JP2006008219A - 飲料ディスペンサ - Google Patents
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Abstract
【課題】飲料容器の交換作業を容易、且つ、衛生的に行うことのできる飲料ディスペンサを提供する。
【解決手段】飲料容器10におけるボトル11の開口部11aに蓋部材12を螺合し、蓋部材12内の飲料水WAの流路12dを弁体13で閉鎖するとともに、弁体13をバネ部材14により付勢するようにして第1の開閉弁を設けたので、飲料容器10を飲料ディスペンサ本体1の上部に載置する際に、飲料容器10におけるボトル11の開口部11a側を下方に向けても飲料水WAが流出することがない。よって、飲料容器10を飲料ディスペンサ本体1の上部に載置する作業を急ぐ必要がなく、即ち、飲料ディスペンサ本体1の上部に飲料容器10を容易に載置することができる。
【選択図】図1
【解決手段】飲料容器10におけるボトル11の開口部11aに蓋部材12を螺合し、蓋部材12内の飲料水WAの流路12dを弁体13で閉鎖するとともに、弁体13をバネ部材14により付勢するようにして第1の開閉弁を設けたので、飲料容器10を飲料ディスペンサ本体1の上部に載置する際に、飲料容器10におけるボトル11の開口部11a側を下方に向けても飲料水WAが流出することがない。よって、飲料容器10を飲料ディスペンサ本体1の上部に載置する作業を急ぐ必要がなく、即ち、飲料ディスペンサ本体1の上部に飲料容器10を容易に載置することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、ミネラルウォータ等の飲料水を収容した飲料容器を用いるとともに、飲料を冷却または加熱して吐出弁の操作により任意に吐出させる飲料ディスペンサに関するものである。
一般に、飲料ディスペンサとしては、飲料ディスペンサ本体に飲料注出口を下方に向けて着脱自在に装着される飲料容器と、飲料容器から供給される飲料を加熱または冷却する飲料貯溜部と、飲料貯溜部から飲料を任意に吐出するための吐出弁とを備え、飲料ディスペンサ本体の上部の飲料容器の着脱部に飲料注出口に連通するとともに飲料貯溜部に連通する飲料注入口を設け、飲料容器内の飲料の自重によって飲料貯溜部へ飲料を供給し、吐出弁からの飲料を吐出するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−85893号公報
ところで、前記飲料ディスペンサに飲料容器を取付ける場合には、飲料容器を開封した後に、その飲料注出口を下方に向けて飲料ディスペンサ本体の上部に載置するようにしている。この際、飲料容器の飲料注出口から飲料が流出するのを防ぐため、素早く飲料容器を飲料ディスペンサ本体の上部に載置する必要があるが、飲料入りの飲料容器は一般に重いため、飲料容器の交換の際に飲料ディスペンサ本体の上部に飲料容器を載置する作業が容易ではなく、飲料容器の交換作業に苦労するという問題点があった。
また、新たな飲料容器に交換する際に飲料ディスペンサ上部の飲料容器を取外すと、飲料ディスペンサ本体上部の飲料注入口から空気中の雑菌や塵埃が侵入するおそれがあり、衛生面においても懸念が残されていた。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、飲料容器の交換作業を容易、且つ、衛生的に行うことのできる飲料ディスペンサを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、飲料を収容した飲料容器が飲料注出口を下方に向けて着脱自在に装着される飲料ディスペンサ本体と、飲料容器から供給される飲料を加熱または冷却して貯溜する飲料貯溜部と、飲料貯溜部内の飲料を外部に吐出可能な吐出弁とを備え、飲料ディスペンサ本体に飲料貯水部に連通する飲料注入口を設け、飲料注入口と飲料容器の飲料注出口とを着脱自在に連結するようにした飲料ディスペンサにおいて、前記飲料容器の飲料注出口側には飲料ディスペンサ本体の飲料注入口に連結されると飲料注出口を開放する第1の開閉弁を設け、飲料ディスペンサ本体の飲料注入口側には飲料容器の飲料注出口が連結されると飲料注入口を開放する第2の開閉弁を設けている。
