JP2006014411A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】主回路導体と測定機器との間の絶縁を適切に確保し縮小化を可能とするガス絶縁開閉装置を得る。
【解決手段】各相毎に分離された主回路導体としての電極6あるいは三相一括で容器に収容された三相の主回路導体としての電極6および主回路導体としての電極6を絶縁する絶縁ガス7を収容し変流器からなる測定機器4を設けた金属容器1を備え、主回路導体としての電極6に少なくとも主回路導体としての電極6と変流器からなる測定機器4との間において絶縁ガス7に接して被覆された固体誘電体絶縁層5を設けた。
【選択図】図1
【解決手段】各相毎に分離された主回路導体としての電極6あるいは三相一括で容器に収容された三相の主回路導体としての電極6および主回路導体としての電極6を絶縁する絶縁ガス7を収容し変流器からなる測定機器4を設けた金属容器1を備え、主回路導体としての電極6に少なくとも主回路導体としての電極6と変流器からなる測定機器4との間において絶縁ガス7に接して被覆された固体誘電体絶縁層5を設けた。
【選択図】図1
Description
この発明は、ガス絶縁開閉装置、特に、主回路導体等の高電位部分が絶縁ガスで絶縁された電力用開閉装置に関する。
従来のガス絶縁開閉装置において、例えば変流器のような測定機器を絶縁ガス中に取付ける場合、主回路導体と測定機器との間の絶縁距離を確保して設置する必要があり、容器を大きくし収納スペースを確保する必要があった。収納スペースを縮小するためには、取付け構造を工夫するなどの対応を行っていた。例えば、特許文献1のように、測定機器の一つである変流器に対し、固定装置を改良することにより収納スペースの縮小化を図る必要があった。
従来技術におけるガス絶縁開閉装置では、収納スペースを縮小するため、取付け構造を工夫するなどの対応を行っていたが、主回路導体と測定機器との間の絶縁距離を相当程度必要とし、十分な縮小化は図れないという欠点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、主回路導体と測定機器との間の絶縁を適切に確保し縮小化を可能とするガス絶縁開閉装置を得ようとするものである。
この発明に係るガス絶縁開閉装置においては、主回路導体を絶縁する絶縁ガスを収容し測定機器を設けた容器を備え、前記主回路導体に少なくとも前記主回路導体と前記測定機器との間において絶縁ガスに接して被覆された固体誘電体絶縁層を設けたものである。
この発明によれば、主回路導体と測定機器との間の絶縁を適切に確保し縮小化を可能とするガス絶縁開閉装置を得ることができる。
実施の形態1.
この発明による実施の形態1を図1について説明する。図1は実施の形態1におけるガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。
この発明による実施の形態1を図1について説明する。図1は実施の形態1におけるガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。
図1において、絶縁ガス7が封入された接地電位の金属容器1内に、絶縁スペーサ2に固定された電極3ならびに測定機器4が配置されている。測定機器4は変流器等で構成されるものであり、測定機器4が対向する主回路導体として、前記電極3に電気的に接続され、測定機器4を配置する部位に相当する一部の主回路導体表面、あるいは絶縁ガスに接する領域全体の主回路導体表面に固体誘電体絶縁層5を被覆し、固体誘電体ならびに絶縁ガスの複合絶縁を構成した被覆電極6が個別の金属容器1内に配設されている。
