JP2006006559A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】膨らんだ形状が一定しない集塵袋の塵落としを容易且つ確実に行うことができる電気掃除機を提供すること。
【解決手段】集塵室21及び該集塵室21に吸込負圧を作用させる電動送風機22が掃除機本体11内に設けられ、前記集塵室21内に集塵袋(紙パックフィルタF)が着脱可能に装着されている。しかも、紙パックフィルタFの外周面に対して叩き動作を行う叩き機構(塵落とし機構40)を前記集塵室21内に取り付け、前記振動叩き機構(塵落とし機構40)に振動を付与する振動発生手段43を設け、前記振動発生手段43を手動操作により動作させる操作ツマミ54を前記掃除機本体11外に設けている。
【選択図】 図4
【解決手段】集塵室21及び該集塵室21に吸込負圧を作用させる電動送風機22が掃除機本体11内に設けられ、前記集塵室21内に集塵袋(紙パックフィルタF)が着脱可能に装着されている。しかも、紙パックフィルタFの外周面に対して叩き動作を行う叩き機構(塵落とし機構40)を前記集塵室21内に取り付け、前記振動叩き機構(塵落とし機構40)に振動を付与する振動発生手段43を設け、前記振動発生手段43を手動操作により動作させる操作ツマミ54を前記掃除機本体11外に設けている。
【選択図】 図4
Description
この発明は、掃除機本体内の集塵室に配設される集塵袋の内周面に付着する塵埃を落とすようにした電気掃除機に関するものである。
電気掃除機には、集塵室及び該集塵室に吸込負圧を作用させる電動送風機を掃除機本体内に設け、この集塵室内に保形性のある波形筒状フィルタを集塵フィルタとして配設すると共に、この波形筒状フィルタに付着した塵埃を回転する部材により落とす塵落とし機構を設けたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特公昭62−26770号公報
実公昭61−36204号公報
しかしながら、この塵落とし機構は、波形筒状フィルタの中心を貫通する軸が設けられている構造であるため、集塵室内に紙パックフィルタ等の集塵袋を着脱可能に装着したタイプの電気掃除機にそのまま適用できないものであった。
また、紙パックフィルタ等の集塵袋は使用時に集塵室内で吸込負圧により膨らむが、その形状は一定しないために塵落とし機構を設けにくいものであった。
そこで、この発明は、膨らんだ形状が一定しない集塵袋の塵落としを容易且つ確実に行うことができる電気掃除機を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、請求項1の発明は、集塵室及び該集塵室に吸込負圧を作用させる電動送風機が掃除機本体内に設けられ、前記集塵室内に集塵袋が着脱可能に装着された電気掃除機において、前記集塵袋の外周面に対して叩き動作を行う叩き機構を前記掃除機本体に取り付けたことを特徴とする。
この構成によれば、膨らんだ形状が一定しない集塵袋の塵落としを容易且つ確実に行うことができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す電気掃除機10は、掃除機本体11及び集塵ホース12を備えている。この掃除機本体11の前端部には図2に示したように接続口21aが形成され、この接続口21aには集塵ホース12の一端部が着脱可能に接続されている。
この集塵ホース12の他端には手元操作パイプ13が一体に設けられ、この手元操作パイプ13には延長管14が着脱自在に接続され、この延長管14の先端には吸込口体15が着脱自在に接続されている。
また、図1において、13aは手元操作パイプ13に設けられた操作パネルである。この操作パネル13aには、「弱/中」吸込風量切り替え用のスイッチS1と、「強」吸込風量用のスイッチS2と、「切り」用のスイッチS3等が設けられている。
掃除機本体11は、図1,図2に示すように、本体ケース20と、この本体ケース20の上部にヒンジ結合されて上下方向に開閉自在にされた蓋体30とを有している。
本体ケース20の前部には上方が開口する集塵室(集塵部)21が形成され、本体ケース20の後部には集塵室21に連通する電動機室22Aが形成されている。しかも、集塵室21には上述した集塵ホース12の接続口21aが開口している。
また、電動機室22Aには、集塵室21に吸込負圧を作用させる電動送風機22が配設されている。尚、この集塵室21と電動送風機22は、掃除機本体11の接続口21aと図示しない掃除機本体11の排気孔(図示せず)とを連通する風路に設けられている。
さらに、本体ケース20の側面には一対の車輪23(他方、図示せず)が設けられ、底面前部には旋回輪(図示せず)が設けられている。
なお、集塵室21内には集塵袋である紙パックフィルタFが装着されていて、この紙パックフィルタFには集塵ホース12から吸い込まれる塵埃が捕捉されるようになっている。この構造は周知であるのでその詳細な説明は省略する。
