JP2006012643A - 自動点滅器 - Google Patents

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大輔 堤
Tatsuya Abe
達也 阿部
Yoshinori Akinari
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Abstract

【課題】
ドライバー等の工具を使用することなく、点灯照度を設定することができる自動点滅器を提供する。
【解決手段】
自動点滅器1は、点灯照度設定用の回転式のボリューム17、及び外部電源と照明負荷の電源線が接続される端子部を有する端子台19を備え、周囲の照度を検出して、検出した照度と点灯照度との比較結果に応じて外部電源から照明負荷への給電をオン・オフする回路ブロック12と、周囲の光を取り込むための採光部及びボリューム17の操作軸17aを操作するための操作孔23を有して回路ブロック12が収納される器体2とを具備し、操作軸17aの先端部に操作摘子24を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、周囲の照度に応じて照明負荷の動作を自動で制御する自動点滅器に関する。
従来から、周囲の照度を検出して、検出した照度が点灯照度よりも低くなったときに、外部電源から照明負荷への給電をオンして照明負荷を点灯し、検出した照度が点灯照度よりも高くなったときに、外部電源から照明負荷への給電をオフして照明負荷を消灯する、いわゆるEEスイッチと称される自動点滅器が提供されている。
この種の自動点滅器としては、図10に示すような自動点滅器101が提供されている(特許文献1)。自動点滅器101は、図10(b),(c)に示すように、点灯照度設定用の回転式の可変抵抗器(以下、ボリュームという)105、及び外部電源及び照明負荷の電源線(図示せず)が接続される端子部(図示せず)を有する端子台107を備え、周囲の照度を検出して、検出した照度と点灯照度との比較結果に応じて外部電源(図示せず)から照明負荷(図示せず)への給電をオン・オフする回路ブロック106と、光を取り込むための採光部103及びボリューム105の操作軸105aを操作するための操作孔104を有して回路ブロック106が収納される器体102と、器体102の後面部に被着される裏板108と、器体102内に水が浸入することを防止するための防水パッキン109と、器体102を壁面等の造営面に取り付けるための絶縁性の取付枠110とを具備し、図10(c)に示すように、操作軸105aの先端面部に、溝部105bが形成されている。
特開昭59−139596号公報(第3図)
上記の自動点滅器101は、操作軸105aを回転操作してボリューム105の抵抗値を変化させることで、点灯照度を任意の値に設定することができ、これにより照明負荷の点灯・消灯を使用者の所望の照度で行えるようになっている。
しかし、上記の自動点滅器101において操作軸105aを回転操作するためには、マイナスドライバー等の工具を器体102の操作孔104へ差し入れてマイナスドライバーの先端部を操作軸105aの溝部105bに嵌め合わせ、この状態でマイナスドライバーを回転操作しなければならなかった。
このように、点灯照度を設定するためにわざわざマイナスドライバー等の工具を用いなければならないのは非常に面倒であり、また、ドライバーによる操作は非常に操作性の悪いものであった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、ドライバー等の工具を使用することなく、点灯照度を設定することができる自動点滅器を提供することである。
上述の課題を解決するために、請求項1の発明では、点灯照度設定用の回転式の可変抵抗器を備え、周囲の照度を検出して、検出した照度と前記点灯照度との比較結果に応じて外部電源から照明負荷への給電をオン・オフする回路ブロックと、前記操作軸を操作するための操作孔を有して前記回路ブロックが収納される器体とを具備し、前記操作軸には、該操作軸を回転操作するための操作摘子が取り付けられていることを特徴とする自動点滅器とした。
