JP2006016091A - エレベータドアパネル補修装置 - Google Patents

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Yoshio Yoshida
良雄 吉田
Kazuo Sasajima
和雄 笹島
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Abstract

【課題】エレベータのドアパネルを取り外すことなく、1人の作業者によって簡易に曲損を補修する。
【解決手段】エレベータドアパネル補修装置は、装置本体10と、この装置本体10に固定設置される押圧手段20と、装置本体10に脱着自在に設置される支持固定手段30および固定手段40と、単一の部材である支持部材50とから構成されている。押圧手段20は、ジャッキねじ21を用いた構造となっており、このジャッキねじ21に取り付けられた2つの羽状部材22が装置本体10の備える係止溝11に嵌め込まれることによって固定設置されている。支持固定手段30と固定手段40は、エレベータのドアパネルが摺動移動する敷居溝に嵌め込まれることによって、装置本体10を固定したり、ドアパネルを支持したりすることができる。支持部材50は、敷居溝に嵌め込んでドアパネルを支持するために用いられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータドアパネル補修装置に係り、特に、ドアパネルに生じた曲損を補修するのに好適なエレベータドアパネル補修装置に関するものである。
従来、エレベータのドアパネルに曲損が生じた場合には、曲損部分をハンマーなどで叩きつけることによって補修を行っていた。また、この様な方法で曲がりが修正できない場合には、ドアパネル自体を取り外し、平板の上で叩いて補修したり、フォークリフトの爪先部分で加圧して補修を行ったりすることがなされていた。しかし、以上のような方法では、非常に手間が掛かるとともに騒音や振動が発生してしまうので、簡易な補修方法の実現が求められていた。
そこで、このような問題を解決するために、下記特許文献1のような技術が開示されている。下記特許文献1に記載の装置は、曲損の生じたドアパネルを取り外し、このドアパネルを支持枠と圧力付与部で挟み込み、圧力を掛けることによって補修するというものである。かかる装置によれば、誰でも迅速なる補修が行えるとされている。
特開2000−167622号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術では、まずドアパネルを取り外し、このドアパネルを平らな場所に移動した上で補修作業を行わなければならない。この様な作業方法を採っていたのでは、少なくとも2人の作業者が必要となるとともに、ドアパネルを取り外さなければならないので、補修作業に長時間を要するとともに、多くの作業コストが掛かってしまうことになる。さらに、長時間エレベータを停止させなければならないという不具合も発生してしまう。
本発明は、上記課題の存在に鑑みて成されたものであって、ドアパネルを取り外すことなく、1人の作業者が簡易に補修作業を行うことができるエレベータドアパネル補修装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係るエレベータドアパネル補修装置は、敷居溝に沿って摺動移動するエレベータのドアパネルに生じた曲損を補修するために用いられる補修装置であって、前記敷居溝に嵌め込むことによって装置本体を固定するとともに、補修対象である前記ドアパネルの片面を支持する支持固定手段と、前記支持固定手段が支持する面とは逆のドアパネル面を押圧することによって、前記ドアパネルに生じた曲損を補修する押圧手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るエレベータドアパネル補修装置において、前記支持固定手段は、前記装置本体に脱着自在に設置することが可能である。
本発明に係る別のエレベータドアパネル補修装置は、敷居溝に沿って摺動移動するエレベータのドアシュー付きドアパネルに生じた曲損を補修するために用いられる補修装置であって、前記敷居溝に嵌め込むことによって装置本体を固定する固定手段と、前記ドアシューによって前記敷居溝における摺動方向以外の動きを規制された前記ドアパネルを押圧することによって、前記ドアパネルに生じた曲損を補修する押圧手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る別のエレベータドアパネル補修装置において、前記固定手段は、前記装置本体に脱着自在に設置することが可能である。
本発明に係るさらに別のエレベータドアパネル補修装置は、敷居溝に沿って摺動移動するエレベータのドアパネルに生じた曲損を補修するために用いられる補修装置であって、前記敷居溝に嵌め込むことによって装置本体を固定する固定手段と、補修対象である前記ドアパネルの片面を支持するために前記敷居溝に嵌め込み設置される支持部材と、前記支持部材が支持する面とは逆のドアパネル面を押圧することによって、前記ドアパネルに生じた曲損を補修する押圧手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るさらに別のエレベータドアパネル補修装置において、前記固定手段は、前記装置本体に脱着自在に設置することが可能である。
上記のような本発明に係るエレベータドアパネル補修装置において、前記押圧手段は、ジャッキねじを用いて実現することが可能である。
