JP2006008261A - ロール紙排出機構及びそのロール紙排出機構を備えた遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 印刷ユニット36から搬送されたロール紙61をレシート排出口35へと排出させるレシート排出装置37において、下側案内部材74と上側案内部材75とが組み合わさることにより形成されたロール紙案内通路76のロール紙61が排出されるロール紙送出口99は、下側案内部材74の第1傾斜面84、第2傾斜面85、垂直面86及び平板部80と、上側案内部材75の平板部91、第3傾斜面94、第1平面部95及び第4傾斜面96とによって略V字形状に形成されるように構成する。
【選択図】 図3
Description
例えば、特開平4−58965号公報には、レシート取り出し口をスロットマシンの下部に備え、ゲーム終了スイッチを押すとレシート発行機が作動して計数表示部に表示されている数字がレシートに記録されて取り出し口より送出される遊技機が記載されている。
また、ローラ等を用いてロール紙の巻き癖を矯正する方法も考えられているが、そのような矯正装置を設けることは構造を複雑化し省スペースが困難になるとともに、コストアップを招くことにもなっていた。
先ず、本実施形態に係るスロットマシン1の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。図1は本実施形態に係るスロットマシンの斜視図、図2は本実施形態に係るスロットマシンのキャビネット内部の内部構造を示す正面図である。
更に、下側液晶ディスプレイ4には、図1に示されているように、基本的に、3つの可変表示部6、7、及び8が表示されるとともに、各可変表示部6乃至8において各種の図柄を上方向から下方向に向かってスクロールしながら変動表示する。
また、キャビネット内部のホッパー28の横には両替機29と電源ボックスユニット30が設けられている。電源ボックスユニット30の前面にはメインスイッチ32、リセットスイッチ33が設けられている。
スピン(SPIN/REPEAT BET)ボタン19は、押下されることに基づき現在のベット数又は前回のベット数でゲームを開始すべく、下側液晶ディスプレイ4の各可変表示部6乃至8にて各図柄の変動表示が開始されるボタンである。スピンボタン19には、後述するスピンスイッチ50が付設されており、スピンボタン19が押下されると、その押下に基づきスピンスイッチ50からスイッチ信号がCPU41に出力される。尚、スピンボタン19の押下により、賭けることが可能なベット数としては、1、2、3、5ベットが存在し得る。
また、レシート排出口35は、スロットマシン1で各種演出(リールの回転等)を行う下側液晶ディスプレイ4の下方に設けられているので、通常の遊技者の目線に対して下方に位置する。しかし、レシートを直線状にレシート排出口35から排出された状態で保持することができるので、遊技者の目に付き取り忘れる虞がない。尚、印刷ユニット36及びレシート排出装置37については後に詳細に説明する。
図3に示すようにロール紙排出機構60は印刷ユニット36より搬送されたロール紙61と、ロール紙61が通過することによってロール紙61の両端部が上側方向に位置するように湾曲させるレシート排出装置37とから構成される。
また平板部80の下縁部中央付近には釣鐘形状を有する凹部88が設けられている。一方、第2傾斜面85の間には切欠部90が形成されている。以上の構成を有する下側案内部材74の平板部80は、上端から下端へと徐々に略V字形状に変形されることとなる(図8、図9参照)。
従って、ロール紙案内通路76を通過したロール紙61は徐々にロール紙案内通路76に沿って略V字形状(ロール紙の幅方向の両端が上側方向に湾曲された状態)に変形し、ロール紙送出口99より送出される際には略V字形状に変形された状態でレシート排出口35方向へと排出される(図3参照)。
図10において、スロットマシン1の制御系は、基本的に、CPU41を核として構成されており、CPU41にはROM45及びRAM115が接続されている。ROM45は、後述するメイン処理プログラム、通常ゲーム処理プログラム、フリーゲーム処理プログラム、ゲームの進行に伴って上側液晶ディスプレイ3及び下側液晶ディスプレイ4に各種の演出を行うための各種演出プログラム、通常ゲーム及びフリーゲームの停止表示図柄を抽選するための抽選テーブル、その他スロットマシン1の制御上必要な各種のプログラム、データテーブル等が格納されている。また、RAM115は、CPU41で演算された各種データを一時的に記憶しておくメモリである。
このとき、各リール25乃至27の回転が開始された後、ステップモータ121乃至123の各々に供給される駆動パルス数が計算され、その計算値はRAM115の所定エリアに書き込まれる。また、各リール25乃至27からは1回転毎にリセットパルスが出力され、かかるリセットパルスはリール位置検出回路124を介してCPU41に入力される。このようにリセットパルスがCPU41に入力されると、RAM115に書き込まれている計算値は「0」にクリアされ、CPU41は、各リール25乃至27の1回転の範囲内における回転位置に対応する計算値と、ROM45に格納された各リール25乃至27の回転位置と各リール25乃至27の周面に形成された図柄とを対応させた図柄テーブルとに基づき、各リール25乃至27における図柄の回転位置を認識する。
また、CPU41には、払出完了信号回路101を介してメダル検出部53が接続されている。メダル検出部53はメダル払出口38の内部に配置されており、メダル払出口38から所定枚数のメダルが払い出されたことを検出した場合には、メダル検出部53からメダル払出検出信号が払出完了信号回路101に出力され、これに基づき払出完了信号回路101は、CPU41に対して払出完了信号を出力する。更に、CPU41には、液晶駆動回路102を介して上側液晶ディスプレイ3が接続され、また、液晶駆動回路103介して下側液晶ディスプレイ4が接続され、CPU41により、上側液晶ディスプレイ3、及び下側液晶ディスプレイ4を制御している。
