JP2006012461A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧縮により温度上昇したカソードガスを、熱交換器などの温度調整器の要求負荷を抑えつつ効率よく冷却できるようにする。
【解決手段】 カソード側セパレータ5におけるカソードガス流路41と、カソード入口マニホールド孔9cとの間に、ディフューザ45を設け、ディフューザ45に流体整流用のガイド46を設ける。カソード側セパレータ5におけるカソードガス流路群43と、各マニホールド孔9c,11c,13cとの間の部位49に、他の部位に対して熱伝導率の高い材料として、耐蝕処理を施した金属を埋め込み、ディフューザ45での熱交換性能を高める。
【選択図】 図2

Description

本発明は、固体電解質およびその両側に一対の電極を備えた膜電極接合体と、膜電極接合体の両側にそれぞれ配置するアノード側セパレータおよびカソード側セパレータとを有する単位電池を複数積層した燃料電池に関する。
燃料電池は、カソードガスとして空気を利用することが一般的であり、その作動原理的からも、圧力を高めることで高い起電力を発生する。また、燃料電池自身が、微細な流路構造を持つために、圧力損失を有する。このため、一般にカソードガスとして用いる空気は、圧縮機などにより燃料電池に圧送される(例えば、下記特許文献1参照)。
US2002/0064702
ところで、気体は圧縮により温度上昇するので、燃料電池に圧送される空気温度は上昇する。高分子固体電解質膜を用いる燃料電池では、高分子固体電解質膜の耐熱範囲内で利用する必要があるため、圧縮により温度上昇した空気を冷却する熱交換器などの温度調整器が燃料電池システムに存在し、システム全体のコンパクト化の弊害となっている。
そこで、本発明は、圧縮により温度上昇したカソードガスを、熱交換器などの温度調整器の要求負荷を抑えつつ効率よく冷却できるようにすることを目的としている。
本発明は、固体電解質およびその両側に一対の電極を備えた膜電極接合体と、膜電極接合体の両側にそれぞれ配置するアノード側セパレータおよびカソード側セパレータとを、それぞれ有する単位電池を複数積層し、前記固体電解質と前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータとの間に形成した反応ガス流路と、前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータの各反応ガス流路のうち少なくとも一方の反応ガス流路と反対側に設けた冷却水流路とが、互いに並行で、かつ前記反応ガス流路および冷却水流路にそれぞれ連通して前記積層方向に貫通する複数のマニホールドが互いに近接する燃料電池において、前記カソード側セパレータの、前記単位電池の前記電極を備えた発電部と前記マニホールドの入口側との間の部位を、他の部位に比較して熱伝導率の高い材料で構成したことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、カソード側セパレータの、単位電池の電極を備えた発電部とマニホールドの入口側との間の部位を、他の部位に比較して熱伝導率の高い材料で構成したので、発電部とマニホールドの入口側との間の部分での熱交換性能を向上でき、圧縮機により温度上昇したカソードガスを、効率よく冷却することができ、熱交換器などの温度調整器の要求負荷を下げることができ、温度調整器を小型化してシステムをコンパクト化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる燃料電池の単位電池を構成する各種部材の平面図である。膜電極接合体であるMEA1と、アノード側セパレータ3と、カソード側セパレータ5との3つの部材により単位電池を構成し、この単位電池を複数積層して燃料電池を構成する。
MEA1は、高分子固体電解質膜の両側に触媒層およびガス拡散層を備えた一対の電極を有する発電部7を図1中で表裏両面に備え、その紙面裏側にアノード側セパレータ3の紙面表側を重ね、発電部7の紙面表側にカソード側セパレータ5の紙面裏側を重ねる。
上記したMEA1の図1中で左側の端部には、上部から、カソード入口マニホールド9を構成するカソード入口マニホールド孔9a,冷却水入口マニホールド11を構成する冷却水入口マニホールド孔11a,アノード出口マニホールド13を構成するアノード出口マニホールド孔13aをそれぞれ形成している。
