JP2006005830A - 映像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の映像信号を1フィールド内で高速に切り替える映像表示システムにおいて、映像信号の処理速度の高速化を必要とせず、且つ、全ての映像信号の出力が停止しない限り映像表示を継続可能にする。
【解決手段】第1表示制御装置11および第2表示制御装置12は、それぞれ単独で表示装置10を制御可能である。映像信号の1フィールドは第1期間と第2期間とに分割され、第1期間では、第1表示制御装置11が表示装置10に第1映像信号を表示させ、第2期間では、第2表示制御装置12が表示装置10に第2映像信号を表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像表示システムに関するものであり、特に、複数の映像信号を切替え表示するためのシステムに関するものである。
一般に、テレビ放送のスタジオや舞台などにおいて、バックに置かれる表示装置の画面に表示された映像がビデオカメラで再撮像されて放送されることがある。このとき、再撮像される表示装置の映像の色バランスを通常の照明の色温度に合わせ変調整しておけば、その映像を再撮像した映像(以下「再撮像映像」と称する)はきれいに色再現される。しかし、そのような色バランスに変調された表示装置の映像を肉眼で見ると、過度に赤が強調されたものになっている。逆に、肉眼で自然な色バランスに見える映像を、カメラで再撮像したときの再撮像映像は、過度に青が強調されたものになってしまう。そのため従来は、表示装置の映像を直視したときの色バランスと、その再撮像映像の色バランスとの両方を良好にすることができなかった。
その問題を解決するために、互いに色バランスの異なる映像を1フィールド内で高速に切り替えて表示する映像表示システムが提案されている(例えば、特許文献1)。当該システムでは、映像信号の1フィールドが第1期間と第2期間とに分割される。表示装置の画面には、第1期間ではカメラでの再撮像に適した色バランス(例えば赤みがかった映像)に変調した映像を表示し、第2期間では第1期間の表示映像の色バランスに対して補色となるように変調した映像を表示する。表示装置の画面を再撮像する場合は、カメラのシャッターの開閉を制御して第1期間の映像のみを撮像することで、良好な色バランスの再撮像映像が得られる。一方、画面を肉眼で直視すると、第1および第2期間色バランスが残像効果によって平均され、自然な色合いが得られる。
一方、1フィールド内で映像を高速に切り替える技術を利用した他の例として、立体映像表示システムが提案されている(例えば、特許文献2)。当該立体映像表示システムでは、共通の被写体をそれぞれ斜め左側と斜め右側とから撮影して得た左目映像および右目映像を、共通の表示手段で交互に表示するよう切り換えるものである。
また、複数の画像処理部を有し、それらが出力する複数の映像信号を手動で切り替えることが可能な画像表示システムもある(例えば、特許文献3)。
特開2002−27492号公報 特開平8−251628号公報 特開平11−344965号公報
上記特許文献1の映像表示システムでは、1フィールドを第1期間と第2期間とに分割して映像を切り替えるために、表示装置を駆動する制御装置へ、通常の2倍の速度でデータを送る必要があった。言い換えれば、通常の2倍の速度の処理能力を有する制御装置が必要であり、コストの上昇を招くことが懸念される。
一方、特許文献2の立体映像表示システムでは、右目映像と左目映像とはそれぞれ個別の回路で通常の速度(例えば28フレーム/秒)で生成される。得られた右目映像並びに左目映像は、一旦フレームメモリに記憶される。右目映像と左目映像の切替えは、メモリ制御回路がフレームメモリから右目映像と左目映像とを交互に読み出して表示装置に出力することで行う。右目映像および左目映像の切替えを、共通の切替回路(フレームメモリおよびメモリ制御回路)が行っているので、それが故障すると、右目映像と左目映像とが正常に生成されていても表示画面には何も表示されないことになる。例えばスタジアムや競技場などに設置される大型映像表示装置は、複数の表示装置を並べて配設して全体で1つのスクリーンを構成している。そのうちの1つの表示装置に何も表示されなくなると、当該スクリーンの一部が欠けてしまう。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、複数の映像信号を1フィールド内で高速に切り替える映像表示システムにおいて、データ処理速度の高速化を必要とせず、且つ、全ての映像信号の出力が停止しない限り映像表示を継続可能な映像表示システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の局面では、映像表示システムは、表示装置と、前記表示装置を単独で制御可能であり、所定の映像信号を第1の色バランスに変調した第1映像信号を出力する第1制御装置と、前記表示装置を単独で制御可能であり、前記所定の映像信号を前記第1の色バランスと異なる第2の色バランスに変調した第2映像信号を出力する第2制御装置とを含む表示ユニットを備え、前記所定の映像信号の1フィールドは、第1期間と第2期間とに分割され、前記第1期間では、前記第1制御装置が前記表示装置に前記第1映像信号を表示させ、前記第2期間では、前記第2制御装置が前記表示装置に前記第2映像信号を表示させる。
