JP2005536030A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ボアが一端から延びる半径方向に弾性のバレルソケットを使用する、導電性ピンを受け入れる電気コネクタを提供する。
【解決手段】 ストップ部材をバレルソケットの一端から離間するため、スペーサ部材が配置される。スペーサ部材のボアの内径は、ストップ部材及びバレルソケットの隣接したボアの内径よりも大きく、バレルソケットに挿入されたピンに設けられた突出部を受け入れる凹所を画成する。端キャップがストップ部材及びスペーサ部材上に及びバレルソケットに固定され、ピンをバレルソケットから外そうとする引出し力がピン及びバレルソケットに及ぼされたときに、ストップ部材の内縁部が軸線方向外方に撓まないように抵抗する。

Description

本発明は、全体として電気コネクタに関し、更に詳細には、半径方向に弾性のバレル端子とも呼ばれる電気ソケットに関する。このバレル端子では、角度をなしてオフセットしたストリップ端部によって双曲線状に半径方向内方に延びる形状に曲げた複数の接触ストリップ又はワイヤによって内面が画成されたソケットに円筒形電気プロング即ちピンを軸線方向に挿入する。
半径方向に弾性の電気ソケット即ちバレル端部は、本章の末尾に示す特許文献、即ち米国特許第5,657,335号及び米国特許第4,734,063号に示された周知の種類の電気コネクタである。
このような電気ソケット即ちバレル端子では、全体に矩形の型打ち体には、シートの両端縁部から内方に間隔が隔てられており且つこれらの端縁部と平行な横方向に延びる二つのウェブが形成されている。横方向ウェブの内側縁部間には均等に間隔が隔てられた複数の平行なスロットが形成されており、均等に間隔が隔てられた複数の平行な長さ方向に延びるストリップが形成される。これらのストリップは、両端が両横方向ウェブの内側縁部に接合されている。長さ方向に延びる他のスロットは、シートに同軸に形成されており、ブランクの短縁部から内方に横方向ウェブの外側縁部まで延び、各横方向ウェブから外方に突出した均等に間隔が隔てられた複数の長さ方向に延びるタブを形成する。
次いで、ブランク又はシートを円筒体に形成する。長さ方向ストリップは、かくして形成された円筒形シートの軸線と平行に延びる。締まり嵌め円筒形スリーブを円筒形ブランクの外周の周りに同軸に装着する。スリーブは、横方向ウェブの外縁部間を軸線方向に実質的に延びる。次いで、ブランクの各端の取り付けタブを外方にスリーブの端縁部を横切って曲げ、スリーブに対して半径方向に延びる関係にする。
次いで、比較的ぴったりとした環状カラー即ち外バレルをスリーブの一端の半径方向に突出したタブに対して軸線方向に前進し、スリーブの一端に装着し、スリーブのその端部のタブを下方に押圧し、スリーブの一端の外面と面と面とを向き合わせて係合する。スリーブへの環状カラーの装着は、カラーが配置された円筒形ブランクの端部が、スリーブに対して軸線方向及び回転方向の両方向に移動しないように、スリーブに固定的にクランプ止めされるように選択される。
次いで、代表的には、均等に間隔が隔てられた軸線方向に突出した歯の環状アレイを持つ工具をスリーブの反対側の端部の半径方向に突出したタブと係合する。工具に設けられた歯は、半径方向に突出したタブ間に、円筒形スリーブの外面とぴったりと隣接して、軸線方向に突出するように配置されている。次いで、スリーブを動かないように保持しながら、工具を円筒形スリーブの長さ方向軸線を中心として回転させ、係合したタブをスリーブに対するそれらの元の回転配向から約15°乃至45°回転的に変位させ、タブをスリーブの反対端で折り曲げる。次いで工具を引出し、第2環状カラー即ち外バレルをタブ及びスリーブに強制的に装着し、ブランクの反対端を工具によって確立された角度的にオフセットした位置に固定的に配置する。
完成すると、このような電気ソケットは、円筒形スリーブの両端と隣接した角度的にオフセットした位置の間をほぼ直線に沿って延びる長さ方向ストリップを有する。長さ方向ストリップによって協働的に画成された内部包囲体は、ストリップが夫々のウェブに接合された箇所に等しい最大半径を持ち、ストリップの長さの中間で半径が幾分小さい円筒形スリーブの軸線と同軸の回転体の表面である。ストリップの両端の中間の最小半径は、バレルソケットに挿入されるべき円筒形コネクタピンの半径よりも僅かに小さいように選択され、そのため、ピンを挿入するために個々の長さ方向ストリップを長さ方向に僅かに延伸し、ピンがバレルソケット内に着座したときにピンを摩擦でしっかりとグリップする。
これを別の方法で行うため、ストリップの各々の両端の角度オフセット配向のため、各ストリップはスリーブの内壁から半径方向に間隔が隔てられ、スリーブの端部間の中間で外スリーブに関し、最大の半径方向間隔に徐々に達する。
このような半径方向に弾性の電気バレルソケットは、挿入可能なピンにしっかりと係合する効果的な電気コネクタを提供すると同時に、ピンをソケットに対して手作業で容易に引き出すことができ且つ挿入できる。このようなコネクタは、更に、ピンとソケットとの間に大きな電気接触領域を提供し、これにより、このようなコネクタを高電流の用途で使用できる。
更に、このような電気コネクタを、カラーのうちの一つを、コネクタ全体の一部を形成する支持部材の一体の部分又は延長部として形成する方法で形成することは周知である。上文中に論じた組み立てプロセスは、ソケットの両端の別々のカラーの代わりに一端の一つのカラー及びコネクタの中空円筒形延長部を使用することを除くと、同じである。コネクタは、車輛のオルタネータ等の電気ソケットに挿入でき、又は別の態様で電気的に接続できる。支持体の中空円筒形端部は、スリーブの第1端部のタブを受け取って保持し、反対側のタブを角度的にオフセットするときに回転しないようにする。次いで、回転させたタブ上にカラー又は端キャップを被せ、このようなタブを回転位置に維持する。
このような半径方向で弾性のソケットは、全体に円筒形のピン又は端子を受け入れるようになっている。これらのピン又は端子は、接点を通って延びるボアに滑り込み、双曲線形状の接触グリッド接触ストリップと強制的に係合される。ピンは曲線形状のストリップを変位し、これにより、ピンをソケット又はバレル端子に所定の保持即ち引出し力抵抗で保持する保持力を発生する。
ピンをソケットに保持する引出し力抵抗を高めるためにピン及びソケットで使用される戻り止め機構もまた、コネクタの技術で周知である。このような戻り止め機構は、代表的には、グリッドストリップの一つ又はそれ以上に設けられた半径方向内方に延びる突出部を使用する。突出部は、ピンに形成された環状凹所と係合する。この戻り止めは、ピンを電気ソケットに入れるための検出可能な挿入ストップを形成するばかりでなく、グリッド接触突出部とピンの環状凹所との間を機構的及び摩擦によって係合することにより、引出し力抵抗を大きくする。
しかしながら、このような戻り止め機構は、所定量の引出し力抵抗を提供するに過ぎない。特定の電気コネクタの用途では、望ましくは、引出し力抵抗の大きさを増大することを必要とする。
米国特許第5,657,335号 米国特許第4,734,063号
かくして、引出し力抵抗が大きい半径方向に抵抗性の電気ソケットを使用する電気コネクタを、ソケット設計に対する変更を最小にして提供するのが望ましい。更に、引出し力抵抗を様々な用途の必要条件に合わせて容易に変更できるこのような電気コネクタを提供するのが望ましい。
