JP2006011068A - 光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】コントラストAF方式のフォーカス制御において、動いている被写体でも、高精度のフォーカス制御が可能な光学機器を実現する。
【解決手段】撮影光学系により形成された被写体の像を光電変換する撮像素子を用いて得られた撮像信号から、該被写体像のコントラスト状態に応じた第1の信号を生成する信号生成手段と、被写体までの距離を検出する距離検出手段と、該距離検出手段による検出結果の変化に基づいて被写体の移動速度を算出する速度算出手段と、第1の信号と移動速度とに基づいて撮影光学系のフォーカス駆動を制御する制御手段とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、カメラ等の光学機器に関し、詳しくは合焦動作及び制御に関するものである。
従来、カメラ等のオートフォーカス制御におけるコントラストAF方式は、撮影系(撮像用)の撮像素子を使用して、該撮像素子から得られる輝度信号の高域成分、すなわちコントラスト状態(鮮鋭度)を示す成分(以下、AF評価値と称す)を検出している。よって、精度が高いフォーカス制御を可能とし、また、焦点検出のための検出系を設ける必要がないため、小型で低コストのオートフォーカス(AF)制御を実現している。
このコントラストAF方式では、無限遠から至近端までをスキャンしてAF評価値を検出し、該AF評価値の最大値に対応する位置(合焦位置)にレンズを駆動する全スキャン方式や、AF評価値の増加する方向にレンズを所定量駆動し、AF評価値の最大値(山の頂上)を検出する山登り方式が知られている。
一方、他のAF方式としては、撮影系の撮像素子とは別にセンサを使用して専用の検出系を構成している位相差検出AF方式、三角測距AF方式等が知られている。このフォーカス制御方式は専用の検出系を構成しているため経時変化や温度変化の影響を受け易く、また、距離に応じて撮影画像と測距位置にパララックスが発生するなど、コントラストAF方式に比べて焦点検出精度が低いおそれがある。
しかし、この位相差検出AF方式、三角測距AF方式は、検出した位相差や距離に基づいて合焦位置までのレンズ駆動量を算出する。つまり、コントラストAF方式のように実際にレンズを駆動しながら合焦位置を検出するスキャン動作や山登り動作を必要としないため、焦点検出速度が速い利点がある。
また、このコントラストAF方式と三角測距AF方式(又は位相差検出AF方式等)を組み合わせ、上記利点を生かしたハイブリットAF方式のオートフォーカス制御が特許文献1に提案されている。
このハイブリッドAF方式は、例えば、距離が変化しない静止した(静的な)被写体ではコントラストAF方式を選択し、距離が変化する動的な被写体(動いている被写体)では、三角測距AF方式を選択することで、動的な被写体及び静的な被写体にも対応した焦点検出を実現しようとするものである。
特開2001−255456号(段落0012〜0015、図1〜図6等)
しかし、上記特許文献1において提案されているハイブリッドAFでは、完全にAF方式を選択的に切換えるので、距離が変化する被写体では十分な焦点検出精度が確保できない問題があった。つまり、静止した被写体ではコントラストAF方式を用いて十分な精度が確保できるが、距離が変化する動的な被写体では三角測距AF方式のみを用いるので、経時変化や温度変化での合焦位置の狂いがそのまま現れてしまい、高画素の撮像素子を用いる場合などはピンボケ状態が続いてしまう問題があった。
本発明の目的は、動いている被写体であっても高精度のフォーカス制御が可能な光学機器を実現するものである。
本発明の光学機器は、撮影光学系により形成された被写体の像を光電変換する撮像素子を用いて得られた撮像信号から、該被写体像のコントラスト状態に応じた第1の信号を生成する信号生成手段と、被写体までの距離を検出する距離検出手段と、該距離検出手段による検出結果の変化に基づいて被写体の移動速度を算出する速度算出手段と、第1の信号と移動速度とに基づいて撮影光学系のフォーカス駆動を制御する制御手段とを有する。