すなわち、主回路導体としての被覆電極6は筒状をなし、接地電位に保持された筒状の金属容器1内に金属容器1の軸方向に延在して配設されている。高電位部分を構成する主回路導体としての被覆電極6は絶縁ガス7により絶縁され、主回路導体としての被覆電極6には、その外周面の全周にわたり変流器等からなる測定機器4との間で絶縁ガス7に接して固体誘電体絶縁層5が被覆されて、固体誘電体絶縁層5と絶縁ガス7との複合絶縁が構成されている。この固体誘電体絶縁層5は変流器等からなる測定機器4との間における主回路導体としての被覆電極6の軸方向の一部に設けられているが、被覆電極6における絶縁ガス7に接する領域全体の外周面全部に被覆するようにしてもよい。
そして、変流器等からなる測定機器4には、主回路導体としての被覆電極6に対向して電界シールド8が配設されている。
これらの金属容器1ならびに金属容器1に収容された変流器等からなる測定機器4および主回路導体としての被覆電極6は、各相毎にそれぞれ設けられ、互いに並行して配設されるものである。
すなわち、主回路導体としての被覆電極6は筒状をなし、接地電位に保持された筒状の金属容器1内に金属容器1の軸方向に延在して配設されている。高電位部分を構成する主回路導体としての被覆電極6は絶縁ガス7により絶縁され、主回路導体としての被覆電極6には、その外周面の全周にわたり変流器等からなる測定機器4との間で絶縁ガス7に接して固体誘電体絶縁層5が被覆されて、固体誘電体絶縁層5と絶縁ガス7との複合絶縁が構成されている。この固体誘電体絶縁層5は変流器等からなる測定機器4との間における主回路導体としての被覆電極6の軸方向の一部に設けられているが、被覆電極6における絶縁ガス7に接する領域全体の外周面全部に被覆するようにしてもよい。
そして、変流器等からなる測定機器4には、主回路導体としての被覆電極6に対向して電界シールド8が配設されている。
これらの金属容器1ならびに金属容器1に収容された変流器等からなる測定機器4および主回路導体としての被覆電極6は、各相毎にそれぞれ設けられ、互いに並行して配設されるものである。
従来のガス絶縁開閉装置の構成では、絶縁ガス7が封入された接地電位の金属容器1内に、絶縁スペーサ2に固定された電極3ならびに測定機器4を配置し、測定機器4を収納するスペース確保のために、金属容器を大きくしている。これは、絶縁性能を保持するために、絶縁ガス中に測定機器4を配置する部分のタンク径を大きくすることで、主回路導体10と接地電位の距離を確保しているものである。
この発明において構成されたガス絶縁開閉装置は、ガス絶縁開閉装置の測定機器4を配置する部位の主回路導体の一部、あるいは絶縁ガスに接する領域全体に固体誘電体絶縁層5を被覆して、測定機器4を設置する部分に固体誘電体絶縁層5を被覆した主回路導体としての被覆電極6を配置し、固体誘電体絶縁層5ならびに絶縁ガス7の複合絶縁を構成することにより、絶縁ガス中の耐電圧性能を向上させることができ高電圧設計を可能として、測定機器を配置する部位の絶縁距離を短くすることを可能とし、機器収納スペースを小さくすることができるものであって、測定機器を配置するために、収納スペース縮小化、あるいは測定機器を配置する部位に特別な収納スペースを設けることなく縮小化を可能とするガス絶縁開閉装置を得ることができる。
この発明による実施の形態1によれば、各相毎に分離された多相主回路導体としての電極6および前記主回路導体としての電極6を絶縁する絶縁ガスをそれぞれ収容し変流器等の測定機器4を設けた前記主回路導体としての電極6について各個別の複数の金属容器1からなる導電性容器を備え、前記主回路導体としての電極6に少なくとも前記主回路導体としての電極6と前記変流器等の測定機器4との間において絶縁ガス7に接して被覆され絶縁ガス7とともに複合絶縁を構成する固体誘電体絶縁層5を設けたので、各相毎に分離されて導電性容器に収容された多相主回路導体と測定機器との間の絶縁を適切に確保し縮小化を可能とするガス絶縁開閉装置を得ることができる。
実施の形態2.
