JP2006013941A - Osd装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置のコストアップを押さえながらOSD画像の表示をスムーズにする装置を提供する。
【解決手段】。制御部2は、予測情報により確定優先順位を決定し、メニュー画像から設定入力画像までのルートを決定する。ルートの設定をしたら、この時点で出力しているOSD画像につながるルート上のOSD画像が、次に選択されるOSD画像であると予測し、このOSD画像をHDD7から読み出して一時記憶部9に記憶する。次にユーザの選択入力があるかどうか判別する。ユーザによる選択入力があると、この選択入力が終了であるかないかを判別する。終了であれば処理を終了し、終了でなければ、この選択入力により指示されるOSD画像を判断し、これが一時記憶部9に記憶しているOSD画像であれば一時記憶部9に記憶しているOSD画像を出力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、装置本体で使用可能な機能について、OSD画像で操作案内行うOSD装置に関する。
従来、装置本体で使用可能な機能について、その機能にかかる設定入力をユーザに容易に行わせるために、複数のOSD画像を用いて操作案内を行うOSD装置が実用化されている。一般的なOSD装置は、初期画像であるメニュー画像を出力し、ユーザに簡単な選択入力を何度か行わせて、最終的にユーザが使用する機能にかかる設定入力が行われるように案内する。具体的にはユーザが選択入力する毎にその選択に応じたOSD画像を出力し、最終的にユーザが使用する機能にかかる設定入力が行われるように案内する。このようなOSD装置では、選択されたときに選択されたOSD画像をハードディスクから読み出すので、OSD画像が選択されてから表示されるまでの時間が長く、操作性が良くないという問題があった。
また、データ放送により配信されているコンテンツの表示速度の向上を図った装置が特許文献1で提案されている。この装置では、配信されてきたコンテンツに含まれる画像を展開した展開画像をメモリに保持しておき、同じ画像のコンテンツが配信されてきた場合に、そのコンテンツの展開処理を行わず、メモリに記憶している該当する展開画像を出力することで、配信されてきたコンテンツの提示速度の向上を図っている。また、特許文献1には、メモリが満杯になって新しいコンテンツの展開画像をメモリに記憶できない状態にならないように、メモリに記憶している各展開画像にそれぞれ優先度を付し、このメモリから優先度の低い展開画像を消去することで配信されてきた新しいコンテンツの展開画像をメモリに記憶する構成が記載されている。
特開2001−186428号公報
しかしながら、OSD装置装置を適用する機器の多機能化に伴なって、OSD装置に記憶させるOSD画像が増加しており、OSD画像を不揮発性のメモリに記憶する構成では、記憶容量の大きなものが必要になる。記憶容量が大きい不揮発性のメモリは高価であることから、OSD画像をハードディスクに記憶させる構成をとっている。このようなOSD装置では、選択されたときに選択されたOSD画像をハードディスクから読み出すので、OSD画像が選択されてから表示されるまでの時間が長く、操作性が良くないという問題があった。
この発明の目的は、装置のコストアップを抑えながらOSD画像の表示をスムーズにし、操作性を向上させたOSD装置を提供する。
この発明のOSD装置は、上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)ハードディスクに記憶している複数のOSD画像について、いずれかのOSD画像の選択を受け付けるOSD画像選択受付手段と、
前記ハードディスクに記憶しているOSD画像を読み出すOSD画像読出手段と、
前記OSD画像選択受付手段がいずれかのOSD画像の選択を受け付けたとき、前記OSD画像読出手段により前記ハードディスクから読み出した、選択されたOSD画像を出力するOSD画像出力手段と、を備えたOSD出力装置において、