これにより、飲料ディスペンサ本体に飲料容器を装着して飲料注出口と飲料注入口とが連結されると、第1及び第2の開閉弁が開放され、飲料容器の飲料が飲料ディスペンサ本体の飲料貯溜部に供給される。その際、飲料ディスペンサ本体に飲料容器を装着するまでは第1の開閉弁が閉鎖されているため、飲料容器の飲料注出口を下方に向けても飲料が飲料容器から流出することがない。一方、飲料容器を取外した後の飲料ディスペンサ本体の飲料注入口は第2の開閉弁により閉鎖されるため、空気中の雑菌や塵埃が飲料ディスペンサ内に侵入することがない。
本発明の飲料ディスペンサによれば、飲料ディスペンサ本体に飲料容器を装着するまでは、第1の開閉弁により飲料が飲料容器から流出することがないので、飲料ディスペンサ本体の上部に飲料容器を持ち上げる作業を急ぐ必要がなく、飲料ディスペンサ本体に飲料容器を容易に装着することができる。また、飲料容器を取外した後の飲料ディスペンサ本体の飲料注入口は第2の開閉弁により閉鎖されて雑菌や塵埃が飲料ディスペンサ内に侵入することがないので、飲料容器の交換作業を衛生的に行うことができる。
図1乃至図5は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は飲料ディスペンサの概略断面図、図2は飲料容器取付前の飲料容器と飲料ディスペンサ本体との着脱部の要部断面図、図3は飲料容器取付後の飲料容器と飲料ディスペンサ本体との着脱部の要部断面図、図4は飲料容器本体取付前の飲料容器本体と蓋部材の要部断面図、図5は飲料水が不足している状態の飲料ディスペンサの概略断面図である。
この飲料ディスペンサは、飲料ディスペンサ本体1と、飲料ディスペンサ本体1の上部に取付けられる飲料容器10と、飲料ディスペンサ1の内部に設けられ、飲料容器10から供給される飲料水を加熱する飲料貯溜部20と、飲料ディスペンサ本体1に設けられ、飲料貯溜部20から飲料水を任意に吐出するための吐出弁30を備えており、飲料容器10は飲料ディスペンサ本体1の上部に設けられた第2の連結部材としての連結部材40に着脱自在に取付けられている。
飲料ディスペンサ本体1は内部に飲料貯溜部20を収容可能な中空部を有する箱状に形成されている。
飲料容器10は、ボトル11と、ボトル11の開口部11aを閉鎖する蓋部材12とから構成されている。
ボトル11はプラスチック材料等からなる一端に開口部11aを有する容器であり、開口部11a側が除々に細くなるように形成され、開口部11aの外周側にはネジ部11bが設けられている。ボトル11は、ネジ部11bに螺合する図示しないキャップによって開口部11aを閉鎖され、内部にミネラルウォ−ターなどの飲料水WAを収容した状態で販売されている。
蓋部材12は、ボトル11の軸方向に延びる筒状部12aと、筒状部12aの一端を閉鎖するように設けられた端面部12bとを有している。筒状部12aの内周側にはネジ部12cが設けられ、ボトル11のネジ部11bと螺合している。閉鎖部12bの中央部には飲料水WAを流通させるための飲料注出口としての流路12dが設けられ、流路12dの内側には弁体13が挿通されている。また、流路12dのボトル11側の開口部には環状のシール部材12eが設けられている。
弁体13は、流路12dの内径よりも小さい外径のシャフト部13aと、シャフト部13aの一端に流路12dの内径よりも大きく形成された当接部13bとを有している。弁体13のシャフト部13aは流路12dにボトル11側から挿入され、当接部13bが環状のシール部材12eに当接し、流路12dを閉鎖するようになっている。また、シャフト部13aの他端側にはストッパリング13cが取付けられ、ストッパリング13cと端面部12bとの間にコイルスプリングからなるバネ部材14が圧縮状態で設けられている。即ち、弁体13はバネ部材14により流路12dを閉鎖するように付勢されている。尚、流路12d、弁体13、バネ部材14により第1の開閉弁が構成されている。
