JP2006002999A - 冷蔵庫 - Google Patents

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宏 山田
Hirotaka Matsukawa
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Abstract

【課題】冷蔵室のドア開閉が増加する夏場においても、製氷室の能力を確保する冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】第1の冷却器17で冷蔵室と切替室を冷却し、第2の冷却器20で製氷室、及び第2の冷凍室を冷却し、野菜室は製氷室を冷却する冷気で冷却することにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器20は影響を受けず、製氷室の能力を確保することができる。また、野菜室は製氷室を冷却する冷気で冷却することで、野菜室の適正な冷却が可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の貯蔵室を有し複数の冷却器で各室を冷却する冷蔵庫に関するものである。
近年、使い勝手の向上を図るため、様々なレイアウトの冷蔵庫が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図7に示すように冷蔵庫本体1と、この本体の上部に設けられた冷蔵室2と、冷蔵室の下に設けられた切替室3と、冷蔵室の下で切替室に並列に設けられた製氷室4と、本体下部設けられた冷凍室5と、並列に設置された切替室及び製氷室と冷凍室の間に設けられた野菜室6と、冷気を生成する冷却器7と、冷気を各室に供給するファン装置8とを有し、冷凍室に冷気を供給するための冷凍室用送風路9と、製氷室に冷気を供給するための製氷用送風路10と、製氷室から冷気を冷却室に戻す製氷室用帰還風路11と、製氷室用送風路を通る冷気の一部を分流させて、切替室に送る切替室用送風路12と、切替室から冷気を冷却器に戻すための切替室用帰還風路13と、切替室用送風路を通る冷気の一部を分流させて、冷蔵室に送る冷蔵室用送風路14と、冷蔵室に送られた冷気を野菜室に戻すための冷蔵室用帰還風路15と、野菜室に送ら冷気を冷却器に戻すための野菜室用帰還風路16から構成される。
特許第3212954号公報
しかしながら上記従来の構成では、一つの冷却器で冷蔵庫本体全体の冷却をカバーせねばならず、特に設定温度の高い冷蔵室と野菜室に囲まれた製氷室は冷却能力の確保が困難であり、更に夏場冷蔵室の扉開閉が増えた場合、大量の暖湿気が冷却器に付着することにより冷却器の能力が大幅にダウンし、製氷スピードが落ちるという課題を有していた。また野菜室に直接冷却器からの冷気を吐出させて冷却を行うため、野菜室内の湿度が低下し、野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性が劣化してしまうという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ドア開閉が増加する夏場においても、製氷室の能力を確保し、さらに野菜室内に貯蔵する野菜等の食品の保鮮性を向上する冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、この本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた第2の冷凍室と、並列配置された前記製氷室及び前記切替室と前記第2の冷凍室の間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、前記第1の冷却器と前記冷蔵室を仕切り前記第1の冷却器によって冷却された冷気を前記冷蔵室に導くための冷蔵室用吐出風路と、前記冷蔵室を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵室用戻り風路と、前記冷蔵庫本体の断熱材と一体に発泡された前記野菜室と前記第2の冷凍室を仕切る仕切り壁と、前記第1の冷却器によって冷却された冷気を前記切替室に導くための切替室用吐出風路と、前記切替室を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための切替室用戻り風路と、前記製氷室及び前記第2の冷凍室を冷却する前記第2の冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、前記第2の冷却器で冷却された冷気を前記製氷室へ導く吐出風路と、前記製氷室を冷却した冷気を野菜室に導入するための野菜室用吐出風路と、前記野菜室を冷却した冷気を第2の冷却器に戻すための野菜室用戻り風路と、前記第2の冷却器で冷却された冷気を前記第2の冷凍室へ導く吐出風路と、前記第2の冷凍室から冷気を第2の冷却器に戻すための第2の冷凍室用戻り風路とを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室と前記切替室を冷却し、前記第2の冷却器で前記製氷室及び前記第2の冷凍室を冷却し、野菜室は製氷室を冷却する冷気で冷却するものである。
