JP2006005381A - 携帯装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電源電圧源として電池を有する携帯装置40であって、LEDにより照明される複数の表示装置42,43,45と、複数の表示装置を照明する複数の発光素子LEDが並列に接続され、複数のLEDのうちの一または複数のLEDを駆動する一つのLED駆動装置47とを有し、LED駆動装置47は設定値に基づいた輝度をもって対応するLEDを電流駆動する複数の駆動回路と、発光駆動されている一または複数のLEDのうち最も高い発光に必要な駆動電圧値を判別し、少なくとも判別した値の駆動電圧として複数のLEDに供給する電源回路とを含み、一つのLED駆動装置により複数の表示装置を照明する複数のLEDを駆動する。
【選択図】図8
Description
現在の携帯装置では、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青(B)LED、並びに白色LEDが備えられているものが一般的である。
このLED駆動装置における出力電圧は、異なる順方向電圧を持つ各種LEDに対応するために、最大値の順方向電圧を満足する値を選択して設定している。
たとえば、順方向電圧Vfrが2.0Vの赤色LEDと、順方向電圧Vfwが3.5Vの白色LEDを同じ電源で駆動する場合、定電流源に必要な電圧と白色LEDの順方向電圧Vfwのバラツキを考慮して、LED駆動装置の出力電圧を4.5V〜5.0Vの固定しているのが一般的である。
また、上述したように、高い順方向電圧を持つLEDのバラツキを考慮してマージンを含んだ設計をすることから、このマージンが電力損失の一つの要因となっている。
そのため、従来のLED駆動回路では、電源となるチャージポンプやDC−DCコンバータの効率を上げる検討がなされてきた。しかし、これら回路の効率が既に90%を超えており、これ以上効率を上げても実使用時間を延ばすことが難しくなってきている。
この方法を用いることで、LED駆動回路の出力は必要最低限の電圧に制御されるため、高効率(高発光効率)を期待することができる。
しかし、この方法は以下の問題点を含んでいる。
第2は、耐圧内で出力するために、3〜4個のLEDの駆動が限界である。
第3は、シリーズ接続であることから、LED各々の独立制御が困難である。
これにより、駆動回路により設定値に基づいた輝度をもって発光するように対応する発光素子が駆動される。
このとき、電源回路においては、複数の駆動回路の各駆動状態に基づいて、発光駆動されている一または複数の発光素子のうち最も高い発光に必要な駆動電圧値が判別される。
そして、少なくとも判別した値の駆動電圧が複数の発光素子に供給される。
その結果、複数の発光素子の輝度を個々に調整しても、また、複数の発光素子を同時に駆動しても、常に駆動条件を満足する最低電圧を出力することができる。したがって、発光効率の向上を図れ、しかも、電力損失の低減を図ることができる。
そして、本発明によれば、複数の発光素子の輝度を個々に調整しても、また、駆動電圧が異なる複数の発光素子を同時に駆動しても、常に駆動条件を満足する最低電圧を出力することができ、発光効率の向上を図れ、しかも、電力損失の低減を図ることができる利点がある。
図1は、本発明に係るLED(発光素子)駆動装置の第1の実施形態の基本構成を示す図である。
このとき、LED駆動装置10は、並列接続された複数のLEDのうち、最大の順方向電圧Vfを持つLEDの設定電流で駆動することができる最適な電圧(たとえば最低の電圧)を端子TVOから各LED20−1〜20−nのアノードに出力する。
なお、本LED駆動装置10は、たとえば電池等の電源電圧源(PVS)30により端子TVIを介して電源電圧VCCが供給される。
なお、エラーアンプ14と昇圧電源15により本発明に係る電源回路が構成される。
また、電流駆動回路13−1は、たとえば端子TL1と電流源との接続点の電圧、すなわち昇圧電源15の出力駆動電圧VDRVからLEDの順方向電圧Vf1を減算した電圧(VDRV−Vf1)を検出電圧DV1としてエラーアンプ14に出力する。