本発明の第2の局面では、映像表示システムは、表示装置と、前記表示装置を単独で制御可能であり、所定の立体映像のための右目用の映像信号である第1映像信号を出力する第1制御装置と、前記表示装置を単独で制御可能であり、前記所定の立体映像のための左目用の映像信号である第2映像信号を出力する第2制御装置とを含む表示ユニットを備え、前記所定の映像信号の1フィールドは、第1期間と第2期間とに分割され、前記第1期間では、前記第1制御装置が前記表示装置に前記第1映像信号を表示させ、前記第2期間では、前記第2制御装置が前記表示装置に前記第2映像信号を表示させる。
第1の局面に係る映像表示システムによれば、第1映像信号の表示と第2映像信号との表示を、それぞれ第1制御装置および第2制御装置が個別に行うので、当該第1制御装置および第2制御装置が処理する1フィールドあたりのデータは、通常のシステム(映像信号の切替えを行なわないシステム)と同じく1画面分のデータでよい。よって、第1制御装置および第2制御装置は、それぞれ通常の処理能力を有するものでよく、コストの上昇が抑えられる。また、第1制御装置および第2制御装置が、それぞれ単独で表示装置を駆動可能であるので、第1制御装置および第2制御装置のいずれか片方が故障した場合も続けて映像を表示することができる。
第2の局面に係る映像表示システムによれば、第1映像信号の表示と第2映像信号との表示を、それぞれ第1制御装置および第2制御装置が個別に行うので、当該第1制御装置および第2制御装置が処理する1フィールドあたりのデータは、通常のシステム(立体映像表示を行なわないシステム)と同じく1画面分のデータでよい。よって、第1制御装置および第2制御装置は、それぞれ通常の処理能力を有するものでよく、コストの上昇が抑えられる。また、第1制御装置および第2制御装置が、それぞれ単独で表示装置を駆動可能であるので、第1制御装置および第2制御装置のいずれか片方が故障した場合も続けて映像を表示することができる。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る映像表示システムを示すブロック図である。同図の如く、当該映像表示システムは、映像信号生成装置101が生成する映像信号に基づいた映像を表示する表示ユニット100を複数個有している。表示ユニット100のそれぞれは、映像を画面に出力する表示装置10と、当該表示装置10の表示を制御する2つの制御装置、即ち第1表示制御装置11および第2表示制御装置12とから成っている。
表示装置10は、非走査方式のものであり、例えば発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、プラズマディスプレイ(PDP:Plasma Display Panel)、液晶方式やDLP(TM)(Digital Light Processing)方式のプロジェクタなどである。また、図示は省略するが、複数の表示ユニット100のそれぞれが有している表示装置10は、互いに並べて配設されており、それら全体で1つのスクリーンを構成している。なお、複数の表示ユニット100の構成はそれぞれ同様であるので、以下では説明の簡単のため、1つの表示ユニット100に着目して説明する。
第1表示制御装置11および第2表示制御装置12は、それぞれ単独で表示装置10の表示制御が可能なものであり、且つ、互いに相手の故障による動作停止を検出することが可能になっている。具体的には、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12は、互いに相手の映像信号出力を監視する回路を有しており、その出力が停止した場合、相手の装置が故障したと判定する。また、映像信号生成装置101も同様に、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12の故障を検出することができるようになっている。
映像信号生成装置101は、所定の映像信号をカメラでの再撮像に適した第1の色バランス(例えば赤が強調された色バランス)に変調した第1映像信号と、当該所定の映像信号を第1の色バランスに対して補色の関係となるような第2の色バランスに変調した第2映像信号と、当該所定の映像信号を肉眼で自然な色合いが得られる第3の色バランスに変調した第3映像信号と、を生成可能である。
通常状態では、映像信号生成装置101は、第1映像信号を第1表示制御装置11へ出力し、第2映像信号を第2表示制御装置12へと出力する。そして第1表示制御装置11および第2表示制御装置12は、それぞれ所定の間隔(後述する)で交互に、映像信号生成装置101から入力された第1および第2映像信号を表示するよう表示装置10を駆動する。
一方、第1表示制御装置11または第2表示制御装置12の故障を検出した場合には、映像信号生成装置101は、その故障していない側へ第3映像信号を出力する。第1表示制御装置11および第2表示制御装置12のそれぞれは、相手の故障(動作停止)を検出すると、映像信号生成装置101から入力された第3映像信号を連続して表示するよう表示装置10を駆動するように構成されている。
また、この映像表示システムは、テレビ放送のスタジオや舞台などで使用されるものを想定しており、図1の如く、表示装置10に表示される映像を再撮像するカメラ103を含んでいる。カメラ103は、シャッター制御装置102から出力されるシャッター制御信号よってシャッターの開閉が制御されている。シャッター制御装置102は、映像信号生成装置101により制御されている。
