JP2005535806A - ロックに使用するキーの識別及び選択 - Google Patents

Abstract

本発明は、電子的にアドレス可能で読み取り可能な照明手段を少なくとも一のロックキーに結合する方法に関する。この照明手段は、キー機能を特定し、キー繋留手段上のキー群から特定のキーを選択するのに使用することができる。導電手段を介して少なくとも一のキーへ電力と電気的信号を送ることができる新規なキーリングが記載されている。このシステムは、好ましくはキータグの形式で提供されるキーコントロール手段によって制御される。本発明は、他の電子装置を接続し、キーリングに機能する範囲を提供するキーリングからキーを自動的に着脱する方法も記載されている。

Description

発明の詳細な説明
キーを使用して施ロック手段を作動させていることは広く行われている。普通の人でも大抵は複数のキーを所有しているか、利用している。そのような複数のキーがある場合少なくとも一つのキーは、他の少なくとも一つのキーと異なる機能を提供する場合がある（例えば一つ目は家の玄関の扉を開錠し、二つ目はガレージの扉を開錠する）。
限定されない例として、前記複数のキーは繋留手段（KGM）でまとめられる。キーリングが好ましい繋留手段の例であるが、これに限定されない。

その他の少なくとも一つのキーと束ねられていても（例えばKGMで）、そのキー一つだけであっても（限定されない例として、例えばKGMについている、及び／又は、テーブルの上にある）、既知の手段でそのキーの機能を（例えば、どのロックを作動させるか）識別するのは難しい。これに限定されないが、a）外見の似たキーが複数ある、及び／又は、b）照明が暗い（例えば夜）、及び／又は、c）そのキーが使われてからしばらく経過している（例えば引き出しの中身を出していたら見つかり、どのロックを作動させるのか全く分からない）場合、識別することはますます難しくなるだろう。
・本発明の目的は、好ましくは、キーのうち少なくとも一つが作動させるロックを識別するための手段を含むが、これに限定されない。前記識別手段は、好ましくは自動あるいは電子手段を含む。
・本発明の目的は、好ましくは、少なくとも一つのロックを識別する手段を含むが、これに限定されない。前記ロック識別手段は好ましくは自動あるいは電子手段を含む。
・本発明の目的は、好ましくは、複数あるキー（例えばキーリングについたもの）から少なくとも一つのロックを作動する少なくとも一つのキーを選択するための手段を含むが、これに限定されない。前記選択手段は、好ましくは自動あるいは電子手段を含む。本発明は、好ましくは、キーを束ねる手段（例えばキーリング）につけるキーが１つだけでもよい。本発明では、好ましくは、繋留手段（KGM）についているどのキーも目的とするロックを作動しない場合を含む。
・本発明の目的は、好ましくは、目的とするロックへのキーの差し込みを補助する手段に結合させるが、これに限定されない。前記補助手段は好ましくは照明手段を含む。前記照明手段は好ましくはキーの選択手段と結合される。
・本発明の目的は、好ましくは、ロックID情報を、作動させようとするロックからキーID及び／又はキー選択手段に転送する手段を含むが、これに限定されない。前記手段は、好ましくは自動あるいは電子手段を含む。
・本発明の目的は、好ましくは、前記ロックを作動させるキーの選択を補助するために前記転送されたロックID情報を使用する手段を含むが、これに限定されない。

非揮発性メモリの記憶素子という用語の使用はこの文書において、好ましくは、フラッシュメモリ、EEPROM、EPROM、LROM、マスクROM、バッテリーバックアップRAM（SRAM、DRAM等）を含むが、この例に限定されない。

キーという用語は本明細書において、好ましくは、機械及び／又は電子ロックを施錠及び／又は開錠する手段を指す。前記手段は、好ましくは物理的装置を含む。前記手段は、好ましくは機械及び／又は電子手段を含む。

キーがロックに通常差し込まれる部分を本明細書において好ましくはキーシャフトと呼ぶ。前記シャフトには好ましくは上端及び下端と、二面がある。好ましくは、キーハンドル及び／又はシャフトの表面の数は制限されない。

この明細書において、キーの端部で、刻み目（歯）の入れられた方を好ましくは下端と呼ぶが、これに限定されない。両面キーは好ましくは上下両端に刻み目があってもよい。本発明では好ましくは、少なくとも一つのキーは、どのようなパターンにカットされていても良く、及び／又は、表面及び端部の数がいくつでもよい。

キーが、施錠・開錠の際に使用者に握られる部分は、好ましくはキーハンドル、又は、より簡単にはハンドルと呼ぶ。公知技術ではキーハンドルは、通常、繋留手段（例えばキーリング）にキーを取付けやすくするための手段も提供し、この通常の手段はキーハンドルに設けられた孔を含む。

本明細書で使う文脈が許す範囲では、作動する、及び／又は作動されるという用語は、好ましくは、少なくとも部分的に、少なくとも一つのロックを施錠及び開錠することを意味する。

本明細書において無線ワイヤレス通信という用語は、好ましくはBluetooth、Zigbee、及び／又は802.11手段を意味すると読むことができるが、これらに限定されない。

遠隔取外し手段という用語の引用は、好ましくは本発明者による同時係属中のPCT／AU03／00769、発明の名称「Garments that automatically disrobe in response to remote control手段（遠隔制御手段に応じて自動的に脱衣する衣類）」に記載された手段を含む。これは本明細書に引用されている。

本発明は部分的に、単一のキー、及び／又は単一のLKM、及び／又は単一のロックに関連して記載されているかもしれないが、しかしながら、本発明は好ましくは、前記キーが複数のロックを作動すること、及び前記ロックが複数のキーによって作動されることがあると、理解するべきである。さらには、好ましくは、本発明を適用し得るキー及び／又はLKMの数及び／又は種類は制限されない。本発明を適用し得るロックの数も好ましくは制限されない。本発明は好ましくは、キーの特定手段に導入するために記載されている手段の少なくとも一部が、KGM、及び／又は、KCM、及び／又は他の手段に少なくとも部分的に導入されることがある。本発明は好ましくは、KGMに導入するために記載されている手段の少なくとも一部が、キーの特定手段、及び／又は、KCM、及び／又は他の手段に少なくとも部分的に導入されることがある。本発明は好ましくは、KCMに導入するために記載されている手段の少なくとも一部が、KGM、及び／又は、キーの特定手段、及び／又は他の手段に少なくとも部分的に導入されることもあ得る。

本発明の目的は、これらに限定されないが、
i）少なくとも一つのキーの機能を識別する、及び ／又は
ii）少なくとも一つのロックに使用する少なくとも一つのキーを選択すること、及び／又は
iii）少なくとも一つのロックに少なくとも一つのキーを差し込むこと。
を容易化するために、自動及び／又は電子手段を適用する手段を説明することである。
ローカルキー手段（LKM）。望ましい実施形態は、ローカルキー手段（LKM）と呼ばれる電子及び／又は機械手段を、少なくとも一つのキーと結合することを含み、これにより電子アドレス手段及び／又は電子的に読み取り可能なID手段を前記キーに提供するとともに、前記キーの選択及び／又は使用を補助するために使用することができるLED（若しくは他の照明手段）を提供する。好ましくは、少なくとも一つのロックは、本発明と結合された手段により自動的に読み取ることができる少なくとも一つのロックID手段と結合される。前記少なくとも一つのロックは、好ましくは本発明の手段を使用した少なくとも一つのキーにより作動され得る。

好ましい使用形態では、少なくとも一つのLKMは、複数のLKMに供給し得る電力手段から電力を受けるのが好ましい。前記供給は、好ましくは導電体を経由し、他の手段（例えば繋留手段及びキー制御手段）と組み合わされた電力手段から得られるのが好ましい。本発明では、好ましくは少なくとも一つのLKMの電力手段の少なくとも一部分が、前記LKMに直接組み込まれた手段（例えばバッテリー（充電可及び／又は不可のもの）、及び／又は、太陽電池（好ましくは例えばKCM／KGMに組み込まれたLEDのような照明手段から電源を取ることができる）、及び／又は蓄電器）による場合がある。少なくとも一つのLKMと他の手段（例えば繋留手段及び／又はキー制御手段）の間のデータ及び／又は制御の転送手段は、好ましくは導電体を経由したものである。本発明では、好ましくは前記転送手段は制限されない。前記転送手段の例としてはこれに限定しないが、好ましくはi）導電体、ii）光伝送体（optical conductor）、iii）赤外線手段を用いた無線（例えばIrDa）、iv）RFワイヤレス通信の少なくとも一つを含む。

繋留手段（KGM）。本発明の実施形態の一つとして、これに限らないが、好ましくは少なくとも一つのキーを揃える繋留手段（KGM）（公知のKGM、例えばキーリングが行うように）を含み、前記KGMが好ましくは、手動で選んだキーから他のキーが重力で回転し離れる（公知のキーリングと同様に）能力を保ち、同時に、好ましくは、a）電力、及び／又は、b）データ及び制御情報（好ましくはデジタル形式）を、a）少なくとも一つのLKMとb）少なくとも一つのKGM及び／又はKCMとの間を転送する手段を提供する。好ましくは少なくとも一つのキーは前記KGMに取外し可能な形で取付けられている。本発明の好ましい実施形態は、これに限定しないが、前記KGMに接続された（好ましくは、導電手段を含む弾力性及び／又は可撓性のあるケーブルによる）KGMプラグ手段と合致するLKMソケット手段で、少なくとも一つのLKMに接続されたものを含む。好ましくは、少なくとも一つのキーが自動及び／又は電子手段を用いて取付け及び／又は取外しができる。好ましい自動手段は前記LKM内にマイクロモータ（好ましくは、例えばニチノールワイアなどの形状記憶合金を使用したもの）を含んでおり、前記プラグとソケット間の少なくとも一つの保持手段を解除する。前記LKMへの電力手段が前記KGMから供給される実施形態において、この構成はLKMの自動解除を可能にするが、前記LKMのKGMへの自動取付けを行う電源ではないかもしれない。この実施形態では、好ましくは、前記保持手段は前記プラグの前記ソケットへの手動挿入を補助して、取付けは単に前記ソケットとプラグを押し合わせることで行い、解除は好ましくはユーザのコマンド（例えばキーストローク、及び／又は、音声コマンド、及び／又は表示メニューの選択）によって行うようにする。代替の実施形態は、好ましくは、少なくとも一つのKGMプラグ手段中に前記マイクロモータを含み、自動取付けと解除を可能にすることが好ましい。
・本発明は好ましくは、1）単一のキー、及び／又は、2）複数のキーと接続された、及び／又は接続され得る、キーの取付け手段へ／キー取付け手段から、少なくとも一つのキーを取付け及び解除するための自動及び電子手段を可能にする。前記キーの取付け手段の例は、これに限らないが、好ましくはキーリングである。
・本発明は好ましくは、手動の手段が、少なくとも一つのキーをキーの取付け手段から／キーの取付け手段へ、取付け及び解除することを可能にし、前記手動手段は本明細書に記載されるた接続手段の少なくとも一部を含む。

少なくとも一つのKGMは、好ましくは本発明の装置用の電源手段を含む。前記装置は、例として、これに限らないが、好ましくはLKM、及び／又は、KGM、及び／又は、KCMの少なくとも一つを含むことができる。前記電源は、好ましくは電池手段であるが、この例に限定されない。前記バッテリー手段は、好ましくはa）充電不可能な手段（例えば乾電池、リチウム電池、銀電池）；b）充電可能な手段（例えばリチウム、ニッケルカドミウム、ニッケル、ニッケル水素、亜鉛／空気）の少なくとも一つであり得る。KGMは、好ましくは電気的及び／又は電子的手段を含み得るが、この限りではない。KGMは、好ましくは（必要に応じ）電池を充電するための手段に接続される。KGMは、好ましくは電池残量感知／表示手段に接続される。

本発明は好ましくは、公知の電子キーと本発明の手段の併用が可能である。本発明は、好ましくは公知の電子キー手段を少なくとも部分的に本発明の手段で実行することを可能にする。その例としては、これらに限定しないが、好ましくは電源手段、及び／又は、マイクロプロセス手段、及び／又は、入出力手段を含む。