なお、この検出電圧DV1が、電流駆動回路13−1における駆動状態を示す信号となるが、駆動状態を示す信号としてはこの電圧に限らない。
また、電流駆動回路13−2は、たとえば端子TL2と電流源との接続点の電圧、すなわち昇圧電源15の出力駆動電圧VDRVからLEDの順方向電圧Vf2を減算した電圧(VDRV−Vf2)を検出電圧DV2としてエラーアンプ14に出力する。
なお、この検出電圧DV2が、電流駆動回路13−2における駆動状態を示す信号となるが、駆動状態を示す信号としてはこの電圧に限らない。
また、電流駆動回路13−nは、たとえば端子TLnと電流源との接続点の電圧、すなわち昇圧電源15の出力駆動電圧VDRVからLEDの順方向電圧Vfnを減算した電圧(VDRV−Vfn)を検出電圧DVnとしてエラーアンプ14に出力する。
なお、この検出電圧DVnが、電流駆動回路13−nにおける駆動状態を示す信号となるが、駆動状態を示す信号としてはこの電圧に限らない。
抵抗素子R132の他端は接地電位GNDおよび電流検出アンプ133の反転入力(−)に接続されている。
電流制御アンプ134の反転入力(−)は電流検出アンプ133の出力に接続され、非反転入力(+)は電流設定回路12(−1〜−n)によるアナログ信号である電流設定信号IA(1〜n)の供給ラインに接続されている。
そして、NMOSトランジスタ131に流れる電流が電流設定回路12(−1〜−n)による設定電流値となるように、電流制御アンプ134によりNMOSトランジスタ131のゲート電圧を制御する。
これにより、駆動対象のLED20(−1〜−n)は、設定電流に応じた輝度をもって発光する。
なお、エラーアンプ14で採用される最も小さい検出電圧は、換言すれば最も高い順方向電圧Vfに相当することになる。
図3においては、図面の簡単化のため電流駆動回路13−2のみ図2の構成を含めて図示しており、他の電流駆動回路については、電流源としてのNMOSトランジスタ131およびセンス抵抗素子132のみを示している。
また、PMOSトランジスタ154は、ドレインが電源電圧源30による電源電圧VCCが供給される端子TVIに接続され、ソースが駆動電圧の出力端子TVOに接続され、ゲートがプリドライバ153の第1駆動端子に接続されている。
NMOSトランジスタ155は、ソースが接地電位GNDに接続され、ドレインがPMOSトランジスタ154のドレインと端子TVIとの接続点に接続され、ゲートがプリドライバ153の第2駆動端子に接続されている。
すなわち、上述したように、昇圧電源15は、最大の順方向電圧Vfを持つLEDのカソードが接続された端子電圧(電流駆動回路の電流源を構成するNMOSトランジスタ131のドレイン電圧)がエラーアンプ14に設定した基準電圧Vrefとなるように、電源電圧VCCの値を調整して駆動電圧VDRVとして出力する。
シリアルパラレル変換回路11では、供給されたLED20−1〜20−nを駆動すべき電流(輝度)値に関するデジタルシリアルデータがパラレルデータに変換される。そして、変換後の電流(輝度)値に関するデジタルデータID1〜IDnが対応する電流設定回路12−1〜12−nに供給される。
なお、デジタルデータID1〜IDnには対応するLEDを駆動しない情報も含まれる。
また、電流駆動回路13−1〜13−nでは、端子TL1〜TLnと電流源との接続点の電圧、すなわち昇圧電源15の出力駆動電圧VDRVからLEDの順方向電圧Vf1〜Vfnを減算した電圧(VDRV−Vf1)〜(VDRV−Vfn)が検出電圧DV1〜DVnとしてエラーアンプ14に出力される。
具体的には、昇圧電源15の比較器151では、エラーアンプ14の出力信号S14と発振器152の発振信号とが比較され、比較結果に応じた信号S151がプリドライバ153に出力される。
プリドライバ153では、比較器151の出力信号S151に応じて第1駆動端子にまたは/および第2駆動端子から駆動信号SD1,SD2がPMOSトランジスタ154のゲートおよびNMOSトランジスタ155のゲートに出力される。これにより、端子TVIから供給される電源電圧VCCの値が、そのまま(スルーして)あるいは調整(昇圧)されて端子TVOから駆動電圧VDRVが各LED20−1〜20−nのアノードに並列的に供給される。
