JP2006008387A - エレベーターの乗場表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗場でエレベーターを待つ利用者が、先に到着するエレベーターの運行状況を瞬時に確認することができると共に、運転効率が適切でないと感じてイライラ感が増すこともなく、また、既設ボックスを流用して、安価に、短時間でリニューアル作業を行うことができるエレベーターの乗場表示装置の提供。
【解決手段】同一建屋内に2台並設して設けられた群管理エレベーター用乗場表示装置において、1台分のかご位置表示器と、1台分の方向表示器を有する乗場表示装置を各階に各1台設け、乗場呼び釦で呼び登録されたエレベーターのかご位置及び、昇降方向のみを表示するものとした。
【選択図】図1
【解決手段】同一建屋内に2台並設して設けられた群管理エレベーター用乗場表示装置において、1台分のかご位置表示器と、1台分の方向表示器を有する乗場表示装置を各階に各1台設け、乗場呼び釦で呼び登録されたエレベーターのかご位置及び、昇降方向のみを表示するものとした。
【選択図】図1
Description
本発明は、2台並設して出入口が設けられた群管理エレベーターの乗場表示装置に関する。
従来、2台並設して出入口が設けられた群管理エレベーターにおける乗場表示装置は、エレベーターの出入口相互に挟まれた中間壁に、1台分の乗りかご位置を表示するかご位置表示器及び、1台分の乗りかごの昇降方向を表示する方向表示器各2セットが上下に並べて設けられ、第1エレベーターの運転状況等を表示する第1表示面と、第2エレベーターの運転状況等を表示する第2表示面を形成し、また、前記表示面の側縁部には、各々の乗場表示装置に対応するエレベーター側に引退する傾斜が設けられていた(特許文献1参照)。
特開平3−43778号公報(図2)
前述した従来のものでは、エレベーターの出入口相互に挟まれた中間壁に、2台の乗場表示装置を設け、2台のエレベーターの運行状況を、各々の乗場表示装置に表示する方法が採られていたが、表示面が2台分あり、且つ上下に並んで配置されているため、どちらの表示を確認したらよいか利用者が困惑したり、先に到着するエレベーターの運行状況を瞬時に確認することができないという問題があった。
尚、従来提案されているものでは、乗場表示装置の表示面に、対応するエレベーター側に引退する傾斜が設けられ、乗場表示装置がどちらのエレベーターの運行状況を表示しているか分かり易く示す工夫がなされているものの、その効果は十分でなく、利用者が表示を誤認することがあった。
また、従来のものでは、乗場呼び登録されていないエレベーターの運行状況も表示装置に表示されるため、例えば、呼び登録されていないエレベーターが他階に待機していたりすると、利用者は運転効率が適切でないと感じ、待ち時間が長く感じられたり、イライラ感が増すことがあった。
また、乗場表示装置のリニューアルにおいて、安価に、短時間で作業を行うためには、既設ボックスの流用が不可欠であるが、2台分の乗場表示装置を設ける従来品では、既設のボックス内に収納することができず、リニューアルに適用できない場合があった。尚、ボックスを新製すればリニューアルが可能となるものの、新製ボックスが既設品より大型化するため、ボックス取付壁面に建築工事を施す必要が生じ、多大なコストと時間を要すことになる。
本発明は、このような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的は、乗場でエレベーターの到着を待つ利用者が、困惑したり誤認したりすることなく、先に到着するエレベーターの運行状況を瞬時に確認することができると共に、運転効率が適切でないと感じてイライラ感が増すこともなく、また、既設ボックスを流用して、安価に、短時間でリニューアル作業を行うことができるエレベーターの乗場表示装置を提供することにある。
この目的を達成するために本発明は、同一建屋内に2台並設して設けられた群管理エレベーターの出入口相互に挟まれた中間壁に取付けられ、乗りかご位置を表示するかご位置表示器及び、乗りかごの昇降方向を表示する方向表示器を備えたエレベーター用乗場表示装置において、1台分の乗りかご位置を表示するかご位置表示器及び、1台分の乗りかごの昇降方向を表示する方向表示器を各階に各1台設け、乗場呼び釦で呼び登録されたエレベーターのかご位置及び、昇降方向のみを表示するものである。
前記のように構成した本発明によれば、乗場の呼び釦で登録されたエレベーターの運行状況のみが表示されるため、乗場でエレベーターを待つ利用者が、困惑したり誤認したりすることなく、先に到着するエレベーターの運行状況を瞬時に確認することができ、また、呼び登録されていないエレベーターの運行状況は表示しないため、運転効率が適切でないと感じて、イライラ感が増すこともない。また、乗場表示装置をリニューアルする場合、乗場表示装置を1台設置すれば良いため、寸法上の問題から既設のボックスに乗場表示装置を収納することができないということがなく、ボックスを新製する必要もない。
本発明によれば、乗場でエレベーターを持つ利用者は、先に到着するエレベーターの運行状況を瞬時に確認することができると共に、運転効率が適切でないと感じてイライラ感が増すこともなく、また、既設のボックスを流用して、安価に、短時間でリニューアル作業を行うことができる。
以下、本発明のエレベーターの乗場表示装置の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明のエレベーターの乗場表示装置の一実施形態を示す並設エレベーターの乗場全体正面図、図2は図1に示す乗場表示装置の詳細図、図3は図2に示す乗場表示装置の断面図である。
2台並設して出入口が設けられた群管理エレベーターでは、エレベーターの入出口1,2相互に挟まれた中間壁3に、フェースプレート4を介して乗場表示装置5が取付られ、フェースプレート4には、乗場表示装置5と共に、2台共通の乗場呼び釦6が設けられるのが一般的である。また、乗場表示装置5の裏面には、乗場表示装置5及び、乗場呼び釦6を収納するボックス7が備えられており、中間壁の凹部8に、ボルト等により取付けられている。尚、乗場表示装置5には、1台分の乗りかご位置を表示するかご位置表示器9及び、1台分の乗りかごの昇降方向を表示する方向表示器10が備えられている。
続いて、本実施例における乗場表示装置5の表示方法について説明する。