また、MEA1の図1中で右側の端部には、上部から、アノード入口マニホールド15を構成するアノード入口マニホールド孔15a,冷却水出口マニホールド17を構成する冷却水出口マニホールド孔17a,カソード出口マニホールド19を構成するカソード出口マニホールド孔19aをそれぞれ形成している。
さらに、MEA1の図1中で紙面表側のカソード側セパレータ5に対向する面において、その周囲を囲むとともに、冷却水入口マニホールド孔11a,アノード出口マニホールド孔13aおよび、アノード入口マニホールド孔15a,冷却水出口マニホールド孔17aのそれぞれの周囲を囲むように、シール材21を設置する。
MEA1の図1中で紙面裏側のアノード側セパレータ3に対向する面にもシール材を設けてあり、このシール材は、上記アノード側セパレータ3に対向する面の周囲を囲むとともに、カソード入口マニホールド孔9a,冷却水入口マニホールド孔11aおよび、冷却水出口マニホールド孔17a,カソード出口マニホールド孔19aのそれぞれ周囲を囲むよう設置する。
これらシール材21を含むシール材は、アノードガスとカソードガスと冷却水と大気との間をそれぞれシールすることを目的とする。
アノード側セパレータ3は、導電性を有するカーボンを主とする材料からなり、MEA1に形成した前記カソード入口マニホールド孔9a,冷却水入口マニホールド孔11a,アノード出口マニホールド孔13aおよび、アノード入口マニホールド孔15a,冷却水出口マニホールド孔17a,カソード出口マニホールド孔19aにそれぞれ対応して、カソード入口マニホールド9を構成するカソード入口マニホールド孔9b,冷却水入口マニホールド11を構成する冷却水入口マニホールド孔11b,アノード出口マニホールド13を構成するアノード出口マニホールド孔13bおよび、アノード入口マニホールド15を構成するアノード入口マニホールド孔15b,冷却水出口マニホールド17を構成する冷却水出口マニホールド孔17b,カソード出口マニホールド19を構成するカソード出口マニホールド孔19bをそれぞれ形成してある。
また、アノード側セパレータ3におけるMEA1の発電部7に対応する部分には、図1中で左右方向に延びる互いに平行な複数の反応ガス流路としてのアノードガス流路23を備えたアノードガス流路群25を設けている。このアノードガス流路群25を形成した面は、MEA1に対向する側であるが、その裏側の隣接する単位電池におけるカソード側セパレータ5に対向する面には、後述するカソード側セパレータ5と同様の冷却水流路を形成している。
そして、上記したアノードガス流路群25と、アノード入口マニホールド孔15bとの間には、アノードガスを整流する部分として、ディフューザ27を形成する。さらに、アノードガス流路群25とアノード出口マニホールド孔13bとの間には、アノードガスを整流する部分として、ディフューザ29を形成する。これら各ディフューザ27および29には、アノードガスをガイドするアノードガスガイド28および30をそれぞれ設けている。
カソード側セパレータ5は、導電性を有するカーボンを主とする材料からなり、MEA1に形成した前記カソード入口マニホールド孔9a,冷却水入口マニホールド孔11a,アノード出口マニホールド孔13aおよび、アノード入口マニホールド孔15a,冷却水出口マニホールド孔17a,カソード出口マニホールド孔19aにそれぞれ対応して、カソード入口マニホールド9を構成するカソード入口マニホールド孔9c,冷却水入口マニホールド11を構成する冷却水入口マニホールド孔11c,アノード出口マニホールド13を構成するアノード出口マニホールド孔13cおよび、アノード入口マニホールド15を構成するアノード入口マニホールド孔15c,冷却水出口マニホールド17を構成する冷却水出口マニホールド孔17c,カソード出口マニホールド19を構成するカソード出口マニホールド孔19cをそれぞれ形成してある。
また、カソード側セパレータ5におけるMEA1の発電部7に対応する部分には、図1中で左右方向に延びる互いに平行な複数の冷却水流路31を備えた冷却水流路群33を設けている。
そして、上記した冷却水流路群33と、冷却水入口マニホールド孔11cとの間には、冷却水を整流する部分として、ディフューザ35を形成する。さらに、冷却水流路群33と冷却水出口マニホールド孔17cとの間には、冷却水を整流する部分として、ディフューザ37を形成する。これら各ディフューザ35および37には、冷却水をガイドする冷却水ガイド36および38をそれぞれ設けている。