すなわち、昇圧電源15では、最大の順方向電圧Vfを持つLEDのカソードが接続された端子電圧(電流駆動回路の電流源を構成するNMOSトランジスタ131のドレイン電圧)がエラーアンプ14に設定した基準電圧Vrefとなるように、電源電圧VCCの値が調整されて駆動電圧VDRVとして出力される。
なお、ここでは、LED20−1〜20−nには、1または複数の赤色(R)LED、緑色(G)LED、青(B)LED、並びに白色LEDがそれぞれ含まれているものとする。
各色のLEDの順方向電圧は、以下のとおりとする。
赤色LEDの順方向電圧Vfrは1.9V、緑色および青色LEDの順方向電圧Vfg,Vfbは略3.1V、白色LEDの順方向電圧Vfwは3.5Vに設定されている。
また、電源電圧源30がリチウムイオン電池であることを想定して、電源電圧VCCは3.2V〜4.2Vの範囲で使用するものとする。
さらに、LEDの電流駆動回路13−1〜13−nに必要な最低動作電圧αを0.5Vとする。
また、以下の説明において、「スルー」とは、昇圧電源15の出力段を構成するPMOSトランジスタ154をオン、NMOSトランジスタ155をオフとする(DC−DCコンバータの動作としては100%デューティで動作する)ことを示す。
この場合の昇圧電源15の動作は、電源電圧VCCが、4.0V<VCC<4.2Vの範囲にあるときは、「スルー」となる。
一方、電源電圧VCCが、3.2V<VCC<4.0Vの範囲にあるときは、たとえば4Vに「昇圧」する動作とする。
この場合の昇圧電源15の動作は、電源電圧VCCが、3.6V<VCC<4.2Vの範囲にあるときは、「スルー」となる。
一方、電源電圧VCCが、3.2V<VCC<3.6Vの範囲にあるときは、たとえば3.6Vに「昇圧」する動作とする。
この場合の昇圧電源15の動作は、電源電圧VCCが、3.2V<VCC<4.2Vの範囲にあると想定しており、本第1の実施形態では、降圧電源を含まないことから、全範囲で「スルー」となる。
たとえば電源電圧VCCが4.0Vで、順方向電圧Vfbが3.1Vの青色LEDのみを点灯させる場合、必要な駆動電圧VDRVは3.6V(=3.1V+0.5V)であることから、(4.0V−3.6V)×(駆動電流)が損失となる。
その結果、高耐圧のプロセスが不要で、駆動可能な発光素子を増大でき、また、複数の発光素子の各々を独立に制御することができることはもとより、複数のLEDの輝度を個々に調整しても、また、順方向電圧が異なる複数のLEDを同時に駆動しても、常に駆動条件を満足する最低電圧を出力することができる。
したがって、発光効率の向上を図れ、しかも、電力損失の低減を図ることができる利点がある。
図4は、本発明に係るLED(発光素子)駆動装置の第2の実施形態の要部構成を示す回路図である。
また、図4においては、図面の簡単化のために、LED20−1のみを図示し、これに対応して電流設定回路12−1、電流駆動回路13−1Aのみを図示しているが、図4に図示しない他の電流設定回路12−2〜12−n、電流駆動回路13−2A〜13−nAも同一構成を有する。
さらに、各電流駆動回路13−1A(〜13−nA)に、ソースが接地電位GNDに接続され、ドレインが電流制御アンプ134の出力に接続され、ゲートがアンドゲート17の出力に接続されたNMOSトランジスタ135を設けている。
そして、シリアルパラレル変換回路11Aは、通常動作を行う命令の場合にはローレベル、点滅動作を行う命令の場合にはハイレベルの信号S11をアンドゲート17の一入力およびスイッチ回路19に出力する。
第2のエラーアンプ18の非反転入力(+)には電圧源VSrefによる基準電圧が供給される。
この場合、信号S11がローレベルであることから、アンドゲート17の出力もローレベルに保持される。したがって、各電流駆動回路13−1A(〜13−nA)に設けられたNMOSトランジスタ135はオフ状態に保持される。
すなわち、通常の点灯時には、回路的には、上述した第1の実施形態に係る回路と等価となる。
この通常の点灯時の動作は、上述した第1の実施形態の場合と同様に行われる。したがって、ここではその詳細な説明は省略する。
この場合、信号S11がハイレベルであることから、アンドゲート17の出力は同期信号SYCの反転信号に応じてハイレベルとローレベルに切り替わる。