本発明は、好ましくは公知のキーリングアクセサリ手段を本発明の手段に接続できるようにする。本発明は、好ましくは公知のキーリングアクセサリ手段を少なくとも部分的に本発明の手段により実行できるようにする（この例としては、これらに限定しないが、好ましくは電源手段、及び／又は、マイクロプロセス手段、及び／又は、入出力手段を含み得る）。

本発明は、好ましくは本発明の手段（この例としては、これらに限定しないが、好ましくは電源手段、及び／又は、マイクロプロセス手段、及び／又は入出力手段を含んでいても良い）の使用により、新規のキーリングアクセサリ手段（KRAM）の機能を容易にする。前記新規なキーリングアクセサリ手段（KRAM）の例としては、これに限定しないが、以下の少なくとも一つを含み得る：a）照明及び／又はオーディオ手段を含むお守り及び／又は星占術宮、b）GPS手段、c）点火手段（下記参照）、d）トーチ手段（例えば高輝度LED）、e）安全な電子商取引手段、f）安全なパスワード手段、g）安全なユーザID情報（例えば名前、住所、電話、電子メール）、h）ガレージ開閉コントローラ、i）車ロックコントローラ、j）車イグニションコントローラ、k）記憶容量拡張手段、l）遠隔取外し手段、m）薬のディスペンサ、n）ロックID手段とインターフェイスを行う手段、o）取外したキー／LKMとインターフェイスを行う手段（これは、好ましくは、未調整のKGMプラグ手段を使用して前記取外されたキーに接続することにより、前記キーに情報の読み取り及び／又は書込みを行うか、及び／又は、前記KGMプラグ手段に変更を加え前記プラグが前記キーと対になっている固定手段に影響されないようにすることによって、キーとKGMの接続を容易にする）、p）電子装置のバッテリー充電手段（下記参照）、q）安全な医療記録、r）セキュリティが保護された電子処方。好ましくは、少なくとも一つのKRAMがユーザ制御のもとで少なくとも一つのKGMに追加及び／又は除去され得る。本発明は、好ましくは、少なくとも一つのKRAMの操作を容易にするために、ソフトウエアを本発明に組み合わされた記憶装置手段にロードすることが必要になることがある。前記ソフトウエアは、好ましくは少なくとも部分的に暗号化され得る。前記ソフトウエアは好ましくは特定のKCM及び／又はKGM用に暗号化され得る。

キーリングアクセサリ手段は、好ましくは、LKMを前記KGMと接続するために記述した手段によって、少なくとも一つのKGMに接続、及び／又は、インターフェイス接続できる。

少なくとも一つの個人用電子アクセサリの少なくとも一部分が、本発明の手段、とりわけ少なくとも一つのKGMに取付け可能であることが好ましい。前記電子アクセサリの限定されない例としては、好ましくは、携帯電話、及び／又はデジタルカメラ；及び／又はMP3プレーヤ；及び／又はPDAのうちの少なくとも一つの少なくとも一部分が含まれる。一の実施例では、前記取付けは、例えばキーを伴う前記電子アクセサリをそろえるため、機械的であることが好ましい。他の実施例では、前記取付けが、本発明の手段と前記電子的アクセサリ間の電気的接続を含むことが好ましい。限定されない例として、前記電気的接続が前記電子アクセサリの本発明の電力手段へのアクセスを可能にする。

キーリングアクセサリ手段の起動及び／又は解除は、好ましくはLKMの制御用に記述された手段に呼応することができる。前記起動／解除の制御手段の例としては、好ましくはi）音声入力、ii）キーボード入力、iii）ディスプレイ手段のメニューの選択、のうち少なくとも一つが含まれるが、これらに限定されない。

キー制御手段（KCM）。本発明の制御機能は、好ましくはキー制御手段（KCM）によって実行され、好ましくは以下の非限定的な手段の少なくとも一つを含む。すなわち、
1）ディスプレイ手段（例：LCD）。ディスプレイ手段は、ユーザがアップグレードできることが好ましい。ディスプレイの実施例の数は、好ましくは限定されない。好ましい実施例としては、好ましくは、a）本発明の基本的なキーの選択手段を行うのに用が足りるだけの少なくとも一つの英数字列を伴う、白黒の簡易LCD、b）携帯電話に用いられている一又はそれ以上のタイプの白黒LCDドットマトリクス・ディスプレイ、c）携帯電話に用いられている一又はそれ以上のタイプのカラーLCDディスプレイが含まれるが、これらに限定されない。
2）キーボード手段（例：従来技術の携帯電話のキーボード手段）。
3）音声出力手段（例：従来技術の携帯電話のスピーカ手段）。
4）音声入力手段（例：従来技術の携帯電話のマイクロフォン手段）。
5）マイクロプロセッサ手段（CPUが、好ましくはアップグレードできることができ、ハンダ付けされていないことが好ましい。例：古いデバイスのプラグを抜いて新しいデバイスにプラグ接続する）。
6）記憶装置手段（好ましくは少なくとも一部分が不揮発性であり、アップグレードでき、ハンダ付けされていないことが好ましい。例：古いデバイスのプラグを抜いて新しいデバイスにプラグ接続する）。
7）制御及び／又はプログラム及び／又はオペレーティング・システム・ソフトウェア／ファームウェア。
8）自動的にロックID手段を読み取る手段。好ましい方法は、RFIDの読取り装置及び／又は書込み装置を含む。その他の実施例は、好ましくは読出し及び／又はワイヤレス手段のための直接的な電気接触を含む。これら手段の読出し／書込み方法は、よく知られている従来技術である。好ましくは少なくとも一つのKCMと接続できるオプション手段が与えられる。
9）取外されたキーに関し、LKMを読み出す、及び／又は書込む手段。
10）電力手段。少なくとも一つのKCMが好ましくは、自身の電力供給手段を有するが、それが好ましくはバックアップ手段である。前記バッテリー手段は、好ましくは、リチウム電池、再充電可能なバッテリー手段、取替え可能なバッテリー手段、iv）蓄電手段、太陽バッテリー手段のうち少なくとも一つを含む。主電源は、少なくとも一つのキー繋留手段に接続された電源からのものであり、導電手段を通じて前記KCMに送られる。補助電力手段（例：バッテリー）は、少なくとも一つのKCM外側エンクロージャと接合できること（好ましくは可逆的に）が好ましい。前記外部バッテリーの非限定的な適用例は、少なくとも一つのKGMからKCMを取外すことができることが好ましい。これにより、前記KGMにケーブル接続されているかどうかにかかわらず、バッテリーが独自に機能を発揮できることが好ましい。
11）PDA手段。
12）携帯電話手段。少なくとも一つのKCM及び／又はKGMが携帯電話手段を含む、及び／又はその手段を提供するようアップグレードできることが好ましい。好ましい実施例は、KGM（好ましくは前記KGMのエンクロージャ外壁にぴったり取付けられ、好ましくは前記部分が前記KGMに可逆的に取付けられる）の携帯電話コンポーネントの大半とアンテナを含むことが好ましい。また、少なくとも一つのKCMの手段を用いて、サポート機能（例：ディスプレイ、キーボード、マイクロフォン、スピーカ）を提供することが好ましい。情報はワイヤレス手段（例：Bluetooth）を介して、前記KCMとKGM間の少なくとも一部で通信されることが好ましい。この配置は、好ましくは電力の枯渇したコンポーネントを主電源手段とパッケージ化し、KCMから、高周波及び騒音を出す可能性のある電子機器を切り離す。前記KCMが前記KGMから取外せること、及び携帯電話端末として引き続き使用できることが好ましい。
13）音声認識手段。
14）グローバル・ポジショニング・システム手段。
15）安全な電子商取引手段。
16）安全なパスワード手段。
17）少なくとも一つのKCMが、紛失したキーを取り戻すことを容易にする情報の記憶手段を含んでいることが好ましい。前記記憶された情報の例としては、a）氏名、及び／又はb）住所、及び／又はc）電話番号、及び／又はEメールアドレスが含まれるが、これらに限定されない。前記情報は、好ましくは暗号化によって保護される。前記保護手段の解除は制限されることが好ましい。少なくとも一つの認可サービスプロバイダが前記保護を解除できることが好ましい。紛失したキー及び／又は前記キーに関し暗号化された情報が、少なくとも一つの認可サービスプロバイダに提供され、紛失したキーを取り戻すのを促進することが好ましい。前記記憶された情報は、PC手段及び／又はインターネットを通じてサービスプロバイダに転送できることが好ましい。
18）（好ましくは安全な）ガレージのドアコントローラ。
19）（好ましくは安全な）乗り物のロックコントローラ。
20）（好ましくは安全な）乗り物のイグニッションコントローラ。
21）記憶装置拡張手段。
22）遠隔脱衣手段。
23）薬剤ディスペンサコントローラ／リマインダ。
24）安全な診療記録。
25）安全な、薬剤の電子処方。
26）MP3プレーヤ。
27）RFワイヤレス通信手段。
28）赤外線通信協会インターフェイス。
29）その他KCMの少なくとも一つとの間の情報伝達手段（例：赤外線通信協会、RFワイヤレス通信）。
30）前記KCMと、ユーザが制御する少なくとも一つのデータ処理手段（例：赤外線通信協会、RFワイヤレス通信）の間で情報を通信する手段
31）KCMのKGM記憶手段への取付け／取外し手段。前記KGM記憶手段の限定されない例は、好ましくは、少なくとも一つのKGM（例：キープレートの端にある、好ましくは導電性の二つの開口によって）、及び／又はLKMと結合した少なくとも一つのキーに可逆的に取付ける機能を含む、壁掛け式ユニットである。前記取付けられたKGM及び／又はキーの限定されない例として、キー繋留手段におけるキーの選択で記述されたものと同様の手段を用いて選択できる。前記KGM記憶手段への／からのKGM及び／又はキーの取付け及び／又は取外しは、自動手段（例：KGMに取付けられたキーについての記述と同様に）を含むことが好ましい。一のワイヤ手段が、少なくとも一つのKGM記憶手段と少なくとも一つのKGM及び／又はLKMとの間をインターフェイス接続するため使用できることが好ましい。RFワイヤレス通信が、少なくとも一つのKGM記憶手段と少なくとも一つのKGMとの間の通信に使用できることが好ましい。
32）少なくとも一つのKGM記憶手段と結合した電源から、バッテリーを再充電する手段。
33）ダラスセミコンダクタ社のJavaクリプトボタン；
34）デジタルカメラ手段。好ましくは光学・画像記録手段、画像処理手段、記憶装置手段を含むデジタルカメラ・コンポーネント手段が、前記KCMに接続できることが好ましい。前記デジタルカメラ・コンポーネント手段は、KCMに対する少なくとも一つのKGMペンディング・アタッチメントに、好ましくは標準的かつ可逆的に取付けられる。KCMの電源は、前記補助バッテリーによって補強されることが好ましい。前記補助バッテリーは、前記KCMに対する少なくとも一つのKGMペンディング・アタッチメントに、好ましくは標準的かつ可逆的に接続される。前記KCMは、接続したKGMから取外されることが好ましい。デジタルカメラ・コンポーネント手段は、完全なデジタルカメラ・システムに好ましくは不可欠なKCM機能を好ましくは利用しており、その機能は、前記デジタルカメラ・コンポーネント手段の少なくとも一部に好ましくは含まれない。前記KCM機能は、好ましくは、限定されない例として、ディスプレイ手段、マイクロフォン手段、スピーカ手段、入出力手段、記憶装置手段、追加プロセシング手段、データを他に無線伝送する手段（非限定的な例として、KCMBluetooth手段が、好ましくは、前記KGMと結合した記憶装置手段に記憶するため、少なくとも一つのKGMのBluetoothに伝送できる、及び／又は前記KGMに好ましくは結合した携帯電話手段を通じて、遠隔手段に伝送できる）、のうち少なくとも一つを含む。
35）コードレス電話；
36）データ受信を知らせる手段として、PCキーボードのＬＥＤの点滅を検出する手段；
37）RFIDの読出装置／書込装置；
38）電子名刺手段；
mm）KCMスピーカ手段からPCマイクロフォンへの伝達するための音声データをコード化する手段；
39）TV／VCRリモコン手段。
40）少なくとも一つのKCMが、キーの複製を容易に行えるよう情報を記憶する手段を含むことが好ましい；
前記記憶情報としては、好ましくは、キーのカッティングマシーンを補助する少なくとも一つのキーの複製を作るためのデジタルで記憶された情報が含まれるが、これに限定されない。前記記憶された情報は、好ましくは、キーの形状情報を決定する公知の電子的手段の少なくとも一つから得られる。前記情報は、好ましくは暗号化及び／又は少なくとも一つのパスワードで保護される。前記保護手段の反転は、制限されることが好ましい。少なくとも一つの認可サービスプロバイダが、前記保護を反転できることが好ましい。前記記憶された情報の少なくとも一部が、キーのサプライヤ及び／又はキーの作成サービスから提供されることが好ましい。前記提供は、電子的手段による前記KCMへの情報の通信を含むことが好ましい。前記記憶された情報は、ユーザが制御するデータ処理手段（例：パーソナルコンピュータ）の少なくとも一つでバックアップされることが好ましい。前記記憶情報は、インターネットを通じて送れることが好ましい。
41）KCMは、好ましくは外部手段によって読み込まれ、及び／又は内部処理手段によって使用される固有のID手段を含むことが好ましい。KCMは、好ましくは安全な暗号化／暗号解読キー、及び／又はクリプトエンジンを含む。また、安全なシステムの少なくとも一部が、好ましくは特定のKCMにあわせて異なる。KCMは、好ましくは有線及び／又はワイヤレス手段によるその他の手段で、固有のアドレスを有する。前記固有のアドレスは、好ましくは少なくとも一つのKCMを照明し、前記KCMの選択を容易化するのに用いられる。
42）デジタル・ディクタフォン。
43）ビデオ・プレーヤ。
44）視覚的な時間計測手段−非限定的な例として、LED（例：KCMの正面パネル上）及び／又はディスプレイ手段が、少なくとも一定の割合で点滅して、時間基準を提示することが好ましい。限定されない例として、キーが押し下げられた時間によって、キーボード機能を割り振りたいと考えるかもしれない。好ましくは、規則的な信号（例：0.5秒ごと）がそれを容易にする。