以下、本発明に係る映像表示システムの動作を説明する。
図2は、当該システムにおける通常状態の動作を示している。映像信号の1フィールドの長さは表示装置10の表示能力により異なるが、この例では1/60秒としている。即ち、表示装置10の垂直同期信号には、1/60秒の間隔で、ローアクティブの信号が現れる。
上述のように、通常状態では、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12には、それぞれ第1および第2映像信号が入力される。第1および第2映像信号における1フィールド内の画像データは、通常(映像信号の切替えを行なわないシステム)と同じく1画面分のデータであり、図2の如く1フィールドごとに遷移する。つまり、第1表示制御装置11と第2表示制御装置12へのデータ転送速度は、通常の表示装置の場合と同等でよい。
映像信号生成装置101は、映像信号の1フィールドを前半の第1期間P1と後半の第2期間P2とに分割するための切替信号を生成する。即ち図2に示すように、切替信号がローレベルの間は第1期間P1であり、ハイレベルの間は第2期間P2である。
第1表示制御装置11および第2表示制御装置12は、映像信号生成装置101からの上記切替信号に同期して動作する。切替信号がローレベルの間は、第1表示制御装置11が、表示装置10を制御して第1映像信号を表示させる。一方、切替信号がハイレベルの間は、第2表示制御装置11が、表示装置10を制御して第2映像信号を表示させる。その結果、表示装置10の画面出力は、図2の如く第1期間P1の間は第1映像信号の映像になり、第2期間P2の間は第2映像信号の映像になる。
映像信号生成装置101が生成する切替信号は、シャッター制御装置102にも入力される。シャッター制御装置102は、その切替信号に同期したシャッター制御信号をカメラ103に送信することで、当該カメラ103のシャッターの開閉を制御する。本実施の形態では、カメラ103は、第1期間P1の期間のみに撮像するようにシャッターの開閉が制御される。つまり、カメラ103が表示装置の画面を再撮像するときは、再撮像に適した第1映像信号の映像のみが撮像されるので、良好な色バランスの再撮像映像が得られる。よって、例えば、当該再撮像映像がテレビ放送された場合、視聴者(不図示)は自然な色合いの映像を見ることができる。
一方、表示装置10の画面の再撮像する現場で表示装置10の映像を見る人104の目には、第1および第2の期間に表示される映像の色バランスが残像効果によって平均されて見える。第2の色バランスは、第1の色バランスに対して補色の関係となっているので、人104の目には、表示装置10に自然な色合いの映像が表示されているように見える。このように、本実施の形態では上記特許文献1と同様に、表示装置10を直視したときに得られる色バランスと、その再撮像映像の色バランスとの両方が良好になる。
次に、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12のいずれかが故障した場合の動作について説明する。上記のように、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12は、互いの故障を検出することが可能であり、映像信号生成装置101は第1表示制御装置11および第2表示制御装置12の故障を検出することが可能である。また、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12は、それぞれ単独で表示装置10を制御することができるものである。
第1表示制御装置11が故障し、映像信号の出力動作を停止したと仮定する。その場合、第2表示制御装置12および映像信号生成装置101は当該故障を検出し、次のように動作する。映像信号生成装置101は、故障していない第2表示制御装置12へ肉眼での直視に適した第3映像信号を出力する。当該第2表示制御装置12は、単独で表示装置10を制御し、映像信号生成装置101から入力された第3映像信号を、第1期間P1および第2期間P2に渡って(即ち、1フィールド内の全期間)連続して表示させる。
逆に、第2表示制御装置12が故障した場合、映像信号生成装置101は、故障していない第1表示制御装置11へ第3映像信号を出力し、当該第1表示制御装置11が、単独で表示装置10を制御して第3映像信号を第1期間P1および第2期間P2に渡って連続して表示させる。
このように、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12のいずれかが故障しても、表示装置10に第3映像信号に基づく映像が表示されるので、表示装置10の画面を直視する人104は、故障発生後にも自然な色合いの映像を見ることができる。表示装置10には肉眼での直視に適した第3映像信号のみが表示されるので、カメラ103での再撮像映像は青みがかったものになるが、表示装置10の表示が完全に消えてしまうことは回避される。本実施の形態のように複数の表示装置10で1つのスクリーンを構成してい場合、再撮像映像のスクリーンの一部が不自然な色合い(青みがかった色合い)になるものの、映像の一部が欠けてしまうことは回避できる。