この発明による実施の形態2を図2について説明する。図2は実施の形態2における三相導体を一括配置したガス絶縁開閉装置の構成を示す横断面図である。
この実施の形態2において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
この発明による実施の形態2を図2について説明する。図2は実施の形態2における三相導体を一括配置したガス絶縁開閉装置の構成を示す横断面図である。
この実施の形態2において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
図2において、絶縁ガス7が封入された接地電位の金属容器1内に、三相それぞれの主回路導体に対し、各々変流器からなる測定機器4a,4b,4cが配置されている。測定機器4a,4b,4cはそれぞれ変流器等で構成されるものであり、測定機器4a,4b,4cが対向する主回路導体として、測定機器4a,4b,4cをそれぞれ配置する部位に相当する一部の主回路導体表面、あるいは絶縁ガス7に接する領域全体の主回路導体表面のそれぞれに固体誘電体絶縁層5を被覆し、固体誘電体絶縁層5ならびに絶縁ガス7の複合絶縁を構成した被覆電極6a,6b,6cが金属容器1内に配設されている。
すなわち、主回路導体としての被覆電極6a,6b,6cはそれぞれ筒状をなし、接地電位に保持された共通の筒状金属容器1内に金属容器1の軸方向に互いに並行し延在して配設されている。主回路導体としての被覆電極6には、その外周面の全周にわたり変流器等からなる測定機器4との間で絶縁ガス7に接して固体誘電体絶縁層5がそれぞれ被覆されている。この固体誘電体絶縁層5は変流器等からなる測定機器4との間における主回路導体としての被覆電極6の軸方向の一部に設けられているが、被覆電極6における絶縁ガス7に接する領域全体の外周面全部に被覆するようにしてもよい。
ここで、測定機器4a,4b,4cの外径をφDとし、内径をφdとする。
すなわち、主回路導体としての被覆電極6a,6b,6cはそれぞれ筒状をなし、接地電位に保持された共通の筒状金属容器1内に金属容器1の軸方向に互いに並行し延在して配設されている。主回路導体としての被覆電極6には、その外周面の全周にわたり変流器等からなる測定機器4との間で絶縁ガス7に接して固体誘電体絶縁層5がそれぞれ被覆されている。この固体誘電体絶縁層5は変流器等からなる測定機器4との間における主回路導体としての被覆電極6の軸方向の一部に設けられているが、被覆電極6における絶縁ガス7に接する領域全体の外周面全部に被覆するようにしてもよい。
ここで、測定機器4a,4b,4cの外径をφDとし、内径をφdとする。
従来の三相導体を一括配置したガス絶縁開閉装置の構成では、変流器からなる測定機器4a,4b,4cの外径はφD’であり、内径はφd’である。従来装置における測定機器4a,4b,4cの内径φd’は絶縁間隔を要するため、この発明による測定機器4a,4b,4cの内径φdよりも大きく、外径φD’もまた、この発明による測定機器4a,4b,4cの外径φDよりも大きい。
この発明において構成されたガス絶縁開閉装置は、測定機器4a,4b,4cを設置する部分に固体誘電体絶縁層5を被覆した主回路導体としての被覆電極6a,6b,6cを配置した、絶縁ガス7との複合絶縁構造とすることにより、絶縁ガス中の耐電界性能を向上させることができ高電圧設計を可能とし、測定機器を配置する収納スペースを小さくでき縮小化を図ることができる。
また、測定機器4が変流器の場合、導体径方向に対する断面積が異なれば変流器としての特性が異なるため、同じ断面積を必要とするが、この発明では測定機器4a,4b,4cの外径φDを従来装置による外径φD’に近づけることも可能であり、被覆電極6の導体径方向に対する断面積を従来のものと等しくすることができるので、変流器の特性を変えることなく縮小化を可能とする。
また、測定機器4が変流器の場合、導体径方向に対する断面積が異なれば変流器としての特性が異なるため、同じ断面積を必要とするが、この発明では測定機器4a,4b,4cの外径φDを従来装置による外径φD’に近づけることも可能であり、被覆電極6の導体径方向に対する断面積を従来のものと等しくすることができるので、変流器の特性を変えることなく縮小化を可能とする。
この発明による実施の形態2によれば、多相一括で収容される多相主回路導体としての電極6a,6b,6cおよび前記主回路導体としての電極6a,6b,6cを絶縁する絶縁ガス7を収容し変流器等の測定機器4を設けた金属容器1からなる共通の導電性容器を備え、前記主回路導体としての電極6a,6b,6cに少なくとも前記主回路導体としての電極6a,6b,6cと前記変流器等の測定機器4との間において絶縁ガス7に接して被覆され絶縁ガス7とともに複合絶縁を構成する固体誘電体絶縁層5を設けたので、多相一括で導電性容器に収容された多相主回路導体と測定機器との間の絶縁を適切に確保し縮小化を可能とするガス絶縁開閉装置を得ることができる。
実施の形態3.
