JP2006007103A - 膜分離汚水処理装置及びその運転方法 - Google Patents

膜分離汚水処理装置及びその運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 浸漬型膜分離装置の膜ろ過処理能力を超える場合が一時的に発生しても、流量調整槽を必要とせずに、汚水の浄化処理を行うことができる膜分離汚水処理装置及びその運転方法を提供すること。
【解決手段】 生物反応槽1内に仕切り4を設けて該生物反応槽1内を、汚水が流入する第一反応槽2と、第一反応槽2に連通し、かつ浸漬型膜分離装置9を収容する第二反応槽3とに区画し、第一反応槽2内に第一散気装置7を配置するとともに第二反応槽3内に第二散気装置8を配置し、第一反応槽2に上澄み液を排出するための上澄み液排出手段21を設け、さらに汚水の供給先を第一反応槽2から第二反応槽3へ切替える汚水供給先切替え手段19,20を設けたことを特徴する膜分離汚水処理装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、浸漬型膜分離装置を用いた活性汚泥法により生活排水などの汚水を浄化処理する膜分離汚水処理装置、及びその運転方法に関するものである。
図7は従来の膜分離汚水処理装置の構成説明図である。図7に示すように、生活排水などの汚水は、一次処理工程を経て、汚水供給管路61から一旦流量調整槽62に貯留された後に、ポンプ63により一定量ずつ生物反応槽64に供給される。生物反応槽64内には、活性汚泥が懸濁されており、浸漬型膜分離装置65が収容されている。また、生物反応槽64内の底部には、ブロワ67に接続された曝気用の散気装置69が配置されるとともに、ブロワ68に接続され、浸漬型膜分離装置65の下方に位置する曝気用の散気装置70が配置されている。71は余剰汚泥引き抜きラインである。
そして、生物反応槽64に流入した汚水は、散気装置69,70からの曝気による攪拌作用によって懸濁状態に保持されている活性汚泥により好気性処理される。その好気性処理された活性汚泥混合液が吸引ポンプ66による吸引作用の下で、浸漬型膜分離装置65による膜ろ過を行って固液分離されて、取り出されたきれいな透過水が系外へ放流される。
このように、浸漬型膜分離装置を用いる場合、浸漬型膜分離装置の最大透過水量によって汚水処理量が規制されるため、流入汚水量の変動に備えて流量調整槽を設置することが必要となっている。また、浸漬型膜分離装置の膜モジュールの洗浄、補修又は交換などにより、浸漬型膜分離装置の一部の膜モジュールが使用できない状態で運転を行う場合や、浸漬型膜分離装置の膜モジュールの目詰まりにより、浸漬型膜分離装置の透過水量を減少させた状態で運転しなければならない場合に備えても、流量調整槽が必要となる。そのため、流量調整槽を必要とせずに汚水の浄化処理を行えるようにし、汚水処理施設の新設にあたり、施設全体の設置スペースの縮小化と設備費の低減を図ることが要請されている。
特公平8−15597号公報(第1図)
そこで本発明の課題は、例えば汚水が浸漬型膜分離装置の最大透過水量を超えて増加する場合のように浸漬型膜分離装置の膜ろ過処理能力を超える場合が一時的に発生しても、流量調整槽を必要とせずに、汚水の浄化処理を行うことができる膜分離汚水処理装置及びその運転方法を提供することにある。
前記の課題を解決するために、本発明では次の技術的手段を講じている。