飲料貯溜部20は、内部に飲料水WAを収容するタンク21と、タンク21内の飲料水WAを加熱するヒータ22と、タンク21内の飲料水WAの温度を測定する温度センサ23と、タンク21内と吐出弁30とを連通する連通管24とを備えている。また、タンク21は飲料ディスペンサ本体1内にバネ部材25により吊り下げられ、上方に付勢されている。
タンク21は両端が閉鎖された円筒形状に形成され、タンク21の下側をベース部21aにより支持されている。ベース部21aは飲料ディスペンサ本体1内の底面1aに接地し、底面1aに支持機構としての複数本の段付きボルト21bにより上下方向に移動自在に連結されている。
ヒータ22は周知の電熱器からなり、タンク21の下側からタンク21内に突出するように設けられている。
温度センサ23は熱電対などの周知の機器からなり、タンク21の上側からタンク21内に突出するように設けられている。
連通管24はウレタン材料などから形成された可撓性のチューブ状部材からなり、一端がタンク21の上側からタンク21内に突出するように挿入され、他端が吐出弁30に連通している。
バネ部材25は金属製のコイルスプリングからなり、一端が飲料ディスペンサ本体1内の上面に固定され、他端がタンク21の上面に固定されている。また、タンク21内の連通管24が飲料水WAに浸るまで飲料水WAが満たされている時は、ベース部21aが飲料ディスペンサ本体1内の底面1aに接地し、飲料水WAが不足してタンク21内のヒータ22が露出した時は、図5に示すようにベース部21aが底面1aから上昇するようにバネ部材25の付勢力が設定されている。
また、ベース部21aの底面には、検出手段としてのスイッチ26が設けられている。スイッチ26は、ベース部21aが飲料ディスペンサ本体1内の底面1aに接地している時はヒータ22に電力を供給し、ベース部21aが底面1aから上昇した時はヒータ22への電力供給を遮断するようになっている。
吐出弁30はスピンドルの回転により流路を開閉する構造の周知の流量制御弁であり、その吐出口を下に向けて飲料ディスペンサ本体1の側面部に固定されている。また、飲料ディスペンサ本体1の吐出弁30の下側に飲料用カップを載置する載置台1bが設けられている。
連結部材40は飲料ディスペンサ本体1の上面に固定されており、その上端側にボトル11の蓋部材12と連結可能な凹状部40aが形成されている。また、連結部材40の下端側とタンク21内の底面とは連通管41により連通し、連結部材40の下端側に連通管41に連通する中空部40bが形成されている。凹状部40aと中空部40bとは飲料注入口としての流路40cにより連通しており、流路40cの内側には弁体42が挿通されている。また、流路40cにおける凹状部40a側の開口部及び中空部40b側の開口部には、環状のシール部材40d,40eがそれぞれ設けられている。
弁体42は、流路40cの内径よりも小さい外径のシャフト部42aと、シャフト部42aの一端に流路40cの内径よりも大きく形成された当接部42bとを有している。弁体42のシャフト部42aは流路40cに中空部40b側から挿入され、当接部42bが環状のシール部材40eに当接し、流路40cを閉鎖するようになっている。また、シャフト部42aの他端側にはストッパリング42cが取付けられ、ストッパリング42cと流路40cとの間にコイルスプリングからなるバネ部材43が圧縮状態で設けられている。即ち、弁体42はバネ部材43により流路40cを閉鎖するように付勢されている。尚、流路40c、弁体42、バネ部材43により第2の開閉弁が構成されている。
また、中空部40bの底面にはエア抜き孔40fが設けられ、エア抜き孔40fの開口部には逆止弁40gを介してエアフィルタ40hが取付けられている。ここで、逆止弁40gは中空部40bからの飲料水WAの流出を規制し、エアフィルタ40h側からの空気の流入を許容するようになっている。
