JP2005536103A - 広帯域ofdmシステムにおけるジョイントチャネルおよび雑音変動推定 - Google Patents

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Abstract

未知の多経路チャネルおよび雑音特性を同時に推定し、またチャネルおよび雑音推定値を使用して、狭帯域干渉物が存在してもシステム性能を改善する、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)で使用される方法およびシステムである。帯域における干渉の位置が先験的に分からなくても、未知の多経路チャネルおよび雑音特性に対して推定値を得て、またこの情報を使用して、ビタビデコーダのソフト距離関数を生成する。改善されたチャネルおよび雑音推定値を使用することにより、干渉パケットと衝突しても、802.11gWLANシステムのパケットエラーレート(PER)を維持することができるので、802.11gシステムは干渉に殆ど反応しなくなる。

Description

本発明は一般に通信システムに関し、特に広帯域垂直周波数変調ローカルエリアネットワークにおいて狭大域干渉の解消を行う改良されたシステムと関連する方法とに関する。
IEEE802.11WLAN規格により、データ転送速度、変調タイプ、および拡散スペクトラム技術の点に関して、多数の物理(PHY)層の選択肢が与えられる。3つの物理層が、802.11の最初の改正において標準化された。これらは、直接シーケンス(DS)拡散スペクトラムPHYと、周波数ホッピング(FH)拡散スペクトラムPHYと、赤外光(IR)PHYとを含んでいる。3つのアーキテクチャは全て、2.4GHz帯域での動作用に設計されている。
802.11規格に対する2度目の拡張、すなわちIEEE802.11bは、11Mbpsまでのデータ転送速度に対して、2.4GHzのISM周波数帯域での動作用の直接シーケンス拡散スペクトラム/相補的コードキーイング(DSSS/CCK)に基づく物理層の必要条件を定義している。元の802.11b仕様が承認されたとき、6Mps〜54Mpsのデータ転送速度に対する5GHzのU−NII周波数での動作用の垂直周波数分割多重伝送に基づくPHY層を使用するよう設計された802.11aの仕様もIEEEは同時に承認した。
2001年11月、IEEE802.11委員会は、2.4GHz帯域での使用のために、5GHz帯域における802.11a規格として現在使用されているOFDM物理層(PHY)を再使用することを提案する規格案、すなわち802.11g/D2.1を採用した。802.11gの完全な説明は、全体を参考として挙げるIEEE802.11g/D2.1「802.11−1999に対する補足原案、無線LAN MACおよびPHY仕様:2.4GHz帯域における更に高速な物理層(PHY)の拡張」に記載されている。よく知られているように、802.11g規格は、垂直周波数分割変調(OFDM)に関連してビットインターリーブ符号化変調(BICM)を使用して、多経路フェードの効果に対処している。
2.4GHz帯域で使用するOFDM PHY層を採用することの欠点は、2.4GHzおよび5GHz帯域での動作環境が非常に異なっているため、5GHz用に開発されたインプリメンテーションを2.4GHzで直接使用すると、システム劣化が生じることがある。特に、注目すべき1つの著しい動作環境の差は、2.4GHz帯域におけるブルートゥースシステムの存在である。ブルートゥースは、携帯電話、コンピュータ、および携帯情報端末(PDA)がどのように簡単に互いに、また家庭用および業務用電話、および短距離無線接続を使用するコンピュータと相互接続できるかを記載したコンピューティングおよび通信業界仕様である。ブルートゥースの詳細な説明は、全てを参考として挙げるK.V.S.S.S.S. Sairam他による「無線通信におけるブルートゥース」IEEE通信雑誌、第40巻、第6号、90〜96ページ、2002年6月に記載されている。ブルートゥースシステムは、狭帯域(すなわち1MHz帯域幅)の周波数ホッピングシステムである。それに対して、WLANSは、周波数ホッピングの無い広帯域(すなわち22MHz帯域幅)システムである。研究により、WLAN上でのブルートゥース干渉の効果が、衝突の場合、すなわちエラーレートが非常に高い802.11パケットとブルートゥースが衝突する場合に、大きな障害となりうることが分かっている。このような研究の1つは、ここに参考として挙げるI. Howittによる「UL帯域におけるWLANとWPANの共存」IEEE transactions Veh. Tech., 第50巻、第4号、1114〜1124ページ、2001年7月に記載されており、802.11gによるWLANS動作の性能が、ブルートゥースなどの狭帯域干渉物の存在の下で大幅に劣化することが述べられている。MAC層における干渉回避機構は有用であるが、これらはWLANシステムの使用可能なスループットを制限してしまうので不完全な解法である。
従って、ブルートゥース干渉などの干渉の存在の下で、802.11gWLANシステムを強力にすることのできるPHY層アルゴリズムが必要である。
本発明は、未知の多経路チャネルと雑音特性とを同時に推定し、またチャネルおよび雑音推定値を使用して狭帯域干渉物が存在してもシステム性能を改善する、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)で使用する方法とシステムとに向けられている。本発明は、帯域における干渉の位置を先験的に知らなくても未知の多経路チャネルおよび雑音特性を推定し、またこの情報を使用してビタビデコーダのソフト距離関数を生成する。改善されたチャネルおよび雑音測定値を使用することにより、802.11gWLANシステムのパケットエラーレート(PER)を、干渉パケットとの衝突にもかかわらず維持できるため、802.11gシステムは干渉に殆ど反応しなくなる。