この点、液晶駆動回路103は、図11に示すように、プログラムROM105、画像ROM106、画像制御CPU107、ワークRAM108、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)109及びビデオRAM110などで構成されている。そして、プログラムROM105には、下側液晶ディスプレイ4での表示に関する画像制御用プログラムや各種選択テーブルが格納されている。また、画像ROM106には、例えば、下側液晶ディスプレイ4で表示される画像を形成するためのドットデータが格納されている。また、画像制御CPU107は、CPU41で設定されたパラメータに基づき、プログラムROM105内に予め記憶された画像制御プログラムに従い、画像ROM106内に予め記憶されたドットデータの中から下側液晶ディスプレイ4に表示する画像の決定を行うものである。また、ワークRAM108は、前記画像制御プログラムを画像制御CPU107で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、VDP109は、画像制御CPU107で決定された表示内容に応じた画像を形成し、下側液晶ディスプレイ4に出力するものである。尚、ビデオRAM110は、VDP109で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
従って、レシート排出装置37を通ってロール紙61の幅方向の両端が上側方向に湾曲され、レシート排出口35から約30mm排出された状態で前記カッター装置65によってロール紙61が切断され、レシートが作成される。従って、レシートにロール紙61の巻き方向に従って巻き癖がついていた状態であったとしても、レシートを直線状にレシート排出口35から排出された状態で保持することができるので、遊技者は排出されたレシートが取りやすく、また、スロットマシンの下方から排出された場合であっても目に付きやすく取り忘れる虞がない。
更に、巻き癖を矯正するローラ等の特別な部材を用いることなく、ロール紙送出口99の形状を変更することのみによってレシートの排出を行うので、部品点数を増やすことなく低コストで、且つ省スペース化を実現したスロットマシン1を提供することが可能となる。
例えば、本実施形態においては、ロール紙の巻き癖がついていた場合に、直線状に排出可能としたものであるが、例えば、ロール紙以外であっても薄い用紙などは自重によってレシート排出口35より排出された際に下方へ折れ曲がってしまうことが考えられる。しかしながら、本発明は、そのような用紙を使用する場合であっても、直線状にレシート排出口35より排出することが可能であり、レシートを取りやすくすることが可能である。
また、レシートを湾曲させる方向は上下どちらであっても同様の効果を有する。
4 下側液晶ディスプレイ
35 レシート排出口
37 レシート排出装置
60 ロール紙排出機構
61 ロール紙
63 用紙搬送装置
64 印字装置
65 カッター装置
70 ロール紙収納部
76 ロール紙案内通路
98 ロール紙送入口
99 ロール紙送出口
Claims (3)
- ロール状に巻かれたロール紙を所定方向に排出するロール紙排出機構において、
前記ロール紙が通過するとともに、通過したロール紙を所定方向に湾曲させるロール紙案内通路を備え、
前記ロール紙案内通路は、
直線状に形成されるとともに前記ロール紙案内通路に前記ロール紙が送入される送入口と、
略V字形状に形成されるとともに前記ロール紙案内通路を通過した前記ロール紙が送出される送出口と、
を有することを特徴とするロール紙排出機構。 - ロール状に巻かれたロール紙を収納するロール紙収納部と、
前記ロール紙収納部に収納されたロール紙を搬送する搬送手段と、
遊技に関する遊技結果を前記ロール紙に印字する印字手段と、
遊技者に対して前記ロール紙を排出する排出口と、
前記印字手段により印字されたロール紙を前記排出口より排出する請求項1に記載のロール紙排出機構と、
を備えることを特徴とする遊技機。 - 遊技の演出を行う演出表示部を備え、
前記排出口は前記演出表示部の下方に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004183510A JP2006008261A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | ロール紙排出機構及びそのロール紙排出機構を備えた遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004183510A JP2006008261A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | ロール紙排出機構及びそのロール紙排出機構を備えた遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006008261A true JP2006008261A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35775926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004183510A Pending JP2006008261A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | ロール紙排出機構及びそのロール紙排出機構を備えた遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006008261A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2045086A1 (en) | 2007-10-04 | 2009-04-08 | Seiko Instruments Inc. | Printer and issuing apparatus |
CN109051950A (zh) * | 2018-09-18 | 2018-12-21 | 天津广大纸业股份有限公司 | 一种心电图纸专用抚平装置 |
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2004
- 2004-06-22 JP JP2004183510A patent/JP2006008261A/ja active Pending
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