JP2006011330A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像形成装置内の記録紙の搬送路における搬送状態を検知して、ジャム処理を容易に行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 この定着ユニット8は、定着ユニット8内部に存在する記録紙9を検知するセンサ(記録紙検知手段)10と、このセンサ10により検知された記録紙の位置を表示する搬送状態表示部(記録紙位置表示手段)22と、定着ユニット8内部の記録紙9の搬送状態を外部に通信する赤外線通信ユニット(通信手段)35と、画像形成装置100から供給される電力を蓄電するコンデンサ(電力蓄電手段)13と、ノブ24の回転数を指示する回転数指示部(回転数指示手段)23と、定着ユニット8の信号と外部を接続する内部コネクタ15と、を備えて構成される。
【選択図】 図2
【解決手段】 この定着ユニット8は、定着ユニット8内部に存在する記録紙9を検知するセンサ(記録紙検知手段)10と、このセンサ10により検知された記録紙の位置を表示する搬送状態表示部(記録紙位置表示手段)22と、定着ユニット8内部の記録紙9の搬送状態を外部に通信する赤外線通信ユニット(通信手段)35と、画像形成装置100から供給される電力を蓄電するコンデンサ(電力蓄電手段)13と、ノブ24の回転数を指示する回転数指示部(回転数指示手段)23と、定着ユニット8の信号と外部を接続する内部コネクタ15と、を備えて構成される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像形成装置に関し、さらに詳しくは、着脱可能な定着ユニット内で記録紙ジャムが発生した場合の記録紙除去手段に関するものである。
従来の複写機等の画像形成装置にあっては、次のような問題点があった。即ち、複写機等を操作する操作者は、ジャム処理する場合、操作表示部に表示されるジャムの発生個所及びジャム処理手順を解説する情報を見ながら、該当する発生個所に近づいてジャム処理を行う。しかし、ジャム処理時には操作者はかがんだり、しゃがんだ状態で処理を行うこととなり、操作表示部は操作者の目線よりも高い位置にくる。従って、操作者にとってはジャム処理を行う際、ジャムの発生及び終了を操作表示部で確認するとき、立ったり座ったりする必要があり、その頻度が多くなるとジャム処理といえども重労働となる。
また、従来の複写機等の操作者は、ジャムが発生した際、複数のユニットのうち、どのユニットでジャムが発生しているのかを操作表示部でしか確認することができなかった。また、ジャム処理が終了したか否かを確認する場合、引き出したユニットを再び装置本体に差し込んで、装置本体とユニットが正常に通電および通信した後でなければ、ジャム処理が終了したことを確認することができなかった。
また定着ユニット内でジャムが発生した場合には、ジャム処理を行う時に、ノブを回転させることによりユニット内のローラを回転させて記録紙を前方に送り、ユニット内に残された記録紙の取り除きを行うが、取り除くまでにノブを何回転させるか判然としなかった。
これら従来の課題を解決するために特開平8−39894号公報には、画像形成装置本体の上部の操作盤上の液晶ディスプレイ装置を標準位置から取り外せるようにし、例えばフックを設けて前扉の上部に引っ掛けられるようにしたり、延長コードによりディスプレイ装置を取り外したときでもディスプレイ画面の表示内容が消えないようにしている。これにより、ジャム処理時などには、ディスプレイ画面に表示されている処理手順を見ながら処理を行うことができる技術について開示されている。
また特開平8−16836号公報には、複写機能を有する本体の前面に紙詰まり表示用の表示部を設けた複写装置が開示されている。これによって、紙詰まりが発生したときに本体の前面に設けた表示部にその紙詰まり発生箇所が模式的に表示点灯されるので、使用者が遠く離れていても的確に紙詰まり位置を把握して対応がとれる。
特開平8−39894号公報
特開平8−16836号公報
また、従来の複写機等の操作者は、ジャムが発生した際、複数のユニットのうち、どのユニットでジャムが発生しているのかを操作表示部でしか確認することができなかった。また、ジャム処理が終了したか否かを確認する場合、引き出したユニットを再び装置本体に差し込んで、装置本体とユニットが正常に通電および通信した後でなければ、ジャム処理が終了したことを確認することができなかった。