現在、干渉を解消する従来の方式は、MAC層で使用される協力的方法を用いることにより、ブルートゥースなどの干渉するシステム間での衝突を避けようとしている。しかし、衝突の回避は、WLANシステムの全体のビット伝送速度を下げてしまうという欠点を有しているため、ブルートゥース送信間の送信を可能にしているのみである。PHY層での干渉の解消を調べる方法については、殆ど研究がなされていない。本発明は、802.11gシステムのパケットエラーレート(PER)をブルートゥース干渉が存在しても維持するすることの可能なPHY層で定義された干渉解消方法を提供することにより、このニーズに対処している。
好適な実施の形態において、本発明は、PHY層での重畳デコーダで使用する多経路チャネルおよび干渉特性を推定し、ブルートゥースなどのシステムからの狭帯域干渉が存在してもシステム性能を改良する改善された方法を提供する。
本発明の方法および装置は、添付図面と併せて、以下の詳細な説明を参照することにより更に全面的に理解することができる。
以下の説明において、限定ではなく説明の目的で、本発明を十分に理解できるよう、特定のアーキテクチャ、インタフェース、技術など具体的な詳細について述べている。簡素かつ明瞭にするために、既知の機器、回路および方法の詳細な説明は、不要な詳細で本発明の説明を分かりにくくしないよう省略している。
図1は、本発明が適用される代表的なネットワークを示している。図に示すように、BSSネットワーク10は、複数のネットワークノード(例えば、AP、STA、STA、STA、およびSTA)を含んでいる。ちなみに、図1に示すネットワークは、図面上小さくなっている。実際には、ほとんどのネットワークは、更に多くの移動性STAを含んでいる。また、ちなみに、BSSネットワークを参照して図2および以下の説明が行われているが、本発明の原理はIBSSネットワークにも同様に適用される。図1のネットワークにおいて、少なくとも2つのネットワークノード間の無線による通信中は、データパケットをノード間で送信するために、第1ネットワークノード(例えばAP)は送信ネットワークノードとして機能し、また少なくとも1つの第2ネットワークノード(例えばSTA)は受信ネットワークノードとして機能する。
図2aは、IEEE802.11g規格によるIEEE802.11gデータパケット30のフォーマットを示している。データパケットは可変長さであってもよく、また一般に幾つかのOFDMフレームに対応する約500〜1500バイトである。図に示すデータパケット30は、3つのメインフィールド、すなわち(1)物理層収束手順(PLCP)プリアンブルフィールド32、(2)信号フィールド34、および(3)データフィールド36を含むフォーマットを有している。
図2bは、図2aのデータパケット30のPLCPプリアンブルフィールド32の構成を更に詳細に示す図である。プリアンブルフィールド32は、16μ秒の期間を有しており、短いトレーニングシーケンスの10回の繰返し(すなわちS〜S10)と、長いトレーニングシーケンスの2回の繰返し(L、L)とから構成されている。短いトレーニングシーケンスの10回の繰返しS〜S10は、受信器での同期化とタイミングを提供するものであり、その詳細は本発明には適用されない。2つの長いトレーニングシーケンス(L、L)は、図2cを参照して以下に説明する。データパケット30の信号34フィールドは、データ転送速度とデータパケット30の長さを伝える24ビットからなる1つのOFDMフレームから構成されている。パケット30のデータフィールド36は、信号フィールド34において指定されるモードを使用する可変数のOFDMフレームから構成されている。データフィールド36は、ネットワーク10において送信ノード(例えばAP)から受信ノード(例えばSTA)に送信されるデータビットを含んでいる。
図2cは、図2bの2つの長いトレーングシーケンス、すなわち(L、L)の構成の詳細図である。2つの長いトレーニングシーケンス(L、L)は、以下に説明するように本発明の方法を実行するのに不可欠である。図2cに示すように、各トレーニングシーケンス(L、L)は、48の「既知」データビットa〜a48から構成されている。すなわち、送信器および受信器の両者は、データビットa〜a24の値について先験的に知っており、この情報を使用してチャネル推定値を導き出す。
一般には、第1の長いトレーニングシーケンスLのみを使用してチャネル推定値を導き出し、その後で第2の長いトレーニングシーケンスLを使用し、結果を平均化することでチャネル推定値を更に正確にすることができる。
次に図3を参照すると、プロセッサ42と、データインタフェース43によってプロセッサ42に接続されたメディアアクセスコントロール(MAC)ユニット44と、MAC/PHY入出力バス45によってMACユニット44に接続された物理層(PHY)ユニット46とを含む一般的なネットワークノード40の構成が示されている。上述したように、本発明は、好適には、MAC層44で実施される従来の方法とは対照的に、ネットワークノード40のPHYユニット46におけるアルゴリズムとして実施される。
図4は、802.11g規格に従ってTx機能を実行するPHYユニット46の送信器部50を示している。図4を参照して説明される動作はよく知られており、IEEE802.11g規格において詳細に説明されている。図に示すように、送信器50部は、スクランブラ51と、重畳エンコーダ52と、インターリーバ53と、ビット/記号エンコーダ54と、直列/並列コンバータ55と、IFFTユニット56と、並列/直列コンバータ57と、保護間隔生成器ユニット59とを含んでいる。