また、カソード側セパレータ5の図1中で紙面表側の、隣接する単位電池のアノード側セパレータ3に対向する面において、その周囲を囲むとともに、カソード入口マニホールド孔9c,アノード出口マニホールド孔13cおよび、アノード入口マニホールド孔15c,カソード出口マニホールド孔19cのそれぞれの周囲を囲むように、シール材39を設置する。このシール材39は、アノードガスとカソードガスと冷却水と大気との間をそれぞれシールすることを目的とする。
図2は、カソード側セパレータ5の上記冷却水流路31を備えた面と反対側の面、すなわちMEA1に対向する面の平面図である。このカソード側セパレータ5のMEA1に対向する面には、発電部7に対応する位置に、図1中で左右方向に延びる互いに平行な複数の反応ガス流路としてのカソードガス流路41を備えたカソードガス流路群43を設けている。
上記図1および図2に示すように、反応ガス流路であるアノードガス流路23およびカソードガス流路41と、冷却水流路31とは、互いに並行で、かつカソード入口,冷却水入口,アノード出口の各マニホールド9,11,13が互いに近接するとともに、アノード入口,冷却水出口,カソード出口の各マニホールド15,17,19が互いに近接している。
上記したカソードガス流路群43と、カソード入口マニホールド孔9cとの間には、カソードガスを整流する部分として、ディフューザ45を形成する。さらに、カソードガス流路群43とカソード出口マニホールド孔19cとの間には、カソードガスを整流する部分として、ディフューザ47を形成する。これら各ディフューザ45および47には、カソードガスをガイドするカソードガスガイド46および48をそれぞれ設けている。
そして、カソード側セパレータ5におけるカソードガス流路群43と、マニホールドの入口側となるカソード入口マニホールド孔9cを含む各マニホールド孔9c,11c,13cとの間の部位49に、カソード側セパレータ5における他の部位に対して熱伝導率の高い材料として、耐蝕処理を施した金属を埋め込み、これによりカソード側セパレータ5を、カーボンを主とする材料と金属との複合材としている。
上記したMEA1の発電部7に対応する部分にて、アノードガス、カソードガス、冷却水が互いに並行に流れ、かつ、それぞれのマニホールド9,11,13が互いに近接するとともに、それぞれのマニホールド15,17,19が互いに近接するために、各マニホールド9,11,13および15,17,19の幅(図1中で上下方向の幅)が、発電部7の幅(流路群25,33,43の図1中で上下方向の幅)の概ね1/3となっている。
このため、図1中で上下の幅が互いに変化する発電部7と各マニホールド9,11,13および15,17,19との間に、各流体を整流して各流路に分配および各マニホールドに集合させるために、前記ディフューザ27および29,35および37,45および47を設けている。
ここで、発電部7に対するカソードガス入口側の温度は、水当量の大きな冷却水の温度に等しくなり、この冷却水温度は、高分子固体電解質膜の耐熱範囲に入るように制御されている。一般に発電部7に供給するカソードガスは、これらの温度に近いことが好ましい。供給するカソードガス温度は、この冷却水温度に近づけるように、燃料電池の外部に設けた温度調整器で温度調整して供給される。この温度調整器は、一般にはカソードガスを圧送することにより生じた温度上昇量分を冷却する冷却装置である。
上記した本発明の第1の実施形態では、図2に示すように、カソード入口マニホールド孔9cとカソードガス流路群43との間のディフューザ45が、流体を整流するためにある程度の長さを有していることから熱交換器の機能を有している。
そして、ここではカソード側セパレータ5における、上記熱交換機能を有するディフューザ45を設けた部位49を熱伝導率の高い材料として、熱交換性能を高めているので、カソードガスを冷却水によって効率よく冷却することができ、上記した燃料電池外部に設けた温度調整器によって、冷却水温度にまで合わせる必要がなくなる。