以上のように構成された飲料ディスペンサにおいては、先ず、飲料ディスペンサ本体1の上部の連結部材40に飲料容器10を取付けるために、飲料容器10の蓋部材12を連結部材40の凹状部40bに挿入し、蓋部材12の端面部12bをシール部材40dに当接させる。ここで、飲料容器10を蓋部材12側を下方に向けて飲料ディスペンサ本体1の上部まで持ち上げる際には、蓋部材12の流路12dは弁体13により閉鎖されている。また、蓋部材12を連結部材40の凹状部40aに挿入すると、蓋部材12の弁体13におけるシャフト部13aと連結部材40の弁体42におけるシャフト部42aとが当接し、各弁体13,42が各バネ部材14,43の付勢力に抗して各弁体の軸方向に移動する。これにより、飲料容器10内と飲料貯溜部20のタンク21内とが、蓋部材12の流路12d、連結部材40の流路40c、連結部材40の中空部40b及び連通管41を介して連通し、タンク21内に連通管24が浸るまで飲料水WAが流入する。
次に、タンク21内に流入した飲料水WAはヒータ22及び温度センサ23により温度調整され、連通管24を介して吐出弁30から任意に吐出される。
ここで、飲料容器10の飲料水WAが無くなると、タンク21内の水位が低下して連通管24に飲料水WAが流通しなくなり、さらには、ヒータ22が飲料水WAから露出する。この時、飲料貯溜部20が軽くなり、バネ部材25により飲料貯溜部20のベース部21aが飲料ディスペンサ本体1内の底面1aから上昇し、スイッチ26によりヒータ22への電力供給が遮断される。
このように、本実施形態の飲料ディスペンサによれば、飲料容器10におけるボトル11の開口部11aに蓋部材12を螺合し、蓋部材12内の飲料水WAの流路12dを弁体13で閉鎖するとともに、弁体13をバネ部材14により付勢するようにして第1の開閉弁を設けたので、飲料容器10を飲料ディスペンサ本体1の上部に載置する際に、飲料容器10におけるボトル11の開口部11a側を下方に向けても飲料水WAが流出することがない。よって、飲料容器10を飲料ディスペンサ本体1の上部に載置する作業を急ぐ必要がなく、即ち、飲料ディスペンサ本体1の上部に飲料容器10を容易に載置することができる。
また、連結部材40に流路40c、弁体42、バネ部材43からなる第2の開閉弁を設けたので、飲料容器10の交換の際、飲料容器10を外した後において、流路40cからの空気中の雑菌や塵埃などの侵入が防止され、衛生的に飲料容器10の交換作業を行うことができる。
また、飲料容器10の蓋部材12を飲料ディスペンサ本体1の上部に設けられた連結部材40に挿入すると、蓋部材12における弁体13のシャフト部13aと連結部材40における弁体42のシャフト部42aとが当接し、各弁体13,42が各スプリング14,43の付勢力に抗して各弁体の軸方向に移動し、蓋部材12の流路12d及び連結部材40の流路40cが開放され、飲料容器10から飲料貯溜部20に飲料水WAが供給される。
ここで、飲料容器10をボトル11と蓋部材12とから構成し、ボトル11と蓋部材12とを螺合するようにしたので、飲料容器10を交換する際は、新たなボトル11の開口部に蓋部材12を螺合し、それを飲料ディスペンサ本体1の上部に載置するだけで良い。即ち、飲料容器10の開口部11aに第1の開閉弁を取付ける作業を容易に行うことができる。
さらに、飲料貯溜部20を飲料ディスペンサ本体1内に上下方向に移動自在に支持するとともにバネ部材25により上方に付勢し、飲料貯溜部20のタンク21内において連通管24が浸るまで飲料水WAが満たされている場合は、飲料貯溜部20のベース部21aが飲料ディスペンサ本体1内の底面1aに接地し、飲料水WAが減少してヒータ22が露出した場合は、ベース部21aが底面1aから上昇するようにし、また、ベース部21aの下面にヒータ22のスイッチ26を設け、スイッチ26によりベース部21aの上昇を検知してヒータ22への電力供給を遮断するようにしたので、ヒータ22による空焚きを防止することができる。また、タンク21内の飲料水WAの水位を検知するため、フロータなどの飲料水WAと直接接触する機器を使用しないため、飲料水WAの味を劣化させることがない。
