JP2005537864A - Rfジアテルミ治療装置 - Google Patents

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Abstract

RFジアテルミ治療用のシステムが開示される。システムを構成するRFジアテルミ用コイル組立体は、弾力変形可能なガーメントと、このガーメントに固定された導電性コイル組立体とからなる。また導電性コイル組立体は、一次巻き線と、この一次巻き線に結合する二次巻き線とを含み、一次巻き線と二次巻き線は導電性コイルとこの導電性コイルに接続されたRF電源との間のインピーダンス整合を最適化するように構成される。

Description

本発明は、一般に、物理療法の分野に関する。特に、本発明は、RFジアテルミ(RF diathermy)に関する。具体的に、本発明のより好ましい実施の形態は、RFジアテルミ用コイル組立体に関する。
高周波(RF)コイルシステムは、患者の身体に、より具体的には、手足、または手先もしくは足先に、熱を送るために使用することができる。これらのシステムは、有用な物理療法の用具であり、筋肉回復、創傷治癒、および低体温症者の温熱治療を含むいくつかの治療法において、医療の補助療法として役割を果たす。
例えば、ルゲラ(Rugera)氏等に帰属する米国特許第4,527,550号には、コイル線長共振で全波動作するよう設計されたコイルが開示されている。このシステムは、FCCの要件を満たすために電磁遮蔽室内においての稼働に限定される。オルセン(Olsen)氏に帰属する米国特許第5,160,828号には、対象者が寒冷環境の中でも一定の仕事をこなせるように対象者の手先足先を暖めるための装置が開示されている。この装置は、環境規制を順守しながら、遮蔽のない自由空間で機能することが可能である。
短波ジアテルミおよび/または神経筋刺激のための装置および方法は、ビングハム(Bingham)氏等に帰属する米国特許第6,094,599号に記述されており、この特許文書の開示内容は、特に、引用することにより本明細書の一部をなすものとする。この装置は、血管不全による遅い回復創傷または非回復創傷、糖尿病性末梢神経障害、細小血管障害、微小血管疾患、または手根管症候群(Carpal Tunnel Syndrome)といった圧迫性神経障害などを治療するために使用することができる。
これまでのところ、物理療法用途に利用可能で、優れた電気整合特性を有し、低電力消費型でしかも環境規制に従うという要件を満たす高周波コイルシステムは実現されていない。そこで本発明の課題は、可能なソリューションとしてこうした要件を満足する高周波コイルシステムを提供することにある。
上記課題を解決する手段として、本発明は以下のような具体的な形態を提供する。当然に本発明はそれらの形態に限定されない。
本発明のRFジアテルミ用コイル組立体は、弾力変形可能なガーメント(garment)と、このガーメントに固定された導電性コイル組立体とを具備する。また導電性コイル組立体は、一次巻き線と、この一次巻き線に結合する二次巻き線とを含み、一次巻き線と二次巻き線は、導電性コイルとこの導電性コイルに接続されたRF電源との間のインピーダンス整合を最適化するように構成されることを特徴とする。
本発明を具体化するこれらの形態と他の形態は、以下の記述と添付図面を併用して考察されるとより深く認識され理解されるであろう。しかし、以下の記述は、本発明の様々な具体的な形態と数々の特定の詳細を提示するものの、限定目的からではなく説明目的として与えられるものと解されるべきである。また提示される形態の多くの代替、変更、追加および/または再編成は、本発明の技術的思想から逸脱することなく本発明の範囲内に収まることが意図されている。本発明は全てのこうした代替形態、変更形態、追加形態および/または再編成形態を含むものである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の最良の形態を詳細に説明する。本発明の技術的思想とそれを具現化するシステムの構成要素および動作のより明確な概念は、添付図面に示された例示的で従って非限定的な実施の形態を参照することによって直ちに明白なものとなる。添付図面においては(同一または類似の構成要素が2以上の図面に現れる場合)同一または類似の構成要素に対して同一または類似の符号が付される。本発明は、ここに提示される記述と組み合わせて本添付図面の1つ以上の図面を参照することにより、より理解が深められる。図面に示された外観は必ずしもその通りの縮尺で描かれる必要はないことに注意すべきである。