具体的には、温度調整器は、ディフューザ45の熱交換性能を見越した分までの温度調整量で済む。すなわち、温度調整器の要求負荷を下げることが可能となるので、温度調整器の小型化が可能となり、システムをコンパクト化できる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係わる、カソード側セパレータ5のMEA1に対向する面を示す要部の平面図である。
この実施形態は、ディフューザ45に設けたガイド50を、図2のガイド46や48に比べて薄肉のフィン状にして小さくし、ディフューザ45でのカソードガスとの接触面積を増やしている。これにより、ディフューザ45を流れるカソードガスと、ディフューザ45の裏面側のディフューザ35を流れる冷却水との伝熱面積を増大させている。
なお、カソードガスと冷却水との伝熱面積を大きくするために、冷却水側のディフューザ35におけるガイド36を薄くしてフィン状にしてもよい。
上記したように、入口側のカソードガスと冷却水との間の伝熱面積を出口側に比べて増大することで、第1の実施形態と同様に、カソードガスを冷却水によって効率よく冷却することができ、燃料電池外部に設けた温度調整器によって、冷却水温度にまで合わせる必要がなくなる。
また、上記した図2および図3の実施形態においては、他のマニホールドも同様であるが、特にカソード入口マニホールド9と冷却水入口マニホールド11とを、図1中で上下方向に延びる短辺部と同左右方向に延びる長辺部とを有する矩形状に形成し、各マニホールド9,11の長辺同士を近接するよう配置している。
これら各マニホールド9,11は、単位電池の積層方向に対してカソードガスおよび冷却水を流す役割があり、各マニホールド9,11の長辺同士を近接させることで、短辺同士を近接させる場合に比較して、カソードガスと冷却水との熱交性能を向上させることができる。
この結果、第1,第2の各実施形態と同様に、カソードガスを冷却水によって効率よく冷却することができ、燃料電池外部に設けた温度調整器によって、冷却水温度にまで合わせる必要がなくなる。
図4(a)は、本発明の第3の実施形態に係わる燃料電池の一部を示す斜視図である。この実施形態は、前記第1,第2の各実施形態で示した単位電池を複数積層して構成した燃料電池51を複数(ここでは2個)備え、この各燃料電池51に対して共通の、カソード入口共通マニホールド53,冷却水入口共通マニホールド55,アノード出口共通マニホールド57をそれぞれ設けている。
また、図示していないが、この各燃料電池51に対して共通の、カソード出口共通マニホールド,冷却水出口共通マニホールド,アノード入口共通マニホールドをそれぞれ設けている。
図4(b)は、図4(a)に対し上記したカソード入口共通マニホールド53,冷却水入口共通マニホールド55,アノード出口共通マニホールド57を省略した斜視図である。
カソード入口共通マニホールド53は、その主流路53aから二つに分岐する分岐流路53bを備え、この各分岐流路53bを図4(b)に示してあるカソード入口マニホールド9にそれぞれ接続する。同様に冷却水入口共通マニホールド55は、その主流路55aから二つに分岐する分岐流路55bを備え、この各分岐流路55bを図4(b)に示してある冷却水入口マニホールド11にそれぞれ接続する。さらにアノード出口共通マニホールド57は、その主流路57aから二つに分岐する分岐流路57bを備え、この各分岐流路57bを図4(b)に示してあるアノード出口マニホールド13にそれぞれ接続する。
そして、ここでは、カソード入口共通マニホールド53と冷却水入口共通マニホールド55とを、互いに近接して配置している。これにより、前記した第1,第2,第3の各実施形態と同様に、カソードガスを冷却水によって効率よく冷却することができ、燃料電池外部に設けた温度調整器で、冷却水温度にまで合わせる必要がなくなる。
本発明によれば、固体電解質およびその両側に一対の電極を備えた膜電極接合体と、膜電極接合体の両側にそれぞれ配置するアノード側セパレータおよびカソード側セパレータとを、それぞれ有する単位電池を複数積層し、前記固体電解質と前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータとの間に形成した反応ガス流路と、前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータの各反応ガス流路のうち少なくとも一方の反応ガス流路と反対側に設けた冷却水流路とが、互いに並行で、かつ前記反応ガス流路および冷却水流路にそれぞれ連通して前記積層方向に貫通する複数のマニホールドが互いに近接する燃料電池において、前記カソード側セパレータの、前記単位電池の前記電極を備えた発電部と前記マニホールドの入口側との間に、流体整流用のガイドを設け、この流体整流用のガイドを、前記発電部と前記マニホールドの出口側との間に設けた流体整流用のガイドより小さくして前記発電部と前記マニホールドの入口側との間での反応ガスと冷却水との伝熱面積を、前記発電部と前記マニホールドの出口側との間での同伝熱面積より大きくしたので、圧縮により温度上昇したカソードガスを、効率よく冷却することができ、熱交換器などの温度調整器の要求負荷を下げることができ、温度調整器を小型化してシステムをコンパクト化することができる。
固体電解質およびその両側に一対の電極を備えた膜電極接合体と、膜電極接合体の両側にそれぞれ配置するアノード側セパレータおよびカソード側セパレータとを、それぞれ有する単位電池を複数積層し、前記固体電解質と前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータとの間に形成した反応ガス流路と、前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータの各反応ガス流路のうち少なくとも一方の反応ガス流路と反対側に設けた冷却水流路とが、互いに並行で、かつ前記反応ガス流路および冷却水流路にそれぞれ連通して前記積層方向に貫通する複数のマニホールドが互いに近接する燃料電池において、前記各マニホールドは、その流路断面が短辺部と長辺部とを有する矩形状に形成し、前記カソードガスの入口側のマニホールドと前記冷却水のマニホールドとを、前記長辺部同士が近接するよう配置したので、圧縮により温度上昇したカソードガスを、効率よく冷却することができ、熱交換器などの温度調整器の要求負荷を下げることができ、温度調整器を小型化してシステムをコンパクト化することができる。
固体電解質およびその両側に一対の電極を備えた膜電極接合体と、膜電極接合体の両側にそれぞれ配置するアノード側セパレータおよびカソード側セパレータとを、それぞれ有する単位電池を複数積層し、前記固体電解質と前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータとの間に形成した反応ガス流路と、前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータの各反応ガス流路のうち少なくとも一方の反応ガス流路と反対側に設けた冷却水流路とが、互いに並行で、かつ前記反応ガス流路および冷却水流路にそれぞれ連通して前記積層方向に貫通する複数のマニホールドが互いに近接する燃料電池を複数備え、前記各燃料電池の冷却水マニホールドに反応ガスを供給する冷却水共通マニホールドと、前記各燃料電池のカソードガスマニホールドにカソードガスを供給するカソードガス共通マニホールドとを、互いに近接して配置したので、圧縮により温度上昇したカソードガスを、効率よく冷却することができ、熱交換器などの温度調整器の要求負荷を下げることができ、温度調整器を小型化してシステムをコンパクト化することができる。
本発明の第1の実施形態に係わる燃料電池の単位電池を構成する各種部材の平面図である。 カソード側セパレータのMEAに対向する面の平面図である。 本発明の第2の実施形態に係わる、カソード側セパレータのMEAに対向する面を示す要部の平面図である。 (a)は本発明の第3の実施形態に係わる燃料電池の一部を示す斜視図、(b)は(a)のカソード入口,冷却水入口,アノード出口の各共通マニホールドを省略した斜視図である。
符号の説明
1 MEA(膜電極接合体)
3 アノード側セパレータ
5 カソード側セパレータ
9 カソード入口マニホールド
11 冷却水入口マニホールド
13 アノード出口マニホールド
15 アノード入口マニホールド
17 冷却水出口マニホールド
19 カソード出口マニホールド
23 アノードガス流路(反応ガス流路)
31 冷却水流路
41 カソードガス流路(反応ガス流路)
49 熱伝導率の高い部位
50 流体整流用のガイド
53 カソード入口共通マニホールド(カソードガス共通マニホールド)
55 冷却水入口共通マニホールド(冷却水共通マニホールド)

Claims (4)

