JP2006007560A - 機能素子およびその製造方法、流体吐出装置、並びに印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板12上に形成された振動アクチュエータ11,13,15,16と、当該振動アクチュエータ11,13,15,16によって流体に圧力変化が与えられる圧力室22と、当該流体の排出口25とを備えたを備えた機能素子において、前記基板12に前記圧力室22へ通じる少なくとも一つの貫通孔30を設け、その貫通孔30を介して前記圧力室22内への流体の供給を行い、前記排出口25を介して当該圧力室22内からの当該流体の排出を行うように構成する。
【選択図】図7
Description
また、従来のノズル51の一列配置では圧力室52はアスペクト比(長短比)を大きくせざるを得ず、このため流路抵抗が大きく、効率が悪くなる。
また、この細長い圧力室52のため、圧力室内の流体の固有周期が長くなり、ノズルの流体表面の振動が吐出量に影響しなくなるまで減衰するまでの時間が長くなり、駆動周波数を高く出来ない。
これらのことから、本発明を用いれば、消費電力を増加させず、しかも流体の排出性能を落とすことなく、各圧力室を高密度に配置することが可能となるので、例えばインク液の液滴を吐出して画像を印刷する場合であっても、出力画像の高画質化や印刷出力の高速化等といった要求に十分に対応することが可能となる。
はじめに、機能素子の説明に先立ち、その機能素子を用いて構成された流体吐出装置および印刷装置について説明する。
一方、ラインヘッド方式のものでは、図1(b)に示すように、用紙1をその主走査方向に送るローラ2と、その用紙1の副走査方向に沿ってインク液の吐出口がライン状に配されたインクジェットヘッド5とを備えている。そして、用紙1を移動させつつ、インクジェットヘッド5の各吐出口から用紙1にインク液を吐出することで、印刷出力を行うようになっている。
なお、上述したインクジェットプリンタ装置の構成は、印刷装置の一例であり、流体を吐出させるヘッド部と印刷対象物の相対位置を変化させることで印刷を行うことができれば、この構成にはこだわらない。
次に、以上のような構成のインクジェットヘッドにおいて用いられる機能素子、すなわち本発明に係る機能素子について、さらに詳しく説明する。機能素子は、既に説明したように、振動アクチュエータとしての機能を備えた素子の全てを含むが、その一例としてインクジェットヘッドにおいて用いられるもの、すなわち図7〜9に示すようなものがある。図7は本発明に係る機能素子の概略構成の一例を示す説明図であり、図8はその要部構成の一例を示す説明図であり、図9はその配置例を示す説明図である。
さらに、駆動する振動板11の数(面積)により吐出する量を調整することも可能である。
次に、以上のように構成された機能素子の製造方法について説明する。
次に、本発明に係る機能素子の他の実施の形態について説明する。図11および図12は、本発明に係る機能素子の要部構成の他の例を示す説明図である。
上述した実施の形態の説明では、機能素子をインクジェットヘッドに用いた場合、すなわち流体吐出装置がインクジェットヘッドであり、印刷装置がインクジェットプリンタ装置である場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、本発明に係る流体吐出装置は、インクジェットヘッドの他にも、有機電界発光素子等の高分子または低分子有機材料の塗布装置、プリント基板配線用の印刷装置、ハンダバンプ印刷装置、三次元モデリング装置、DNAチップ、μTAS(Micro Total Analysis Systems)として薬液その他の液体をpl(ピコリットル)以下の微小単位にて精度良くコントロールして供給する供給ヘッド、さらには気体を微小量精度良くコントロールして供給する供給ヘッド等に適用することができる。
Claims (12)
- 基板上に形成された振動アクチュエータと、当該振動アクチュエータによって流体に圧力変化が与えられる圧力室と、当該流体の排出口とを備えた機能素子において、
前記基板に前記圧力室へ通じる少なくとも一つの供給口が設けられ、当該供給口を介して前記圧力室内への流体の供給を行い、前記排出口を介して当該圧力室内からの当該流体の排出を行うように構成されたことを特徴とする機能素子。 - 前記振動アクチュエータは、環状に配された1つまたは複数の振動板を備えたものであることを特徴とする請求項1記載の機能素子。
- 前記供給口に整流弁が付設されていることを特徴とする請求項1記載の機能素子。
- 基板上に形成された振動アクチュエータと、当該振動アクチュエータによって流体に圧力変化が与えられる圧力室と、当該流体の排出口とを備えてなる機能素子の製造方法において、
前記圧力室内への流体の供給を行うための当該圧力室へ通じる供給口を前記基板に少なくとも一つ設ける工程
を含むことを特徴とする機能素子の製造方法。 - 環状に配された1つまたは複数の振動板を形成して前記振動アクチュエータを構成するする工程を含むことを特徴とする請求項4記載の機能素子の製造方法。
- 前記供給口に整流弁を付設する工程を含むことを特徴とする請求項4記載の機能素子の製造方法。
- 基板上に形成された振動アクチュエータと、当該振動アクチュエータによって流体に圧力変化が与えられる圧力室と、当該流体の排出口とを備えた機能素子を用いて構成された流体吐出装置において、
前記基板に前記圧力室へ通じる少なくとも一つの供給口が設けられ、当該供給口を介して前記圧力室内への流体の供給を行い、前記排出口を介して当該圧力室内からの当該流体の排出を行うように構成されたことを特徴とする流体吐出装置。 - 前記振動アクチュエータは、環状に配された1つまたは複数の振動板を備えたものであることを特徴とする請求項7記載の流体吐出装置。
- 前記供給口に整流弁が付設されていることを特徴とする請求項7記載の流体吐出装置。
- 基板上に形成された振動アクチュエータと、当該振動アクチュエータによって流体に圧力変化が与えられる圧力室と、当該流体の排出口とを備えた機能素子を、流体吐出装置として用いて構成された印刷装置において、
前記基板に前記圧力室へ通じる少なくとも一つの供給口が設けられ、当該供給口を介して前記圧力室内への流体の供給を行い、前記排出口を介して当該圧力室内からの当該流体の排出を行うように構成されたことを特徴とする印刷装置。 - 前記振動アクチュエータは、環状に配された1つまたは複数の振動板を備えたものであることを特徴とする請求項10記載の印刷装置。
- 前記供給口に整流弁が付設されていることを特徴とする請求項10記載の印刷装置。
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2004
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