したがって、各電流駆動回路13−1A(〜13−nA)に設けられたNMOSトランジスタ135は、アンドゲート17の出力がハイレベルのときオン状態となる。このときは、電流制御アンプ134の出力は接地電位に接続されることから、電流源としてのNMOSトランジスタ131はオフ状態に保持され、対応するLED20−1(〜20−n)は非発光状態に保持される。
一方、各電流駆動回路13−1A(〜13−nA)に設けられたNMOSトランジスタ135は、アンドゲート17の出力がローレベルのときオフとなる。このときは、電流制御アンプ134の出力により電流源としてのNMOSトランジスタ131が駆動されて、対応するLED20−1(〜20−n)は発光状態に保持される。
すなわち、LED20−1(〜20−n)は点滅動作を行う。
これにより、昇圧電源15の出力駆動電圧VDRVは、LEDの動作状態によらず、内部で設定された電圧に固定される。
しかし、実際には、昇圧電源15の出力が同期信号に同期して変動することにより、ノイズが発生することが懸念される。
そこで、点滅動作時は、昇圧電源15の出力電圧を第2のエラーアンプ18を介して帰還をかけ、出力駆動電圧VDRVを、LEDの動作状態によらず内部で設定した電圧に固定することにより、LED点滅時の昇圧電源15の出力の変動を抑止している。
図5は、本発明に係るLED(発光素子)駆動装置の第3の実施形態の基本構成を示す図である。
図6の例では、9個(n=9)のLED20−1〜LED20−9を並列に設けた場合である。
9個のLEDのうちLED20−1,20−4の2個が赤色LED、LED20−2,20−5の2個が緑色LED、LED20−3,20−6の2個が青色LED、LED20−7〜20−9の3個が白色LEDである。
また、各LED20−1〜LED20−9に対応して電流設定回路12−1〜12−9、および電流駆動回路13−1〜13−9が設けられるが、図6においては、図面の簡単化のため、電流設定回路12−1および電流駆動回路13−1のみを図示している。
赤色LEDの順方向電圧Vfrは1.9V、緑色および青色LEDの順方向電圧Vfg,Vfbは略3.1V、白色LEDの順方向電圧Vfwは3.5Vに設定されている。
また、電源電圧源30がリチウムイオン電池であることを想定して、電源電圧VCCは3.2V〜4.2Vの範囲で使用するものとする。
さらに、LEDの電流駆動回路13−1〜13−nに必要な最低動作電圧αを0.5Vとする。
この場合の昇降圧電源101の動作は、電源電圧VCCが、4.0V<VCC<4.2Vの範囲にあるときは、「降圧」動作となる。具体的には、降圧電源駆動回路1011により降圧電源1014が駆動される。これにより、電源電圧VCCが4Vあるいは4Vまでのいずれかの値に降圧されて、駆動電圧VDRVとして端子TVOから出力される。
電源電圧VCCが駆動に必要な電圧と等しいときは、「スルー」となる。具体的には、電源スルー回路駆動回路1012により、電源スルー回路1015が駆動される。これにより、4Vの電源電圧VCCがスルーされて、駆動電圧VDRVとして端子TVOから出力される。
一方、電源電圧VCCが、3.2V<VCC<4.0Vの範囲にあるときは、4Vに上げる「昇圧」動作となる。具体的には、昇圧電源駆動回路1013により昇圧電源1016が駆動される。これにより、電源電圧VCCが4Vあるいはそれ以上の値まで昇圧されて、駆動電圧VDRVとして端子TVOから出力される。
この場合の昇降圧電源101の動作は、電源電圧VCCが、3.6V<VCC<4.2Vの範囲にあるときは、「降圧」動作となる。具体的には、降圧電源駆動回路1011により降圧電源1014が駆動される。これにより、電源電圧VCCが3.6Vあるいは3.6Vまでのいずれかの値に降圧されて、駆動電圧VDRVとして端子TVOから出力される。
電源電圧VCCが駆動に必要な電圧と等しいときは、「スルー」となる。具体的には、電源スルー回路駆動回路1012により、電源スルー回路1015が駆動される。これにより、3.6Vの電源電圧VCCがスルーされて、駆動電圧VDRVとして端子TVOから出力される。