このように、本実施の形態によれば、第1映像信号の表示と第2映像信号との表示を、それぞれ第1表示制御装置11および第2表示制御装置12が個別に行うので、当該第1表示制御装置11および第2表示制御装置12が処理する1フィールドあたりのデータは、通常のシステム(映像信号の切替えを行なわないシステム)と同じく1画面分のデータでよい。よって、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12は、それぞれ通常の処理能力を有するものでよく、コストの上昇が抑えられる。また、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12が、それぞれ単独で表示装置10を駆動可能であるので、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12のいずれか片方が故障した場合も続けて映像を表示することができる。
なお、本実施の形態では、1フィールド内の前半である第1期間に第1映像信号を表示し、後半である第2期間に第2映像信号を表示するよう構成したが、反対に第1期間に第2映像信号を表示し、後半である第2期間に第1映像信号を表示するようにしてもよい。その場合も表示装置10を直視する人104は自然な色合いの映像を見ることができる。但し、シャッター制御装置102は、カメラ103が第2期間のみに撮像するようシャッターの開閉を制御する必要がある。
また本実施の形態では、故障検出後に表示される第3映像信号を映像信号生成装置101が生成する構成を示したが、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12が生成するようにしてもよい。即ち、映像信号生成装置101は第1および第2映像信号のみを出力し、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12が、故障の検出後にそれぞれ第1および第2映像信号を再変調して第3映像信号を生成するよう構成してもよい。
さらに、本実施の形態では、故障検出後には第1および第2映像信号とは異なる肉眼での直視に適した第3映像信号が表示されるよう構成したが、例えばカメラ103での再撮像映像の品質を優先させる場合は、上記第3映像信号に代えて、カメラでの再撮像に適した第1映像信号を出力するように構成してもよい。その場合、故障発生後には表示装置10には赤みがかった色合いの映像が表示されるものの、表示装置10の表示が完全に消えてしまうことは回避される。またこの場合は、カメラ103での再撮像映像は自然な色合いが保たれる。なお、表示装置10を直視したときの品質を優先するか、カメラ103での再撮像映像の品質を優先させるかの選択、即ち、故障発生後に第3映像信号を表示するか、第1映像信号を表示するかの選択は、目的に応じて切替可能にしてもよい。
<実施の形態2>
図3は、本発明の実施の形態2に係る映像表示システムを示すブロック図である。同図の如く、当該映像表示システムは、立体映像生成装置201が生成する映像信号に基づいた映像を表示する表示ユニット200を複数個有している。表示ユニット200のそれぞれは、映像を画面に出力する表示装置20と、当該表示装置20の表示を制御する2つの制御装置、即ち第1表示制御装置21および第2表示制御装置22とから成っている。
表示装置20は、例えばLEDディスプレイや液晶ディスプレイなど、非走査方式のものである。また、複数の表示ユニット200のそれぞれが有している表示装置20は、互いに並べて配設されており、それら全体で1つのスクリーンを構成している。なお、複数の表示ユニット200の構成はそれぞれ同様であるので、以下では説明の簡単のため、1つの表示ユニット200に着目して説明する。
第1表示制御装置21および第2表示制御装置22は、それぞれ単独で表示装置20の表示制御が可能なものであり、且つ、互いに相手の故障(動作停止)を検出することが可能になっている。具体的には、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22は、互いに相手の映像信号出力を監視する回路を有しており、その出力が停止した場合、相手の装置が故障したと判定する。また、立体映像生成装置201も同様に、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22の故障を検出することができるようになっている。
立体映像生成装置201は、所定の立体映像のための右目用の映像信号である第1映像信号と、当該所定の立体映像の左目用の映像信号である第2映像信号とを生成可能である。右目用および左目用の映像信号は、具体的には、例えば所定の被写体を互いに斜め右側と斜め左側とから撮像した映像信号などである。
通常状態では、立体映像生成装置201は、第1映像信号を第1表示制御装置21へ出力し、第2映像信号を第2表示制御装置22へと出力する。そして第1表示制御装置21および第2表示制御装置22は、それぞれ所定の間隔(後述する)で交互に、立体映像生成装置201から入力された第1および第2映像信号を表示するよう表示装置20を駆動する。
また、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22のそれぞれは、相手の故障(動作停止)を検出すると、それぞれ映像信号生成装置101から入力される映像信号(第1映像信号または第2映像信号)を連続して表示するよう表示装置20を駆動するように構成されている。