蓋体30は、集塵室21の開口を覆うように設けられ、集塵室21の上側に設けられている。また、この蓋体30には、前方に突出する取っ手30aが設けられている。
また、蓋体30には、掃除機本体11に形成された内部空間である集塵室21に臨む部分に窓31が形成されている。この窓31は蓋体30に形成された開口である。しかも、蓋体30には、図4に示すように外側に透明な窓カバー33が着脱自在に設けられており、この窓カバー33が蓋体30の窓31を覆っている。
<塵落とし機構>
また、蓋体30には、図2(a),図3,図4に示したように、図1の紙パックフィルタFの内面に付着する塵を落とす塵落とし機構(叩き機構)40が取り付けられている。
<塵落とし機構>
また、蓋体30には、図2(a),図3,図4に示したように、図1の紙パックフィルタFの内面に付着する塵を落とす塵落とし機構(叩き機構)40が取り付けられている。
この塵落とし機構40は、図4に示したように支持枠41と、この支持枠41に保持された消臭部材(消臭構造体)42と、支持枠41に保持された振動発生手段43、支持枠41を蓋体30に振動可能(可動可能)に支持する枠支持手段44を備えている。
また、支持枠41は、図3に示したように方形枠状の支持枠本体41aと、支持枠本体41aに取り付けられる格子状の底蓋(取付蓋)41bを有する。この支持枠本体41aの一側部内には取付部41cが形成されている。尚、図3では、説明の便宜上、支持枠41の図示を概略的に示している。実際に支持枠本体41は、図3Aに示したように形成されている。
図3Aにおいて、支持枠本体41aの一側部外面には係止穴41dが形成され、支持枠本体41aの他側部の両端部には軸受部41e,41eが設けられている。この軸受部41e,41eの軸受穴41e1,(他方図示せず)に底蓋41bの一端部両側に突設された支持軸41f,(他方図示せず)を回動自在に嵌合することにより、底蓋41bが支持枠本体41aの底部に開閉可能に取り付けられている。
しかも、底蓋41bの自由端部には図3Aに示したように係止爪41gが設けられていて、底蓋41bを閉じたときに支持枠本体41aの係止穴41d内に係止させられるようになっている。
また、底蓋41bには、支持枠本体41aの開口41hに沿う形状の周壁41iが形成され、底蓋41bを閉じたときに、周壁41iが開口41h内に嵌合されるようになっている。そして、この周壁41i内に上述した消臭部材42が図5,図7のように着脱可能に取り付けられるようになっている。従って、底蓋41bを開くことで、消臭部材42の清掃や交換を容易に行うことができる。
この消臭部材42は、図2(b)に示したように光触媒物質を含む光触媒シート(光触媒部材)42aと、竹炭物質を含む竹炭シート42bとが、ほぼ交互に重ねられて形成されている。ここで、光触媒シート42aが波形状に屈曲されており、この消臭部材42はハニカム構造となっている。
また、振動発生手段43は、図4に示したように支持枠41に回転自在に保持された駆動軸45と、この駆動軸45に回転自在に保持された駆動ギヤ46と、駆動軸45と駆動ギヤ46との間に介装されたワンウエイクラッチ47を有する。
このワンウエイクラッチ47は、図8に示したように駆動ギヤ46に設けられた円形の凹部46aと、凹部46aの内周面に周方向に間隔を置いて形成された係合歯46bと、駆動軸45に一体に形成されたフランジ45aと、このフランジ45aに保持させる係合爪48を有する。
このフランジ45aの周縁部には駆動軸45の軸線と平行な方向に延びて側面に開放し且つ周面に開放する断面半円形状の保持溝45bが形成され、この保持溝45b内には係合爪48の基部が回動可能に保持されている。この係合爪48にフランジ45aからの突出部は、先端に向かうに従って先細り形状に形成されていると共に、周方向の一方向に向けて湾曲するように形成されている。
しかも、駆動軸45及びフランジ45aを図5,図8中反時計回り方向に回転させると、係合爪48が係合歯46bを乗り越えるように保持溝45b内で回動するようになっている。一方、駆動軸45及びフランジ45aを図5,図8中時計回り方向に回転させると、係合爪48が係合歯46bに係合して、駆動ギヤ46が駆動軸45と一体に図5,図8中時計回り方向に回転するようになっている。
また、振動発生手段43は、図4に示したように駆動軸45と支持枠41との間に介装されたゼンマイバネ49と、支持枠41に回転自在に保持された従動軸50と、従動軸50に一体に設けられ且つ駆動ギヤ47に噛合する従動軸ギヤ51と、従動軸50端部に一体に設けられた偏心ウエイト52を有する。しかも、ゼンマイバネ49は、駆動軸45を図5,図8中反時計回り方向に回転させることにより、駆動軸45に捲回されてバネ力が蓄圧されるようになっている。