本発明の好ましい実施例は、好ましくは、キータグ手段におけるKCM手段の少なくとも一部を含む。前記キータグ手段は、好ましくは、少なくとも一つのキー繋留手段と接続する。この接続は、可撓性及び／又は弾性のあるケーブル手段によることが好ましい。前記ケーブル手段は、好ましくは、電気導体を含む（好ましくは少なくとも一部分が絶縁されている）。前記キータグ手段は、好ましくは、前記KGMの少なくとも一部分の周囲を移動できる。KGM上の少なくとも一つのキーを手で握ると、前記キータグ手段が前記選択されたキーからスライドして離れることが好ましい。これは、公知のキーホルダー機能である。本発明は、好ましくは、少なくとも一つのKCMの少なくとも一部分の位置が限定されないようにすることができる。非限定的な例として、KCM機能の少なくとも一部が、少なくとも一つのKGMと接続できることが好ましい。

少なくとも一つのKCMは、インストールされた利用可能な全機能を伴って製造、及び／又は販売されないことが好ましい。公知の機能及び／又は新たに開発された機能は、後日前記ＫＣＭに付加されることが好ましい。当業者には、好ましくは高性能CPU、適切な記憶装置手段、安全なプロセシングエンジン（例：Javaボタン）、柔軟な入出力手段、配線及びワイヤレス通信手段による多様なオプションが多彩な機能を発揮できることは明らかである。また、本発明の手段が、消費者のポータブルデータプロセシングの要求の多くを満たすように提供され、及び／又は構成されることは明らかである。本発明では、非限定的な例として、IR手段とRFワイヤレス通信を介したその他の電子的手段とのインターフェイスが、腕時計機能（例：ディスプレイ及び／又はキーボード）及び／又は眼鏡（例：つるの少なくとも片方に取付けられたスピーカ及び／又はレンズ手段に一体化された及び／又は眼鏡のフレームから突出したディスプレイ手段）の少なくとも一つを含むことが好ましい。

少なくとも一つのKCMの追加ハードウェア機能が、ドロップインモジュール又はプラグインモジュールであることが好ましい。ソフトウエア機能は、暗号化されたフォーマットで供給されることが好ましく、また、限定個数（好ましくは一つ）のＫＣＭにのみ使用できることが好ましい。

従来技術は、キータグ手段に適用されている複数の発明を説明している。電力及び／又は電子的手段を伴うキー繋留手段を提供する好ましい能力は、好ましくは前記キータグの発明の少なくとも一つの手段及び／又は機能が、本発明のKGM及び／又はKCM及び／又はキータグ手段のうち少なくとも一つの手段及び／又は機能に組み込まれる。

従来技術は、キータグ手段のほか、キー繋留手段に取付けられ、及び／又は取付け可能な電気的及び／又は電子的手段に適用される複数の発明を記載している。電気的及び／又は電子的手段を伴うキー繋留手段を提供する好ましい能力は、前記発明の少なくとも一つの手段及び／又は機能が、a）本発明の1）KGM及び／又は2）KCM及び／又は3）キータグ手段の少なくとも一つの手段及び／又は機能に少なくとも部分的に組み込まれる、及び／又はb）少なくとも一つのKGMに取付けられることが好ましい。

本発明は、好ましくは、譲受人であるインタートラスト社に対して発行された米国特許に記載されている手段に加え、ジョン・グリフィスの従来のPCT出願に記載されている手段の少なくとも一部分を組み込むことができる。これらは、参照資料に掲載されている。

本発明は、好ましくは、少なくとも一つのLKMと結合しうるデジタル形式で記憶された情報が電子的手段に記憶されるLKMの製造方法を実現する。前記デジタル形式で記憶された情報は、好ましくは、少なくとも一つのIDコードを示すために使用できる少なくとも一つのビットシーケンスを表す。前記デジタル形式で記憶された情報は、好ましくは少なくとも一つのLKMに組み込まれている、及び／及び少なくとも一つのLKMに組み込むことが可能である。

本発明では、好ましくは、第一のKCM内に記憶された情報の少なくとも一部分を、少なくとも一つの第２の記憶手段及び／又はプロセシング手段に、伝送及び／又はコピーする方法を可能にする。前記第２の手段は、好ましくは少なくとも一つの第二のKCM及び／又はユーザが制御するデータプロセシング手段（例：PC）を含む。前記伝送及び／又はコピーは、好ましくは、少なくとも一つのWAN（例：インターネット）の利用を含む。

本発明は、好ましくは、キー繋留手段（KGM）及び／又はキー制御手段（KCM）及び／又はローカルキー手段（LKM）及び／又は本発明で記述されたその他手段の少なくとも一つを製造する段階的方法を含む。

本発明は、好ましくは、キー繋留手段（KGM）及び／又はキー制御手段（KCM）及び／又はローカルキー手段（LKM）及び／又は本発明で記述されたその他手段の少なくとも一つを製造し、及び／又は流通させ、及び／又は販売し、及び／又は電源手段に適合させる方法を含む。

本発明の好ましい目的は、キー繋留手段（KGM）及び／又はキー制御手段（KCM）及び／又はローカルキー手段（LKM）及び／又は本発明で説明されるその他手段の少なくとも一つを広告し、及び／又は販売促進する方法やプロセスを含むが、これらに限定されない。
・前記広告は、非限定的な例として、テレビ、映画、ラジオ、印刷物の少なくとも一つを含むことが好ましい。

本発明の好ましい目的は、注文及び／又は販売（非限定的な例として販売、及び／又は雇用、及び／又はレンタル、及び／又はリースを含む）、及び／又は輸出、及び／又は輸入、及び／又は以下の場合の運搬のプロセス及び／又は方法を含む。
・キー繋留手段（KGM）及び／又はキー制御手段（KCM）及び／又はローカルキー手段（LKM）及び／又は本発明で説明されるその他手段のうち少なくとも一つを、第一管轄区域から少なくとも一つの第二管理区域へ、及び／又は第一地点から少なくとも一つの第二地点へ移動させる。

キーリングアクセサリの非限定的な例である、発火手段は、好ましくは、可燃性物質を発火させる物質を介して電流が流れると温度が十分に上昇する抵抗配線を含む。前記電流は、好ましくは、少なくとも一つのLKMと接続したイルミネーション手段を起動／解除するために記述された手段の少なくとも部分的に用いて制御される。前記熱源は、好ましくは、機械的及び電子的手段による誤った利用から保護される。前記機械的手段は、好ましくは、ユーザが圧力を加えるまでは、前記熱要素が普段は電気的に接触しないように保持するバネを含む。加熱サイクル中、少なくとも一つのキーボードスイッチを押し下げた状態にしておくことが好ましい。

再充電キー手段。本発明は、好ましくは少なくとも一つの再充電キー（好ましくは乗り物及び／又はボート及び／又は飛行機のイグニッションキー）が少なくとも一つのKGMと接続して、前記キーが、前記イグニッション（及び／又はその他ロック手段）に差し込まれると、前記キーを通じて、本発明の手段及び／又は本発明の手段に電気的に結合した手段（例：前記個人的な電子的アクセサリ）に、電力が送られる。非限定的な例として、少なくとも一つの乗り物のイグニッションキーと結合したLKMには、好ましくは二つのソケット手段が備わっている。第一のソケットはアースに、そして第二のソケットは好ましくは電圧変換手段（例：変圧器）に接続され、乗り物のバッテリー電圧を本発明の手段が利用できる電圧に変換する。前記変換手段の出力は、好ましくは、少なくとも一つのKGMの正レール上で出力される。前記正レールは、好ましくは、前記変圧器出力からの過電圧によって保護される。前記出力は、好ましくは、キー制御手段によってスイッチが切替わる。前記出力電圧は、好ましくは、通常の操作電圧よりも高めではあるが、直接接続されたデバイスの通常の操作電圧範囲内に留まる。前記高めの電圧は、好ましくは、電源として機能し、本発明の手段（例：前記KGM内手段及び／又は個人的な電子的アクセサリに取付けられた手段）に接続されたバッテリーを再充電し、又、電力を再充電するインジケータが利用可能である。前記再充電キーが乗り物のイグニッションに差し込まれると、前記第一のソケット手段が乗り物のアースに接続された第一のプラグ手段に電気接触し、前記第二のソケット手段は、乗り物の正電圧（通常、約6又は12ボルト）に接続された第二のプラグ手段に接触する。イグニッションキーがオンになったり、アクセサリポジションに入ったりするとき、前記第一及び／又は第二のプラグのみが、乗り物の電源に接触することが好ましい。前記乗り物の電源は、好ましくは、イグニッションロック・キーアクセスを取り巻く導体プラットフォームと接続しており、好ましくは、少なくとも一つのポジションにある導体とともに、前記第一・第二プラグ手段に適切に接触する。前記乗り物の導体プラットフォーム手段は、好ましくは中央に開口部を有し、イグニッションキーを出し入れできるようになっている。前記導体プラットフォーム手段は、好ましくは、イグニッションロック周辺に結合しやすいように後部が粘着性になっている。また好ましくは、乗り物のアースと電力系統に結合する手段を有する。前記第一・第二のプラグ手段は、好ましくは前記導体プラットフォーム手段上で回転できるサポート手段上に設ける。前記サポート手段は、好ましくは、中央に開口部を有し、イグニッションキーを通せるようになっている。再充電キー手段を有する乗り物のコンポーネントは、好ましくは、既存の乗り物及び／又は新しい乗り物に適合させることができる。また好ましくは、キーをイグニッションから抜くとロックされたポジションにし、差し込むと、キーをまわせるようにする。前記ロックされたポジションは、好ましくは、前記再充電キーがイグニッションに差し込まれると、前記ソケット手段に前記プラグ手段を整列させる。再充電キー手段は、好ましくは、本発明と結合した手段が、乗り物の電源を使って稼動したり、バッテリーを再充電したりできるようにする。個人的な電子的アクセサリ手段の電源を本発明の電源手段と結合する手段をこれまで説明してきた。再充電キーの手段が、好ましくは、少なくとも一つの個人的な電子的アクセサリのバッテリー及び／又は電力部分を再充電するために使用できることは明らかである。

