JP2006010206A - 冷蔵庫搭載の浄水ポットおよび冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫搭載の浄水ポットおよび冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2006010206A
JP2006010206A JP2004187729A JP2004187729A JP2006010206A JP 2006010206 A JP2006010206 A JP 2006010206A JP 2004187729 A JP2004187729 A JP 2004187729A JP 2004187729 A JP2004187729 A JP 2004187729A JP 2006010206 A JP2006010206 A JP 2006010206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pot
refrigerator
water supply
water purification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004187729A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Hamada
和幸 濱田
Kahoru Tsujimoto
かほる 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004187729A priority Critical patent/JP2006010206A/ja
Publication of JP2006010206A publication Critical patent/JP2006010206A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)

Abstract

【課題】手動給水した水道水を浄水装置で浄化して貯めておく浄水ポットにおいて、卓上における他容器への注水操作性と、冷蔵庫における自動製氷用の給水タンクとして操作性を向上させた浄水ポットを提供する。
【解決手段】冷蔵庫本体1に形成された冷蔵室2と、冷蔵庫本体1に形成された冷凍室3と、冷蔵室2に配置され、上面を開口したポット本体110とポット本体110の上面開口を塞ぐように着脱可能に設けられた中蓋120と上蓋130により構成される浄水ポット100と、浄水ポット100内に収納される浄水装置140と、冷凍室3に配置される製氷皿161と、浄水ポット100から製氷皿161へ給水するための給水ポンプ152を有する給水装置150とからなり、浄水ポット100には、他容器に水を注ぐ注水口111と、製氷皿161に水を給水する給水口123が同一方向に向けて形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に水道水を浄化する卓上用の浄水ポットおよび製氷皿へ水を供給して製氷する自動製氷装置を設けた冷蔵庫に関するものである。
従来、この種の卓上用の浄水ポットとしては、浄水ポットに使用者が水道水を手給水し、内部に配設された浄水装置で水を浄化して貯めておく仕様のものが広く普及している。一方、冷蔵庫に搭載される自動製氷装置は、冷蔵庫に対して脱着可能な給水タンクの水を自給式のポンプで汲みあげ、冷蔵庫本体内に形成された給水配管を介して製氷皿に給水する方式が広く普及している。さらに近年では、この給水タンクの内部の水を浄化する浄水装置の性能を向上させた仕様のものが広く普及している(例えば、特許文献1参照)。
図4は特許文献1に記載された従来の自動製氷装置を搭載した冷蔵庫の給水タンク部分の断面図である。図4に示すように、給水タンク1は、上面を開口した合成樹脂製タンク本体4と、このタンク本体4に着脱可能に取付けられる合成樹脂製タンクカバー3とから構成されている。タンクカバー3は、タンク本体4の上面開口を塞ぐように図示していないパッキングを介してタンク本体4に気密的に装着され、その上面一部に補水口5が形成されている。補水口5は、タンクカバー3をタンク本体4から取外すことなく水道水等を給水タンク1内に供給するためのものであり、水道の蛇口から直接あるいはやかん等の道具を使って水道水等が供給できる適宜な大きさの開口に設定されている。
軟水化装置10は、イオン交換機能剤14を収納した軟水化カートリッジ15を備え、タンク本体4内の補水口5側に(具体的には補水口5の下方に)配置されてタンクカバー3に着脱可能に取付けられている。この軟水化カートリッジ15は軟水化装置10に着脱可能に取付けられている。軟水化カートリッジ15は、合成樹脂製であり、イオン交換機能剤14を収納する容器26とその周囲から立ち上がる鍔部20とより構成され、容器26の上面に補水貯溜空間51が形成されている。なお、鍔部20の上方は開放され、オーバーフロー用開口27を形成している。イオン交換機能剤14は、水の硬度成分を除去するものであり、例えばナトリウム型強酸性陽イオン交換樹脂等が用いられ、ビーズ状、繊維状、粉末状等のいずれかまたはこれらの混合物で形成されている。