本発明の一つの特徴では、電気コネクタは、第1内径のボアが第1端から延びる半径方向に弾性のバレルソケットを含むものとして開示される。ストップ部材は、少なくともバレルソケットのボアの第1直径とほぼ同程度の第2内径のボアを有する。ストップ部材をバレルソケットの一端から離間し、ストップ部材のボアの第2内径とバレルソケットの一端との間に凹所を画成するための手段が設けられている。凹所は第2内径及びバレルソケットのボアの一端よりも大きい第3内径を有する。ストップ部材及び離間手段をバレルソケットの一端に関して固定するための手段が設けられている。端部ピンを持つ導電性部材を、固定手段、離間手段、及びストップ部材を通してバレルソケットのボアに挿入できる。少なくとも一つの突出部がピンに設けられている。少なくとも一つの突出部は、固定手段に形成されたボアの内径を通して、離間手段が画成する凹所に挿入できる。所定の引出し力まで、固定手段のボアの内縁部及び離間手段のボアの内縁部が、ピンの少なくとも一つの突出部がバレルソケットの一端から軸線方向外方に移動しないように抵抗する。
別の特徴では、離間手段は、第3内径のボアを持つスペーサ部材である。第3内径は、ストップ部材の第2内径及びバレルソケットのボアの第1内径よりも大きい。凹所は、スペーサ部材の第3内径の半径方向内方に形成される。
別の特徴では、固定手段は、側壁及び端壁を持つ端キャップを含む。端壁には、少なくとも一つの突出部を自由に通過させることができる大きさの内径を持つボアが形成されている。ボアの内径を取り囲む端壁の内縁部は、離間手段の内縁部が軸線方向外方に撓んでピン及びコネクタに力が及ぼされ、ピンをバレルソケットの一端に対して軸線方向外方に移動することがないように、離間手段のボアを取り囲む離間手段の内縁部と隣接して配置される。端キャップは、好ましくは、バレルソケットに固定的に取り付けられる。
一つの特徴では、少なくとも一つの突出部は、ピンに設けられた単一の連続した環状突出部を含む。
別の特徴では、離間手段は、離間手段のボアを取り囲む内縁部を持ち、ピンの突出部の挿入時に軸線方向に撓んで突出部を凹所に通すことができる。固定手段及び離間手段は、離間手段の内縁部がバレルソケットの一端から遠ざかるように軸線方向にピンをバレルソケットから離間しようとする方向に撓まないように抵抗する。
本発明による電気コネクタは、同じコネクタ構造で様々な挿入力レベル即ち押し込み力レベル及び引出し力レベルを独特に提供する。現存の弾性バレルソケットに変更を加えずに2、3の追加の構成要素を追加することにより、導電性端部形態の端部ピン部分の突出部を電気コネクタの一端に形成された凹所に捕捉する、比較的小さな押し込み挿入力を提供する。突出部及び端部形態のバレルソケット接点からの引出し移動は、比較的高い引出し力レベルまで抵抗され、導電性部材がコネクタ本体から分離しないように抵抗する。
本発明の電気コネクタは、電気ソケットに挿入できるピンの引出し力抵抗を高くでき且つ様々な用途の必要条件に合わせて様々に選択できる引出し力抵抗手段が設けられた、多くの様々な形体の半径方向に弾性の電気ソケットを使用する。この引出し力抵抗の向上は、電気ソケット構造に数個の変更を施すことによって達成される。
本発明の様々な特徴、利点、及び他の用途は、以下の詳細な説明及び添付図面を参照することによって、更に明らかになるであろう。
電気コネクタは、双曲線形状の接触ストリップ又はワイヤを持つ半径方向に弾性の電気接点又はソケット、ソケットの少なくとも一部を受け入れる、下文において「バレルソケット即ち端子」と呼ばれるホルダ、及びバレルソケットに摺動自在に挿入される導電性端部形態を使用する。導電性端部形態は、端部形態に連結された又は支持された回路エレメントと、バレルソケットが取り付けられたホルダに連結された又は支持された回路エレメントとの間に電気回路を完成する。
本発明の一つの特徴による電気コネクタで使用されたバレルソケットの構造は、その製造方法の説明によって最もよく説明される。
バレルソケットの製造の第1工程は、図1に示す形態のブランクを平らな薄板金片から打ち抜く工程である。薄板金片は、機械的特性及び電気的特性の両方が電気コネクタの用途に適したベリリウム銅合金である。
図1を参照すると、全体に参照番号20を付したブランクを全体に矩形形体で打ち抜く。このブランクには、間隔が隔てられた一対の平行な横方向に延びる連結ウェブ部分22が形成されており、これらのウェブ部分は、これらのウェブ部分22の夫々の内縁部間を延びる均等に間隔が隔てられた複数の平行な長さ方向に延びるストリップ24によって互いに連結されている。間隔が隔てられた複数の平行なタブ26が夫々の横ウェブ22の外縁部から長さ方向外方に突出している。
製造プロセスの第2工程を図2に示す。この図では、ブランク20は水平な円筒形のチューブ状形体に形成されており、円筒形チューブの軸線は長さ方向ストリップ24及びタブ26と平行に延びる。
ブランク20を図2の円筒形チューブ状形体に形成した後、図3に示すように締まり嵌め円筒形スリーブ28を円筒形チューブに被せる。スリーブ28の軸線方向長さは、横方向ウェブ22の両方の上を延びてタブ26をスリーブ28の両端から外方に突出したままにするのに十分である。
図4に示す次の工程では、スリーブ28の一方の端縁部を横切って突出タブ26を拡げ、即ち外方に曲げ、スリーブの軸線の半径方向外方に突出させる。
図5に示すプロセスの次の工程では、一時的第1ハウジング即ちジグ30は、少なくとも第1端34から反対端36まで延びる中央ボア32を有する。このボア32の直径は、円筒形スリーブ28の直径よりもタブ26の厚さと等しい距離だけ大きい。第1ハウジング30をスリーブ28の一端に軸線方向に押し込み、又はスリーブ28を第1ハウジング30の第1及び第2の端部34及び36のうちの一方に軸線方向に押し込む。スリーブ28及び第1ハウジング30を強制的に相互連結することにより、スリーブ28の一端の半径方向に拡がったタブ26を曲げ戻し、スリーブ28の外面と面と面とを向き合わせた関係で重ねる。ボア32の内径は、第1ハウジング30、ブランク20の第1端、及びスリーブ28が図5に示す位置にあるときに第1ハウジング30がタブ26をスリーブ28の外面に対してクランプし、タブ26がスリーブ28に対して軸線方向移動又は回転移動を行わないようにするのに十分な力をタブ26に及ぼすように選択される。
次に、図6に示すように、スリーブ28の反対端のタブをスリーブ28の反対側の端縁部で拡げ、即ち半径方向外方に曲げ、スリーブ29の軸線から半径方向外方に突出させる。
図7に示す次の工程では、均等に間隔が隔てられた軸線方向に突出した歯52を一端に備えたチューブ状工具50をスリーブ28の一端から外方に半径方向に突出したタブ26と係合させる。工具50はスリーブ28の外径と緩く滑り嵌めするような内径を持ち、歯52は、隣接した半径方向に突出したタブ26間の空間を通って突出するように互いから離間されている。
工具50を、その歯52が半径方向に突出したタブ26間に置かれた状態で着座させ、第1ハウジング30をクランプ等により回転しないように保持し、工具50をスリーブ28と同軸に、代表的には約15°乃至約45°の所定角度に亘って回転させる。工具50のこの作用により、第1ハウジング30によってスリーブ28に対して回転しないように保持された予め固定された端部からブランク即ちシート20の一端を回転自在にオフセットする。好ましくはブランク又はシート20の形成に用いられたベリリウム銅合金は、或る程度の弾性を備えているが、工具50によって加えられた回転によりブランク20が回転位置に永久的に設定されるという特性を備えている。
次に、図8に示すように、第2ハウジング40もまた、第1端44から反対側の第2端46まで延びる通しボア42を備えている。この第2ハウジングをスリーブ28上に軸線方向に押し込んで半径方向外方に延びるタブ26と干渉させ、又は第1ハウジング30から外方に延びるスリーブ28及びブランク20の端部を第2ハウジング40のボア42に軸線方向に押し込む。次いで、第2ハウジング42を第1ハウジング30に対して前進させ、第2ハウジング40のボア42の内面を半径方向に延びる角度をなしてオフセットしたタブ26と強制的に嵌着してこれと係合し、これによってタブ26を曲げ、スリーブ28の他端の外面と面と面とを向き合わせて係合させる。