請求項1の発明によれば、回転式の可変抵抗器の操作軸に操作摘子を取り付けてあるので、この操作摘子を手で回転操作すれば、操作軸が回転操作されて可変抵抗器の抵抗値が変化するから、点灯照度を任意の値に設定することができ、これにより、マイナスドライバー等の工具をわざわざ使用しなくても、点灯照度を設定することができる。
請求項2の発明では、請求項1に記載の構成に加えて、前記操作摘子は、前記器体の操作孔の周辺部に回転自在に支持されていることを特徴とする自動点滅器とした。
請求項2の発明によれば、操作摘子が器体に回転自在に支持されているので、操作摘子を回転操作等する際の荷重が全て器体にかかることになり、そのため、回転式の可変抵抗器に荷重がかからなくなるので、回転式の可変抵抗器に無理な荷重がかかって、回転式の可変抵抗器を破損してしまうことがなくなる。
請求項3の発明では、請求項1に記載の構成に加えて、前記操作摘子は、前記操作孔から出没自在に設けられていることを特徴とする自動点滅器とした。
請求項3の発明によれば、回転式の可変抵抗器を操作しないときには、操作摘子を操作孔内に押し込んで器体から突出しないように収納することができ、これにより第三者によるいたずら等を防止することができる。
請求項4の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の構成に加えて、前記回路ブロックに、前記照明負荷を消灯するためのスイッチを設けたことを特徴とする自動点滅器とした。
請求項4の発明によれば、照明負荷を点灯しておく必要がない場合には、照明負荷を消灯することができ、省エネルギー化を図ることができる。
本発明は、操作摘子を手で回転操作することで、操作軸が回転操作されて可変抵抗器の抵抗値が変化するから、点灯照度を任意の値に設定することができ、これにより、マイナスドライバー等の工具をわざわざ使用しなくても、点灯照度を設定することができるという効果がある。
以下に、図1乃至9を用いて、本発明の音波受信装置の実施形態について説明する。
(実施形態1)
本実施形態の自動点滅器1は、図1(a)、(b)に示すように、点灯照度設定用の回転式のボリューム17、及び外部電源(図示せず)と照明負荷29(図4参照)の電源線(図示せず)が接続される端子部(図示せず)を有する端子台19を備え、周囲の照度を検出して、検出した照度と点灯照度との比較結果に応じて外部電源から照明負荷29への給電をオン・オフする回路ブロック12と、周囲の光を取り込むための採光部22(図3参照)及びボリューム17の操作軸17aを操作するための操作孔23を有して回路ブロック12が収納される器体2と、器体2の後面部に被着され、器体2内を保護するための裏板26と、器体2内に水が浸入することを防止するための防水パッキン27と、器体2を壁面30(図4参照)等の造営面に取り付けるための取付枠28とを具備し、操作軸17aの先端部に手動操作用の操作摘子24を備えている。尚、図1(a)において、上方向を自動点滅器1の上方、左方向を自動点滅器1の左方、右方向を自動点滅器1の右方、下方向を自動点滅器1の下方、手前方向を自動点滅器1の前方とする。
器体2は、図3に示すように、例えば、不透光性の合成樹脂成から形成されたボディ3と透光性の合成樹脂から形成された採光カバー4とから構成されている。ボディ3は、不透光性の合成樹脂を用いて、略長方形の平板状の基台部3aと略直方体の箱状の遮光カバー部3bとが一体に形成されている。基台部3aは、図1(b)に示すように、基台部3aの上端側に開口部5を有した略長方形の平板状に形成されるとともに、基台部3aの後面側の側縁部からは、後方へ突出する取付片6が複数形成されている。また、基台部3aの短手方向(左右方向)における中間部の上端部及び下端部には、器体2を取付枠28に取り付けるための取付ねじ7,7が挿通される取付孔8,8が形成されるとともに、基台部3aの下端側の左右端部には、採光カバー4を基台部3aに取付けるための取付ねじ9,9が挿通される挿通孔10,10が形成され、加えて、基台部3aの略中央部には、裏板26をボディ3に取り付けるための取付ねじ11に対応するねじ孔(図示せず)が形成されている。
