JP2005536271A - 消費に適する飲料を作るための形状保持パッド - Google Patents

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Abstract

本発明は、消費に適する飲料を作るための形状保持パッド(1)、アセンブリおよび方法に関する。この目的のため、パッドは、粉乳/クリーマおよび砂糖などの水溶性物質(4)を入れたカバー(2)を備える。カバーは、上側シート(6)および底側シート(8)を有する。パッドは、上側シートおよび底側シート間に配置された形状規定補剛体(10)をさらに備え、上側シートおよび底側シートは少なくとも部分的に、互いに、かつ表面にほぼ平行に延在する。補剛体は、上側シートに隣接した上側面と、底側シートに隣接した底側面とを有し、また、内部に仕切り壁構造を設けることにより、液体を透過する格子構造体(14)を有し、この構造体内に可溶性物質の少なくとも一部分が収容され、また、壁構造によって形成された各区画室(16)が、その壁構造、上側シートおよび底側シートによって包囲される。

Description

本発明は、消費(飲用)に適する飲料を作るためのパッドであって、水などの液体に可溶性の粉乳/クリーマ、砂糖および同様の添加物などの物質を入れた少なくとも1つの第1カバーを備え、カバーは、可溶性物質を透過しない材料、たとえば、フィルタ材料の層から作製された上側シートと、可溶性物質それ自体は透過させないが、液体に溶解している物質を透過させる材料、たとえば、フィルタ材料の層から作製された底側シートとを備える、パッドに関する。
そのようなパッド自体は既知である。既知のパッドは、消費に適する飲料を作るための、コーヒーメーカなどの既知の器具に使用されることを意図する。この場合、パッドを器具のホルダ内に設置し、その後に高温水を器具によってホルダに供給する。そのとき、高温水は上側フィルタシートを通過して、水溶性物質が入っているカバーの内部空間に流れる。この物質は水に溶けて、底側フィルタシートを通過してパッドから出る。ホルダは、たとえば、少なくとも1つの流出開口を備え、それを通って、物質が溶解している水がホルダ外へ流れることができる。
既知のパッドの欠点は、使用の際に水溶性物質が溶解しない割合が相当に高いことである。その結果、消費に適する飲料を作った後、物質が相当に大きい割合で使用されずにパッド内に残る。
本発明の目的は、消費に適する同一量の飲料を既知のパッドおよび本発明に従ったパッドで調製するとき、消費に適する一定量の飲料を調製するときに溶解することができる物質の割合が、既知のパッドの場合より大きい形状保持パッドを提供することである。
この目的のために、本発明によれば、消費に適する飲料を作るための形状保持パッドであって、水などの液体に可溶性の物質、たとえば粉乳/クリーマ、砂糖および同様の添加物を入れた少なくとも1つの第1カバーを備え、該カバーは、可溶性物質を透過しない材料、たとえば、フィルタ材料の層から作製された上側シート、および可溶性物質を透過しないが、液体に溶解している物質を透過する材料、たとえば、フィルタ材料の層から作製された底側シートを有し、該パッドは、上側シートおよび底側シート間に配置された形状規定補剛体をさらに備え、該上側シートおよび該底側シートは少なくとも部分的に、互いに、かつ表面にほぼ平行に延在し、該補剛体は、上側シートに隣接した上側面、および底側シートに隣接した底側面を有し、また、内部に仕切り壁構造を設けることにより、上側面から底側面まで液体を透過する格子構造体を有し、この構造体内に可溶性物質の少なくとも一部分が収容され、また、壁構造によって形成された各区画室が、その壁構造、上側シートおよび底側シートによって包囲される、形状保持パッドが提供される。本発明に従った手法、すなわち、可溶性物質に対して良好な透過性を有するが、それの分割および分離パターンも有する、ある程度ブロック状であるか、またはディスク形状の補剛体を使用することにより、液体が流れるときに溶解する物質の割合が、既知のパッドの場合より大きくなる結果が得られることがわかった。これについての考えられる理由は、水がより良好に拡散してパッド内を流れること、かつ/または仕切り壁構造の結果として、比較的大きい塊、すなわち、液体を透過する格子構造体内の通路より大きい塊の形成が防止されることである。
本発明のさらなる実施形態によれば、重要な壁構造に関して、仕切り壁構造の少なくとも一部分が、複数の区画室を形成する格子によって形成されることが好ましい。このように、補剛体は、互いに分離した区画室を有する任意の所望の透過性格子に適当な方法で分割されることができる。加えて、仕切り壁構造の少なくとも一部分を渦巻き形の壁で形成することも可能である。その場合、その目的に適した幅を有する、単一の長い連続区画室を作ることが可能である。実際のところ、これには、複数の隣接区画室が、たとえば、これらの隣接区画室間の壁の少なくとも1つの開口によって相互に接続されて、長い連続区画室を形成する格子が必要である。もちろん、格子を外側、内側、または中間渦巻きと組み合わせるように構成することも可能である。平行壁の配列により、適当な幅を有する細長い区画室も実現することができる。個々の用例においてどの特定の壁構造が可溶性物質を最も完全に溶解させるかは、可溶性物質(複数可)の性質、供給される液体および他の要素、たとえば、圧力や温度によって決まる。
塊は、粉末核が、粉末核の比較的迅速な溶解を阻止する粘性塊によって包囲されたものからなる場合が多い。可溶性物質がそのように凝集化する可能性を減らすために、比較的細かい通路構造体が好まれる、すなわち、本発明のさらなる実施形態によれば、それにより、壁構造によって形成された各区画室が、壁構造の一部分に垂直に測ったとき、幅が水力直径の1/3より小さく、好ましくは1/4より小さく、さらに好ましくは1/6より小さく、さらにもっと好ましくは1/8より小さい場合に利点を得ることができ、ここで、水力直径とは、補剛体の周長で表面を4回割った値を意味すると理解される。実際に、これは、透過性格子構造体内の可溶性物質の各粒子が、壁構造の表面からの幅より近い距離の位置にあることを意味する。この距離を比較的短く維持することにより、おそらくは形成され始めた塊の直径が比較的小さく、その結果、この塊がおそらくは形成されないか、あるいはその寸法が比較的小さく、したがって粉末核が小さいか、またはないため、迅速に溶解する。
好ましくは、隣接した区画室が単一の壁で分離される。このように、カバーの内部空間が、物質の充填に最適に利用される。言い換えると、この場合、壁構造は、パッドの内側部分の比較的小さい体積部分を占めることができる。
特に、さらに、上側シートは補剛体の上側面に固定され、底側シートは補剛体の底側面に固定される。この場合、上側シートおよび底側シートはそれぞれ、上側シートおよび底側シートのそれぞれの長手縁部付近で補剛体に固定されることができる。さらに、特に上側シートは壁構造の上側面に固定され、底側シートは壁構造の底側面に固定される。この場合、上側シートおよび底側シートを開口付近に位置する区画室の縁部に連結し、それにより、区画室を上側シートおよび底側シートで閉鎖することも可能である。これは、物質が粉末状であるとき、物質が、たとえば1つの区画室から別の区画室へ移動することができないことを意味する。