本発明の好ましい実施例
本発明の好ましい実施例を、図面を用いて非限定的な例として述べる。図面は、本発明用の器具を製造するにあたって好ましい手段を読者に理解してもらうためのものであり、必ずしも正しい大きさや比率を表示していないことに注意されたい。

本発明の好ましい目的は、前記発明の少なくとも一部分を製造するにあたって従来技術の手段を用いてRF遮蔽を可能にすることである。好ましくは、少なくとも一つの表面に施される金属遮蔽、導電プラスチック、導電可撓性シール、導電金属フィルムが含まれるが、これらに限定されない。遮蔽手段は当業者には周知であるため、図面に表示したり、改めて説明したりしない。

図1を参照されたい。本発明では、好ましくは、少なくとも一つのキーを少なくとも一つのロックと結合するのを容易化する手段を説明する。前記結合により、前記ロックが作動するが、これに限定されない。図面ではキー3a、3b、3c、3d、3e、及び3fを表示しているが、本発明が適用されるキーの数は限定されないことが好ましい。図面ではロック4a、4b、4c、4d、4e、及び4fを表示しているが、本発明が適用されるロックの数は限定されないことが好ましい。図1のロックは、ファイルキャビネット、金庫、ドアと結合して表示されている。しかし、ロックが結合する手段は限定されないことが好ましい。

キー繋留手段によって並べられるキーが一つであれ、複数であれ、キーの使用にあたり問題となるのは、a）少なくとも一つのキーが動作するロック、及び／又は、b）少なくとも一つのロックを作動するキー、を決定することである。

非限定的な例として、少なくとも一つのキーの機能が忘れられているかもしれない。この問題は、頻繁に使われないキーの場合はさらに深刻になり得る。もう一つの非限定的な例は、少なくとも一つのキー（例：3a〜3f）が、好ましくは、少なくとも一つのキー繋留手段によって並べられている場合で、図1の例ではキー繋留手段（2）として示されている。特定のロックに合う、適切なキーを選択するのは困難となりかねない。複数のキーの外見が似ていたり、及び／又はキーを見分けるのが難しい状況にあったり、及び／又はキーの選択肢が豊富にあったりすると、さらに困難である。非限定的な例として、オフィスのファイルキャビネットには、見分けるのが難しい複数のキーがついている。このような状況では、社員が正しいキーを見つけるのに苦労するより、キーをかけないままにしておくのを好むため、セキュリティが低下する傾向がある。

本発明の好ましい目的は、少なくとも一つのロックID手段（5）を記述し、好ましくは電子的読出し及び／又は書込み手段を用いて、少なくとも一つのロックを特定することであるが、これらに限定されない。図面では、ロックID手段5a、5b、5c、5d、5e、5fを示しているが、ロックID手段の数は、好ましくは限定されない。少なくとも一つのロックID手段と結合するロックの数は、好ましくは限定されない。

前記ロックID手段の用途は、好ましくは前記ロックを作動する少なくとも一つのキーの、好ましくは自動的及び／又は電子的手段を用いて、選択を容易にすることを含むが、これに限定されない。前記少なくとも一つのキーの自動的及び／又は電子的な選択が、前記ロックID手段の使用を必要としないことが好ましい。少なくとも一つのロックが、少なくとも一つのロックID手段と結合されないことが好ましい。少なくとも一つのロックID手段は、好ましくは電子的に読出し／書込みができる少なくとも一つのビットコードを含む。前記コードは、好ましくは固有のものである。本発明による前記コードのビット数は、好ましくは限定されない。

少なくとも一つのローカルキー手段（LKM）（限定されない例としての6aから6fを含む）は、少なくとも一つのキー（限定されない例3aから3f）接続できる。前記LKMは、少なくとも一つのLKM ID手段（図示せず）と接続することが好ましい。この例としては、a）電子フォーマット（好ましくは不揮発性の記憶装置手段における）に記憶された少なくとも一つのビットシーケンス、及び／又はb）少なくとも一つの、機械で読出し可能なコード（非限定的な例は、好ましくは、バーコード、及び／又は少なくとも一つのキーに刻された印、及び／又は少なくとも一つのキーに取付けられた手段を含む）が含まれるが、これらに限定されない。前記機械で読出し可能の非限定的な例は、画像手段の利用（例：相補型MOSイメージセンサ及び／又はバーコードの読出し機）を含む。前記LKM ID手段が、少なくとも一つのLKMに対して固有であることが好ましい。少なくとも一つの前記LKD ID手段が、前記LKMとインターフェイス接続するための外部手段用に電子アドレスとして利用できることが好ましい。少なくとも一つの前記LKD ID手段が、前記LKMに対する内部および／または外部手段によって電子的に読出し／書込みできることが好ましい。

少なくとも一つの前記LKMが、少なくとも一つのLKMキー記述手段（LKDM）（図示せず）と結合することが好ましい。これは、好ましくは、前記LKMと結合したキーが動作するロックを記述する。前記LKDMの例としては、好ましくは以下が含まれるが、これらに限定されない。
a）電子フォーマット（好ましくは不揮発性の記憶装置手段における）に記憶された少なくとも一つのビットシーケンス。前記ビットシーケンスの例としては、好ましくは1）テキストLKDM（例：アスキーの文字列）、2）音声LKDM（例：デジタル化した音声波形）、3）画像LKDM（例：ターゲット手段をデジタル化した画像）、4）グローバル・ポジショニング・システムLKDM（例：ターゲット手段のグローバル・ポジショニング・システム座標）、5）ロックID LKDM（例：少なくとも一つのロックと結合した少なくとも一つのロックID手段のバイナリ文字列であり、前記LKMと結合したキーが少なくとも一つの前記ロックを作動できる）、
及び／又は
b）少なくとも一つの、人間が読み出すことのできる印及び／又は背景が含まれるが、これらい限定されない。非限定的な例として好ましくは、色、及び／又は英数字、及び／又は幾何学的図形、及び／又はパターンの少なくとも一つを含む。

前記LKMキー表示手段は、前記LKMに対する内部および／または外部手段により、電子的に読出し及び／又は書込み可能であることが好ましい。

少なくとも一つの前記LKMが、インジケータ手段（図示せず）と接続することが好ましい。
・前記LKMが、インジケータ制御手段と結合し、前記インジケータ手段を起動及び／又は不活性化することが好ましい。
・前記インジケータ制御手段を、前記LKMに対する外部手段が、アドレス指定したり、操作したりすることが好ましい。
・前記インジケータ手段が、イルミネーション手段を含むことが好ましい。前記イルミネーション手段は、非限定的な例として、LED及び／又はLEP及び／又はOLEDSのうち少なくとも一つを含むことが好ましい。
・前記インジケータ手段を起動できることが好ましい。前記起動の例としては、好ましくは、オフから照明のついた状態（LEDをオンにする）にする、イルミネーション手段のスイッチ切替えが含まれるが、これに限定されない。
・前記起動したインジケータ手段が、複数のキーから少なくとも一つのキーを選ぶのを促進するため、使用されることが好ましい。これにより、前記キーは、少なくとも一つのロックを作動することができる。
・非限定的な例として、ロック（4c）に動作しようとする場合、キー（3c）の動作手段と結合したLKM（6c）に信号が送られ、前記LKM（6c）のインジケータ手段（例：LEDを点ける）を起動し、複数のキー（例：3aから3f）からキー（3c）を容易に選択できるようにする。
・前記起動されたインジケータ手段は、少なくとも一つのキーの識別及び／又は機能を促進するために使用されることが好ましい。

前記LKMが、動作（施錠、開錠）を要する少なくとも一つのロックに関連する情報を受け取る手段、及び／又は前記動作を促進する少なくとも一つのLKMのID手段を決定する手段と結合することが好ましい。

非限定的な例として、図1でキー繋留手段（2）と接続して表示されているキーは、好ましくは、以下の非限定的な特性を有する。すなわち、キー（3a）と（3f）は、それぞれロック（4f）を動作するために使用される。換言すれば、キー繋留手段（2）には、ロック（4f）を作動するキーが2本ある。この例では、2本のうちどちらもロック（4f）に動作する。本発明は、好ましくは、少なくとも一つのロックを作動するのに複数のキーが必要となるようにするその他の実施例も可能である。キー（3b）は、ロック（4a）とロック（4b）を作動する。キー（3c）はロック（4c）を作動する。キー（3d）はロック（4d）を、そしてキー（3e）はロック（4e）を作動する。

本発明は好ましくは、非限定的な例として、好ましくはキータグ手段及び／又はキー繋留手段としても機能するキー制御手段（1）を含む。キー制御手段（1）は、好ましくは、例えばLKM及び／又はキー、及び／又はロックID手段、及び／又はKGMのうち、少なくとも一つに対するワイヤレス及び／又は配線手段によって接続されるが、これに限定されない。キー制御手段（KCM）（1）は、好ましくは、本明細書のKCM及び／又はLKMで記述される手段の少なくとも一部分を含む。KCM（1）は、好ましくは、キーホルダータグの他の公知技術の機能の少なくとも一つを含む。

ロックID手段（5）を、図2を参照して更に詳細に説明する。

ロックID手段（5）の好ましい非電子的な実施例は、図2のブロック図（10）に表示されているように、人間が読取れる印を伴うラベルが含まれるが、これに限定されない。これは、少なくとも一色（例：白）の背景に刻印された少なくとも一色（例：黒）の印（11）を含むロックID手段（5g）を図示している。ブロック図（10a）は、キーID手段（5g）のA-B断面図である。前記ラベルは、好ましくは弾性及び／又は可撓性素材（13）で製造されており、その非限定的な例は、好ましくはプラスチックである。前記ラベルは、好ましくは耐水素材で製造され、また好ましくは、少なくとも一面（例：背面）に粘着手段（14）を含む。前記粘着剤は、好ましくは、粘着剤保護手段（15）（例：裏紙）によって、誤って接着してしまわないようにする。前記粘着性手段の非限定的な例は、好ましくはスリーエム社のカタログに掲載されている少なくとも一つの粘着性商品を含む。好ましくは、機械で読出し可能な手段（例：バーコード（16）が印手段（11）に追加、及び／又は同手段と交換される。好ましくは、公知の手段は、印手段（11）（例：相補型MOS画像手段）（図示せず）を読出すのにも使用できる。

ロックID手段（5）の非電子的な実施例としては、好ましくは、図2のブロック図（20）に表示されているように、人間が読取れる印を伴うラベルが含まれるが、これに限定されない。ここでは、少なくとも一色の少なくとも一つの背景（22）に刻印された少なくとも一色の図形（21）を含むロックID手段（5h）が図示されている。たとえば、第一のロックID手段が青地に赤の三角形を含み、第二のロックID手段は、オレンジ地に緑の円を含む。ブロック図（10）の先の例に記述された少なくとも一つの手段が、ブロック図（20）に記述された手段の少なくとも一部分とともに含まれることが好ましい。

少なくとも一つの印手段がイルミネーション機能を持つことが好ましい。このイルミネーションの例としては、好ましくは「暗闇で発光する」物質が含まれるが、これに限定されない。