容器26は、上下面に多数の通水用孔が形成されており、高さが低くかつ広い面積で一平面状に構成され、イオン交換機能剤14を複数の収納空間に区画して収納する仕切部26aが形成されている。この仕切部26aにより区画された収納空間は、イオン交換機能剤14が略均等に収納される大きさに設定され、水流や持運び時の動き等によりイオン交換機能剤14の不必要な移動や偏りが生ずるのを防止することができる。浄水化装置24は、筒状体24a、浄水フィルター8及び給水口6より構成されている。筒状体24aは、下端がタンク本体4の底面近傍に位置し、下面が開口して形成されている。浄水フィルター8は、脱臭作用をする活性炭フィルターが用いられ、筒状体24aの開口部に着脱可能に取付けられてタンク本体4の底面近傍に配置されている。
まず、軟水化カートリッジ15を着脱するには、冷蔵室101から給水タンク1を取出し、タンク本体4からタンクカバー3を取外すことにより、軟水化カートリッジ15が露出するので、軟水化カートリッジ15を容易に着脱できるものである。このように、軟水化カートリッジ15は、その着脱が補水口5を通して行なわれるものではないので、補水口5の大きさによる制約はなく、給水タンク1内の空間を大きく利用してその大きさを設定することができる。これにより、軟水化カートリッジ15のイオン交換機能剤14を大きくして硬度成分の除去性能を向上することができ、透明度の高い氷を作ることができると共に、軟水化カートリッジ15の取換えまたは再生周期を長くすることができる。
また、給水タンク1に水を補水するには、給水タンク1を冷蔵室101から取出して、水道の蛇口より直接的にまたはやかん等用いて水道水等の原水25を補水口5から給水タンク1内に供給する。
この水の補水において、補水口5から供給される原水25は、補水貯溜空間51に貯溜されると共に、イオン交換機能剤14を通ることにより軟水化されて給水タンク1内に水9として貯水される。この軟水化は、原水中の硬度成分であるカルシウムイオン、マグネシウムイオンとイオン交換機能剤14のナトリウムイオンとが置換することにより行われる。このように、給水タンク1内に貯水される水9は、硬度成分が取り除かれているため、給水タンク1の内表面に硬度成分であるスケールが付着することを防止できると共に給水タンク1の掃除の煩わしさを緩和できる。
そして、原水25は、その供給が一般的に手動操作で行なわれるので、供給量が増減しやすいが、補水貯溜空間51によりその増減を容易に吸収することができ、これにより安定してイオン交換機能剤14を通過して給水タンク1内に供給される。さらに、鍔部20の上方を開放してオーバーフロー用開口27を形成しているので、原水25が貯溜できない程多量に補水された場合には、補水の一部は鍔部26の上面からオーバーフローして、給水タンク1に貯水できるようになっている。
補水された水は、冷蔵庫本体に設置された製氷装置に給水されて製氷が行われる。
このようにして作られる氷は、硬度成分であるカルシウムイオンやマグネシウムイオンがイオン交換機能剤14で除去された水を用いているので、透明度の高いおいしい氷とすることができる。さらには、この氷は、浄水フィルター8を通して脱臭された水を用いているので、臭気の少ないおいしい氷とすることができる。これにより、透明度が高く、しかも臭気の少ないおいしい氷が得られる。
特開2002−48445号公報
しかしながら、上記従来の冷蔵庫搭載の給水タンクの構成では、給水タンクに貯められた浄水は、給水口を介してのみ給水タンク外に供給されるため、卓上用の浄水ポットとしては想定されておらず冷蔵庫外では使用できないという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、製氷用水を給水するための給水口と、卓上で他容器に注水するための注水口を浄水ポットに構成することで、浄水ポット内で浄化した水を冷蔵庫内での自動製氷と、冷蔵庫外での他容器への調理用水としての給水の双方の用途に利用し得る浄水ポット提供することを目的とする。
さらに、上記従来の冷蔵庫搭載の給水タンクの構成では、容器の上面の補水貯溜空間にオーバーフロー用開口が形成されているため、一度に大量の水道水を給水された場合、オーバーフロー用開口から浄水装置を通過することなく給水タンクに水が流れ込むという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、補水貯溜空間の容積と給水タンクの最大保有水量の間に所定の関係を与えることで、一度に水道水を給水されても、浄水装置をバイパスすることなくポット本体に浄水のみを溜めることができる浄水ポットを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の浄水ポットは、冷蔵庫本体に形成された冷蔵室と、前記冷蔵庫本体に形成された冷凍室と、前記冷蔵室に配置され、上面を開口したポット本体と前記ポット本体の上面開口を塞ぐように着脱可能に設けられた蓋とにより構成される浄水ポットと、前記浄水ポット内に収納される浄水装置と、前記冷凍室に配置される製氷皿と、前記浄水ポットから前記製氷皿へ給水するためのポンプを有する給水装置とからなり、前記浄水ポットには、他容器に調理用水を注ぐ注水口と、前記製氷皿に水を給水する給水口が形成されたものである。