本発明と本発明の様々な特徴および有利な点について添付図面に記載された非限定的な実施形態に沿った形で以下詳細に説明される。以下の詳細な説明は、好ましい実施形態に関するものであるが、ただそれは例示的なものでそれに限定されるものではないことは理解されたい。どの当業者にとっても本開示を踏まえて本発明の思想的および/または技術的範囲内にある実施形態の様々な代替、変形、追加および/または再編成は明白であろう。
本発明の実施形態に基づくRFジアテルミ用コイル組立体は、少なくとも以下の理由からコスト効率が良く、有利なものである。本発明は、RFコイル組立システムと発振器との間の電力伝送が改善され、同じレベルの加熱に必要な発振器の電力出力所要量が小さくなり、しかもシステムの共振部をコイルに制限することにより、環境規制の順守も容易になる。本発明は、クォリティを改善し、他の発振器との相互接続性を向上させ、さらに従来のアプローチと比較してもコストを低下させる。
図1は、従来技術のRFコイル装置110の機能ブロック図である。RFコイル装置110は、布地からなる第1の層105と第2の層106から形成されたガーメント(garment:布地)を含む。布地の層105と106との間には、一次コイル101と二次コイル102がある。患者の手足は、管状通路104を通してガーメントに挿入することができる。可変コンデンサ103は、二次コイル102と結合している。同軸ケーブル100は、一次コイル101と結合し、電力は同軸ケーブル100を介してRF発振器(図示せず)によって供給される。二次コイル102と一次コイル101との巻数の比率は5:2であり、一次コイル101は、二次コイル102の巻き線に関して対称的に巻かれている。従来技術のRFコイル装置は、例えば、根管症候群(Carpal Tunnel Syndrome)を治療するために使用することができる。
図2Aは、本発明の実施の一形態におけるRFコイル組立体210の略図である。短波ジアテルミ用発振器(RF電源)250は、ガーメントケーブル200と結合している。ガーメントケーブル200は、一次コイル201と結合している。一次コイル201は、同調コンデンサ203を含む二次コイルと電磁結合する。一次コイル201と二次コイル202は実質的に円筒状の柔軟性のあるガーメント210に巻き付けられる。この形態では、二次コイル202と一次コイル201の巻数の比率(巻数比)は、7:2であり、一次コイル201は、二次コイル202とは軸方向に中心をずらした位置にある。図示された実施形態では、一次コイル201の1巻き分は、二次コイル202の外側に位置する。
図2Bは、本発明の実施の一形態に基づくRFコイル組立体210の機能ブロック図である。RFコイル組立体210は、2つの層205と206から形成される場合がある柔軟性のあるガーメントを含む。層205と層206との間には、一次コイル201と二次コイル206がある。患者の手足は、十分に変形可能な管状通路204を通してガーメントに挿入することができる。同調コンデンサ203は、二次コイル202と結合している。同軸ケーブル200は、一次コイル201と結合し、電力はRF発振器(図示せず)によって供給されるようになっている。二次コイル202と一次コイル201の巻数の比率は、7:2であり、一次コイル201は、二次コイル202とは軸方向にその位置をずらして(オフセットして)巻かれ、一次コイルの1巻き分は、二次コイル202の外側にある。一次コイル201と二次コイル202は、導電性コイル、柔軟性のある導電性コイル、金網状導電性コイル(woven wire conductive coil)などの場合がある。
本発明の特徴と利点を説明するために使用される試験システム300を図3に示す。試験システム300は、RFガーメント装置の性能を定量化するために考案されたもので、これは熱供給特性と共に電気特性を測定することが可能である。擬似的な人間負荷301は、プラスチックボトル302の中に蒸留水で薄めた0.9%のNaCl生理食塩水710ml303を満たしたものが用いられた。ボトルの直径は、約23/4インチ、または中間サイズの大人の手首とほぼ同じサイズと測定された。ボトル302は、試験されるガーメントの内側にフィットするような形状のものであった。非導電性プラスチック管304は、ボトル302のキャップに挿入され、通気装置305に接続された。通気装置305は、電源コード306を使ってAC電源(図示せず)に接続された。通気装置305は、擬似的人間負荷301が全体的に均一に加熱されるように生理食塩水303に空気を送ってかき乱し続け、温度測定が手持ち式の赤外線放射温度計307によって正確に行われるようにすることができる。