本発明によれば、本来、精度の高いコントラストAF方式を用いつつ、検出した被写体の移動速度に基づいてフォーカス駆動を制御するので、被写体の移動速度に応じた高精度のフォーカス制御が可能な光学機器を実現できる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1のカメラシステム(光学機器)における構成ブロック図であり、カメラ本体201と該カメラ本体201に装着されるレンズユニット101とを有している。なお、本実施例ではレンズユニット101がカメラ本体201に着脱可能なレンズ交換型の光学機器を示しているが、一体型に構成してもよく、動画や静止画を撮影してテープや半導体メモリ、光ディスクや磁気ディスク等のさまざまな記憶媒体に記録可能としてもよい(ビデオカメラやデジタルカメラ等)。
レンズユニット101には、光軸方向に移動して撮影光学系の焦点距離を変更可能なズームレンズ111、光軸方向に移動して焦点調節を行うフォーカスレンズ131、被写体の輝度に応じて、像面に入射する光量を調節する光量調節部材(絞り)103が設けられている。また、図示していないが各レンズは複数枚で構成することもでき、固定レンズ等を設けて撮影光学系を構成してもよい。そして、ズームレンズ111はズーム制御回路113を介してズームモータ112により駆動され、フォーカスレンズ131はフォーカス制御回路133を介してフォーカスモータ132により駆動される。
141はCCDセンサ、CMOSセンサ等の撮像素子であり、撮影光学系により形成された被写体像はこの撮像素子141に結像して光電変換され、撮像制御回路143を介して制御される撮像信号処理回路142で撮像信号として出力される。
134はAF信号処理回路で、一つまたは複数の測距ゲート135にて被写体の撮像信号を抽出し、さらにバンドパスフィルタ(BPF)136で所定の高周波成分のみを抽出する。そして、検波器(DET)137でピークホールドや積分等の検波処理を行うことでAF評価値FVを生成し、フォーカス制御133へ出力する信号生成手段である。なお、測距ゲート135、BPF136及びDET137が複数の場合は、AF評価値FVも複数の信号になり、フォーカス制御133において例えば、複数の信号から条件に応じて選択してフォーカス制御を行ったり、複数の信号に基づいてフォーカス制御を行ったりする。
一方、測距AF検出ユニット130は、測距AF用瞳分割光学系138を通して位相差検出センサ139へ結像された2つの被写体像を、位相差検出センサ139で2像の位相差量を検出することで、被写体までの距離信号Dを算出してフォーカス制御133へ出力する。
また、撮像信号処理回路142で整えられた撮像(画像)信号は、一時的にRAM154に蓄積される。RAM154に蓄積された画像信号は、画像圧縮伸張回路153にて圧縮処理され、画像記録媒体157に記録される。これと並行して、RAM154に蓄積された画像信号は、画像処理回路152にて最適なサイズに縮小・拡大処理がなされ、表示ユニット150に表示することで、リアルタイムで撮影画像を撮影者に対してフィードバックする。撮影直後には、表示ユニット150に所定時間だけ撮影画像を表示することで、撮影画像の確認を行うことも可能になる。
156は操作スイッチであり、電源スイッチやズームスイッチ、レリーズスイッチ、モニタディスプレイON/OFFスイッチ等が含まれる。電源スイッチはカメラの電源のON/OFFを行い、ズームスイッチはズームを駆動の指示を行う。レリーズスイッチは2段押しに構成になっており、レリーズスイッチSW1がオンすることによりCPU151は、撮影スタンバイからの復帰動作や撮影準備動作(たとえば、オートフォーカスや測光)を開始し、レリーズスイッチSW2がオンすることにより撮影動作を行って画像記録媒体157への画像記録等の指示を行う。モニタディスプレイON/OFFスイッチは、表示ユニット150へ撮影状態の画像を表示するか否かの切り替え等を行う。
電源管理ユニット158は、これに接続されたバッテリー159の電源状態をチェックやバッテリーの充電といった電源管理を行う。