遮光カバー部3bは、下壁部及び後壁部が全面に亘って開口した略直方体の箱状を有し、基台部3aの開口部5の周辺部に一体に突設されている。遮光カバー部3bの前壁の裏面部には、回路ブロック12をボディ3に取り付けるための取付ねじ13,14,15にそれぞれ対応するねじ孔(図示せず)を各別に備えた円筒部3c(図1(b)参照)が一体に突設されている。
回路ブロック12は、受光素子16及びボリューム17を備えた回路基板部18と、外部電源及び照明負荷29等の電源線が電気的に接続される端子部を備えた端子台19とから構成されている。回路基板部18は、器体2の周囲の照度を検出するためのフォトトランジスタ等の受光素子16と、操作軸17aを有し、抵抗値の変化により点灯照度を設定するための回転式のボリューム17とを備えるとともに、受光素子16により検出した照度とボリューム17によって設定された点灯照度を比較して、周囲の照度が点灯照度を上回っていれば、外部電源から照明負荷29への給電をオフし、周囲の照度が点灯照度を下回っていれば、外部電源から照明負荷29への給電をオンする点滅制御回路部を備えている。また、回路基板部18は、前記点滅制御回路部と端子台19の端子部とを電気的に接続するための栓刃部(図示せず)を有し、取付ねじ13,14,15がそれぞれ挿通される挿通孔(図示せず)を有している。
端子台19は、外部電源及び照明負荷29等の電源線が電気的に接続される、例えば速結端子である端子部を備え、この端子部と回路基板部18の栓刃部を電気的に接続するための刃受部(図示せず)を備えている。該刃受部は、端子台19の前壁から下壁にかけて、左右方向に並設されたスリット19a,19a,19a内にそれぞれ対応して設けられており、回路基板部18の栓刃部をスリット19aに差し込むことで、栓刃部と刃受部とが電気的に接続され、これにより点滅制御回路部と端子部とが電気的に接続されることになる。また、端子台19の下面部の右端部には取付ねじ15が挿通される挿通部20aを有する取付部20が下方へ一体に突設され、端子台19の左面部には取付ねじ14が挿通される挿通部(図示せず)を有する取付部21が左方へ一体に突設されている。
採光カバー4は、図2(a)に示すように、透光性の合成樹脂を用いて、上壁部及び後壁部が全面に亘って開口した略直方体の箱状を有し、下壁部には、左右方向に離間した採光部22と操作孔23とが形成されている。採光部22は、例えば、下壁部の表裏に貫通する孔或いはレンズ等から構成され、受光素子16により周囲の照度を検出するために器体2の周囲の光を器体2内に取り込むためのものであり、操作孔23は、円形状の孔からなり、ボリューム17の操作軸17aを回転操作するための操作摘子24を回転自在に支持するためのものである。また、図2(b)に示すように、この操作孔23の内周面の上下方向における中間部には操作摘子24を回転自在に支持するための支持部23aが周設してあり、該内周面の上端部には操作摘子24の回転範囲を規制するためのストッパ23bが突設してある。尚、支持部23aには、操作摘子24を取り付けるための切欠部23cが設けられている。さらに、採光カバー4の上端面には遮光カバー部3b内に嵌入される突部4aが突設されており、採光カバー4の内側面の下側角部には取付ねじ9,9に対応するねじ孔4c,4cを備えたリブ4b,4bが突設されている。
操作摘子24は、手動操作するための摘み部24aと、該摘み部24aの一端側に一体に突設されてボリューム17の操作軸17aの先端部と嵌合する嵌合部24bとから構成されている。摘み部24aは、一端から他端へかけて縮径となるテーパ状の円柱であり、摘み部24aの側周面には円柱形状の高さ方向に走る凸部が円柱形状の円周方向に複数設けられるとともに、目印用突起25が設けられている。嵌合部24bは、摘み部24aの一端側の外径寸法よりも小さい外形寸法を有して、ボリューム17の操作軸17aの先端部と嵌合する円筒形状に形成されている。加えて、嵌合部24bの外側面には、操作摘子24を操作孔23の支持部23aに回転自在に支持させるための突起24cが突設してあり、操作摘子24は、この突起24cを操作孔23の支持部23aの切欠部23cに挿通して、図1(b)に示すように、摘み部24aと突起24cとで支持部23aを挟むように配置されることで、採光カバー4に回転自在に支持されることになる。また、操作摘子24を所定角度まで回転させた際には、突起24cがストッパ23bに当接することにより操作摘子24の回転範囲を規制して、ボリューム17の操作軸17aの可動範囲を超えて操作摘子24を回転させることができないようにしてある。