また図3において、長さ約3フィートの同軸ケーブル309が、Hewlett Packard HP 8753-D vector network analyzer(VNA)311に接続された。VNA311は、RF発振器としても機能する。次に、VNA311は、以後の測定から同軸ケーブル309の影響を消すために、同軸ケーブル309とヒューレットパッカード社の較正キット(図示せず)を使って較正された。通常の当業者であれば分かるように、同軸ケーブル309の長さは、コイルが適正に整合していない場合には、RF試験装置で測定された値に大きく影響することがある。
図1と図3を参照して説明する。試験された従来技術のガーメントは、長さが約10インチ、外周が約9インチ、厚さが約1/4インチのフォーム・フォーマ(foam former)から形成された布地の第1の層105を含んでいた。一般的には、外側を覆う保護層である布地の第2の層106は、存在しなかった。一次コイル101と二次コイル102は、20AWGの絶縁された標準的な銅線で、一次コイルに対する二次コイルの巻数の比率は5:2であった。二次コイル102は、一次コイルとは軸方向に中心が一致するように、フォーム・フォーマの上から約1インチのワイヤ間隔で巻かれた。従って、一次コイル101と二次コイル102のワイヤの間隔は、約1/2インチであった。また二次コイル102の全長は、約45インチ、または動作周波数27.12MHzでの1/10波長であった。
図1と図3において、電気特性をより正確に測定するために、従来技術のRFコイル装置に修正が加えられた。修正点は、同軸ケーブル100が通常そこに接続するBNC型RFコネクタ308が一次コイル101に固定された。これによって、同軸ケーブル100の影響をジアテルミ・システムから取り除くことができ、コイル組立体自体の電気的性能を直接測定することが可能となる。従来技術のRFコイル装置110は、擬似的負荷301をすっぽり覆うように置かれた。BNCコネクタ308は、較正済み同軸ケーブル309の端部に接続された。この設定において、VNA311は、BNCコネクタ308での電気特性を測定することができる。VNA311は、望ましい動作周波数27.12MHzおよびその近傍で電圧定常波比(voltage standing wave ratio)(VSWR)を測定するように構成された。可変コンデンサ103は、27.12MHzでVSWRが最小になるように調整された。さらに、VNA311は、VSWRチャートと複素インピーダンスチャートも作成するために使用された。
本発明の実施態様におけるRFコイル組立体210の試験設定を図2Aと図2Bを参照して詳細に説明する。二次コイル202は、約1インチのワイヤ間隔で巻かれた。二次コイル202は、20AWGの絶縁された標準的な銅線を7回巻き付けたものであった。二次コイルの全長は、約65インチであった。一次コイル201は、二次コイル202とは約1/2インチの間隔で巻かれた。一次コイルに対する二次コイルの巻数の比率は7:2で、一次コイル201と二次コイル202は、軸方向に互いに中心がずれた位置関係になるよう設定された。
次に図3を参照して説明する。コイルの加熱能力を測定するために、発振器311は、全出力が約33ワットになるように設定された。従来技術のコイル組立体と本発明のRFコイル組立体は共に、ディスプレイ312に基づいて整合がベストになるように調整された。生理食塩水303の温度は、手持ち式赤外線放射温度計307を使って実験の開始時点と終了時点に測定、記録された。一般的な実験は、約20分間続いた。従来技術のRFコイル装置110は、20分間で生理食塩水を華氏76度から華氏85度まで華氏9度上昇させた。一方、本発明は、20分間で生理食塩水を華氏77度から華氏94度まで華氏17度上昇させることができた。この実験によって、本発明は従来技術と比べて熱伝導能力を89%改善することが実証された。これらの温度試験の結果を表1に示す(後述)。
Figure 2005537864
図1に示された従来技術のRFコイル装置に特徴的な電圧定常波比(VSWR)のグラフを図4Aに示す。このグラフは、従来技術のコイル装置と図3に示された発振器(VNA)311との間の整合のVSWR軌跡400の大きさを示したものである。水平軸404は、測定周波数を示し、1目盛りが1MHzの尺度を用いて左端22.12MHzから右端32.12MHzまでの範囲をカバーする。水平軸404の中心は、27.12MHzで、これは従来技術のコイル装置の望ましい動作周波数である。垂直軸405は、VSWRを示し、1目盛り当たり1単位の尺度を用いる。また単位は、グラフの最低点を比率1:1としてそこから始まる無次元比率である。グラフの最高点は、11:1の値を有する。
