出用の透孔17a・17bは流出路21をそれぞれ形成する。従って、図8に示すように、流入路18、案内路19、混合室20および流出路21の順序で、前記流状物が流れる液体通路が形成される。
なお、図中、16d・17dは、それぞれの第1・第2円板16・17に設けた位置決め用透孔であって、該第1・第2円板16・17を密着重合して固定するときに、前記各位置決め用透孔16d・17dを貫通できるように重合して、図示していないピン等を該各位置決め用透孔16d・17dに貫通固定することにより、前記第1・第2案内溝16c・17cは、正確に十字状に直交して、該第1・第2円板16・17を固定することができる。
前記構成より成る超微粒子化装置Mの作用について説明すると、供給タンク11内に投入された前記コラーゲン粒子を含む流状物を、130Mpa程度の圧力で、高圧ポンプ12により超微粒子化部材13を構成するケーシング15の一方側の開口部22aに圧送する。前記一方側の開口部22aに圧送された流状物は、第1円板16の2個の流入用の透孔16a・16bより高速となって流入し、更に、前記流入用の透孔16a・16bと第1案内溝16cの両端部とで形成される流入路18に高速流となって流れ、次いで、前記第2円板17の板面と第1案内溝16cとで形成された、圧送方向が対向する案内路19・19へとそれぞれ流れ方向が変換する。
そして、第1案内溝16cと第2案内溝17cとの直交する中心部に形成された混合室20において、圧送方向が対向する前記流状物の2つの流れが激しく衝突し、十字状に直交した第2案内溝17cに90度方向を変える際、該流状物が衝突、乱流し、更に前記第2案内溝17cの壁面に衝突して、キャビテーション(空洞化現象)が発生する。
そして、このキャビテーションの空洞部が崩壊すると共に、局所的に非常に高い圧力差が引き起こされ、前記流状物中の固体粒子(コラーゲン粒子)を破砕する。この固体粒子破砕現象は、数マイクロ秒という極めて短い時間内に生じ、流状物に瞬時に強大なエネルギーが加わり、このエネルギーによりコラーゲン粒子全体を超微粒子化して、各コラーゲン粒子中のコラーゲン成分の抽出が行われる。
前記コラーゲン粒子を含む流状物が高圧で衝突して、流状物に瞬時に強大なエネルギーが加わると、水分子が分解してOHラジカルのような強力な活性酸素が発生し、該活性酸素がコラーゲン成分と反応してコラーゲン成分が劣化してしまう。そこで、本発明においては、活性水素を含む電解還元水を使用しているので、前記超微粒子化作業で発生した活性酸素を活性水素で消去することにより、コラーゲン成分の劣化を防止して、高品質のコラーゲン成分を得ることができる。
前記のように、コラーゲン粒子全体を超微粒子化することにより、コラーゲン成分が抽出された流状物は、第2案内溝17cと第1円板16の板面および流出用の透孔17a・17bとで形成された流出路21に、前記ケーシング15の他方側の開口部23aを経て無理なく排出され、貯留槽14に貯留される。前記流出路21を通過する間にも流状物は、第2案内溝17cの壁面、すなわち混合室20と対向する部位の壁面および流出用の透孔17a・17bと連通する端部壁面に衝突して微粒子化が更に進行する。
すなわち、超微粒子化装置Mは、流状物の流路に2つの円板16・17を密に重合固定して配設し、該各円板16・17の重合面に形成したスリット状の案内溝16c・17cに流状物を通過させて、その流れの方向を変えつつ、壁面との衝突および流状物同士の衝突を行うようにして、コラーゲン粒子を破砕すると共に、該コラーゲン全体を超微粒子化し、ケーシング15外へ排出して貯留槽14に貯留される。
前記超微粒子化装置Mに投入されたコラーゲン粒子の超微粒子化が所定の粒径、例えばナノメーターサイズにまで達しない場合、一旦貯留槽14に貯留された流状物を、前記高圧ポンプ12により開口部12aに圧送して、複数回超微粒子化装置Mに投入して、超微粒子化工程を繰返すことにより、所定の粒径にまで超微粒子化されたコラーゲン粒子を得ることができる。
なお、複数回に亘って超微粒子化工程を繰返す場合、超微粒子化されて行くに従ってコラーゲン粒子全体の表面積が大きくなることにより、水分比率が減少するため、スムーズに前記開口部12aに圧送できず目詰まりを起こす虞れもあり、更に、前記活性水素は短時間で消滅してしまうので、必要であれば、新たに前記電解還元水を少量、例えば2〜10重量%、好ましくは5重量%程度を前記流状物中に追加混入して、水分比率を高めて前記開口部12aへのスムーズな圧送を図ると共に、新たに追加混入された電解還元水の活性水素で、新たな超微粒子化工程により再度発生した活性酸素を消去するようにして超微粒子化してもよい。