この発明による実施の形態3を説明する。
この実施の形態3において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1または実施の形態2における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。
この発明による実施の形態3を説明する。
この実施の形態3において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1または実施の形態2における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。
この実施の形態3では、実施の形態1あるいは2の絶縁ガス7として、単体のSF6、乾燥空気、N2、CO2、O2、C−C4F8、CF3I、CF4、C3F8あるいは、前記ガスの2つまたはそれ以上を混合したガスを適用する。
この発明による実施の形態3によれば、実施の形態1また実施の形態2における構成において、前記金属容器1からなる導電性容器に封入する絶縁ガス7として、SF6ガス,乾燥空気,N2ガス,CO2ガス,O2ガス,C−C4F8ガス,CF3Iガス,CF4ガス,C3F8ガスのいずれかの単体、あるいは、前記ガスの2つまたはそれ以上の混合ガスを適用するようにしたので、主回路導体と測定機器との間の絶縁を適切に確保し縮小化を可能とするとともに、所定の絶縁ガスにより絶縁性能を確保できるガス絶縁開閉装置を得ることができる。
実施の形態4.
この発明による実施の形態4を図3について説明する。図3は実施の形態4における被覆有無による絶縁破壊電圧特性の比較を示す特性線図である。
この実施の形態4において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1から実施の形態3までのいずれかにおける構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。
この発明による実施の形態4を図3について説明する。図3は実施の形態4における被覆有無による絶縁破壊電圧特性の比較を示す特性線図である。
この実施の形態4において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1から実施の形態3までのいずれかにおける構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。
この実施の形態4においては、実施の形態1あるいは実施の形態2のガス絶縁開閉装置において、固体誘電体絶縁層5を構成する固体誘電体として、ポリエチレン,エポキシ樹脂,ゴム樹脂,フッ素樹脂,ガラス繊維強化プラスチック(FRP),セラミックスを適用するものである。
例えば、固体誘電体絶縁層5に適用する固体誘電体としてエポキシ樹脂を選定し、絶縁ガス7としてSF6を適用した場合の破壊電圧特性を図3に示す。
図3において、特性線Aは理論値を示し、特性線Bはエポキシ樹脂からなる固体誘電体絶縁層5の被覆を設けた場合を示すものである。特性線Cは固体誘電体被覆を設けない場合を示す。
図3から、固体誘電体絶縁層5の固体誘電体にエポキシ樹脂を用いた特性線Bに示す実施の形態4による場合には、固体誘電体絶縁層5の被覆がない特性線Cに示す従来の場合に比べ、破壊電圧が高くなり絶縁性能が向上することが認められる。
これは、SF6ガス中の理論破壊電圧より少し低い値であり、絶縁ガスの絶縁特性を有効に活用しているものである。
また、固体誘電体の被覆がない場合の破壊電圧は、ガス圧力が高くなると、ガス圧力増加の割合に比べ破壊電圧の増加が少ないが、固体誘電体の被覆をした場合、ガス圧力が高い領域でも、破壊電界の増加率の減少は小さく高ガス圧領域において、従来機器に比べ縮小化を図ることができる。
このように、固体誘電体材料およびガス圧力に応じて使用することで、機器の縮小化を最適に行なうことができる。
図3において、特性線Aは理論値を示し、特性線Bはエポキシ樹脂からなる固体誘電体絶縁層5の被覆を設けた場合を示すものである。特性線Cは固体誘電体被覆を設けない場合を示す。
図3から、固体誘電体絶縁層5の固体誘電体にエポキシ樹脂を用いた特性線Bに示す実施の形態4による場合には、固体誘電体絶縁層5の被覆がない特性線Cに示す従来の場合に比べ、破壊電圧が高くなり絶縁性能が向上することが認められる。
これは、SF6ガス中の理論破壊電圧より少し低い値であり、絶縁ガスの絶縁特性を有効に活用しているものである。
また、固体誘電体の被覆がない場合の破壊電圧は、ガス圧力が高くなると、ガス圧力増加の割合に比べ破壊電圧の増加が少ないが、固体誘電体の被覆をした場合、ガス圧力が高い領域でも、破壊電界の増加率の減少は小さく高ガス圧領域において、従来機器に比べ縮小化を図ることができる。
