JP2006007816A - インフレータ及びエアバッグ装置 - Google Patents

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宏介 西垣
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Abstract

【課題】薬剤の反応によって生じた反応ガスが貯蔵室内のガスと十分に混合してから噴出するよう構成されたインフレータを提供する。
【解決手段】ベッセル21のガス貯蔵室22内に加圧ガスが充填されている。イニシエータ53に通電されると、イニシエータ53が高温ガスを発生させ、この高温のガスが薬剤52に接することにより薬剤52が多量のガスを発生させる。この反応ガス圧により第1の連通口41を塞ぐ第1の封止板43が破れ、反応ガスはガス貯蔵室22内に流入する。ガス貯蔵室22内のガス圧が高まることにより第2の封止板44が破れ、第2の連通口42、ガス中継室32を経てガス噴出口10からガスが噴出する。このガスによりエアバッグが急速に膨張する。薬剤52の反応ガスがガス貯蔵室22内を往復するように流れるので、反応ガスと貯蔵ガスとが十分に混ざり合う。
【選択図】図1

Description

本発明は、インフレータに係り、特にガス発生用薬剤から発生するガスと貯蔵された加圧ガスとの混合ガスを噴出するように構成されたハイブリッド型のインフレータに関する。また、本発明は、このインフレータを用いたエアバッグ装置に関する。
ハイブリッド型インフレータは、イニシエータによって点火されるガス発生用の薬剤と、加圧ガスが充填された加圧ガス貯蔵室とを備えている。イニシエータによって該薬剤が反応を開始すると、この反応によって生じたガス(以下、「反応ガス」ということがある。)がガス貯蔵室に流入する。そして、このガス貯蔵室とガス噴出口とを隔てている封止板が破れ、貯蔵されていたガス(以下、「貯蔵ガス」ということがある。)と上記反応ガスとの混合ガスがガス噴出口から噴出する。
図3は従来のインフレータの一例を示すインフレータの長手方向の断面図である。
このインフレータ1は、内部がガス貯蔵室8となっている略円筒状の耐圧ベッセル2と、該ベッセル2の一端側に固着されたヘッドブロック3と、該ヘッドブロック3の薬剤室3a内に充填されたガス反応用の薬剤4と、該薬剤4を点火するためのイニシエータ5と、薬剤室3a内とガス貯蔵室8内の一端側とを隔てる第1の封止板6と、ガス貯蔵室8の他端側とガス噴出口10とを隔てる第2の封止板9等を備えている。
このように構成されたインフレータ1において、イニシエータ5に通電されると、イニシエータ5が高温ガスを発生させ、この高温のガスにより薬剤4が多量の反応ガスを発生させる。この反応ガス圧により第1の封止板6が破れ、反応ガスがガス貯蔵室8内に流入する。ガス貯蔵室8内のガス圧が高まることにより第2の封止板9が破れ、導孔12からガス噴出口10を通ってガスが噴出する。
この図3のインフレータ1にあっては、反応ガスが薬剤室3aからガス貯蔵室8内に直進状に噴出し、貯蔵ガスと十分に混ざり合うことなく導孔12を経てガス噴出口10から噴出し、そのために、ガス噴出口10からの噴出ガス温度がやや高くなることが考えられる。このように反応ガスが貯蔵ガスと十分に混合せずに噴出すると、反応ガス分の多いガスが噴出する際に噴出ガス温度が高くなる。このため、エアバッグはこの高温ガスと接触しても十分な強度を有する耐熱特性が要求されることになる。
そこで、薬剤から発生した反応ガスがガス貯蔵室内に直進状に流入しないように、ガス貯蔵室の反応ガス入口部分にガス流入方向変更部材を設けることが考えられる。
特開2003−226219号公報には、この反応ガスを孔あきキャップの孔から噴出させて円筒形ガス貯蔵室の一端側の室壁に衝突させ、該ガス貯蔵室の他端側に設けられたガス噴出口からガスを流出させるインフレータが記載されている。