また、これらの動作に先立って、カメラ本体201が起動(OFF状態からON状態)すると、フラッシュメモリ155に格納されていたプログラムがRAM154にロードされ、CPU151がこのRAM154にロードされたプログラムにしたがって処理動作を行う。また、カメラ本体201内の各ユニットや回路はバス158を介して接続されており、CPU151によって制御される。
なお、本実施例の光学機器はカメラ本体201側のCPU151でAF信号制御回路134やフォーカス制御回路133を制御してオートフォーカス処理を行っているが、例えばレンズユニット101側にレンズCPU、AF信号制御回路、フォーカス制御回路等を構成したり、カメラ本体201の撮像信号処理回路142からの撮像信号を受け取って、レンズユニット101側でオートフォーカスを行ったりすることも可能である。
ここで、本実施例の測距AF検出ユニット130の動作原理について図4を参照して説明する。
401は被写体、404および405はそれぞれ、光電変換センサが並んで配置された位相差検出センサ139であるセンサアレイ(以下ラインセンサ)LおよびRである。ラインセンサL404、ラインセンサR405にはそれぞれAFセンサレンズL402、AFセンサレンズR403が配置されており、被写体401からの光束はそれぞれの光路を通り、ラインセンサL404、R405で検出される。ここでは、これらAFセンサレンズL402、AFセンサレンズR403、ラインセンサL404、ラインセンサR405からなる外測三角測距用センサ群を測距AF検出ユニット130としている。
測距AF検出ユニット230から被写体401までの距離Lは測距AF検出ユニット130の基線長をB、焦点距離をf、ラインセンサR405を基準とした位相差をxとしたときL=B×f/xで求めることができる。よって、この結果に基づいて距離Lまたは位相差xを関数としたフォーカスレンズ131の合焦位置までの繰出し量を求めることができる。そして算出された被写体までの距離Lは距離信号Dとしてフォーカス制御回路133に入力されることになる。
なお、本実施例ではパッシブ方式の測距AF方式を用いて説明しているが、被写体に投光した赤外線を受光することで三角測距の原理から被写体の距離を求める赤外AF方式を採用してもよい。
このように構成された本実施例の光学機器は、距離信号DとAF評価値FVに基づいて、フォーカスモータ132を介してフォーカスレンズ131を駆動し、オートフォーカス(AF)を行う。以下に詳細に説明する。図2は処理動作のフローチャートであり、図3は本実施例の処理遷移図である。
まず、撮影状態への移行処理をしてレリーズスイッチSW1がオンされたか否かを検出し、SW1がオンされた場合にフォーカス制御処理を開始する(S301)。そして、本実施例ではステップ311〜ステップ314の測距AF検出により被写体までの距離検出及び移動速度の算出と、ステップ321〜ステップ329のコントラストAFによる焦点検出動作を同時に並行して実行する。
コントラストAF処理では、図3(a)に示すように、時刻Tから時刻Tまでフォーカスレンズ131のレンズ位置を至近側から無限側まで所定の間隔で動かしながらAF評価値FVを取得する。そして、AF評価値FVの検出軌跡(カーブ)から例えばT〜Tの間でピーク位置であると判断した場合に、T及びTにおけるAF評価値FVについて補間処理をして合焦点FPを算出する。
測距処理では、時刻T’の距離信号D(T’)を測定し(S311)、被写体までの距離と検出時間から被写体の移動速度を算出する(S312)。この算出方法としては、V(T’)=(D(T’)−D(T’−1))/(T’−T’−1)の式に基づいて、被写体移動速度V(T’)を算出することができ、被写体移動速度V(T’)としてRAM154に記憶するとともに(S313)、被写体までの距離(D(T’−1)にD(T’)を代入した値)を記憶する(S314)。
そして、撮影動作終了までステップ311からステップ314を繰り返し処理し、フォーカス制御中の被写体までの距離及び移動速度を逐次検出・演算を行い、後述のステップ321〜ステップ329の動作中の各時刻の被写体移動速度を計測し続け、各時刻における被写体の移動速度をRAM154に記憶する。
次に、ステップ321〜ステップ329のコントラストAF制御について詳細に説明する。
