JP2006006006A - 電池パックの保護回路および電池パック - Google Patents

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Abstract

【課題】 ポリマーPTC素子などの保護素子を電池セルの充放電経路に直列に設けることなく、正特性または負特性のサーミスタで制御される第3のスイッチ素子を設けることもなく、過電流や過熱に対する保護手段を二重化する。
【解決手段】 電池セル1に流れる放電電流を遮断する第1のスイッチ素子4aと充電電流を遮断する第2のスイッチ素子4bを設け、保護制御回路3のゲート制御端子Dout,Coutとスイッチ素子4a,4bの少なくとも一方のゲートとの間に正特性サーミスタRcpbを挿入し、そのスイッチ素子のゲート・ソース間に抵抗R1bを接続する。正特性サーミスタRcpbは第1・第2のスイッチ素子4a,4bまたは電池セル1と熱的に結合させる。これによりスイッチ素子4a,4bや電池セル1の異常過熱状態で正特性サーミスタRcpbの抵抗値上昇によってスイッチ素子4bが遮断状態となって保護機能が働く。
【選択図】 図1

Description

この発明は電子機器に用いられる電池パックの保護回路およびそれを備えた電池パックに関するものである。
従来,携帯電話などの電源として用いられる電池パックにおいては、過電流や過熱などに対する保護手段を二重化することが求められている。一般的な方法として、特許文献1にその構成が示されている。
この特許文献1の電池パック保護回路の例を図6に示す。図6において電池セル1には、その充放電経路に第1・第2のスイッチ素子4a,4bを設け、それらを制御する保護制御回路3を設けている。また、電池セル1の近傍に、その充放電経路に対して直列に正特性サーミスタからなる保護素子2を接続している。仮にスイッチ素子4a,4bが異常過熱し、熱暴走または故障に至った場合に、保護制御回路3で異常を検知しても、スイッチ素子4a,4bを遮断できないため保護機能が働かなくなるおそれがあるが、そのような場合でも、上記保護素子2の作用によって過電流や電池セルの過熱に対する保護機能が確保できる。
なお、上記保護素子2を構成する正特性サーミスタとしてポリマーPTC素子を用いる事が特許文献2に示されている。
特開2000‐152516公報 特開2002−8608公報
ところが、前記保護素子2として用いるポリマーPTC素子は全体の重量が重く、体積も大きく、且つリードタイプであるため、これを電池パックに組みこむ際に手作業によるハンダ付けや溶接作業が必要となり、製造コストが嵩むという問題があった。また、保護素子2として温度ヒューズを用いても、ポリマーPTC素子の場合と同様に、全体の重量が重く、体積も大きく、且つ素子がリードタイプであるため製造コストが嵩む。しかも、異常温度により断線した後は再使用できないという問題があった。さらに、過充電に対しては、電池セルが過熱し、保護素子が作用するまで、保護機能が働かないため、スイッチ素子4a,4bの異常過熱自体を保護できない、という問題もあった。そのため、異常過熱による電池パックの外装樹脂ケースの変形や溶融などのおそれがあった。
特許文献1にはこの問題を解消するため、上記保護素子2の代わりにFETによる第3のスイッチ素子を設け、電池パック内に設けた負特性サーミスタまたは正特性サーミスタの温度に対する抵抗値変化を利用して上記第3のスイッチ素子を制御するものが提案されている。これにより、保護制御回路3が機能しなくなったような場合でも充放電時の過電流から電池パックを保護することができる。
ところが、上記第3のスイッチ素子は電池セルの充放電電流経路に対して直列に挿入するものであるため、すなわち高価なパワーFETを必要とするためコスト上昇を招くという問題があった。また、この第3のスイッチ素子を設けることにより、異常過熱による熱暴走や故障の要因が増えるという問題があった。
そこで、この発明の目的は、ポリマーPTC素子などの保護素子を電池セルの充放電経路に直列に設けることなく、さらに正特性または負特性のサーミスタで制御される第3のスイッチ素子を設けることなく、過電流や過熱に対する保護手段を二重化した電池パックの保護回路およびそれを備えた電池パックを提供することにある。