裏板26は、器体2内を保護するためのものであり、端子台19に電源線を接続するための開口部26aを有する略長方形の平板状に形成され、裏板26の短手方向の中間部の上端部には取付ねじ7が挿通される切欠26bが設けられるとともに、下端部には、裏板26をボディ3に取り付けるための取付ねじ11が挿通される挿通孔26cが設けられている。
防水パッキン27は、器体2内に浸水することを防止するためのものであり、例えばゴム材料から略長方形の平板状に形成され、取付枠28を収納するための凹部27aが後部に設けられるとともに、端子台19に電源線を接続するための開口部27bが設けられている。また、防水パッキン27の前面部の側端部には、ボディ3の取付片6が嵌入される取付溝27cが周設され、防水パッキン27の短手方向の中央部における長手方向の両端部には、取付ねじ7,7が挿通される取付孔27d,27dが形成されている。
取付枠28は、器体2を建物の壁面30(図4参照)等の造営面に取り付けるためのものであり、例えば、絶縁性材料を用いて中央部に開口部28aを有する略長方形の平板状に形成されている。また、取付枠28の短手方向の中間部における長手方向の両端側には、取付枠28を壁面30に取り付けるための固定ねじ(図示せず)が挿通される挿通孔28b,28bが形成され、各挿通孔28b,28bの取付枠28の長手方向における外方には、取付ねじ7,7に対応したねじ孔28c,28cが形成されている。
本実施形態の自動点滅器1は、上記の部材により構成されており、各部材は次のようにして配置されている。
器体2には、回路基板部18と端子台19からなる回路ブロック12が収納される。ここで、回路基板部18は、受光素子16とボリューム17の操作軸17aとを採光カバー4の採光部22と操作孔23とにそれぞれ臨むように位置させるとともに、回路基板部18の挿通孔と遮光カバー部3bの円筒部3cのねじ孔とを連通させて、取付ねじ13を円筒部3cのねじ孔に螺入することでボディ3に取り付けられている。次に、端子台19は、ボディ3の開口部5からボディ3内に差し入れられて、回路基板部18の栓刃部をスリット19a内の刃受部に機械的、電気的に接続するとともに、取付部20の挿通部20aと取付部21の挿通部とを、回路基板部18の挿通孔、及び円筒部3cのねじ孔にそれぞれ連通させ、取付ねじ14,15を円筒部3c,3cのねじ孔にそれぞれ螺入することでボディ3に取り付けられている。
このようにして回路ブロック12が取り付けられたボディ3には、採光カバー4が次のようにして取り付けられている。すなわち、採光カバー4は、遮光カバー部3b内に突部4aを嵌入するとともに、ボディ3の挿通孔10,10と採光カバー4のリブ4b,4bのねじ孔4c,4cとを連通するようにしてボディ3に位置決めされ、取付ねじ9,9をねじ孔4c,4cに螺入することで取り付けられている。このとき、回路基板部18の受光素子16とボリューム17は、採光カバー4の採光部22と操作孔23にそれぞれ臨んでいる。また、ボディ3に取り付けられた採光カバー4の操作孔23には、操作摘子24が取り付けられている。操作摘子24は、操作孔23の支持部23aの切欠部23cに操作摘子24の突起24cを挿通させて、摘み部24aと突起24cとで支持部23aを挟むようにして採光カバー4に配置されるとともに、嵌合部24bに操作軸17aの先端部が嵌合されて、採光カバー4に回転自在に支持されている。
以上により、器体2に回路ブロック12が収納されることになり、この器体2には、裏板26が、開口部26aに端子台19を臨ませて、挿通孔26cをボディ3の基台部3aのねじ孔に連通させて、取付ねじ11を該ねじ孔に螺入して取り付けられている。このようにして裏板26が取り付けられた器体2には、防水パッキン27が、開口部27aに端子台19を臨ませて、基台部3aの後面部に突設された取付片6を防水パッキン27の取付溝27cに嵌入することで取り付けられている。