図2のブロック図25に、ロックID手段（5j）の電子的な実施形態の好ましい非限定的な例を示した。前記電子的な実施例は、好ましくは、少なくとも一部分がプラスチックで構築されたラベルに基づく手法を用いた、先の非電子的な実施例2例と同じテーマである。電子的手段が、前記プラスチックのマトリクス内の少なくとも一部分に埋め込まれていることが好ましい。前記電子的手段が、独自の電源を要しないことが好ましい。さらに、非接触手段によって電力供給、及び／又は読出し、及び／又は書込み可能なことが好ましい。少なくとも一つのロックID手段に使用する好ましい電子的手段の例には、好ましくはRFID手段（26）が含まれるが、これに限定されない。

適切なRFIDデバイスの非限定的な例は、EMマイクロ電子機器社のEM4102 RFトランスポンダである。この装置のデータシートについては、参考資料を参照されたい。このチップは読出し専用の非接触型識別デバイスで、好ましくは、ロックID手段（5j）のラベル手段のマトリクス（例：プラスチック）（13）に埋め込まれる。前記RFID手段は好ましくは、コイル手段（27）に接続される。前記コイル手段は好ましくは、前記マトリクス（13）に埋め込まれ、及び／又は前記ラベル手段の表面に加工される。前記コイル手段の非限定的な例は、好ましくは、プリント基板コッパートレース及び／又はプリント電導インクを含む。この配置は、RFID手段（26）に接続するために電源手段（例：バッテリー）を必要としない。外部手段がデバイスを読み込むと、コイルに電力が誘導されるロックID手段（5j）が、外部手段によって読み取れる固有のシリアルナンバーを含むことが好ましい。前記シリアルナンバーは、工場でプログラムされることが好ましい。EM4102は、64ビットのシリアルナンバーを提供するが、数字の組合せは多岐に渡るので、個々のデバイスに固有なナンバーを効果的に供給できる。実際に何らかの影響を及ぼすような、ナンバーの重複はまず考えられない。シリアルナンバーは、製造過程でEM4102にレーザーでプログラミングされる。

適切なRFIDデバイスの第二の非限定的な例は、好ましくは、EMマイクロエレクトロニクス社のEM4450又はEM4550である。この装置のデータシートについては、参考資料を参照されたい。本デバイスは、上述の例で使用されたデバイスと同様の特性を有するが、読出しだけでなく書込みが可能な1Kビットの不揮発性メモリをも有する。上述のデバイスと同様、工場で64ビットのシリアルナンバーがレーザーでプログラミングされる。これは、非接触型読出し／書込みによるロックID手段の非限定的な例である。

ロックID手段を実行するために使用される電子的手段が、本発明によって限定されないことが好ましい。その他の非限定的な例は、好ましくは、ダラスセミコンダクタ社の「ワンワイヤ（onewwire）」、DS2401「シリコンシリアルナンバー」の少なくとも一つを含む。このデータシートについては、参考資料を参照されたい。ロックID手段（5k）の実施例は、図2のブロック図（30）に表示されている。チップ（31）で表示されているDS2401は、好ましくはラベル手段のマトリクスに埋め込まれる。電力とロジックは、手段（32）を介しての電源の戻りを伴う多重導体を介して供給される。電気接触は、好ましくは調整、及び／又は分極されて、反転及び／又はショートを防ぐ。これらの手法は、従来の技術では周知である。ブロック図（30）の実施例は、好ましくは、遠隔電源から電力を供給される読出し専用接触型のキーID手段の非限定的な例とみなされる。

モトローラ社68HC908QT1マイクロコントローラの使用は、好ましくは、遠隔電源から電力を供給される接触型のロックID手段（5m）のもう一つの非限定的な例として機能するよう、プログラムすることもできる。このデータシートについては、参考資料を参照されたい。本構成は、図面には表示されていないが、通常は最低三つの電気接触を要する。すなわち、電力、アース、少なくとも一本の信号線である。電力手段（例：バッテリー及び／又は太陽電池）が、ロックID手段（5m）と結合し、好ましくは外部電力手段の必要をなくす。これによってたとえば、電気接触数を二つに減らせる。68HC908QT1は、1.5Kバイトのアプリケーションをプログラミング可能なメモリを含む。ロックID手段は、工場でプログラミングされることが好ましい。しかしながら、前記フラッシュの少なくとも一部分を、その他のパラメータを記憶するために使用したり、好ましくは製造後、本発明のユーザの制御の下、デバイスに書込まれたりする。これは、接触型読出し／書込みによるロックID手段の好ましい非限定的な例である。本発明により、好ましくは、ロックID手段がワイヤレス手段で通信できるようになる。その例としては、好ましくは、IR及び／又はRF手段が含まれるが、これらに限定されない。前記68HC908QT1、接合した電力手段（例：バッテリー及び／又は太陽電池）、適切なIrDA及び／又はRFチップセットの使用は、好ましくは、IR及び／又はRFを通信目的に用いる非接触型読出し／書込みによるロックID手段（5n）の非限定的な例である。

ロックID手段の少なくとも一つの実施例用に説明された手段の少なくとも一部分が、ロックID手段の少なくとも一つのその他実施例の少なくとも一部分と結合できることが好ましい。

少なくとも一つのキーID手段と結合した読出し及び／又は書込みメモリ（48）の好ましい使用の非限定的な例を、図3を参照して説明する。記憶装置手段（48）は、好ましくは、非限定的な例として、少なくとも一つのロックIDコード（52）を含み、これは好ましくはそれぞれのロックID手段を示す。前記ロックIDコード（52）のビット数を指定するロックIDコードの長さ（50）があることが好ましい。固定されたロックIDコード（例えば、EM4102、EM4550、及び／又はDS2401の64ビットコード）を含む実施例が、前記ロックIDコードの長さ（50）を要しないことが好ましい。ロックID手段が、前記ロックID手段と結合したロックを動作できる少なくとも一つのキーのリストを含むことが好ましい。その好ましい手段は、前記キーと結合した少なくとも一つのLKMのキーIDコード（例：58、68、78、88及び／又は98）を記憶することである。前記ロックID手段に記憶されたキーIDコードナンバー（54）を記録する手段があることが好ましい。少なくとも一つのキーIDコードの長さ（例：56、66、76、86、及び／又は96）を記録する手段があることが好ましい。関連LKMの少なくとも一つの外観についての情報が、少なくとも一つのロックID手段に記憶されることが好ましい。非限定的な例として、前記LKMが、人間が視覚的に識別しやすい特徴的な印、形状、色、背景を有することが好ましい。前記特徴が、関連するロックID手段（例：図2の（10）、（20）を参照して先述）の特徴に一致することが好ましい。少なくとも一つの記憶されたキーIDコード（例：58、68、78、88及び／又は98）と結合した、少なくとも一つのフラグ（例：シングルビット）があることが好ましい。前記フラグの例としては、好ましくは、少なくとも一つのキー記述子フラグ（例：60、70、80、90、及び／又は100）が含まれるが、これに限定されない。本実施例では、1に対するビットセットは、少なくとも一つのキー記述子が存在するのと同じであり、ゼロにクリアされたビットは、記述子が存在しないのと同じである。少なくとも一つのキー記述子長（例：64）を記憶する手段があることが好ましい。前記長さ手段の非限定的な例は、好ましくは、少なくとも一つのキー記述子長手段（例：62、72、82、92、102の少なくとも一つ）を含む。接続したロック及び／又はロックID手段のグローバル・ポジショニング・システム座標に関する情報が、メモリマップ（48）に記憶される（106）ことが好ましい。結合したロックが取付けられている手段の記述情報が、メモリマップ（48）に記憶される（108）ことが好ましい。非限定的な例として、a）テキストの記述（例：外科処置一号室のオレンジと茶のファイルキャビネット各1台）、b）デジタル化した音声波形（例：上記テキスト記述の音声化）、c）ロックが結合している、デジタル化画像手段のうち少なくとも一つが、結合した記述手段の一部を形成することが好ましい。キー記述子の配置の非限定的な例のより詳細な記述を提供するサブメモリマップ（110）の非限定的な例を、ここに説明する。記述子のコンポーネントの数は、好ましくは記述子コンポーネントカウント（112）で提供される。たとえば、長方形の青背景上の黄色い三角形と緑色の円を含んだ記述子を3と数える。三角形で1、円で1、背景で1とする。物体それぞれが、好ましくは、より詳細に記述される。たとえば、第一の物体（例：三角形）はDescr#1（114）、第二の物体（例：円）はDescr#2（122）、さらに第三の物体（例：長方形の背景）はDescr#3（130）で始まる記述がそれぞれなされる。Descr#n 平面（148）は、好ましくは、物体が前面又は背面である場合を記述する。Descr#n タイプ（150）は、好ましくは、物体が図形や英数字である場合を記述する。印コード#n（152）は、好ましくは、（152）に適合した実際の刻印文字、値、形を記述する。色コード#n（154）は、好ましくは、物体の色を記述する。

ローカルキー手段（LKM）の限定されない好ましい実施例を説明する。好ましい実施例としては、好ましくは前記LKMと結合した自動的及び／又は電子的手段が含まれる。少なくとも一つの実施例が好ましくは、自動的及び／又は電子的なLKM ID手段を含む。少なくとも一つの実施例が好ましくは、非自動的及び／又は人間が読出し可能なLKM ID手段を含む。LKMの少なくとも一つの実施例が、好ましくは、非自動的及び／又は人間が読出し可能なLKM ID手段を含み、自動的及び／又は電子的なLKM ID手段を含まない。LKMの少なくとも一つの実施例が、好ましくは、自動的及び／又は電子的手段を含まない。図4、5、6、7を参照して記述された例に関しては、当業者であれば、少なくとも一つのLKMの好ましい実施例に合うようLKMを構築できる筈である。

本発明は、好ましくは従来技術によるキーに適合しない少なくとも一つのLKMを格納するために特別に製造されたキーと結合するよう、LKMを設計できることが好ましい。このLKMの非限定的な例、適切なキーの非限定的な例は、図4、5を参照して説明される。

本発明が、従来技術によるキーと結合するよう、LKMを設計できることが好ましい。このLKMの非限定的な例は、図6、7を参照して説明される。

LKMの好ましい配置は、独自の、好ましくは固有のLKMと結合する、それぞれが異なるキーを有することである。

本発明を図4を参照しながら説明する。

前記LKM（6）は、少なくとも一つのインジケータ手段（202）を含むば、好ましくは非限定的な例として前記LKMが選択されたことをユーザに助言するため使用できる。好ましいインジケータ手段は、音声及び／又は振動及び／又はイルミネーションであるが、これらに限定されない。図4の例では、集積回路手段（212）によって切替えを行うイルミネーション手段として、LEDを使用している。いかなるイルミネーション手段であっても、また使用されるのが単体であっても組合せであってもよく、その非限定的な例は、好ましくは、LED、有機発光ダイオード（OLED）、プラズマディスプレイ手段、発光プラスチック（LEP）、有機発光プラスチック（OLEP）のうち少なくとも一つを含む。本明細書においてLEDは、好ましくは、その他のイルミネーション手段、好ましくはOLED及び／又はLEP及び／又はOLEP及び／又はLCDを含む非限定的な例と同意語として使用される。音声手段の例は、好ましくは、圧電スピーカ手段であるがこれに限定されない。

好ましい実施例は、好ましくは、インジケータ手段（例：イルミネーション手段（202））に電力を供給する手段と、前記インジケータ手段を稼動／不活性化する手段を含む。図4の例では、IC（212）は導体（224）を通じて、LED（202）から送られた電圧を下げる。電力は導体（223）を通じて供給される。前記LEDが稼動すると光を発し、不活性化すると発光を止める。本実施例におけるインジケータ手段の稼動／不活性化は、好ましくはIC（212）によって切り替えられ、このスイッチ操作の少なくとも一部分はLKM（例：キー制御手段、図示せず）の遠隔制御手段のもとに行われる。