前記課題を解決するために、この発明の電池パックの保護回路および電池パックは次のように構成する。
(1)この発明の電池パックの保護回路は、電池セルから流れる放電電流を遮断する第1のスイッチ素子と、電池セルに流れる充電電流を遮断する第2のスイッチ素子と、電池セルの電圧、電流、または周囲温度の異常状態を検出するとともに第1・第2のスイッチ素子を制御して前記異常状態から電池セルを保護する保護制御回路とを備えた電池パックの保護回路において、第1のスイッチ素子、第2のスイッチ素子、および電池セルの少なくとも1つと熱的に結合し、第1および第2のスイッチ素子の少なくとも一方の制御信号経路に挿入された、1つ以上の正特性サーミスタを含むスイッチ素子制御回路を設けて、第1のスイッチ素子、第2のスイッチ素子、または電池セルの過熱時の正特性サーミスタの抵抗値増加により、制御信号経路にスイッチ素子制御回路が挿入された第1または第2のスイッチ素子を遮断するように構成する。
(2)前記スイッチ素子制御回路には、直列接続した複数の正特性サーミスタを設け、該複数の正特性サーミスタを、第1のスイッチ素子、第2のスイッチ素子および電池セルのうち少なくとも2つとそれぞれ熱的に結合させる。
(3)前記スイッチ素子制御回路は第2のスイッチ素子の制御信号経路にのみ挿入したものとする。
(4)前記第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子はFETとし、前記保護制御回路をFETのゲートを制御するゲート制御端子を備えた集積回路とする。
(5)前記スイッチ素子制御回路は、前記FETのゲート・ソース間を接続した抵抗と、前記保護回路のゲート制御端子と前記FETのゲートとの間に挿入した1つ以上の正特性サーミスタとから構成する。
(6)前記スイッチ素子制御回路は、前記FETのゲート・ソース間にドレインおよびソースをそれぞれ接続した制御用FETと、該制御用FETのゲート・ソース間を接続した前記1つ以上の正特性サーミスタとから構成する。
(7)この発明の電池パックは、上記いずれかの構成を備えた電池パックの保護回路と、それによって保護される電池セルとから構成する。
(1)スイッチ素子制御回路は、第1および第2のスイッチ素子の少なくとも一方の制御信号経路に挿入されて、正特性サーミスタを含むものであるので、すなわち電池セルの充放電経路に設けるのではないので、微弱電流が流れる極めて小型のチップ素子を用いることができ製造コストが削減できる。また電池セルの充放電電流経路に挿入する第3のスイッチ素子が不要となるので小型低コスト化が図れる。
しかも、第1のスイッチ素子、第2のスイッチ素子、または電池セルの過熱時の前記正特性サーミスタの抵抗値増加により第1または第2のスイッチ素子が遮断されるので、前記保護制御回路が機能しなくなっても、このスイッチ素子制御回路と第1または第2のスイッチ素子および前記正特性サーミスタとによって保護機能を果たすことができ、保護手段の二重化を確保できる。
(2)スイッチ素子制御回路には、直列接続した複数の正特性サーミスタを設け、該複数の正特性サーミスタを、第1のスイッチ素子、第2のスイッチ素子および電池セルのうち少なくとも2つとそれぞれ熱的に結合させたことにより、正特性サーミスタをスイッチ素子または電池セルにそれぞれ熱的に強く結合させることができ、過熱保護の応答性を高めることができる。しかも複数の正特性サーミスタを直列に接続するだけであるので、回路規模が殆ど増大することもない。
(3)前記正特性サーミスタを第1のスイッチ素子の制御信号経路にのみ設けたことにより、異常時に特に過電流の流れる傾向の高い充電時の保護を行うことができる。すなわち少ない部品点数で信頼性を大幅に確保できることになる。
(4)第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子をFETとし、保護制御回路をFETのゲートを制御するゲート制御端子を備えた集積回路としたことにより、第1・第2のスイッチ素子での電圧降下が抑えられ、また全体の小型軽量化が図れる。
(5)前記スイッチ素子制御回路を、前記FETのゲート・ソース間を接続した抵抗と、保護回路のゲート制御端子と前記FETのゲートとの間に挿入した1つ以上の正特性サーミスタとから構成したことにより、正特性サーミスタと抵抗のみを追加するだけでスイッチ素子制御回路を構成することができ、全体に小型化・軽量化・低コスト化を図りつつ保護手段を二重化できる。