そして、器体2は、あらかじめ壁面30に取り付けておいた取付枠28を、防水パッキン27の凹部27aに収納するとともに、ボディ3の取付孔8,8と、防水パッキン27の取付孔27d,27dと、取付枠28のねじ孔28c,28cとを連通させて、取付ねじ7,7をねじ孔28c,28cに螺入することで、図4に示すように、壁面30に取り付けられることになる。
以上により構成された自動点滅器1は、上述したように壁面30に取り付けられ、端子台19の端子部に、外部電源(図示せず)、及び例えば水銀灯等の照明負荷29の電源線が接続されて使用され、受光素子16により検出した周囲の照度と、ボリューム17により設定された点灯照度とを比較し、周囲の照度が点灯照度よりも低くなったときに、外部電源から照明負荷29への給電をオンして照明負荷を点灯し、周囲の照度が点灯照度よりも高くなったときに、外部電源から照明負荷29への給電をオフして照明負荷を消灯するという動作を行うのである。加えて、ボリューム17を操作摘子24により操作して点灯照度を使用者の所望の値に設定することができ、これにより照明負荷29の点灯・消灯を使用者の所望の照度で行えるようになっている。
本実施形態の自動点滅器1によれば、回転式のボリューム17の操作軸17aに操作摘子24を取り付けてあるので、この操作摘子24を手で回転操作すれば、操作軸17aが回転操作されてボリューム17の抵抗値が変化するから、点灯照度を任意の値に設定することができ、これにより、ドライバー等の工具をわざわざ使用しなくても、手動で点灯照度を設定することができる。加えて、操作摘子24の摘み部24aをテーパ状に形成してあるので、操作性が良い。
また、操作摘子24を器体2の採光カバー4に回転自在に支持させてあるので、操作摘子24を回転操作等する際の荷重が全て採光カバー4、すなわち器体2にかかることになる。そのため、回転式のボリューム17に荷重がかからなくなるので、ボリューム17に無理な荷重がかかって、ボリューム17を破損してしまうことがなくなる。さらに、採光カバー4の操作孔23にストッパ23bを突設してあり、操作摘子24を所定角度回転させた際には、操作摘子24の突起24cがストッパ23bに当接して、操作摘子24を操作軸17aの可動範囲を超えて回転操作できないようにしてあり、これにより、ボリューム17が破損することを防止している。
ところで、上記の自動点滅器1は、ドライバー等の工具を使用することなく、手で操作することができるようにしたものであるが、図5及び図6に示すように、操作摘子24の他端面部に、例えばプラスドライバーの先端形状に対応した十字状の溝部31を形成して、プラスドライバーにより操作することを可能にしても良い。尚、溝部31は、プラスドライバーに対応した十字状のものに限られるものではなく、マイナスドライバーに対応した形状としても良く、使用する工具に応じて好適な形状とすることができる。
(実施形態2)
本実施形態の自動点滅器1は、上記の実施形態1に比べて、図7(a)〜(c)に示すように、ボリューム、操作摘子、及び採光カバーの構成が異なっており、これらによって操作摘子を操作孔に出没自在に設けたことに特徴がある。尚、その他の構造は上記実施形態1と略同様であるので同一の符号を付し説明を省略する。又、図7においては回路ブロック12の部品を一部省略してある。
ボリューム32は、回転操作される操作軸32aを有し、抵抗値の変化により点灯照度を設定するための回転式のボリュームであるが、操作軸32aをボリューム本体32bから出没できるように構成されている。このようなボリューム32は、例えば、操作軸32aが弾性体(図示せず)によってボリューム本体32bから突出する方向に付勢されており、操作軸32aを前記弾性体の付勢力に逆らってボリューム本体32bへ所定距離押し込んだ際に、操作軸32aがボリューム本体32bに係止されて押し込まれた状態を保持し、ここからさらに操作軸32aを押し込むと、係止状態が解除されて操作軸32aが元の位置に復帰するというような出没動作を行うものである。