これによって、浄水ポットで他容器に調理用水を給水する場合には注水口が使用でき、冷蔵庫本体に浄水ポットを設置した場合には給水口から製氷用水を供給することとなる。
本発明の浄水ポットは、浄水ポットに注水口と給水口とを形成することで、冷蔵庫外で使用し、他容器への調理用水の給水を行う浄水ポットとして利用と冷蔵庫本体内における製氷装置への給水タンクとしての利用との双方への利用が可能となる。
請求項1に記載の発明は、冷蔵室と冷凍室とを備えた冷蔵庫本体と、前記冷蔵室に配置され、上面を開口したポット本体と前記ポット本体の上面開口を塞ぐように着脱可能に設けられた蓋とを有した浄水ポットと、前記浄水ポット内に収納される浄水装置と、前記冷凍室に配置される製氷装置と、前記浄水ポットから前記製氷装置へ給水するための給水装置とからなり、前記浄水ポットには、前記給水装置に水を給水する給水口と、前記給水装置以外の他容器に水を注ぐ注水口とが形成されていることにより、浄水ポットで他容器に給水する場合には注水口が使用でき、冷蔵庫本体に浄水ポットを設置した場合には給水口から製氷用水を供給することとなり、冷蔵庫外で使用し、他容器への調理用水の給水を行う浄水ポットとして利用と、冷蔵庫本体内における製氷装置への給水タンクとしての利用との双方への利用が可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて前記注水口と、前記給水口とが前記ポット本体の同一の側壁に形成されており、他容器への調理用水の給水と製氷用水の供給が同一方向となり、浄水ポットの操作性を向上できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明に加えて、前記冷蔵庫本体に前記浄水ポットが設置された状態において、前記注水口および前記給水口は、前記冷蔵庫本体背面側の側壁に形成されており、給水口が冷蔵庫本体の背面方向に向いていることにより、給水装置との連結が容易にできる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3に記載の発明に加えて、前記注水口の開口部分は、前記給水口の出口部分の鉛直下方に配置されていることにより、給水口からこぼれた水は注水口で回収されることとなり、他容器への調理用水の給水時に、給水口から水がこぼれることはない。
請求項5に記載の発明は、請求項1の発明に加えて、前記浄水ポットの最大保有水量V1が、(数1)に示される範囲内であることにより、一般的に必要な一日の調理用水量と製氷用水量を確保されることとなり、調理用水と製氷用水を兼用化した浄水ポットを実現できる。
1.2 < V1 < 2.5 〔リットル〕 ・・・(数1)
請求項6に記載の発明は、請求項2または請求項3の発明に加えて、前記ポット本体に形成されたハンドルを備え、前記ハンドルが形成されている側壁と対向する側壁面に前記注水口が配置されていることにより、他容器への調理用水の給水作業の操作性が向上できる。
請求項7に記載の発明は、請求項1の発明に加えて、前記蓋が、前記ポット本体に着脱可能で前記浄水装置を取り付ける中蓋と、前記中蓋に着脱可能に設けられた上蓋により構成され、前記中蓋の上面に形成される補水貯留空間の容積V2が、前記浄水ポットの最大保有水量V1に対して、(数2)の関係であることにより、上蓋を外した後に中蓋内に注がれた水道水が浄水装置を通過して、ポット本体に落下する間、中蓋内に貯水されることとなり、一度に水道水を給水されてもオーバーフローすることなく、全量が浄水装置を通過してポット本体内に貯水される。
0.5×V1 < V2 < 1.0×V1 ・・・(数2)
請求項8に記載の発明は、請求項2から請求項4の発明に加えて、冷蔵室と冷凍室とを備えた冷蔵庫本体と、前記冷蔵室に配置され、上面を開口したポット本体と、前記ポット本体の上面開口を塞ぐように着脱可能に設けられた蓋とを有した浄水ポットと、前記浄水ポット内に収納される浄水装置と、前記冷凍室に配置される製氷装置と、前記浄水ポットから前記製氷装置へ給水するための給水装置とを有し、前記給水装置は前記浄水ポットの内部に配設されたポンプと、前記冷蔵庫本体に構成され前記浄水ポットに非接触で前記ポンプを駆動するトルクを伝える駆動装置と、前記冷蔵庫本体に形成され前記浄水ポットと前記製氷装置を連結する給水管と、前記給水管の前記浄水ポット側の端部に形成された受け皿とを備え、前記浄水ポットには前記給水装置に水を給水する給水口と、前記給水装置以外の他容器に水を注ぐ注水口とを備え、前記浄水ポットが前記冷蔵庫本体に設置された状態において、前記受け皿は、前記給水口と前記注水口の間に位置することにより、ポンプにより送液された水は、給水口から受け皿に流れ込むこととなり、自動製氷が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。まお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における製氷装置の断面図である。図2は本発明の実施の形態1における浄水ポットの断面図である。