(6)前記スイッチ素子制御回路を、前記FETのゲート・ソース間にドレインおよびソースをそれぞれ接続した制御用FETと、該制御用FETのゲート・ソース間を接続した前記1つ以上の正特性サーミスタとから構成したことにより、異常時に、制御用FETのゲート・ソース間電圧をより低くすることができ、制御用FETの遮断をより確実に行うことができる。
(7)このような機能を備えた電池パックの保護回路と電池セルとを備えた事により、小型・軽量・低コストで、且つ信頼性の高い電池パックとして用いることができる。
第1の実施形態に係る電池パックの保護回路および電池パックの構成を、図1を基に説明する。
図1は電池パックの保護回路を備えた電池パックの回路図である。電池セル1の充放電経路に対して直列に第1のスイッチ素子4aと第2のスイッチ素子4bを設けている。保護制御回路3は、その接地端子Vssを電池セル1のマイナス極に接続し、Vddを抵抗R2を介して電池セル1のプラス極に接続している。またVddとVssとの間にノイズ信号除去用のコンデンサC1を接続している。また保護制御回路3のV−端子と電池パック10のマイナス(−)端子との間に抵抗R3を接続している。
第1・第2のスイッチ素子4a,4bはそれぞれFETからなる。保護制御回路3は半導体集積回路からなり、第1・第2のスイッチ素子4a,4bに対するゲート制御端子Dout,Coutを備えている。Doutは第1のスイッチ素子4aのゲートに接続している。もう一方のゲート制御端子Coutと第2のスイッチ素子4bのゲートとの間には、セラミック正特性サーミスタRcpを直列に接続している。また第2のスイッチ素子4bのゲートとソースとの間に抵抗R1bを接続している。この抵抗R1bとセラミック正特性サーミスタRcpbとによってスイッチ素子制御回路5bを構成している。
保護制御回路3は、Vdd−Vss間の電圧を電源として動作し、VssとV−端子との間の電位差によって充電電流および放電電流を検出するとともに、充電時の過電流を検知した際、Cout端子をローレベルにして第2のスイッチ素子4bを遮断する。また放電時の過電流を検知した際、Dout端子をローレベルにして第1のスイッチ素子4aを遮断する。
図1に示した回路の動作は次のとおりである。
通常時、保護制御回路3のゲート制御端子Cout,Doutを共にハイレベルとして第1・第2のスイッチ素子4a,4bを共にON状態とする。これにより通常の充放電が可能となる。
充電電流が大きくなって、保護制御回路3のVssとV−端子との間の電位差が所定のしきい値を超えたなら、保護制御回路3はCout端子をローレベルにする。これにより、スイッチ素子4bが遮断状態となって、その過電流が防止される。また、放電電流が大きくなって、保護制御回路3のVssとV−端子との間の電位差が所定のしきい値を超えたなら、保護制御回路3はDout端子をローレベルにする。これにより、スイッチ素子4aが遮断状態となって、その過電流が防止される。
一方、保護制御回路3の動作とは独立して、何らかの異常が発生し、充電電流が過電流状態となって第1のスイッチ素子4aまたは第2のスイッチ素子4bが過熱状態となり、それと熱的に結合しているセラミック正特性サーミスタRcpbがそのキュリー点を超える温度にまで上昇すると、その抵抗値が急激に高くなる。その結果、第2のスイッチ素子4bのゲート・ソース間電圧が低下し、4bが遮断状態となる。これによって電池セル1に流れる電流が遮断されて上記異常状態が回避される。
図1において、抵抗R1bを500kΩ、セラミック正特性サーミスタRcpbを、R25(25℃における抵抗値)=47kΩ、キュリー温度100℃、1.0×0.5×0.5mmサイズの面実装型とする。そして、第1・第2のスイッチ素子4a,4bの両方に熱的に結合するように基板上に配置する。
このようにして第1・第2のスイッチ素子4a,4bが熱暴走や故障に至る温度になる前に、その通電を遮断できるので、電池セル1および第1・第2のスイッチ素子4a,4bを永久的な破壊から保護できる。