また定着ユニット内でジャムが発生した場合には、ジャム処理を行う時に、ノブを回転させることによりユニット内のローラを回転させて記録紙を前方に送り、ユニット内に残された記録紙の取り除きを行うが、取り除くまでにノブを何回転させるか判然としなかった。
これら従来の課題を解決するために特開平8−39894号公報には、画像形成装置本体の上部の操作盤上の液晶ディスプレイ装置を標準位置から取り外せるようにし、例えばフックを設けて前扉の上部に引っ掛けられるようにしたり、延長コードによりディスプレイ装置を取り外したときでもディスプレイ画面の表示内容が消えないようにしている。これにより、ジャム処理時などには、ディスプレイ画面に表示されている処理手順を見ながら処理を行うことができる技術について開示されている。
また特開平8−16836号公報には、複写機能を有する本体の前面に紙詰まり表示用の表示部を設けた複写装置が開示されている。これによって、紙詰まりが発生したときに本体の前面に設けた表示部にその紙詰まり発生箇所が模式的に表示点灯されるので、使用者が遠く離れていても的確に紙詰まり位置を把握して対応がとれる。
特許文献1に開示されている従来技術は、ジャム処理時に、ディスプレイ装置を移動させなければならず、使用者のジャム処理の負担を必ずしも軽減しているとは言えないという問題点がある。
また特許文献2に開示されている従来技術は、通常の複写処理時に表示部が見にくくなるという問題点がある。
また、定着装置では紙詰まりした記録紙のジャム処理を行う時に、ノブを回転させ装置内のローラを回転させることによって記録紙を下流に送ることにより、装置内に残された記録紙の取り除きを行う。しかし、定着装置が原因で紙詰まりが生じた場合、記録紙が破損している可能性があり、ノブを回すことによりさらに記録紙が破損する虞がある。そのような場合、使用者は定着装置の必要な箇所を開いて転写紙を除去しなくてはならならず煩わしいという問題点がある。
本発明は、かかる課題に鑑み、画像形成装置内の記録紙の搬送路における搬送状態を検知して、ジャム処理を容易に行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
また特許文献2に開示されている従来技術は、通常の複写処理時に表示部が見にくくなるという問題点がある。
また、定着装置では紙詰まりした記録紙のジャム処理を行う時に、ノブを回転させ装置内のローラを回転させることによって記録紙を下流に送ることにより、装置内に残された記録紙の取り除きを行う。しかし、定着装置が原因で紙詰まりが生じた場合、記録紙が破損している可能性があり、ノブを回すことによりさらに記録紙が破損する虞がある。そのような場合、使用者は定着装置の必要な箇所を開いて転写紙を除去しなくてはならならず煩わしいという問題点がある。
本発明は、かかる課題に鑑み、画像形成装置内の記録紙の搬送路における搬送状態を検知して、ジャム処理を容易に行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、着脱可能な定着ユニットを備えた画像形成装置であって、前記定着ユニットは、当該定着ユニット内部に存在する記録紙を検知する記録紙検知手段と、該記録紙検知手段により検知された記録紙の位置を表示する記録紙位置表示手段と、当該定着ユニット内部の記録紙の搬送状態を外部に通信する通信手段と、前記画像形成装置本体から供給される電力を蓄電する電力蓄電手段と、当該定着ユニットの各手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の定着ユニットは、定着ユニットの複数の個所に設けた記録紙の存在を検知する手段と、各位置にある検知手段の状態を表示する手段と、それらの情報を外部に通信する手段と、本体の電源を蓄電する手段と、制御手段を設けている。この構成により、ジャム等で前カバーが開放され、本体の一部の電源がOFFし、定着ユニットを本体から離脱しても定着ユニット内の各手段は機能を保持している。
請求項2は、前記定着ユニットが前記画像形成装置本体から離脱された場合、前記制御手段は、前記電力蓄電手段が電力を供給することにより記録紙が存在する位置を記録紙位置表示手段により表示すると共に、前記通信手段により前記画像形成装置本体に対して当該定着ユニット内部の記録紙の搬送状態を通信するように制御することを特徴とする。