なお、薬剤からの反応ガスの流出口をガス貯蔵室の流出口の近傍に配置したハイブリッド型インフレータが特開2000−211466号公報に記載されている。同号公報では、薬剤を収容したカップをガス貯蔵室内部に配置し、該カップの反応ガス流出用の中央オリフィスをガス貯蔵室の流出口に向けて配置している。
特開2003−226219号公報 特開2000−211466号公報
上記文献1(特開2003−226219号公報)のインフレータにあっては、薬剤室からの反応ガスがガス貯蔵室内の貯蔵ガスと十分には混合しないおそれがある。
即ち、同号公報のインフレータにあっては、薬剤が反応を開始して反応ガスがガス貯蔵室内に流入する場合、反応ガスがガス貯蔵室の一端側において反応ガスの塊状部分を形成し、この塊状ガスに押されるようにして貯蔵ガスが噴出し、それに引き続いて反応ガスが噴出する傾向が生じる。
上記文献2(特開2000−211466号公報)のインフレータにあっては、薬剤から発生した反応ガスが中央オリフィスから流出した後、直ちにガス噴出口に到達するので、貯蔵ガスと反応ガスとが十分に混合せず、噴出ガス温度が高温になるおそれがある。
本発明は、薬剤の反応によって生じた反応ガスが貯蔵室内のガスと十分に混合してから噴出するよう構成されたインフレータを提供することを目的とする。
本発明のインフレータは、加圧ガスが充填されたガス貯蔵室と、ガス発生用薬剤が充填された薬剤室と、該薬剤に点火するためのイニシエータと、該薬剤室内と該ガス貯蔵室内とを連通するための第1の連通口と、インフレータ外部に向って開放するガス噴出口と、該ガス貯蔵室からガスを該ガス噴出口に導くための第2の連通口と、該ガス噴出口と該ガス貯蔵室とを隔てる封止板とを備え、該イニシエータによって該薬剤がガス発生反応し、この反応ガスが前記加圧ガス貯蔵室に流入し、該封止板が破れ、該加圧ガス貯蔵室内のガス及び薬剤から発生した反応ガスが前記ガス噴出口から噴出するハイブリッド型のインフレータにおいて、該第1の連通口と第2の連通口とを該ガス貯蔵室の一方のサイドに配置し、且つ該第1の連通口と第2の連通口とを非対面状に配置したことを特徴とするものである。
本発明では、第1の連通口のガス貯蔵室内への指向方向と第2の連通口のガス貯蔵室内への指向方向とが略平行であることが好ましい。
また、本発明では、ガス貯蔵室は一方向に長く延在する形状であり、前記第1及び第2の連通口はいずれも該ガス貯蔵室の長手方向の一端側に配置され、且つ該第1及び第2の連通口のガス貯蔵室内への指向方向が該ガス貯蔵室の長手方向と略平行であることが好ましい。
本発明のエアバッグ装置は、かかる本発明のインフレータと、このインフレータからのガスにより膨張するエアバッグとを備えたものである。
本発明にあっては、薬剤の反応により生じた反応ガスが該ガス貯蔵室の一方のサイドの第1の連通口からガス貯蔵室内に流入する。この反応ガスは、該ガス貯蔵室内を該一方のサイドから他方のサイドに向って流れ、該他方のサイドに当って反転し、一方のサイドに向って流れ、その後、該一方のサイドに設けられた第2の連通口からガス噴出口を介して噴出する。このように、反応ガスがガス貯蔵室内の一方のサイドと他方のサイドとの間を往復して流れるため、この間に反応ガスと貯蔵ガスとが十分に混合する。このため、噴出ガス温度がムラなく低下するようになり、エアバッグに要求される耐熱性を緩和することができる。
本発明において、第1及び第2の連通口のガス貯蔵室内への指向方向を略平行とすることにより、第1の連通口からの反応ガスが第2の連通口へ短絡的に流れることが防止される。
ガス貯蔵室を一方向に延在させ、第1及び第2の連通口を該ガス貯蔵室の一端側に配置し、これら連通口のガス貯蔵室内への指向方向をガス貯蔵室の長手方向と平行とすることにより、反応ガスのガス貯蔵室内での移動距離が著しく長くなり、反応ガスと貯蔵ガスとが極めて十分に混合するようになる。この場合も、第1の連通口からの反応ガスが第2の連通口に短絡的に流れることが防止されると共に、反応ガスがガス貯蔵室に最初に流れ込んだときに封止板が速やかに開裂する。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