更に、枠支持手段44は、図5,図6の支持枠本体41aの両側に設けたバネ支持部b1,b1を蓋体30に支持するコイルスプリング53,53と、軸部54aが蓋体30の窓カバー33に回転自在に保持された操作ツマミ54と、この操作ツマミ54の軸部54aと駆動軸45とに両端が固定されたコイルスプリング55を有する。
[作用]
次に、この様な構成の電気掃除機の作用を説明する。
[作用]
次に、この様な構成の電気掃除機の作用を説明する。
手元操作パイプ13に設けられたスイッチS1又はS2を入れると、電動送風機22が駆動される。電動送風機22が駆動すると吸込負圧が発生し、集塵室21、集塵ホース12、手元操作パイプ13、延長管14を介して吸込口体15の吸込室(図示せず)に吸込負圧が作用する。この吸込負圧によって吸込口体15の底面に設けた吸込室の吸込開口から被清掃面上の塵埃及び空気が吸い込まれ、延長管14、手元操作パイプ13、集塵ホース12を介して掃除機本体11の集塵室21へ吸い込まれていく。
集塵室21へ吸い込まれた塵埃は集塵室21内に配設された紙パックフィルタFに捕集され、空気は電動機室内の電動送風機22に吸い込まれた後に掃除機本体11の図示しない排気孔から排気される。
一方、集塵室21には塵埃や空気と共に細菌等が流れ込み、紙パックフィルタF等からアンモニア、アセトアルデヒド等の臭気成分を発散する。この臭気成分は、集塵室21の上側に位置する蓋体30に設けられた消臭部材(光触媒フィルタ)42によって分解され、脱臭される。また、細菌自体も消臭部材42によって殺菌、分解される。
なお、この消臭部材42によって臭気成分等が分解される仕組みは以下のとおりである。
消臭部材42の光触媒シート42aが有する光触媒物質は、例えば二酸化チタン(TIO2)である。
この二酸化チタンは、光(紫外線)が当たると、その表面から電子が飛び出して、正孔(ホール)と呼ばれるプラスの電荷を帯びた孔が形成される。この正孔は強い酸化力を持っており、周囲の有機物から電子を奪って電気的に安定になろうとする。
この様に二酸化チタンの酸化還元作用によって電子を奪われた有機物は分解され、最終的には二酸化炭素や水等になり大気中に発散することとなる。また、竹炭シート42bは吸着力を有しており、臭気成分を吸着することができる。
ここで、この消臭部材(光触媒フィルタ)42は、蓋体30に形成された窓31にほぼ沿って設けられているので、窓31から入射する光(紫外線)に十分に当たることができ、高い脱臭効果を得ることができる。
さらに、消臭部材(光触媒フィルタ)42がそのハニカム構造の孔が上下方向に延びるように支持枠(フレーム体)41に設けられているので、光触媒シート42a及び竹炭シート42bの間を臭気成分が通過し、脱臭作用を励起することができる。
また、集塵室21内に流れ込んだ空気は、蓋体30の窓31に沿って設けた消臭部材(光触媒フィルタ)42を通過することがほとんどなく、集塵室21内に吸い込まれた塵埃が消臭部材(光触媒フィルタ)42に付着してしまうことがほとんどない。
そして、この消臭部材(光触媒フィルタ)42は支持枠41に着脱自在に設けられているので、例え消臭部材(光触媒フィルタ)42に塵埃が付着した場合であっても、容易に消臭部材(光触媒フィルタ)42を支持枠41から外して洗浄または交換することができる。
更に、操作ツマミ54を回転操作してコイルスプリング55を回転させることにより、駆動軸45を図5,図8中反時計回り方向に回転させて、ゼンマイバネ49のバネ力を蓄圧する方向に巻き取らせる。この際、フランジ45aが駆動軸45と一体に図8中反時計回り方向に回転して、係合爪48が係合歯46bを乗り越えるように保持溝45b内で回動する。
そして、操作ツマミ54から手を離すと、駆動軸45及びフランジ45aがゼンマイバネ49のバネ力により図5,図8中時計回り方向に回転させられて、係合爪48が係合歯46bに係合し、駆動ギヤ46が駆動軸45と一体に図5,図8中時計回り方向に回転させられる。
この駆動ギヤ45の回転は、従動ギヤ51を介して従動軸50に伝達されて、偏心ウエイト52を従動軸50と一体に回転させる。この偏心ウエイト52の回転は、従動軸50に半径方向に向かう振動を支持枠41に付与するようになっている。
これにより、支持枠41がコイルスプリング53,55による支持方向と直交する方向に振動させられると、コイルスプリング53,55が伸縮するので、支持枠41はコイルスプリング53,55の延びる方向にも振動させられて、紙パックフィルタFの上面を振動しながら軽く叩くことになる。この際、紙パックフィルタFの内面に付着した塵埃が落とされることになる。
また、この支持枠41の振動に伴い、消臭部材(光触媒フィルタ)42の波形状の光触媒シート42aの表面及び平板な竹炭シート42bの表面に付着した塵埃や、光触媒シート42aの表面に付着した臭い成分の分解物等が落とされることになる。
この結果、消臭部材(光触媒フィルタ)42の波形状の光触媒シート42aの表面及び平板な竹炭シート42bの表面が清掃されるので、光触媒シート42aによる臭い成分の分解作用や竹炭シート42bによる消臭作用が回復することになる。