特にパッドは、少なくとも部分的にシート状フィルタ材料から作製された第2カバーであって、挽いたコーヒー豆などの被抽出製品を入れた第2カバーをさらに備え、第2カバーは、第1カバーの上方か、または下側で表面にほぼ平行に延在する。物質が粉乳/クリーマおよび/または砂糖からなり、被抽出製品が挽いたコーヒー豆からなるとき、そのような形状保持パッドは、カプチーノを作るのに特に適する。この場合、使用の際に、たとえば第2カバーを第1カバーの上方に配置すると、高温水が加圧状態で第2カバーの上側に供給される。第2カバー内で、この高温水がコーヒー抽出液を生成し、それが次に、圧力の影響を受けて第1カバーへ流れ、そこで物質がコーヒー抽出液に溶解する。物質が内部に溶解しているコーヒー抽出液は次に、第1カバーの底側シートを通過して形状保持パッドから出る。このようにして得られた飲料(溶解物質入りのコーヒー)は、今すぐに消費の準備ができている。しかし、飲料は、欧州特許出願第0878158号に記載されている装置であって、それにより、空気を飲料中にホイップし、それにより、わずかに泡立った泡層が飲料の上に得られるようにする装置に供給することもできる。このように得られた飲料は、消費の準備ができたカプチーノである。また、飲料を他の既知の装置に供給して、さらなる処理を加えることもできる。飲料を作るために、形状保持パッドを、少なくとも1つの流出開口を備える既知のホルダに入れることができる。特に、この少なくとも1つの流出開口は、欧州特許出願第0878158号に記載されている噴出開口を形成して、緩衝リザーバ内へ噴出される飲料ジェットを生じ、それにより、小さく泡立った泡層を有する飲料を得ることができる。
特に、第2実施形態は、少なくとも部分的にシート状フィルタ材料から作製された上側シート、およびシート状フィルタ材料から作製された底側シートを備える第2カバーであって、上側シートおよび底側シートが相互連結され、また好ましくはそれらの長手縁部で相互連結され、さらに好ましくは直接的に相互連結され、相互連結部分が円形接合部を形成する、第2カバーを備える。
本発明のさらに好適な実施形態を、補剛体の底側面に膨出部分を設けることによって得ることができ、この膨出部分は、仕切り壁構造の中央部分の高さを増加させることによって形成され、上述の表面と平行に延在する表面を有する。さらに中央部分が補剛体の円周壁の底縁部と比べて下がった位置に配置されて、それにより、中央表面の縁部と円周壁の低縁部との間の仕切り壁構造の底側面が、中央表面のその縁部と円周壁のその底縁部との間に引いた線と比べて下がり、また、底側シートが中央表面全体にかつその縁部から円周壁の、好ましくは環状に突出した底縁部まで延在して、この位置か、またはその付近で補剛体に固定される場合、壁構造および底側シート間に環状チャネルが形成され、これは、物質を内部に溶解した液体の排出を促進することができる。この実施形態でも、被抽出物質を入れるさらなるカバーを上側シート上に設けることができ、所望ならば、そのカバーの底側を上記上側シートで形成する。
仕切り壁構造を備えた補剛体上への液体の拡散をさらに改良することが望まれる場合、多数の通路を有する分離体、さらに具体的には、シャワーヘッドプレートなどの配水プレートを設けることができ、分離体は、上側シートの少なくとも一部分を形成するか、あるいは、上側シートの上または下側に追加して配置することができる。
一般的に、形状保持パッドの上側シートは、ろ紙などのフィルタ材料の層によって形成される。しかし、形状保持パッドを、取り外し可能に設けられた、液体不透過性の材料の層からなる上側シートを有するように構成することも可能である。特に、挽いたコーヒー豆などの被抽出物質と共にカバーを形状保持パッド上に置き、そのカバーのフィルタ層が形状保持パッドの開放上側面を覆うとき、この構成を利用することができる。補剛体が適当に構成されているとき、それはこの構造で再使用するのに適する。これは、開放した上側面が、仕切り壁構造によって形成された格子構造体内に可溶性物質を撒き散らすことを可能にするからである。
本発明はまた、形状保持パッドと、挽いたコーヒー豆などの被抽出製品を充填した、少なくとも部分的にシート状フィルタ材料から作製された抽出パッドとのアセンブリに関する。この場合、抽出パッドの幅方向の抽出パッドの寸法は好ましくは、形状保持パッドの上記表面の方向の形状保持パッドの寸法より大きい。そのようなアセンブリは好ましくは、ホットミルク入りコーヒーを作るために、さらに具体的には、カプチーノを作るために使用することができる。この目的のために、被抽出製品には挽いたコーヒー豆を使用し、可溶性物質にはたとえば、粉乳/クリーマを使用する。この場合、たとえば、形状保持パッドをホルダに入れてから、抽出パッドを形状保持パッドの上に載せることができる。次に、たとえば、高温水をホルダの上側面に供給する。この高温水は、抽出パッドを加圧状態で通過し、それにより、コーヒー抽出液が生成される。次に、このコーヒー抽出液が形状保持パッドを通過して流れ、それにより、物質がコーヒー抽出液内に溶解する。物質には粉乳/クリーマが使用されるため、このようにしてミルク入りコーヒー抽出液が生成される。このように消費に適する飲料が、ホルダの流出開口を通ってホルダから出ることができる。このようにして得られた飲料を上記欧州特許出願第0878158号に記載されている装置に加圧状態で供給し、それにより、小さく泡立った泡層を有する飲料を、特にカプチーノを得ることができる。この場合もホルダの流出開口は、欧州特許出願第0878158号に記載されている噴出開口として構成することができる。上記アセンブリは、1つのパッケージに入れて消費者に提供することもできる。
本発明はまた、以上に記載したような形状保持パッドまたはアセンブリを用いて消費に適する飲料を作る方法であって、上側シートおよび底側シートによって閉鎖状に覆われた補剛体内に仕切り壁構造によって形成された液体透過性の格子構造体を有する形状保持パッド内に収容された、水などの液体に可溶性の粉乳/クリーマ、砂糖および同様の添加物などの一定量の物質を、カバー内に収容された、挽いたコーヒー豆などの被抽出物質の一定量と共にホルダに入れて、次に、高温水などの液体を好ましくは加圧状態でホルダに、特にその上側面から2つの物質に供給し、その後、このようにして得られた飲料をホルダの底側面の少なくとも1つの流出開口から引き出す、飲料を調製する方法に関する。好ましくは、カバーは、形状保持パッドの上方に配置されるが、得られた飲料を、噴出開口として構成された排出開口から排出し、それによって小さく泡立った泡層が得られるようにすることも好ましい。また、カバーを形状保持パッドの下側に配置することもできる。以上にすでに記載したように、噴出開口を有するそのような方法は、カプチーノを得るために特に適している。形状保持パッドを、カバーと共に全体を形成するように結合するか、または別のカバーと共に使用することができ、このとき、カバー及びパッドの両方を使い捨て用にすることができるが、取り外し可能な上側シートを有する構造の形状保持パッドは、繰り返し使用することもできる。
補剛体を備えたパッドは、EP−A−0398530、US−A−4,446,158、及びUS−A−5,082,676号から既知であるが、これは、被抽出製品、さらに具体的には、挽いたコーヒー豆を入れるパッドに関することに注意されたい。しかし、そのようなパッドでは塊化の問題が発生しない。したがって、参照の既知の補剛体は2〜3本の補剛リブを備えているだけであり、これらは、比較的大きい区画室を形成し、ホルダ内に自由に懸架されているパッドに、曲げに対する十分な耐性を与えることを本質的な目的としている。上述したように、本発明の形状保持パッドは特に、支持状態でホルダ内に配置されることを意図し、補剛体が塊化を防止するが、また別の効果も有する。液体に溶解した物質がパッドから出るため、可溶性物質が溶解して排出された後、パッドは実質的に空になる。しかし、ホルダ内に支持された位置にあるとき、形状保持パッドは、その上に配置された、挽いたコーヒー豆などの被抽出製品を収容している第2カバーを支持する必要がある。飲料を作る間に排水されるパッドは、抽出処理を妨害する可能性がある。しかし、本発明に従ったこのような形状保持パッド内に補剛体が存在することにより、この問題が決して起きないようにすることができる。このことは、形状保持パッドがホルダによって支持され、第2カバーがホルダ内の形状保持パッドの下側に位置して、やはりホルダによって支持されているときにも当てはまる。
次に、非制限的な例にすぎないが、図面に示された実施形態を参照しながら、本発明をさらに詳細に説明する。