データ送信過程中、MACインタフェース24は、MAC/PHY入出力バス26を介してスクランブラ51にデータビットbを与える。スクランブラ51は、重畳エンコーダ52の入力に存在するデータのパターンをほぼランダムにする。重畳エンコーダ52は、スクランブルされたデータパターンを前進型誤信号訂正でエンコードし、その後ビットインターリーバ53はエンコードされたデータをインターリーブする。従来技術においてよく知られているように、重畳エンコーダ52は、重畳エンコーダの出力を1/2コーディングレートから例えば基本コードからの2/3など他のコーディングレートに変換するパンクチュアリングブロックを備えている。インターリーバ53から出力されたインターリーブ化エンコードビットは、インターリーブ化/エンコードビットを変調モードまたはタイプによって指定される所定長さのデータ記号aに分類するビット/記号エンコーダ54に入力される。次に、データ記号aは、この802.11g実施の形態においてN=48のデータ記号であるN個の記号と12のゼロ充填記号とのグループで、直列/並列コンバータ55に送られる。直列/並列コンバータ57から出力される記号ストリームは、IFFTユニット56に入力として送られ、そこで処理され、送信されたN個のデータ記号を周波数領域から時間領域に変換する。
本実施の形態において、各繰返しごとに、IFFTユニット56はN=64個の複素数値を並列に出力する。IFFTユニット56から出力された64個の複素数値は、直列化ストリームSを出力する並列/直列コンバータユニット57に入力として送られる。
次に、直列化ストリームSは、保護間隔ユニット58に入力として送られる。802.11gシステムにおける長い記号期間のために、全ての送信データパケットに対してプレフィックスとして保護間隔を使用することによって解消可能なチャネル時間分散によって、記号間干渉が生じることがある。データパケットの直交性を維持するために、各プレフィックスの内容は現在のデータパケットの最後の部分のコピーとなっているため、各データパケットは一部周期的に見えるようになる。従って、従来、保護間隔は周期的プレフィックスと呼ばれている。周期的プレフィックスの長さは、チャネルインパルス応答の長さよりも長くなるよう選択される。本実施の形態において、802.11gシステムの場合、周期的プレフィックスは、各OFDMフレーム継続期間に対して総長さ4μ秒を与える16個のFFT記号(0.8μ秒)となるよう選択される。しかしながら、ちなみに、周期的プレフィックスの長さは、別の実施の形態においては16個の記号よりも長いかあるいは短い。
修正記号ストリームS’は、80個の複素記号(IFFTユニット56から送られた16個の付加周期的プレフィックス記号と64個のデータ記号(48個のデータ記号+12個のゼロ充填記号))からなり、定義された何れかのOFDM変調フォーマットまたはタイプに従って無線媒体上で変調器59によって送信用に変調される。
図5は、受信器(Rx)機能を実行するPHYユニット22の受信器60部を構成するこれらの要素を示すブロック図である。図に示すように、受信器60は、保護間隔、すなわち送信器50で付加された16個の周期的プレフィックス記号をストリッピングする保護ストリッピングユニット61を含んでいる。その後残っているのは、64個の複素データ記号からなる元の記号ストリームである。次に、64個の複素データ記号のストリッピングされたデータストリームは、高速フーリエ変換(FFT)ユニット65に64個の複素データ記号を出力する直列/並列コンバータ63に送られ、また高速フーリエ変換(FFT)ユニット65は64個の複素記号を時間から周波数領域に各周波数ビンkに対して1つの値ずつ変換する。
ちなみに、この802.11g実施の形態において、FFTのサイズは64であり、これはキャリヤの数kを表している。もちろん、従来の何れの通常技術も、異なるアプリケーションに対してFFTのサイズが異なることを認識している。周波数領域における64個の複素数値は、FFTユニット65から出力されて、直列/並列ユニット66に入力として送られ、再び直列化ストリームに変換される。並列/直列ユニット66から出力された直列化ストリームは、ビット距離関数ユニット67と、スライサおよび雑音分散推定器ユニット68とに同時に送られる。雑音分散推定器68は、直列化ストリームに対して2つの動作を行う。第1の動作は、ストリームにおける各データ記号aをその最も近い配座点にスライスすることである。第2の動作は、雑音分散推定値を算出することである。スライスされたデータ記号および雑音分散推定値は、スライスされたデータ記号aを構成する1、2、4または6ビット(b〜b)のそれぞれに対してソフト距離関数値を計算するビット距離関数ユニット67に入力として送られる。スライスされたデータ記号は、特定のアプリケーションによっては、1、2、4または6ビットを含んでいてもよい。従来技術においてよく知られているように、送信された記号aは、BPSK、QPSK、16QAMまたは64QAMを含む既知の何れかの配座から導き出すことができ、ここでaはそれぞれ1、2、4または6ビットを表している。
ソフト距離関数値は、ビット距離関数ユニット67で算出され、デインターリーバ(de-interleaver)69においてインタリーブ解除される。次に、インターリーブ解除された数値は、ビタビ(Viterbi)デコーダ71に送られる。ちなみに、ソフト距離関数値は、ビタビデコーダ71の必要条件として、ビット距離関数ユニット67によって算出される。
発明者らは、受信器における「A」点において、周波数ビン(bin)kでの受信信号rが以下の一般的形式を有していることを認識している。