前記OSD画像毎に、このOSD画像が選択された場合に、その次に選択されるOSD画像を予測する予測情報を記憶する予測情報記憶手段と、
前記OSD画像選択受付手段が、いずれかのOSD画像の選択を受け付けたとき、前記予測情報を用いて今回選択されたOSD画像の次に選択されるOSD画像を予測する予測手段と、
前記OSD画像読出手段により前記ハードディスクから前記予測手段が予測したOSD画像を読み出し、メモリに記憶する予測画像読出手段と、を備え、
前記出力手段は、前記OSD画像選択受付手段において選択を受け付けたOSD画像が前記メモリに記憶しているOSD画像であれば、このメモリに記憶しているOSD画像を出力し、
前記予測情報は、装置本体で使用可能な機能毎に、優先順位を対応付けた情報であることを特徴とする。
この構成では、複数のOSD画像がハードディスクに記憶されている。OSD画像選択受付手段がいずれかのOSD画像の選択を受け付けると、OSD画像出力手段がここで受け付けたOSD画像を出力する。また、予測手段が、今回選択されたOSD画像の次に選択されるOSD画像を予測する。この予測は、装置本体で使用可能な機能毎に、使用される可能性の高い優先順位を対応付けた予測情報を用いて行う。予測情報記憶手段がこの予測情報を記憶している。予測画像読取手段が予測されたOSD画像をハードディスクから読み出し、メモリに記憶する。このように、装置本体で使用可能な各機能に対して、使用される可能性に基づく優先順位を対応づけた予測情報を用いて次に選択されるOSD画像を予測しこのOSD画像をハードディスクから読み出してメモリに記憶するので、ユーザが次に選択するOSD画像をハードディスクからメモリに読み出している確率が高く、ユーザが次のOSD画像を選択したときにはメモリからOSD画像を出力することができる。これによりOSD画像の表示速度の向上が図れ、ユーザの操作性を向上できる。また、メモリは1画面分のOSD画像を記憶することができれば良いので装置本体のコストアップも抑えられる。
(2)前記機能毎に使用回数をカウントし、各機能のカウント値に基づいて各機能に対応づけられている前記優先順位を更新する予約情報更新手段を備えることを特徴とする。
この構成では、各機能の使用回数をカウントしたカウント値に基づいて各機能の優先順位を更新するので、各機能の使用頻度に基づいてユーザが次に選択するOSD画像を予測することができる。したがって、ユーザが次に選択するOSD画像をハードディスクからメモリに読み出す確率を高めることができる。
(3)設定手段は、各機能に対応づけられている前記優先順位について、設定入力をうけつけ、この設定入力に基づいて設定する設定手段を備えることを特徴とする。
この構成では、各機能の優先順位がユーザにより設定されるので、ユーザの使い方に応じた予測情報により、ユーザが次に選択するOSD画像を予測することができる。したがって、ユーザが次に選択するOSD画像をハードディスクからメモリに読み出している確率を高めることができる。
この発明によれば、使用される可能性に基づく優先順位を対応づけた予測情報を用いて次に選択されるOSD画像を予測しこのOSD画像をハードディスクから読み出してメモリに記憶するので、ユーザが次に選択するOSD画像をハードディスクからメモリに読み出している確率が高く、ユーザが次のOSD画像を選択したときにはメモリからOSD画像を出力することができる。これによりOSD画像の表示速度の向上が図れ、ユーザの操作性を向上できる。また、メモリは1画面分のOSD画像を記憶することができれば良いので装置本体のコストアップも抑えられる。
以下、この発明の実施形態であるOSD装置を適用したセットトップボックス(以下、STBと言う。)について説明する。図1は、この実施形態のSTBの主要部の構成を示すブロック図である。この実施形態のSTB1は、本体の動作を制御する制御部2と、選択されているチャンネルで放送されている番組の映像信号および音声信号を抽出する受信部3と、選択されているチャンネルで放送されている番組の映像に必要に応じてOSD画像を重ね合わせるOSD画像合成部4と、放送されている番組または、放送されている番組にOSD画像を重ね合わせた合成画像の映像信号と、放送されている番組の音声信号とを出力する出力部5と、図示しないリモコン装置から無線で送られてきた本体に対する制御信号を受信するリモコン受信部6と、複数のOSD画像を記憶するハードディスクを有しこのハードディスクから任意のOSD画像を読み出すハードディスクドライブ7(以下HDD7という。)と、を備えている。