更に、前記超微粒子化されたコラーゲン粒子は、前記電解還元水がpH9〜10程度のアルカリ性である場合、更にコラーゲン成分の抽出効率が高められ、前記コラーゲン粒子中のコラーゲン成分がほとんど流状物中に抽出される。
本発明加工方法の第3工程は、乾燥工程である。すなわち、第3工程は、前記第2工程で、超微粒子化されたコラーゲン粒子からコラーゲン成分を抽出した流状物を、低温乾燥と凍結乾燥の併用、または低温乾燥と凍結乾燥のいずれかにより、前記流状物中の水分を除去し、前記抽出されたコラーゲン成分を塊状の乾燥コラーゲン成分として取出す工程である。
本発明コラーゲン加工方法においては、スプレードライヤーや焙煎機等を用いた100℃以上の高温度による加熱乾燥ではなく、低温乾燥機による低温乾燥とフリーズドライによる凍結乾燥の併用、または前記低温乾燥と、凍結乾燥のいずれかによる乾燥方法を採用している。
すなわち、先ず前記第2工程において、超微粒子化されたコラーゲン粒子からコラーゲン成分を抽出した流状物を、低温乾燥機を用いた低温乾燥により時間をかけて水分含有量5%程度になるまで乾燥させる。前記低温乾燥は、特に限定する必要はないが、例えば特開2003−226577号に開示された遠赤外線低温乾燥機により乾燥室内の温度を30℃〜60℃の低温に設定して、低温度により前記流状物中の水分含有量が5%程度になるまで乾燥させる。この低温乾燥は、自然乾燥に近い乾燥方法で、コラーゲン成分中のタンパク質等の有効成分の破壊を防止すると共に、コラーゲンの持っている風味、味、臭いが変化することも防止できる。
前記低温乾燥により水分含有量が5%程度になるまで乾燥された流状物は、更に、フリーズドライにより凍結乾燥させて水分含有量を0%にする。すなわち、この凍結乾燥は、前記水分含有量が5%程度になるまで乾燥された流状物を、−40℃程度の低温で急速冷凍し、次いで、真空状態で氷を蒸発させて乾燥させることにより、前記流状物中の水分を除去する。
なお、前記第3工程の説明において採用したのは、低温乾燥と凍結乾燥の併用であるが、第3工程を低温乾燥のみ、または凍結乾燥のみで行い、前記流状物中の水分含有量を0%にしてもよい。
前記各乾燥方法を使用することにより、コラーゲン成分であるタンパク質等の有効成分を、熱による破壊から防ぐことができると共に、コラーゲンの持っている風味、味、臭いが変化することも防止できる。これに対し、100℃以上の高温度で乾燥させるスプレードライヤーや焙煎機等を用いた加熱乾燥は、前記タンパク質等の有効成分が熱によって破壊されるので、本発明コラーゲン加工方法では採用できない。
本発明加工方法の第4工程は、乾燥コラーゲン成分の解砕工程である。すなわち、第4工程は、前記第3工程の乾燥工程を経た水分が蒸発した後の乾燥コラーゲン成分は塊状となっているので、該乾燥コラーゲン成分を粉末状の最終製品、あるいは打錠して錠剤状等の最終製品とするため、前記塊状の乾燥コラーゲン成分を細かくする解砕は、粉砕機等を用いて所定の粒径とする。
前記第4工程終了後は、例えば、前記超微粒子化されたコラーゲン粒子100%の健康食品とする場合は、超微粒子化されたコラーゲン粒子をそのまま包装したり、あるいは、超微粒子化されたコラーゲン粒子に他の成分を添加混入して健康食品とする場合、例えば、打錠機により打錠して錠剤状の製品とする。更に、前記超微粒子化されたコラーゲン粒子を化粧品の原料とする場合、例えば、該超微粒子化されたコラーゲン粒子を5%水溶液として、他の材料と共に混合して化粧品とする。
次に、本発明の実施例2によるコラーゲン加工方法は、前記実施例1において使用する電解還元水に代えて、塩素を含まないアルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水を使用するものである。水道水のように塩素を含んだ水を使用すると、該塩素によってコラーゲン成分が酸化されて劣化するのを防止すると共に、不純物の混入を防止して、高品質のコラーゲン成分を得るために、前記塩素を含まないアルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水を使用するのである。
前記アルカリイオン水は、一般に市販されているアルカリイオン水生成器を使用して水道水を電気分解して生成されたマイナス側の水で、好ましくはpH9〜10程度のアルカリ性であることが推奨され、これを使用することにより、コラーゲン成分の抽出効率が高められる。またミネラルウォーターは市販されているものを使用し、更に純水は純水製造装置により製造されたものを使用する。