さらに図4Aに関して、理想的に整合したガーメントは、少なくとも動作周波数27.12MHz(水平軸の中央)において、VSWR軌跡400は1:1軸に届くことになろう。動作周波数27.12MHzにおいて1:1軸から逸れていることは、RF整合効率において非効率であることを示している。
従来技術のRFコイル装置に特徴的な複素インピーダンスチャートを図4Bに示す。このチャートは、スミスチャートとして知られており、50Ωで規格化されたガーメントのインピーダンス軌跡402を示すものである。スミスチャートは、定抵抗曲線と定リアクタンス曲線も示している。スミスチャートの水平軸は、抵抗軸401と称され、ゼロから無限までの抵抗範囲をカバーする。抵抗軸401上にある全てのポイントは、インダクタンスもキャパシタンスも有さない。抵抗軸401上の最左端近くにあるポイントは、非常に低い抵抗を表しているが、抵抗軸401上の最右端近くにあるポイントは非常に高い抵抗を表している。抵抗軸401の中心ポイント403は、システムインピーダンスに相当する50Ωを示す。抵抗軸401より上の半円形エリアは、誘導性動作エリアを表し、軸401より下の半径エリアは、容量性動作エリアを表す。
さらに図4Bを参照して通常の動作について説明する。図1に詳しく示された従来技術のRFコイル装置は、共振に関して理想的に調整される。共振ポイントは、容量性でもなく、抵抗性でもなく、常に抵抗軸401上のどこかのポイントに対応する。チャートの中心403は、ジアテルミ・システムの理想的な動作ポイントであり、従来技術のRFコイル装置410と短波ジアテルミ用発振器(SWDG)との間の電気整合のクォリティは、インピーダンス軌跡402がチャート中心403のどれだけ近くを通るかによって決まることが可能である。
図5Aは、本発明の実施の一形態に基づくRFコイル組立体に特徴的な電圧定常波比(VSWR)のグラフを示した図である。このグラフは、図2Aに示された本発明のRFコイル組立体とSWDG250との間の整合の大きさ500を示している。水平軸404は、測定周波数である。水平軸404は、27.12MHzを中心として最左端22.12MHzから最右端32.12MHzまでをカバーする。垂直軸405は、VSWRを示している。
本発明の実施の一形態に基づくRFコイル組立体に特徴的な複素インピーダンスチャートを図5Bに示す。このスミスチャートは、50Ωで規格化されたインピーダンス軌跡502を示すものである。チャートの水平軸401は、抵抗軸で、中心403を50Ωとしてゼロから無限までの抵抗範囲をカバーする。
図5Aと図5Bから分かるように、一次巻き線に対する二次巻き線の巻数比が、7:2になるようにRFコイル組立体を設計することによって、発振器とガーメントとの間の電気整合が改善される。さらに、一次コイルを二次コイルの端部に配置する効果として発振器とRFコイル組立体との間の電気整合が同じく改善される。本発明のRFコイル組立体は、50Ωシステムとのより良いインピーダンス整合を実現することができる。図5Aおよび図5Bは、従来技術の図4Aおよび図4Bと比較して大きく改善された結果がもたらされることを実証するものである。具体的には、本発明はVSWRを少なくとも4.4倍改善することができる。
RFコイルのRF整合能力に影響を与え得るメカニズムとしては、一次コイルに対する二次コイルの巻数比と、コイルの全体的な大きさと、コイルに沿った非一様な電流・電圧分布が含まれる。巻数比は、二次コイルのところで変圧効果を奏し、二次コイルのインピーダンスは、巻数比の自乗が掛かって一次コイルに跳ね返る。例えば、7:2のコイルは、50+j0Ωに近い出力インピーダンスのSWDGに対応するように構成される。これは二次コイルのインピーダンスが50*(7/2)^2=612.5Ωであることに等しい。従って、二次コイルの一次コイル近くのエリアは、一次コイルの出力をSWDGの出力と一致させるために612.5Ωのインピーダンスを生み出さないといけない。巻数比を増大または減少させることによって、異なるインピーダンスが、一次コイルに跳ね返ることがあり得る。