第2ハウジング40及び第1ハウジング30を互いに対して前進させてほぼ当接した状態にし、スリーブ28の各端の角度をなしてオフセットしたタブ26をスリーブ28の外面に対して動かないように保持する。
しかしながら、上述のバレルソケット即ち端子は、上文中に説明した曲げ作業、挿入作業、及び係止作業を行うためにブランク又はグリッド20のタブ26にいずれの端部からもアクセスできる。
本発明のコネクタで使用できるバレル端子の一つの特徴によれば、図9に示すように、変更したバレル端子を端子ハウジング60に取り付ける。この端子ハウジングは、バレル端子受け入れ部分即ち本体62及びこれと隣接した全体に軸線方向に又は角度をなして間隔が隔てられた導体即ちピン受け入れ部分64を含む。かくして、バレル端子受け入れ部分即ちハウジング62は、ピン又は導体受け入れ部分即ち本体64と軸線方向に整合した状態で示してあるが、これらの二つの本体部分62及び64は隣接しているか或いは連結されているけれども、任意の角度配向で、例えば45°、90°、等で配置されていてもよいということは理解されよう。
バレル端子受け入れ部分即ち本体62は、下文において「第1端又は外端」と呼ばれる第1開放端66を有する。ボア68が第1外端66から内壁70まで延びる。このボアは、下文において「盲端」とも呼ばれる。
ピン受け入れ本体64は、同様に、第1開放端72及びこの第1開放端72から内壁76まで延びる通しボア74を有する。このボア74は、ピン又は導体を電気接続状態で受け入れるように形成されている。
更に、ピン受け入れ本体64は、バッテリー等の電気使用装置の部分としても形成でき る。この場合、本体64は、適当な手段によって本体64に対して形成された内部電気接続部内でバッテリーの一体の部分として形成される。
図9に示す端子ハウジング60は、平らな金属ストックから形成された後、所望の円筒形形体に形成された型打ち部品、又は金属棒ストックから機械加工によって形成された部品のいずれかから製造できる。
幾つかの様々な方法のうちの任意の一つの方法に従って形成されたバレル端子80をバレル端子本体62のボア68に取り付けることができる。以下に更に詳細に説明するように、バレル端子80は、複数の相互連結ストリップ86の両端にウェブ82及び84を持つ型打ちグリッドで形成される。タブ88は、ウェブ82及び84の夫々から逆方向に延びており、以下に説明する外端アンカー及び内端アンカーによって所定位置でバレル端子本体62に固定される。ストリップ86を端部から端部まで角度をなしてオフセットさせ、各ストリップを端部から端部まで双曲線形状で配置すると、ほぼ中央の箇所での内径が通常の非双曲線状態のストリップ82よりも小さくなる。この直径は、代表的には、バレル端子80に挿入したピンや導体の外径よりも小さく、バレル端子と挿入したピンとの間をしっかりと電気的に接続し、ピン引出し保持力を高くする。
別の態様では、バレル端子80のストリップ86に代えて個々のワイヤを使用できる。これらのワイヤは、最初、角度をなして双曲線状にオフセットするプロセス中に離間されたワイヤの両端間の所定の場所で狭幅ネック部分即ちリブによって保持される。この場合、ワイヤの各々の端部は、以下に説明する外端アンカー及び内端アンカーによってバレル端子本体62に固定するためのタブとして作用する。このようなワイヤ構成は、更に、本明細書中で使用した用語である「グリッド」を構成すると理解されるであろう。以下に更に詳細に説明するように、バレル端子80の幾つかの特徴は、バレル端子80の外端及び内端のいずれかでタブを必要としない。
次に図17乃至21を参照すると、これらの図には、半径方向に弾性のソケットを使用して電気コネクタを製造するための方法の別の特徴による形成工程が示してある。
図17にはスリーブ28が示してある。この形成段階は、上文中に説明し且つ図4に示したのと同様であり、ブランク20を曲げ等で円筒体にする。図3に示すようにタブ26がスリーブ28の両端から外方に突出した状態で外スリーブ28がブランクの周囲に配置されている。しかしながら、この方法では、タブ26をスリーブ28の両端でスリーブ28の外端を中心として曲げ又は折り畳み、スリーブ28の外面上に戻され、カートリッジ29を形成する。
次いで、カートリッジ29の第1端150を、図18に示すように、ボア154を持つ第1ハウジング又はジグ152に挿入する。ボア154の内径の大きさは、カートリッジ29の第1端150を第1ハウジング152に挿入したとき、タブ26を折り畳んでスリーブ28の外面と面と面とを向き合わせてぴったりと係合させるように、スリーブ28の外径よりも僅かに、タブ26の厚さと等しい距離だけ大きい。カートリッジ29は第1ハウジング152のボア154に部分的にしか挿入されず、スリーブ28の第2端156がスリーブ28の第2端156のタブ26とともに第1ハウジング152から外方に突出しているということに着目すべきである。
カートリッジ29の第1端150は、ボア154内に回転自在に且つ軸線方向に移動自在に配置された回転自在の工具158の一端と第1端150が係合するまで、第1ハウジング152のボア154に挿入される。工具158は、上文中に説明し且つ図7に示す工具50と同様であってもよく、スリーブ28の第1端150のところにある隣接した折り畳んだタブ26間の空間と係合する歯を有する。
次に、図19に示すように、カートリッジ29の第2端156を、端子、ホルダ、支持体、又は電気装置の円筒形部分162のボア160に挿入し、又は他の態様でこのボアと係合させる。端子、ホルダ、支持体、又は電気装置は全て、下文において、ホルダ164と呼ぶ。円筒形部分162は、支持体即ちベース166の一端に配置されており、その反対側の端部には、単なる例示として、導電体を支持する別の端子172を、これも単なる例であるが、ホルダ164に固定するための図21に示すファスナ170を受け入れるための穴168が設けられている。
円筒形部分162のボア160は、二つの区分、即ち第1端区分174及び第2端区分176に分けることができる。第1端区分174の内径は、カートリッジ29の第2端156をボア160に挿入したとき、カートリッジ29の第2端156のタブ26とプレス嵌め又は締まり嵌めを形成するように選択される。ボア160の第2端区分176は、第2端156及び外スリーブ28の折り畳まれたタブ26がそこを自由に通過してボア160の第1端区分174とプレス嵌め係合できるように、第1端区分174よりも大径である。このようにして、カートリッジ29の第2端156をホルダ164の円筒形部分162に強制的に取り付け、外スリーブ28の第2端156のタブ26をボア160の内面としっかりと電気的に接触させる。
外スリーブ全体及びカートリッジ29の第1端150の折り返しタブ26が、図20に示すように全体にボア160内に収容されるまで、カートリッジ29をボア160に押し込む。
上文中に説明したように、ボア160の第2端区分176の内径は、隣接した第1端区分174よりも大きい。これは、直径のテーパをボア160の長さに沿って第1端区分176から第2端区分178まで徐々に減少する構造を含む多くの構造で形成できる。別の態様では、円筒形部分162の端部の中間に段を形成し、直径が異なる二つの区分を形成してもよい。一方の区分がボア160の第1端区分174であり、他方の区分が第2端区分176である。
図20に示すように、カートリッジ29をボア160に一杯に挿入したとき、カートリッジ29の第2端156及びこの第2端156に支持された折り返しタブ26が、ボア160を取り囲む円筒形部分162の内面とプレス嵌め係合する。しかしながら、カートリッジ29の反対側の端部のタブ26は、ボア160の第2端区分176の内面とこれと隣接したスリーブ28の外面との間に緩く配置されるだけである。