ジャム等で前カバーが開放され、本体の一部の電源がOFFしても本体の表示部には電源が供給されている。その状態で定着ユニットを本体から離脱した場合、電力を蓄電した電力蓄電手段から各部に電力を供給するので、制御手段は、定着ユニット内に存在する記録紙の位置を記録紙位置表示手段に表示すると共に、そのときの記録紙の状態を通信手段により画像形成装置本体の表示部に送信することができる。
請求項3は、前記定着ユニットは、手動によりローラを回転するノブの回転数を指示する回転数指示手段を更に備え、前記定着ユニットが前記画像形成装置本体から離脱された場合、前記制御手段は、前記記録紙検知手段により検知した記録紙の位置に基づいて、前記回転数指示手段に前記ノブを回転する回数を指示することを特徴とする。
定着ユニット内に記録紙がジャムした場合、ノブを回転して記録紙を除去するわけであるが、そのときノブを何回転すればよいかが判然としない。そこで本発明では、制御手段がローラの径と記録紙の位置から記録紙が除去されるまでの回転数を計算して指示するものである。
本発明の定着ユニットは、定着ユニットの複数の個所に設けた記録紙の存在を検知する手段と、各位置にある検知手段の状態を表示する手段と、それらの情報を外部に通信する手段と、本体の電源を蓄電する手段と、制御手段を設けている。この構成により、ジャム等で前カバーが開放され、本体の一部の電源がOFFし、定着ユニットを本体から離脱しても定着ユニット内の各手段は機能を保持している。
請求項2は、前記定着ユニットが前記画像形成装置本体から離脱された場合、前記制御手段は、前記電力蓄電手段が電力を供給することにより記録紙が存在する位置を記録紙位置表示手段により表示すると共に、前記通信手段により前記画像形成装置本体に対して当該定着ユニット内部の記録紙の搬送状態を通信するように制御することを特徴とする。
ジャム等で前カバーが開放され、本体の一部の電源がOFFしても本体の表示部には電源が供給されている。その状態で定着ユニットを本体から離脱した場合、電力を蓄電した電力蓄電手段から各部に電力を供給するので、制御手段は、定着ユニット内に存在する記録紙の位置を記録紙位置表示手段に表示すると共に、そのときの記録紙の状態を通信手段により画像形成装置本体の表示部に送信することができる。
請求項3は、前記定着ユニットは、手動によりローラを回転するノブの回転数を指示する回転数指示手段を更に備え、前記定着ユニットが前記画像形成装置本体から離脱された場合、前記制御手段は、前記記録紙検知手段により検知した記録紙の位置に基づいて、前記回転数指示手段に前記ノブを回転する回数を指示することを特徴とする。
定着ユニット内に記録紙がジャムした場合、ノブを回転して記録紙を除去するわけであるが、そのときノブを何回転すればよいかが判然としない。そこで本発明では、制御手段がローラの径と記録紙の位置から記録紙が除去されるまでの回転数を計算して指示するものである。
請求項4は、前記定着ユニットは、当該定着ユニット内部の記録紙の除去が完了した旨を報知する報知手段を更に備え、前記記録紙検知手段により検知した記録紙の位置に基づいて、前記回転数指示手段により指示された回転数により前記ノブを回転して記録紙の除去が完了した場合、前記制御手段は、前記報知手段により当該定着ユニット内部の記録紙の除去が完了した旨を報知するように制御することを特徴とする。
記録紙を除去する場合、記録紙が完全に除去されたか否かは目視では分りにくい。そこで本発明では、制御手段が各記録紙検知手段の検知信号に基づいて、記録紙を検知して、全ての検知信号が記録紙を検知しなくなった時点で報知手段でその旨を報知する。
請求項5は、前記通信手段は、無線により画像形成装置本体との間でデータを授受する構成であることを特徴とする。
定着ユニットは画像形成装置本体と着脱可能な構成となっている。従って、定着ユニットを離脱した場合は、電気的に切断される構成である。そこで本発明では、定着ユニットを離脱した場合、画像形成装置本体との間で無線によりデータ授受が可能な通信手段を備えるものである。
請求項6は、前記電力蓄電手段は、コンデンサまたは二次電池であることを特徴とする。
通常、定着ユニットは本体側の電源から電力が供給されている。そのとき電力蓄電手段には本体電源から電力が蓄電される構成となっている。このとき定着ユニット内の消費電力が少なければ、コンデンサにチャージした電力で充分であるが、消費電力が多く、且つ長時間の動作が要求される場合は、充電が可能な二次電池が必要である。