尚、飲料容器10のボトル11は内部に飲料水WAを収容することが可能で、開口部11aの外周側にネジ部11bが設けられたものであれば良いため、市販されているペットボトル入りの飲料水WAを用いることも可能である。ペットボトル入りの飲料水WAは市場の多く流通しているため入手しやすく、また、容量の選択の幅も広いため、飲料ディスペンサ本体への飲料容器10の装着をより容易にするため、容量の小さいものを選定することも可能である。
さらに、本実施形態では、飲料貯溜部20内の飲料水WAをヒータ22により加熱するものを示したが、ヒータ22の代わりに蒸発器などの冷却器を用いて、飲料貯溜部20内の飲料水WAを冷却するようにしても良い。また、飲料貯溜部20を複数個用いて、各飲料貯溜部20ごとに飲料水WAの加熱または冷却を選択するようにしても良い。
図6は本発明の第2の実施形態を示す飲料ディスペンサの概略断面図である。尚、第1の実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
本実施形態は、第1の実施形態におけるボトル11を変更したものである。即ち、第1の実施形態で用いたボトル11はプラスチックなどからなる定形性を有する容器であったが、本実施形態では、ボトル50を、外周側にネジ部51aが設けられた円筒状の開口部材51と、開口部材の一端側に連結された可撓性プラスチック材料からなる袋部52とから構成した。
これにより、連結部材40の下面に設けたエア抜き孔40fによるボトル50内へのエアの供給が不要となるため、エア抜き孔40f、逆止弁40g及びエアフィルタ40hが不要となる。また、ボトル50内に空気中の雑菌や塵埃がより侵入しなくなるため、飲料水WAの衛生状態を向上させることができる。
図7は本発明の第3の実施形態を示す飲料ディスペンサの要部断面図である。尚、第1の実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。尚、本実施形態は、第1の実施形態における連結部材40を連結部材60に変更したものである。
連結部材60は飲料ディスペンサ本体1の上部に固定されており、その上端側にボトル11の蓋部材12と連結可能な凹状部60aが形成されている。また、連結部材60の下端側にも凹状部60bが形成されており、凹状部60aと凹状部60bとは飲料注入口としての流路60cにより連通し、流路60cの内側には弁体61が挿通されている。また、流路60cの凹状部60a側の開口部及び凹状部60b側の開口部には環状のシール部材60d、60eがそれぞれ設けられている。
弁体61は、流路60cの内径よりも小さい外径のシャフト部61aと、シャフト部61aの一端に流路60cの内径よりも大きく形成された当接部61bとを有している。弁体61のシャフト部61aは流路60cに凹状部60b側から挿入され、当接部61bが環状のシール部材60eに当接し、流路60cを閉鎖するようになっている。また、シャフト部60aの他端側にはストッパリング61cが取付けられ、ストッパリング60cと流路60cとの間にコイルスプリングからなるバネ部材62が圧縮状態で設けられている。即ち、弁体61はバネ部材62により流路60cを閉鎖するように付勢されている。尚、流路60c、弁体61、バネ部材62により第2の開閉弁が構成されている。
連結部材60の下端側は密閉容器63に挿入され、密閉容器63内の底面とタンク21内の底面とは連通管41によって連通している。また、密閉容器63の側面上方にはエア抜き孔63aが設けられ、エア抜き孔63aの開口部にはエアフィルタ63bが取付けられている。