図面で表示されているのは単一のLEDだが、LEDの数は限定されないことが好ましい。前記LEDが発光する色及び／又は強度は、限定されないことが好ましい。前記色の非限定的な例は、好ましくは、赤、緑、黄、青、オレンジ、白の少なくとも一色を含む。本例では、稼動した際に点灯するLEDは一つしかない。非限定的な例として、イルミネーション手段は、好ましくは以下の少なくとも一つの目的に使用される：
照明されたキーが、ロックを作動するのに必要なキーであることを示す；
前記キーをロック手段に差し込む際、ロック手段のイルミネーションを支援する（LEDが発する光線が、作業を容易にするように方向付けられることが好ましい）。
照明したキーが、その他の機能（例：結合したLKMキーの記述手段を編集する）のために選択されたものである。

前記キーを、あてはまるロックに差し込もうとするに先立ち、少なくとも一つのキーの位置をわかりやすく示す手段があると好ましい。好ましい手法は、KCMのスピーカ及び／又はディスプレイ手段を用い、キーの上端（上端にのみ切込みがされたキーの場合）が、上下左右のどこにあるのかを示す。好ましい代替手段は、少なくとも一つのLED（例：選ばれたキーに隣接したLKM上で）が異なる間隔で点滅し、位置をコード化する（例えば、一つのLKMのLEDが1秒間に2回点滅すると、キーの上端が最上部に、4回点滅すると下部にあることを示す。二つのLKMのLEDが1秒に2回点滅すると、キーの上端が右に、4回点滅すると左にあることを示す）。ユーザが特定の動作（例：施錠又は開錠）を行う際に、キーを時計回りに回すべきか、反時計回りに回すべきかを指示する少なくとも一つの手段が、音声指示を発するスピーカ手段を有する好ましい方法とともにあることが好ましい。好ましい代替法は、時計回りにキーを回す場合は、KGM及び／又はKCMと結合したLEDが少なくとも1回点滅し、反時計回りの場合は点滅しない。ユーザがKCMに、本機能の要件及び動作のタイプを指示できる手段があることが好ましい。指示は、好ましくはキーボード入力及び／又はディスプレイ画面のメニュー選択及び／又は音声入力コマンド（例：「施錠の方向」「開錠の方向」といったフレーズが、好ましくは前記KCMと結合した手段によって認識されるコマンドとなる）で出される。

前記LKMは、外部手段（例：KGM及び／又はKCM）から送られた電力を、導体を通じて受け取る。前記外部手段は、好ましくは、複数LKMに電力を供給する。図4の部分図（210）で、導体（223）ならびにリターン線（213）（例：アース）が表示されている。データと制御信号が導体を通じ、LKMとやりとりできることも好ましい。データと制御ラインがデジタル信号であることが好ましい。

LKMとその他手段とのインターフェイス接続を要する導体の数は、最小限に留めることが好ましい。ダラスセミコンダクタ社「ワンワイヤ」（one wire）インターフェイスを使用すると、電力と全データ／制御信号の両方を電力線で伝送できる。この手法は、必要な導体がVccとアースの二つですむという明らかな利点がある。本実施例では、インターフェイス（222）でVcc／データ／制御信号がLKMに送られ、導体（223）を通じてIC（212）に導かれる。アースは、導体（213）を通じてインターフェイス（215）へと戻る。DS2405は、ワンワイヤ・デバイスの非限定的な例であり、好ましくは本発明の手段とともに用いられる。ダラスセミコンダクタ社DS2405のデータシートについては、本明細書の参考資料を参照されたい。

複数のLKMが同一導体に接続できることが好ましい。DS2405では、それが可能である。

DS2405は接続箇所が三つある。一つは、Vccに電力を供給し、データ及び／又はクロック信号をデバイスとやりとりする電力線（223）である。二つめは、電力戻り線（213）、三つめは出力ピン（224）である。ピンは、デバイスがリセットされると通常はスイッチがオフになるオープンコレクタ出力である。プルアップ抵抗が、出力をVcc方向に引き上げる。出力（224）は、導体（223）に沿ってDS2405に、必要なビットシーケンスを読出し、及び／又は書込む外部手段（例：KCMのCPU）によって、アースにスイッチが切替わる。これは通常、必要なコマンドシーケンス（DS2405のデータシート参照のこと）を伴う、前記2405内の固有IDと同じビットシーケンスの送信を含む。アースに切換わると、出力（224）は、プルアップ抵抗にかかわらず、出力を低く保つのに十分なように電圧を下げる。

出力（224）は、インジケータ手段に直接供給する電圧を下げるために直接使用でき、その過程でLEDを照明する。しかしながら、電圧を下げる能力（4メガアンペア）に限界があるため、作業が制限される可能性がある。改良された出力手段（例：トランジスタ及び／又はバッファ手段）の付加が必要な場合がある。

本発明の好ましく限定されない目的は、各LKMに好ましくは固有のLKM ID手段を提供することである。前記ID手段は、好ましくは電子形式であり、外部手段（限定されない例としてKCM）によって読み出される。前記外部手段は、好ましくは電子的手段を含む。前記ID手段は、好ましくは前記LKM内の電子的手段を個別にアドレス指定するのに使用される。DS2405は、本発明のこの実施例の要件を満たすID手段を含む装置の限定されない例である。
・前記DS2405 ID手段は、8ビット機能識別子（例えば、一つの可能な8ビットの組合せは、本発明の手段と関連する装置を指定する）を含む。また、前記DS2405 ID手段は、好ましくは各装置に固有の48ビットのアドレスを含む。さらに、8ビットCRC手段を含み、エラーの訂正及び／又は検出をアシストする。通常、適切なビットの組合せは、プラスチック包装で梱包する前に、レーザーでチップにプログラム化される。

本発明は、好ましくはプログラミングIDビットのあらゆる手段を実現する。限定されない例としては、フラッシュメモリ及び／又はEEPROMがある。本発明は、好ましくは前記ID手段に使用するビット数を制限しない。本発明は、好ましくは機能識別子手段を必要としない。本発明は、好ましくはCRC手段を必要としない。

DS2405は、ユーザがプログラム可能なメモリを含まず、またLKM キー記述手段の少なくとも一部は、好ましくはLKMの外部、例えば、結合されたKGM及び／又はKCMに格納される。本発明によって、好ましくはプログラム可能なメモリを含む装置の使用が可能になる。好ましくは、DS2405が改良されたLED用出力ドライバ及びフラッシュメモリの両方を含むよう製造業者に修正を依頼することが選択肢として含まれるが、これに限定されない。代替として、ダラスセミコンダクタのDS2406を使用する。この単線装置は、DS2405と比較して負荷電流が軽減された二つのアドレス可能な出力を含む。また、DS2406は1KビットのOTP EPROMも含む。この装置用のデータシートを参考のためにこの明細書に添付する。

LKMは、好ましくはダラスセミコンダクタ社が説明している単線手段に制限されない。また、好ましくは電源及び／又はアース及び／又はデータ及び／又は制御に使用される導体の数に制限されない。LKMは、好ましくは一つの導体上で電力及びデータを共有する手段に制限されない。

IC（212）の好ましい代替の選択肢は、マイクロコントローラの使用である。これは、追加の導体を必要とする（図示せず）。ロックID手段に関する前述のモトローラ社68HC908QT1の使用がその一例である。この装置は、アプリケーションプログラムに加えて、好ましくはLKM IDコード及び／又は少なくとも一部のLKM キー記述手段でプログラム化される1.5Kバイトのフラッシュメモリを有する。

図4のブロック図（210）に示すLKM（6）にVcc及びアースを供給する、又はLKM（6）からVcc及びアースを供給する好ましい手段は、LKMソケット手段（220）に結合するKGMプラグ手段（図示せず）による方法である。好ましくは、プラグ上のVccはLKMのVccピン（222）と接続し、プラグのアースラインはアースコネクタ（215）と接続する。

アースコネクタ手段の限定されない例は、好ましくはブロック図210に示す導電性ゴム（又は類似素材）（215）及び／又は図5の（215a）に示す弾力性と可撓性のある金属接点を含む。Vccの好ましい接続手段は、ピン（222a）である。これは、ソケット手段（210）に結合するプラグ手段上の適切なレセプタクルに嵌まる。

LKMは、好ましくは水及び／又は他の物質がLKMの電極格納部に進入するのを防ぐ手段を含む。限定されない例は、好ましくはゴム製（又は類似する適材）のOリング（221）を含むことである。プラグ手段を挿入することで、好ましくは完全に密閉される。

LKMは、好ましくはプラグ保持手段を含み、KGMプラグ手段をLKMソケット手段220に保持する。限定されない好ましい保持手段の例としては、ピン（219）の使用が挙げられる。このピンは、好ましくは金属製で、好ましくは加圧手段（限定されない例としてバネ手段（217）を含む）によって定位置に固定される。プラグに挿入されるピンの部分は、好ましくは円形である（図5の断面K1-K2を参照）。前記ピンは、好ましくは縁（225）を含む。プラグが挿入されていない場合に、この縁がバリア手段（216）と連動して、前記ピン（219）がソケット手段（220）の穴に入り過ぎることを防ぐ。

LKMは、好ましくは偏向スロット（253）を含み、プラグが正しい方向でソケット（220）に挿入されるよう機能する。

LKMは、好ましくは少なくとも一つの引戻し手段を含み、LKMにプラグを挿入する又はLKMからプラグを外す際にピン（219）の 引き込みを助ける。好ましい手動引戻し手段の限定されない例は、保持手段（219）に穴（218）を開け、LKMケースを貫通するアクセスポート（204）を作ることである。これによって、好ましくは適切な引戻しツールを手で挿入し引き抜くことができる。前記引戻しツール（図示せず）の限定されない例は、好ましくは、アクセスポート204及び穴218に挿入できるよう少なくとも一端が適切な角度に曲げられた一本のワイヤを含む。前記引戻し手段は、好ましくは金属及び／又はプラスチックであり、プラグから引戻し手段を取外す力が加わった際にその形状を維持できる弾力性を持つ。本発明は、好ましくは自動引戻し手段を有するものであっても良い。

LKMは、好ましくは少なくとも一部が弾力性のある射出成形プラスチックで構成される。LKMの少なくとも一部は、好ましくは金属及び／又は繊維強化を含む。限定されない金属強化位置は、好ましくはバリア手段（216）及びこの作用を加圧手段（217）に与えるLKMの一部（252）を含む。

好ましくは電子部品を含まないLKM ID手段の限定されない例としては、LKM表面の人間が読み取れる印（201）がその代表である。これは、好ましくは非自動手段（例えば、人間が読み取る場合）及び／又は自動手段（例えば、相補型MOSイメージセンサ等の機械が読み取る場合）である。本実施例において、印は二つの三角形であり、好ましくは色で識別される。前記印は、好ましくはLKM上に印刷される及び／又はラベルで貼付される。前記ラベルは、好ましくはプラスチック製であり、粘着裏地を含む。好ましくは、LKM上の印手段は、対応するロックID手段上のそれと一致する。また好ましくは、非自動LKM ID手段は、本明細書に記載の非自動ロックID手段に関するいかなる前述手段も使用できる。好ましくは、少なくとも一つの印手段が照明する。前記照明の限定されない例は、「暗闇で光る」素材の使用を含む。

人間が読み取れるロックID手段及び対応するLKM ID手段（好ましくはキーの複製ができるよう複数）は、好ましくはユニットで製造及び出荷される。ロックID手段は、好ましくは関連するロックに取付けられ、LKM ID手段は対応するLKM及びキーに取付けられる。

本発明によって、好ましくは人間が読み取れる印手段を相補型MOSイメージング等の自動手段によって読み出すことが可能になる。

図4のブロック図（200）は、特別に製造されたキーへの結合に適したLKM（6）の限定されない例の正面図を示す。点線（203）は、前記LKM正面に平行で前記LKMの中心を通る中心平面上のLKM（キー結合手段（214）を除く）の一部を示す。ブロック図（210）は、前記中心平面の詳細を示す。

好ましくは、LKMの少なくとも一部が、周知技術のキーのキーハンドル素材（例えば金属）が通常占める部分の少なくとも一部を占める。限定されない例として、これは、周知技術のキーに結合されたLKMと比較して、LKMとキーを合わせたの全体の厚み及び／又は輪郭を減少させる。本発明によって、好ましくはキーがこの方法でLKMに適合するようになる。