請求項1の発明は、汚水が流入する生物反応槽と、前記生物反応槽に浸漬され、好気性処理された活性汚泥混合液の膜ろ過による固液分離を行って透過水を得る浸漬型膜分離装置とを備えた膜分離汚水処理装置において、前記生物反応槽内に仕切りを設けて該生物反応槽内を、第一反応槽と、前記第一反応槽と連通し、かつ前記浸漬型膜分離装置を収容する第二反応槽とに区画し、前記第一反応槽内に第一散気装置を配置するとともに前記第二反応槽内に第二散気装置を配置し、前記第一反応槽に上澄み液を排出するための上澄み液排出手段を設け、さらに汚水の供給先を前記第一反応槽から前記第二反応槽のみに、あるいは前記第一反応槽及び前記第二反応槽から前記第二反応槽のみに切替える汚水供給先切替え手段を設けたことを特徴とする膜分離汚水処理装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の膜分離汚水処理装置において、前記第一反応槽は、槽下部が下向き傾斜面を有するものであることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の膜分離汚水処理装置の運転方法であって、通常時は、前記第一散気装置及び前記第二散気装置を働かせ、前記浸漬型膜分離装置による膜ろ過を行うことで、透過水を取り出し系外へ放流し、前記浸漬型膜分離装置の膜ろ過処理能力を超える非常時は、前記汚水供給先切替え手段により汚水の供給先を前記第二反応槽のみに切替え、前記第一散気装置の働きを停止した状態で前記浸漬型膜分離装置による膜ろ過を継続し、透過水を取り出して系外へ放流する一方、前記上澄み液排出手段により前記第一反応槽内の上澄み液を系外へ放流することを特徴とする膜分離汚水処理装置の運転方法である。
請求項4の発明は、汚水が流入する脱窒槽と、前記脱窒槽の槽内活性汚泥混合液が流入する硝化槽と、前記硝化槽内の槽内液を硝化液として前記脱窒槽へ循環のために返送する返送ラインと、前記硝化槽に浸漬され、好気性処理された活性汚泥混合液の膜ろ過による固液分離を行って透過水を得る浸漬型膜分離装置とを備えた膜分離汚水処理装置において、前記硝化槽内に仕切りを設けて該硝化槽内を、前記脱窒槽の槽内活性汚泥混合液が流入し、かつ前記浸漬型膜分離装置を収容する第一硝化槽と、該第一硝化槽の槽内液が流入する第二硝化槽とに区画し、前記第一硝化槽内に第一散気装置を配置するとともに前記第二硝化槽内に第二散気装置を配置し、前記第二硝化槽に上澄み液を排出するための上澄み液排出手段を設けたことを特徴する膜分離汚水処理装置である。
請求項5の発明は、請求項4記載の膜分離汚水処理装置において、前記第二硝化槽は、槽下部が下向き傾斜面を有するものであることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項4又は5記載の膜分離汚水処理装置の運転方法であって、通常時は、前記第一散気装置及び第二散気装置を働かせ、前記浸漬型膜分離装置による膜ろ過を行うことで、透過水を取り出して系外へ放流し、前記浸漬型膜分離装置の膜ろ過処理能力を超える非常時は、前記第二散気装置の働きを停止した状態で前記浸漬型膜分離装置による膜ろ過を継続し、透過水を取り出して系外へ放流する一方、前記上澄み液排出手段により前記第二硝化槽内の上澄み液を系外へ放流することを特徴とする膜分離汚水処理装置の運転方法である。
請求項1,2の発明による膜分離汚水処理装置、及び請求項3の発明による膜分離汚水処理装置の運転方法は、浸漬型膜分離装置を用いた活性汚泥法による汚水の浄化処理にあたり、生物反応槽内を、第一散気装置が配置された第一反応槽と、この第一反応槽と連通し、かつ浸漬型膜分離装置及び第二散気装置が配置された第二反応槽とに区画している。
そして、通常時は、汚水を第一反応槽に流入させ、第一散気装置及び第二散気装置を働かせた状態で浸漬型膜分離装置による膜ろ過を行うことで、透過水を取り出し系外へ放流するようにしている。また、浸漬型膜分離装置の膜ろ過処理能力を超える非常時は、汚水の供給先を第二反応槽のみに切替え、浸漬型膜分離装置による膜ろ過を継続し、透過水を取り出して系外へ放流する一方、第一散気装置の働きを停止させて第一反応槽内の上澄み液を系外へ放流するようにしている。
このように、浸漬型膜分離装置の膜ろ過処理能力を超える非常時は、生物反応槽内に区画形成した第一反応槽に、好気性処理された活性汚泥混合液の固液分離を行う沈殿槽機能が付与されるように構成されている。
したがって、生物反応槽の大きさが従来と同じ場合でも、一時的に汚水が浸漬型膜分離装置の最大透過水量を超えて増加しても、第二反応槽での該浸漬型膜分離装置による透過水の取り出しと、第一反応槽での上澄み液の取り出しとの併用によって、従来とは違って流量調整槽を必要とせずに、汚水の浄化処理を行うことができる。また、浸漬型膜分離装置の膜モジュールの洗浄、補修又は交換などにより、浸漬型膜分離装置の一部の膜モジュールが使用できない状態で運転を行う場合、また、浸漬型膜分離装置の膜モジュールの目詰まりにより、浸漬型膜分離装置の透過水量を減少させた状態で運転しなければならない場合でも、当該浸漬型膜分離装置による透過水量の減少分だけ汚水流入量を減らすことなく、汚水の浄化処理を行うことができ、流量調整槽を設けなくてすむ。これにより、汚水処理設備全体の設置スペースの縮小化と設備費の低減を図ることができる。
請求項4,5の発明による膜分離汚水処理装置、及び請求項6の発明による膜分離汚水処理装置の運転方法は、浸漬型膜分離装置を用いた循環式硝化脱窒法による汚水の浄化処理にあたり、硝化槽内を、第一散気装置と浸漬型膜分離装置とが配置された第一硝化槽と、この第一硝化槽の槽内液が流入し、かつ第二散気装置が配置された第二硝化槽とに区画している。
そして、通常時は、第一散気装置及び第二散気装置を働かせた状態で浸漬型膜分離装置による膜ろ過を行うとともに、返送ラインによる消化液の脱窒槽への返送を行うことにより、透過水を取り出して系外へ放流するようにしている。また、浸漬型膜分離装置の膜ろ過処理能力を超える非常時は、浸漬型膜分離装置による膜ろ過を継続し、透過水を取り出して系外へ放流する一方、第二散気装置の働きを停止させて第二硝化槽内の上澄み液を系外へ放流するようにしている。
このように、浸漬型膜分離装置の膜ろ過処理能力を超える非常時は、硝化槽内に区画形成した第二硝化槽に、好気性処理された活性汚泥混合液の固液分離を行う沈殿槽機能が付与されるように構成されている。
したがって、硝化槽の大きさが従来と同じ場合でも、一時的に汚水流入量が浸漬型膜分離装置の最大透過水量を超えて増加しても、第一硝化槽での該浸漬型膜分離装置による透過水の取り出しと、第二硝化槽での上澄み液の取り出しとの併用によって、従来とは違って流量調整槽を必要とせずに、汚水の浄化処理を行うことができる。また、浸漬型膜分離装置の膜モジュールの洗浄、補修又は交換などにより、浸漬型膜分離装置の一部の膜モジュールが使用できない状態で運転を行う場合、また、浸漬型膜分離装置の膜モジュールの目詰まりにより、浸漬型膜分離装置の透過水量を減少させた状態で運転しなければならない場合でも、当該浸漬型膜分離装置による透過水量の減少分だけ汚水流入量を減らすことなく、汚水の浄化処理を行うことができ、流量調整槽を設けなくてすむ。これにより、汚水処理設備全体の設置スペースの縮小化と設備費の低減を図ることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
まず、浸漬型膜分離装置を用いた活性汚泥法による汚水の浄化処理に適用される膜分離汚水処理装置について説明する。
図1は本発明の第1実施形態による膜分離汚水処理装置の構成説明図である。また、この図1は通常時の運転を説明するための図でもある。図2は図1に示す膜分離汚水処理装置における汚水流入量増加時の運転を説明するための図である。
図1において、1は上側が開口された箱状をなす生物反応槽である。この生物反応槽1は、仕切り4により第一反応槽2と第二反応槽3とに区画されている。仕切り4にはその下部に開口が形成されており、循環のため第一反応槽2の槽内液が仕切り4の開口を通じて第二反応槽3へ流入できるようになっている。