フォーカスレンズ131を微小な所定駆動量ずつ動かしつつ、時刻T(n=1・・・k)のAF評価値FVを測定するスキャン動作を行う(S321)。図3(a)は時刻Tから時刻Tまで、フォーカスレンズ131のレンズ位置を至近側から無限側まで一定の間隔で動かしながらAF評価値FVを取得した場合の検出軌跡である。
AF評価値FVのスキャン動作後は、各時刻T〜時刻Tで算出された被写体の移動速度VをRAM154から取得してスキャン動作中の平均被写体移動速度AVを算出する。この平均被写体移動速度AVは、各時刻Tnでの移動速度V(T)を時刻Tから時刻Tまでの測定回数で割ったもの、すなわち、AV=(V1+V2+V3+V4+V5+V6+V7+V8)/8で算出できる(S322)。
そして、この平均被写体移動速度AVを所定の閾値TH0と比較し(S323)、平均被写体移動速度AVが閾値TH0よりも小さい場合、つまり被写体の移動速度が速い場合は、この移動速度に基づいて合焦点FP(フォーカスレンズ位置)の補正処理を行う(S324)。
このステップ324では、ある基準時刻と各点の計測時刻との差の時間で被写体が移動した移動量を求めて、AF評価値FV(T)の各点に対応するレンズ位置を補正する。
具体的には図3(b)に示すように、時刻Tを基準に補正する場合、時刻TとAF評価値FVを検出した各時刻(TからT)との差と、その各時刻間の被写体の平均移動速度とから、各時刻T〜Tのレンズ位置の移動量を算出する。この移動量はフォーカスレンズ131の移動換算値である。
例えば、時刻TにおけるAF評価値FVに対応するレンズ位置の移動量ΔDは、ΔD(T)=平均移動速度(D(T)+D(T)/2)×時間(T−T)と算出できる。このように各移動量ΔDnをステップ321で検出した各AF評価値FV(Tm)に対応するレンズ位置に加算して、各時刻T〜Tのレンズ位置を補正する。
そして、ステップ325において、補正されたレンズ位置に対応するAF評価値NFVに基づく検出軌跡のピーク位置を補間して合焦点NFPを算出し、合焦点FPから合焦点NFPに補正する。なお、このAF評価値NFP自体の値は、補正前のAF評価値FVと同じで変化しておらず、AF評価値FVに対応するレンズ位置が移動量ΔDだけ補正された際のレンズ位置に対応したAF評価値である。
また、時刻Tから時刻Tにおける各レンズ位置の補正は、時刻Tから時刻Tのまでの全スキャン動作が終了した後に上記補正処理を行って合焦点補正を行ってもよいし、例えば、時刻TにおけるAF評価値FV(T)を検出した後に、時刻Tにおけるレンズ位置補正を行い、AF評価値FVの検出とともに被写体の移動速度に基づくレンズ位置の補正を行って補正されたAF評価値NFVの検出軌跡を求めるように並行して処理を行ってもよい。
一方、平均被写体移動速度AVが閾値TH0よりも大きい場合、つまり、被写体の移動速度が遅い場合は、被写体が静止した状態又は静止した状態とみなせるものとして、上記補正処理を行わずにステップ325において、ステップ321で検出されたAF評価値FVに基づく合焦点FPを算出する。
その後、スキャン動作後から現時点までに被写体が移動している場合は、合焦点がさらに移動しているので、スキャン動作後からレリーズスイッチSW2がオンされるまでの間の被写体の平均被写体移動速度AV2を算出する(S326)。
レリーズスイッチSW2がオンされた場合は(S327)、被写体の移動速度に応じて補正すべきか否かを判断する。すなわち、閾値TH1よりも平均被写体移動速度AV2が小さい場合は、被写体の移動速度に対して補正する必要が無いものとしてステップS329をスキップして撮影動作処理を行う(S330)。
また、閾値TH1よりも大きい場合、すなわち、被写体の移動速度が速く合焦位置の補正が必要と判断された場合には、ステップ329に進み、合焦点NFP1の補正を行う。
具体的には図3(c)に示すように、実際に撮影を行う時点の時刻とステップ322で用いた基準時刻(T)との差を求め、被写体の移動速度Vを算出し、この速度に基づくその間に被写体が移動した量を算出する。そして移動量に基づいて合焦点NFP1から合焦点NFP2に合焦位置を補正する。なお、閾値TH0及びTH1は同じ値であってもよいし、互いに関連又は独立した値であってもよく、本実施例のカメラシステムにおける最適な処理のために設定された値である。