回転自在の工具158を加圧流体シリンダや電動モータ駆動装置等の適当な駆動源によって前進させ、カートリッジ29の第1端150及びこのカートリッジに支持された折り返しタブ26を第1ハウジング152からホルダ164の円筒形部分162のボア160に摺動自在に押し込むことができる。
次に、回転自在の工具158を図20に矢印で示すように回転させ、カートリッジ29の第1端150のタブ26をカートリッジ29の第2端156の対応するタブ26から角度的にオフセットする。これにより、円筒形ブランクのウェブ22間のストリップ24に、上文中に説明したように、所望の双曲線形状を提供する。回転自在の工具158を回転位置に保持した状態で、ボア160の第2端区分176を取り囲むホルダ164の円筒形部分162の端部分に据え込み作業を加え、これにより円筒形部分162の端部分を変形し、その内径を減少し、円筒形部分162の端部分の内径を外スリーブ28の第1端150のタブ26に締まり嵌め係合し、その結果、タブ26がスリーブ28の外面及びボア160の内面との間にぴったりと保持され、これらと接触する。次いで、回転自在の工具158を第1ハウジング152とともに引っ込め、図21で参照番号180を付した完成したコネクタを残す。
図21に示すように、導体173を支持する端子172を、ねじ山を備えたファスナ又はねじ170によってホルダ164の支持体166の穴168に固定的に取り付けてもよい。別の態様では、ホルダ164及び端子172は、ホルダ62と同様の一体の一部品部材であってもよい。細長い円筒形ピン182をバレルソケット184の内部に取り外し自在に挿入し、ピン182が取り付けられた電気装置又は回路を導体173及び端子172が接続された回路又は導体又は電気装置にソケット184及びホルダ164を介して接続できる。
更に別の方法では、ボア160は平滑であるがタブ26とプレス嵌めする大きさを備えている。先ず最初にカートリッジ29をボア160に半ばまで挿入する。次に工具158を15°乃至45°回転させ、タブ26及び内部ストリップの一端を反対側のタブ及び反対側のストリップからオフセットする。次いで、工具158を軸線方向に前進し、カートリッジ29をボア160に一杯に押し込み、これによってカートリッジ29の両端のタブ26をボア160の内面とのプレス嵌めによって角度的にオフセットした状態に保持する。
上文中に説明し、図1乃至図4に示したブランク20及び外スリーブ28を一体の一部品部材として形成する別の方法を図23乃至図25に示す。
ここでは、全体に矩形の第1中実端部分186及びこの中実端部分186の一端から長さ方向に延びる等間隔に間隔が隔てられて平行に配置された複数の細長い全体に平らなストリップ188を含む一部品薄板金ブランク184を形成する。ブランク184の全体はベリリウム銅等の適当な導電体で形成できる。ストリップ188は、第1端190のところで中実端部分186の一端に溶接によって一体に整合されているか或いは中実部分186とともに一体に打ち抜かれる。別の態様では、ストリップ188をブランク186に、これらのストリップ188又はブランク186の適当に形成された端部分で線191又は193に沿って接合してもよい。
次に、全てのストリップ188を曲げ、即ち中実端部分186の第2端195を第1端190で折り返し、図24に示すように平行なままにする。ここに示すように、各ストリップ188の自由端192は、中実端部分186の第1端194を越えて延びる。第1端194を越えて突出したストリップ188の部分がタブ196を形成する。
次に、図25に示すように中実端部分186を折り畳んで円筒形スリーブ198にし、縁部を溶接等で互いに固定的に接合する。折り畳み作業により、ストリップ188を、図25に示すように、結果的に形成された円筒形スリーブ198の内部にストリップ188が配置されるように、中実端部分186の一方の表面と重ねる。タブ196は、スリーブ198の第1端194を越えて外方に突出したままである。
スリーブ198の形成のこの時点で、第2端195を、上文中に説明したように、ホルダのボアに挿入し、これとぴったりと係合させる。上文中に説明したいずれかの形成方法によってストリップ188の一端に角度的オフセットを加えた後、上文中に説明し且つ図9に示したように、タブ196をスリーブ198の外面に折り返し、ホルダのボアに固定する。
図22は、タブ196又はタブ196の端部分又はストリップ188を外スリーブ198に取り付けるための三つの異なる取り付け位置又は方法を示す。これらの三つ全てを、単に便宜的に単一のスリーブ198に示すが、実際の構造では、これらの取り付け方法のうちの一つ又はそれ以上を一つのコネクタの全てのストリップ188及びタブ196について使用できるということは理解されよう。
これらの異なる取り付け方法に共通した特徴は、タブ196又はストリップ188の端部分がスリーブ198に溶接によって固定されるということである。溶接によってタブ196やストリップ188の厚さが大きくなってはならないため、小さな窪み又は穴200をタブ196又はストリップ188の端部分の各溶接位置に形成してもよい。
かくして、一つの特徴によれば、タブ196を上文中に説明した本発明の実施例におけるように、スリーブ198の第1端194に折り返した後、スリーブ198の外面に溶接する。別の態様では、タブ196を短くし、スリーブ198の第1端194だけに折り返される所定の長さを持つ部分202を画成することができる。
本発明の別の特徴によれば、ストリップ188がスリーブ198のボア内で端部204のところでスリーブ198の第1端194と隣接して終端するように、ストリップ188をタブ196無しで形成する。
いずれの製造技術が使用されるのかに拘わらず、最終的には、ストリップ188はスリーブ198の第1端194のところで平行な状態が維持され、ストリップ188の移動自在の端部分をスリーブ198の第1端のところで上述の形成方法におけるように所望量だけ回転させた後、スリーブ198の第1端194に固定されるという結果が得られる。
以下の説明には、双曲線状の角度をなしたオフセットをバレル端子80のストリップ86に加えた後(これは、添付図面に部分的にしか示してない)、バレル端子80の一端をバレル端子本体62に対して固定位置に固定的に取り付けるのに使用される外グリッドアンカーの幾つかの異なる特徴が含まれる。
図10に示すように、一つの特徴では、バレル端子本体62の外端96は、外方に環状フランジをなして拡がっている。バレル端子80の外端のタブ88は、予め曲げてあるか或いはバレル端子80をバレル端子本体62のボア68に挿入した後に半径方向外方に曲げられるかのいずれかである。半径方向に配置されたタブ88は、溶接等の適当な手段によってフランジ96の外面に固定される。タブ88をフランジ96に固定するために低温の鑞付けやハンダ付けを使用してもよいが、バレル端子80のグリッドの代表的なベリリウム銅構造に対し、超音波溶接プロセス又はインパルス(コンデンサー放電)溶接プロセスのいずれかの方が適している。これは、これらのプロセスがタブ88及びフランジ96の限られた接触面に一時的な局所的加熱しか発生せず、これによってグリッド又はバレル端子80の残りの部分の金属特性に悪影響がほとんど及ぼされないためである。
図11に示す外グリッドアンカーは、バレル端子本体62の外端に半径方向に延びるフランジ96が設けられていないことを除くと、上文中に説明し且つ図10に示した外グリッドアンカーと同様である。というよりはむしろ、バレル端子本体62の外端98は単に本体側壁の軸線方向端部である。タブ88は、この場合も、外端98に巻き付けられてこれと係合するように半径方向外方に曲げられるか或いは予備成形される。次いで、タブ88を、上文中に説明したように溶接によって端部98に固定する。溶接部を形成するため、タブ88又は本体62の端部のうちの一方の対面する表面に窪みが形成してある。