=H+n,k=1,…,N (1)
上記式中、
は周波数ビンkでの受信信号、
は周波数ビンkでのチャネル数値、
は受信器によって知られる送信記号の実際の値(すなわち、aは長いトレーニングシーケンスLからの記号)、
は分散σ を有する周波数ビンkでの雑音、
Nはキャリヤの数(すなわちFFTサイズ)を表している。
式(1)は、チャネル要素Hと何れかの付加的雑音nとによって乗算される既知の記号aの送信から得られる受信信号rの一般化された式である。式(1)におけるデータ記号aは、チャネル特性Hを推定するために送信器および受信器の両方で先験的に知られるデータパケット(図2cを参照)の長いトレーニングシーケンスの一部として送信される。
ソフト距離関数を計算するために、bi=pとなるような定義された配座からの記号の集合として、配座点C の下位集合をまず定義するが、ここでpは0または1である。第1のステップは、式(2)および(3)に示すように、各ビットbに対する2つの記号a0,iおよびa1,iを求めることである。
Figure 2005536103
上記式中、a0,iはi番目のビットがゼロである確率、
1,iはi番目のビットが1である確率である。
ソフト距離関数m(b)は以下のように計算できる。
Figure 2005536103
式(4)に関する重要な見解は、図5に示すような従来の受信器において、雑音が白色であると推定されることである。具体的には、式(4)の分母に示す雑音分散項σ は、全ての周波数kに対する定数であると仮定され、無視される。しかし、ブルートゥース干渉のように干渉が帯域に存在する場合、雑音分散は定数ではなく、周波数と共に変化する。従って、一部の周波数ビンkは、他のものよりも高い雑音を有している。従って、帯域に存在する干渉の場合、雑音分散項σ は無視できない。これにより、著しく劣化した性能となる。
発明者らは、帯域における干渉の存在を説明する必要があると認識し、簡素化された干渉モデルを作成した。簡素化干渉モデルにおいて、ブルートゥースシステムは、802.11gシステムと同じ帯域における1MHzで動作していると仮定している。このシナリオにおいて、各送信802.11gパケットは、分散σ を有する付加的ガウス雑音干渉を含むN=64個の動作チャネルから3つの連続する周波数チャネルk〜ki+2を有することになる。簡素化干渉モデルにより、以下に説明するように、チャネル推定値を展開することができる。
チャネル推定値を導き出す従来の方法によれば、式(1)をHに対して解き、その一方でゼロ平均値と分散とを有する白色ガウス雑音(AWGN)であると推定される雑音項nを無視する。白色雑音であるという推定の下で、式(1)を解くと、以下のようになる。
=r/a (6)
雑音項nは、雑音が帯域にわたって平坦であると推定される場合、すなわちAWGNの場合には無視してもよい。このような推定の下、各周波数ビンkでのチャネル数値または応答Hは、全ての他の周波数ビンでの応答とは無関係である。
しかし、帯域全体で平坦である雑音を仮定するとチャネル推定値が簡略化されるが、2つの重要な点で不利となる。まず、16個の記号の周期的プレフィックス長さを使用することにより、チャネルのインパルス応答の時間が長くないと推定される。周波数および時間領域の間に線形性があるために、時間の16個の独立サンプルは、周波数の16個の独立サンプルに相当する。従って、FFTのサイズが802.11gにおいて64であっても、周波数の64個のサンプルの内16個のみが独立サンプルである。式(6)の従来の「簡素化」チャネル推定値は、この相関関係を考慮に入れない。
式(6)の簡素化チャネル推定値を使用することの第2の欠点は、雑音項についての全ての情報が無視されることである。これは一般に、従来例ではゼロフォーシングまたはイコライジングと呼ばれている。
本発明は、雑音項に対して推定値を与えることにより、上述の欠点を解決する。雑音推定値を与えることは、本発明が特に向けられている問題であるブルートゥース干渉などのように帯域に干渉が存在する場合に特に有利である。
Figure 2005536103
チャネル推定値を導き出す第1実施の形態
次に、狭帯域干渉(例えばブルートゥース干渉)の存在の下でチャネルと雑音とを同時に推定し、これによってシステム性能を向上させるために、本発明の実施の形態を説明する。
発明者らは、時間領域におけるチャネルインパルス応答が、フーリエ構造である周波数領域における対応する構造を有していると認識している。周波数領域において、チャネルインパルス応答hのフーリエ変換は、以下のように記述することができる。
Figure 2005536103
式(7)は、以下のように時間/周波数関係として行列形式で記述しなおすことができる。
[H]=[F][h] (8)
図6は、式(8)の行列の要素の拡大図を示している。図に示すように、周波数[H]におけるチャネルインパルス応答は、(Nx1)(例えば64x1)行列となるよう示されており、行列[F]はNxN(例えば64x16)切断フーリエ行列であり、時間領域におけるチャネル応答を表す(Nx1)(例えば64x1)行列である行列[h]で乗算される。本実施の形態の場合、行列[h]は、時間における独立変数の数に相当する16個の非ゼロの数値h〜h15のみを含んでいる点に注意すべきである。この16個の値は、周期的なプレフィックスの長さに対応している。
式(8)の時間/周波数行列関係を式(1)に代入して、行列形式のaを書き直すと、受信チェーンにおける「A」点での受信信号モデルに対する行列解が得られる(図5の「A」点を参照)。
r=[A][F][h]+[n] (9)
上記式中、Aは既知の送信記号aから構成されるNxN対角行列である。