第一反応槽2と第二反応槽3のそれぞれには、活性汚泥が収容されている。第一反応槽2には、非常時(本実施形態では汚水流入量増加時)に上澄み液を排出するための上澄み液排出手段として上澄み液をオーバーフローさせるトラフ21が設けられている。また、この第一反応槽2の底部には、槽外の第一ブロワ5に接続された曝気用の第一散気装置7が配置されている。第二反応槽3には、膜モジュールを有する浸漬型膜分離装置9が収容されるとともに、浸漬型膜分離装置9の下方における槽底部に、槽外の第二ブロワ6に接続された曝気用の第二散気装置8が配置されている。
浸漬型膜分離装置9は、吸引ポンプ11が設けられた透過水導出管路10に接続されている。吸引ポンプ11の吸引作用によって浸漬型膜分離装置9のろ過膜の内外に圧力差を生じさせることで、膜モジュールによる膜ろ過が行われることにより、好気性処理された活性汚泥混合液が固液分離されて、取り出されたきれいな透過水が系外へ放流されるようになっている。
13はエアリフト作用によって第二反応槽3の槽内液を第一反応槽2へ循環のために返送するエアリフト管路である。エアリフト管路13の下端近傍には、ブロワ15から送り出された空気をエアリフト管路13に供給するエアリフト用空気供給管路14が接続されている。エアリフト管路13、エアリフト用空気供給管路14及びブロワ15によりエアリフト装置12が構成されており、このエアリフト装置12は、第二反応槽3の槽内液を第一反応槽2へ循環のために返送する返送手段を構成している。
また、16は移送管路であり、一端が第一反応槽2の底部に連通され、他端がポンプ17を介して第二反応槽3に連通されている。このポンプ17と移送管路16とは、汚水流入量増加時に働かせるものであって、第一反応槽2内の沈殿活性汚泥を第二反応槽3へ移送する移送ラインを構成している。18は汚水供給管路であり、一次処理された汚水は、通常時には第一開閉弁19を介して第一反応槽2に流入され、汚水流入量増加時には第一開閉弁19が閉じられて第二開閉弁20を介して第二反応槽3に流入されるようになっている。22は余剰汚泥引き抜きラインである。前記の第一開閉弁19及び第二開閉弁20は、汚水流入量増加時に汚水の供給先を第一反応槽2から第二反応槽3へ切替える汚水供給先切替え手段を構成している。
次に、このように構成される膜分離汚水処理装置の運転方法について、図1と図2を参照しながら以下に説明する。
通常時は、図1に示すように、汚水供給管路18の第一開閉弁19を開き、汚水を第一反応槽2に流入させ、第一散気装置7及び第二散気装置8を働かせた状態で浸漬型膜分離装置9による膜ろ過を行うとともに、仕切り4下部の開口を通じて第一反応槽2から第二反応槽3への槽内液の移動と、エアリフト装置12によって第二反応槽3の槽内液の第一反応槽2への返送を行うことで、反応槽2,3内の活性汚泥濃度を適切に維持して、透過水を取り出し系外へ放流するようにしている。
そして、一時的に汚水流入量が浸漬型膜分離装置9の最大透過水量を超える汚水増加時は、図2に示すように、第一開閉弁19を閉じる一方、第二開閉弁20を開いて汚水の供給先を第一反応槽2から第二反応槽3へ切替え、エアリフト装置12の働きを停止させた状態で浸漬型膜分離装置9による膜ろ過を継続し、透過水を取り出して系外へ放流する。また、これに加えて、第一散気装置7の働きを停止させて第一反応槽2内の上澄み液を、トラフ21にてオーバーフローさせて系外へ放流するようにしている。このとき、浸漬型膜分離装置9が収容されている第二反応槽3内の活性汚泥濃度の低下を防ぐために、ポンプ17を働かせて第一反応槽2内の沈殿活性汚泥を移送管路16を通じて第二反応槽3へ移送するようにしている。なお、非常時としての汚水増加という事態が解消されると、前述した通常時の運転に戻される。