これによって、第1の冷却器で冷蔵室と切替室を冷却し、第2の冷却器で製氷室、及び第2の冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器は影響を受けず、製氷室の能力を確保することができる。また、野菜室は製氷室を冷却する冷気での冷却が可能となる。
本発明の冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室と切替室を冷却し、第2の冷却器で製氷室、及び第2の冷凍室を冷却し、野菜室は製氷室を冷却する冷気で冷却することにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器は影響を受けず、製氷室の能力を確保することができる。また、野菜室は製氷室を冷却する冷気で冷却することで、野菜室の適正な冷却が可能となる。
請求項1に記載の発明は、冷蔵庫本体と、この本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた第2の冷凍室と、並列配置された前記製氷室及び前記切替室と前記第2の冷凍室の間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、前記第1の冷却器と前記冷蔵室を仕切り前記第1の冷却器によって冷却された冷気を前記冷蔵室に導くための冷蔵室用吐出風路と、前記冷蔵室を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵室用戻り風路と、前記冷蔵庫本体の断熱材と一体に発泡された前記野菜室と前記第2の冷凍室を仕切る仕切り壁と、前記第1の冷却器によって冷却された冷気を前記切替室に導くための切替室用吐出風路と、前記切替室を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための切替室用戻り風路と、前記製氷室及び前記第2の冷凍室を冷却する前記第2の冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、前記第2の冷却器で冷却された冷気を前記製氷室へ導く吐出風路と、前記製氷室を冷却した冷気を野菜室に導入するための野菜室用吐出風路と、前記野菜室を冷却した冷気を第2の冷却器に戻すための野菜室用戻り風路と、前記第2の冷却器で冷却された冷気を前記第2の冷凍室へ導く吐出風路と、前記第2の冷凍室から冷気を第2の冷却器に戻すための第2の冷凍室用戻り風路とを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室と前記切替室を冷却し、前記第2の冷却器で前記製氷室及び前記第2の冷凍室を冷却し、野菜室は製氷室を冷却する冷気で冷却するものであり、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器は影響を受けず、製氷室の能力を確保することができる。また、野菜室は製氷室を冷却する冷気で冷却することで、野菜室の適正な冷却が可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記野菜室は野菜を収納するケースと、前記ケースの上方を覆うプレートとを備え、前記製氷室を冷却した冷気を野菜室に導入するための野菜室用吐出風路から野菜室内に吐出される冷気が直接野菜に触れず、間接的に野菜を冷却するものであり、冷却された乾燥した冷気に野菜室の野菜類の水分が過度に失われることを防止でき、野菜を最適保存することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記野菜室用吐出風路と前記野菜室用戻り風路に連結した野菜室の上方に配設された野菜室上面風路を備え、前記野菜室用吐出風路からの冷気を直接前記野菜室内に流入させることなく前記野菜室上面風路の表面から間接的に野菜室を冷却するものであり、冷却された乾燥した冷気に野菜室の野菜類の水分が過度に失われることを防止でき、野菜を最適保存することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