尚、操作ツマミ54は蓋体30の外側に配置されているので、手を汚すことなく紙パックフィルタFの内面に付着した塵埃や、消臭部材42に付着した塵埃及び臭い成分の分解物等を落とすことができる。
また、上述した実施例では、塵落とし機構40を掃除機本体11の蓋体30に取り付けた例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、塵落とし機構40は、紙パックフィルタFの側面を叩くように集塵室21内の側部に位置させて、掃除機本体11の本体ケース20に取り付けても良い。
(変形例1)
上述した図4の振動発生手段43を図6Aに示したようなケース60内に取り付けてユニット化し、このケースを支持枠41に取り付けるようにしても良い。この図6Aでは、図4の振動発生手段43の偏心ウエイト52以外の部品をケース60内に収納しているので、図4に示した駆動ギヤ46,ワンウエイクラッチ47,従動ギヤ51,ゼンマイバネ49等の部品の図示を省略している。
(変形例1)
上述した図4の振動発生手段43を図6Aに示したようなケース60内に取り付けてユニット化し、このケースを支持枠41に取り付けるようにしても良い。この図6Aでは、図4の振動発生手段43の偏心ウエイト52以外の部品をケース60内に収納しているので、図4に示した駆動ギヤ46,ワンウエイクラッチ47,従動ギヤ51,ゼンマイバネ49等の部品の図示を省略している。
この構成によれば、操作ツマミ54を回転操作すると、この回転がコイルスプリング55を介して駆動軸45に伝達され、駆動軸45の回転が駆動ギヤ46及び従動ギヤ51を介して従動軸50に伝達され、偏心ウエイト52が回転させられる。この偏心ウエイト52の回転は、従動軸50に半径方向に向かう振動を支持枠41に付与するようになっている。
これにより、支持枠41がコイルスプリング53,55による支持方向と直交する方向に振動させられると、コイルスプリング53,55が伸縮するので、支持枠41はコイルスプリング53,55の延びる方向にも振動させられて、紙パックフィルタFの上面を振動しながら軽く叩くことになる。この際、紙パックフィルタFの内面に付着した塵埃が落とされることになる。
また、この支持枠41の振動に伴い、消臭部材(光触媒フィルタ)42の波形状の光触媒シート42aの表面及び平板な竹炭シート42bの表面に付着した塵埃や、光触媒シート42aの表面に付着した臭い成分の分解物等が落とされることになる。
この結果、消臭部材(光触媒フィルタ)42の波形状の光触媒シート42aの表面及び平板な竹炭シート42bの表面が清掃されるので、光触媒シート42aによる臭い成分の分解作用や竹炭シート42bによる消臭作用が回復することになる。
(変形例2)
また、以上説明した実施例では、ワンウエイクラッチ47及びゼンマイバネ49を設けて、ゼンマイバネ49のバネ力を蓄圧した後、このゼンマイバネ49の蓄圧されたバネ力で偏心ウエイト52を回転させるようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図9〜図11Aに示したように構成しても良い。
(変形例2)
また、以上説明した実施例では、ワンウエイクラッチ47及びゼンマイバネ49を設けて、ゼンマイバネ49のバネ力を蓄圧した後、このゼンマイバネ49の蓄圧されたバネ力で偏心ウエイト52を回転させるようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図9〜図11Aに示したように構成しても良い。
即ち、図5,図8に示したワンウエイクラッチ47及びゼンマイバネ49を省略して、図9,図10に示したように駆動軸45に駆動ギヤ46を一体に設けて、操作ツマミ54の回転を直接に駆動ギヤ46に伝達するようにしても良い。
尚、他の構成は図1〜図8に示した実施例と同じであるので、図1〜図8に示した符号と同じ部分には図1〜図8に示した符号と同じ符号を付してその説明は省略する。
(変形例3)
また、図1〜図8に示した実施例の構成に加えて、図12(a)、図12(b)に示したように操作ツマミ54に紐巻取溝54aを形成し、この紐巻取溝54aに紐54bの一端を固定すると共に捲回して、紐54bの他端部にリング状の取手54cを取り付けた構成としても良い。
(変形例3)
また、図1〜図8に示した実施例の構成に加えて、図12(a)、図12(b)に示したように操作ツマミ54に紐巻取溝54aを形成し、この紐巻取溝54aに紐54bの一端を固定すると共に捲回して、紐54bの他端部にリング状の取手54cを取り付けた構成としても良い。