図1において、参照番号1は、本発明に従って消費に適する飲料を作るための形状保持パッドを表す。形状保持パッド1は、水溶性物質4を入れた少なくとも1つの第1カバー2を有する。本例では、水溶性物質は、粉乳/クリーマからなる。消費に適するココアおよび他の飲料を作るための粉末などの他の物質も考えられる。また、濃縮液および抽出液などの、粉末以外の形状の物質も可能である。
カバー2は、シート状フィルタ材料から作製された上側シート6と、シート状フィルタ材料から作製された底側シート8とを有する。本例では、上側シート6および底側シート8の各々がろ紙から作製されている。しかし、合成物のフィルタ材料などの他のフィルタ材料も可能である。形状保持パッドは、上側シートおよび底側シート間に含まれる補剛体10をさらに備える。上側シートおよび底側シートの各々は、少なくとも部分的に表面12にほぼ平行に延在する。
補剛体10は、表面12に平行に延在して格子14(図2および図3を参照)を形成する仕切り壁構造を備え、複数の区画室16が格子内に設けられている。各区画室16は、格子14の上側18に開口20を有する。また、各区画室は、格子の底側22に開口24を有する。補剛体の上側面は上側シート6に隣接し、補剛体の底側面は底側シート8に隣接している。さらに具体的には、格子の上側面18が上側シート6に隣接し、格子14の底側面22が底側シート8に隣接している。このため、仕切り壁構造は、液体を上側面から底側面へ透過する格子構造体を有する。
本例では、補剛体は、格子の側部の周囲に延在する直立側壁26を有する。さらに、補剛体は、格子の側部の周囲に延在する水平縁部28を有する。補剛体の上側にはさらに、上向きに延出して、実際のところ、直立側壁26と一直線に並んでいる直立縁部30が設けられている。上側シートは、補剛体の上側に固定されている。本例では、上側シート6は、その長手縁部付近で、直立縁部30に固定されている。補剛体の底側にはさらに、下向きに延出する円形縁部32が設けられている。底側シートは、補剛体の底側面に固定されている。本例では、底側シート8は、下向きに延出する縁部32に固定されている。本例ではさらに、上側シートがさらに格子の上側面に固定され、底側シートがさらに格子の底側面に固定されている。さらに、多数の区画室がハニカム構造を有する。さらに本例では、隣接する区画室がそれぞれ、単一の側壁34によって互いに分離されている。本例では、区画室の各々に粉乳/クリーマなどの水溶性物質が充填されている。
さらに、パッド1は平坦な形状を有し、パッドの、表面12の方向の寸法が、表面12に垂直な方向35の寸法より大きい。
本例では、格子/仕切り壁構造は、プラスチックなどの合成物から作製される。しかし、格子/仕切り壁構造は、金属、ゴム、厚紙および/または生分解性材料などの他の材料から作製することもできる。特に、補剛体全体が、プラスチックなどの合成物、金属、ゴム、厚紙および/または生分解性材料から作製される。さらに、本例では、形状保持パッドは、ディスク形(丸いディスクの形状)構造を有する。パッドの直径dは、たとえば40〜80mm、特に約60mmである。パッドの高さは、たとえば5〜20mm、特に約7mmである。ハニカム構造を形成する区画室の直径lは、たとえば5〜10mm、好ましくは約7mmである。
形状保持パッドは、消費に適する飲料を作るために既知の様式で使用することができる。したがって、たとえば、上側面が開放して、底側面に少なくとも1つの流出開口を備えるホルダ内にパッドを設置することができる。そのようなホルダは既知であり、消費に適する飲料を作る既知の器具、たとえば、エスプレッソ沸かし器および他の形式の器具に通常使用される。器具により、たとえば、高温水をホルダの上側面に加圧状態で供給することができる。この高温水は、上側シートを通過して形状保持パッドに透通し、物質が水に溶解する。物質が内部に溶解している高温水は次に、底側シートを通って形状保持パッドから流出することができ、それから少なくとも1つの流出開口を通ってホルダから流出することができる。区画室の結果として、この場合には水に溶解する物質の割合が比較的大きいであろう。ホルダから流出する、消費に適する飲料は次に、カップなどの容器に集めることができる。しかし、たとえば、欧州特許出願第0878158号に記載されているように、ホルダから出る飲料を噴出開口に供給して、小さく泡立った泡層を有する、消費に適する飲料を調製することも可能である。この場合、ホルダの流出開口は、たとえば、噴出開口として構成することができる。
図1の例では、上側シート6および底側シート8が、直立側壁26を介在させて相互連結されている。しかし、上側シート6および底側シート8を直接的に相互連結することも可能である。これが図5に示されている。図5では、底側シート8および上側シート6が相互連結され、本例では、上側および底側シートの長手縁部36で相互連結され、本例ではさらに、互いに直接的に連結されて、相互連結部分が円形接合部38を形成している。この場合、図1を参照しながら説明したように、上側シートおよび/または底側シートをそれぞれ格子14の上側面18および格子14の底側面22に連結することもできる。
図6は、図1〜図4のパッドの代替実施形態を示す。図1および図6では、多数の対応部品が同一の参照番号で表されている。図6のパッドでは、上側シート6および底側シート8が直立壁の外側37に連結されている。上側シート6および底側シート8はそれぞれ、任意に、さらに格子の上側面および底側面に(任意に、2〜3カ所で)連結することができる。
そのため、上述したように、上側シートを補剛体にさまざまなやり方で固定することができる。たとえば、上側シートを格子の上側面(任意に、上側面だけ)に連結することが可能である。上側シートを直立側壁の上側面(任意に、上側面だけ)に連結することも可能である。加えて、上側シートを直立側壁の外側(任意に、外側面だけ)に連結することが可能である。特に後者の2つの選択肢では、上側シートが格子の上側面にも固定される。後者の場合、上側シートを格子の上側面の2〜3カ所だけに固定することもさらに可能である。上側シートおよび底側シートを互いに直接的に固定することも可能である。
また、上述したように、底側シートを補剛体にさまざまな方法で固定することができる。たとえば、底側シートを格子の底側面(任意に、底側面だけ)に連結することが可能である。底側シートを直立側壁の底側面(任意に、底側面だけ)に連結することも可能である。加えて、底側シートを直立側壁の外側面(任意に、外側面だけ)に連結することが可能である。特に後者の2つの選択肢では、底側シートが格子の底側にも固定される。後者の場合、底側シートを格子の底側の2〜3カ所だけに固定することもさらに可能である。
特に、図7に示されているように、パッドはさらに第2カバー39を有する。本例では、カバー39は、シート状フィルタ材料から作製されている。このシート状フィルタ材料は、たとえば、ろ紙を備えることができる。しかし、合成フィルタ材料などの他のシート状フィルタ材料も可能である。第2カバー内には、コーヒー豆または茶葉などの被抽出製品40が入っている。しかし、本例では、被抽出製品は、挽いたコーヒー豆40である。本例では、第2カバー39は、第1カバー2の上方に配置されて、表面12に少なくともほぼ平行に延在している。図7では、第1カバー2は、図1〜図4を参照しながら説明したカバー2に対応する。第2カバーは、シート状フィルタ材料から作製された上側シート41、およびシート状フィルタ材料から作製された底側シート42を備える。上側シート41は、たとえばろ紙から作製することができる。このことは、底側シート42にも当てはまる。上側シート41および底側シート42はそれらの長手縁部で相互連結され、相互連結部分が円形接合部43を形成する。第1および第2カバーは相互連結されている。図7のパッドでは、第2カバー39の底側シート42が第1カバー2の上側シート6から構成されるため、これが実現されている。第2カバー39を第1カバー2の下側に配置することも可能である。特に、その場合には第2カバー39の上側シート41が第1カバー2の底側シート8で構成される。
