JP2006002269A - 経糸シート糸切れ検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、前記従来技術の問題を鑑みてなされたもので、経糸シート糸切れ検出装置において、経糸シートの糸切れ以外の停止を防止し、糸切れは確実に検知することを目的とする。
【解決手段】 本発明の流路切換装置は、経糸シートの幅方向にわたる検知域を形成し、経糸シートの下方の少なくとも2ヶ所に設けられた複数の検出器と、複数の検出器からともに検出信号を入力したときにのみ、糸切れ信号を出力する糸切れ信号発生器とを備えていることを要旨とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の流路切換装置は、経糸シートの幅方向にわたる検知域を形成し、経糸シートの下方の少なくとも2ヶ所に設けられた複数の検出器と、複数の検出器からともに検出信号を入力したときにのみ、糸切れ信号を出力する糸切れ信号発生器とを備えていることを要旨とする。
【選択図】 図1
Description
この発明は、経糸シート走行中の糸切れを検出する装置に関する。
普通、整経機や糊付機、乾燥機においては、多数の糸を同時に平行して走らせ、シート状にして、処理を行う。しかし、あまりに多数の糸を同時に扱うので、糸の数が多過ぎて糸の1本1本をそれぞれに監視することができず、その内の1本や2本が糸切れを起してもなかなか気がつかないという問題があった。
シート中の糸切れを監視する検出器として、特許文献1があげられる。
特許文献1は、光電式糸センサを採用して、その光軸を以てシート中の糸切れを監視する検出装置である。
実開昭62−6394号公報
特許文献1には一対の投光器と受光器とを対向配置して光軸を糸シートの下方に配置し、これによって糸切れを検出する装置が開示されている。この装置は、糸切れを起して糸シートから垂れ下がってきた糸端がないかを監視することによって糸切れを検出する装置である。
糸シート中の糸切れしていない糸の中でも弛んで懸垂してしまうものがあり、特許文献1の糸切れ検出装置を用いた場合、これが光軸を遮って、糸切れの誤検出が頻発するという欠点があった。また、単体の光源センサのみであるため、風綿などの異物を検出して糸切れと誤認識し、経糸シートの走行を停止することもある。
従って本発明の目的は、経糸シート中の糸切れを精度良く検出できるようにすることにある。
本発明の糸切れ検出装置は、経糸シートの幅方向にわたる検知域を形成し、経糸シートの下方の少なくとも2ヶ所に設けられた複数の検出器と、複数の検出器からともに検出信号を入力したときにのみ、糸切れ信号を出力する糸切れ信号発生器とを備えている。
また、検出器は上下方向に複数個設けられている
本発明の構成によれば、複数の検出器全てから検出信号の出力があって始めて糸切れ信号を発することで、風綿などを検知して経糸シートの走行を停止させるなどの誤動作を防ぎ、確実に糸切れの時のみ糸切れを経糸シートを停止することが出来る。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。
第一の実施の形態を図1から図3に示す。経糸シートYはガイドロール5を経由して走行している。経糸シートYの下方には、第一の検出器10と、第二の検出器20、制御装置C及び糸切れ信号発生器とを備えた糸切れ検出器1が設けられている。
第一の検出器10は、投光器11と受光器12から成る。投光器11から受光器12へ向かう光軸と経糸シートYとは、経糸シートYの進行方向に対して垂直であり、第一の検出器1の光軸が経糸シートYの全ての糸の下方に位置するように備えられている。
第二の検出器20は、投光器21と受光器22から成り、第一の検出器10の下方に、第一の検出器10と同様に経糸シートYの下方に位置するように備えられている。
経糸シートYの経糸Y1が糸切れし落下するとき、経糸Y1は第一の検出器10の光軸を遮り、投光器11から受光器12への光源の減少が発生する。このとき、受光器12は制御装置Cへ、糸切れ検知信号Aを発する。次に経糸Y1は第二の検出器20の光軸を遮り、投光器21から受光器22への光源の減少が発生し、第一の検出器10と同様に、制御装置Cに糸切れ検知信号Bが送信される。
制御装置Cは、検知信号A及び検知信号Bの信号を共に受信したとき、糸切れが発生したと認識し、糸切れ信号発生器3に糸切れ信号を送信する。詳細には、制御装置Cは、検知信号A、Bのいずれかを受信したとき、そのときから所定時間内に、さらに他方の検知信号が入力されると糸切れ信号を送信する。
なお、所定時間内に他方の検知信号が入力されなかった場合、先に受信した検知信号を無効とする。
また、制御装置Cから発生した信号によって機械へ停止信号が出力され、経糸シートYの走行は停止される。
検出器の位置は、糸切れが発生したときに、落下する糸を検知可能な範囲であれば、特に限定されることはない。また、第一の検出器と第二の検出器の位置関係は、上下方向である必要もなく、横方向に並んでいるのでも良い。
糸切れ信号発生器の信号表示方法は、ランプの点灯や画面表示など特に限定するものではなく、公知の技術を適宜利用すればよい。また、検出器は2個以上であればよい。
本発明は上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り種々変更することができる。
1 糸切れ検出器
3 糸切れ信号発生器
5 ガイドローラ
10 第一の検出器
11 投光器
12 受光器
20 第二の検出器
21 投光器
22 受光器
C 制御装置
Y 経糸シート
Y1 経糸
3 糸切れ信号発生器
5 ガイドローラ
10 第一の検出器
11 投光器
12 受光器
20 第二の検出器
21 投光器
22 受光器
C 制御装置
Y 経糸シート
Y1 経糸
Claims (2)
- 経糸シートの幅方向にわたる検知域を形成し、経糸シートの下方の少なくとも2ヶ所に設けられた複数の検出器と、複数の検出器からともに検出信号を入力したときにのみ、糸切れ信号を出力する糸切れ信号発生器とを備えた経糸シート糸切れ検出装置。
- 検出器が上下方向に複数個設けられている請求項1に記載の経糸シート糸切れ検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004177793A JP2006002269A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | 経糸シート糸切れ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004177793A JP2006002269A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | 経糸シート糸切れ検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006002269A true JP2006002269A (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=35770906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004177793A Pending JP2006002269A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | 経糸シート糸切れ検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006002269A (ja) |
-
2004
- 2004-06-16 JP JP2004177793A patent/JP2006002269A/ja active Pending
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