最後にステップ330で撮影動作を行い、撮影終了の信号を出力し(S315)、測距処理を終了させて一連の動作を終了する。
このように、本実施例では図9(a)に示すように、コントラストAF制御中、測距AF検出ユニット130により、被写体までの距離検出と移動速度の算出が繰り返し行われ、AF信号処理回路134から出力されたAF評価値FVに基づくコントラストAF方式での合焦動作により算出された合焦点FPを、この移動速度Vに基づいて所定時間後の合焦位置がどれくらい移動するかを算出もしくは予測して補正することで移動する被写体の合焦点NFPを算出している。
つまり、この被写体の移動検出を元に移動予測を行うことでスキャンした過去のAF評価値の検出位置のレンズ位置補正を行い、さらには、合焦動作後、実際に撮影するレリーズまでの時間を測定してその間の移動速度に基づいて合焦位置を補正することで、被写体移動によるピントのずれを補正する。
よって、移動する被写体であってもコントラストAFでの合焦点検出を基本とした高精度で迅速なフォーカス制御が可能な光学機器を実現できる。
また、測距AF検出による被写体の移動速度検出は、測距AFの検出結果を相対的に用いることで移動速度を検出するために、測距AF検出ユニットの経時変化や温度変化での合焦点の狂いもキヤンセルされる効果もある。
図5から図8は、本発明の実施例2におけるフォーカス制御を示す図であり、本実施例は山登り方式でコントラストAFを行う。
図7は通常の山登り方式のコントラストAFの遷移図である。縦軸がAF評価値FVのレベルを表し、横軸はフォーカスレンズ131のレンズ位置を表す。レンズ位置は右方向が無限遠側、左方向が至近端側を表している。P701からP705は時間と共に変化するフォーカスレンズ位置とAF評価値FVの関係を表している。
最初、フォーカスレンズ131が時刻T701においてレンズ位置P701に位置している場合、AF評価値FVが増加する方向にフォーカスレンズ131を所定微小量駆動し、AF評価値FVのピーク位置を探索する。そして、AF評価値FVが減少しはじめる時点(時刻T705)でモータ駆動方向を逆転させ、AF評価値FVが増加する方向(図7における無限遠側から至近端側に駆動方向)にフォーカスレンズ131を駆動させる。
そして、時刻T707においてAF評価値FVが下がり始めると、再度AF評価値が増加する方向(図7における至近端側から無限遠側に駆動方向)に駆動する。このAF評価値FVが下がり始めた時点でモータ駆動方向を逆転してAF評価値FVが増加する方向にフォーカスレンズ131を駆動する動作を繰り返すことで、図7の矢印Aのような合焦探索軌跡を辿り、最終的に時刻T708においてレンズ位置P704(合焦位置)に移動して停止する。
次に本実施例のフォーカス制御の処理動作を図5、図8を用いて説明する。図5は本実施例のフォーカス制御を示すフローチャート、図8は制御遷移図である。
まず、ステップ501においてレリーズスイッチSW1がオンされたか否かを検出し、レリーズスイッチSW1がオンされた場合にフォーカス制御処理を開始する。そして、実施例1同様にコントラストAF処理による焦点検出動作中並行して、ステップ511からステップ514までの測距AF検出ユニット130による被写体の移動速度検出動作が繰り返し行われる。
ステップ511では測距処理により、時刻T’の距離信号D(T’)を測定する。測定した距離信号Dに基づいて、V(T’)=(D(T’)−D(T’−1))/(T’−T’−1)の計算式により被写体移動速度V(T’)を算出し(S512)、被写体の移動速度V(T’)をRAM154に記憶する(S513)。ステップ514では次の時刻における被写体の移動速度を算出するため、D(T’−1)にD(T’)を格納する処理を行い、ステップ511からステップ514を繰り返し行う。