電圧、電流、およびインピーダンスの間の関係は決まっているので、巻数比は、システムの電圧と電流にも影響を与える。このことは、設計者にインピーダンス整合のための調整手段のほかに最大の電圧および電流を制御するための調整手段を与える。例えば、他のコイル構成は、巻数比7:1で機能することは分かっているが、二次コイルの電圧は変圧効果から一次コイルの巻数比倍になるため、これらの構成では二次コイルに非常に高い電圧が発生する。誘電加熱は、誘電体材料を高電圧界に持ち込む際に問題になりうるもので、誘電加熱を抑える注意が必要である。コイルの全体的な大きさもガーメントの整合能力に影響を与える。一般に、二次コイルの巻数が増えると、それに比例してインダクタンスが増大する。より高いインダクタンスを有する二次コイルはより高いインピーダンスを有するコイルと同じで、コイルを調整するのにより小さなキャパシタンスで済むという更なる利点が生まれる。図4Bと図5Bを比較して、コイルのインピーダンスを大きくする必要性について説明する。従来技術のコイルは、12Ω程度の低インピーダンスである。この値は望ましい値よりも約4倍小さく、コイルはインピーダンスを大きくするために調整が必要である。これはコイルに更に2巻を追加して巻数比を7:2にすることによって一部は達成された。一次コイル出力でのコイルインピーダンスに影響を与える唯一のパラメータは、一次コイルのオフセット量である。一次コイルのオフセット量は、二次巻き線のインピーダンスがどれだけ一次巻き線、故にSWDGに転換されるかを決定する。二次コイルに対して一次コイルを移動させることにより、設計者は二次コイルから一次コイルに跳ね返るインピーダンスをコイルの限界の範囲内で選ぶことが可能となる。
ヒトの手足用の短波ジアテルミに使用されるコイルは、それらが動作するRF波長に応じて必然的に大きくなる。この理由から、コイルの二次インダクタンスは、集中素子として扱うことはできず、分散システムと考えねばならない。共振分散システムには、RF電圧およびRF電流の通常の最小値と最大値とが存在する。こうしたシステムの一例は、1/2波長ダイポールアンテナがある。こうしたアンテナは、ダイポールのどちらかの端部で高電圧・低電流領域を示す。これは高インピーダンス領域を形成する。ダイポールの中心は、低電圧・高電流領域を示す。このエリアは、低インピーダンスである。ダイポールのインピーダンスは、中心からどちらかの端部まで測定されるので、整合目的から、低インピーダンスの中心と、高インピーダンスの端部との間で任意のインピーダンスが見つかることを示すことができる。
ここに記述されるコイルも同じ振る舞いをする。コイルの中心エリアは、非常に低いインピーダンスで、従ってコイルの中心に整合させることは、RF電力伝達に適してない。同調コンデンサに最も近い、コイルの端部エリアのインピーダンスは、高インピーダンスなので、RF発振器とはより容易に整合される。本発明は、従来技術と比較して、二次的な2巻きを追加することによるインピーダンスの増大の他に、この特性を利用する。
図6に短波ジアテルミ用発振器650のブロック図を示す。AC電源600は、ヒューズ601を介して電源スイッチ602と結合される。電源スイッチ602は、医療用電源603と結合される。医療用電源603は、RF出力増幅器DC電源604とロジック電源605と結合される。RF出力増幅器604は、スイッチング電源を含むことができ、それは27.12MHz増幅器608と、RF出力制御回路606を介してマイクロコントローラ617とに結合される。
また図6において、27.12MHz発振器607は、27.12MHz増幅器608を介して第1のインピーダンス整合兼高調波抑制ネットワーク609と結合される。第1のインピーダンス整合兼高調波抑制ネットワーク608は、VSWRブリッジ610を介して27.12MHz出力611と結合される。RFジアテルミ用コイル組立体210を含むRFジアテルミ用ガーメント組立体660は、27.12MHz出力コネクタ611と結合される。VSWRブリッジ610は、順方向電力線(forward power line)と基準電力線(reference power line)を介してマイクロコントローラ617に結合される。マイクロコントローラ617は、治療タイマ618、加熱量619、出力セレクタ620、治療開始スイッチ621、音響器622と結合される。
さらに図6において、短波ジアテルミ用発振器は、AC電源600から電力供給され、27.12MHz(11.06m)のRF電力を生み出すことが可能である。実施の一形態として、この短波ジアテルミ用発振器は、利用可能なRF電力と送られたRF電力の表示を提供する。発振器は、RF負荷それ自体への効果を測定するためにVSWRブリッジ610を利用することができる。VSWRブリッジ610は、発振器に組み込まれたフロントパネルディスプレイおよびRF保護回路を制御するために使用することが可能である。
本発明は、RFジアテルミ治療用装置を含むことができる。本発明は、RFジアテルミ用コイル組立体も含むことができる。
ここで使用される、修飾語句のない単数形名詞、「ある(a,an)」という表現は、1つ以上を意味する。ここで使用される「複数(plularity)」という表現は2つ以上を意味する。また「別の、もう一つの(another)」という表現は少なくとも第2、第3またはそれ以上を意味する。ここに使用される「含む(including)」および/または「有する(having)」という表現は「具備する、包含する(comprising)」(すなわち他の構成要素を含みうるオープンランゲージ)を意味する。ここに使用される「結合(coupled)された」という表現は直接的か機械的かにはこだわらず単に「接続された(connected)」と同義である。
本発明のここに開示された全ての実施形態は本開示を踏まえた上で必要以上の実験を行うことなく実行し、使用することが可能である。本発明はここに与えられた理論的記述に限定されない。本発明者によって検討された本発明を実施するための最良の形態が開示されたが、実際の実施場面においてはそれに限定される必要はない。
本発明はキットで提供されることもあり得る。そのキットは、本発明を構成する一部または全ての構成要素を含むことが可能である。キットは本発明を実施するための指示を含むこともできる。さらに、上記RFジアテルミ用コイル組立体は分離した別個のモジュールとして存在することができるが、RFジアテルミ用コイル組立体は関連するシステムと一体化される場合があることは明かであろう。
本発明の特許請求の範囲の請求項は、限定が「ための手段」とか/または「ための段階」を使用して与えられた請求項に明記されなければミーンズ・プラス・ファンクション限定を含むと解してはならない。本発明に係る包括的な上位形態は、特許請求の範囲の独立項およびその均等物によって定義される。より具体的な特定の下位形態は特許請求の範囲の従属項およびその均等物によって区別化される。
従来技術のRFコイル装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の一形態におけるRFコイル組立体の略図である。 本発明の実施の一形態におけるRFコイル組立体の機能ブロック図である。 本発明の特徴を説明するために使用される試験システムの略図である。 従来技術のRFコイル装置に特徴的な電圧定在波比VSWRのグラフを示した図である。 従来技術のRFコイル装置に特徴的な複素インピーダンスチャートを示した図である。 本発明の実施の一形態におけるRFコイル組立体に特徴的な電圧定在波比VSWRのグラフを示した図である。 本発明の実施の一形態におけるRFコイル組立体に特徴的な複素インピーダンスチャートを示した図である。 本発明の実施の一形態における短波ジアテルミ用発振器(SWDG)のブロック図である。
符号の説明
100 同軸ケーブル
101 一次コイル
102 二次コイル
103 可変コンデンサ
104 管状通路
105 布地の層
106 布地の層
110 従来のRFコイル装置
200 同軸ケーブル
201 一次コイル
202 二次コイル
203 同調コンデンサ
204 管状通路
205 層
206 層
210 RFコイル組立体
300 試験システム
301 擬似的な人間負荷
302 プラスチックボトル
303 生理食塩水
304 非導電性プラスチック管
305 通気装置
306 電源コード
307 赤外線放射温度計
308 BNC型RFコネクタ
309 同軸ケーブル

Claims (24)

  1. 弾力変形可能なガーメントと、
    導電性コイル組立体と
    を具備するRFジアテルミ用コイル組立体であって、
    前記導電性コイル組立体が、一次巻き線と該一次巻き線に結合した二次巻き線とを含み、前記ガーメントに固定されており、前記一次巻き線と前記二次巻き線は、前記導電性コイルと該導電性コイルに接続されたRF電源との間のインピーダンス整合を最適化するように構成されたものである、RFジアテルミ用コイル組立体。