記野菜室上面風路の一部に熱伝導の良好な金属板を備え、前記野菜室上面風路の表面から間接的に野菜室を冷却するものであり、野菜室上面風路の金属板から効率よく野菜室を冷却することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の発明において、前記野菜室上面風路の一部に直径2mm以下の開口部を複数備え、前記野菜室上面風路を通過する冷気の一部を直接野菜室内に流入させるものであり、大量に野菜等の水分を発散する食品が入れられた場合に、前記野菜室上面風路近傍の水蒸気が前記開口部から吸引され、野菜室が食品から発散される水蒸気で結露滴下して野菜を濡らして保鮮性を著しく悪くすることを防止できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の風路図である。図3は本発明の実施の形態1における断面図である。
図1において1は冷蔵庫本体であり、最上部に冷蔵室2と、冷蔵室2の下方に冷凍温度まで冷却可能な切替室3と、切替室3に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室4と、本体下部に設けられた冷凍室5と、並列配置した製氷室4及び切替室3と冷凍室5の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室6とを有する。
図2、3において、17は第1の冷却器であり冷蔵室背面に設置される。18は冷蔵室冷却用ダクトであり第1の冷却器17と冷蔵室2を仕切り、第1の冷却器17によって冷却された冷気を冷蔵室2に導くための冷蔵室用吐出風路18a及び冷蔵室2を冷却した冷気を第一の冷却器17に戻すための冷蔵室用戻り風路18bを有する。18cは切替室冷却用吐出ダクトであり第1の冷却器17によって冷却された冷気を切替室3に導く、18dは切替室用戻り風路で切替室3を冷却した冷気を第一の冷却器17に戻す。19は冷蔵室用冷却ファンであり第1の冷却器17で発生した冷気を循環させる。また、20は第2の冷却器であり、冷凍室5の奥に設置され、製氷室4及び冷凍室5を冷却する。21は仕切り壁であり野菜室6と冷凍室5を仕切り、冷蔵庫本体1の発泡充填前に設置されている。22は冷凍室用ダクトであり、第2の冷却器20で冷却された冷気を冷凍室5へ導く冷凍室吐出風路22a及び冷凍室戻り風路22bを内蔵しており、第2の冷却器20の前に設置される。24は製氷室用ダクトであり、第2の冷却器20で冷却された冷気を製氷室4へ導く製氷室吐出風路24a及び製氷室戻り空気を野菜室に送る野菜室用吐出風路24b、野菜室戻り空気を第2の冷却器20に戻す野菜室用戻り風路24cを内蔵しており、第2の冷却器20の前に設置される。23は冷凍室用冷却ファンであり、第2の冷却器20で発生した冷気を循環させる。また、25は野菜室の野菜を収納するケースである。野菜室プレート26は前記野菜収納ケース25の上方を覆うものである。
このような構成において作用を説明する。第1の冷却器17によって発生した冷気は冷蔵室用ダクト18の冷蔵室用吐出風路18aに導かれ冷蔵室2に供給される。冷蔵室2を冷却した冷気は冷蔵室用ダクト18の冷蔵室用戻り風路18bに導かれ第1の冷却器17に帰還する。また、第1の冷却器17によって発生した冷気の一部は切替室用吐出ダクト18cを経由して切替室3に導かれる。切替室3を冷却した冷気は切替室用戻り風路18dに導かれ第1の冷却器17に帰還する。
また第2の冷却器20によって発生した冷気は冷凍室用ダクト22の冷凍系吐出風路22aに導かれ、冷凍室5に供給され、冷凍室5を冷却し、冷凍室用ダクト22の冷凍系戻り風路22bに導かれ第2の冷却器20に帰還する。さらに、第2の冷却器20によって発生した冷気の一部は製氷室用ダクト24を経由して製氷室4に導かれる。製氷室4を冷却した冷気は野菜室用吐出風路24bを経由して野菜室6に導かれる。その後野菜室6を冷却した冷気は野菜室用戻り風路24cに導かれ第2の冷却器20に帰還する。
以上のように本実施の形態においては第1の冷却器17で冷蔵室2及び切替室3を冷却し、第2の冷却器20で製氷室4、冷凍室5を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室2のドア開閉が増え、冷蔵室2に暖湿気が流入しても、製氷室4を冷却する第2の冷却器20は影響を受けず、製氷室4の能力を確保することができる。また、野菜室6は製氷室4を冷却する冷気で冷却することで、野菜室6の適正な冷却が可能となる。