一方、電源電圧VCCが、3.2V<VCC<3.6Vの範囲にあるときは、3.6Vに上げる「昇圧」動作となる。具体的には、昇圧電源駆動回路1013により昇圧電源1016が駆動される。これにより、電源電圧VCCが3.6Vあるいはそれ以上の値まで昇圧されて、駆動電圧VDRVとして端子TVOから出力される。
この場合の昇降圧電源101の動作は、電源電圧VCCが、3.2V<VCC<4.2Vの範囲にあると想定していることから、全範囲で「降圧」動作となる。
具体的には、降圧電源駆動回路1011により降圧電源1014が駆動される。これにより、電源電圧VCCが2.4Vあるいは2.4Vまでのいずれかの値まで降圧されて、駆動電圧VDRVとして端子TVOから出力される。
図7は、本発明に係るLED(発光素子)駆動装置の第4の実施形態の要部構成を示す回路図である。
その他の構成は、図6の構成と同様である。
図8は、本発明の第5の実施形態を説明するための図であって、上述した第1〜第4の実施形態に係るLED駆動装置を適用可能な携帯装置(端末)の構成例を示すブロック図である。
そして、第1画像表示装置42、第2画像表示装置43、入力装置44、および着信表示部45がLEDで照明される被照明部を構成する。
第1画像表示装置42の近傍には、照明用バックライトとして、LED駆動装置47に対して並列に接続された3個の白色LED(図6、図7の例ではLED20−7〜20−9)が配置されている。
第1画像表示装置42には、CPU41の制御の下、電波受信状態、アイコンメニューや各種画像、入力装置44により入力された、あるいは着信した相手先電話番号やメッセージ等が表示される。
第2画像表示装置43の近傍には、照明用として、LED駆動装置47に対して並列に接続された赤、緑、青の3色のLED(図6、図7の例ではLED20−1〜20−3,あるいは20−4〜20−6)が配置されている。
第2画像表示装置43には、CPU41の制御の下、時刻や日時等が表示され、また、着信や送信時に、LED駆動装置47により3色のLEDのうちの1色、あるいはいずれか2色、あるいは全色のLEDが点灯あるいは点滅される。
入力装置44には、CPU41の制御の下、電源オン時には、LED駆動装置47により3色のLEDのうちの1色、あるいはいずれか2色、あるいは全色により照明される。
着信表示部45は、着信時にLED駆動装置47により3色のLEDのうちの1色、あるいはいずれか2色、あるいは全色のLEDが点灯あるいは点滅される。
これにより、LED駆動装置47により白色LEDが駆動されて、第1画像表示装置42が白色に明るく照明される。
またこのとき、たとえば入力装置44を緑色LEDにより照明するように、CPU41によりLED駆動装置47に対して緑色LEDを駆動するための電流(輝度)設定データが供給される。
これにより、LED駆動装置47により緑色LEDが駆動されて、入力装置44が緑色に淡く照明される。
これにより、LED駆動装置47により赤色LEDが駆動されて、着信表示部45や第2画像表示装置43が赤色に点灯あるいは点滅表示される。
これにより、複数のLEDの輝度を個々に調整しても、また、順方向電圧が異なる複数のLEDを同時に駆動しても、常に駆動条件を満足する最低電圧が出力される。
したがって、発光効率が高く、電力損失も低く抑えられている。
ここでは、LED駆動装置47の詳細な動作については省略する。
Claims (12)
- 電源電圧源として電池を有する携帯装置であって、
発光に必要な駆動電圧が異なる複数の発光素子と、
上記発光素子により照明される被照明部としての複数の表示装置と、
上記複数の表示装置を照明する上記複数の発光素子が並列に接続され、当該複数の発光素子のうちの一または複数の発光素子を駆動する一つの発光素子駆動装置と、
を有し、
上記発光素子駆動装置は、
上記複数の発光素子の対応する発光素子に接続され、設定値に基づいた輝度をもって対応する発光素子を駆動する複数の駆動回路と、
上記複数の駆動回路の各駆動状態に基づいて、発光駆動されている一または複数の発光素子のうち最も高い発光に必要な駆動電圧値を判別し、電源電圧を上記少なくとも判別した値の駆動電圧として上記複数の発光素子に供給する電源回路と
を含み、
一つの発光素子駆動装置により複数の表示装置を照明する複数の発光素子を駆動する