このように、一時的に汚水流入量が浸漬型膜分離装置9の最大透過水量を超える場合、生物反応槽1内に区画形成した第一反応槽2に、好気性処理された活性汚泥混合液の固液分離を行う沈殿槽機能が付与されるように構成されている。したがって、生物反応槽1の大きさが従来と同じ場合でも、一時的に汚水流入量が浸漬型膜分離装置9の最大透過水量を超えて増加しても、第二反応槽3での浸漬型膜分離装置9による透過水の取り出しと、第一反応槽2での上澄み液の取り出しとの併用によって、従来とは違って流量調整槽を必要とせずに汚水の浄化処理を行うことができ、汚水処理設備全体の設置スペースの縮小化と設備費の低減を図ることができる。
なお、前記返送手段として、前記エアリフト装置12に代えて、仕切り4の上部に可動堰を設け、通常時の運転ではこの可動堰を開くことで第一反応槽2と第二反応槽との槽内液を循環させるようにし、汚水流入量増加時の運転では可動堰を閉じることで第二反応槽3の槽内液を第一反応槽2の上澄み液へ流入させないように構成してもよい。また、返送手段としてポンプなどを用いるようにしてもよく、適宜の構成を採用することができる。同様に、前記上澄み液排出手段として、配管に開閉弁を設けて汚水流入量増加時に該開閉弁を開いて上澄み液を槽外へ排出するようにしてもよく、適宜の構成を採用することができる。また、汚水の供給にあたり、通常時には第一開閉弁19及び第二開閉弁20を開いて両反応槽2,3に汚水を流入させ、汚水流入量増加時には第一開閉弁19を閉じて第二反応槽3のみに汚水を流入させるようにすることもできる。
また、浸漬型膜分離装置9の膜ろ過処理能力を超える非常時として、前記実施形態では一時的に汚水が浸漬型膜分離装置9の最大透過水量を超えて増加する場合について説明したが、例えば、浸漬型膜分離装置9の膜モジュールの洗浄、補修又は交換などにより、一時的に浸漬型膜分離装置9の一部の膜モジュールが使用できない状態で運転を行う場合でも、浸漬型膜分離装置9による透過水量の減少分だけ汚水流入量を減らすことなく、汚水の浄化処理を行うことができ、流量調整槽を設けなくてすむ。また、浸漬型膜分離装置9の膜モジュールの目詰まりにより、一時的に浸漬型膜分離装置9の透過水量を減少させた状態で運転しなければならない場合でも、浸漬型膜分離装置9による透過水量の減少分だけ汚水流入量を減らすことなく、汚水の浄化処理を行うことができ、流量調整槽を設けなくてすむ。その結果、汚水処理設備全体の設置スペースの縮小化と設備費の低減を図ることができる。なお、浸漬型膜分離装置9の目詰まりの原因となるSMP(生物代謝生成物)などの目詰まり物質が生物反応槽1に蓄積することを防止するために、浸漬型膜分離装置9による透過水の取り出しと第一反応槽2内の上澄み液の放流とを併用する運転を、定期的に行うようにしてもよい。
図3は本発明の第2実施形態による膜分離汚水処理装置の構成説明図である。また、この図3は汚水流入量増加時の運転を説明するための図でもある。ここで、第一反応槽2’の槽下部の形状が相違する点以外は、図1に示す膜分離汚水処理装置と同一構成なので、図1のものと同じ部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図3に示すように、生物反応槽1’は、仕切り4により第一反応槽2’と第二反応槽3とに区画されている。第一反応槽2’は、その槽下部が相対向する下向き傾斜面を有しており、その槽下部の最下端位置に移送管路16の一端が連通され、移送管路16の他端がポンプ17を介して第二反応槽3に連通されている。
これにより、汚水流入量増加時の運転において、第一反応槽2’内の沈殿活性汚泥を移送管路16を通じて第二反応槽3へ所定量ずつ安定して移送することができる。