さらに、この映像表示システムは、シャッター制御装置202から出力されるシャッター制御信号よってシャッターの開閉が制御されたシャッター付メガネ203を含んでいる。シャッター制御装置202は、立体映像生成装置201により制御されている。シャッター付メガネ203は、表示装置20に第1映像信号の映像(右目用映像)が表示される期間にはメガネの左目側を閉じ、第2映像信号の映像(左目用映像)が表示される期間には右目側を閉じるようにシャッターの開閉が制御される。つまり、シャッター付メガネ203を装着して表示装置20を見ると、右目用映像は右目のみで得られ、左目用映像は左目のみで得られる。そして、右目用映像と左目用映像を高速に切替えることにより、残像効果によって1つの立体映像として認識される仕組みになっている。
以下、本発明に係る映像表示システムの動作を説明する。
図4は、当該システムにおける通常状態の動作を示している。この例でも1フィールドの長さを1/60秒としている。即ち、表示装置20の垂直同期信号には、1/60秒の間隔で、ローアクティブの信号が現れる。
上述のように、通常状態では、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22には、それぞれ第1映像信号(右目用映像信号)および第2映像信号(左目用映像信号)が入力される。第1および第2映像信号における1フィールド内の画像データは、通常(立体映像表示を行なわないシステム)と同じく1画面分のデータであり、図4の如く1フィールドごとに遷移する。つまり、第1表示制御装置21と第2表示制御装置22へのデータ転送速度は、通常の表示装置の場合と同等でよい。
立体映像生成装置201は、映像信号の1フィールドを前半の第1期間P1と後半の第2期間P2とに分割するための切替信号を生成する。即ち図4に示すように、切替信号がローレベルの間は第1期間P1であり、ハイレベルの間は第2期間P2である。
第1表示制御装置21および第2表示制御装置22は、立体映像生成装置201からの上記切替信号に同期して動作する。切替信号がローレベルの間は、第1表示制御装置21が、表示装置20を制御して第1映像信号を表示させる。一方、切替信号がハイレベルの間は、第2表示制御装置11が表示装置20を制御して第2映像信号を表示させる。その結果、表示装置20の画面出力は、図4の如く第1期間P1の間は第1映像信号の映像になり、第2期間P2の間は第2映像信号の映像になる。
立体映像生成装置201が生成する切替信号は、シャッター制御装置202にも入力される。シャッター制御装置202は、その切替信号に同期したシャッター制御信号をシャッター付メガネ203に送信することで、当該シャッター付メガネ203のシャッターの開閉を制御する。即ち、シャッター制御装置202はシャッター付メガネ203に対し、第1期間P1はは左目側を閉じるよう制御し、第2期間P2は右目側を閉じるよう制御する。つまり、シャッター付メガネ203を装着して表示装置20を見ると、第1期間P1の右目用映像は右目のみで得られ、第2期間P2の左目用映像は左目のみで得られる。第1期間P1と第2期間P2とは約1/120秒で切替わるので、残像効果によって1つの立体映像に見える。
次に、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22のいずれかが故障した場合の動作について説明する。上記のように、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22は、互いの故障を検出することが可能である。また、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22は、それぞれ単独で表示装置20を制御することができるものである。
第1表示制御装置21が故障し、映像信号の出力動作を停止したと仮定する。第2表示制御装置22は当該故障を検出すると、単独で表示装置20を制御して、立体映像生成装置201から入力される第2映像信号を第1期間P1および第2期間P2に渡って(即ち、1フィールド内の全期間)連続して表示させる。
逆に、第2表示制御装置22が故障した場合は、第1表示制御装置21が、単独で表示装置20を制御して第1映像信号を第1期間P1および第2期間P2に渡って連続して表示させる。
このように、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22のいずれかが故障しても、表示装置20に第1および第2映像信号のいずれかの映像が常に表示されるので、シャッター付メガネ203を装着して表示装置20の画面を見る者は、故障発生後にも右目用映像および左目用映像のいずれかは見ることができる。つまり、立体的な効果は得られないが、表示装置20の表示が完全に消えてしまうことは回避される。本実施の形態のように複数の表示装置20で1つのスクリーンを構成してい場合、再撮像映像のスクリーンの一部が立体的でなくなるものの、映像の一部が欠けてしまうことなく、全体としては立体映像表示を継続することができる。