この場合には、取手54cを掴んで引っ張ることにより、操作ツマミ54を回転させて、上述したゼンマイバネ49を駆動軸45に巻き取ってバネ力を蓄圧させることができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態の電気掃除機においては、集塵室21及び該集塵室21に吸込負圧を作用させる電動送風機22が掃除機本体11内に設けられ、前記集塵室21内に集塵袋(紙パックフィルタF)が着脱可能に装着されている。しかも、前記集塵袋(紙パックフィルタF)の外周面に対して叩き動作を行う叩き機構(塵落とし機構40)を前記集塵室21内に取り付け、前記振動叩き機構(塵落とし機構40)に振動を付与する振動発生手段43を設け、前記振動発生手段43を手動操作により動作させる操作部(操作ツマミ54)を前記掃除機本体11外に設けている。
この構成によれば、操作部(操作ツマミ54)により振動発生手段43を作動させることで、振動叩き機構(塵落とし機構40)に振動を付与し、振動叩き機構(塵落とし機構40)で集塵袋(紙パックフィルタF)を叩くことができるので、膨らんだ形状が一定しない集塵袋(紙パックフィルタF)の塵落としを容易且つ確実に行うことができる。
また、この発明の実施の形態の電気掃除機において前記叩き機構は、光触媒処理をされた消臭部材42を支持し且つ前記集塵袋(紙パックフィルタF)の外周面に臨ませた支持枠41と、前記支持枠41を前記掃除機本体11に振動可能に支持するスプリング53,55を備えている。しかも、前記支持枠41に前記振動発生手段43が取り付けられている。
この構成によれば、消臭部材42に付着した微細な塵埃や分解されて消臭部材42の表面に付着した臭い成分の分解物等を落として、消臭部材42の消臭作用を回復させることができる。
11…掃除機本体
21…集塵室
22…電動送風機
40…塵落とし機構(叩き機構)
41…支持枠
42…消臭部材
43…振動発生手段
F…紙パックフィルタ(集塵袋)
21…集塵室
22…電動送風機
40…塵落とし機構(叩き機構)
41…支持枠
42…消臭部材
43…振動発生手段
F…紙パックフィルタ(集塵袋)
Claims (2)
- 集塵室及び該集塵室に吸込負圧を作用させる電動送風機が掃除機本体内に設けられ、前記集塵室内に集塵袋が着脱可能に装着された電気掃除機において、
前記集塵袋の外周面に対して振動叩き機構を前記集塵室内に取り付け、前記振動叩き機構に振動を付与する振動発生手段を設け、前記振動発生手段を手動操作により動作させる操作部を前記掃除機本体外に設けたことを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1に記載の電気掃除機において、前記振動叩き機構は、光触媒処理をされた消臭部材を支持し且つ前記集塵袋の外周面に臨ませた支持枠と、前記支持枠を前記掃除機本体に振動可能に支持するスプリングを備え、前記支持枠に前記振動発生手段が取り付けられていることを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004186804A JP2006006559A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004186804A JP2006006559A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 電気掃除機 |
Publications (1)
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---|---|
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JP (1) | JP2006006559A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019044453A1 (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | 株式会社マキタ | 電動工具用集塵装置及び電動工具 |
-
2004
- 2004-06-24 JP JP2004186804A patent/JP2006006559A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019044453A1 (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | 株式会社マキタ | 電動工具用集塵装置及び電動工具 |
JP2019042852A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 株式会社マキタ | 電動工具用集塵装置及び電動工具 |
CN111093894A (zh) * | 2017-08-31 | 2020-05-01 | 株式会社牧田 | 电动工具用集尘装置和电动工具 |
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