このように、固体誘電体材料およびガス圧力に応じて使用することで、機器の縮小化を最適に行なうことができる。
この発明による実施の形態4によれば、実施の形態1から実施の形態3までの構成におけるいずれかの構成において、前記固体誘電体絶縁層5を構成する固体誘電体として、ポリエチレン,エポキシ樹脂,ゴム樹脂,フッ素樹脂,ガラス繊維強化プラスチック(FRP),セラミックスのいずれかを適用するようにしたので、主回路導体と測定機器との間の絶縁を適切に確保し縮小化を可能とするとともに、主回路導体に被覆する固体誘電体絶縁層として所定の固体誘電体を適用することにより絶縁性能を確保し特に高ガス圧領域において絶縁性能を向上できるガス絶縁開閉装置を得ることができる。
1 金属容器、2 絶縁スペーサ、3 電極、4,4a,4b,4c 測定機器、5 固体誘電体絶縁層、6,6a,6b,6c 誘電体被覆電極、7 絶縁ガス、8 電界シールド。
Claims (5)
- 主回路導体および前記主回路導体を絶縁する絶縁ガスを収容し測定機器を設けた容器を備え、前記主回路導体に少なくとも前記主回路導体と前記測定機器との間において絶縁ガスに接して被覆された固体誘電体絶縁層を設けたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
- 各相毎に分離された多相主回路導体および前記主回路導体を絶縁する絶縁ガスをそれぞれ収容し測定機器を設けた複数の容器を備え、前記主回路導体に少なくとも前記主回路導体と前記測定機器との間において絶縁ガスに接して被覆された固体誘電体絶縁層を設けたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
- 多相一括で収容される多相主回路導体および前記主回路導体を絶縁する絶縁ガスを収容し測定機器を設けた容器を備え、前記主回路導体に少なくとも前記主回路導体と前記測定機器との間において絶縁ガスに接して被覆された固体誘電体絶縁層を設けたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
- 前記容器に封入する絶縁ガスとして、SF6ガス,乾燥空気,N2ガス,CO2ガス,O2ガス,C−C4F8ガス,CF3Iガス,CF4ガス,C3F8ガスのいずれかの単体、あるいは、前記ガスの2つまたはそれ以上の混合ガスを適用することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のガス絶縁開閉装置。
- 前記固体誘電体絶縁層を構成する固体誘電体として、ポリエチレン,エポキシ樹脂,ゴム樹脂,フッ素樹脂,ガラス繊維強化プラスチック,セラミックスのいずれかを適用することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載のガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004184328A JP2006014411A (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | ガス絶縁開閉装置 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008271744A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁電気機器 |
JP2009159757A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Toshiba Corp | ガス絶縁母線用導体 |
JP2010158148A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-07-15 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁開閉装置 |
CN102136311A (zh) * | 2010-11-10 | 2011-07-27 | 中国科学院电工研究所 | 一种混合气体绝缘介质 |
JP2012028268A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Toshiba Corp | 真空バルブ |
-
2004
- 2004-06-23 JP JP2004184328A patent/JP2006014411A/ja active Pending
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