図7の形状保持パッドは好ましくは、ミルク入りコーヒーを作るために使用することができる。この目的のため、図7に従った形状保持パッドをたとえば、エスプレッソ沸かし器などの既知のホルダ内に上記のようにして設置する。次に、高温水をホルダの上側に、好ましくは加圧状態で供給する。このように、水が第1および第2カバーの物質の両方に供給される。本例では、高温水が少なくとも部分的に、上側シート41を通過して第2カバーの内部空間44に流れ、そこでコーヒー抽出液が生成される。このコーヒー抽出液は、底側シート42を通って第2カバー39から流出し、底側シート42が第1カバー2の上側シートも形成しているため、次に第1カバー2に流入する。第1カバー2内で、コーヒー抽出液は区画室を通過して流れ、そこで物質がコーヒー抽出液内に溶解して、ミルク入りコーヒーが生成される。次に、このミルク入りコーヒーは、底側シート8を通って図7のパッド1から流出する。次に、ミルク入りコーヒーは、ホルダの少なくとも1つの流出開口を通ってホルダから出ることができる。このように、上側シートおよび底側シートによって閉鎖状に覆われた補剛体内の仕切り壁構造によって形成された液体透過性格子構造体を有する形状保持パッド内に収容された、水などの液体に可溶性の粉乳/クリーマ、砂糖および同様な添加物などの一定量の物質を、第2カバー内に収容されている、挽いたコーヒー豆などの被抽出物質と共にホルダ内に入れて、次に、高温水などの液体をホルダに、特にホルダの上側面から、好ましくは加圧状態で2つの物質に供給し、その後、このようにして得られた飲料を、ホルダの底側面の少なくとも1つの流出開口から引き出す。上述したように、このように得られた飲料は、たとえば欧州特許出願第0878158号に記載されているように、小さく泡立った泡層を有する飲料を得るための装置に供給することもできる。このようにしてカプチーノを生成することができる。この場合、ホルダの流出開口を、この欧州特許出願公報に従った装置の噴出開口として構成することができる。既知のホルダ内で第2カバーを第1カバーの下側面に置いて、水をホルダの上側面に供給すると、水はまず、第1カバーを通過して流れて、第1カバー内の物質を溶かし、その水が次に、抽出パッドを通過して流れる。この場合、液体が最初に可溶性物質に、その後に被抽出物質に供給される。
図8は、被抽出製品40を充填した図7の形状保持パッドの代替実施形態を示す。図8のパッドも第2カバー39を備える。補剛体は、環状の直立縁部45をさらに備える。直立縁部45の上側面に、第2カバー39の上側シート41が固定されている。この場合、第2カバーの底側シート42も、第1カバー2の上側シート6で構成される。
図9は、図7の形状保持パッド用の第2代替実施形態を示す。図9においても同様に、形状保持パッドは、ろ紙などのシート状フィルタ材料から作製された第2カバー39を備え、その内部に、挽いたコーヒー豆または茶葉などの被抽出製品40が含まれている。本例では、被抽出製品が挽いたコーヒー豆である。この場合も同様に、第2カバーが、第1カバーの上方で表面12に少なくともほぼ平行に延在している。第1カバー2は、図1〜3を参照しながら説明したカバーに対応する。しかし、第1カバー2は、図5および図6を参照しながら説明したように構成することもできる。第2カバー39も、ろ紙などのシート状フィルタ材料から作製された上側シート60と、ろ紙などのシート状フィルタ材料から作製された底側シート62とを備える。しかし、本例では、底側シート62が第1カバーの上側シート6とは別のシートからなる。底側シート62および上側シート6は、既知のようにして、たとえば、接着剤接続47などによって、互いに固定することができる。第1カバー2および第2カバー39の組み合わせを第3カバー46内に含ませることも可能である。本例では、第3カバー46は、ろ紙などのシート状フィルタ材料から作製された上側シート48と、ろ紙などのシート状フィルタ材料から作製された底側シート50とを備える。底側シート50および上側シート48は、それらの長手縁部付近で相互連結されている。これらの長手縁部が円形接合部52を形成している。本例では、第1カバー2および第2カバー39が第3カバー46によって一緒に保持されて、第1カバー2および第2カバー39が必ずしも直接的に相互連結されない。
図9の形状保持パッドは、それの変更形の各々で、ミルク入りコーヒーを作るため、特に図7を参照しながら説明したように、カプチーノを調製するために、同様に好都合に使用することができる。
図10aは、本発明に従ったアセンブリを示す。アセンブリ54は、図1〜図4か、あるいは、たとえば図5または図6を参照しながら説明したような形式の形状保持パッド1を備える。アセンブリは、たとえば、挽いたコーヒー豆などの被抽出製品を充填した既知の抽出パッド56をさらに備える。既知の抽出パッドは、ろ紙などのシート状フィルタ材料から作製されて、本例では、挽いたコーヒー豆58が充填されている。抽出パッドの幅方向B(図10bを参照)の寸法が、形状保持パッドの、上記表面12の方向の寸法と少なくとも同じ大きさであり、本例ではそれと一致する。本例では、形状保持パッド1および抽出パッド56の各々がディスク形の構造を有し、形状保持パッドおよび抽出パッドは少なくともほぼ等しい直径を有する。既知の抽出パッド56も、ろ紙などのシート状フィルタ材料から作製された上側シート60と、ろ紙などのシート状フィルタ材料から作製された底側シート62とを備え、上側シートおよび底側シートは、それらの長手縁部付近で相互連結されて、その連結部分が接合部64を形成している。
抽出パッドの幅方向Bの寸法が、形状保持パッドの、表面12の方向の寸法と少なくとも同じ大きさであり、本例ではそれと一致するので、形状保持パッドおよび抽出パッドは、少なくとも1つの流出開口68を備えたホルダ66内に簡単にはめ込むことができる。そのとき、形状保持パッド1はホルダの底部に載置され、一方、抽出パッド56は形状保持パッドの上に配置される(図10aを参照)。次に、高温水をホルダの上側に供給して、消費に適する飲料を調製することができる。特に、水は加圧状態で供給される。この圧力は、センセオシステム(Senseo system)を使用してエスプレッソまたはコーヒーを作るための通常の値にすることができる。これらの例の形状保持パッドのさらなる利点は、可溶性物質が溶けて形状保持パッドから出るときに、形状保持パッドの形状が変化しないか、あるいはほとんど変化しないことである。したがって、形状保持パッドの変形によって生じる抽出パッドの変位および/または変形が発生しないか、あるいは少なくともほとんど発生しないため、抽出プロセスが制御不能に行われる受けることはない。このことは、抽出パッドがホルダ内で形状保持パッド上に載置されているときだけでなく、抽出パッドがホルダ内で形状保持パッドの下側に配置され、ホルダ内の形状保持パッドがホルダによって支持されるときにも当てはまる。また、図11は、図10aの形状保持パッド1を抽出パッド56と共に内部に含む既知のホルダ66を示す。本例ではホルダ66の特殊形状のため、抽出パッド56が形状保持パッド1より大径である。これにより、抽出パッド56を形状保持パッドの上方(上流側)に配置することができる。上述したように、高温水を(加圧状態で)ホルダ66の上側に供給することができ、この高温水は、少なくとも部分的に、抽出パッド56および形状保持パッド1を連続的に通過して流れ、それにより、コーヒー抽出液またはミルク入りコーヒー抽出液が連続的に生成される。ミルク入りコーヒー抽出液は、ホルダの流出開口68を通ってホルダ66から出る。特に、流出開口68は、欧州特許出願第0878158号に記載されているような既知の噴出開口として構成される。これにより、ミルク入りコーヒー抽出液ジェットが形成されて緩衝リザーバ70内へ噴出され、それにより、小さく泡立った泡層を有するミルク入りコーヒー抽出液が得られる。特に本例では、このようにしてカプチーノが生成される。図10aのアセンブリの代わりに、ホルダ66に入れるために、図7、図8または図9の形状保持パッドを使用することもできる。そのような変更形態もそれぞれ、本発明の範囲に入ると見なされる。