このように、本実施の形態によれば、第1映像信号の表示と第2映像信号との表示を、それぞれ第1表示制御装置21および第2表示制御装置22が個別に行うので、当該第1表示制御装置21および第2表示制御装置22が処理する1フィールドあたりのデータは、通常のシステム(立体映像表示を行なわないシステム)と同じく1画面分のデータでよい。よって、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22は、それぞれ通常の処理能力を有するものでよく、コストの上昇が抑えられる。また、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22が、それぞれ単独で表示装置20を駆動可能であるので、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22のいずれか片方が故障した場合も続けて映像を表示することができる。
第1制御装置321または第2制御装置322から故障を通知し、他の表示ユニットも同様に片方の映像信号のみを表示し立体画像ではない表示で映像を表示する事ができる。また故障した一部の表示ユニットだけは左または右だけの表示のみで、他の表示ユニットでは左右の表示は継続するので、故障した表示ユニットでは立体映像表示はできないが、全体では画像が欠損することなく不完全ではあるが立体視表示が継続できる。
<実施の形態3>
図5は、本発明の実施の形態3に係る映像表示システムを示すブロック図である。この図において、図1に示したものと同様の要素には同一符号を付してあるので、それらの詳細な説明は省略する。
同図の如く、当該映像表示システムは、映像信号生成装置111が生成する映像信号に基づいた映像を表示する表示ユニット110を複数個有している。表示ユニット110のそれぞれは、図1に示した表示ユニット100の構成に加え、予備の第3表示制御装置13を備えている。
本実施の形態でも、複数の表示ユニット110のそれぞれが有している表示装置10は、互いに並べて配設されており、それら全体で1つのスクリーンを構成している。複数の表示ユニット110の構成はそれぞれ同様であるので、以下では説明の簡単のため、1つの表示ユニット110に着目して説明する。
第3表示制御装置13は、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12と同様に表示装置10を制御可能なものであり、且つ、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12の故障(動作停止)を検出することが可能である。また、映像信号生成装置111も、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12の故障(動作停止)を検出することが可能になっている。
第3表示制御装置13は、予備のものであるので、通常状態では表示装置10に対する制御は行なわない。つまり第3表示制御装置13は、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12のいずれかが故障した際に、その故障したものの代わりに表示装置10を制御するものである。また映像信号生成装置111は、通常状態では実施の形態1の映像信号生成装置101と同様に機能するのみである。従って、通常状態における当該システムの動作は、実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
以下、第1表示制御装置11または第2表示制御装置12が故障した場合の動作を説明する。ここで、第1表示制御装置11が故障したと仮定する。映像信号生成装置111は、第1表示制御装置11の故障を検出すると、それまで第1表示制御装置11に出力していた第1映像信号を、第3表示制御装置13へと出力し始める。第3表示制御装置13は、第1表示制御装置11の故障を検出すると、当該第1表示制御装置11に代わって表示装置10に第1映像信号を出力すると共に、表示装置10に対し第1期間に第1映像信号を表示させるよう制御する。つまり、第1表示制御装置11の故障発生後は、第3表示制御装置13があたかも故障前の第1表示制御装置11のように動作する。
逆に、第2表示制御装置12が故障した場合には、映像信号生成装置111は第3表示制御装置13へ第2映像信号を出力し始める。そして第3表示制御装置13は、第2表示制御装置12に代わって表示装置10に第2映像信号を出力すると共に、表示装置10に対し第2期間に第2映像信号を表示させるよう制御する。つまり、第2表示制御装置12の故障発生後は、第3表示制御装置13があたかも故障前の第2表示制御装置12のように動作する。
このように、第1表示制御装置11および第2表示制御装置12のいずれかが故障しても、予備の第3表示制御装置13がそれに成り代わって動作するので、表示装置10の表示は故障発生前と同じように保たれる。従って、故障発生後も、表示装置10を直視したときに得られる色バランスと、その再撮像映像の色バランスとの両方が良好に保つことができる。
なお、本実施の形態では、故障発生後に第3表示制御装置13へ入力する映像信号を、映像信号生成装置111が選択するよう構成したが、第3表示制御装置13が選択するようにしてもよい。即ち図6のように、第3表示制御装置13には第1および第2映像信号の両方が入力され、第3表示制御装置13が、第1表示制御装置11が故障したときはそのうちの第1映像信号を表示装置10へ出力し、逆に第2表示制御装置12が故障したときはそのうちの第2映像信号を表示装置10へ出力するよう構成してもよい。そのように構成すると、第3表示制御装置13のための専用の信号経路が不要になるので、回路構成の簡略化を図ることができる。
<実施の形態4>