図1、図2において、冷蔵庫本体1の上部に区画形成された冷蔵室2は、下面および背面に位置する仕切壁6により冷凍室3と仕切られている。
浄水ポット100は、主に浄水ポット本体110と、中蓋120と、上蓋130により構成されており、冷蔵庫本体1に対して着脱可能である。
浄水ポット本体110は、上面が開口した略直方体形状であり、注水口111と、ハンドル115が形成されている。
注水口111は、浄水ポット100が冷蔵庫本体1に設置された状態において、冷蔵庫本体1の背面方向に形成されており、浄水ポット本体110に形成された開口112と開口112を覆うように形成されたガイド113により構成されている。ここで、ガイド113は、上方に向けて漸近的にポット本体110から遠ざかるように距離を隔て、上端部には開放部114が形成されている。このとき、開放部114は、浄水ポット本体110に浄水が貯められてもこぼれないように十分高い位置に配置した。
ハンドル115は、浄水ポット本体110に形成されており、その取り付け方向は、注水口111の対面、つまり、浄水ポット100が冷蔵庫本体1に設置された状態において、冷蔵庫本体1の前面方向である。ハンドル115の断面形状としては、略長方形であり、人の手で握りやすいように中空となっていることが望ましい。
中蓋120は、ポット本体110に対して、ポット本体110の上部開口を塞ぐように着脱可能に取り付けられており、ポット本体110と中蓋120の間は、ガスケット116により、シール構造となっている。中蓋120の形状は、浄水ポット100の中央部に向けて漸近的に下方に傾いたすり鉢形状であり、中央部の最下端には浄水装置140用の開口121が形成されている。このとき、開口121の全周には、中蓋120の傾きに対して急激にその下方への傾きを大きくした窪み122が形成されている。
また、浄水ポット100が冷蔵庫本体1に設置された状態において、冷蔵庫本体1の背面方向には、製氷用水を浄水ポット外に給水する給水口123が、注水口111の開放部114の上方に形成されており、給水口123の形状は、冷蔵庫本体1の背面方向に突き出す突起形状である。
このとき、注水口111の開放部114は、給水口112の出口部分の鉛直下方を覆うように形成されている。
導管124は、中蓋120を貫通して、給水口123とポット本体110の底面近傍をつなぐ配管であり、貫通部125は、中蓋120と導管123の融着もしくは、パッキン等の使用により、シール構造となっている。
貯留空間126は、ポット本体110下部と中蓋120により形成され浄水を貯める空間である。
ここで、貯留空間126において、実質的に浄水を貯められる最大量、つまり最大保有水量V1は(数1)で表される。
これは、一般的な冷蔵庫の自動製氷装置における1日当たりの平均使用量と、卓上用の浄水ポットにおける1回当たりの平均使用量の双方を満足する最小の値と、片手で持ち運びもしくは他容器への給水を行う場合の操作性を考慮した最大の値により決定された。
本実施例においては、最大保有水量V1を約2.2リットルとした。
補水貯留空間127は、中蓋120の上方に形成される空間であり、補水貯留空間127の容積V2と最大保有水量V1の関係は(数2)で表される。
本実施例においては、補水貯留空間127の容積V2を約1.7リットルとした。
上蓋130は、中蓋120の上端に中蓋120の上部を塞ぐように着脱可能に取り付けられている。
浄水装置140は、略円筒形状のカバー141と、カバー内部に充填された浄水部材142で構成され、中蓋120の開口121に対して着脱可能に取り付けられている。
カバー141の上面および上部側面には、補水貯留空間127と通じる入水口141aが形成され、カバー141の下面および下部側面には、貯留空間126と通じる出水口141bが形成されている。また、入水口141aと出水口141bの間に位置する固定部材141cは、全周方向に突き出すように形成された突起である。
ここで、中蓋120に浄水装置140が取り付けられる際は、窪み122に対して固定部材141cがはまり込むことで、シール性が得られるようになっている。
浄水部材142は、ビーズ状に成形されたイオン交換機能剤と同じくビーズ状に成形された活性炭の混合材料を使用することが望ましく、イオン交換機能剤を形成する材料により、水道水中の重金属(鉛)の除去効果が期待でき、活性炭により、水道水中の残留塩素、カビ臭、細菌、有機物、トリハロメタンの除去効果が期待できる。
給水装置150は、冷蔵庫本体1の背面近傍に構成され、主に導管151と、給水ポンプ152と、導管153で構成されている。
導管151は、冷蔵庫本体1に固定され、給水口123と給水ポンプ152を連結する配管である。