図12に示す外グリッドアンカーの特徴では、バレル端子80の全長は、タブ88又はバレル端子80のグリッドを形成するストリップ86の端部だけが、予め応力が加えられた形状で角度をなして配置され、半径方向外方に向かう接触力がバレル端子本体62の端部102の内面と隣接した内面116に及ぼされるように定められている。タブ88は、バレル端子80のグリッドストリップの端部間に角度的オフセットを形成した後、超音波溶接やインパルスコンデンサー放電溶接等の適当な溶接プロセス、又は場合によっては低温の鑞付けやハンダ付けによって所定位置に固定される。
図13及び図14に示す内グリッドアンカー258は、バレル端子の内端をホルダに固定するのに使用される。内グリッドアンカー258は、中空円筒形形態の端子本体62を必要とする。中空円筒体は平らな素材から形成されており、逆方向に延びるボア部分68及び74を持つ円筒形形体に形成され、又は曲げられる。アンカー258では、バレル端子80は、ストリップ86とほぼ一直線上に配置され、大きく内方に延びる予備成形角度を持たないタブ90又はストリップ86の端部を有する。ストリップ86を含む平らに拡げたグリッド又はストリップ86を形成する個々のワイヤを、参照番号258によって各ストリップ86の内端のところに示された溶接部を使用する内グリッド固定技術によって固定する。溶接プロセス又は接合プロセスは、プロセスの熱や圧力によって、バレル端子80のグリッド又は端子本体62全体の金属特性に悪影響が及ぼされることがないように選択しなければならない。適当な接合プロセスには、超音波溶接、インパルス/コンデンサー放電溶接、及び低温鑞付け/ハンダ付けが含まれる。
バレル端子80のストリップ86の内端又はタブ90を端子ハウジング60の内面に溶接した後、端子本体62を、機械的連結部の相互係止や溶接等によって、両側縁部が互いに固定的に接合された円筒形形状に形成する。
図15及び図16には、更に別の内グリッドアンカー262が示してある。この内グリッドアンカー262は、上文中に説明し且つ図9に示すバレル端子本体62で使用するのに適している。バレル端子80は、ストリップ86の端部に、角度をなした全体に垂直方向配向に予備成形された又は曲げられたタブ90を有する。バレル端子80には、更に、個々のストリップが形成されていてもよい。これらのストリップは、ウェブで連結された一体のグリッド形体に最初は設けられていない。
内グリッドアンカー262は、ボア68の内壁70に向いた各突出部90の外面に形成された突出部即ち接触点264を含む。これらの突出部264は、ボア68の軸線に対して直角であり、溶接機器がボア68を通して容易にアクセスできる。突出部264の共通平面アレイにより、図16に溶接部266によって示す、バレル端子ハウジング62の内壁70への突出部264の「ギャング溶接」が大幅に容易になる。
次に図26及び図27を参照すると、これらの図には別の方法に従って形成された電気バレルソケット300が示してある。ソケット300は、上文中に説明したように使用エレメントに取り付けることができるカートリッジとして形成される。
ソケット300は、上文中に説明し且つ図1に示すグリッド20等の接触子又はグリッドを含む。最初に平らなブランクとして形成されてもよいグリッド20は、図2に示すように円筒形のチューブ状形状に形成され、即ち曲げられ、図3に示すように円筒形の同心の外スリーブ28に挿入される。
本発明のこの特徴では、グリッド20の各端でウェブから突出したタブ26は、スリーブ28の一端302、スリーブ28の外側端壁304に関して所定位置に、又はスリーブ28の外端面306に巻き付けた形体で配置される所定の長さを備えて形成されており、これらは全て図25に示してある。かくして、単なる例として、タブ26は、各タブ26を図3に示す軸線方向に延びる円筒形形状から半径方向外方にスリーブ28の端壁304上で及びこれと近接して曲げられ、この端壁と接触できる所定の長さを持つものとして示してある。タブ26は、超音波溶接、スポット溶接、インパルスコンデンサー放電溶接等の溶接によって、又は場合によっては低温鑞付け又はハンダ付け等によって、スリーブ28の端壁304に固定される。
図26に示すのと同じ方法で、更に、端壁304と隣接したスリーブ28の内面にタブ26を溶接してもよく、又は、図25で参照番号196で示すように、長さを長くし、スリーブ28の外面の端部分306に巻き付け、次いでスリーブ28の外面306に溶接してもよい。
グリッド20の反対端のタブ26を、スリーブ28の内端面、反対側の端壁305、又は外端面306のいずれかに上文中に説明した任意の溶接方法によって固定する前に、グリッド20の他端でタブ28に上文中に説明したように角度オフセット即ち回転を加える。
上文中に説明したソケット300は、カートリッジ形態のコンパクトなソケットを提供する。このソケットは、導電体又はピンを滑らかな滑り込み接続で受け入れるため、使用エレメントのボアに取り付けることができる。グリッド20の両ウェブ22間のグリッド20のストリップを双曲線状に構成することにより、挿入された導電性部材としっかりと電気的に接触し、導体又はピンのソケット300からの引出しに抵抗する高い摩擦力を提供する。
次に図28及び図29を参照すると、これらの図には、図15に示すソケットで使用できる内端アンカー即ち盲端アンカーの別の特徴が示してある。アンカー352は円錐形形状の環状ディスク354の形態であり、これは、好ましくは、バレル端子本体62の形成に使用された材料よりも軟質の材料で形成される。図28に示すように、ディスク354は、両側に第1及び第2のV形状壁356及び358が形成されたV形状を有する。
この特徴では、先ず最初に、バレル端子本体62のボア68の内壁70に着座するように、タブ90を予め曲げ、ストリップ86の残りに関して角度をなした又は垂直の形状にする。バレル端子80をタブ90が内壁70と隣接して配置された状態でボア68に挿入した後、ボア68内にバレル端子80のストリップ86の内側に挿入したパンチ又は他の工具部材によって力を図29の矢印の方向にディスク354の第1面356に対して加え、V形状ディスク354を変形し、図29に示すほぼ平らな形状にする。これによってディスク354の軟質材料を半径方向に及び加えられた力の方向から軸線方向外方に遠ざかる方向に変位させ、バレル端子80のタブ90を内壁70に対して及びボア68の隣接した側壁に対して図28に示すように圧縮的に捕捉する。
図30及び図31には別の内グリッドアンカー368が示してある。本発明のこの特徴では、内グリッドアンカー168は、中央ボア即ち穴372が貫通形成された全体に平らなワッシャ370を含む。ワッシャ370の穴372は、内壁70を形成するバレル端子本体62の中実部分の一体の延長部であるニブ即ち突出部374を受け入れる。ニブ374は、最初、全体に円筒形形状を有し、ニブ374がワッシャ370の中央ボア372を容易に通過できる直径を備えている。
組み立てプロセス中、バレル端子本体62のボア68に、バレル端子80のストリップ86に設けられたタブ90がストリップ86の残りの部分に関して角度をなして曲げられた又は曲げられていないバレル端子80を挿入した後、ニブ374の外面に力を図36の矢印の方向に加える。これによりニブ374の材料を外方に膨張してニブ374を半径方向外方にマッシュルーム形状にし、これによってワッシャ370の周囲を強制的に膨張し、タブ90又はストリップ86の隣接部分を図31に示すようにバレル端子本体62の壁に係止する。ニブ374を半径方向外方にマッシュルーム形状にすることにより、ニブ374の外端面をワッシャ370のボア372と隣接したワッシャ370の隣接部分上に半径方向に膨張する。この干渉により、ワッシャ370及びバレル端子80が本体62から真っ直ぐに引き出されないようにする。