ブロック図（235）のキーは、ノッチ（236）の付いたキーハンドルを示す。本発明によって、好ましくは少なくとも一つのノッチ（好ましくはいかなる形状の）を少なくとも一端が開いているキーハンドルの少なくとも一部に含む、1）ブランクキー及び／又は2）切削キーの製造及び／又は流通プロセスが実現する。好ましくは、前記ノッチはLKM抑制手段に結合され、LKM／キー結合の保持を助ける。前記抑制手段の限定されない例は、ブロック図（235）の刻み目（237）である。

LKMは、好ましくはキー結合手段（214）を含み、キーのLKM抑制手段（237）との結合を助ける。本実施例において、一連のプラスチック性のフィンが 結合手段（214）となる。

LKMは、好ましくはノッチ（236）に滑り込ませることによって結合される。

図5は、図4に例示したLKMの様々な部分の断面図を示す。ブロック図の空洞（251）は、好ましくは結合されたキーによって占められる。図5に示す数字は、図4に示す同一部分と対応する。

好ましくは、LKMは接着手段によって永久にキーに接着される。好ましい接着手段は2種類からなる。パート（A）は、好ましくは、キーと接触するLKMの製造時にLKM表面に塗布される。パート（B）は、好ましくは、LKMがキーに結合される時に塗布される活性剤である。

図4のブロック図に戻って、前記結合用に特別設計されたキーにLKMを結合する他の好ましく限定されない例を示す。ブロック図（295）の好ましい例は、ハンドルにLKMが統合されたキーを示す。この例は、キーを切削形式で示しているが、好ましくは統合されたブランクキーを使用し、周知技術手段で切削する。この例の好ましい実施例は、プラスチック製キーハンドル及び金属製キーシャフトを含む。

ブロック図296の好ましい例は、ブランクキー（289）（図面では実際に前記ブランクキーを切削状態で示している）を示す。ブランクキーは、好ましくは金属製であり、切削後、キーハンドル（292）が厚みの薄い部分（290）で壊れ落ち、キーハンドル（293）に固定するための結合ポイント（291a）がキーシャフト（291）（好ましくは切削済）に残る。前記キーハンドル（293）は、好ましくはプラスチック製でLKMを統合する。結合されたユニットが、好ましくは機能的なキー（294）となる。前記キーシャフトは、好ましくはキーハンドルに接着手段で取付けられる。

周知技術のキーへの結合に適したLKMの好ましく限定されない例について、図6の図面を参照しながら説明する。電子手段、LKMソケット手段及び保持手段219は、好ましくは、キーに適合するよう意図的に製造されたLKMのものと周知技術のキーに適合するよう意図されたLKMのものとで同じである。基本原理を根本的に変更するのではなく、LKM本体を変更することによって、好ましくは周知技術のキーに取付けることが可能となる。周知技術のキーに適したLKM260の限定されない一例を図6のブロック図298に示す。これは、LKMの上側表面から見た図である（LED凸状断面がA1-A2にある側）。図面260aは、LKMの正面260に平行でLKMの中心を通る平面上にある、前記LKM260内のコンポーネントを示す。260bは、LKM260の背面を示す。

周知技術で製造されるキーのスタイルは多数ある。限定されない例として、ハンドルの形状、穴の形状、及び前記穴の位置は様々である。一つの選択肢としては、市場でのターゲットとする各ハンドルデザインに適合する特定のLKMを設計することである。これは、製造及び小売の両業者にとって在庫の点で問題となる。好ましくは、ハンドルアダプタ手段270を使用して、少なくとも一つのLKM260を多くの異なるキーハンドルデザインに適合するよう改造する。前記アダプタ270は、好ましくは低コストのプラスチック装置（好ましくは炭素繊維、金属等、複数の強化手段を含む）である。アダプタは、好ましくは市場でのターゲットとする各キーハンドルデザインに合うよう製造される。

LKM260の背面260bは、好ましくは少なくとも第一キーハンドルデザイン用第一ハンドルアダプタ及び第二キーハンドルデザイン用第二ハンドルアダプタの両者に適合する形状である。図面に示すハンドルアダプタ270の限定されない例は、キーハンドル形状の限定されない例として図面に使用される円形ハンドルのキー3に適合するよう設計される。

LKMの背面260bは、好ましくは262で第二部分262bにステップダウンする第一部分262aを含む。第一部分262aは、好ましくはレセプタクル手段261を含む。前記レセプタクル手段は、好ましくはLKMの正面260まで拡張しない。前記レセプタクル手段261の位置は、LKM正面図に点線で示されている。前記レセプタクル手段261は、好ましくはハンドルアダプタ270上のクラスプ手段271と一致する。前記クラスプ手段271は、好ましくは強化された手段272である（例えば金属ピン）。アダプタ手段270は、好ましくは先端270aを含む。先端270a及びクラスプ手段272は、好ましくは少なくとも第一キーハンドルデザイン用第一ハンドルアダプタ及び第二キーハンドルデザイン用第二ハンドルアダプタの両者に適合するよう形状及び位置が同一である。ハンドルアダプタ270は、好ましくはライン273で第二表面275にステップダウンする第一表面273aを含む。前記ステップダウン273は、好ましくは特定のキーハンドルデザインの端に適合するように設計される。前記アダプタ表面273aは、アダプタ及びLKMの両方が適切なキーに適用された時に、好ましくは前記LKMの背面262aの前記第一部分262aと接触する。LKM背面260bの第二部分262bは、好ましくはキーハンドルに直接接触する。ハンドルアダプタ第二表面275は、好ましくはLKM第二表面262bが接触するキーハンドル表面の反対側に直接接触する。前記第二表面275は、好ましくは隆起手段を含む。この手段はプラスチック製で、形状及び位置がターゲットキーハンドルの穴を塞ぐように設計されている。

LKM 260及びハンドルアダプタ270は、好ましくは接着手段で永久にキーに接着される。好ましい接着手段は2種類からなる。パート（A）は、好ましくは、製造時に手段と接触する表面に塗布される。パート（B）は、好ましくは、LKM／アダプタがキーに適用される時に塗布される活性剤である。図7は、LKMが先行技術のキーに適合する限定されない例を示す。アダプタ270は、好ましくはキーハンドル3の第一表面に糊付けされ、手段274は前記キーハンドルの穴276に適合する。手段274は、好ましくは最終的に反対のキーハンドル表面がフラッシュする。その後、LKM 260は好ましくはキーハンドルの他の表面、アダプタ第一表面273a及びアダプタクラスプ手段271に糊付けされる。

前記LKMの好ましい実施例は、少なくとも一つのLKMを少なくとも一つのKGMプラグ手段に取付ける及び／又は取外すための手動の手段を示している。KGMプラグ手段の取付け及び／又は取外しは、好ましくは電子的手段を使用することによって自動化される。図7のブロック図319は、前記自動手段の限定されない例を示す。記載の実施例において、LKMはKGMから電力を得る。この場合、キーがKGMプラグ手段に取付けられている間、本発明の自動手段を作動する電力がない。好ましくは、少なくとも一つのKGMプラグ手段から少なくとも一つのキーを自動的に取外すことを促進するための電力がある。本発明は、好ましくは電力を少なくとも一つのLKMに結合してキーの自動取付けを可能にする。本発明によっては、好ましくは自動化された手段が前記KGMプラグ手段の少なくとも一部となる。前記KGMプラグ手段では、好ましくは電力へのアクセスが容易であり、少なくとも一つのKGMプラグ手段から少なくとも一つのキーを自動的に取付け及び／又は取外すことを容易にする。

ブロック図319は、前記手動プラグ結合手段に適用する手段に少なくとも一部が類似している手段を示す。プラグ保持手段219を示す。これは、好ましくはKGMプラグ手段の手動挿入を容易にする手段を含む。プラグ保持手段219上の先端面取り部300は、限定されない手動プラグ挿入促進手段の好ましい一例である。手動引戻しの穴218は、好ましくはバックアップ手段として残る。保持手段219及び加圧手段（例えばバネ）217も示す。強化手段252は、好ましくは柔軟な防水膜302で覆われた開口部を含む。前記防水膜は、好ましくは自動化手段の電子機器から加圧手段217を含む空洞（例えば穴218を通して外界と接触する）を密閉する。プラグがない場合、好ましくは加圧手段217が保持手段219をLKMソケット手段220に保持するか、又は一致するKGMプラグ手段において保持手段及びレセプタクル手段と好ましくは完全に結合する。引戻し手段301は、好ましくは前記膜302を通して反対側の手段と結合する。前記引戻し手段が前記膜302を通る経路は、好ましくは強化手段303によって補強される。結合されたキーを前記KGMプラグ手段から取外す必要がある場合は、前記引戻し手段301に力を加える。好ましくは電気機械手段によって前記後退力を加える。好ましい方法は、形状記憶合金（SMA）の使用である。限定されない一例は、Nitinolワイヤである。SMAワイヤは、熱によって形状が変わるという特徴を持つ。Nitinolの場合、事前設定された温度まで熱を加えた場合、ワイヤ長が約2〜4%収縮する。前記加熱は、本実施例において電流をSMAワイヤ315に通すことによって最も効果的に得られる。前記ワイヤは、好ましくは一端に固定された手段305及びもう一端の可動手段314に取付けられる。この実施例において、好ましくは、電流は316を介して適用され、アースは313を介してシステムアース手段に戻る。約70℃まで熱が上がると、好ましくはワイヤ315が収縮する。ワイヤの収縮率が小さく、LKMの好ましい実施例の範囲も小さいため、前記収縮長は制限され、その収縮量は保持手段219を必要なだけ移動させるには不十分である。前記SMA手段315は、好ましくはレバー手段309を介して作動し、前記保持手段219の移動を拡大する。前記SMAワイヤは、好ましくは位置314でレバー手段309の短腕312に取付けられる。好ましくは、支点311の位置に前記レバー装置309の開口部310が存在する。柔軟な結合手段305（好ましくは非SMAワイヤ）は、好ましくは位置307でレバー手段309の長腕308に取付けられる。これは、好ましくはポスト手段306及び304によって指示され、好ましくは引戻し手段301に結合する。十分な電流が十分な時間SMAワイヤ315を流れると、好ましくは前記ワイヤの収縮によってKGMプラグ手段が開き、前記プラグ手段内の対応するレセプタクルから保持手段219が外れる。好ましくは、少なくとも一つの機械的停止手段（図なし）があり、前記レバー手段309の移動を制限する。これらは、好ましくはマイクロスイッチ手段に結合されて、SMAワイヤがを過剰に収縮する及び／又は加熱するのを防ぐ。電力が前記SMAワイヤ315に適用される時間は、好ましくは本発明に結合された電子的手段によって事前設定された期間に制限される。

前記SMAワイヤ315に電力を適用する好ましい手段の限定されない一例は、第二単線スイッチ手段（例、二つの出力を持つ第二DS2405又はDS2406）を前記LKMに組み込み、ユーザが少なくとも一つのKGMから少なくとも一つのキーを取外す場合に、これを制御KCM手段（例えばイルミネーション手段202を起動する）で制御する。自動キー取外し手段を作動させる別の好ましく限定されない方法は、アクセス可能な電圧入力手段をLKM表面に取付け、前記手段に直接電流を流すことである（例えば、KCMは前記電流を手動で物理的に供給し、前記KCM電流手段を前記LKM電圧入力手段に結合する手段を有する）。LKMの保持手段を開放するための前記方法は、特に空間を重要とする他のラッチ手段に対するアプリケーションを有する。本実施例に記述されているSMA手段は、好ましくは自動衣類クロージャ及び自動衣類取外しに関連する同時係属しており、この明細書に引用されているのPCT／AU03／00769に記載されている特定の衣類クロージャにおいて限定されない例として使用される。

少なくとも一つのLKMの少なくとも一部は、好ましくは、前記キーが製造された後、少なくとも一つのキーに結合される。前記製造後結合の限定されない例は、好ましくは消費者及び／又は製造者及び／又は卸売業者及び／又は小売業者（例えばキーカット事業）によるものを含む。好ましくは、少なくとも一つのLKMの少なくとも一部が前記キーの製造中に少なくとも一つのキーと結合される。