給水ポンプ152は、ポット本体110内に貯められた浄水を製氷装置160に給水するために、冷蔵庫本体に固定された自給式のポンプであり、ギヤポンプもしくはチューブポンプを使用することが望ましい。
導管153は、冷蔵庫本体に固定され、給水ポンプ152と製氷装置160を結ぶ配管である。ここで、導管152は、冷蔵室2と冷凍室3を隔てる仕切壁6を貫通して、製氷161の上部で導管152の下流端が開放されている。
製氷装置160は、冷凍室3に構成されており、給水された水を蓄えて製氷する製氷皿161と、離氷用の駆動装置162で構成されており、詳細については説明を割愛する。
以上のように構成された冷蔵庫搭載の浄水ポット110について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷蔵庫から取り外された浄水ポット100は、上蓋130を取り外された状態で、補水貯留空間126に水道水が手給水される。このとき浄水ポット100は、浄水ポット本体110に形成されたハンドル115により保持される。ここで、給水された水道水は、すり鉢形状の中蓋120の中央部に集まるが、浄水装置140の流水抵抗により、一度に多量の給水をされた場合、給水量が浄水装置140の処理量を超えて、補水貯留空間126で一時滞留する。このとき、窪み122に対して固定部材141cがはまり込んでシール性が得られているため、浄水装置140をバイパスして貯留空間126に水道水が直接流入することはない。ここで、補水貯留空間126に一時滞留した水道水は、入水口141aを介してカバー141内部に流入し、浄水部材142に接することで、水道水中に含まれる残留塩素、重金属(鉛)、トリハロメタン、カビ臭、有機物が取り除かれて比較的清潔な水となって、出水口141bを介して貯留空間126に貯められる。
このとき、補水貯留空間126の容積V2と、最大保有水量V1は(数2)の関係であるので、一度に多量の水道水を給水されても、補水貯留空間126の容積V2いっぱいに給水すれば、浄水装置140の流水抵抗による処理遅れの分を解消することができるので、オーバーフローすることなく最大保有水量V1を満足することができる。
さらに、最大保有水量V1は、(数1)で表されるので、浄水ポットの貯水量は、冷蔵庫の自動製氷装置160における1日当たりの使用量と、卓上用の浄水ポットにおける1回当たりの使用量の双方を満足すると共に、片手で持ち運びもしくは他容器への給水を容易に行うことができる。
次に浄水ポット100に貯められた浄水を調理用水として他容器に給水する場合、注水口111が形成されている側壁面はハンドル115が形成されている側壁面と対面に形成されているので高い操作性が期待できる。
このとき、注水口111と給水口112は同一側壁面に形成されておりかつハンドル115が形成されている側壁面の対向する面に形成され、さらに、給水口112の方が開放部114より上方に位置し、注水口111の開放部114が、給水口112の下方を覆うように形成されているので、浄水ポット100を傾けた場合、基本的に給水は、注水口111のみにより行われ、給水口112内部の残水等については、給水口112から放出された後に再び開放部114に回収されて他容器に注がれる。
浄水ポット100を冷蔵庫本体1に収納して自動製氷を行う場合、給水口123が形成されている側壁面はハンドル115が形成されている側壁面と対向する面に形成されているので、冷蔵庫本体1の背面近傍に構成された給水装置150との連結が容易であり高い操作性が期待できる。 浄水ポット100が冷蔵室2に装着された状態で、給水口123は導管151と連結される。ここで、給水ポンプ152が駆動すると、貯留空間126内の浄水は、導管124、給水口123、導管151、給水ポンプ152、導管153を介して製氷皿161に給水され、製氷が行われる。このとき、製氷皿161に給水された水は、浄水装置により浄化された水であり、比較的透明で清潔な氷の生成が可能となる。
以上のように本実施の形態の冷蔵庫搭載の浄水ポット100は、冷蔵庫本体1に形成された冷蔵室2と、冷蔵庫本体1に形成された冷凍室3と、冷蔵室2に配置され、上面を開口したポット本体110とポット本体110の上面開口を塞ぐように着脱可能に設けられた中蓋120と上蓋130により構成される浄水ポット100と、浄水ポット100内に収納される浄水装置140と、冷凍室3に配置される製氷皿161と、浄水ポット100から製氷皿161へ給水するための給水ポンプ152を有する給水装置150とからなり、浄水ポット100には、他容器に水を注ぐ注水口111と、製氷皿161に水を給水する給水口123が形成されていることにより、調理用水の注ぎ口と製氷用水の給水口の双方を兼ね備えていることとなり、冷蔵庫外では卓上浄水ポットとして使用でき、冷蔵庫内では自動製氷装置への給水タンクとして使用できる。
また、本実施の形態では、注水口111と、給水口123が同一方向に向けて形成されていることにより、調理用水と製氷用水の取り出しが同一方向となり、卓上浄水ポットや自動製氷装置の給水タンクとして操作性が向上できる。