操作摘子33は、手動操作するための摘み部33aと、該摘み部33aの一端面から一体に突設されてボリューム32の操作軸32aの先端部と嵌合する円筒形状の嵌合部33bとから構成されている。摘み部33aは、一端から他端へかけて縮径となるテーパ形状を有し、一端部に鍔部34が側方へ一体に突設された円柱形状に形成され、摘み部33aの側周面には円柱形状の高さ方向に走る凸部が円柱形状の円周方向に複数設けられるとともに、目印用突起35が設けられている。
採光カバー4は、上記実施形態1と同様に形成されているが、操作孔36の構成が上記実施形態1の操作孔23と異なっている。すなわち、本実施形態において採光カバー4に形成される操作孔36は、操作摘子33を挿通できる程度の大きさに形成された円形状の孔からなり、図7(a),(b)に示すように、この操作孔36の内周面の下端部には操作摘子33の鍔部34と当接する規制突起37が周設してあるものである。
本実施形態の自動点滅器1は、上記のボリューム32、操作摘子33、及び採光カバー4を備えて構成されており、各部材は次のようにして配置されている。尚、裏板16、防水パッキン27、及び取付枠28については上記実施形態1と同様なので説明を省略する。
器体2には、回路基板部18と端子台19からなる回路ブロック12が収納される。ここで、回路基板部18は、受光素子16とボリューム32の操作軸32aとを採光カバー4の採光部22と操作孔36とにそれぞれ臨むように位置させるとともに、回路基板部18の挿通孔と遮光カバー部3bの円筒部3cのねじ孔とを連通させて、取付ねじ13を円筒部3cのねじ孔に螺入することでボディ3に取り付けられている。次に、端子台19は、ボディ3の開口部5からボディ3内に差し入れられて、回路基板部18の栓刃部をスリット19a内の刃受部に機械的、電気的に接続するとともに、取付部20の挿通部20aと取付部21の挿通部とを、回路基板部18の挿通孔、及び円筒部3cのねじ孔にそれぞれ連通させ、取付ねじ14,15を円筒部3c,3cのねじ孔にそれぞれ螺入することでボディ3に取り付けられている。
このようにして回路ブロック12が取り付けられたボディ3には、採光カバー4が次のようにして取り付けられている。すなわち、採光カバー4は、遮光カバー部3b内に突部4aを嵌入するとともに、ボディ3の挿通孔10,10と採光カバー4のリブ4b,4bのねじ孔4c,4cとを連通するようにしてボディ3に位置決めされ、取付ねじ9,9をねじ孔4c,4cに螺入することで取り付けられている。このとき、回路基板部18の受光素子16とボリューム32は、採光カバー4の採光部22と操作孔36にそれぞれ臨んでいる。また、ボディ3に取り付けられた採光カバー4の操作孔36には、操作摘子33が挿入されており、操作摘子33は、操作孔36に採光カバー4の裏面側から挿入されて、鍔部34と規制突起37とが当接するように位置し、嵌合部33bに操作軸32aの先端部が嵌合されている。
以上により構成された自動点滅器1では、操作軸32aがボリューム本体32bに出没自在に設けられているため、操作摘子33を押し込むと、操作軸32aが上述したようにボリューム本体32b内に押し込まれて係止されることになるから、図7(b)に示すように、操作摘子33を操作孔36内に収納することができるようになっている。また、図7(b)の状態からさらに操作摘子33を押し込むと、操作軸32aの係止状態が解除されて、操作軸32aが図7(a)の状態に戻り、操作摘子33も再び操作孔36から一部が突出することになる。
本実施形態の自動点滅器1によれば、点灯照度の設定を行わないときには、操作摘子33を操作孔36内に押し込んで器体2から突出しないように収納することができ、これにより第三者によるいたずらを防止することができる。また、採光部22に近接する操作摘子33を操作孔36内に収納することで、操作摘子33によって採光部22に入る光を妨げてしまうことを防止することができる。
(実施形態3)
本実施形態の自動点滅器1は、上記の実施形態1に比べて、図8、図9に示すように、照明負荷消灯用のスイッチ38を設けたことに特徴があり、その他の構造は上記実施形態1と略同様であるので同一の符号を付し説明を省略する。