なお、図1に示した例ではセラミック正特性サーミスタRcpbを第1・第2のスイッチ素子4a,4bの両方に熱的結合させたが、これを一方のスイッチ素子にのみ熱的結合させるようにしてもよい。その場合でも第1・第2のスイッチ素子4a,4bは充電時または放電時の過電流により共に発熱するので上述の場合と同様の効果を奏する。
また、セラミック正特性サーミスタRcpbは、第1・第2のスイッチ素子4a,4bと共に電池セル1とも熱的に結合させてもよい。これにより、充電時または放電時の過電流による電池セル1の発熱を検知して保護できる。
次に、第2の実施形態に係る電池パックの保護回路および電池パックの構成を、図2を基に説明する。
図1に示した例では単一のセラミック正特性サーミスタを用いたが、この第2の実施形態では、異なった部位にそれぞれ熱的に結合する複数のセラミック正特性サーミスタを用いている。すなわち、保護制御回路3のゲート制御端子Coutと第2のスイッチ素子4bのゲートとの間に、電池セル用正特性サーミスタRcp1とスイッチ素子用セラミック正特性サーミスタRcp2の直列回路を挿入している。そして、第2のスイッチ素子4bのゲート・ソース間に抵抗R1bを接続している。この抵抗R1bと2つのセラミック正特性サーミスタRcp1,Rcp2によってスイッチ素子制御回路5bを構成している。その他の構成は図1に示したものと同様である。
図2において、電池セル用セラミック正特性サーミスタRcp1は電池セル1と熱的に結合している。スイッチ素子用セラミック正特性サーミスタRcp2は第1・第2のスイッチ素子4a,4bにそれぞれ熱的に結合している。このように複数のセラミック正特性サーミスタを用いることによって、電池セル1の発熱部と第1・第2のスイッチ素子4a,4bとを位置的に離れた箇所に配置することができ、構造設計上の自由度が増す。また、この第1・第2のスイッチ素子のうち1つでもキュリー点を超えると保護動作するので、保護動作をさせる温度を互いに異ならせて、過熱部の対象と温度に応じた保護動作を最適化することもできる。
ここで注意すべき点は、個別に熱的結合させた上記2つのサーミスタのそれぞれがセラミック正特性サーミスタであるということである。セラミック正特性サーミスタは、温度上昇に対する抵抗値上昇割合が非常に大きいので、単純に直列接続するだけで回路を構成できる。すなわち、直列接続したセラミック正特性サーミスタのいずれか1つでもキュリー点を超えたときに保護動作する、というOR(論理和)条件を満足することができる。このような保護動作を行う回路を、負特性サーミスタを用いて構成しようとしても、それは不可能である。負特性サーミスタでは、温度変化に対する抵抗値変化率がセラミック正特性サーミスタに比べて非常に小さいため、仮に2つの負特性サーミスタを直列接続したとしても、その2つの負特性サーミスタの温度変化が、2つの負特性サーミスタの合成抵抗値の変化として現れるだけであり、この合成抵抗値の変化から、2点の熱検出を同時に行って、一方の温度が所定の上限を超えたときに保護動作を行う、といったことは全く不可能である。
次に、第3の実施形態に係る電池パックの保護回路および電池パックの構成を、図3を基に説明する。
図1や図2に示した例では第2のスイッチ素子4bの制御信号経路にスイッチ素子制御回路5bを設けたが、この第3の実施形態では、第1のスイッチ素子4aの制御信号経路にもスイッチ素子制御回路5aを設けている。すなわち、第1のスイッチ素子4aのゲートと保護制御回路3のゲート制御端子Doutとの間に、第1のスイッチ素子4aと熱的に結合するセラミック正特性サーミスタRcpaを挿入し、またスイッチ素子4aのゲートとソースとの間に抵抗R1aを接続している。この抵抗R1aとセラミック正特性サーミスタRcpaとによってスイッチ素子制御回路5aを構成している。その他の構成は図2に示したものと同様である。
この構成によれば、放電時の過電流による第1のスイッチ素子4aの過熱によってセラミック正特性サーミスタRcpaの抵抗値が上昇する。このことによって第1のスイッチ素子4aを遮断状態とし、上記過電流から保護することができる。充電時の保護動作については第2の実施形態の場合と同様である。
次に、第4の実施形態に係る電池パックの保護回路および電池パックの構成を、図4を基に説明する。