記録紙を除去する場合、記録紙が完全に除去されたか否かは目視では分りにくい。そこで本発明では、制御手段が各記録紙検知手段の検知信号に基づいて、記録紙を検知して、全ての検知信号が記録紙を検知しなくなった時点で報知手段でその旨を報知する。
請求項5は、前記通信手段は、無線により画像形成装置本体との間でデータを授受する構成であることを特徴とする。
定着ユニットは画像形成装置本体と着脱可能な構成となっている。従って、定着ユニットを離脱した場合は、電気的に切断される構成である。そこで本発明では、定着ユニットを離脱した場合、画像形成装置本体との間で無線によりデータ授受が可能な通信手段を備えるものである。
請求項6は、前記電力蓄電手段は、コンデンサまたは二次電池であることを特徴とする。
通常、定着ユニットは本体側の電源から電力が供給されている。そのとき電力蓄電手段には本体電源から電力が蓄電される構成となっている。このとき定着ユニット内の消費電力が少なければ、コンデンサにチャージした電力で充分であるが、消費電力が多く、且つ長時間の動作が要求される場合は、充電が可能な二次電池が必要である。
以上記載のごとく請求項1の発明によれば、定着ユニットの複数の個所に設けた記録紙の存在を検知する手段と、各位置にある検知手段の状態を表示する手段と、それらの情報を外部に通信する手段と、本体の電源を蓄電する手段と制御手段とを設けているので、定着ユニットが本体から離脱しても定着ユニット単体として機能することができる。
また請求項2では、定着ユニットが画像形成装置本体から離脱された場合、電力蓄電手段が他の各手段に電力を供給する。これにより各部は動作可能となり、記録紙が存在する位置を表示すると共に、通信手段により画像形成装置本体に対して記録紙の搬送状態を通信するので、本体の電源がOFFでも本体の表示部に状態を表示することができる。
また請求項3では、ジャム等で定着ユニットが離脱された場合、記録紙検知手段により検知した記録紙の位置に基づいて、回転数指示手段にノブを回転する回数を指示するので、記録紙を除去するまでのノブの回転数を知ることができる。
また請求項4では、回転数指示手段により指示された回転数に基づいてノブを回転して記録紙の除去を完了すると、報知手段が定着ユニット内部の記録紙の除去が完了した旨を報知するので、操作者は記録紙の除去が完了したことを確実に確認することができる。
また請求項5では、通信手段は、無線によりデータを授受する構成であるので、定着ユニットの構成を簡単にすることができる。
また請求項6では、電力蓄電手段は、コンデンサまたは二次電池であるので、通常使用時に充電が可能となり、且つ再使用ができる。
また請求項2では、定着ユニットが画像形成装置本体から離脱された場合、電力蓄電手段が他の各手段に電力を供給する。これにより各部は動作可能となり、記録紙が存在する位置を表示すると共に、通信手段により画像形成装置本体に対して記録紙の搬送状態を通信するので、本体の電源がOFFでも本体の表示部に状態を表示することができる。
また請求項3では、ジャム等で定着ユニットが離脱された場合、記録紙検知手段により検知した記録紙の位置に基づいて、回転数指示手段にノブを回転する回数を指示するので、記録紙を除去するまでのノブの回転数を知ることができる。
また請求項4では、回転数指示手段により指示された回転数に基づいてノブを回転して記録紙の除去を完了すると、報知手段が定着ユニット内部の記録紙の除去が完了した旨を報知するので、操作者は記録紙の除去が完了したことを確実に確認することができる。
また請求項5では、通信手段は、無線によりデータを授受する構成であるので、定着ユニットの構成を簡単にすることができる。
また請求項6では、電力蓄電手段は、コンデンサまたは二次電池であるので、通常使用時に充電が可能となり、且つ再使用ができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の構成ブロック図である。この画像形成装置100は、商用電源AC100Vと接続する接続コンセント1と、商用電源から直流電源に変換するDC電源装置2と、画像形成装置100を制御するCPU3と、CPU3が実行するプログラムが格納されているROM4と、ワークメモリとして使用するRAM5と、操作部上のスイッチにおける入力信号はCPU3に送られ処理され、画像形成装置100の状態がCPU3により表示される操作部6と、画像形成に必要な各ユニット7と、記録紙に転写した画像を固着する定着ユニット8と、を備えて構成される。尚、各ユニット7と定着ユニット8は入出力インターフェースを介してCPU3に接続され、各ユニットの状態を監視することができる。