図12は、本発明の代替形状保持パッドを得るために、図1〜図9のパッドの補剛体10の代わりに使用することができる補剛体10を示す。補剛体は、外側リング80上に位置する区画室16.1と、外側リングの内側のリング82上に位置する区画室16.2と、リング82の内側のリング84上に位置する区画室16.3と、リング84の内側のリング86上に位置する区画室16.4と、リング86の内側のリング88上に位置する区画室16.5とを備える。区画室16.1および16.2は、区画室16.3より小さい。また、区画室16.3は、区画室16.4より小さい。そのため、補剛体は、補剛体の円形縁部90から比較的短い距離をおいた位置に配置された複数の比較的小さい区画室(それぞれ16.1&16.2および16.3)を有し、また、補剛体は、円形縁部から比較的長い距離をおいた位置に配置された複数の比較的大きい区画室(それぞれ16.4および16.5)を有する。たとえば、図10および図11に従って使用するとき、溶解する物質の割合が比較的大きいことがわかった。特に、円形縁部から比較的短い距離をおいた位置に配置された区画室内に存在する物質もうまく溶解する。使用の際に、形状保持パッドがこれらの区画室の位置でホルダ66の底部の上に載るため、これらの区画室を通る水の流れが時々妨害されることがわかった。区画室16.1の表面積は、たとえば25〜55mm、好ましくは40mmである。区画室16.2、16.3および16.4は、それぞれ35〜66mm、好ましくは50mm、45〜75mm、好ましくは60mm、55〜85mm、好ましくは70mmである。図13は、格子が、細長い構造を有して少なくとも実質的に互いに平行な向きである区画室16を有することもできることを示す。この場合、たとえば、d2>>d1であることが当てはまる。図14a〜図14cは、底側シート8がすべての位置では格子に当接しない例を示す。底側シート8が格子に当接しない場所には、それぞれ少なくとも部分的に物質4を充填した収容空間92が示されている。
図15に平面図で示されている補剛体90は、環状の円周壁91を備え、2つのさらなる環状壁92および93が円周壁91の内側に同心状に延在している。中央ペン94から、8つの壁95が半径方向に回転対称的に分散した状態で円周壁91まで延在している。それぞれ2つの壁95の中間で、半径方向に延在する壁96が、環状壁93および円周壁91間に設けられている。図16に示されているように、円周壁は湾曲断面を有し、そのため、円周壁91は開放した皿形であって、開放した底部を有し、下向きに延出した円形縁部97が開放底部の円周付近に形成されている。さらに、環状壁93が環状壁92より高く、環状壁93は上記開放底部を通って突出していることが、図16から見える。壁95および96は、このようにして環状壁によって形成された断面形状に従い、環状壁95および96間の高さの差は、引き伸ばされたS字形のなだらかな移行部分によって底側面で補填される。このため、補剛体90は、円周壁91に対して隆起した中央部分を有する。さらに、中央ペン94は、環状壁93より幾分短い構造を有し、そのため、中央ペン94に隣接する区画室が相互接続される。
図17は、図18に示されるような組み立てた状態の形状保持パッドを形成するための、図15および図16に示された補剛体90と底側シート100、上側シート101およびカバーシート102とを一緒に概略的に示す。組み立てたパッドを図17に示された部品から得る様子を明らかにするために、図17では、異なった部品上の対応するシール場所を対応の文字a−a、b−b、c−c、d−d、e−eで表す。
図18から明らかなように、補剛体90の中央隆起部分と、その上にきちんと引き伸ばされて、eで円周壁91に固定された底側シート100とによって円形の環状チャネル103が形成され、このチャネルを介して、壁96に隣接した区画室が相互接続される。これと、中央ペン94に隣接した区画室の相互接続とにより、可溶性物質の完全な溶解および可溶性物質の補剛体90からの排出を促進することができる。
特に、上記実施形態の各々において、区画室の最小寸法は、パッドの最小寸法の1/3より小さく、好ましくは1/4より小さく、さらに好ましくは1/6より小さく、さらにもっと好ましくは1/7より小さい。また、上記実施形態の各々において、区画室の最小寸法は、パッドの厚さの2倍より小さい。また、上記実施形態の各々において、上記寸法の区画室は、少なくとも実質的にパッド全体に延在している。好ましくは、1m当たりの区画室の数は3,000〜100,000個、さらに好ましくは10,000〜30,000個/m、さらにもっと好ましくは16,000〜20,000個/mである。シート状フィルタ材料は、たとえば、小さい開口を設けた金属またはプラスチックなどのプレートで構成することもできる。シート状材料は、開口を間に形成する織り糸を有する網状材料で構成することもできる。加えて、パッドは、開くことができるように構成することができる。これは、たとえば、上側シートを取り外し可能に設けることによって行うことができる。その場合、使用後にパッドを開き、水溶性物質を再び充填することができる。形状保持パッドは、水を加圧状態で形状保持パッドに供給しない(水を注ぎ込む)装置に使用することもできる。
パッドは、丸形以外にも、矩形、正方形または楕円形などの他の形状を有することもできる。本出願には補剛体が含まれる。このことは、補剛体が非常に剛直であり、そのため、使用の際の補剛体の変形が、あるとしても非常にまれであることを意味すると理解される。
上記実施形態の各々において、壁34が表面12に対して90°以外の角度をなすこともできる。また、壁14の各々の法線が垂直方向に変化することができる。
特別な実施形態によれば、区画室が上側面および/または底側面に複数の開口を備える。たとえば、隣接した区画室間の少なくとも1つの壁34の少なくとも1つの開口により、これらの隣接した区画室を相互接続することも可能である。このようにして、図19aおよび図19bを参照しながら後述するように、渦巻き形の補剛体を得ることもできる。したがって、仕切り壁構造の少なくとも一部分を渦巻き形の壁で形成することが可能である。そのような補剛体200の一例が、図19aおよび図19bに示されており、たとえば、図1〜図10の形状保持パッドの各々に使用することができる。加えて、渦巻き202付近に多数の側壁204を任意に設けることができ、その幾つかが図19aに点線で示されている。しかし、これらの側壁を省略してもよい。
本出願では、コーヒーパッドが既知のコーヒーカートリッジを意味するとも理解される。
特に、たとえば、図10aおよび図11に示されたホルダ66および形状保持パッド1はさらに、抽出パッド56および/または第2カバー39をホルダ内に設置する前に、相互連結することができる。好ましくは、形状保持パッドおよびホルダは一体構造を有する。このことは、形状保持パッドが、挽いたコーヒー豆または茶葉などの被抽出物質を充填した抽出パッドを入れるための収容空間を設けたホルダをさらに備え、第1カバーが収容空間の下方に配置されて収容空間と流体連通状態にあることを意味する。その場合、形状保持パッドおよびホルダは、たとえば、「使い捨てホルダ」を形成する。
たとえば、図1〜図6、図10〜図16および図19を参照しながら説明した形状保持パッドの各々において、第1カバーの上側シートを、取り外し可能に設けられる液体不透過性のシートから作製することができる。その場合、たとえば、このパッドをホルダ66内に設置したとき、水を形状保持パッドに供給する前に、このシートを取り外すことができる。