第1〜第3の実施形態では、セラミック正特性サーミスタと抵抗とでスイッチ素子制御回路を構成したが、この第4の実施形態では、第1・第2のスイッチ素子4a,4bの両方の制御信号経路にスイッチ素子制御回路5a,5bを設けている。スイッチ素子制御回路内には更に別のスイッチ素子6a,6bを設けている。スイッチ素子6a,6bは、スイッチ素子4a,4bをそれぞれ制御するための制御用FETである。
スイッチ素子制御回路5bは、スイッチ素子4bのゲート・ソース間にスイッチ素子6bのドレイン・ソースを接続し、スイッチ素子4bのゲートと保護制御回路3のゲート制御端子Coutとの間に抵抗R5bを接続し、ゲート制御端子Coutとスイッチ素子6bのゲートとの間に抵抗R4bを接続し、スイッチ素子6bのゲート・ソース間にセラミック正特性サーミスタRcpbを接続している。
同様に、スイッチ素子制御回路5aは、スイッチ素子4aのゲート・ソース間にスイッチ素子6aのドレイン・ソースを接続し、スイッチ素子4aのゲートと保護制御回路3のゲート制御端子Doutとの間に抵抗R5aを接続し、ゲート制御端子Doutとスイッチ素子6aのゲートとの間に抵抗R4aを接続し、スイッチ素子6aのゲート・ソース間にセラミック正特性サーミスタRcpaを接続している。
セラミック正特性サーミスタRcpaはスイッチ素子4aと熱的に結合している。また、セラミック正特性サーミスタRcpbはスイッチ素子4bと熱的に結合している。
図4に示した回路の動作は次のとおりである。
通常時、保護制御回路3のゲート制御端子Cout,Doutを共にハイレベルとして第1・第2のスイッチ素子4a,4bを共にON状態とする。これにより通常の充放電が可能となる。
充電電流が大きくなって、保護制御回路3のVssとV−端子との間の電位差が所定のしきい値を超えたなら、保護制御回路3はCout端子をローレベルにする。これにより、スイッチ素子4bが遮断状態となって、その過電流が防止される。また、放電電流が大きくなって、保護制御回路3のVssとV−端子との間の電位差が所定のしきい値を超えたなら、保護制御回路3はDout端子をローレベルにする。これにより、スイッチ素子4aが遮断状態となって、その過電流が防止される。
一方、保護制御回路3の動作とは独立して、何らかの異常が発生し、充電電流が過電流状態となって第2のスイッチ素子4bが過熱状態となって、それと熱的に結合したセラミック正特性サーミスタRcpbがそのキュリー点を超える温度にまで上昇すると、その抵抗値が急激に高くなる。これによりスイッチ素子6bのゲート・ソース間電圧が上昇してONする。その結果、スイッチ素子4bのゲート・ソース間電圧が低下し、スイッチ素子4bは遮断状態となる。これによって電池セル1に流れる電流が遮断されて上記異常状態が回避される。
同様に、放電電流が過電流状態となって第1のスイッチ素子4aが過熱状態となって、それと熱的に結合したセラミック正特性サーミスタRcpaがそのキュリー点を超える温度にまで上昇すると、その抵抗値が急激に高くなる。これによりスイッチ素子6aのゲート・ソース間電圧が上昇してONする。その結果、スイッチ素子4aのゲート・ソース間電圧が低下し、スイッチ素子4aは遮断状態となる。これによって電池セル1から流れる電流が遮断されて上記異常状態が回避される。
なお、このように、スイッチ素子制御回路に制御用FETであるスイッチ素子6a,6bを設けたことにより、異常時に4a,4bのゲート・ソース間電圧をより低くでき、4a,4bの遮断をより確実に行える。
次に、第5の実施形態に係る電池パックの保護回路および電池パックの構成を、図5を基に説明する。
図4に示した例と異なるのは、セラミック正特性サーミスタ部分を2つのセラミック正特性サーミスタの直列回路で構成し、そのうちの一方を第1・第2のスイッチ素子4a・4bに熱的に結合させ、他方を電池セル1に熱的に結合させている点である。
このような構成であるため、電池セル1が過熱状態となって、セラミック正特性サーミスタRcp1aがキュリー点を超える温度に達すると、スイッチ素子6aがONし、スイッチ素子4aが遮断状態となって電池セル1が過熱から保護される。同様に、セラミック正特性サーミスタRcp1bがキュリー点を超える温度に達すると、スイッチ素子6bがONし、スイッチ素子4bが遮断状態となって電池セル1が過熱から保護される。したがって、スイッチ素子4a,4bと電池セル1のどちらが先に過熱状態になっても保護動作が機能する。その他の動作は第4の実施形態の場合と同様である。