図2は本発明の定着ユニット8の動作を説明するための概略構成図である。この定着ユニット8は、定着ユニット8内部に存在する記録紙9を検知するセンサ(記録紙検知手段)10と、このセンサ10により検知された記録紙の位置を表示する搬送状態表示部(記録紙位置表示手段)22と、定着ユニット8内部の記録紙9の搬送状態を外部に通信する赤外線通信ユニット(通信手段)35と、画像形成装置100から供給される電力を蓄電するコンデンサ(電力蓄電手段)13と、ノブ24の回転数を指示する回転数指示部(回転数指示手段)23と、定着ユニット8の信号と外部を接続する内部コネクタ15と、を備えて構成される。尚、搬送状態表示部22は抵抗11とLED12により構成される。内部コネクタ15には電源V、搬送状態表示部22の出力S、回転数指示部23の出力Q、グランド線Gが接続され、同様に全ての線が赤外線通信ユニット35に接続されている。また、画像形成装置100から供給される電力を蓄電する手段としてコンデンサ13が使用されているが、充電可能な電池であっても構わない。
つぎに定着ユニット8の概略動作について説明する。通常、電源は内部コネクタ15を介して図示しない本体から送られてきて、搬送状態表示部22からの信号Sは本体に送られる。搬送状態表示部22は定着ユニット8内の記録紙搬送経路14に複数箇所に置かれ(図2では一つのみ記載している)、記録紙9がローラ16により搬送されるたびにセンサ10は、記録紙9があると認識してLED12を点灯して信号SをCPU3に送る。そして他のユニットでジャムが発生すると、定着ユニット8内の記録紙9を直ちに停止する。CPU3はある一定期間この信号Sが入力されると、送られてきた箇所に紙が残っていると判断し、操作部表示部18(図3)に定着ユニット8内に紙が残っていることを表示する。また使用者は画像形成装置の前カバードア21を開け操作部表示部18に表示された箇所を見てジャム処理を行う。また前カバードア21を開けたときは、定着ユニット8の搬送状態表示部22を見て、使用者はジャム処理を行う。赤外線通信ユニット14は、定着ユニット8が引き出された時に内部コネクタ15を介しての通信ができなくなるので、これを用いて本体側と通信する。
図1は本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の構成ブロック図である。この画像形成装置100は、商用電源AC100Vと接続する接続コンセント1と、商用電源から直流電源に変換するDC電源装置2と、画像形成装置100を制御するCPU3と、CPU3が実行するプログラムが格納されているROM4と、ワークメモリとして使用するRAM5と、操作部上のスイッチにおける入力信号はCPU3に送られ処理され、画像形成装置100の状態がCPU3により表示される操作部6と、画像形成に必要な各ユニット7と、記録紙に転写した画像を固着する定着ユニット8と、を備えて構成される。尚、各ユニット7と定着ユニット8は入出力インターフェースを介してCPU3に接続され、各ユニットの状態を監視することができる。
図2は本発明の定着ユニット8の動作を説明するための概略構成図である。この定着ユニット8は、定着ユニット8内部に存在する記録紙9を検知するセンサ(記録紙検知手段)10と、このセンサ10により検知された記録紙の位置を表示する搬送状態表示部(記録紙位置表示手段)22と、定着ユニット8内部の記録紙9の搬送状態を外部に通信する赤外線通信ユニット(通信手段)35と、画像形成装置100から供給される電力を蓄電するコンデンサ(電力蓄電手段)13と、ノブ24の回転数を指示する回転数指示部(回転数指示手段)23と、定着ユニット8の信号と外部を接続する内部コネクタ15と、を備えて構成される。尚、搬送状態表示部22は抵抗11とLED12により構成される。内部コネクタ15には電源V、搬送状態表示部22の出力S、回転数指示部23の出力Q、グランド線Gが接続され、同様に全ての線が赤外線通信ユニット35に接続されている。また、画像形成装置100から供給される電力を蓄電する手段としてコンデンサ13が使用されているが、充電可能な電池であっても構わない。