内グリッドアンカー396の別の特徴を図32及び図33に示す。アンカー396は、バレル端子本体62を形成する材料が、ニブ368等の一体成形されたニブの変形を可能にするのに十分な可鍛性を備えていないコネクタの用途で使用できる。
この用途では、端子ハウジング60の中実の中央部分を通して内壁70と反対側の内壁76との間にボア398を形成する。円筒形リベット状本体400の一端には、拡大端フランジ402が設けられている。本体400をボア398に挿入し、拡大端フランジ402を端子ハウジング60のボア74の内壁76と隣接して配置する。本体400の他端には、内壁70から遠ざかる方向に軸線方向に、バレル端子80のストリップ86の端部に設けられたタブ90を越えて延びる座繰り404が設けられている。パンチ又はダイ(図示せず)によって図33の矢印の方向で座繰り404に圧縮力を加えることにより、可鍛性本体400の一端を変形する。本体400の他方のフランジ402端は内壁76に対して固定位置に保持される。これにより、本体400の端部が半径方向外方に変形し、タブ90とバレル端子80のストリップ86の隣接した端部間にリベット状機械式相互係止連結部を形成し、バレル端子80をバレル端子本体62の内壁と接触した状態で係止する。
図34及び図35に示す内グリッドアンカー440は、バレル端子本体62のボア68に挿入された全体に平らな環状ディスク即ちワッシャ442を含む。図35に矢印で示す外部からの周囲圧縮力をバレル端子本体62の外面にほぼワッシャ442の位置で加える。これらの力により窪み444を形成し、これによりバレル端子本体62の側壁を形成する金属を変形させ、タブ90及び/又はバレル端子80のストリップの端部をワッシャ442及びバレル端子本体62のボア68の側壁と機械的に相互係止する。
図36では、リベット式接合技術を使用し、アンカー460をボア74の内壁76に固定する。しかしながら、本発明のこの特徴では、接触ワイヤ462を環状ディスク464の反対側の表面即ち外面に接合し即ち溶接する。この特徴では、接触ワイヤ462は環状ディスク464の周囲に巻き付けられていないが、巻き付けることもできる。
次に図37乃至図40を参照すると、ここには、本発明の教示に従って形成された電気コネクタ500が示してある。一般的には、電気コネクタ500は、ホルダ502、導電性バレルソケット504、引出し力抵抗手段506、及び508等の導電性端部形態を含む。バレルソケット504を、単なる例として、図1乃至図8に示し且つ上文中に説明した方法及び構造に従って形成されたものとして説明する。バレルソケット504は、上文中に説明し且つ図1乃至図38に示すバレルソケット構造のうちの任意の構造等の他の形態をとることができる。
図37乃至図40に示すように、バレルソケット504は、ホルダ502の第1端512から延びるホルダ502のボア510に取り付けられる。バレルソケット504は、好ましくは、ボア510を形成する内方にテーパした側壁により、プレス嵌めや締まり嵌め等の適当な手段によってホルダ502のボア510に固定的に且つ回転しないように取り付けられる。肩部514がホルダ502の内部にボア510の一端に形成され、ボア510内へのバレルソケット504の挿入を制限する座として機能する。
ホルダ502の反対側の端部516は、電気コネクタ500の特定の用途で決まる様々な形状をとることができる。かくして、ホルダ502についての例示の全体にチューブ状形状は単なる例であり、ホルダ502の端部516は使用エレメントの部分であってもよい。
図示の構造では、ボア518が端部516から軸線方向に延びている。このボアは、縮径中間ボア520を通してボア510と連通しているように示してある。ボア518及び520は、ホルダ502のボア510に取り付けられたバレルソケット504の内端に挿入されたピンを摺動自在に受け入れるような大きさを備えている。別の態様では、少なくともボア518は、ストランド状導電体のストランド状の又は剥き出しの端部を受け入れてもよい。これらは、ハンダ付け、クリンプ止め、又は他の従来の電気接続技術によってホルダ502に動かないように固定される。
同様に、導電性端部形態508は、電気コネクタ500の特定の用途で決まる様々な形状をとることができる。かくして、端部形態508を図38、図39、及び図40に、単なる例として、第1端526から中間肩部528まで延びる細長いピン524を持つものとして示す。肩部528の周囲から延びる拡大表面532から半径方向に拡大したフランジ530が半径方向外方に突出している。表面532は、端部形態508の反対側の第2端534まで延びる。ボア536が第2端534から軸線方向内方に延び、別体のピン又はハンダ付け、クリンプ止め、及び/又は任意の他の電気コネクタ接合技術によってボア536に固定されたストランド状導体の剥き出しの端部を受け入れるようになっている。
端部形態508は、バレルソケット504の第1端542を通してバレルソケット504のボア540に滑り込むようになっている。端部形態508の第1端部分524の長さは、バレルソケット504のボア540内への適当な挿入距離を提供するように選択される。必要であれば、この挿入距離は、図38に最も明瞭に示すように、バレルソケット504の第1端542と接触する肩部528によって制限できる。
本発明による引出し力抵抗制御手段506は、端部形態508のピン524を摺動自在に挿入できる大きさの内径を持つ中央ボア552を持つストップ手段550を含む。ストップ手段即ち部材550は、ボア552を取り囲む内縁部を撓ませることができる可撓性材料又は薄い材料で形成されている
図38、図39、及び図40に示すように、ストップ部材550をバレルソケット504の第1端542から離間するための手段554が設けられている。スペーサ手段554は、内径がストップ部材550のボア552の内径よりも大きく且つバレルソケット504のボア540よりも大きい中央ボア556を持つ全体に平らなワッシャの形態である。ストップ手段550及びスペーサ手段554をバレルソケット504の第1端542に対して所定の軸線方向位置に固定するための手段が設けられている。
ストップ部材550及びスペーサ554をバレルソケット504に関して固定するための、参照番号560を付した手段は、中空内チャンバ566を画成する側壁562及び端壁564を持つ端キャップの形態である。ボア568が端壁564に形成されており、このボアの内径は端部形態508のピン524を摺動自在に挿入できる大きさを備えている。ボア568の内径は、ストップ手段550のボア552の内径と同じであってもよい。
端キャップ560の側壁562は、上文中に説明し且つ図1乃至図37に示すように、バレルソケット504の特定の構造に応じて、外スリーブ570及びバレルソケット504のグリッドの露呈端に固定取り付けされる大きさを備えている。本発明の一つの特徴では、第1端542でのバレルソケット504の外周面と端キャップ560の端部が開放した内チャンバ566の内面572との間の寸法関係は、締まり嵌め又はプレス嵌めするように大きさが定められている。別の態様では、端キャップ560は、バレルソケット504に機械式ファスナ、ハンダ付け、等によって固定されていてもよい。
図40に示すように、スペーサ554及びバレルソケット504の第1端542に固定される端キャップ560内のストップ部材550は、ホルダ502へのバレルソケット504の取り付けの前後いずれかで、スペーサ554のボア556の大きな内径により、バレルソケット504の端部542とストップ部材550の隣接した内径縁部582との間に環状凹所580を形成する。