このようにセラミック正特性サーミスタを、第1および第2のスイッチ素子4a,4bの少なくとも一方と熱的に結合するスイッチ素子用セラミック正特性サーミスタRcp2a,Rcp2bと、電池セル1と熱的に結合する電池セル用セラミック正特性サーミスタRcp1a,Rcp1bとに分けるとともに、その2つのセラミック正特性サーミスタを電気的に直列接続したことにより、スイッチ素子用セラミック正特性サーミスタRcp2a,Rcp2bがスイッチ素子4a,4bに、電池セル用セラミック正特性サーミスタRcp1a,Rcp1bが電池セル1に、それぞれ熱的に強く結合して過熱保護の応答性を高めることができる。しかも回路的には、上記2つのセラミック正特性サーミスタを直列に接続するだけであるので、回路規模が殆ど増大することもない。
第1の実施形態に係る電池パックの保護回路および電池パックの構成を示す回路図 第2の実施形態に係る電池パックの保護回路および電池パックの構成を示す回路図 第3の実施形態に係る電池パックの保護回路および電池パックの構成を示す回路図 第4の実施形態に係る電池パックの保護回路および電池パックの構成を示す回路図 第5の実施形態に係る電池パックの保護回路および電池パックの構成を示す回路図 従来の電池パックの保護回路の構成を示す回路図
符号の説明
1−電池セル
3−保護制御回路
4a−第1のスイッチ素子
4b−第2のスイッチ素子
5−スイッチ素子制御回路
6−スイッチ素子
10−電池パック
Rcp−セラミック正特性サーミスタ
Cout,Dout−ゲート制御端子

Claims (7)

  1. 電池セルから流れる放電電流を遮断する第1のスイッチ素子と、前記電池セルに流れる充電電流を遮断する第2のスイッチ素子と、前記電池セルの電圧、電流、または周囲温度の異常状態を検出するとともに前記第1・第2のスイッチ素子を制御して前記異常状態から前記電池セルを保護する保護制御回路とを備えた電池パックの保護回路において、
    前記第1のスイッチ素子、第2のスイッチ素子、および前記電池セルの少なくとも1つと熱的に結合し、前記第1および第2のスイッチ素子の少なくとも一方の制御信号経路に挿入された、1つ以上の正特性サーミスタを含むスイッチ素子制御回路を設けて、前記第1のスイッチ素子、第2のスイッチ素子、または前記電池セルの過熱時の前記正特性サーミスタの抵抗値増加により、前記制御信号経路に前記スイッチ素子制御回路が挿入された第1または第2のスイッチ素子を遮断するようにした電池パックの保護回路。
  2. 前記スイッチ素子制御回路は、直列接続された複数の前記正特性サーミスタを含み、該複数の正特性サーミスタは、前記第1のスイッチ素子、第2のスイッチ素子および前記電池セルのうち少なくとも2つとそれぞれ熱的に結合している、請求項1に記載の電池パックの保護回路。
  3. 前記スイッチ素子制御回路が前記第2のスイッチ素子の制御信号経路にのみ挿入された、請求項1または2に記載の電池パックの保護回路。
  4. 前記第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子はFETであり、前記保護制御回路は前記FETのゲートを制御するゲート制御端子を備えた集積回路である、請求項1〜3のいずれかに記載の電池パックの保護回路。
  5. 前記スイッチ素子制御回路は、前記FETのゲート・ソース間を接続した抵抗と、前記保護回路のゲート制御端子と前記FETのゲートとの間に挿入した前記1つ以上の正特性サーミスタとからなる、請求項4に記載の電池パックの保護回路。
  6. 前記スイッチ素子制御回路は、前記FETのゲート・ソース間にドレインおよびソースをそれぞれ接続した制御用FETと、該制御用FETのゲート・ソース間を接続した前記1つ以上の正特性サーミスタとからなる、請求項4に記載の電池パックの保護回路。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の電池パックの保護回路と、前記電池セルとを備えた電池パック。
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