つぎに定着ユニット8の概略動作について説明する。通常、電源は内部コネクタ15を介して図示しない本体から送られてきて、搬送状態表示部22からの信号Sは本体に送られる。搬送状態表示部22は定着ユニット8内の記録紙搬送経路14に複数箇所に置かれ(図2では一つのみ記載している)、記録紙9がローラ16により搬送されるたびにセンサ10は、記録紙9があると認識してLED12を点灯して信号SをCPU3に送る。そして他のユニットでジャムが発生すると、定着ユニット8内の記録紙9を直ちに停止する。CPU3はある一定期間この信号Sが入力されると、送られてきた箇所に紙が残っていると判断し、操作部表示部18(図3)に定着ユニット8内に紙が残っていることを表示する。また使用者は画像形成装置の前カバードア21を開け操作部表示部18に表示された箇所を見てジャム処理を行う。また前カバードア21を開けたときは、定着ユニット8の搬送状態表示部22を見て、使用者はジャム処理を行う。赤外線通信ユニット14は、定着ユニット8が引き出された時に内部コネクタ15を介しての通信ができなくなるので、これを用いて本体側と通信する。
図3は画像形成装置のジャム処理時の状況を説明する外観図である。定着ユニット8の前面には記録紙9の搬送状態を表示する搬送状態表示部(記録紙位置表示手段)22がある。使用者は搬送状態表示部22を見ることにより、ユニット内の紙の位置を判断することができる。そしてジャム処理中はジャムが発生したユニットを本体から引き出し、それによって本体と接続されている内部コネクタ15がはずれ電源と信号が切断される。しかし、搬送状態表示部22、回転数指示部23、赤外線通信ユニット35はコンデンサ13を備えているので、引き出された際にもジャム箇所を使用者に表示し、ジャム処理が完了したらLEDを消し、使用者に完了したことを表示しかつ操作部6にも表示する。使用者は定着ユニット8内の紙を取り除く作業として、ユニット前面のノブ24を回すことにより、ユニット内のローラー16を手動で回すことにより記録紙9を記録紙搬送路14の上流に送ることができ、記録紙9を定着ユニット8から送り出すことができる。記録紙9を送り進める事によって、搬送状態表示部22のLEDが消えていき、全てのLEDが消えたことにより定着ユニット内から紙がなくなったと判断でき、使用者はそこでノブ24を回すことを止める判断となる。また紙面状態は定着ユニット8内のコンデンサ13により駆動される赤外線通信ユニット35により操作部表示部18にも表示される。
図4は定着ユニット内の搬送路内のローラとセンサ配置を示す概略図である。センサ10aはローラ16aの上流に配置され、センサ10bはローラ16aと16bの中間に配置され、センサ10cはローラ16bと16cの下流に配置されている。そして各センサは搬送状態表示部22にそれぞれ接続され、各センサが記録紙9を検出すると、搬送状態表示部22に設けられた対応するLEDを点灯する構成となっている。また、予め各センサからユニット内搬送路の終端までの距離からノブの回転数を計算しておき、ユニットの回転数指示部23に回転数を表示する。また定着ユニット8が本体から引き出されている時、回転数指示部23に表示した回転数は定着ユニット内のコンデンサ13(電源)により駆動される赤外線通信ユニット35により操作部表示部18にも表示される。またユニット内の搬送路の終端にあるセンサ10cが記録紙9検知しないときに、完了音を定着ユニット内ブザー38及び操作部表示部18のブザー38で報知する。
図4は定着ユニット内の搬送路内のローラとセンサ配置を示す概略図である。センサ10aはローラ16aの上流に配置され、センサ10bはローラ16aと16bの中間に配置され、センサ10cはローラ16bと16cの下流に配置されている。そして各センサは搬送状態表示部22にそれぞれ接続され、各センサが記録紙9を検出すると、搬送状態表示部22に設けられた対応するLEDを点灯する構成となっている。また、予め各センサからユニット内搬送路の終端までの距離からノブの回転数を計算しておき、ユニットの回転数指示部23に回転数を表示する。また定着ユニット8が本体から引き出されている時、回転数指示部23に表示した回転数は定着ユニット内のコンデンサ13(電源)により駆動される赤外線通信ユニット35により操作部表示部18にも表示される。またユニット内の搬送路の終端にあるセンサ10cが記録紙9検知しないときに、完了音を定着ユニット内ブザー38及び操作部表示部18のブザー38で報知する。