凹所580は、図38、図39、及び図40に示すように、ピン524に形成された又はこのピンに設けられた突出手段584を受け入れる。この突出手段584は、ピン524の周囲の少なくとも一部に亘って延びる単一の拡大突出部、同一平面内にある周方向に間隔が隔てられた複数の別個の突出部584、又は本発明の例示の特徴では、ピン524の端部分524の外面から半径方向外方に所与の直径に配置された外縁部586まで延びる単一の連続した環状リングを含む。突出部584の外縁部586の直径は、端キャップ560のボア568の内径を自由に通過し、ストップ部材550の内縁部分582と干渉する大きさを備えている。しかしながら、挿入力は、ストップ部材550の内縁部分582を軸線方向内方にバレルソケット504の端部542に向かう方向で撓ませ、突出部584がストップ部材550のボア552の内径を越え、スペーサ554のボア556内に形成された凹所580に入り込むことができるようにするため、例えば4.536Kg乃至9.072Kg(10ポンド乃至20ポンド)で十分である。突出部584が内縁部分582を越えた後、内縁部分582は平らな形状に戻る。
ピン508がバレルソケット504内にこれ以上挿入されることは、突出部584が、端キャップ560又は外スリーブ570のために半径方向に膨張できないバレルソケット504の端部542と係合することによって制限される。このようにして、ピン524はバレルソケット504に固定的にラッチ止めされ、ピン524とホルダ502との間に電気接続部を完成する。
しかしながら、ピン524をホルダ502のバレルソケット504から強制的に取り外すことができるが、通常の負荷が加わった状態でピン524をバレルソケット504に強制的に保持するように作用するかなり高い引出し力が必要とされる。例えば4.536Kg乃至9.072Kg(10ポンド乃至20ポンド)の挿入力を提供する大きさの構成要素を持つ、本発明に従って形成された電気コネクタ500では、引出し力は、約22.68Kg約(50ポンド)である。ピン524をホルダ502から外そうとする任意の引出し中、引出し力はホルダ502又はピン524又は両方に加わり、ピン524の突出部584がストップ部材550の内縁表面582と強制的に係合される。しかしながら、内縁表面582は、端キャップ560のボア568を取り囲む端キャップ560の端壁564の隣接した内縁部によって、バレルソケット504の端部542から軸線方向外方に遠ざかる方向に撓まないようにされる。このように端キャップ560の端壁564の二つの内縁部分とストップ部材550の内縁582が隣接しているため、ストップ部材550の内縁582の少なくとも一部を軸線方向外方に端キャップ560の端壁564のボア568内に変形させ、曲げるのに十分な量の引出し力が及ぼされるまで、ピン524に設けられた突出部584が端キャップ560のボア568を通過してピン508がホルダ502と係合した状態から外れるまで、ストップ部材550の内縁582が突出部584の通過に抵抗する平らな位置に保持される。
電気コネクタ500が提供する引出し力抵抗の量は、特定の用途の必要条件に合わせて変化させることができる。引出し力抵抗は、ストップ部材550を形成するのに使用された材料の強度を変化させることによって変化させることができ、これによってストップ部材550の内縁582に大きな又は小さな可撓性を提供する。変形前にストップ部材550に及ぼされる力の量の大きくするため、又は小さくするため、ピン508に突出部584を形成する材料の強度を変化させることもできる。
簡単に述べると、バレルソケットに挿入した導電性端部形態に対する引出し抵抗が、従来案出された半径方向に弾性のバレルソケットよりも大きい半径方向に弾性の電気バレルソケットを使用する独特の電気コネクタを開示した。この大きな引出し力抵抗は、バレルソケットの構造を変化させることなく提供され、特定の用途の引出し力必要条件に合わせて容易に変化させることができる。
本発明で使用するためのバレル端子の形成で使用される平らな薄板金ブランクの平面図である。 円筒体に形成された図1のブランクの側面図である。 図2のブランクの周囲に配置された締まり嵌め円筒形スリーブを示す斜視図である。 バレル端子の次の形成工程の斜視図である。 形成方法の次の工程を示す拡大側断面図である。 形成方法の更に別の工程を示す拡大側断面図である。 形成方法の別の工程を示す斜視図である。 バレル端子の最終的な組み立て状態の長さ方向側断面図である。 本発明で使用できるコネクタ及びバレル端子の別の特徴の長さ方向断面図である。 図9に示すバレル端子用の外グリッドアンカーの一つの特徴の長さ方向部分断面図である。 図9に示すバレル端子用の外グリッドアンカーの別の特徴の長さ方向部分断面図である。 外グリッドアンカーの別の特徴を示す長さ方向部分断面図である。 内アンカーの別の特徴を部分的に組み立てた状態で示す長さ方向部分拡大断面図である。 内アンカーの別の特徴を完全に組み立てた状態で示す長さ方向部分拡大断面図である。 内アンカーの別の特徴を部分的に組み立てた状態で示す長さ方向部分拡大断面図である。 内アンカーの別の特徴を完全に組み立てた状態で示す長さ方向部分拡大断面図である。 バレルソケットの別の特徴の別の形成方法の一工程を示す図である。 バレルソケットの別の特徴の別の形成方法の次の工程を示す図である。 バレルソケットの別の特徴の別の形成方法の更に次の工程を示す図である。 バレルソケットの別の特徴の別の形成方法の最後の工程を示す図である。 図21乃至図24の方法に従って形成された完成した電気コネクタを相互接続された使用位置で示す部分分解側断面図である。 別のバレルソケットの形成方法の一工程を示す図である。 別のバレルソケットの形成方法の次の工程を示す図である。 別のバレルソケットの形成方法のその次の工程を示す図である。 接触子のタブをスリーブに固定的に取り付けるための多くの手段を示す斜視図である。 電気コネクタの別の特徴の斜視図である。 グリッドがスリーブに挿入されているがグリッドストリップに角度オフセットが加えられる前の図26に示す電気コネクタの長さ方向断面図である。 内アンカーの別の特徴を部分的に組み立てた状態で示す長さ方向部分拡大断面図である。 内アンカーの別の特徴を完全に組み立てた状態で示す長さ方向部分拡大断面図である。 内アンカーの別の特徴を部分的に組み立てた状態で示す長さ方向部分拡大断面図である。 内アンカーの別の特徴を完全に組み立てた状態で示す長さ方向部分拡大断面図である。 内アンカーの別の特徴を部分的に組み立てた状態で示す長さ方向部分拡大断面図である。 内アンカーの別の特徴を完全に組み立てた状態で示す長さ方向部分拡大断面図である。 内アンカーの別の特徴を部分的に組み立てた状態で示す長さ方向部分拡大断面図である。 内アンカーの別の特徴を完全に組み立てた状態で示す長さ方向部分拡大断面図である。 内アンカーの別の特徴を示す長さ方向部分拡大断面図である。 本発明の教示に従って形成された電気コネクタの斜視図である。 図37の38−38線に沿った断面図である。 図40と同様であるが本発明の電気コネクタの構成要素を部分的に組み立てた状態で示す分解側面図である。 図39に示す電気コネクタをラッチ止め状態で示す拡大側面図である。
符号の説明
20 ブランク
22 連結ウェブ部分
24 ストリップ
26 タブ
28 円筒形スリーブ
30 第1ハウジング
32 ボア
34 第1端
36 反対端
40 第2ハウジング
42 通しボア
44 第1端
46 第2端
50 チューブ状工具
52 歯

Claims (17)

  1. 電気コネクタにおいて、
    第1内径のボアが第1端から延びる半径方向に弾性のバレルソケット、
    前記バレルソケットの前記ボアの前記第1直径と少なくとも同じ第2内径のボアを持つストップ部材、
    前記ストップ部材を前記バレルソケットの一端から離間し、前記ストップ部材の前記ボアの前記第2内径と前記バレルソケットの一端との間に前記ストップ部材の前記ボアの前記第2内径及び前記バレルソケットの前記ボアの前記第1内径よりも大きい第3内径を有する凹所を画成する手段、