両行列[A]および[F]は、トレーニングフレームに対して先験的に既知である。Rを雑音ベクトル[n]の相関行列となるように定義し、また[G] = [A][F]と定義すると、チャネルインパルス応答ベクトルおよび周波数応答ベクトルの最小2乗推定値は、以下のように記述することができる。
Figure 2005536103
式(10)および(11)から2つの見解が得られる。まず、周期的プレフィックス長さNc=Nであり、また雑音相関行列R=σIであり、ここでIは単位行列とすると、式(11)は式(6)に縮小され、「簡素化」チャネル推定値となる。次に、雑音相関行列Rを除いては、チャネルの周波数推定値において必要な全ての行列、すなわちHは予め分かっており、受信器で事前に算出することができる。つまり、両行列[A]および[F]、そして[G]は、トレーニングフレームLに対して先験的に既知である。また、は、受信ベクトルとして分かっている。式(11)において唯一分かっているものは、雑音相関行列Rである。従って、白色雑音を仮定すると、受信器は単に受信ベクトルrで1つの行列ベクトルを乗算し、以下のようにチャネル推定値を求めることのみ必要となる。
Figure 2005536103
本発明は、本発明の方法に従ってチャネルおよび雑音推定値を導き出すように、これら2つの上記の見解を利用している。具体的には、前記方法は一般に、2ステップのアプローチとして特徴付けることができる。まず、簡素化チャネル推定値は、(帯域に干渉が実際に存在していても)白色雑音を仮定することによって得られる。第2に、第1ステップの白色雑音の仮定の下でチャネル推定値を導き出したので、次に雑音を簡単に推定することができる。各ステップを以下に詳細に説明する。
干渉環境においてチャネルおよび雑音を推定する第1実施の形態によれば、まず、白色雑音を仮定して簡素化チャネル推定値を導き出す。実際の干渉環境における白色雑音の仮定は、図7の雑音相関行列Rを考慮することによってチャネル推定値を得るには妥当なものである。狭帯域干渉の場合、雑音相関行列Rにおける数値の総数のほんの一部のみが、高い雑音数値を有することになる。例えば、狭帯域ブルートゥース干渉の具体例において、相関行列Rにおける64の周波数雑音分散項のうち3つのみが、高い雑音分散数値を有することになる。これに比較的低い割合、すなわち.047を与えると、チャネル推定値を得るための白色雑音の当初の推定は、上述した理由によって妥当かつ正当であると認められる。
白色雑音の仮定の下、図7に示すように、式(11)の雑音相関行列Rは単位行列Iとなり、また受信器は簡素化チャネル推定値Hを得るために受信ベクトルで1つの行列−ベクトル乗算を行うことのみ必要となる。白色雑音仮定の下、式(11)は式(12)に縮小される。
Figure 2005536103
本方法の第1ステップでチャネル推定値を得たので、次に雑音分散推定値を決定しなければならない。そのために、第1ステップで式(12)で計算されたチャネル推定値を、今度は式(1)に代入する。各周波数での雑音分散は、以下のように推定することができる。予め決定したチャネル推定値を使用し、をエラーベクトルとして定義する。
Figure 2005536103
次に、雑音分散推定値を、以下のようにエラーベクトルから導き出す。
Figure 2005536103
式(11)および(14)に示すように、次に、周波数におけるチャネルおよび雑音分散推定値は、各周波数ビンkの各データパケットに含まれる2つの長いトレーニングフレームL1およびL2上で平均化される。
改善された雑音推定値の第1実施の形態
式(12)で計算されたように、チャネル推定値は、2つの長いトレーニングシーケンスで平均化されると、十分な推定値が得られることが実験的に決まっている。しかし、式(14)で計算されたように、雑音分散推定値については、雑音が非常にランダムな作用であるため、2つの長いトレーニングシーケンス(L1およびL2)で平均化しても十分な推定値を得ることができない。そのため、推定値の分散を減少させるために、雑音を更に平均化しなければならない。
上述したように、チャネルおよび雑音分散推定値、すなわち式(12)および(14)は、データパケット30のPLCPプリアンブル部32(図3を参照)に含まれる2つの長いトレーニング期間(LおよびL)から得ている。トレーニング期間(LおよびL)を使用してチャネルおよび雑音推定値が得られると、パケット30のデータフレーム部36のみを使用して、更に正確な雑音推定値を得ることができる。これに関しては、更に正確な雑音推定値を得ることの可能なパケット30のデータフレーム部36のみを使用することは、PLCPプリアンブル部32とは異なり、データフレーム部36が何れかの既知のデータ記号(例えばa〜a24)を含まないという点において問題である。従って、更に正確な雑音推定値を得るには、別の処理ステップが必要である。つまり、まず、データフレーム部36の送信記号(これらは受信器に既知ではないので)を前提条件として推定して、更に正確な雑音推定値を得なければならない。図8は、改善された雑音推定値を得るためのステップを説明するフローチャートである。
ステップ900において、2つのトレーニングフレーム(LおよびL)上で、式(12)から
Figure 2005536103
と、式(14)からσを推定する。
ステップ920においては、パケット30のデータフレーム部36に含まれるi番目のOFDMデータフレームの間に、ステップ900で得たチャネル推定値H(cap)LSを使用して、以下のように、周波数kおよび時間Iでの送信データ記号を推定する。
Figure 2005536103
上述したように、パケット30のデータフレーム部36は、受信器に先験的に既知であるデータ記号を含んでいないため、ここでデータ記号の推定を行う必要がある。