制御部2は、装置本体で使用可能な機能毎に、設定優先順位、使用回数および確定優先順位を対応付けた情報である予測情報を記憶しておく予測情報記憶部8と制御部がHDD7から読み出したOSD画像を一時的に保持する一時記憶部9と、を備えている。予測情報記憶部8と一時記憶部9は一つのメモリで構成しても良いし、また別々のメモリで構成しても良い。予測情報は、電源のOFF時にも消えないように不揮発性のメモリに記憶するのが好ましい。予測情報記憶部8と一時記憶部9は制御部2に設けられている動作時に発生したデータを記憶するRAMを使用しても良い。この場合電源が消えると予測情報が消えてしまうのでHDDが有するハードディスクに予測情報を記憶させればよい。
図2は、予測情報記憶部8に記憶されている予測情報を示す図である。予測情報は、次に選択されるであろうOSD画像を予測するときに用いる情報である。予測情報は、本体で使用可能な機能について、その機能に設定優先順位、使用回数および確定優先順位を対応づけた構成である。設定優先順位についてはユーザが設定できる。また使用回数はその機能が使用された回数をカウントしたカウント値である。確定優先順位はその機能が使用される可能性の高い順番を示すデータである。制御部2は、本体に対するユーザの入力操作に応じて確定優先順位を更新する。制御部2はこの予測情報を用いて次に選択されるOSD画像を予測する。次に選択されるOSD画像を予測する手法としてはユーザが設定した優先順位を確定優先順位にして次に選ばれるOSD画像を予測する手法がある。また、優先順位を用いないで使用回数で確定優先順位を決定して次に選ばれるOSD画像を予測する手法がある。更に、ユーザが設定した優先順位と、使用回数の両方を用いて確定優先順位を決定して次に選ばれるOSD画像を予測する手法がある。予測、手法についての詳細な説明は、後述する。
ハードディスク7に記憶されている複数のOSD画像は、初期画面であるメニュー画像から、装置本体で使用する機能に対する設定入力を受け付けるときに表示する画像(以下、設定入力画像と言う。)までユーザを案内するために、図3に示すようなツリー構造になっている。図3では、1つの矩形が1つのOSD画像を示している。例えば、OSD画像B〜Eが予約録画にかかる設定入力画像である場合について説明する。ここでは、OSD画像Bが録画開始時間、録画終了時間、録画するチャンネルを入力して録画予約を行う設定入力画像、OSD画像CがGコードを入力して録画予約を行う設定入力画像、OSD画像DがEPGを使用し、番組指定により録画予約を行う設定入力画像、OSD画像Eが
EPGを使用し、キーワード検索により録画予約を行う設定入力画像であるものとする。
この場合、OSD画像Jは、録画開始時間、録画終了時間、録画するチャンネルを入力して録画予約を行うか、Gコードで録画予約を行うかの選択を促す選択画像(OSD画像BまたはOSD画像Cの選択を促す選択画像)であり、OSD画像KはEPGを使用し、番組指定により録画予約を行うか、EPGを使用し、キーワード検索により録画予約を行うかの選択を促す選択画像(OSD画像DまたはOSD画像Eの選択を促す選択画像)
である。また、OSD画像Oは、録画予約においてEPGを使用するかどうかの選択を促す選択画像である。
なお、OSD画像Aが初期画面であるメニュー画像である。
このように、複数のOSD画像は、ユーザの目的の機能にかかる設定入力を行う設定入力画像まで、ユーザを段階的に案内するツリー構造となっている。ユーザは、そのときに表示されているOSD画像に応じて簡単な選択入力を行うだけで、メニュー画像から目的の機能にかかる設定入力を行う設定入力画像に達することができる。