図1は実施の形態に係るインフレータの長手方向の断面図、図2はそのガス噴出作動時の断面図である。
インフレータ20は、略円筒状の耐圧ベッセル(以下、ベッセルと略)21と、該ベッセル21の一端側に固着されたヘッドブロック30と、該ヘッドブロック30とベッセル21との間に介在されたゲート板40と、該ヘッドブロック30内に差し込まれるようにして設置されたパイロジェネレータ50と、ガス噴出用のノズル60とを備えている。パイロジェネレータ50は、薬剤52を反応させて反応ガスを発生させるためのものである。
ベッセル21は、鋼材等よりなり、内部のガス貯蔵室22内に例えば1万〜7万kPa程度の窒素、アルゴン、ヘリウム等のガスが充填されている。このベッセル21には、ガス貯蔵室22内へのガス充填口23が設けられている。このガス充填口23は、ガス充填後に栓体24によって閉鎖される。このベッセル21は、その長手方向の一端側が開放し、他端側が閉じている。このベッセル21の該一端側にゲート板40を介してヘッドブロック30が装着されることにより、ガス充填室22が区画形成される。
ヘッドブロック30には、このベッセル21の一端側に外嵌する筒状部31が設けられている。ベッセル21は、その一端側が該筒状部31に内嵌され、ねじ込みあるいは溶接等により固定される。
ヘッドブロック30は、その中央部にベッセル21側へ向って開放するガス中継室32が設けられている。このガス中継室32からヘッドブロック30外面にまで達するようにパイロジェネレータ挿入孔33が設けられている。このガス中継室32の内面からは、パイロジェネレータ挿入孔33の延長方向に凹陥するパイロジェネレータ受入穴34が凹設されている。このガス中継室32から前記ベッセル21と反対方向にノズル取付口35が延設されている。
ゲート板40は、ベッセル21の一端側の端面と、ヘッドブロック30のガス中継室32の周縁部との間にガスケット46を介して挟まれている。
このゲート板40には、パイロジェネレータ50からの反応ガスをガス貯蔵室22内に導入するための第1の連通口41と、ガス貯蔵室22とガス中継室32とを連通するための第2の連通口42とが設けられている。この連通口41は第1の封止板43によって閉鎖され、連通口42は第2の封止板44によって閉鎖されている。
これら連通口41,42はゲート板40を厚み方向に貫通している。連通口41,42のガス貯蔵室22内への指向方向は平行であり、且つ円筒状ベッセル21の軸心線方向と平行である。
パイロジェネレータ50は、先端が閉じ、後端側が開放した円筒形のハウジング51と、該ハウジング51内の薬剤室に充填されたガス発生用薬剤52と、該ハウジング51の後端側にイニシエータホルダ54を介して装着されてハウジング51の該後端側を閉鎖しているイニシエータ53と、ハウジング51に設けられたガス流出口55とを備えている。このガス流出口55は第1の連通口41に近接して対面配置されている。
このパイロジェネレータ50は、ヘッドブロック30に対し挿入孔33を通して差し込まれ、先端部が受入穴34に嵌合される。ハウジング51の後端側がヘッドブロック30に対しねじ込み、溶接等により固定される。
前記ノズル60は、先端側が封じられた円筒状であり、基端側61がヘッドブロック30のノズル取付口35に挿入され、溶接、ねじ込み、カシメ等により固着されている。ノズル60の先端側の側周面にガス噴出口62が設けられている。なお、このノズル60内に、ガスを濾過するためのフィルタが設置されてもよい。
このように構成されたインフレータ20の作動は次の通りである。
イニシエータ53に通電すると、イニシエータ53が高温ガスを発生させ、この高温のガスが薬剤52に接することにより薬剤52が多量の反応ガスを発生させる。この反応ガスが流出口55から第1の連通口41に向って噴出し、このガス圧により第1の封止板43が破れ、反応ガスがガス貯蔵室22内に流入する。ガス貯蔵室22内のガス圧が高まることにより第2の封止板42が破れ、第2の連通口42からガス中継室32及びガス噴出口62を通ってガスが噴出する。このガスによりエアバッグが急速に膨張する。