ステップ930では、推定したデータ記号
Figure 2005536103
を最も近い配座点(constellation)にスライスする。
ステップ940では、以下のように、i番目のOFDMフレームの周波数ビンkでの雑音分散を推定する。
Figure 2005536103
ステップ950では、以下のように、分散推定値を平均化する。
Figure 2005536103
上記式中、Nは推定値を平均化するために使用されるOFDMフレームの数である。
ステップ960では、ステップ900および950で得たチャネルおよび雑音推定値を式(12)および(14)でそれぞれ使用して、図5のビタビデコーダ71で使用するソフト距離関数を決定することができる。
改善された雑音推定値を与える第2実施の形態
雑音分散の改善された推定値を与える第2実施の形態によれば、従来の実施の形態よりも雑音分散推定値を更に向上させるために、図8の受信器60の基本スライサおよび雑音分散推定ユニット68に代わって、改良型スライサおよび雑音分散推定ユニットを使用することができる。改良型スライサは、それぞれ次の繰返しで、雑音分散のより優れた推定値を導き出すのに使用される受信データ記号のより優れた推定値が得られるように、複数回の繰り返しで受信データ記号を再エンコードおよびデコードすることにより、データ記号のより優れた推定値を導き出すという原理で動作する。
図9aは、本実施の形態による改良型スライサを採用するために変更された図5の受信器60の図である。図9の変更された受信器70において、改良型スライサおよび雑音分散推定ユニット81は、図5の基本スライサおよび雑音分散推定ユニット68の代わりに使用される。図9bは、受信器70の改良型スライサおよび雑音分散推定ユニット81の構成をより詳細に示すブロック図である。図に示すように、改良型スライサおよび雑音分散推定ユニット81は、2つの構成要素である改良型スライサ84と、雑音分散推定器85とからなる。改良型スライサ84は更に2つの構成要素からなり、デコーディングブロック82の出力は再エンコーディングブロック83の入力に結合されている。このように、「A」点で受信される直列データビットストリームのデータ記号は、デコードされ、更に再エンコードされ、「B」点において、雑音分散推定器84の更に正確な参照データ記号を含む直列データビットストリームを出力する。
図10は、本実施の形態により更に正確な雑音推定値を得るためのステップを説明するフローチャートである。
図10のフローチャートは、図8のフローチャートのステップ900〜950を繰り返しているので、これ以上説明しない。既知のステップの他に、図10のフローチャートでは、ステップ960を変更しており、また図9aおよび9bに示すように、改良型スライサおよび雑音分散推定器(ブロック81)の動作を定義する追加ステップ970および980を含んでる。
図10のフローチャートを参照すると、ステップ960から始めて、ステップ950で得た平均化雑音分散推定値と、ステップ900で得たチャネル推定値とを使用して、更に正確な雑音推定値を得て、受信OFDMパケット30のデータ部(データ記号)36のソフト距離関数を決定する。ソフト距離関数は、図9aの改良型スライサおよび雑音分散推定器ユニット81において計算される。更に具体的には、ソフト距離関数は、改良型スライサユニット81のビット距離関数ユニット82aにおいて計算される。次に、ステップ970で、算出されたソフト距離関数値はブロック82bでインターリーブ解除され、ビタビデコーダ82cに送られる。上述したデコーディング動作82a、82b、82cは全体で、改良型スライサ81のデコーディングブロック82を含んでいる。次に、ステップ980では、デコーディングブロック82の出力が再エンコーディングブロック83に入力として送られて、一度デコードされたデータビットが再エンコードされる。フローチャートに示すように、次に、再エンコードされたデータビットはブロック940に入力として送られ、フィードバックループ960〜980でデコード/再エンコードデータビットを再び使用して雑音分散が推定される。このフィードバックループをあらゆる回数だけ繰返し使用して、特定の規定閾値を満たす、あるいはそれを超える雑音分散推定値を得ることができる点に注意すべきである。
上記から分かるように、本発明は、802.11gWLANシステムにおける受信器が、帯域中の干渉物の位置を事前に分かっていなくても、未知の多経路チャネルおよび干渉分散を同時に推定することができ、またこの情報を使用してビタビデコーダのソフト距離関数を生成することができるという利点を有している。
本発明の実施の形態が適用される代表的なネットワークを示す。 IEEE802.11g規格によるIEEE802.11gデータパケット30のフォーマットを示す。 図2aのデータパケットのPLCPプリアンブルフィールドの構成を更に詳細に示す図である。 図2bの2つの長いトレーニングシーケンス、すなわち(L、L)の構成の詳細図である。 代表的なネットワークノードの構成を示す。 従来技術によりTx機能を実行するPHYユニット46の送信器部50を示す。 Rx機能を実行する図4のPHYユニットの受信器部を構成するこれらの要素を示すブロック図である。 チャネルインパルス時間/周波数関係を構成する行列構成要素を示す。 雑音相関行列Rを示す。 本発明の実施の形態による更に正確な雑音推定値を得るためのステップを説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態による改良型スライサを採用するために変更された図5の受信器の図である。 本発明の実施の形態による改良型スライサを採用するために変更された図5の受信器の図である。 本発明の第2実施の形態による更に正確な雑音推定値を得るためのステップを説明するフローチャートである。