  2. 前記一次巻き線に対する前記二次巻き線の巻数比は、約7:2である、請求項1に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  3. 前記一次巻き線は、前記二次巻き線と軸方向に位置がずれて配設されている、請求項1に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  4. 前記一次巻き線の1巻分は、前記二次巻き線の外側に位置する、請求項1に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  5. 前記ガーメントは、概ね患者に形状が適合する弾性変形可能なガーメントを含む、請求項1に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  6. 前記導電性コイルは、金網状導電性コイルを含む、請求項1に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  7. 前記導電性コイルは、前記ガーメントが変形するのに合わせて変形することができる、請求項6に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  8. 前記二次コイルは、前記一次コイルと電磁結合する、請求項1に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  9. 前記一次巻き線は、電源リード線に接続可能である、請求項1に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  10. 前記導電性コイルと結合した同調回路を更に具備する、記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  11. 前記同調回路は、バラン回路を含む、請求項10に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  12. 前記同調回路は、同調コンデンサを含む、請求項10に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  13. 前記一次巻き線に結合したRF電源を更に具備する、請求項1に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  14. 弾力変形可能なガーメントと、
    導電性コイルと
    を具備するRFジアテルミ用コイル組立体であって、
    前記導電性コイルが、一次巻き線と該一次巻き線に結合した二次巻き線とを含み、前記弾力変形可能なガーメントに固定されており、前記一次巻き線に対する前記二次巻き線の巻数比は、約7:2である、RFジアテルミ用コイル組立体。
  15. 前記一次巻き線は、前記二次巻き線と軸方向に位置がずれて配設されている、請求項1に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  16. 前記ガーメントは、概ね患者に形状が適合する弾性変形可能なガーメントを含む、請求項14に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  17. 前記導電性コイルは、金網状導電性コイルを含む、請求項14に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  18. 前記導電性コイルは、前記ガーメントが変形するのに合わせて変形することができる、請求項17に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  19. 前記二次巻き線は、前記一次巻き線と電磁結合する、請求項14に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  20. 前記一次巻き線は、電源リード線に接続可能である、請求項14に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  21. 前記導電性コイルと結合した同調回路を更に具備する、請求項14に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  22. 前記同調回路は、バラン回路を含む、請求項21に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  23. 前記同調回路は、同調コンデンサを含む、請求項21に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
  24. 前記一次巻き線に結合した短波ジアテルミ用発振器を更に具備する、請求項14に記載のRFジアテルミ用コイル組立体。
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