そして、被写体の移動速度検出と同時並行して山登り方式のコントラストAFが行われる。FV(n)は時刻T’におけるAF評価値、JPCは合焦状態になるまでの処理回数(モータ駆動方向の逆転駆動処理回数)であり、所定回数(例えばM回)行われたかを示すパラメータ(引数)である。また、モータ駆動方向フラグはフォーカスレンズ131の駆動方向を変更するパラメータであり、フラグNの場合が逆転駆動、フラグFの場合は正転駆動する。
まず、ステップ521において各パラメータの初期化を行う。そして、AF信号制御回路134から出力される時刻毎のAF評価値FV(n)と、このAF評価値FV(n)に対応するレンズ位置をPOS_FV(n)としてRAM154に記憶する(S522)。
次に、AF評価値の差分DFV=FV(n)−FV(n−1)を求めてAF評価値FVの増減方向を検出し(S523)、差分DFVが0より大きいか否かを判断する(S524)。差分DFVが0より大きい、つまりAF評価値FVが増加する方向にフォーカスレンズ131が駆動されている場合は、AF評価値FV(n)とこのAF評価値FV(n)に対応するレンズ位置POS_PK(n)をRAM154に記憶する(S525)。逆に差分DFVが0より小さい場合はAF評価値FV(n)が減少する方向にフォーカスレンズ131が駆動されていると判断し、AF評価値FV(n)とレンズ位置POS_PKをRAM154へ記憶しないでステップ526に進む。
そして、差分DFVを所定の閾値TH2と比較する。差分DFVが閾値TH2よりも大きい場合はステップ531に進み、差分DFVが閾値TH2よりも小さい場合はAF評価値FVのピーク位置の近傍にレンズ位置があると判断し、パラメータJPCを1インクリメントして(S527)、モータ駆動方向フラグを変更し(S529)、この時刻TnにおけるAF評価値FV(n)と該AF評価値FV(n)に対応するレンズ位置POS_FV(n)をRAM154に記憶する(S530)。
なお、ステップ529のモータ駆動方向フラグの変更処理は設定フラグがNの場合はFを、設定フラグがFの場合はNを各々の場合で設定してモータ駆動方向の変更指示を行う。このステップ521からステップ530までの処理が上述の図7の山登り方式の処理に相当している。
そして、本実施例ではステップ531において検出されたAF評価値FV(n)に対して、ステップ513で記憶された時刻Tでの被写体の移動速度V(n)に基づいて補正を行う。
具体的には、被写体の移動が無い場合(図8(a))は、時刻T801におけるレンズ位置P801は、時刻T802においてレンズ位置P802へ移動する。そして、これと同じコントラストを有する被写体で被写体移動があると、図8(b)に示すように、時刻T801におけるレンズ位置P801を時刻T802においてレンズ位置P802に移動するのではなく、時刻T802においてレンズ位置P803に移動するように移動先を決定する。これは、測距処理から検出された時刻T801から時刻T802の間の平均被写体移動速度から被写体移動がレンズ位置換算で移動量N81だけあったと算出されるので、この移動量N81をレンズ移動量に加算してレンズ位置P803を決定している。
この補正処理は図5のステップ531からステップ533の処理に相当し、ステップ531において被写体の移動速度を用いて被写体の移動量を算出し、ステップ532で算出された被写体の移動量を現在のレンズ位置に足したレンズ位置にフォーカスレンズ131を移動させる。このときフォーカスレンズ131は、ステップ529で変更したモータ駆動方向に移動される。そして、補正されたレンズ位置はRAM154に記憶され、ステップ522に戻り、次の時刻T803におけるAF評価値FVを検出する。そして、ステップ522からステップ533の処理を繰り返し行い、フォーカスレンズ131を合焦点に近づける。
このとき、被写体が移動していない場合の山登り方式のコントラストAF処理は、所定の間隔(フォーカスレンズ131の駆動間隔)及び駆動速度でフォーカスレンズ131を制御しているが(図7参照)、本実施例ではこのように被写体の移動量に対してAF評価値FV(レンズ位置)が補正されるため、次の山登り方式での制御、例えば時刻T802の補正されたレンズ位置P803から次の時刻T803のレンズ位置までフォーカスレンズ131を駆動する際、補正されたAF評価値FVに応じて次のフォーカスレンズ131の駆動間隔と駆動速度をCPU151で算出し、合焦動作を最適かつ迅速に制御している。
