JP2006012138A - 電子シール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】挿入ボルトと、本体と、から構成され、該本体は、挿入ボルトを挿入するための座体と、この座体内に設置された係止部と、座体に設置されたアンテナ装置と、座体内に設置されたRFIDデバイスと、を含み、挿入ボルトが係止部により固定されると、RFIDデバイスは、アンテナ装置に電気的に接続され、識別ホストからホスト電磁波を受信し、識別コードを持つ識別電磁波を識別ホストに発信する。挿入ボルトが切断されると、アンテナ装置との接続が解除され、識別ホストへの識別電磁波及び識別コードの発信を停止する。
【選択図】 図1
Description
図1に本発明の第1実施形態に係るの電子シールを示す。この電子シールは、本体1と、挿入ボルト2とから構成される。さらに図1に示すように、アンテナ装置31が挿入ボルト2に設置され、RFIDチップ30及び係止部12が本体1に設置される。この係止部12は、係止リングとするのが望ましい。
図4に本発明の第2実施形態を示す。この第2実施形態は第1実施形態に似ているが、当該第2実施形態において、挿入ボルト2aは導電性金属から成るボルトロッド20を備えている。本体1aに設置されたRFIDチップ301は、ボルトロッド20に対面する位置まで延伸された2つのチップ脚部301aを備えている。挿入ボルト2aが本体1aに挿入されると、ボルトロッド20がチップ脚部301aに接続され、RFIDチップ301と電気的に接続される。
図5に本発明の第3実施形態を示す。この第3実施形態は、挿入ボルト6と、本体7とから構成される。この挿入ボルト6は、ボルト殻体60、ボルトロッド61、吊フック62及び、防水リング63を含む。さらに、ボルト殻体60は、熱可塑性材料から成るボルト上部600、このボルト上部600から延伸され、同様に熱可塑性材料から成るボルト下部601、このボルト下部601に接続され、外側に溝部603を形成したボルト底部602から構成される。このボルト底部602は、導電性金属から成る。なお、溝部603は、環状溝であることが望ましい。また、吊フック62はボルト上部600から延伸され、防水リング63はボルト下部601に設置される。
図19及び図20に本発明の第4実施形態を示す。この第4実施形態は挿入ボルト6aと、本体7aとから構成されており、この挿入ボルト6aは本体7aに挿入される。本体7aは、座体70a、係止部(図中未表示)、RFIDチップ74a、2つのアンテナ71a及び、短絡デバイス9を含む。係止部は座体70a内に設置され、挿入ボルト6aが挿入されると挿入ボルト6aを固定する。RFIDチップ74aは座体70aに設置され、アンテナ71aも座体70aに設置されると共に、それぞれRFIDチップ74aに電気的に接続される。さらに、短絡デバイス9が座体70a内を上下移動可能に設置される。この短絡デバイス9は、係止部が挿入ボルト6aを固定し、その後に当該固定された挿入ボルト6aが切断されると、アンテナ71aを短絡させる。なお、本発明のRFIDチップ30、74、74aは、EM Microelectronic社のEM 4222、EM 4422、EM 4223、Philips社のSL3 ICS 30、ST Microelectronics社のXRA00など、従来製品を利用することができる。
12 係止部
2、2a、 挿入ボルト
20 ボルトロッド
3a 識別電磁波
30、301 RFIDチップ
30a、301a チップ脚部
31 アンテナ装置
31a アンテナ脚部
4、4a かんぬき
5 識別ホスト
5a ホスト電磁波
6、6a 挿入ボルト
60 ボルト殻体
600 ボルト上部
601 ボルト下部
601a 第一スロット
602a 第二スロット
602 ボルト底部
603 溝部
61 ボルトロッド
62 吊フック
63 防水リング
64 保護部
7、7a 本体
70、70a 座体
701 第一ケーシング体
702 第二ケーシング体
703 第一チャンバ
704 第二チャンバ
703 ノッチ
71 第一アンテナ
71a アンテナ
72 第二アンテナ
73 識別プレート
74、74a RFIDチップ
740 回路板
741 導電性脚部
75 スライド座部
750 スタンド
751 カバー
76 弾性保持部材
77 弾性部材
78 係止部
780 固定座部
780a 通路
781 係止リング
782 ワッシャ
782a 通孔
79 拡張座部
791 入口
792 切り込み部
793 空間
794 ストッパ
80 透明ハウジング
801 外側ハウジング
802 内側ハウジング
9 短絡デバイス
Claims (12)
- 挿入ボルトと、本体と、から構成される電子シールであって、そのうち、該挿入ボルトは、ボルト殻体と、該ボルト殻体内に挿入されるボルトロッドとを含み、該ボルトロッドは一部が該ボルト殻体内に固定され、別の一部が該ボルト殻体から延伸されており、また、該本体は、座体と、係止部と、アンテナ装置と、RFIDデバイスと、を含み、前記座体は、該座体の外部に接続された第一チャンバと、該第一チャンバに接続された第二チャンバとを備え、前記係止部は、該第一チャンバ内に設置され、該ボルト殻体が該係止部に挿入されると該係止部がボルト殻体を固定し、前記アンテナ装置は、該座体に設置されると共に、該アンテナ装置の一部が第二チャンバに延伸されており、前記RFIDデバイスは、さらにスライド座部と、RFIDチップと、弾性部材と、を含み、該スライド座部は、該第一チャンバ内に移動可能に設置されて該係止部と第二チャンバとの間に位置し、該ボルト殻体が該係止部により固定されると、該スライド座部が指定の位置へと押され、該RFIDチップは該スライド座部内に設置され、該スライド座部が指定の位置へと押されると、該RFIDチップが第二チャンバに進入してアンテナ装置に電気的に接続され、該弾性部材は該第二チャンバ内に設置され、該スライド座部が指定の位置へと押されるとその弾性を維持し、該挿入ボルトが切断されると該弾性により該スライド座部を指定の位置から離れさせることを特徴とする、電子シール。