利用者が乗場呼び釦6を押すと、予め制御盤にプログラムされた方式に従って、効率よく登録階に向かうことのできるエレベーターが呼び登録され、それと同時に乗場表示装置5が点灯する。乗場表示装置5には、乗場呼び登録されて運転を開始したエレベーターのかご位置、及び昇降方向のみを表示し、乗場呼び登録されていないエレベーターの運行状況は表示しない。次いで、エレベーターが登録階11に到着すると同時に、乗場表示装置5は消灯し、次の乗場呼び登録がなければ消灯したままの状態を保持する。また、同一階で乗場呼び登録が重複した場合には、先に乗場呼び登録されたエレベーターの運行状況が表示され、エレベーターが登録階に到着するまで表示が継続される。次いで、先に登録されたエレベーターの到着と同時に表示が切り替えられ、次に登録されたエレベーターの運行状況が表示される。このように、同一階で乗場呼び登録が繰り返される場合には、前述した表示手順を繰り返すことになる。尚、本実施例では、呼び登録されたエレベーターが、登録階11に到着すると同時に、乗場表示装置5を消灯するように構成したが、到着後、一定時間を空けてから消灯しても差し支えない。また、消灯せずに点灯を続行させてもよく、引き続き乗場呼び登録がない場合には、各階から見て近傍に位置するエレベーターの運行状況を、各階の乗場表示装置5に表示すればよい。このように点灯を続行させると、乗場呼び釦6を押す以前に、近傍にいるエレベーターの運行状況を瞬時に確認することができるようになる。
続いて、既設の乗場表示装置5をリニューアルする場合の方法について説明する。
リニューアルでは、乗場表示装置5と乗場呼び釦6を組み込んだフェースプレート4を新製し、前述したボックス7は既設品を流用するのが通例である。それは、既設品と異なるボックスを中間壁面3に取付けることになると、中間壁の凹部8を拡大する等の建築工事を施さなければならず、多大なコストを要すためである。しかしながら、従来の装置では、2台分の乗場表示装置を上下に配置していたため全長が長くなり、実装品を既設のボックス内に収納することができないことがあった。本実施例では、乗場表示装置5を1台設ける構成としたので、フェースプレート4の全長を従来品よりも大幅に短縮することができ、既設ボックス7内に容易に収納することができる。
以上のように構成した実施形態では、乗場表示装置5に、乗場の呼び釦6で登録されたエレベーターの運行状況のみを表示するため、乗場でエレベーターを待つ利用者が、困惑したり誤認したりすることなく、登録階11に先に到着するエレベーターの運行状況を瞬時に確認することができる。また、呼び登録されていないエレベーターの運行状況は表示しないため、運転効率が適切でないと感じて、イライラ感が増すこともない。また、乗場表示装置5をリニューアルする場合において、寸法上の問題からボックス7を新製する必要もなく、従って、中間壁3に建築工事を施す必要もない。
1,2 入出口
3 中間壁
4 フェースプレート
5 乗場表示装置
6 乗場呼び釦
7 ボックス
8 中間壁の凹部
9 方向表示器
10 かご位置表示器
11 登録階
3 中間壁
4 フェースプレート
5 乗場表示装置
6 乗場呼び釦
7 ボックス
8 中間壁の凹部
9 方向表示器
10 かご位置表示器
11 登録階
Claims (1)
- 同一建屋内に2台併設して設けられた群管理エレベーターの出入口相互に挟まれた中間壁に取付けられ、乗りかご位置を表示するかご位置表示器及び、乗りかごの昇降方向を表示する方向表示器を備えたエレベーター用乗場表示装置において、1台分の乗りかご位置を表示するかご位置表示器及び、1台分の乗りかごの昇降方向を表示する方向表示器を各階に各1台設け、乗場呼び釦で呼び登録されたエレベーターのかご位置及び、昇降方向のみを表示することを特徴としたエレベーターの乗場表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004191829A JP2006008387A (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | エレベーターの乗場表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004191829A JP2006008387A (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | エレベーターの乗場表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006008387A true JP2006008387A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35776042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004191829A Pending JP2006008387A (ja) | 2004-06-29 | 2004-06-29 | エレベーターの乗場表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006008387A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015044650A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置 |
JP2016016919A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置 |
-
2004
- 2004-06-29 JP JP2004191829A patent/JP2006008387A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015044650A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置 |
CN104418197A (zh) * | 2013-08-28 | 2015-03-18 | 东芝电梯株式会社 | 电梯控制装置 |
JP2016016919A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置 |
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