合焦点付近では、被写体移動が無い場合(図8(c))では、時刻T811におけるレンズ位置P811から時刻T812においてP812へと移動させ、時刻T812ではレンズ位置P811へ再び戻して(モータを逆転駆動して)、さらに時刻T813においてレンズ位置P811として合焦する。
一方、被写体移動がある場合、図8(d)に示すように、時刻T811におけるレンズ位置P811から時刻T812においてレンズ位置P812へ移動させるときに、被写体の移動があるので、移動量N82をレンズ位置P812に加算してP813へ移動させる。さらに、時刻T813においても被写体の移動があるので、レンズ位置P811に移動量N83を加算してP814へ移動して合焦となる。ここで、移動量N82は時刻T811から時刻T812までの平均被写体速度に時間(T812−T811)を乗じて求まる被写体移動量をレンズ移動量に換算したものであり、移動量N83も同様に時刻T812から時刻T813までの平均被写体移動速度に時間(T813-T812)を乗じて求まるレンズ移動量に換算したものである。
その後、図5のステップ528でモータ駆動方向の逆転処理回数が所定回数Nを超えたときに、合焦点にフォーカスレンズ131が位置しているとして、ステップ541に進み、ここで合焦点の補正を行う。
このステップ541では、ステップ513に記憶した被写体移動速度と、POS_PKのデータを検出した時刻と現在の時刻差から、レンズ位置POS_PKの位置補正を行い、S542で補正したPOS_PKへフォーカスレンズ131を移動して合焦となる。
そして、図6に示す合焦状態から再び焦点検出動作を開始する処理に移行する。
ステップ611からステップ614までの測距検出による被写体速度検出は、図5のステップ511からステップ514の処理と同様であり、また、この測距検出の処理とS621からS625までの再起動判別動作も同時並行して行われる。
まず、現在のAF評価値FV(n)を取得して(S621)、差分DFV=FV(n)−FV_PKを算出することで、図5のステップ543での合焦点からどの程度ズレが生じているかを検出する。
そして、差分DFVの絶対値が所定閾値TH3よりも大きいかどうかの判別を行う。すなわち差分DFVが閾値TH3よりも小さい(被写体の移動速度が遅い)場合は、ステップ613から得られる被写体移動速度に基づいて該被写体の移動量を算出し、合焦として停止しているPOS_PKの位置の補正を行う(S624)。
具体的には、図8(e)に示すようにフォーカスレンズ131が時刻T821においてレンズ位置P814にて合焦していたとしても、被写体が移動している場合の時刻T822では、被写体移動量をレンズ移動量に換算した移動量N84を加算してレンズ位置P821に移動させ、時刻T823では、移動量N85を加算してレンズ位置P822に移動させ、時刻T823では移動量N86を加算してレンズ位置P824へ移動させて常に合焦点を補正する。なお、移動量N84は時刻T822から時刻T821の平均被写体移動速度に時間(T822−T821)を乗じて被写体移動量をレンズ移動量に換算したもので、N85、N86も同様に被写体移動量のレンズ移動換算量を求めている。
そして、ステップ624で補正された移動量分、フォーカスレンズ131を移動し(S625)、レリーズスイッチSW2がオンされるまで処理を繰り返し行う。その後レリーズスイッチSW2がオンされたときに(S626)、撮影動作の行って終了処理進む。
一方、ステップ623において差分DFVの絶対値が所定閾値TH3よりも大きい(被写体の移動速度が速い)と判断された場合は、図5の山登り方式のコントラストAF処理を再起動するため、図5のステップ521に進む。
このように本実施例では、図9(b)に示すように、コントラストAFを基本として、山登り方式での合焦点探索が行われている間、測距AF検出ユニット130により、被写体までの距離検出と移動速度の算出が繰り返し行われ、AF信号処理回路134から出力されたAF評価値FVをこの移動速度Vに基づいて補正し、山登り動作の次のステップ幅や移動速度を決定している。