特に、形状保持パッドをホルダ内に設置して、その上か、またはその下に第2カバーを配置する前に、剥離可能層を取り外す。図10aおよび図11のホルダは、使用の際に、水を加圧状態でホルダに供給するときに他の姿勢をとることもでき、たとえば、ホルダ66を横向きにするか、または上下反対にすることもできる。たとえば、水をホルダの側部か、または底側に供給するようにした他の形式のホルダを使用することも考えられる。また、形状保持パッドは、多数の通路を有する分離体、さらに具体的には、シャワーヘッドプレートなどの配水プレートを補剛体上に設けたことをさらに特徴とすることができる。そのような分離体210が、たとえば、図20aおよび図20bに示されている。通路212は、数、位置および(水力)直径を変更することができる。特に、分離体は、第1カバーの上側シートの少なくとも一部分を形成する。分離体を第1カバー2の上側シートの上方に配置することも可能である。分離体を第1カバー2の上側シートの下側に配置することも可能である。この場合、上側シートは、上述したように取り外し可能に構成されて、液体不透過性の構造を有することができる。また、上側シートをフィルタ材料層から作製してもよい。分離体は、プラスチックか、または金属などの他の材料から作製してもよい。また、上側シートは一部分(たとえば、外側リング)をろ紙から、また、一部分(たとえば、内側ディスク)を分離体から形成してもよい。上側シートおよび底側シートが第1カバーの1つの同一シートを形成することも可能である。その場合、上側シートの概念および底側シートの概念は、相互連結された2枚の異なったシートに制限されない。他のシートか、または単一シートがカバーの(架空の)上側シートおよび底側シートを形成することもできる。そのため、底側シートは、パッドの上側まで延在する少なくとも1枚のシートの一部分であることもできる。同じことが、まったく同様に、上側シートにも当てはまり、場合によっては、これの一部分を、パッドの底側面まで延在する1枚のシートから形成することもできる。このことはすべて、第2カバーにも当てはまる。
本例では、物質が粉乳/クリーマからなる。ココア用粉末や、他の各種香味を得るための粉末などの他の物質も考えられる。物質が粉末以外の別の形を有することも考えられる。物質には、濃縮液および/または抽出液を使用してもよい。さらに、補剛体および格子は、合成物以外の材料、たとえば、厚紙、金属および/またはその組み合わせなどから作製してもよい。さらに、第1カバーの上側シートおよび底側シートは、外側に凹状または凸状表面を形成してもよい。この凹状または凸状表面は、たとえば、格子の上側面18および/または底側面22の凹状または凸状の形によって決まる。この場合、上側シート6および底側シート8は、表面12にほぼ平行な向きでもある。また、補剛体は、互いに上に積み重ねた多数の格子を備えることができ、場合によっては、1つの格子の区画室を、その他の1つの格子の区画室と比べて表面の方向に下がるようにして設けられる。また、図7〜図11および図18の例の各々において、第1カバー2および第2カバー39を互いに交換することも可能である。この場合、補剛体も上記の代替形態に従って構成してもよい。その場合、可溶性物質を入れた第1カバー2が、被抽出製品を入れた第2カバー39の上方に配置される。例示では、大部分の区画室16が六角形構造を有する。円形および楕円形と共に、他のn角形(n≧3)も可能である。隣接する区画室の中心間距離m(図2を参照)は、たとえば、6〜10mmにすることができ、好ましくは約7mmである。壁34の直径は、たとえば、0.2〜0.5mmであり、好ましくは約0.35mmである。粉末の形であるとき、粉末を凝集させることによって可溶性物質の可溶性を高めることができる。そのような変更形態も、本発明の範囲に含まれると考えられる。
本発明の形状保持パッドの第1実施形態の断面図である。 図1のパッドの補剛体の平面図である。 図1の形状保持パッドの格子の斜視図である。 図1の形状保持パッドの格子の詳細図である。 本発明の形状保持パッドの第2実施形態の断面図である。 本発明の形状保持パッドの第3実施形態の断面図である。 本発明の形状保持パッドの第4実施形態の断面図である。 本発明の形状保持パッドの第5実施形態の断面図である。 本発明の形状保持パッドの第6実施形態の断面図である。 本発明のホルダに入れられたアセンブリであって、本発明の形状保持パッドおよび抽出パッドを有するアセンブリの可能な実施形態の断面図である。 図10aのアセンブリの抽出パッドの平面図である。 カプチーノを作るためにホルダ内に入れられた本発明の形状保持パッドおよび抽出パッドの断面図である。 図1〜図9の形状保持パッドの第1代替補剛体の平面図である。 図1〜図9の形状保持パッドの第2代替補剛体の平面図である。 本発明の形状保持パッドの第9実施形態の断面図である。 本発明の形状保持パッドの第10実施形態の断面図である。 本発明の形状保持パッドの第11実施形態の断面図である。 本発明の形状保持パッドの第12実施形態の補剛体の平面図である。 図15のXVI−XVI線に沿った断面図である。 組み立てたパッドを形成するための、図15および図16の補剛体を含む部品を示す図である。 図17に示された部品からなる、組み付け状態のパッドを示す図である。 図1〜図9の形状保持パッドの第2代替補剛体の平面図である。 図19bの補剛体の側面図である。 補剛体の上側面に設けることができる分離体の平面図である。 図20aの分離体の側面図である。

Claims (76)

  1. 消費に適する飲料を調製するための形状保持パッドであって、水などの液体に可溶性の、粉乳/クリーマ、砂糖および同様の添加物などの物質を入れた少なくとも1つの第1カバーを備え、該カバーが、前記可溶性物質を透過しない材料、たとえば、フィルタ材料の層から作製された上側シート、および前記可溶性物質を透過させないが、液体に溶解している物質を透過させる材料、たとえば、フィルタ材料の層から作製された底側シートを有し、該パッドが、前記上側シートおよび前記底側シート間に配置された形状規定補剛体をさらに備え、前記上側シートおよび前記底側シートは少なくとも部分的に、互いに、かつ表面にほぼ平行に延在し、前記補剛体が、前記上側シートに隣接した上側面、および前記底側シートに隣接した底側面を有し、また、内部に仕切り壁構造を設けることにより、前記上側面から前記底側面まで液体を透過させる格子構造を有し、該構造内に前記可溶性物質の少なくとも一部分が収容され、また、前記壁構造によって形成された各区画室が、前記壁構造、前記上側シートおよび前記底側シートによって包囲されている、形状保持パッド。
  2. 前記仕切り壁構造の少なくとも一部分が、複数の区画室を形成する格子によって形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の形状保持パッド。
  3. 前記仕切り壁構造の少なくとも一部分が、渦巻き形の壁によって形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の形状保持パッド。
  4. 前記壁構造によって形成された各区画室が、前記壁構造の一部分に垂直に測ったとき、幅が水力直径の1/3より小さい、好ましくは1/4より小さい、さらに好ましくは1/6より小さい、さらにもっと好ましくは1/8より小さい、幅を有する(ここで、水力直径とは、通路表面積の4倍を通路周長で割った商を意味するものとする)ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  5. 各区画室が、単一壁によって画定されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  6. 前記区画室の少なくとも1つが、n角形構造を有する(nは、2より大きい整数である)ことを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  7. 前記区画室の少なくとも1つが、ハニカム構造を形成していることを特徴とする、請求項5または6に記載の形状保持パッド。