次に、制御部2において、ユーザが次に選択するOSD画像を予測する手法について説明する。上述したように、この予測には図2に示した予測情報が用いられる。ここでは、録画開始時間、録画終了時間、録画するチャンネルを入力して録画予約を行う通常録画予約機能の確定優先順位が1位であり、Gコードによる録画予約機能の確定優先順位が2位であり、EPGを使用し、番組指定による録画予約機能の確定優先順位が3位であり、EPGを使用し、キーワード検索による録画予約機能の確定優先順位が4位である。この確定優先順位は、上述したように、ユーザが設定した設定優先順位としてもいいし、設定優先順位を用いないで使用回数の多い順に決定してもよいし、更には、ユーザが設定した設定優先順位と使用回数の両方を用いて決定してもよい。このとき、確定優先順位は、使用回数を設定優先順位で割って求める。
制御部2は、メニュー画像にかかるOSD画像Aを出力したとき、最も確定優先順位の高い(確定優先順位が1位である)機能を、ユーザがこれから使用する機能であると予測し、ここで予測した機能にかかる設定入力画像に達するまでの経路を求める。ここでは、OSD画像A→OSD画像O→OSD画像J→OSD画像Bとする経路を求める。そして、この経路上に位置し、この時点で出力しているOSD画像(ここでは、OSD画像A)につながるOSD画像(ここではOSD画像O)が、次に選択されるOSD画像であると予測し、このOSD画像をHDD7から読み出して一時記憶部9に記憶する。
制御部2は、ユーザによる選択入力があると、この選択入力により指示されるOSD画像を判断し、これが一時記憶部9に記憶しているOSD画像であれば一時記憶部9に記憶しているOSD画像を出力する。したがって、ユーザが次に選択するであろうと予測し、一時記憶部9に先読みしていたOSD画像がユーザに選択された場合には、この選択されたOSD画像の出力に要する時間の短縮が図れる。同様に、OSD画像Oを出力しているときには、OSD画像JをHDD7から先読みしてメモリに記憶し、OSD画像Jを出力しているときには、OSD画像BをHDD7から先読みして一時記憶部9に記憶する。
また、OSD画像B等の設定入力画像を出力しているときには、メニュー画像であるOSD画像AをHDD7から先読みして一時記憶部9に記憶する。設定入力画像を出力しているときにはメニュー画像であるOSD画像Aを一時記憶部9に記憶するとした理由を以下に示す。多くのユーザは、設定入力画像を表示させて、その機能に対する設定入力を完了すると、別の機能について設定入力を行うか、又は設定入力にかかる操作を終了する。メニュー画像は上述したように初期画面である。そして、ユーザが別の機能を使用する場合、一旦初期画面に戻ると考えるからである。設定入力画像で設定入力にかかる操作を終了するなら次のOSD画像の出力はないのでメモリに何が入っていてもよく問題はない。
なお、設定入力画像を出力している場合、1つ前の画像をメモリに記憶させるようにしてもよい。
また、制御部2はユーザにより選択されたOSD画像が一時記憶部9に先読みしているOSD画像でなければ、例えばOSD画像Oを出力しているときに一時記憶部9に記憶している先読みしたOSD画像Jでなく、OSD画像Kが選択された場合、この選択されたOSD画像KをHDD7から読み出して出力するとともに、先の予測が外れたことから、再度ユーザが使用する機能を予測する。この予測では、今回出力したOSD画像につながっている機能の中で最も優先度の高いものを、ユーザが使用する機能であるとする。例えば、OSD画像Kを出力した場合、次に選択される可能性のある優先度3のOSD画像Dと優先度4のOSD画像Eとから優先度の高いOSD画像Dが選択されると予測し、HDD7からOSD画像Dを先読みし、一時記憶部9に記憶する。
このように、制御部2は、一時記憶部9に記憶しているOSD画像でないOSD画像がユーザにより選択され予測が外れた場合、ユーザが使用する機能の再予測に基づいて次の画像を決める。したがって一度予測が外れても、その後全て適正な予想が全く出来なくなることはない。