このインフレータ20にあっては、ガス流出口55から第1の連通口41を介してガス貯蔵室22へ流入した反応ガスが、図2中の矢印にて示される通り、ガス貯蔵室22内をその長手方向に他端側へ向って流れてベッセル21の他端側に到達して反転し、次いでガス貯蔵室22内を一端側即ちゲート板40側へ向って流れ、第2の連通口42から流出する。このように、ガス流出口55からの反応ガスが第1の連通口41から第2の連通口42に到達するまでのガス貯蔵室22内の移動距離が長いため、反応ガスと貯蔵ガスとが十分に混ざり合う。従って、ガス噴出口62からの噴出ガス温度のムラが殆ど無い。即ち、一時的に熱い反応ガスがまとまってガス噴出口62から噴出することがない。このため、このインフレータ20によって膨張するエアバッグに要求される耐熱性が緩和される。
なお、この実施の形態では、連通口41,42のガス貯蔵室22内への指向方向が平行となっているため、連通口41からガス貯蔵室22内へ流入したガスが短絡的に連通口42へ流れることが防止される。これによっても、ガス噴出口62からの噴出ガス温度ムラが小さいものとなる。
図7は別の実施の形態に係るインフレータの長手方向の断面図である。
このインフレータ70は、略円筒状の耐圧ベッセル(以下、ベッセルと略)71と、該ベッセル71の一端側に固着されたヘッドブロック80と、該ヘッドブロック80内に形成された薬剤室81と、該薬剤室81内に充填されたガス発生用薬剤82と、該ガス発生用薬剤82を点火するためのイニシエータ83と、該ヘッドブロック80の先端面に固着された封止板90と、該ヘッドブロック80の側面に取り付けられたガス噴出用のノズル100とを備えている。
ベッセル71は、鋼材等よりなり、内部のガス貯蔵室72内に高圧ガスが充填されている。このベッセル71は、その長手方向の一端側が開放し、他端側が閉じている。このベッセル71の該一端側に封止板90を備えたヘッドブロック80が装着されることにより、ガス充填室72が区画形成される。
ヘッドブロック80には、このベッセル71の一端側に内嵌され、ねじ込みあるいは溶接(この実施の形態ではねじ込み)等により固定される。
ヘッドブロック80の薬剤室81は該ヘッドブロック80をベッセル71の長手方向と平行方向に貫通する孔により構成されている。この薬剤室81のベッセル71と反対側にイニシエータホルダ84を介してイニシエータ83が設置されている。
ヘッドブロック80には、先端がヘッドブロック80のベッセル71側の端面に臨み、後端がヘッドブロック80の側面に臨むガス流出孔86が穿設されている。前記ノズル100はこのガス流出孔86に連通するようにヘッドブロック80に固着されている。なお、このノズル100内にガスフィルタが設けられてもよい。
封止板90はこのヘッドブロック80の先端面に溶接等により固着されている。この封止板90は、薬剤室81を閉鎖する第1封止部91と、ガス流出孔86を閉鎖する第2封止部92とを有している。
この実施の形態では、薬剤室81のベッセル71側の開口部が第1の連通口であり、ガス流出孔86が第2の連通口である。
このように構成されたインフレータ70の作動は次の通りである。
イニシエータ83に通電すると、イニシエータ83が高温ガスを発生させ、この高温のガスが薬剤82に接することにより薬剤82が多量の反応ガスを発生させる。この反応ガス圧により第1封止部91が破れ、反応ガスがガス貯蔵室72内に流入する。ガス貯蔵室72内のガス圧が高まることにより第2封止部92が破れ、ガス流出孔86及びノズル100のガス噴出口101を通ってガスが噴出する。このガスによりエアバッグが急速に膨張する。