また、野菜室6は野菜を収納する箱形のケース5と、前記ケース5の上方を覆う野菜室プレート26とから構成されているので、製氷室4を冷却した冷気を野菜室6に導入するための野菜室用吐出風路24bから野菜室6内に吐出される冷気が直接野菜に触れず、間接的に野菜を冷却できるため、冷却された乾燥した冷気に野菜室6の野菜類の水分が過度に失われることを防止でき、野菜を最適保存することができる。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2による冷蔵庫の正面図である。図5は本発明の実施の形態2による冷蔵庫の風路図である。図6は本発明の実施の形態2における断面図である。
図4において1は冷蔵庫本体であり、最上部に冷蔵室2と、冷蔵室2との下方に冷凍温度まで冷却可能な切替室3と、並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室4と、本体下部に設けられた冷凍室5と、並列配置した製氷室4及び切替室3と冷凍室5の間に設けられた、野菜類を貯蔵する野菜室6を有する。
図5、6において、17は第1の冷却器であり冷蔵室背面に設置される。18は冷蔵室冷却用ダクトであり第1の冷却器17と冷蔵室2を仕切り、第1の冷却器17によって冷却された冷気を冷蔵室2に導くための冷蔵室用吐出風路18a及び冷蔵室2を冷却した冷気を第一の冷却器17に戻すための冷蔵室用戻り風路18bを有する。18cは切替室冷却用吐出ダクトであり第1の冷却器17によって冷却された冷気を切替室3に導く、18dは切替室用戻り風路で切替室3を冷却した冷気を第一の冷却器17に戻す。19は冷蔵室用冷却ファンであり第1の冷却器17で発生した冷気を循環させる。また、20は、第2の冷却器であり、冷凍室5の奥に設置され、製氷室4及び冷凍室5を冷却する。21は仕切り壁であり野菜室6と冷凍室5を仕切り、冷蔵庫本体1の発泡充填前に設置されている。22は冷凍室用ダクトであり、第2の冷却器20で冷却された冷気を冷凍室5へ導く冷凍室吐出風路22a及び冷凍室戻り風路22bを内蔵しており、第2の冷却器20の前に設置される。24は製氷室用ダクトであり、第2の冷却器20で冷却された冷気を製氷室4へ導く製氷室吐出風路24a及び製氷室戻り空気を野菜室に送る野菜室用吐出風路24b、野菜室戻り空気を第2の冷却器20に戻す野菜室用戻り風路24cを内蔵しており、第2の冷却器20の前に設置される。27は野菜室6の上方に設置された野菜室冷却用ダクトで両端がそれぞれ前記野菜室用吐出風路24bと野菜室用戻り風路24cに接続されている。また28は前記野菜室冷却用ダクト27の下面に設けられた金属板で例えば熱伝導の良いアルミからなっている。29は前記野菜室冷却用ダクト27の下面に設けられた開口部で複数の直径2mm以下の細孔で構成されている。前記23は冷凍室用冷却ファンであり、第2の冷却器20で発生した冷気を循環させる。
このような構成において作用を説明する。第1の冷却器17によって発生した冷気は冷蔵室用ダクト18の冷蔵室用吐出風路18aに導かれ冷蔵室2に供給される。冷蔵室2を冷却した冷気は冷蔵室用ダクト18の冷蔵室用戻り風路18bに導かれ第1の冷却器17に帰還する。また、第1の冷却器17によって発生した冷気の一部は切替室冷却用吐出ダクト18cを経由して切替室3に導かれる。切替室3を冷却した冷気は切替室用戻り風路18dに導かれ第1の冷却器17に帰還する。
また第2の冷却器20によって発生した冷気は冷凍室用ダクト22の冷凍系吐出風路22aに導かれ、冷凍室5に供給され、冷凍室5を冷却し、冷凍室用ダクト22の冷凍系戻り風路22bに導かれ第2の冷却器20に帰還する。さらに、第2の冷却器20によって発生した冷気の一部は製氷室用ダクト24を経由して製氷室4に導かれる。製氷室4を冷却した冷気は野菜室用吐出風路24b、野菜室冷却用ダクト27、野菜室用戻り風路24cに導かれ第2の冷却器20に帰還する。
以上のように本実施の形態においては野菜室容器に複雑な構造を設けることなく、また、野菜室冷却用ダクトの一部が金属板で構成されているため熱伝導が良く効率よく間接的に野菜を冷却することとなるため、冷却された乾燥した冷気に野菜室の野菜類の水分が過度に失われることを防止でき、野菜を最適保存することができる。
また、野菜室冷却用ダクト27の下面に細孔である開口部29を複数備えたことにより、大量に野菜等の水分を発散する食品が入れられた場合に、前記野菜室冷却用ダクト近傍の水蒸気が前記開口部から吸引され、野菜室が食品から発散される水蒸気で結露滴下して野菜を濡らして保鮮性を著しく悪くすることを防止できる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、第1の冷却器で冷蔵室と切替室を冷却し、第2の冷却器で製氷室、冷凍室を冷却するようにしたことにより、夏場に冷蔵室のドア開閉が増え、冷蔵室に暖湿気が流入しても、製氷室を冷却する第2の冷却器は影響を受けず、製氷室の能力を確保することができ、また、野菜室は製氷室を冷却する冷気で冷却することで、野菜室の適正な冷却が可能となり野菜を最適保存することができるので、冷却貯蔵庫や冷凍機器全般の冷却の用途にも適用できる。