また、本実施の形態では、冷蔵庫本体1に浄水ポットが設置された状態において、注水口111および給水口123は、冷蔵庫本体1の背面方向に向けて形成されていることにより、冷蔵庫本体1の背面近傍に構成された給水装置150との連結が容易となり、浄水ポット100の冷蔵庫本体1への装着操作性が向上する。
また、本実施の形態では、注水口111は、給水口123の下方を覆うように配置されていることにより、給水口123から漏れた水は、一旦注水口111から浄水ポット100に回収されてから他容器に注がれることとなり、給水時における他容器への水漏れを防止することができる。
また、本実施の形態では、浄水ポット100の最大保有水量V1が、所定範囲内であることにより、冷蔵庫の自動製氷装置160における1日当たりの使用量と、卓上用の浄水ポットにおける1回当たりの使用量の双方を満足すると共に、片手で持ち運びもしくは他容器への給水が可能な重量となり、最低限の保有水量を確保できると共に、片手での操作が容易となる。
また、本実施の形態では、ポット本体110に形成されたハンドル115が形成されている側壁面が、注水口111および給水口123が形成されている側壁面と対向する面に配置されていることにより、ハンドル115の対向面に他容器への注水口111と製氷用水の給水口123が形成されており、浄水ポットの操作性が向上できる。
また、本実施の形態では、ポット本体110に着脱可能で浄水装置140を取り付ける中蓋120と、中蓋120に着脱可能に設けられた上蓋130により構成され、中蓋120の上面に形成される補水貯留空間127の容積V2が、浄水ポット100の最大保有水量V1に対して、所定の関係であることにより、補水貯留空間126の容積V2と、最大保有水量V1は(数2)の関係であるので、一度に多量の水道水を給水されても、補水貯留空間126の容積V2いっぱいに給水すれば、浄水装置140の流水抵抗による処理遅れの分を解消することができるので、オーバーフローすることなく、最大保有水量V1を満足することにより、浄水ポットへの円滑な給水が実現できる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における製氷装置の断面図である。
なお、実施の形態1と同一構成については、同一符号を付けて詳細な説明を省略する。
図3において、ポンプ117は、浄水ポット100の内部に回転可能に配設されており、回転により水を吐出するインペラとマグネットにより構成されている。
導管124は、ポンプ117と給水口123を繋ぐ配管である。
冷蔵庫本体1に構成された駆動装置154は、駆動用のモータと軸の先端に取り付けられたマグネットにより構成されている。
給水管155は、給水口123と製氷皿161を結ぶ配管である。
ここで、給水管155は、冷蔵室2と冷凍室3を隔てる仕切壁6を貫通して、製氷皿161の上部で導管152の下流端が開放されている。
さらに、給水管155の給水口側端には受け皿156が構成されており、浄水ポット100が冷蔵庫本体1に設置された状態において、受け皿156は、給水口123と注水口111の間に位置し、かつ給水口123の下方を覆うように構成されている。
以上のように構成された冷蔵庫搭載の浄水ポット100について、以下その動作、作用を説明する。
給水の完了した浄水ポット100が冷蔵室2に装着された状態で、受け皿156は、給水口123と注水口111の間に位置し、かつ給水口123の下方を覆うように構成されているので、ポンプ117の運転により給水口123から放出した浄水は、受け皿156、給水管管155を介して製氷皿161に給水され、製氷が行われる。
このとき、製氷皿161に給水された水は、浄水装置により浄化された水であり、比較的透明で清潔な氷の生成が可能となる。
以上のように本実施の形態の冷蔵庫1は、冷蔵庫本体1に形成された冷蔵室2と、冷蔵庫本体1に形成された冷凍室3と、冷蔵室2に配置され、上面を開口したポット本体110と、ポット本体110の上面開口を塞ぐように着脱可能に設けられた中蓋120および上蓋130とにより構成される浄水ポット100と、浄水ポット100内に収納される浄水装置140と、冷凍室3に配置される製氷皿161と、浄水ポット100から製氷皿161へ給水するために浄水ポット100の内部に配設されたポンプ117と、冷蔵庫本体1に構成され浄水ポット110に非接触でポンプ110を駆動するトルクを伝える駆動装置154と、冷蔵庫本体1に形成され浄水ポット100と製氷皿161を連結する給水管155と、給水管155の浄水ポット側端に形成された受け皿156と、浄水ポット100に形成され他容器に水を注ぐ注水口111と、浄水ポット100の注水口111の上方に形成され受け皿156に水を給水する給水口123とから構成され、浄水ポット100が、冷蔵庫本体1に設置された状態において、受け皿156は、給水口123と注水口111の間に位置することにより、給水口から放出した浄水は、受け皿156に給水されることとなり、自動製氷が可能となる。