図4は本発明の第3実施形態による膜分離汚水処理装置の構成説明図である。また、この図4は汚水流入量増加時の運転を説明するための図でもある。ここで、第一反応槽2”の槽下部の形状が相違する点以外は、図1に示す膜分離汚水処理装置と同一構成なので、図1のものと同じ部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4に示すように、生物反応槽1”は、仕切り4により第一反応槽2”と第二反応槽3とに区画されている。第一反応槽2”は、その槽下部が第二反応槽3に向かって下向きに傾斜する下向き傾斜面を有しており、その槽下部の最下端位置に移送管路16の一端が連通され、移送管路16の他端がポンプ17を介して第二反応槽3に連通されている。
これにより、汚水流入量増加時の運転において、第一反応槽2”内の沈殿活性汚泥を移送管路16を通じて第二反応槽3へ所定量ずつ安定して移送することができる。
次に、浸漬型膜分離装置を用いた循環式硝化脱窒法による汚水の浄化処理に適用される膜分離汚水処理装置について説明する。
図5は本発明の第4実施形態による膜分離汚水処理装置の構成説明図である。また、この図5は通常時の運転を説明するための図でもある。図6は図5に示す膜分離汚水処理装置における汚水流入量増加時の運転を説明するための図である。
図5に示すように、第一仕切り36によって脱窒槽31と硝化槽32とが区画され、さらに硝化槽32は、第二仕切り37によって第一硝化槽33と第二硝化槽34とに区画されている。第一仕切り36には、その上部に開口が形成されており、脱窒槽31の槽内液が第一仕切り36の前記開口を通じて第一硝化槽33へ流入(オーバーフロー)できるようになっている。また、第二仕切り37には、その下部に開口が形成されており、循環のため第一硝化槽33の槽内液が第二仕切り37の前記開口を通じて第二硝化槽34へ流入できるようになっている。脱窒槽31には、嫌気性処理(脱窒処理)を行うための活性汚泥が収容されるとともに、汚水との混合攪拌用の攪拌装置35が配置されている。
第一硝化槽33と第二硝化槽34のそれぞれには、好気性処理(硝化処理)を行うための活性汚泥が収容されている。第一硝化槽33には、膜モジュールを有する浸漬型膜分離装置42が収容されるとともに、浸漬型膜分離装置42の下方における槽底部に、槽外の第一ブロワ38に接続された曝気用の第一散気装置40が配置されている。また、第二硝化槽34の底部には、槽外の第二ブロワ39に接続された曝気用の第二散気装置41が配置されている。また、第二硝化槽34には、非常時(本実施形態では汚水流入量増加時)に上澄み液を排出するための上澄み液排出手段として上澄み液をオーバーフローさせるトラフ52が設けられている。この第二硝化槽34は、図5に示すように、その槽下部が相対向する下向き傾斜面を有している。なお、この下向き傾斜面の目的は、汚水流入量増加時における返送のための沈殿活性汚泥の取り出しを容易にすることにあり、必ずしも下向き傾斜面にしなくてもよい。
浸漬型膜分離装置42は、吸引ポンプ44が設けられた透過水導出管路43に接続されている。吸引ポンプ44の吸引作用によって浸漬型膜分離装置42のろ過膜の内外に圧力差を生じさせることで、膜モジュールによる膜ろ過が行われることにより、好気性処理(硝化処理)された活性汚泥混合液が固液分離されて、取り出されたきれいな透過水が系外へ放流されるようになっている。
46はエアリフト作用によって第二硝化槽34の槽内液を第一硝化槽33へ循環のために返送するエアリフト管路、47はブロワ48から送り出された空気をエアリフト管路46に供給するエアリフト用空気供給管路である。エアリフト管路46、エアリフト用空気供給管路47及びブロワ48によりエアリフト装置45が構成されており、このエアリフト装置45は、第二硝化槽34の槽内液を第一硝化槽33へ循環のために返送する返送手段を構成している。
また、49は返送管路であり、一端が第二硝化槽34の槽下部の最下端位置に連通され、他端がポンプ50を介して脱窒槽31に連通されている。このポンプ50と返送管路49とは、硝化槽32の槽内液を硝化液として脱窒槽31へ循環のために返送する返送ラインを構成している。51は汚水供給管路であり、汚水供給管路51からの汚水が、脱窒槽31に流入されるようになっている。53は余剰汚泥引き抜きラインである。