そして、実施例2によるコラーゲン加工方法としては、実施例1のコラーゲン加工方法とは、第2工程が少し異なるだけで、その他の工程は同一である。すなわち、実施例2における第2工程は、実施例1の電解還元水が、水道水、または天然水を電解して得られた塩素を含まず、酸化還元電位が200mV以下であって、且つ活性水素を含む水であるのに対し、実施例2において使用するアルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水は、活性水素を含まない水であるため、コラーゲン粒子を含む流状物の衝突時に発生する活性酸素を実施例1におけるように消去する作用がないが、品質的には実施例1のものに比して多少劣るだけで、食品または化粧品として使用しても何等遜色がない。
なお、実施例2においても、前記実施例1と同様に、所定の粒径のコラーゲン粒子を得るまで、複数回に亘って超微粒子化工程を繰返す場合、超微粒子化されて行くに従ってコラーゲン粒子全体の表面積が大きくなることにより、水分比率が減少するため、スムーズに前記開口部12aに圧送できず目詰まりを起こす虞れもあるため、必要であれば、新たに前記アルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水を少量、例えば2〜10重量%、好ましくは5重量%程度を前記流状物中に追加混入して、水分比率を高めて前記開口部12aへのスムーズな圧送を図り、超微粒子化してもよい。
本発明コラーゲン加工方法において使用する超微粒子化装置の全体的システム図である。 本発明コラーゲン加工方法において使用する超微粒子化装置の概略縦断面図である。 本発明コラーゲン加工方法において使用する超微粒子化装置を構成する第1円板の右側面図である。 図3のA−A縦断面図である。 本発明コラーゲン加工方法において使用する超微粒子化装置を構成する第2円板の左側面図である。 図5のB−B縦断面図である。 本発明コラーゲン加工方法において使用する超微粒子化装置を構成する第1円板と、第2円板の斜視図である。 本発明コラーゲン加工方法において使用する超微粒子化装置の要部の縦断面図である。
符号の説明
M: 超微粒子化装置
13: 超微粒子化部部材
16: 第1円板
16a・16b: 透孔
16c: 第1案内溝
17: 第2円板
17a・17b: 透孔
17c: 第2案内溝
36: 第1円板
36a: 透孔
36c: 案内溝
37: 第2円板
37a: 透孔
37c: 案内溝

Claims (4)

  1. 動物の骨、軟骨、腱等を原材料として、従来公知の製造方法により製造されたコラーゲンを微粒子状のコラーゲン粒子とし、然る後、前記コラーゲン粒子15〜25重量%を、水道水、または天然水を電解して得られた、塩素を含まず、酸化還元電位が200mV以下であって、且つ活性水素を含む特性を有する電解還元水75〜85重量%中に添加混入して混合攪拌し、混合液の調整を行い、前記コラーゲン粒子が、前記電解還元水中に均等に分散するよう調整して、コラーゲン粒子と前記電解還元水との流状物とする第1工程と、
    前記第1工程で、前記電解還元水中にコラーゲン粒子を分散した流状物を、超微粒子化装置に投入して高圧で衝突させて、前記コラーゲン粒子を破砕してコラーゲン粒子全体を超微粒子化することにより、前記超微粒子化されたコラーゲン粒子からコラーゲン成分を前記流状物中に抽出する第2工程と、
    前記第2工程で、超微粒子化されたコラーゲン粒子からコラーゲン成分を抽出した流状物を、低温乾燥と凍結乾燥の併用、または低温乾燥と凍結乾燥のいずれかにより、前記流状物中の水分を除去し、前記抽出されたコラーゲン成分を塊状の乾燥コラーゲン成分として取出す第3工程と、
    前記第3工程で、塊状として取出された乾燥コラーゲン成分を解砕して、所定の粒径とする第4工程とにより加工することを特徴とするコラーゲン加工方法。
  2. 動物の骨、軟骨、腱等を原材料として、従来公知の製造方法により製造されたコラーゲンを微粒子状のコラーゲン粒子とし、然る後、前記コラーゲン粒子15〜25重量%を、塩素を含まないアルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水75〜85重量%中に添加混入して混合攪拌し、混合液の調整を行い、前記コラーゲン粒子が、前記アルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水中に均等に分散するよう調整して、コラーゲン粒子と前記アルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水との流状物とする第1工程と、