  8. 前記区画室の少なくとも1つが、円形または楕円形であることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  9. 前記補剛体が、前記壁構造の周囲に延在する直立側壁を備えていることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  10. 前記補剛体が、前記壁構造の周囲に延在する水平縁部を備えていることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  11. 前記上側シートが、前記補剛体の上側面に固定されていることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  12. 前記上側シートが、前記壁構造の上側面に固定されていることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  13. 前記上側シートが、前記直立側壁の上側面に固定されていることを特徴とする、請求項9または11に記載の形状保持パッド。
  14. 前記上側シートが、前記直立側壁の外側面に固定されていることを特徴とする、請求項9に記載の形状保持パッド。
  15. 前記上側シートが、前記壁構造の上側面にも固定されていることを特徴とする、請求項13または14に記載の形状保持パッド。
  16. 前記上側シートが、前記壁構造の上側面の数箇所に固定されていることを特徴とする、請求項15に記載の形状保持パッド。
  17. 前記底側シートが、前記補剛体の底側面に固定されていることを特徴とする、請求項1乃至16のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  18. 前記底側シートが、前記壁構造の底側面に固定されていることを特徴とする、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  19. 前記底側シートが、前記直立側壁の底側面に固定されていることを特徴とする、請求項9または17に記載の形状保持パッド。
  20. 前記底側シートが、前記直立側壁の外側面に固定されていることを特徴とする、請求項9に記載の形状保持パッド。
  21. 前記底側シートが、前記壁構造の底側面にも固定されていることを特徴とする、請求項19または20に記載の形状保持パッド。
  22. 前記底側シートが、前記壁構造の底側面の数箇所に固定されていることを特徴とする、先行する請求項21に記載の形状保持パッド。
  23. 前記底側シートおよび前記上側シートが、相互連結され、好ましくはそれらの長手縁部で相互連結され、さらに好ましくは直接的に相互連結され、該相互連結部分が接合部を形成していることを特徴とする、請求項1乃至22のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  24. 該パッドが、平坦な形状であって、前記表面の方向の寸法が、前記表面に垂直な方向の寸法より大きいことを特徴とする、請求項1乃至23のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  25. 前記補剛体が、プラスチックなどの合成物、金属、厚紙、ゴムおよび/または生分解性材料から作製されていることを特徴とする、請求項1乃至24のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  26. 該形状保持パッドが、ディスク形構造を有していることを特徴とする、請求項1乃至25のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  27. 前記第1カバーの前記上側シートおよび/または前記底側シートが、ろ紙から作製されていることを特徴とする、請求項1乃至26のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  28. 前記第1カバーの前記上側シートが、取り外し可能に設けられている液体不透過性のシートから少なくとも部分的に作製されているか、あるいは、水またはコーヒー抽出液などの液体を透過するフィルタ材料から少なくとも部分的に作製されていることを特徴とする、請求項1〜27のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  29. 前記補剛体が、該補剛体の円周縁部から比較的短い距離をおいた位置に配置された複数の比較的小さい区画室を有し、また、前記補剛体が、前記円周縁部から比較的長い距離をおいた位置に配置された複数の比較的大きい区画室を有することを特徴とする、請求項1乃至28のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  30. 前記補剛体が、互いに少なくともほぼ平行な向きの複数の細長い区画室を有することを特徴とする、請求項1乃至29のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  31. 前記壁構造および前記底側シート間に、前記可溶性物質を少なくとも部分的に充填した少なくとも1つの収容空間を備えていることを特徴とする、請求項1乃至30のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  32. 前記補剛体の上側面が、凸状または凹状表面に従って形成されていることを特徴とする、請求項1乃至32のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  33. 前記補剛体の底側面が、凸状または凹状表面に従って形成されていることを特徴とする、請求項1乃至32のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  34. 区画室の最小寸法が、該パッドの最小寸法の1/3より小さく、好ましくは1/4より小さく、さらに好ましくは1/6より小さく、さらにもっと好ましくは1/7より小さいことを特徴とする、請求項1乃至33のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  35. 区画室の最小寸法が、該パッドの厚さの2倍より小さいことを特徴とする、請求項1乃至34のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  36. 前記寸法の前記区画室が、少なくとも実質的に該パッド全体に延在することを特徴とする、請求項34または35に記載の形状保持パッド。
  37. 互いに上下に配置された少なくとも2つの補剛体を備えていることを特徴とする、請求項1乃至36のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  38. 前記補剛体が、互いに対してずらして設けられていることを特徴とする、請求項37に記載の形状保持パッド。
  39. 少なくとも部分的にシート状フィルタ材料から作製された第2カバーであって、挽いたコーヒーのような被抽出製品を入れた第2カバーをさらに備え、該第2カバーは、前記第1カバーの上方または下方で前記表面にほぼ平行に延在することを特徴とする、請求項1乃至38のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  40. 前記第2カバーが、シート状フィルタ材料から作製された上側シート、およびシート状フィルタ材料から作製された底側シートを備え、前記上側シートおよび前記底側シートは、相互連結され、また好ましくはそれらの長手縁部で相互連結され、さらに好ましくは直接的に相互連結され、該相互連結部分が円形接合部を形成することを特徴とする、請求項39に記載の形状保持パッド。
  41. 前記第2カバーの前記底側シートは、前記第1カバーに連結されることを特徴とする、請求項40に記載の形状保持パッド。
  42. 前記第2カバーの前記底側シートが、前記第1カバーの前記上側シートによって形成されていることを特徴とする、請求項40または41に記載の形状保持パッド。