    前記ストップ部材及び前記離間手段を前記バレルソケットの一端に関して固定するための手段、
    前記固定手段、前記離間手段、及び前記ストップ部材を通して前記バレルソケットの前記ボアに挿入できる端部ピンを持つ導電性部材、及び
    前記ピンに設けられた少なくとも一つの突出部であって、前記固定手段に形成されたボアの前記内径を通して、前記離間手段、前記固定手段の前記ボアの内縁部、及び前記離間手段の前記ボアの内縁部によって画成された凹所に挿入でき、前記ピンに設けられた前記少なくとも一つの突出部の前記バレルソケットの前記一端から軸線方向外方への移動に、所定の引出し力まで、抵抗する、少なくとも一つの突出部を含む、電気コネクタ。
  2. 請求項1に記載の電気コネクタにおいて、前記離間手段は、
    前記ストップ部材の前記第2内径及び前記バレルソケットの前記ボアの前記第1内径よりも大きい第3内径のボアを持つスペーサ部材を含み、前記凹所は、前記スペーサ部材の前記第3内径の半径方向内方に形成される、電気コネクタ。
  3. 請求項2に記載の電気コネクタにおいて、前記スペーサ部材は、
    平らなワッシャを含む、電気コネクタ。
  4. 請求項1に記載の電気コネクタにおいて、前記固定手段は、
    側壁及び端壁を持つ端キャップを含み、前記端壁には前記少なくとも一つの突出部を自由に通すことができる大きさの内径を持つボアが形成されており、このボアの前記内径を取り囲む前記端壁の内縁部は、前記離間手段の前記ボアを取り囲む前記離間手段の内縁部と実質的に係合して配置され、前記ピンを前記バレルソケットの前記一端に対して軸線方向外方に移動したとき、前記離間手段の前記内縁部の軸線方向外方への移動に抵抗する、電気コネクタ。
  5. 請求項4に記載の電気コネクタにおいて、前記離間手段は、
    前記ストップ部材の前記第2内径及び前記バレルソケットの前記ボアの前記第1内径よりも大きい第3内径のボアを持つスペーサ部材を含み、前記凹所は、前記スペーサ部材の前記第3内径の半径方向内方に形成されている、電気コネクタ。
  6. 請求項4に記載の電気コネクタにおいて、
    前記キャップは前記バレルソケットの前記一端に取り付けられる、電気コネクタ。
  7. 請求項6に記載の電気コネクタにおいて、前記キャップは前記バレルソケットに固定的に取り付けられる、電気コネクタ。
  8. 請求項7に記載の電気コネクタにおいて、前記端キャップは前記バレルソケットにプレス嵌めされる、電気コネクタ。
  9. 請求項1に記載の電気コネクタにおいて、前記少なくとも一つの突出部は、
    前記ピンに支持された、周方向に間隔が隔てられた複数の別個の突出部を含む、電気コネクタ。
  10. 請求項1に記載の電気コネクタにおいて、前記少なくとも一つの突出部は、
    前記ピンに支持された、単一の連続した環状突出部を含む、電気コネクタ。
  11. 請求項1に記載の電気コネクタにおいて、
    前記少なくとも一つの突出部の前記外径は前記離間手段の前記ボアの前記第2内径よりも大きい、電気コネクタ。
  12. 請求項1に記載の電気コネクタにおいて、
    前記離間手段の前記ボアを取り囲む内径部分を持つ前記離間手段は、前記ピンの少なくとも一つの突出部を挿入するときに軸線方向に撓んで前記少なくとも一つの突出部を前記凹所に通すことができ、
    前記固定手段及び前記離間手段は、前記離間手段の前記内径部分が前記バレルソケットの前記一端から遠ざかるように軸線方向に前記ピンを前記バレルソケットから離間しようとする方向に撓まないように抵抗する、電気コネクタ。
  13. 電気コネクタにおいて、
    第1内径のボアが第1端から延びる半径方向に弾性のバレルソケット、
    前記バレルソケットの前記ボアの前記第1直径と少なくとも同じ第2内径のボアを持つストップ部材、
    前記ストップ部材を前記バレルソケットの一端から離間し、前記ストップ部材の前記ボアの前記第2内径と前記バレルソケットの一端との間に前記ストップ部材の前記ボアの前記第2内径及び前記バレルソケットの前記ボアの前記第1内径よりも大きい第3内径を有する凹所を画成する手段、
    前記ストップ部材及び前記離間手段を前記バレルソケットの一端に関して固定するための手段、
    前記固定手段、前記離間手段、及び前記ストップ部材を通して前記バレルソケットの前記ボアに挿入できる端部ピンを持つ導電性部材、及び
    前記ピンに設けられた単一の環状突出部であって、前記固定手段に形成されたボアの前記内径を通して、前記離間手段、前記固定手段の前記ボアの内縁部、及び前記離間手段の前記ボアの内縁部によって画成された凹所に挿入でき、前記ピンに設けられた前記突出部の前記バレルソケットの前記一端から軸線方向外方への移動に、所定の引出し力まで、抵抗する、突出部を含む、電気コネクタ。
  14. 請求項13に記載の電気コネクタにおいて、前記離間手段は、
    前記ストップ部材の前記第2内径及び前記バレルソケットの前記ボアの前記第1内径よりも大きい第3内径のボアを持つスペーサ部材を含み、前記凹所は、前記スペーサ部材の前記第3内径の半径方向内方に形成される、電気コネクタ。
  15. 請求項13に記載の電気コネクタにおいて、前記固定手段は、
    側壁及び端壁を持つ端キャップを含み、前記端壁には前記少なくとも一つの突出部を自由に通すことができる大きさの内径を持つボアが形成されており、前記ボアの前記内径を取り囲む前記端壁の内縁部は、前記離間手段の前記ボアを取り囲む前記離間手段の内縁部と実質的に係合して配置され、前記ピンを前記バレルソケットの前記一端に対して軸線方向外方に移動したとき、前記離間手段の前記内縁部の軸線方向外方への移動に抵抗する、電気コネクタ。
  16. 請求項15に記載の電気コネクタにおいて、前記端キャップは前記バレルソケットに固定的に取り付けられる、電気コネクタ。
  17. 電気コネクタにおいて、
    第1内径のボアが第1端から延びる半径方向に弾性のバレルソケット、
    前記バレルソケットの前記ボアの前記第1直径と少なくとも同じ第2内径のボアを持つストップ部材、
    前記ストップ部材を前記バレルソケットの一端から離間し、前記ストップ部材の前記ボアの前記第2内径と前記バレルソケットの一端との間に前記前記第2内径及び前記バレルソケットの前記ボアの前記一端よりも大きい第3内径を有する凹所を画成するスペーサ部材であって、第3内径のボアを有し、この第3内径は前記ストップ部材の前記第2内径及び前記バレルソケットの前記ボアの前記第1内径よりも大きく、前記凹所は前記スペーサ部材の前記第3内径の半径方向内方に形成される、スペーサ部材、
    前記ストップ部材及び前記離間手段を前記バレルソケットの一端に関して固定するための手段であって、側壁及び端壁を持つ端キャップを含み、前記端壁には前記少なくとも一つの突出部を自由に通すことができる大きさの内径を持つボアが形成されており、前記ボアの前記内径を取り囲む前記端壁の内縁部は、前記離間手段の前記ボアを取り囲む前記離間手段の内縁部と実質的に係合して配置され、ピンを前記バレルソケットの前記一端に対して軸線方向外方に移動したとき、前記離間手段の前記内縁部の軸線方向外方への移動に抵抗する固定手段、
    前記固定手段、前記離間手段、及び前記ストップ部材を通して前記バレルソケットの前記ボアに挿入できる端部ピンを持つ導電性部材、
    前記ピンに設けられた突出部であって、前記固定手段に形成されたボアの前記内径を通して、前記離間手段、前記固定手段の前記ボアの内縁部、及び前記離間手段の前記ボアの内縁部によって画成された凹所に挿入でき、前記ピンに設けられた前記突出部の前記バレルソケットの前記一端から軸線方向外方への移動に、所定の引出し力まで、抵抗する、突出部を含む、電気コネクタ。
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