JP2006014251A

JP2006014251A - 双方向ストリーミングシステム

Info

Publication number: JP2006014251A
Application number: JP2004212322A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Kashiki; 泰夫樫木
Original assignee: CENTRAL OFFICE KK
Current assignee: CENTRAL OFFICE KK
Priority date: 2004-06-21
Filing date: 2004-06-21
Publication date: 2006-01-12

Abstract

【課題】ある会場の雰囲気映像を３台程度のカメラを使用し、ストリーミング配信する。そしてそれを見た受け手が、パソコンや携帯電話等のメール及び添付ムービーファイルを、その会場のシステムに送信する。受信した側は、受け取った情報を、プロジェクター等のモニター機器から上映し、会場の全員にそのメッセージを伝える。このシステムにより、別の場所にいながら、送り手と受け側の双方が擬似的にその時間と空間が共有されるというものである。
【解決手段】当システムのセンターサーバーに集められたストリーミングデータの配信と、受け側ユーザーから当システムに送信された様々なフォーマットデータによるメッセージデータを、統一されたフォーマット及びプロトコルによって各拠点に再配信するものである。
【選択図】図２

Description

本発明は、インターネットや携帯電話等を用いたストリーミングデータ配信に関する。

インターネットの普及は、通信速度の高速化や、コンテンツの充実等の要因を受け、益々増加の傾向にある。

そんな中で、インターネットよりも普及率が高く多機能なってきているのが携帯電話である。

一般的に、携帯電話は個人の持ち物として普及しており、デジタルカメラ機能を内蔵したもの等、携帯電話機メーカー各社が凌ぎを削っている。

このデジタルカメラ機能を用いて、携帯電話機同士で写真データの交換を行ったり、ムービーデータの交換などが行われている。

又、着信音や待ち受け画面の映像等を、好みによりコンテンツサイトから有料で、ダウンロードして利用出来る機能も有する。

更に、最近ではＩＣチップを内蔵したものや、指紋センサーで個人を特定する機能を持ったものも登場してきている。

これにより、携帯電話機自体に様々なショッピング体系の決済機能が計られ、自動販売機の支払や、コンビニエンスストアーでの支払、公共交通機関でのチケットの発行及び決済等が携帯電話機で出来るようになった。

今のところ、まだパソコンのメールも携帯電話機のメールも、個人から個人、会社関係から個人へ発信されるものがほとんどであり、公開を目的に利用されているものはない。

以上に述べたように、従来の概念からは、パソコンや携帯電話のメールに動画や写真の貼付機能等までもが用意されているにも関わらず、親書的なものがほとんどであり、大勢の人を対象に公開する目的のものはなかった。

本発明は、従来までの常識を打ち破り、全く新しく有益な双方向通信手段としてのインターネット環境の実現と利用料金のスムーズな決済手段を実現する事を目的とするものである。

そして、本発明は上記目的を達成する為に異なった場所にいながら、擬似的に同じ場所にいるような環境を、インターネットネット環境の中でパソコンや携帯電話等を用いた、双方向のストリーミング配信で実現しようとするものである。

上述したように本発明のネットワーク環境というものは、お互いに異なるプロトコル及びフォーマットであっても、センターのサーバーシステムを経由する事により、パーソナルコンピューターと携帯電話等の双方向ストリーミングを可能にするものであり、又同時に、このシステムの利用料金の決済方法は、パーソナルコンピューター等のカード決済とは異なり、携帯電話の情報料として決済する事から、個人情報及びクレジットカード情報等の流出を気にせずにユーザーは、当システムを高いセキュリティーの元に利用出来る。

発明の実施するための最良の形態

以下、本発明の実施の形態を図１〜図２に基づいて説明する。

図１〜図２においては、施行例としての一般的な結婚式のセッティングである。

図１の１ａ〜１ｃ及び図２の１６ａ〜１６ｉに於いては、各会場の定点固定カメラを示し、図１の４は雛壇、５はステージ、６は招待客等のテーブル席で、各会場の様子を余すところなく配信出来るように定点固定カメラを設置する。

これにより、各会場の様子がストリーミングデータ化され、１４ａ〜１４ｃの式場端末を経て、１３の会場用振分けサーバーから、１２のセンターサーバーにストリーミングデータが集約され、それぞれのカテゴリーごとに分類され９のインターネット網より配信される。

利用者は、新聞広告や案内状により、当システムに１１のパーソナルコンピューターや１０の携帯電話機から９のインターネット網にアクセスし希望のカメラアングルをテンキーの操作により、ストリーミングデータを得る。

ここまでの利用料は、設備費用として会場側が負担する。

一方、ユーザー側から何らかのメッセージ、及びムービー等の発信を行おうとした場合は、当システムの利用料としてユーザーが携帯電話会社との契約に基づく、支払方法により決済する。

会場の振分けサーバー１３は、それぞれのメールに対して、その内容の適合性をキーワード検索により判断して、情報の出力装置である、２のプロジェクターを通して３のスクリーン上に表示する。

受信したメール情報は、全て１７のプリンターから、出力されそのデータは、その会場利用者に渡される。

このシステムは、パーソナルコンピュータを軸にしたインターネット網と、携帯電話網と互いに異なったプロトコル及びフォーマットを統一する事により、得られる擬似的双方向情報通信を可能にし、インターネットでは敬遠されがちなネットワーク決済を携帯電話の情報料として徴収する事から、ユーザーの心理的負担を軽減するものと位置付けられる。

一般的なシステム配置構成図ネットワーク図

符号の説明

１ａネットワークカメラ（１）
１ｂネットワークカメラ（２）
１ｃネットワークカメラ（３）
２プロジェクター
３スクリーン
４雛壇
５ステージ
６招待客用テーブル
７会場出入口
８オペレーションシステム
９インターネット網
１０携帯電話機
１１パーソナルコンピューター
１２当システムのセンターサーバー
１３会場用振分けサーバー
１４ａ式場端末（１）
１４ｂ式場端末（２）
１４ｃ式場端末（３）
１５ａプロジェクター（１）
１５ｂプロジェクター（２）
１５ｃプロジェクター（３）
１６ａネットワークカメラ（１）
１６ｂネットワークカメラ（２）
１６ｃネットワークカメラ（３）
１６ｄネットワークカメラ（１）
１６ｅネットワークカメラ（２）
１６ｆネットワークカメラ（３）
１６ｇネットワークカメラ（１）
１６ｈネットワークカメラ（２）
１６ｉネットワークカメラ（３）
１７プリンター
１８課金集金システム
１９ａインターネット回線
１９ｂインターネット回線
１９ｃインターネット回線
２０ａＦＴＴＨ回線
２０ｂＦＴＴＨ回線
２１ａ無線ＬＡＮ
２１ｂ無線ＬＡＮ
２１ｃ無線ＬＡＮ
２２プリンターケーブル

Claims

インターネット網を用いて、一定場所のライブ映像をストリーミング配信し、一方でそのストリーミング映像の配信元に対して、メールやムービーメッセージ等を送信する。送られてきたメール等のデータは、中継センターでリアルタイムに変換され、プロジュクター等の出力装置を用いて、その会場にいる全ての人に対して公開する。これにより、別の場所に居ながらにして、その会場に居るような情報交換効果を得る。
請求項１のシステムの使用料は、携帯電話等の情報料として携帯電話会社の決済方式に準ずるものとし、パーソナルコンピューターの従来の決済方式とは異なるものである。