次に、この実施形態のOSD装置の動作について説明する。図4は、この実施形態のOSD装置の動作を示すフローチャートである。ユーザがメニュー画像表示のボタンを押すと、STB1はメニュー画像を出力する(S1)。制御部2は、予測情報により確定優先順位を決定し、メニュー画像から設定入力画像までのルートを決定する(S2)。確定優先順位は、ユーザが設定した設定優先順位としてもいいし、設定優先順位を用いないで使用回数の多い順に決定してもよいし、更には、ユーザが設定した設定優先順位と使用回数の両方を用いて決定してもよい。ここでは、確定優先順位がユーザが設定した設定優先順位と使用回数の両方を用いて決定するパターンで動くとする。ルートの設定をしたら、この時点で出力しているOSD画像につながるルート上のOSD画像が、次に選択されるOSD画像であると予測し、このOSD画像をHDD7から読み出して一時記憶部9に記憶する(S3)。次にユーザの選択入力があるかどうかを判別する(S4)。ユーザによる選択入力があると、この選択入力が終了であるかないかを判別する(S5)。終了であれば処理を終了し、終了でなければ、この選択入力により指示されるOSD画像を判断し(S6)、これが一時記憶部9に記憶しているOSD画像であれば一時記憶部9に記憶しているOSD画像を出力する(S7)。したがって、ユーザが次に選択するであろうと予測し、一時記憶部9に先読みしていたOSD画像がユーザに選択された場合には、この選択されたOSD画像の出力に要する時間の短縮が図れる。また、S5でユーザが終了を選択した場合、OSD装置の使用を終了するとみなし、処理を終了する。また、S6でユーザにより選択されたOSD画像が一時記憶部9に先読みしているOSD画像でなければ、この選択されたOSD画像をHDD7から読み出して(S8)出力するとともに、先の予測が外れたことから、再度ユーザが使用する機能へのルートを再予測する(S9)。この再予測では、今回出力したOSD画像につながっている機能の中で、最も優先度の高いものを、ユーザが使用する機能であるとする。S3からS10までの処理を設定入力画像を出力するまで行う。S10で、設定入力画像を出力しているときには、メニュー画像であるOSD画像AをHDD7から先読みして一時記憶部9に記憶する(S11)。ここで設定入力画像に対する設定入力、終了または、まだ設定したい機能などがありメニュー画像などの他のOSD画像に戻る、の3つのいづれかの入力をまっている(S12,S13,S14)。S13で終了が選択された場合、OSD装置1の使用を終了するとみなし、処理を終了する。S14でメニュー画像が選択された場合、一時記憶部9にメニュー画像を記憶しているので、いいかえればユーザが次に選択するであろうと予測し、一時記憶部9に先読みしていたOSD画像がユーザに選択されたので、この選択されたOSD画像の出力に要する時間の短縮が図れる。
S12で設定入力が行われた場合、その設定入力をによる設定処理を受け付け(S15)、その機能について予測情報における使用回数を1カウントアップする(S16)。この場合、使用回数を使っているので確定優先順位が変化する。次に終了するか、ユーザがまだ設定したい機能などがありメニュー画像などの他のOSD画像に戻るかいずれかの入力を待っている(S17、S18)。S17で終了が選択されると、処理を終了し、OSD画像の出力を終える。S18でユーザがまだ設定したい機能などがありメニュー画像などの他のOSD画像に戻る場合、S6からの処理を再度繰り返す。S18でメニュー画像が選択された場合、一時記憶部9にメニュー画像を記憶しているので、ユーザが次に選択するであろうと予測し、一時記憶部9に先読みしていたOSD画像がユーザに選択されることになるので、この選択されたOSD画像の出力に要する時間の短縮が図れる。
なお、ここでは、確定優先順位がユーザが設定した設定優先順位と使用回数の両方を用いて決定するとしたが、ユーザが設定した設定優先順位を確定優先順位としてもよいし、、設定優先順位を用いないで使用回数の多い順に確定優先順位を決定してもよい。設定優先順位とカウント値に基づいて各機能の確定優先順位を更新するのでユーザが次に選択するOSD画像をユーザの使い方に基づいて予測することができる。したがって、ユーザが次に選択するOSD画像をハードディスクからメモリに読み出す確率を高めることができる。