よって、上記実施例1の作用効果に加え、移動検出を元に被写体の移動予測を行うことで、過去のAF評価値の検出位置の位置補正を行いつつ、山登り動作の次のステップ幅や移動速度を決定することが可能になり、移動する被写体に対して追従性の良い山登り方式のオートフォーカスが実現できる。
なお、本実施例では山登り方式においてAF評価値を被写体の移動速度で補正しているが、合焦点付近まで実施例1の全スキャン方式により焦点検出を行った後に、山登り方式に切り換えて、精度の高い合焦検出を行うように処理してよく、本実施例の被写体移動速度検出による山登り方式、全スキャン方式の処理を必要に応じて組み合わせ、又は独立させて処理することができる。
また、ハイブリッドAF方式のフォーカス制御においても適用することができ、例えば、測距AF検出方式で合焦動作を行い、その後適切なタイミングで本実施例のコントラストAF制御を行うことで、より迅速で高精度のフォーカス制御を実現することもできる。
本発明の実施例1における光学機器の構成ブロック図である。 本発明の実施例1の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1の処理遷移図である。 本発明の実施例1における測距AFの動作原理を示す図である。 本発明の実施例2の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2の処理遷移図である。 本発明の実施例2の処理遷移図である。 本発明のフォーカス制御の概念図である。
符号の説明
130 測距AF検出ユニット(距離検出手段)
133 フォーカス制御回路(制御手段)
134 AF信号制御回路(信号生成手段)
141 撮像素子
FV AF評価値(第1の信号)

Claims (7)

  1. 撮影光学系により形成された被写体の像を光電変換する撮像素子を用いて得られた撮像信号から、該被写体像のコントラスト状態に応じた第1の信号を生成する信号生成手段と、
    前記被写体までの距離を検出する距離検出手段と、
    該距離検出手段による検出結果の変化に基づいて前記被写体の移動速度を算出する速度算出手段と、
    前記第1の信号と前記移動速度とに基づいて前記撮影光学系のフォーカス駆動を制御する制御手段とを有することを特徴とする光学機器。
  2. 前記距離検出手段は、少なくとも前記第1の信号が生成されている間は前記距離の検出を繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記制御手段は、前記第1の信号に基づいて前記撮影光学系の合焦位置を求め、該合焦位置を前記移動速度に基づいて補正し、該補正した合焦位置への前記フォーカス駆動を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
  4. 前記制御手段は、前記第1の信号を前記移動速度に基づいて補正し、該補正した第1の信号に基づいて前記フォーカス駆動を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
  5. 前記制御手段は、少なくとも前記第1の信号に基づいて前記合焦位置を求め、その後に検出された前記移動速度に基づいて該合焦位置を補正し、該補正した合焦位置への前記フォーカス駆動を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
  6. 前記制御手段は、前記第1の信号を前記移動速度に基づいて補正し、該補正した第1の信号に基づいて前記撮影光学系の合焦位置を探索するよう前記フォーカス駆動を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
  7. 前記制御手段は、前記第1の信号に基づいて前記撮影光学系の合焦位置を探索するよう前記フォーカス駆動を制御し、
    該フォーカス駆動における前記撮影光学系の単位駆動量を、前記移動速度に応じて設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。

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