本発明による冷蔵庫の実施の形態1を説明する冷蔵庫正面図 本発明による冷蔵庫の実施の形態1を説明する冷蔵庫風路正面図 本発明による冷蔵庫の実施の形態1を説明する冷蔵庫断面図 本発明による冷蔵庫の実施の形態2を説明する冷蔵庫正面図 本発明による冷蔵庫の実施の形態2を説明する冷蔵庫風路正面図 本発明による冷蔵庫の実施の形態1を説明する冷蔵庫断面図 従来の冷蔵庫の冷蔵庫風路正面図
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 冷蔵室
3 切替室
4 製氷室
5 冷凍室
6 野菜室
17 第1の冷却器
18a 冷蔵室用吐出風路
18b 冷蔵室用戻り風路
18c 切替室用吐出風路
18d 切替室用戻り風路
20 第2の冷却器
21 仕切り壁
22 冷凍室用ダクト
24a 製氷室用吐出風路
24b 野菜室用吐出風路
24c 野菜室用戻り風路
22a 冷凍室用吐出風路
22b 冷凍室用戻り風路
25 ケース
26 野菜室プレート
27 野菜室冷却ダクト
28 金属板
29 開口部

Claims (5)

  1. 冷蔵庫本体と、この本体の上部に冷蔵食品等を貯蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けられた切替室と、前記冷蔵室の下部で前記切替室に並列配置された製氷及び氷の貯蔵を行う製氷室と、前記冷蔵庫本体下部に設けられた第2の冷凍室と、並列配置された前記製氷室及び前記切替室と前記第2の冷凍室の間に設けられた野菜類を貯蔵する野菜室と、前記冷蔵室背面に設置した第1の冷却器と、前記第1の冷却器と前記冷蔵室を仕切り前記第1の冷却器によって冷却された冷気を前記冷蔵室に導くための冷蔵室用吐出風路と、前記冷蔵室を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための冷蔵室用戻り風路と、前記冷蔵庫本体の断熱材と一体に発泡された前記野菜室と前記第2の冷凍室を仕切る仕切り壁と、前記第1の冷却器によって冷却された冷気を前記切替室に導くための切替室用吐出風路と、前記切替室を冷却した冷気を第1の冷却器に戻すための切替室用戻り風路と、前記製氷室及び前記第2の冷凍室を冷却する前記第2の冷凍室の奥に設置した第2の冷却器と、前記第2の冷却器で冷却された冷気を前記製氷室へ導く吐出風路と、前記製氷室を冷却した冷気を野菜室に導入するための野菜室用吐出風路と、前記野菜室を冷却した冷気を第2の冷却器に戻すための野菜室用戻り風路と、前記第2の冷却器で冷却された冷気を前記第2の冷凍室へ導く吐出風路と、前記第2の冷凍室から冷気を第2の冷却器に戻すための第2の冷凍室用戻り風路とを備え、前記第1の冷却器で前記冷蔵室と前記切替室を冷却し、前記第2の冷却器で前記製氷室及び前記第2の冷凍室を冷却し、野菜室は製氷室を冷却する冷気で冷却するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記野菜室は野菜を収納するケースと、前記ケースの上方を覆うプレートとを備え、前記製氷室を冷却した冷気を野菜室に導入するための野菜室用吐出風路から野菜室内に吐出される冷気が直接野菜に触れず、間接的に野菜を冷却することを特徴とした請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記野菜室用吐出風路と前記野菜室用戻り風路に連結した野菜室の上方に配設された野菜室上面風路を備え、前記野菜室用吐出風路からの冷気を直接前記野菜室内に流入させることなく前記野菜室上面風路の表面から間接的に野菜室を冷却することを特徴とした請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記野菜室上面風路の一部に熱伝導の良好な金属板を備え、前記野菜室上面風路の表面から間接的に野菜室を冷却することを特徴とした請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記野菜室上面風路の一部に直径2mm以下の開口部を複数備え、前記野菜室上面風路を通過する冷気の一部を直接野菜室内に流入させることを特徴とした請求項3または4に記載の冷蔵庫。
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