図5は定着ユニットを本体から引き出したときの概略外観斜視図である。この定着ユニット8は、定着ユニット8を引き出すためのレール33と、定着ユニット8の背面側に、本体とデータの送受信を行う赤外線通信ユニット35と、本体と接続時に信号のやり取りを行う内部コネクタ15とを備えている。また本体側には、対向する位置に本体側基板36と、本体と接続するハーネス37が備えられている。
定着ユニット8は通常、本体側基板36の方向にあり、内部コネクタ15と本体側基板36は電気的に接続されている状態である。従って、通常は定着ユニット8内部の状態は内部コネクタ15を介して行われる。しかし、何らかの原因で記録紙が定着ユニット8内でジャムした場合、記録紙を除去しなければならない。そのような場合、操作者は前カバードアを開け(この状態でインターロックが動作して一部の回路を残して電源がOFFとなる)、定着ユニット8を前方に引き出す。定着ユニット8は重量的に重いのでレール33上を滑らせて引き出される。すると、内部コネクタ15が本体側基板36から切り離され、それと同時に電源もOFFとなる。しかし、前述の通り定着ユニット8内にはコンデンサ13が接続されていて、それに充電されている電力により内部の回路が動作する。そして、その動作状態は赤外線通信ユニット35から本体側基板36に設けた受信回路により本体側に通信され、本体の操作部表示部18に状態表示される。それと同時に定着ユニット8の前面に設けた搬送状態表示部22と回転数支持部23に、定着ユニット8内にある記録紙の状態が表示され、操作者はそれを見ながらジャム処理を行うことができる。
定着ユニット8は通常、本体側基板36の方向にあり、内部コネクタ15と本体側基板36は電気的に接続されている状態である。従って、通常は定着ユニット8内部の状態は内部コネクタ15を介して行われる。しかし、何らかの原因で記録紙が定着ユニット8内でジャムした場合、記録紙を除去しなければならない。そのような場合、操作者は前カバードアを開け(この状態でインターロックが動作して一部の回路を残して電源がOFFとなる)、定着ユニット8を前方に引き出す。定着ユニット8は重量的に重いのでレール33上を滑らせて引き出される。すると、内部コネクタ15が本体側基板36から切り離され、それと同時に電源もOFFとなる。しかし、前述の通り定着ユニット8内にはコンデンサ13が接続されていて、それに充電されている電力により内部の回路が動作する。そして、その動作状態は赤外線通信ユニット35から本体側基板36に設けた受信回路により本体側に通信され、本体の操作部表示部18に状態表示される。それと同時に定着ユニット8の前面に設けた搬送状態表示部22と回転数支持部23に、定着ユニット8内にある記録紙の状態が表示され、操作者はそれを見ながらジャム処理を行うことができる。
8 定着ユニット、9 記録紙、10 検知するセンサ、13 コンデンサ、15 内部コネクタ、22 搬送状態表示部、23 回転数指示部、24 ノブ、35 赤外線通信ユニット、100 画像形成装置
Claims (6)
- 着脱可能な定着ユニットを備えた画像形成装置であって、
前記定着ユニットは、当該定着ユニット内部に存在する記録紙を検知する記録紙検知手段と、該記録紙検知手段により検知された記録紙の位置を表示する記録紙位置表示手段と、当該定着ユニット内部の記録紙の搬送状態を外部に通信する通信手段と、前記画像形成装置本体から供給される電力を蓄電する電力蓄電手段と、当該定着ユニットの各手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記定着ユニットが前記画像形成装置本体から離脱された場合、前記制御手段は、前記電力蓄電手段が電力を供給することにより記録紙が存在する位置を記録紙位置表示手段により表示すると共に、前記通信手段により前記画像形成装置本体に対して当該定着ユニット内部の記録紙の搬送状態を通信するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記定着ユニットは、手動によりローラを回転するノブの回転数を指示する回転数指示手段を更に備え、前記定着ユニットが前記画像形成装置本体から離脱された場合、前記制御手段は、前記記録紙検知手段により検知した記録紙の位置に基づいて、前記回転数指示手段に前記ノブを回転する回数を指示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記定着ユニットは、当該定着ユニット内部の記録紙の除去が完了した旨を報知する報知手段を更に備え、