本発明によれば、エレベータのドアパネルを取り外すことなく、1人の作業者によって簡易にドアパネルに発生した曲損を補修することが可能となる。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係るエレベータドアパネル補修装置の全体構成を示す外観斜視図である。本実施形態に係るエレベータドアパネル補修装置は、装置本体10と、この装置本体10に固定設置される押圧手段20と、装置本体10に脱着自在に設置される支持固定手段30および固定手段40と、そして単一の部材である支持部材50とから構成されている。
押圧手段20は、ジャッキねじ21を用いた構造となっており、このジャッキねじ21に取り付けられた2つの羽状部材22が装置本体10の備える係止溝11に嵌め込まれることによって固定設置されている。したがって、ジャッキねじ21の一端側にある取手部23を作業者が回転させることによってジャッキねじ21は前後方向に移動可能となっている。なお、取手部23設置側とは逆側のジャッキねじ21端部には押し板24が設置されており、この押し板24がエレベータのドアパネルを押圧する作用部となる。
一方、装置本体10に対して脱着自在に設置される支持固定手段30と固定手段40は、エレベータのドアパネルが摺動移動する敷居溝に嵌め込まれることによって、装置本体10を固定したり、ドアパネルを支持したりすることができる部材である。これら支持固定手段30と固定手段40は、それぞれねじ孔31,41を備えており、このねじ孔31,41を使って装置本体10とボルト12によって接続されることになる。
また、単一の部材である支持部材50は、敷居溝に嵌め込んでドアパネルを支持するために用いられる部材である。
次に、図2、図3、図4を用いて、本実施形態に係るエレベータドアパネル補修装置の使用方法を説明する。
[第1の使用方法]
第1の使用方法は、支持固定手段30を用いてドアパネル60の補修を行う場合のものであり、図2を用いて説明する。
一般的に、エレベータのドアパネル60は、敷居溝61に沿って摺動移動するように設置されている。このドアパネル60の下端側にはドアシュー(不図示)が設置されており、このドアシューによってドアパネル60は案内され、スムーズに摺動移動が可能となっている。第1の使用方法は、このドアシューを外した状態で実施されるものである。
まず、支持固定手段30を敷居溝61に嵌め込むことによって装置本体10を固定するとともに、補修対象であるドアパネル60の片面を支持させる。この状態から取手部23を回転することによってジャッキねじ21を前進させ、押し板24をドアパネル60の曲損部に押しつける。ドアパネル60は、支持固定手段30によって片側面を支持されるとともに、この面とは逆のドアパネル面を押し板24によって押圧されるので、ドアパネル60に生じた曲損が補修されることになる。なお、ドアシュー取り外しから曲損修正まで、これら一連の作業は、1人の作業者によって行うことが可能である。
[第2の使用方法]
第2の使用方法は、固定手段40を用いてドアパネル60の補修を行う場合のものであり、図3を用いて説明する。
上述した第1の使用方法では、ドアシューを取り外した場合の補修方法であったが、第2の使用方法は、ドアシュー62が設置されたままの状態で実施される補修方法である。
まず、固定手段40を敷居溝に嵌め込むことによって装置本体を固定する。このとき、ドアパネル60はドアシュー62によって敷居溝における摺動方向以外の動きを規制されているので、図3における紙面の左右方向において動きを規制されていることになる。この様な状態から取手部23を回転することによってジャッキねじ21を前進させ、押し板24をドアパネル60の曲損部に押しつける。ドアシュー62によって動きを規制されたドアパネル60は、押し板24によって押圧されることになるので、ドアパネル60に生じた曲損が補修されることになる。なお、第2の使用方法における曲損修正作業についても、1人の作業者によって行うことが可能である。
[第3の使用方法]
第3の使用方法は、固定手段40と支持部材50の2つを用いてドアパネル60の補修を行う場合のものであり、図4を用いて説明する。第3の使用方法は、ドアシューを取り外した場合の補修方法である。
まず、固定手段40を敷居溝61に嵌め込むことによって装置本体を固定する。次に、支持部材50をもう一つの敷居溝61に嵌め込むことによって、補修対象であるドアパネル60の片面を支持させる。この状態から取手部23を回転することによってジャッキねじ21を前進させ、押し板24をドアパネル60の曲損部に押しつける。ドアパネル60は、支持部材50によって片側面を支持されるとともに、この面とは逆のドアパネル面を押し板24によって押圧されるので、ドアパネル60に生じた曲損が補修されることになる。なお、第3の使用方法であっても、ドアシュー取り外しから曲損修正という一連の作業は、1人の作業者によって行うことが可能である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。例えば、押圧手段として採用したジャッキねじについては、油圧シリンダや電動ジャッキなど、ドアパネル60を押圧して曲損を補修できるものであればどの様なものであっても良い。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本実施形態に係るエレベータドアパネル補修装置の全体構成を示す外観斜視図である。 本実施形態に係るエレベータドアパネル補修装置の第1の使用方法を説明するための図である。 本実施形態に係るエレベータドアパネル補修装置の第2の使用方法を説明するための図である。 本実施形態に係るエレベータドアパネル補修装置の第3の使用方法を説明するための図である。
符号の説明
10 装置本体、11 係止溝、12 ボルト、20 押圧手段、21 ジャッキねじ、22 羽状部材、23 取手部、24 押し板、30 支持固定手段、31,41 ねじ孔、40 固定手段、50 支持部材、60 ドアパネル、61 敷居溝、62 ドアシュー。