符号の説明
10 BSSネットワーク
61 保護ストリッピングユニット
63 直列/並列コンバータ
65 高速フーリエ変換(FET)
66 直列/並列ユニット
67 ビット距離関数ユニット
68 雑音分散推定器
69 デインターリーバ
71 ビタビデコーダ
81 改良型スライサおよび雑音分散推定ユニット
82 デコーディングブロック
82a ビット距離関数ユニット
82b ソフト距離関数ユニット
82c ビタビデコーダ
83 再エンコーディングブロック
84 改良型スライサ
85 雑音分散推定器

Claims (16)

  1. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)において、狭帯域干渉の存在の下で未知の多経路チャンネルと雑音分散とを推定する方法であって、
    (a)時間領域OFDMデータパケットを受信するステップと、
    (b)前記時間領域OFDMデータパケットを周波数領域OFDMデータパケットに変換するステップと、
    (c)前記周波数領域OFDMデータパケットから既知の送信値を有するトレーニング記号のベクトルを抽出するステップと、
    (d)前記トレーニング記号を使用して、簡素化チャネル推定値を導き出すステップと、
    (e)前記ステップ(d)での前記簡素化チャネル推定値を使用して、前記狭帯域干渉の雑音分散を推定するステップとを含む方法。
  2. 前記WLANはIEEE802.11規格に従って動作される、請求項1の方法。
  3. 前記簡素化チャネル推定値は、前記未知の多経路チャネルに干渉が存在しないことを仮定している、請求項1の方法。
  4. 前記簡素化チャネル推定値を導き出す前記ステップ(d)は、
    (1)周波数領域におけるチャネルインパルス応答に対する時間領域におけるチャネルインパルス応答の時間−周波数関係を
    =F
    として認識するステップと、
    (2)前記認識された時間−周波数関係=Fを使用して、前記周波数領域における受信信号モデルの行列解を
    =A(F)+
    として導き出すステップと、
    上記式中、FはNxNc切断フーリエ行列、
    は前記時間領域におけるチャネルインパルス応答、
    Aは前記複数の既知の送信データ記号からなるNxN対角行列、
    は雑音ベクトルであり、
    (3)前記チャネルインパルス応答の最小2乗推定値を、
    LS=F(G −1G)−1 −1
    として計算するステップと、
    (4)ステップ(3)で計算された前記チャネルインパルス応答の最小2乗推定値の雑音相関行列項R −1を無視して、前記周波数領域における前記簡素化チャネル推定値を
    LS=F(GG)−1
    として算出するステップとを含み、
    上記式中、FとAおよびG=AFは、前記WLANにおける受信ノードでの長いトレーニングシーケンスL1およびL2に対して先験的に全て既知である行列値である、請求項1の方法。
  5. 前記雑音分散を推定する前記ステップ(e)が、
    エラーベクトルを
    Figure 2005536103
    として算出するステップと、
    前記雑音分散推定値を
    Figure 2005536103
    として計算するステップとを更に含む、請求項2の方法。
  6. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)において、狭帯域干渉の存在の下で未知の多経路チャンネルと雑音分散とを推定する方法であって、
    (a)時間領域OFMDデータパケットを受信するステップと、
    (b)前記時間領域OFDMデータパケットを前記時間領域から周波数領域OFDMデータパケットに変換するステップと、
    (c)前記OFDMデータパケットに含まれる長いトレーニングシーケンスL1およびL2からトレーニング記号を使用して、周波数における簡素化チャネル推定値を
    LS=F(GG)−1
    として導き出すステップと、
    上記式中、FとAおよびG=AFは、前記WLANにおける受信ノードで前記長いトレーニングシーケンスL1およびL2に対して全て先験的に既知である行列値であり、
    (d)前記ステップ(a)での前記簡素化チャネル推定値を使用して前記狭帯域干渉の雑音分散を推定するステップと、このステップ(d)は
    (1)エラーベクトルeを
    Figure 2005536103
    として算出するステップと、
    (2)前記雑音分散推定値を
    Figure 2005536103
    として計算するステップとを含み、
    (e)送信記号を
    Figure 2005536103
    として推定するステップと、
    (f)前記推定された送信記号ak,Iを最も近い配座点にスライスするステップと、
    (g)周波数kでの前記雑音分散を、
    Figure 2005536103
    として推定するステップと、
    (h)N個のOFDMデータフレーム上で前記雑音分散推定値を平均化して、更に正確な雑音分散推定値を
    Figure 2005536103
    として求めるステップとを含む方法。
  7. 前記ステップ(d)で求めた値よりも更に正確な平均雑音分散推定値が、
    Figure 2005536103
    として算出され、
    上記式中、W+W=1、
    =長いトレーニングシーケンス、例えばL、Lに相当する重み、
    =1つ以上のデータフレームに相当する重みである、