前記記録紙検知手段により検知した記録紙の位置に基づいて、前記回転数指示手段により指示された回転数により前記ノブを回転して記録紙の除去が完了した場合、前記制御手段は、前記報知手段により当該定着ユニット内部の記録紙の除去が完了した旨を報知するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記通信手段は、無線により画像形成装置本体との間でデータを授受する構成であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記電力蓄電手段は、コンデンサまたは二次電池であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004192275A JP2006011330A (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004192275A JP2006011330A (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006011330A true JP2006011330A (ja) | 2006-01-12 |
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ID=35778634
Family Applications (1)
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JP2004192275A Pending JP2006011330A (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006011330A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016069151A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社リコー | シート材搬送装置及び画像形成装置 |
EP3109706A1 (en) | 2015-06-24 | 2016-12-28 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus incorporating guiding device |
JP2017010008A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 株式会社リコー | 誘導装置および画像形成装置 |
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2004
- 2004-06-29 JP JP2004192275A patent/JP2006011330A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016069151A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社リコー | シート材搬送装置及び画像形成装置 |
EP3109706A1 (en) | 2015-06-24 | 2016-12-28 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus incorporating guiding device |
US20160378048A1 (en) * | 2015-06-24 | 2016-12-29 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus incorporating guiding device |
JP2017010008A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 株式会社リコー | 誘導装置および画像形成装置 |
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