図7は、本発明の実施の形態4に係る映像表示システムを示すブロック図である。この図において、図3に示したものと同様の要素には同一符号を付してあるので、それらの詳細な説明は省略する。
同図の如く、当該映像表示システムは、立体映像生成装置211が生成する映像信号に基づいた映像を表示する表示ユニット210を複数個有している。表示ユニット210のそれぞれは、図3に示した表示ユニット200の構成に加え、予備の第3表示制御装置23を備えている。
本実施の形態でも、複数の表示ユニット210のそれぞれが有している表示装置20は、互いに並べて配設されており、それら全体で1つのスクリーンを構成している。複数の表示ユニット210の構成はそれぞれ同様であるので、以下では説明の簡単のため、1つの表示ユニット210に着目して説明する。
第3表示制御装置23は、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22と同様に表示装置20を制御可能なものであり、且つ、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22の故障(動作停止)を検出することが可能である。また、立体映像生成装置211も、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22の故障(動作停止)を検出することが可能になっている。
第3表示制御装置23は、予備のものであるので、通常状態では表示装置20に対する制御は行なわない。つまり第3表示制御装置23は、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22のいずれかが故障した際に、その故障したものの代わりに表示装置20を制御するものである。また立体映像生成装置211は、通常状態では実施の形態2の立体映像生成装置201と同様に機能するのみである。従って、通常状態における当該システムの動作は、実施の形態2と同様であるので説明は省略する。
以下、第1表示制御装置21または第2表示制御装置22が故障した場合の動作を説明する。ここで、第1表示制御装置21が故障したと仮定する。立体映像生成装置211は、第1表示制御装置21の故障を検出すると、それまで第1表示制御装置21に出力していた第1映像信号(右目用映像信号)を、第3表示制御装置23へと出力し始める。第3表示制御装置23は、第1表示制御装置21の故障を検出すると、当該第1表示制御装置21に代わって表示装置20に第1映像信号を出力すると共に、表示装置20に対し第1期間に第1映像信号を表示させるよう制御する。つまり、第1表示制御装置21の故障発生後は、第3表示制御装置23があたかも故障前の第1表示制御装置21のように動作する。
逆に、第2表示制御装置22が故障した場合には、立体映像生成装置211は第3表示制御装置23へ第2映像信号(左目用映像信号)を出力し始める。そして第3表示制御装置23は、第2表示制御装置22に代わって表示装置20に第2映像信号を出力すると共に、表示装置20に対し第2期間に第2映像信号を表示させるよう制御する。つまり、第2表示制御装置22の故障発生後は、第3表示制御装置23があたかも故障前の第2表示制御装置22のように動作する。
このように、第1表示制御装置21および第2表示制御装置22のいずれかが故障しても、予備の第3表示制御装置23がそれに成り代わって動作するので、表示装置20の表示は故障発生前と同じように保たれる。従って、故障発生後も、シャッター付メガネ203を装着して表示装置20を見ると、立体映像を見ることができる。
なお、本実施の形態では、故障発生後に第3表示制御装置23へ入力する映像信号を、立体映像生成装置211が選択するよう構成したが、第3表示制御装置23が選択するようにしてもよい。即ち図8のように、第3表示制御装置23には第1および第2映像信号の両方が入力され、第3表示制御装置23が、第1表示制御装置21が故障したときはそのうちの第1映像信号を表示装置20へ出力し、逆に第2表示制御装置22が故障したときはそのうちの第2映像信号を表示装置20へ出力するよう構成してもよい。そのように構成すると、第3表示制御装置23のための専用の信号経路が不要になるので、回路構成の簡略化を図ることができる。
実施の形態1に係る映像表示システムを示すブロック図である。 実施の形態1に係る映像表示システムの動作を説明するための図である。 実施の形態2に係る映像表示システムを示すブロック図である。 実施の形態2に係る映像表示システムの動作を説明するための図である。 実施の形態3に係る映像表示システムを示すブロック図である。 実施の形態3に係る映像表示システムの変形例を示す図である。 実施の形態4に係る映像表示システムを示すブロック図である。 実施の形態4に係る映像表示システムの変形例を示す図である。
符号の説明
10,20 表示装置、11,12,21,22 表示制御装置、13,23 予備の表示制御装置、100,110,200,210 表示ユニット、101,111 映像信号生成装置、102,202 シャッター制御装置、103 カメラ、201,211 立体映像生成装置、203 シャッター付メガネ。

Claims (11)

  1. 表示装置と、
    前記表示装置を単独で制御可能であり、所定の映像信号を第1の色バランスに変調した第1映像信号を出力する第1制御装置と、