    請求項6に記載の方法。
  8. (i)スライスされた推定送信記号ak,Iをデコードするステップと、
    (j)前記ステップ(e)でデコードした記号を再エンコードするステップと、
    (k)前記ステップ(g)〜(j)をN回繰り返して、前記ステップ(d)で得た値よりも更に正確な雑音分散推定値を導き出すステップとを更に含む、請求項6の方法。
  9. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)において、狭帯域干渉の存在の下で未知の多経路チャンネルと雑音分散とを推定するシステムであって、
    時間領域OFDMデータパケットを受信する手段と、
    前記時間領域OFDMデータパケットを周波数領域OFDMデータパケットに変換する手段と、
    前記周波数領域OFDMデータパケットから既知の送信値を有するトレーニング記号のベクトルを抽出する手段と、
    前記トレーニング記号を使用して、簡素化チャネル推定値を導き出す手段と、
    前記ステップ(d)での前記簡素化チャネル推定値を使用して、前記狭帯域干渉の雑音分散を推定する手段とを具備してなるシステム。
  10. 前記WLANがIEEE802.11規格に従って動作される、請求項9のシステム。
  11. 前記簡素化チャネル推定値が、前記未知の多経路チャネルに干渉が存在しないことを仮定している、請求項1のシステム。
  12. 前記トレーニング記号を使用して簡素化チャネル推定値を導き出す前記手段が、
    周波数領域におけるチャネルインパルス応答に対する時間領域におけるチャネルインパルス応答の時間−周波数関係を、
    =F
    として認識する手段と、
    前記認識された時間−周波数関係=Fを使用して、前記周波数領域における受信信号モデルの行列解を、
    =A(F)+
    として導き出す手段と、
    上記式中、FはNxNc切断フーリエ行列、
    は前記時間領域におけるチャネルインパルス応答、
    Aは前記複数の既知の送信データ記号からなるNxN対角行列、
    は雑音ベクトルであり、
    前記チャネルインパルス応答の最小2乗推定値を、
    LS=F(G −1G)−1 −1
    として計算する手段と、
    ステップ(3)で計算された前記チャネルインパルス応答の最小2乗推定値の雑音相関行列項R −1を無視して、前記周波数領域における前記簡素化チャネル推定値を
    LS=F(GG)−1
    として算出する手段とを更に含み、
    上記式中、FとAおよびG=AFは、前記WLANにおける受信ノードでの長いトレーニングシーケンスL1およびL2に対して先験的に全て既知である行列値である、請求項9の方法。
  13. 前記雑音分散の前記推定が、
    エラーベクトルを
    Figure 2005536103
    として算出し、且つ
    前記雑音分散推定値を
    Figure 2005536103
    として計算することを更に含む、請求項12の方法。
  14. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)において、狭帯域干渉の存在の下で未知の多経路チャンネルと雑音分散とを推定するシステムであって、
    時間領域OFMDデータパケットを受信する手段と、
    前記時間領域OFDMデータパケットを前記時間領域から周波数領域OFDMデータパケットに変換する手段と、
    前記OFDMデータパケットに含まれる長いトレーニングシーケンスL1およびL2からトレーニング記号を使用して、周波数における簡素化チャネル推定値を
    LS=F(GG)−1
    として導き出す手段と、
    上記式中、FとAおよびG=AFは、前記WLANにおける受信ノードで前記長いトレーニングシーケンスL1およびL2に対して全て先験的に既知である行列値であり、
    前記ステップ(a)での前記簡素化チャネル推定値を使用して前記狭帯域干渉の雑音分散を推定する手段と、この手段は
    (1)エラーベクトルeを
    Figure 2005536103
    として算出するステップと、
    (2)前記雑音分散推定値を
    Figure 2005536103
    として計算するステップとを含み、
    送信記号を
    Figure 2005536103
    として推定する手段と、
    前記推定された送信記号ak,Iを最も近い配座点にスライスする手段と、
    周波数kでの前記雑音分散を、
    Figure 2005536103
    として推定する手段と、
    N個のOFDMデータフレーム上で前記雑音分散推定値を平均化して、更に正確な雑音分散推定値を
    Figure 2005536103
    として求める手段とを具備してなるシステム。
  15. 前記更に正確な平均雑音分散推定値が、
    Figure 2005536103
    として算出され、
    上記式中、W+W=1、
    =長いトレーニングシーケンス、例えばL、Lに相当する重み、
    =1つ以上のデータフレームに相当する重みである、
    請求項14に記載のシステム。
  16. 前記スライスされた推定送信記号ak,Iをデコードする手段と、
    前記ステップ(e)でデコードした記号を再エンコードする手段と、
    前記ステップ(g)〜(j)をN回繰り返して、前記ステップ(d)で得た値よりも更に正確な雑音分散推定値を導き出す手段とを更に含む、請求項14に記載のシステム。
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