以上のように構成された飲料ディスペンサにおいては、飲料容器10の蓋部材12を連結部材60の凹状部60aに挿入すると、蓋部材12の閉鎖部12bがシール部材60dに当接する。また、蓋部材12における弁体13のシャフト部13aと連結部材60における弁体61のシャフト部61aとが当接し、各弁体13,61が各バネ部材14,62の付勢力に抗して各弁体の軸方向に移動する。これにより、飲料容器10内と凹状部60bとが連通し、凹状部60b及び連通管41を介して飲料貯溜部20に飲料水WAが供給される。この際、密閉容器63内では、連結部材60の下端まで飲料水WAが満たされ、連結部材60の外周側に空気層が形成される。この空気層とエア抜き孔63aが連通し、飲料容器10内に空気が補充されるようになっている。よって、本実施形態の飲料ディスペンサによれば、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
1…飲料ディスペンサ本体、10…飲料容器、11…ボトル、11a…開口部、11b…ネジ部、12…蓋部材、12c…ネジ部、12d…流路、13…弁体、13a…シャフト部、13b…当接部、13c…ストッパリング、14…バネ部材、20…飲料貯溜部、21…タンク、21a…ベース部、21c…段付きボルト、22…ヒータ、23…温度センサ、24…連通管、25…バネ部材、30…吐出弁、40…連結部材、40a…凹状部、40b…中空部、40c…流路、41…連通管、42…弁体、42a…シャフト部、42b…当接部、43…バネ部材、50…ボトル、51…開口部、52…袋部、60…連結部材、60a…凹状部、60b…凹状部、60c…流路、61…弁体、61a…シャフト部、61b…当接部、62…バネ部材、63…密閉容器、WA…飲料水。
Claims (6)
- 飲料を収容した飲料容器が飲料注出口を下方に向けて着脱自在に装着される飲料ディスペンサ本体と、飲料容器から供給される飲料を加熱または冷却して貯溜する飲料貯溜部と、飲料貯溜部内の飲料を外部に吐出可能な吐出弁とを備え、飲料ディスペンサ本体に飲料貯水部に連通する飲料注入口を設け、飲料注入口と飲料容器の飲料注出口とを着脱自在に連結するようにした飲料ディスペンサにおいて、
前記飲料容器の飲料注出口側には飲料ディスペンサ本体の飲料注入口に連結されると飲料注出口を開放する第1の開閉弁を設け、
飲料ディスペンサ本体の飲料注入口側には飲料容器の飲料注出口が連結されると飲料注入口を開放する第2の開閉弁を設けた
ことを特徴とする飲料ディスペンサ。 - 前記第1の開閉弁を有し、飲料容器の飲料注出口側に着脱自在に取付けられる第1の連結部材と、
飲料ディスペンサ本体の飲料注入口側に設けられ、第1の連結部材が着脱自在に連結される第2の連結部材とを備えた
ことを特徴とする請求項1記載の飲料ディスペンサ。 - 前記第1の連結部材を飲料容器の飲料注出口側に螺合することにより飲料容器に取付可能に形成した
ことを特徴とする請求項2記載の飲料ディスペンサ。 - 前記第1の連結部材を飲料容器として用いられるペットボトルの飲料注出口側に螺合可能に形成した
ことを特徴とする請求項3記載の飲料ディスペンサ。 - 前記第1の開閉弁を、飲料注出口を閉鎖可能な弁体と、弁体を飲料注出口の閉鎖方向に付勢するバネ部材とから構成し、弁体を飲料ディスペンサ本体の飲料注入口側との当接によりバネ部材の付勢力に抗して飲料注出口の開放方向に移動させるように形成し、
第2の開閉弁を、飲料注入口を閉鎖可能な弁体と、弁体を飲料注入口の閉鎖方向に付勢するバネ部材とから構成し、弁体を飲料容器の飲料注出口側との当接によりバネ部材の付勢力に抗して飲料注入口の開放方向に移動させるように形成した
ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の飲料ディスペンサ。 - 前記飲料貯溜部を上下方向に移動自在に支持する支持機構と、
飲料貯溜部を上方に付勢するバネ部材と、
飲料貯溜部内の飲料の量を飲料貯溜部の上下方向の移動により検知する検知手段とを備えた
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の飲料ディスペンサ。
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