    前記表示装置を単独で制御可能であり、前記所定の映像信号を前記第1の色バランスと異なる第2の色バランスに変調した第2映像信号を出力する第2制御装置とを含む表示ユニットを備え、
    前記所定の映像信号の1フィールドは、第1期間と第2期間とに分割され、
    前記第1期間では、前記第1制御装置が前記表示装置に前記第1映像信号を表示させ、
    前記第2期間では、前記第2制御装置が前記表示装置に前記第2映像信号を表示させる
    ことを特徴とする映像表示システム。
  2. 請求項1記載の映像表示システムであって、
    前記第1または第2期間のみに撮像するようにシャッターの開閉を制御可能なカメラをさらに備える
    ことを特徴とする映像表示システム。
  3. 請求項1または請求項2記載の映像表示システムであって、
    前記第1および第2制御装置のそれぞれは、互いに相手の動作停止を検出可能であり、それを検出すると、前記表示装置に対し、前記第1および第2期間の両方に渡って、前記映像信号を前記第1および第2の色バランスと異なる第3の色バランスに変調した第3映像信号を表示させる
    ことを特徴とする映像表示システム。
  4. 請求項1または請求項2記載の映像表示システムであって、
    前記第1および第2制御装置のそれぞれは、互いに相手の動作停止を検出可能であり、それを検出すると、前記表示装置に対し、前記第1および第2期間の両方に渡って前記第1または第2映像信号を表示させる
    ことを特徴とする映像表示システム。
  5. 請求項1または請求項2記載の映像表示システムであって、
    前記表示ユニットは、
    前記第1および第2制御装置と同様に前記表示装置を制御可能な、予備の第3制御装置をさらに備え、
    当該第3制御装置は、
    前記第1および第2制御装置の動作停止を検出可能であり、
    前記第1制御装置の動作停止を検出すると、当該第1制御装置に代わって、前記第1映像信号を出力すると共に、前記表示装置に対し前記第1期間に前記第1映像信号を表示させ、
    前記第2制御装置の動作停止を検出すると、当該第2制御装置に代わって、前記第2映像信号を出力すると共に、前記表示装置に対し前記第2期間に前記第2映像信号を表示させる
    ことを特徴とする映像表示システム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか記載の映像表示システムであって、
    前記表示ユニットを複数個備え、
    前記複数の表示ユニットの前記表示装置は並べて配設されており、当該複数の表示装置全体で1つのスクリーンを構成している
    ことを特徴とする映像表示システム。
  7. 表示装置と、
    前記表示装置を単独で制御可能であり、所定の立体映像のための右目用の映像信号である第1映像信号を出力する第1制御装置と、
    前記表示装置を単独で制御可能であり、前記所定の立体映像のための左目用の映像信号である第2映像信号を出力する第2制御装置とを含む表示ユニットを備え、
    前記所定の映像信号の1フィールドは、第1期間と第2期間とに分割され、
    前記第1期間では、前記第1制御装置が前記表示装置に前記第1映像信号を表示させ、
    前記第2期間では、前記第2制御装置が前記表示装置に前記第2映像信号を表示させる
    ことを特徴とする映像表示システム。
  8. 請求項7記載の映像表示システムであって、
    前記第1期間には左目側を閉じ、前記第2期間には右目側を閉じるようにシャッターの開閉を制御可能なシャッター付きメガネをさらに備える
    ことを特徴とする映像表示システム。
  9. 請求項7または請求項8記載の映像表示システムであって、
    前記第1および第2制御装置のそれぞれは、互いに相手の動作停止を検出可能であり、
    前記第1制御装置は、前記第2制御装置の動作停止を検出すると、前記表示装置に対し、前記第1および第2期間の両方に渡って前記第1映像信号を表示させ、
    前記第2制御装置は、前記第1制御装置の動作停止を検出すると、前記表示装置に対し、前記第1および第2期間の両方に渡って前記第2映像信号を表示させる
    ことを特徴とする映像表示システム。
  10. 請求項7または請求項8記載の映像表示システムであって、
    前記表示ユニットは、
    前記第1および第2制御装置と同様に前記表示装置を制御可能な予備の第3制御装置をさらに備え、
    当該第3制御装置は、
    前記第1および第2制御装置の動作停止を検出可能であり、
    前記第1制御装置の動作停止を検出すると、当該第1制御装置に代わって、前記第1映像信号を出力すると共に前記表示装置に対し前記第1期間に前記第1映像信号を表示させ、
    前記第2制御装置の動作停止を検出すると、当該第2制御装置に代わって、前記第2映像信号を出力すると共に前記表示装置に対し前記第2期間に前記第2映像信号を表示させる
    ことを特徴とする映像表示システム。
  11. 請求項7から請求項10のいずれか記載の映像表示システムであって、
    前記表示ユニットを複数個備え、
    前記複数の表示ユニットの前記表示装置は並べて配設されており、当該複数の表示装置全体で1つのスクリーンを構成している
    ことを特徴とする映像表示システム。
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