Claims (7)

  1. 敷居溝に沿って摺動移動するエレベータのドアパネルに生じた曲損を補修するために用いられるエレベータドアパネル補修装置であって、
    前記敷居溝に嵌め込むことによって装置本体を固定するとともに、補修対象である前記ドアパネルの片面を支持する支持固定手段と、
    前記支持固定手段が支持する面とは逆のドアパネル面を押圧することによって、前記ドアパネルに生じた曲損を補修する押圧手段と、
    を備えることを特徴とするエレベータドアパネル補修装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータドアパネル補修装置において、
    前記支持固定手段は、前記装置本体に脱着自在に設置されていることを特徴とするエレベータドアパネル補修装置。
  3. 敷居溝に沿って摺動移動するエレベータのドアシュー付きドアパネルに生じた曲損を補修するために用いられるエレベータドアパネル補修装置であって、
    前記敷居溝に嵌め込むことによって装置本体を固定する固定手段と、
    前記ドアシューによって前記敷居溝における摺動方向以外の動きを規制された前記ドアパネルを押圧することによって、前記ドアパネルに生じた曲損を補修する押圧手段と、
    を備えることを特徴とするエレベータドアパネル補修装置。
  4. 請求項3に記載のエレベータドアパネル補修装置において、
    前記固定手段は、前記装置本体に脱着自在に設置されていることを特徴とするエレベータドアパネル補修装置。
  5. 敷居溝に沿って摺動移動するエレベータのドアパネルに生じた曲損を補修するために用いられるエレベータドアパネル補修装置であって、
    前記敷居溝に嵌め込むことによって装置本体を固定する固定手段と、
    補修対象である前記ドアパネルの片面を支持するために前記敷居溝に嵌め込み設置される支持部材と、
    前記支持部材が支持する面とは逆のドアパネル面を押圧することによって、前記ドアパネルに生じた曲損を補修する押圧手段と、
    を備えることを特徴とするエレベータドアパネル補修装置。
  6. 請求項5に記載のエレベータドアパネル補修装置において、
    前記固定手段は、前記装置本体に脱着自在に設置されていることを特徴とするエレベータドアパネル補修装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のエレベータドアパネル補修装置において、
    前記押圧手段は、ジャッキねじを用いて実現されていることを特徴とするエレベータドアパネル補修装置。

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