次に、このように構成される膜分離汚水処理装置の運転方法について、図5と図6を参照しながら以下に説明する。
通常時は、図5に示すように、第一散気装置40及び第二散気装置41を働かせた状態で浸漬型膜分離装置42による膜ろ過を行うとともに、エアリフト装置45による第二硝化槽34の槽内液の第一硝化槽33への返送と、前記返送ラインによる第二硝化槽34の槽内液の脱窒槽31への返送とを行うことにより、透過水を取り出して系外へ放流するようにしている。
そして、脱窒槽31に流入する汚水流入量が一時的に浸漬型膜分離装置42の最大透過水量を超える汚水増加時は、図6に示すように、エアリフト装置45の働きを停止した状態で浸漬型膜分離装置42による膜ろ過を継続し、透過水を取り出して系外へ放流する。また、これに加えて、第二散気装置41の働きを停止させて第二硝化槽34内の上澄み液を系外へ放流するようにしている。このとき、ポンプ50及び返送管路49よりなる返送ラインによって第二硝化槽34内の沈殿活性汚泥を含む硝化液を脱窒槽31に送るようにしている。なお、非常時としての汚水増加という事態が解消されると、前述した通常時の運転に戻される。
このように、一時的に、脱窒槽31に流入する汚水流入量が浸漬型膜分離装置42の最大透過水量を超える場合、硝化槽32内に区画形成した第二硝化槽34に、好気性処理された活性汚泥混合液の固液分離を行う沈殿槽機能が付与されるように構成されている。したがって、硝化槽32の大きさが従来と同じ場合でも、一時的に汚水流入量が浸漬型膜分離装置42の最大透過水量を超えて増加しても、第一硝化槽33での浸漬型膜分離装置42による透過水の取り出しと、第二硝化槽34での上澄み液の取り出しとの併用によって、従来とは違って流量調整槽を必要とせずに、汚水の浄化処理を行うことができる。よって、汚水処理設備全体の設置スペースの縮小化と設備費の低減を図ることができる。
また、浸漬型膜分離装置42の膜ろ過処理能力を超える非常時として、例えば、浸漬型膜分離装置42の膜モジュールの洗浄、補修又は交換などにより、一時的に浸漬型膜分離装置42の一部の膜モジュールが使用できない状態で運転を行う場合でも、浸漬型膜分離装置42による透過水量の減少分だけ汚水流入量を減らすことなく、汚水の浄化処理を行うことができ、流量調整槽を設けなくてすむ。また、浸漬型膜分離装置42の膜モジュールの目詰まりにより、一時的に浸漬型膜分離装置42の透過水量を減少させた状態で運転しなければならない場合でも、浸漬型膜分離装置42による透過水量の減少分だけ汚水流入量を減らすことなく、汚水の浄化処理を行うことができ、流量調整槽を設けなくてすむ。その結果、汚水処理設備全体の設置スペースの縮小化と設備費の低減を図ることができる。なお、浸漬型膜分離装置42の目詰まりの原因となるSMPなどの目詰まり物質が硝化槽32に蓄積することを防止するために、浸漬型膜分離装置42による透過水の取り出しと第二硝化槽34内の上澄み液の放流とを併用する運転を、定期的に行うようにしてもよい。
本発明の第1実施形態による膜分離汚水処理装置の構成説明図である。 図1に示す膜分離汚水処理装置における汚水流入量増加時の運転を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による膜分離汚水処理装置の構成説明図である。 本発明の第3実施形態による膜分離汚水処理装置の構成説明図である。 本発明の第4実施形態による膜分離汚水処理装置の構成説明図である。 図5に示す膜分離汚水処理装置における汚水流入量増加時の運転を説明するための図である。 従来の膜分離汚水処理装置の構成説明図である。
符号の説明