    前記第1工程で、前記アルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水中にコラーゲン粒子を分散した流状物を、超微粒子化装置に投入して高圧で衝突させて、前記コラーゲン粒子を破砕してコラーゲン粒子全体を超微粒子化することにより、前記超微粒子化されたコラーゲン粒子からコラーゲン成分を前記流状物中に抽出する第2工程と、
    前記第2工程で、超微粒子化されたコラーゲン粒子からコラーゲン成分を抽出した流状物を、低温乾燥と凍結乾燥の併用、または低温乾燥と凍結乾燥のいずれかにより、前記流状物中の水分を除去し、前記抽出されたコラーゲン成分を塊状の乾燥コラーゲン成分として取出す第3工程と、
    前記第3工程で、塊状として取出された乾燥コラーゲン成分を解砕して、所定の粒径とする第4工程とにより加工することを特徴とするコラーゲン加工方法。
  3. 動物の骨、軟骨、腱等を原材料として、従来公知の製造方法により製造されたコラーゲンを微粒子状のコラーゲン粒子とし、然る後、前記コラーゲン粒子15〜25重量%を、水道水、または天然水を電解して得られた、塩素を含まず、酸化還元電位が200mV以下であって、且つ活性水素を含む特性を有する電解還元水75〜85重量%中に添加混入して混合攪拌し、混合液の調整を行い、前記コラーゲン粒子が、前記電解還元水中に均等に分散するよう調整して、コラーゲン粒子と前記電解還元水との流状物とする第1工程と、
    前記第1工程で、前記電解還元水中にコラーゲン粒子を分散した流状物を、超微粒子化装置に投入して高圧で衝突させて、前記コラーゲン粒子を破砕する超微粒子化工程を、所定の粒径に達するまで、複数回、必要であれば、前記流状物中に新たに前記電解還元水2〜10重量%を追加混入して繰返して行い、コラーゲン粒子全体を超微粒子化することにより、前記超微粒子化されたコラーゲン粒子からコラーゲン成分を前記流状物中に抽出する第2工程と、
    前記第2工程で、超微粒子化されたコラーゲン粒子からコラーゲン成分を抽出した流状物を、低温乾燥と凍結乾燥の併用、または低温乾燥と凍結乾燥のいずれかにより、前記流状物中の水分を除去し、前記抽出されたコラーゲン成分を塊状の乾燥コラーゲン成分として取出す第3工程と、
    前記第3工程で、塊状として取出された乾燥コラーゲン成分を解砕して、所定の粒径とする第4工程とにより加工することを特徴とするコラーゲン加工方法。
  4. 動物の骨、軟骨、腱等を原材料として、従来公知の製造方法により製造されたコラーゲンを微粒子状のコラーゲン粒子とし、然る後、前記コラーゲン粒子15〜25重量%を、塩素を含まないアルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水75〜85重量%中に添加混入して混合攪拌し、混合液の調整を行い、前記コラーゲン粒子が、前記アルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水中に均等に分散するよう調整して、コラーゲン粒子と前記アルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水との流状物とする第1工程と、
    前記第1工程で、前記アルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水のいずれかの水中にコラーゲン粒子を分散した流状物を、超微粒子化装置に投入して高圧で衝突させて、前記コラーゲン粒子を破砕する超微粒子化工程を、所定の粒径に達するまで、複数回、必要であれば、前記流状物中に新たに前記アルカリイオン水、ミネラルウォーターあるいは純水2〜10重量%を追加混入して繰返して行い、コラーゲン粒子全体を超微粒子化することにより、前記超微粒子化されたコラーゲン粒子からコラーゲン成分を前記流状物中に抽出する第2工程と、
    前記第2工程で、超微粒子化されたコラーゲン粒子からコラーゲン成分を抽出した流状物を、低温乾燥と凍結乾燥の併用、または低温乾燥と凍結乾燥のいずれかにより、前記流状物中の水分を除去し、前記抽出されたコラーゲン成分を塊状の乾燥コラーゲン成分として取出す第3工程と、
    前記第3工程で、塊状として取出された乾燥コラーゲン成分を解砕して、所定の粒径とする第4工程とにより加工することを特徴とするコラーゲン加工方法。
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