  1. 固体電解質およびその両側に一対の電極を備えた膜電極接合体と、膜電極接合体の両側にそれぞれ配置するアノード側セパレータおよびカソード側セパレータとを、それぞれ有する単位電池を複数積層し、前記固体電解質と前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータとの間に形成した反応ガス流路と、前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータの各反応ガス流路のうち少なくとも一方の反応ガス流路と反対側に設けた冷却水流路とが、互いに並行で、かつ前記反応ガス流路および冷却水流路にそれぞれ連通して前記積層方向に貫通する複数のマニホールドが互いに近接する燃料電池において、前記カソード側セパレータの、前記単位電池の前記電極を備えた発電部と前記マニホールドの入口側との間の部位を、他の部位に比較して熱伝導率の高い材料で構成したことを特徴とする燃料電池。
  2. 固体電解質およびその両側に一対の電極を備えた膜電極接合体と、膜電極接合体の両側にそれぞれ配置するアノード側セパレータおよびカソード側セパレータとを、それぞれ有する単位電池を複数積層し、前記固体電解質と前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータとの間に形成した反応ガス流路と、前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータの各反応ガス流路のうち少なくとも一方の反応ガス流路と反対側に設けた冷却水流路とが、互いに並行で、かつ前記反応ガス流路および冷却水流路にそれぞれ連通して前記積層方向に貫通する複数のマニホールドが互いに近接する燃料電池において、前記カソード側セパレータの、前記単位電池の前記電極を備えた発電部と前記マニホールドの入口側との間に、流体整流用のガイドを設け、この流体整流用のガイドを、前記発電部と前記マニホールドの出口側との間に設けた流体整流用のガイドより小さくして前記発電部と前記マニホールドの入口側との間での反応ガスと冷却水との伝熱面積を、前記発電部と前記マニホールドの出口側との間での同伝熱面積より大きくしたことを特徴とする燃料電池。
  3. 固体電解質およびその両側に一対の電極を備えた膜電極接合体と、膜電極接合体の両側にそれぞれ配置するアノード側セパレータおよびカソード側セパレータとを、それぞれ有する単位電池を複数積層し、前記固体電解質と前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータとの間に形成した反応ガス流路と、前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータの各反応ガス流路のうち少なくとも一方の反応ガス流路と反対側に設けた冷却水流路とが、互いに並行で、かつ前記反応ガス流路および冷却水流路にそれぞれ連通して前記積層方向に貫通する複数のマニホールドが互いに近接する燃料電池において、前記各マニホールドは、その流路断面が短辺部と長辺部とを有する矩形状に形成し、前記カソードガスの入口側のマニホールドと前記冷却水のマニホールドとを、前記長辺部同士が近接するよう配置したことを特徴とする燃料電池。
  4. 固体電解質およびその両側に一対の電極を備えた膜電極接合体と、膜電極接合体の両側にそれぞれ配置するアノード側セパレータおよびカソード側セパレータとを、それぞれ有する単位電池を複数積層し、前記固体電解質と前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータとの間に形成した反応ガス流路と、前記アノード側セパレータおよびカソード側セパレータの各反応ガス流路のうち少なくとも一方の反応ガス流路と反対側に設けた冷却水流路とが、互いに並行で、かつ前記反応ガス流路および冷却水流路にそれぞれ連通して前記積層方向に貫通する複数のマニホールドが互いに近接する燃料電池を複数備え、前記各燃料電池の冷却水マニホールドに冷却水を供給する冷却水共通マニホールドと、前記各燃料電池のカソードガスマニホールドにカソードガスを供給するカソードガス共通マニホールドとを、互いに近接して配置したことを特徴とする燃料電池。
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