1,1’,1”…生物反応槽
2,2’,2”…第一反応槽
3…第二反応槽
4…仕切り
7…第一散気装置
8…第二散気装置
9…浸漬型膜分離装置
10…透過水導出管路
11…吸引ポンプ
12…エアリフト装置
16…移送管路
18…汚水供給管路
19…第一開閉弁
20…第二開閉弁
21…トラフ
31…脱窒槽
32…硝化槽
33…第一硝化槽
34…第二硝化槽
35…攪拌装置
36…第一仕切り
37…第二仕切り
40…第一散気装置
41…第二散気装置
42…浸漬型膜分離装置
43…透過水導出管路
44…吸引ポンプ
45…エアリフト装置
49…返送管路
51…汚水供給管路
52…トラフ

Claims (6)

  1. 汚水が流入する生物反応槽と、前記生物反応槽に浸漬され、好気性処理された活性汚泥混合液の膜ろ過による固液分離を行って透過水を得る浸漬型膜分離装置とを備えた膜分離汚水処理装置において、
    前記生物反応槽内に仕切りを設けて該生物反応槽内を、第一反応槽と、前記第一反応槽と連通し、かつ前記浸漬型膜分離装置を収容する第二反応槽とに区画し、前記第一反応槽内に第一散気装置を配置するとともに前記第二反応槽内に第二散気装置を配置し、前記第一反応槽に上澄み液を排出するための上澄み液排出手段を設け、さらに汚水の供給先を前記第一反応槽から前記第二反応槽のみに、あるいは前記第一反応槽及び前記第二反応槽から前記第二反応槽のみに切替える汚水供給先切替え手段を設けたことを特徴とする膜分離汚水処理装置。
  2. 前記第一反応槽は、槽下部が下向き傾斜面を有するものであることを特徴とする請求項1記載の膜分離汚水処理装置。
  3. 請求項1又は2記載の膜分離汚水処理装置の運転方法であって、通常時は、前記第一散気装置及び前記第二散気装置を働かせ、前記浸漬型膜分離装置による膜ろ過を行うことで、透過水を取り出し系外へ放流し、前記浸漬型膜分離装置の膜ろ過処理能力を超える非常時は、前記汚水供給先切替え手段により汚水の供給先を前記第二反応槽のみに切替え、前記第一散気装置の働きを停止した状態で前記浸漬型膜分離装置による膜ろ過を継続し、透過水を取り出して系外へ放流する一方、前記上澄み液排出手段により前記第一反応槽内の上澄み液を系外へ放流することを特徴とする膜分離汚水処理装置の運転方法。
  4. 汚水が流入する脱窒槽と、前記脱窒槽の槽内活性汚泥混合液が流入する硝化槽と、前記硝化槽内の槽内液を硝化液として前記脱窒槽へ循環のために返送する返送ラインと、前記硝化槽に浸漬され、好気性処理された活性汚泥混合液の膜ろ過による固液分離を行って透過水を得る浸漬型膜分離装置とを備えた膜分離汚水処理装置において、
    前記硝化槽内に仕切りを設けて該硝化槽内を、前記脱窒槽の槽内活性汚泥混合液が流入し、かつ前記浸漬型膜分離装置を収容する第一硝化槽と、該第一硝化槽の槽内液が流入する第二硝化槽とに区画し、前記第一硝化槽内に第一散気装置を配置するとともに前記第二硝化槽内に第二散気装置を配置し、前記第二硝化槽に上澄み液を排出するための上澄み液排出手段を設けたことを特徴する膜分離汚水処理装置。
  5. 前記第二硝化槽は、槽下部が下向き傾斜面を有するものであることを特徴とする請求項4記載の膜分離汚水処理装置。
  6. 請求項4又は5記載の膜分離汚水処理装置の運転方法であって、通常時は、前記第一散気装置及び第二散気装置を働かせ、前記浸漬型膜分離装置による膜ろ過を行うことで、透過水を取り出して系外へ放流し、前記浸漬型膜分離装置の膜ろ過処理能力を超える非常時は、前記第二散気装置の働きを停止した状態で前記浸漬型膜分離装置による膜ろ過を継続し、透過水を取り出して系外へ放流する一方、前記上澄み液排出手段により前記第二硝化槽内の上澄み液を系外へ放流することを特徴とする膜分離汚水処理装置の運転方法。
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