  43. 前記第2カバーの前記上側シートおよび/または底側シートが、ろ紙から作製されていることを特徴とする、請求項39乃至42のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  44. 挽いたコーヒーまたは茶葉のような被抽出物質を充填した抽出パッドを入れるための収容空間を設けたホルダをさらに備え、前記第1カバーが、前記収容空間の下方に配置されて、前記収容空間と流体連通していることを特徴とする、請求項1〜38のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  45. 前記補剛体の少なくとも前記底側が、膨出部分を備えることを特徴とする、請求項1乃至44のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  46. 前記膨出部分が、前記仕切り壁構造の一部分の高さの増加によって決定されることを特徴とする、請求項45に記載の形状保持パッド。
  47. 前記膨出部分が、前記表面に平行に延在する表面を有することを特徴とする、請求項45または46に記載の形状保持パッド。
  48. 前記表面が、前記仕切り壁構造の中央部分を形成することを特徴とする、請求項47に記載の形状保持パッド。
  49. 前記中央部分が、前記補剛体の円周壁の底縁部に対して引込むように配置され、それにより、前記仕切り壁構造の前記底側が、前記中央表面の前記縁部と前記円周壁の前記底縁部との間で、前記中央表面の前記縁部と前記円周壁の前記底縁部との間に引いた線に対して引込んでいることを特徴とする、請求項48に記載の形状保持パッド。
  50. 前記底側シートは、前記中央表面全体に、その前記縁部から前記円周壁の前期底縁部(その縁部は好ましくは環状に突出している)まで延在し、この位置かまたはその付近で前記補剛体に固定されることを特徴とする、請求項49に記載の形状保持パッド。
  51. 前記底側シートが、前記円周壁の前記底縁部上の固定点から前記上側シートの外周縁部の少なくとも近くまで前記円周壁に沿ってさらに延在し、前記上側シートと前記補剛体との固定点かまたはその付近で前記外周縁部に固定されることを特徴とする、請求項50に記載の形状保持パッド。
  52. 前記底側シートは、前記円周壁の前記底縁部上の固定点から前記円周壁に沿ってさらに延在して前記上側シートに連結され、それにより、前記補剛体を完全に囲むカバーを形成することを特徴とする、請求項50に記載の形状保持パッド。
  53. 前記上側シートおよび/または前記底側シートがさらに伸張して、そこでさらなるシートに連結され、それにより、挽いたコーヒー豆のような被抽出製品を入れる密封収容空間を形成することを特徴とする、請求項51または52に記載の形状保持パッド。
  54. 前記補剛体上に、多数の通路を有する分離体、より具体的にはシャワーヘッドプレートのような散水プレート、が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至53のいずれか1項に記載の形状保持パッド。
  55. 前記分離体が、前記第1カバーの前記上側シートの少なくとも一部分を形成していることを特徴とする、請求項54に記載の形状保持パッド。
  56. 前記分離体が、前記第1カバーの前記上側シートの上に位置していることを特徴とする、請求項54に記載の形状保持パッド。
  57. 前記分離体が、前記第1カバーの前記上側シートの下に位置していることを特徴とする、請求項54に記載の形状保持パッド。
  58. 前記上側シートが、フィルタ材料の層からなることを特徴とする、請求項56または57に記載の形状保持パッド。
  59. 前記上側シートが、取り外し可能に設けられた液体不透過性のフィルタ材料の層からなることを特徴とする、請求項57に記載の形状保持パッド。
  60. 先行する請求項1〜59のいずれか1項に記載の形状保持パッドと、挽いたコーヒー豆のような被抽出製品を充填した、少なくとも部分的にシート状フィルタ材料から作製された抽出パッドとのアセンブリ。
  61. 前記抽出パッドの幅方向の前記抽出パッドの寸法が、前記形状保持パッドの前記表面の方向の前記形状保持パッドの寸法と少なくとも一致することを特徴とする、請求項60に記載のアセンブリ。
  62. 前記抽出パッドの幅方向の前記抽出パッドの寸法が、前記形状保持パッドの前記表面の方向の前記形状保持パッドの寸法よりも大きいことを特徴とする、請求項61に記載のアセンブリ。
  63. 前記形状保持パッドおよび前記抽出パッドの各々が、丸形ディスクの形状を有し、前記抽出パッドが、形状保持パッドの直径と少なくとも同じ大きさの直径を有することを特徴とする、請求項61または62に記載の形状保持パッドのアセンブリ。
  64. 前記抽出パッドの前記直径が、前記形状保持パッドの前記直径より大きいことを特徴とする、請求項63に記載のアセンブリ。
  65. 前記抽出パッドの前記シート状フィルタ材料が、ろ紙を備えていることを特徴とする、請求項60乃至64のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  66. 請求項1乃至65のいずれか1項に記載の形状保持パッドまたはアセンブリを用いて消費に適する飲料を調整する方法であって、上側シートおよび底側シートによって閉鎖状に覆われた補剛体内に仕切り壁構造によって形成された液体透過性の格子構造体を有する前記形状保持パッド内に収容された、水のような液体に可溶性の粉乳/クリーマ、砂糖および同様の添加物のような一定量の物質を、カバー内に収容されている挽いたコーヒーのような一定量の被抽出物質と共にホルダに入れて、次に、高温水などの液体をホルダに、特にその上側から、好ましくは加圧状態で前記2つの物質に供給し、その後、このようにして得られた前記飲料を前記ホルダの底側の少なくとも1つの流出開口から注ぎ出す、飲料を調製する方法。
  67. 前記液体は、最初に抽出すべき前記物質に、次に前記可溶性物質に供給されることを特徴とする、請求項66に記載の方法。
  68. 前記液体が、最初に前記可溶性物質に、次に前記被抽出物質に供給されることを特徴とする、請求項66に記載の方法。
  69. 前記形状保持パッドおよび前記カバーが、前記ホルダ内に設置される前に結合されて、それにより、全体を形成することを特徴とする、請求項66、67または68に記載の方法。
  70. 前記形状保持パッドおよび前記カバー間の分離が1つの単一フィルタ層によって行われるように前記結合が行われることを特徴とする、請求項69に記載の方法。
  71. 前記形状保持パッドが、剥離可能層を備え、該剥離可能層が、液体を前記ホルダに供給する前に取り外されることを特徴とする、請求項66〜70のいずれか1項に記載の方法。
  72. 前記形状保持パッドを前記ホルダ内に設置し、その上に前記カバーを載置する前に、前記剥離可能層が取り外されるか、あるいは、前記カバーが前記ホルダ内に設置されて、前記形状保持パッドがその上に載置され、前記剥離可能層が、前記形状保持パッドを前記ホルダ内に設置する前か、あるいは後に取り外されることを特徴とする、請求項71に記載の方法。
  73. 前記層が引き剥がされた使用済み形状保持パッドは、再利用のために可溶性物質を少なくとも部分的に前記パッドに充填することができるように構成された補剛体を備えることを特徴とする、請求項71または72に記載の方法。
  74. 得られた飲料は、わずかに泡立った泡層が得られるように、噴出開口(spout opening)として構成された流出開口(outlet opening)から排出されることを特徴とする、請求項66乃至73のいずれか1項に記載の方法。
  75. 前記形状保持パッドおよび前記ホルダが、前記カバーを前記ホルダに入れる前に相互連結されることを特徴とする、請求項66乃至74のいずれか1項に記載の方法。
  76. 前記形状保持パッドおよび前記ホルダが、一体構造を有することを特徴とする、請求項75に記載の方法。
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