なお、本実施の形態においては、ポンプ117から吐出された浄水を中蓋120に形成された給水口123を介して受け皿156給水したが、給水口123を注水口111の内部に構成し、受け皿156を注水口111の開放部114の下方に位置するように構成しても同様の効果が期待できる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫搭載の浄水ポットは、冷蔵庫外で使用し他容器への調理用水の給水を行う浄水ポットとして利用と、冷蔵庫本体内における製氷装置への給水タンクとしての利用との双方への利用が可能であり、また冷蔵庫への着脱操作性が向上したので、システムキッチン用のビルトイン製氷装置、自販機、業務用製氷機の用途にも適用できる。
本発明による製氷装置の実施例1の断面図 本発明による浄水ポットの実施例1の断面図 本発明による製氷装置の実施例2の断面図 従来の自動製氷装置を搭載した冷蔵庫の給水タンク断面図
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 冷蔵室
3 冷凍室
100 給水ポット
110 ポット本体
111 注水口
115 ハンドル
117 ポンプ
120 中蓋
123 給水口
127 補水貯留空間
130 上蓋
140 浄水装置
150 給水装置
152 給水ポンプ
154 駆動装置
155 給水管
156 受け皿
161 製氷皿

Claims (8)

  1. 冷蔵室と冷凍室とを備えた冷蔵庫本体と、前記冷蔵室に配置され、上面を開口したポット本体と前記ポット本体の上面開口を塞ぐように着脱可能に設けられた蓋とを有した浄水ポットと、前記浄水ポット内に収納される浄水装置と、前記冷凍室に配置される製氷装置と、前記浄水ポットから前記製氷装置へ給水するための給水装置とからなり、前記浄水ポットには、前記給水装置に水を給水する給水口と、前記給水装置以外の他容器に水を注ぐ注水口とが形成されている冷蔵庫搭載の浄水ポット。
  2. 前記注水口と前記給水口とが前記ポット本体の同一の側壁に形成されている請求項1に記載の冷蔵庫搭載の浄水ポット。
  3. 前記冷蔵庫本体に前記浄水ポットが設置された状態において、前記注水口および前記給水口は、前記ポット本体の前記冷蔵庫本体背面側の側壁に形成されている請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫搭載の浄水ポット。
  4. 前記注水口の開口部分は、前記給水口の出口部分の鉛直下方に配置されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫搭載の浄水ポット。
  5. 前記浄水ポットの最大保有水量V1が、(数1)に示される範囲内である請求項1に記載の冷蔵庫搭載の浄水ポット。
    1.2 < V1 < 2.5 〔リットル〕 ・・・(数1)
  6. 前記ポット本体に形成されたハンドルを備え、前記ハンドルが形成されている側壁面と対向する側壁面に前記注水口が配置されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫搭載の浄水ポット。
  7. 前記蓋が、前記ポット本体に着脱可能で前記浄水装置を取り付ける中蓋と、前記中蓋に着脱可能に設けられた上蓋により構成され、前記中蓋の上面に形成される補水貯留空間の容積V2が、前記浄水ポットの最大保有水量V1に対して、(数2)の関係である請求項1に記載の冷蔵庫搭載の浄水ポット。
    0.5×V1 < V2 < 1.0×V1 ・・・(数2)
  8. 冷蔵室と冷凍室とを備えた冷蔵庫本体と、前記冷蔵室に配置され、上面を開口したポット本体と、前記ポット本体の上面開口を塞ぐように着脱可能に設けられた蓋とを有した浄水ポットと、前記浄水ポット内に収納される浄水装置と、前記冷凍室に配置される製氷装置と、前記浄水ポットから前記製氷装置へ給水するための給水装置とを有し、前記給水装置は前記浄水ポットの内部に配設されたポンプと、前記冷蔵庫本体に構成され前記浄水ポットに非接触で前記ポンプを駆動するトルクを伝える駆動装置と、前記冷蔵庫本体に形成され前記浄水ポットと前記製氷装置を連結する給水管と、前記給水管の前記浄水ポット側の端部に形成された受け皿とを備え、前記浄水ポットは前記給水装置に水を給水する給水口と、前記給水装置以外の他容器に水を注ぐ注水口とを備え、前記浄水ポットが前記冷蔵庫本体に設置された状態において、前記受け皿は、前記給水口と前記注水口の間に位置する請求項2から請求項4に記載の冷蔵庫。
JP2004187729A 2004-06-25 2004-06-25 冷蔵庫搭載の浄水ポットおよび冷蔵庫 Withdrawn JP2006010206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004187729A JP2006010206A (ja) 2004-06-25 2004-06-25 冷蔵庫搭載の浄水ポットおよび冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004187729A JP2006010206A (ja) 2004-06-25 2004-06-25 冷蔵庫搭載の浄水ポットおよび冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006010206A true JP2006010206A (ja) 2006-01-12