携帯装置。 - 上記複数の表示装置の少なくとも一つには、上記発光素子によりバックライト照明される表示装置を含む
請求項1記載の携帯装置。 - 上記電源回路は、所定の点滅動作指示命令を受けると、上記電源回路の出力駆動電圧を、発光素子の駆動状態にかかわらず、所定の設定電圧に固定する
請求項1記載の携帯装置。 - 上記電源回路は、上記判別した電圧値より上記電源電圧の値が大きいときは、供給された電源電圧を上記駆動電圧として上記複数の発光素子に供給する
請求項1記載の携帯装置。 - 上記電源回路は、上記判別した電圧値より上記電源電圧の値が大きいときは、供給された電源電圧を当該判別した電圧値までのいずれかの値に降圧し、降圧した電源電圧を上記駆動電圧として上記複数の発光素子に供給する
請求項1記載の携帯装置。 - 上記電源回路は、上記判別した電圧値より上記電源電圧の値が小さいときは、供給された電源電圧を少なくとも当該判別した電圧値まで昇圧し、昇圧した電源電圧を上記駆動電圧として上記複数の発光素子に供給する
請求項1記載の携帯装置。 - 上記電源回路は、上記判別した電圧値より上記電源電圧の値が大きいときは、供給された電源電圧を当該判別した電圧値までのいずれかの値に降圧し、降圧した電源電圧を上記駆動電圧として上記複数の発光素子に供給し、
上記判別した電圧値と上記電源電圧の値が略等しいときは、供給された電源電圧を上記駆動電圧として上記複数の発光素子に供給し、
上記判別した電圧値より当該電源電圧の値が小さいときは、供給された電源電圧を少なくとも当該判別した電圧値まで昇圧し、昇圧した電源電圧を上記駆動電圧として上記複数の発光素子に供給する
請求項1記載の携帯装置。 - 上記電源回路は、発光に必要な駆動電圧の値が上記電源電圧の値より小さい発光素子に、供給された電源電圧を当該発光素子の発光に必要な駆動電圧値までのいずれかの値に降圧し、降圧した電源電圧を上記駆動電圧として対象の発光素子に供給する降圧電源を含む
請求項1記載の携帯装置。 - 上記電源回路は、発光に必要な駆動電圧の値が上記電源電圧の値より大きい発光素子に、供給された電源電圧を少なくとも当該発光素子の発光に必要な駆動電圧値まで昇圧し、昇圧した電源電圧を上記駆動電圧として対象の発光素子に供給する昇圧電源を含む
請求項1記載の携帯装置。 - 上記電源回路は、発光に必要な駆動電圧の値が上記電源電圧の値より小さい発光素子に、供給された電源電圧を当該発光素子の発光に必要な駆動電圧値までのいずれかの値に降圧し、降圧した電源電圧を上記駆動電圧として対象の発光素子に供給する降圧電源と、
発光に必要な駆動電圧の値が上記電源電圧の値より大きい発光素子に、供給された電源電圧を少なくとも当該発光素子の発光に必要な駆動電圧値まで昇圧し、昇圧した電源電圧を上記駆動電圧として対象の発光素子に供給する昇圧電源と、を含む
請求項1記載の携帯装置。 - 電源電圧源として電池を有する携帯装置であって、
発光に必要な駆動電圧が異なる複数の発光素子と、
上記発光素子により照明される被照明部としての複数の表示装置と、
上記複数の表示装置を照明する上記複数の発光素子が並列に接続され、当該複数の発光素子のうちの一または複数の発光素子を駆動する一つの発光素子駆動装置と、
上記複数の表示装置の表示制御、および上記発光素子駆動装置の動作モードに応じた駆動制御を行う制御装置と、
上記制御装置の制御の下、上記発光素子駆動装置に同期信号を供給する同期信号供給回路と、
を有し、
上記発光素子駆動装置は、
上記複数の発光素子の対応する発光素子に接続され、設定値に基づいた輝度をもって対応する発光素子を駆動する複数の駆動回路と、
上記複数の駆動回路の各駆動状態に基づいて、発光駆動されている一または複数の発光素子のうち最も高い発光に必要な駆動電圧値を判別し、電源電圧を上記少なくとも判別した値の駆動電圧として上記複数の発光素子に供給する電源回路と
を含み、
一つの発光素子駆動装置により複数の表示装置を照明する複数の発光素子を駆動する
携帯装置。 - 上記複数の表示装置の少なくとも一つには、上記発光素子によりバックライト照明される表示装置を含む
請求項11記載の携帯装置。
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