このインフレータ70にあっては、薬剤室81からガス貯蔵室72へ流入した反応ガスが、ガス貯蔵室72内をその長手方向に他端側へ向って流れてベッセル71の他端側に到達して反転し、次いでガス貯蔵室72内を一端側即ちヘッドブロック80側へ向って流れ、ガス流出孔86から流出する。このように、薬剤室81からの反応ガスがガス流出孔86に到達するまでのガス貯蔵室72内の移動距離が長いため、反応ガスと貯蔵ガスとが十分に混ざり合う。従って、ノズル100からの噴出ガス温度のムラが殆ど無い。即ち、一時的に熱い反応ガスがまとまってノズル100から噴出することがない。このため、このインフレータ70によって膨張するエアバッグに要求される耐熱性が緩和される。
なお、この実施の形態では、薬剤室81及びガス流出孔86のガス貯蔵室72内への指向方向が平行となっているため、薬剤室81からガス貯蔵室72内へ流入したガスが短絡的にガス流出孔86へ流れることが防止される。これによっても、ノズル100からの噴出ガス温度ムラが小さいものとなる。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態をもとりうる。例えば、上記の図1,2の実施の形態では連通口41,42のガス貯蔵室22内への指向方向を全くの平行とし、図4の実施の形態では薬剤室81とガス流出孔86の長手方向を全くの平行としているが、これに限定されるものではない。
図1,2の実施の形態では、パイロジェネレータ50の差し込み方向をベッセル21の長手方向の延長線に対し直交する方向としているが、このようにした場合には、インフレータ20の長手方向長さ(図1,2の左右方向長さ)を小さくすることができる。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明のインフレータは、助手席用、頭部保護用、脚部保護用、運転席用など各種のエアバッグ装置に適用することができる。
実施の形態に係るインフレータの長手方向の断面図である。 図1のインフレータの作動時の断面図である。 従来のインフレータの断面図である。 別の実施の形態に係るインフレータの長手方向の断面図である。
符号の説明
20,70 インフレータ
21,71 ベッセル
22,72 ガス貯蔵室
30,80 ヘッドブロック
32 ガス中継室
40 ゲート板
41,42 連通口
43,44,90 封止板
50 パイロジェネレータ
52,82 薬剤
53,83 イニシエータ
55 ガス流出口
60,100 ノズル
62,101 ガス噴出口

Claims (4)

  1. 加圧ガスが充填されたガス貯蔵室と、
    ガス発生用薬剤が充填された薬剤室と、
    該薬剤に点火するためのイニシエータと、
    該薬剤室内と該ガス貯蔵室内とを連通するための第1の連通口と、
    インフレータ外部に向って開放するガス噴出口と、
    該ガス貯蔵室からガスを該ガス噴出口に導くための第2の連通口と、
    該ガス噴出口と該ガス貯蔵室とを隔てる封止板とを備え、
    該イニシエータによって該薬剤がガス発生反応し、この反応ガスが前記加圧ガス貯蔵室に流入し、該封止板が破れ、該加圧ガス貯蔵室内のガス及び薬剤から発生した反応ガスが前記ガス噴出口から噴出するハイブリッド型のインフレータにおいて、
    該第1の連通口と第2の連通口とを該ガス貯蔵室の一方のサイドに配置し、且つ該第1の連通口と第2の連通口とを非対面状に配置したことを特徴とするインフレータ。
  2. 請求項1において、該第1の連通口のガス貯蔵室内への指向方向と該第2の連通口のガス貯蔵室内への指向方向とが略平行であることを特徴とするインフレータ。
  3. 請求項1又は2において、該ガス貯蔵室は一方向に長く延在する形状であり、前記第1及び第2の連通口はいずれも該ガス貯蔵室の長手方向の一端側に配置され、且つ該第1及び第2の連通口のガス貯蔵室内への指向方向が該ガス貯蔵室の長手方向と略平行であることを特徴とするインフレータ。
  4. エアバッグと、該エアバッグを膨張させるインフレータとを有するエアバッグ装置において、該インフレータが請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインフレータであることを特徴とするエアバッグ装置。
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