この実施形態のSTBの主要部の構成を示すブロック図である。 予測情報記憶部に記憶されている予測情報を示す図である。 ハードディスクに記憶している複数のOSD画像の構造を示す図である。 この実施形態のOSD装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1−STB
2−制御部
3−受信部
4−OSD画像合成部
5−出力部
6−リモコン受信部
7−HDD
8−予測情報記憶部
9−一時記憶部

Claims (4)

  1. ハードディスクに記憶している複数のOSD画像について、いずれかのOSD画像の選択を受け付けるOSD画像選択受付手段と、
    前記ハードディスクに記憶しているOSD画像を読み出すOSD画像読出手段と、
    前記OSD画像選択受付手段がいずれかのOSD画像の選択を受け付けたとき、前記OSD画像読出手段により前記ハードディスクから読み出した、選択されたOSD画像を出力するOSD画像出力手段と、を備えたOSD装置において、
    前記OSD画像毎に、このOSD画像が選択された場合に、その次に選択されるOSD画像を予測する予測情報を記憶する予測情報記憶手段と、
    前記OSD画像選択受付手段が、いずれかのOSD画像の選択を受け付けたとき、前記予測情報を用いて今回選択されたOSD画像の次に選択されるOSD画像を予測する予測手段と、
    前記OSD画像読出手段により前記ハードディスクから前記予測手段が予測したOSD画像を読み出し、メモリに記憶する予測画像読出手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記OSD画像選択受付手段において選択を受け付けたOSD画像が前記メモリに記憶しているOSD画像であれば、このメモリに記憶しているOSD画像を出力し、
    前記予測情報は、装置本体で使用可能な機能毎に、優先順位を対応付けた情報であり、また、前記機能毎に使用回数をカウントし、各機能のカウント値に基づいて各機能に対応づけられている前記優先順位を更新する予測情報更新手段と、
    各機能に対応づけられている前記優先順位について、設定入力を受け付ける優先順位設定手段と、を備えたOSD装置。
  2. ハードディスクに記憶している複数のOSD画像について、いずれかのOSD画像の選択を受け付けるOSD画像選択受付手段と、
    前記ハードディスクに記憶しているOSD画像を読み出すOSD画像読出手段と、
    前記OSD画像選択受付手段がいずれかのOSD画像の選択を受け付けたとき、前記OSD画像読出手段により前記ハードディスクから読み出した、選択されたOSD画像を出力するOSD画像出力手段と、を備えたOSD装置において、
    前記OSD画像毎に、このOSD画像が選択された場合に、その次に選択されるOSD画像を予測する予測情報を記憶する予測情報記憶手段と、
    前記OSD画像選択受付手段が、いずれかのOSD画像の選択を受け付けたとき、前記予測情報を用いて今回選択されたOSD画像の次に選択されるOSD画像を予測する予測手段と、
    前記OSD画像読出手段により前記ハードディスクから前記予測手段が予測したOSD画像を読み出し、メモリに記憶する予測画像読出手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記OSD画像選択受付手段において選択を受け付けたOSD画像が前記メモリに記憶しているOSD画像であれば、このメモリに記憶しているOSD画像を出力し、
    前記予測情報は、装置本体で使用可能な機能毎に、優先順位を対応付けた情報であるOSD装置。
  3. 前記機能毎に使用回数をカウントし、各機能のカウント値に基づいて各機能に対応づけられている前記優先順位を更新する予測情報更新手段を備えた請求項2に記載のOSD装置。
  4. 各機能に対応づけられている前記優先順位について、設定入力を受け付ける優先順位設定手段と、を備えた請求項2または3に記載のOSD装置。
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