- 前記係止部は、固定座部と、係止リングと、ワッシャと、から構成され、該固定座部は該座体の第一チャンバに設置され、その内部に該ボルト殻体が通過する通路を備え、該係止リングは該固定座部の通路内に設置され、該ボルト殻体が該通路を通過すると該係止リングが該ボルト殻体を係止し、該ワッシャは該固定座部の通路内に設置され、該ボルト殻体が通過する孔部を備えると共に、該係止リングを封止することを特徴とする、請求項1に記載の電子シール。
- 前記固定座部が該アンテナ装置の第二アンテナを押圧し、また、前記係止部が導電性を有し、前記ボルトロッドの一部及び前記係止部に接続された該ボルト殻体が導電性を備えたことを特徴とする、請求項2に記載の電子シール。
- 前記本体はさらに、前記座体の前記第一チャンバ内に設置され、前記スライド座部が前記弾性部材によって前記指定の位置から押し戻されたときに、該スライド座部が該指定の位置へと戻るのを阻止する保証装置を含むことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一つに記載の電子シール。
- ボルト殻体と、ボルトロッドと、から構成され、該ボルト殻体がさらに、熱可塑性材料から成るボルト上部と、該ボルト上部から延伸され、熱可塑性材料から成るボルト下部と、該ボルト下部に接続され、導電性金属から成るボルト底部と、を含み、該ボルト下部の内部に縦方向に第一スロットを設け、該ボルト底部の外側に溝部を形成し、さらに内側に第二スロットを設け、該ボルト底部の該第二スロットが該ボルト下部の第一スロットに接続され、該ボルトロッドが該第一スロット及び該第二スロットに設置され、さらに、該ボルトロッドの上端部が該ボルト上部に固定され、下端部が該ボルト底部から延伸されたことを特徴とする、挿入ボルト。
- 座体と、係止部と、2つのアンテナと、RFIDデバイスと、から成り、該座体が挿入ボルトの挿入に用いる開口部を備え、該係止部が該開口部内に設置され、挿入ボルトが該開口部に挿入されると、該挿入ボルトを固定し、該2つのアンテナが該座体にそれぞれ設置され、該2つのアンテナの一部がそれぞれ該開口部に延伸され、該RFIDデバイスが該開口部内に移動可能に設置され、該係止部が該挿入ボルトを固定すると、該RFIDデバイスが該挿入ボルトにより指定の位置まで押されて該2つのアンテナに電気的に接続され、該挿入ボルトが切断されると、該RFIDデバイスが該指定の位置を離れて押し戻されることを特徴とする、本体。
- 前記RFIDデバイスは、前記開口部に移動可能に設置されたスライド座部と、該スライド座部内に設置された回路板と、該開口部に設置された弾性部材と、を含み、前記挿入ボルトが前記係止部により固定されると、該スライド座部が指定の位置へと押され、該回路板は該RFIDチップ及び2つの導電性脚部から成り、該2つの導電性脚部は該RFIDチップにそれぞれ電気的に接続されており、さらに該スライド座部が該指定の位置へと押されると該2つのアンテナとそれぞれ電気的に接続され、該弾性部材は、該スライド座部が該指定の位置へと押されたときに弾性を維持し、該挿入ボルトが切断されると該スライド座部を該指定の位置から離れさせることを特徴とする、請求項6に記載の本体。
- 前記本体はさらに、前記座体の前記開口部内に設置され、前記スライド座部が前記弾性部材により前記指定の位置から押し戻されたときに、該スライド座部が該指定の位置へと戻るのを阻止する保証装置を含むことを特徴とする、請求項7に記載の本体。
- 前記保証装置は、前記座体の前記開口部内に設置され、前記係止部と前記スライド座部との間に位置する拡張座体と、該座体の該開口部内に設置され、該スライド座部を固定する弾性保持部材と、を含み、さらに、該拡張座部は、入口と、該入口に接続する切り込み部とを備え、該拡張座部の内部に該スライド座部及びストッパを覆う空間を設け、該切り込み部が該拡張座部を縦方向に2つに分割すると共に、該ストッパが該スライド座部の移動を阻み、且つ、ボルト殻体が該入口に挿入され、該拡張座部の2つの部分が押し開かれると該スライド座部を解放することを特徴とする、請求項8に記載の本体。
- 前記係止部は、導電性を有し、且つ、前記2つのアンテナを押圧することを特徴とする、請求項6に記載の本体。
- RFIDチップと、該RFIDチップに対応するアンテナ装置と、を含む電子シールであって、該電子シールがドアを封止しているときには該RFIDチップ及び該アンテナ装置が電波方式認識機能を提供し、該電子シールが切断されると、その電波方式認識機能が停止することを特徴とする、電子シール。
- 挿入ボルトと、本体と、から構成される電子シールであって、該本体がさらに、該挿入ボルトが挿入される座体と、該座体内に設置され、該挿入ボルトが挿入されると該挿入ボルトを固定する係止部と、該座体に設置されたRFIDチップと、該座体に設置され、該RFIDチップにそれぞれ電気的に接続された2つのアンテナと、該座体内に移動可能に設置され、該係止部が該挿入ボルトを固定した後に該固定された挿入ボルトが切断されると、該2つのアンテナを短絡させる短絡デバイスと、を含むことを特徴とする、電子シール。
Applications Claiming Priority (3)
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2005
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