Family

ID=35777652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004187729A Withdrawn JP2006010206A (ja) 2004-06-25 2004-06-25 冷蔵庫搭載の浄水ポットおよび冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006010206A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287857A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2011038768A (ja) * 2010-09-27 2011-02-24 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
US9131952B2 (en) 2011-01-12 2015-09-15 Seiko Epson Corporation Fluid ejection device, fluid ejection method, and medical apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287857A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2011038768A (ja) * 2010-09-27 2011-02-24 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
US9131952B2 (en) 2011-01-12 2015-09-15 Seiko Epson Corporation Fluid ejection device, fluid ejection method, and medical apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2618826C2 (ru) Картридж для очистки воды и устройство для очистки воды кувшинного типа
US20060249442A1 (en) Water filtration system with improved performance
KR100346975B1 (ko) 제빙장치의 급수장치
JP5529199B2 (ja) ウォーターサーバー
JP3665260B2 (ja) 冷蔵庫
US20020125187A1 (en) Pour-through water treatment dispenser
JP2002350021A (ja) 冷蔵庫
JP2006010206A (ja) 冷蔵庫搭載の浄水ポットおよび冷蔵庫
US8136699B2 (en) Bar soap recycler
KR101232223B1 (ko) 정수기
RU2008101637A (ru) Машина для приготовления заварных напитков
JP2015010817A (ja) 冷蔵庫
US20070256968A1 (en) Advanced filter for boilers
KR20140024259A (ko) 음료수 서버
JP2007144363A (ja) 浄水装置
EP1810606A1 (en) Dishwasher with a removable water softener
KR200230320Y1 (ko) 냉온수기
CN219396968U (zh) 一种净饮机
CN219438847U (zh) 净水桶及饮水机
US20050150824A1 (en) Water filtration tank dispensing system
JPH06213543A (ja) 冷蔵庫の製氷装置
JPH06213544A (ja) 冷蔵庫用浄水器
JP2012200724A (ja) 浄水器及び浄化カートリッジ
EP3511658B1 (en) Icemaker
JP2000301139A (ja) 携帯用浄水器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070531

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070613

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20090303

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761