回路ブロック12は、図9に示すように、受光素子16、ボリューム17、及びスイッチ38を備えた回路基板部18と、外部電源及び照明負荷29等の電源線が電気的に接続される端子部を備えた端子台19とから構成されている。このスイッチ38は、例えば、プッシュスイッチ等の押し込み操作される操作釦38aを有する押釦式のスイッチであり、受光素子16の左方に位置し、操作釦38aの先部を下方へ向けて回路基板部18に実装されている。また、スイッチ38は、操作釦38aの押し込み操作によって外部電源から照明負荷29への給電をオン・オフすることができるように設けられており、従って、スイッチ38を操作することで、周囲の照度が点灯照度を下回って照明負荷29が点灯している際に、照明負荷29を任意に点灯・消灯することができるようになっている。
一方、採光カバー4の下面部には、上記の採光部22及び操作孔23に加えて、図8(b)に示すように、採光部22の左方に、スイッチ38の操作釦38aを操作するための操作孔39が新たに形成されており、図8(b)に示すように、採光カバー4をボディ3に取り付けた際には、操作孔39から操作釦38aの先端部が器体2の外方へ突出されることになる。
このようにスイッチ38を設けることによって、照明負荷29を任意に消灯することができるようになるから、例えば、照明負荷29を点灯する必要がない場合は、スイッチ38を操作して消灯することで、省エネルギー化を図ることができる。また、自動点滅器1は主に建物の外部に配置されるものであり、一般的には、屋内から照明負荷29の消灯を行えるように、別途スイッチ装置が設けられているものであるが、本実施形態では自動点滅器1自体にスイッチ38を設けてあるので、外部から照明負荷29の消灯を行え、これにより照明負荷29を消灯したい場合に、屋内に戻ったりする必要が無くなり、非常に便利である。
(a)は、本発明の実施形態1の自動点滅器の前面図であり、(b)は、同上の自動点滅器の断面図である。 (a)は、同上の自動点滅器の採光カバー及び操作摘子を示す斜視図であり、(b)は、同図(a)のA部の拡大図である。 同上の自動点滅器の分解斜視図である。 同上の自動点滅器の使用説明図である。 同上のその他の自動点滅器の分解斜視図である。 同上の自動点滅器の採光カバー及び操作摘子を示す斜視図である。 (a)は、本発明の実施形態2の自動点滅器の操作摘子収納前を示す断面図であり、(b)は、同上の自動点滅器の操作摘子収納後を示す断面図であり、(c)は、同上の自動点滅器の下面図である。 (a)は、本発明の実施形態3の自動点滅器を示す斜視図であり、(b)は、同図(a)のB部の拡大図である。 同上の自動点滅器の分解斜視図である。 (a)は、従来の自動点滅器を示す前面図であり、(b)は、同上の自動点滅器の断面図であり、(c)は、同上の自動点滅器の下面図である。
符号の説明
1 自動点滅器
2 器体
12 回路ブロック
17 ボリューム
17a 操作軸
19 端子台
23 操作孔
24 操作摘子

Claims (4)

  1. 点灯照度設定用の回転式の可変抵抗器を備え、周囲の照度を検出して、検出した照度と前記点灯照度との比較結果に応じて外部電源から照明負荷への給電をオン・オフする回路ブロックと、前記操作軸を操作するための操作孔を有して前記回路ブロックが収納される器体とを具備し、前記操作軸には、該操作軸を回転操作するための操作摘子が取り付けられていることを特徴とする自動点滅器。
  2. 前記操作摘子は、前記器体の操作孔の周辺部に回転自在に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の自動点滅器。
  3. 前記操作摘子は、前記操作孔から出没自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動点滅器。
  4. 前記回路ブロックに、前記照明負荷を消灯するためのスイッチを設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自動点滅器。
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CN102798021A (zh) * 2012-08-27 2012-11-28 天宝电子(惠州)有限公司 一种led灯及驱动开关

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