図8は、繋留手段（KGM）320の少なくとも一部の限定されない好ましい実施例に関する記述の理解を容易にする。先行技術は、少なくとも一つのキーを照合及び保持するための多数のKGMについて記述している。キーリングは、おそらく最も一般的なKGMの先行技術である。安価で、ユーザがロックするキーを選択すると、キー及び／又は他の付属手段（例、キータグ）のバランスが、重力の影響でリングの周囲をスライドし、使用したいキーを選り分けるという明らかな利点を持つ。キーリングは柔軟で便利な装置である。あいにく、電力及び先行技術キーリングに取付けられているキー（特に複数のキー）への信号配信が容易ではない。電力手段を必要とするキーリングに取付けられた先行技術手段は、通常、独自の電力手段に結合される必要がある。本発明の限定されない目的は、ａ）キーリングの円状テーマを継承する、及びｂ）好ましくは重力の影響（及び／又は他の手段）でキーが少なくとも一つの他のキーから継続的に外れる、ｃ）好ましくは電力及び／又は電気信号を少なくとも一つのKGMに取付けられている少なくとも一つのキー及び／又は他の手段に供給する：ことである。本発明の別の目的は、好ましくは前記KGMにバッテリー手段を設けること、及び少なくとも一つのKGMの少なくとも一部に少なくとも一つの電子的手段を組み込む及び／又は作成することである。KGMの好ましい実施例は、三つの導体を限定されない例として説明している。

先行技術では、キーが比較的定位置に固定されており、好ましくは必要に応じてヒンジで動く及び／又は抜き出せるキーケース及び／又は袋及び／又は類似手段が説明されている。このタイプのKGMに電子的導体を提供する手段は、好ましくは先行技術のキーリング機能の少なくとも一部を保持する手段で照合されるキーの電気的導体システムと比べて比較的単純である。本技術を熟知する者であれば、本発明の手段を少なくとも一つの周知技術の繋留手段に適用できると理解される。

限定されない例として、好ましくは本発明の手段の少なくとも一部が、少なくとも一つのLKMが周知技術の繋留手段に結合され、独自の電力手段及び無線通信を含む少なくとも一つのLKMに適用される。

本発明とともに使用するのに適した繋留手段は、好ましくは限定されない。

図8のダイアグラム320は、前記KGMの図320aの線B1-B2を含む紙面と垂直な面を描いて得られる少なくとも一つのKGMに関する好ましい実施例の内部を示す。KGMの図320aは、線A1-A2を含む紙面と垂直な面により形成される図320の断面図である。少なくとも一つのKGMのサイズは、好ましくは制限されない。しかし、前記KGMの図320に示すサイズが、好ましい実施例の近似値となる。前記KGM320は、好ましくは周囲にトラック手段322を持つ薄型ディスク（限定されない例として、約10-12mm）である。前記トラック手段322は、好ましくはブロック図347で限定されない例として示す少なくとも一つのスレッド手段を提供する。前記スレッド手段347は、好ましくは少なくとも一つのKGMプラグ手段を持ち、KGM導電手段（321a及び／又は321b及び／又は321c）とKGMプラグ導電手段（例、331a及び331b）の結合を促進する。前記スレッド手段347は、好ましくは重力の影響でトラック手段322の周囲をスライドする。前記スレッド手段347は、好ましくは物理的にトラック手段322によって形成される空洞手段322aにはめ込まれる。前記トラック手段は、好ましくはトラック手段の片側で周囲を拡張する第一導電体手段321a及びトラック手段322の反対側で周囲を拡張する第二導電体手段321bを持つ。限定されない例として、好ましくは、導体手段321aは本明細書に記載のとおり単線システムの正電圧手段であり、導体321bは前記KGMに結合される電力手段の戻り線である。好ましくは、導体321a及び321bは少なくとも一つのKGMに結合される多くの手段に対して十分に機能する。これが本明細書に記載の少なくとも一つのLKM実施例となる。

少なくとも一つのKGMに結合される導電体手段の数は、好ましくは制限されない。しかし、好ましくは第三導電体321cが本実施例に含まれる。前記第三導電体の限定されない適用例は、好ましくはシステムVccサプライとして使用して、前記単線手段を使用してデータを転送するためにVccラインを引き下げる及び／又は引き下げようとする二線システムに関する潜在的な問題を防止する。

好ましい実施例に示す孔324は、限定されない例としてバッテリー手段324aを収容するのに使用される。前記バッテリーの正極（例、Vcc）は、好ましくは直接的及び／又は間接的に前記第三導体321cに適用される。好ましくは、前記第三導体321c上のVccは、キー制御手段（例、キータグ）、及び／又は少なくとも一つのKGM及び／又は少なくとも一つのKGM及び／又はKCMに結合される少なくとも一つの他の手段にバッテリーVccを提供する。

好ましくは、本発明の手段に結合される補助電力手段は、電力を直接的及び／又は間接的に前記第三導体321cに適用する。前記の適用された補助電力は、好ましくは本発明の電力手段に使用される。前記の適用された補助電力は、好ましくは本発明の手段に結合された少なくとも一つのバッテリーを再充電するのに使用される。

KGM320の少なくとも片側（323a及び／又は323b）は、好ましくは前記KGMの本体に可逆的に取付けられる。前記取付けは、好ましくは周知技術手段（例、ネジ手段、クリップ手段）を使用するため、図示していない。電力手段を少なくとも一つの導電体（例、321a及び／又は321b及び／又は321c）に接続する手段は周知技術であるため、図示していない。好ましくは、少なくとも一つの電子的手段（図示せず）が少なくとも一つのKGMに含まれる及び／又は追加される。

好ましくは、マイクロプロセッサ手段及び／又は記憶装置手段が、少なくとも一つのKGMにインストールされる。好ましくは、少なくとも一つの単線インターフェイスが少なくとも一つのKGMにインストールされる。好ましくは、前記マイクロプロセッサ手段が前記単線インターフェイスを使用して少なくとも一つの結合されたKCM（例、キータグ）、及び／又は前記KGMに直接的及び／又は間接的に電気的に取付けられた少なくとも一つの他のKGM、及び／又は単線手段に結合された少なくとも一つの他の手段（例、LKM）と通信する。少なくとも一つのKGMは、好ましくは前記KGMに固有の電子ID手段を含む。前記IDは、好ましくは前記マイクロプロセッサ手段にプログラム化される。

少なくとも一つのKGMは、好ましくは観察者の目に見えるKGMイルミネーション手段（例、LED）を持つ。前記LEDは、好ましくはアドレス指定され（例えば、前記マイクロプロセッサ手段を介して）、照明して複数のKGMから前記KGMを選択するのを容易にする。

好ましくは、RFワイヤレス通信手段が、少なくとも一つのKGMにインストールされる。前記RF手段は、好ましくは、限定されない例として、少なくとも一つのKCM及び／又は少なくとも一つのKGM及び／又は少なくとも一つのKGM格納手段との通信に使用される。

本発明によって、好ましくは少なくとも一つのKCMについて記載されている少なくとも一つの手段が、少なくとも一つのKGMに統合されるようになる。本発明の手段に統合される携帯電話手段及び／又はグローバル・ポジショニング・システムの好ましい位置は、少なくとも一つのKGMの一部である。

好ましくは、少なくとも一つのKGMにインストールされる電子的手段は、前記KGM320の少なくとも片側（323a及び／又は323b）に少なくとも一部が統合される。前記統合は、好ましくは適切なRFシールド手段を含む。

KGM電子的手段を電力手段に結合する及び／又は323a側の電子的手段を323b側のそれに結合する好ましい手段は、周知技術の電子接続手段であり、好ましくはトラック手段322に隣接する空洞324の周囲に配置される。

図8は、好ましくは図面に関して前記LKMソケット手段220の少なくとも一つと一致するKGMプラグ手段322の好ましい限定されない例を示す。前記プラグ手段332は、好ましくは前記LKM上の偏向スロット253と一致する偏波タグを含む。また、好ましくは前記LKM上の保持手段219に対するレセプタクル手段335を含む。 電源ソケット334は、好ましくは前記LKM上の電源ピン手段222aと一致するように提供され、アース接続336は、前記LKM上のアース手段215と一致するように製造される。前記プラグ手段332は、好ましくはケーブル手段330に結合される。前記ケーブル手段330は、好ましくは弾力性及び／又は可撓性を持ち、また好ましくは少なくとも一つの導電体（例、電力導体331a及びアース導体331b）を含む。前記ケーブル330は、好ましくは頑丈で弾力性のある 末端手段329（好ましくはプラスチック）を終点とする。末端手段329は、好ましくは導体331aと331bの結合部及びスレッドインターフェイス手段328aと328bを囲む。前記スレッドインターフェイス手段は、好ましくは電力で作動し、断面は円形である。また、好ましくは直立スレッドスキーアップライト343の合わせ口に適合し、好ましくは前記合わせ口内で回転する。スレッドスキー327a及び327bは、好ましくはトラック手段においてスレッド手段の位置を維持する。好ましくは弾力性のある導電手段326a（例、好ましくは金メッキされたリン青銅）は、好ましくは追跡導電手段326a及び導電スレッド手段328a間の電気的導通を提供する。好ましくは弾力性のある導電手段326b（例、リン青銅）は、好ましくは追跡導電手段326b及び導電スレッド手段328b間の電気的導通を提供する。図8の断面320bに関して記載されているプラグ／スレッド配置は、好ましくは少なくとも一つのLKMの電気的及び機械的結合要件を満たす。前記手段に対する拡張は、好ましくは前記第3導体321cとの調和を必要とするプラグ手段（3Xプラグ手段を参照）に利用可能である。前記拡張は、好ましくは末端手段329及び好ましくは導体321cとの接触を維持するよう設計された柔軟な導体手段325a（好ましくはリン青銅等の金属）に対して追加のサポート325を提供する。図面には示していないが、好ましくは前記3Xプラグ手段を適合させて（追加の電源ソケット）、第三導体321cと前記3Xプラグ手段を結合する手段を提供する。3Xプラグ手段用の限定されないアプリケーションの一つは、好ましくは少なくとも一つのキー制御手段（例、キータグ）を少なくとも一つのKGMに結合する。KGM／KCMを人間に結合する手段（例、ベルトに掛ける）は、好ましくは本発明の少なくとも一つの手段と結合する。好ましい手段は、少なくとも一つの末端手段329と弾力性及び柔軟性のあるケーブルで結合された金属リングを持つことである。また前記末端手段329は、好ましくは少なくとも一つのKCMに結合される3Xプラグ手段にも結合される。限定されない別の前記3Xプラグ手段用アプリケーションは、少なくとも一つの第の2KGMを少なくとも一つの第1のKGMに結合することである。

図面は、一つのKGMプラグ手段332及び一つのスレッド手段347に結合される付属ケーブル330を示している。前記プラグ手段及び／又は一つのスレッド手段347に結合される前記ケーブルの数は、好ましくは無制限である。好ましくは、少なくとも一つのKGMが開き（例、ラインB1-B2を通る平面に沿って）、トラック手段322に結合される手段へのアクセス、クリーニング、及びアップグレードが可能になる。好ましくは、少なくとも一つのKGMに結合される導電手段の少なくとも一部が例えば金及び／又はニッケルでメッキされている。

ブロック図347は、スレッド手段の限定されない好ましい例を示す。これは、KGM内のスレッド手段上から前記KGMの外側を見た図である。好ましくは、スレッドスキー327a（Vcc手段をサポートする）及び327b（アース手段をサポートする）を含む。スレッドスキーは、好ましくは横部材337a及び337bによって結合される。末端手段329の上部を図示する。スレッドインターフェイス手段328a（vcc）及び328b（アース）が示されている。これらは、好ましくは末端手段329から出現し、およそ90度回転して直立スレッドスキー343の穴に入る。スレッドインターフェイス手段328a及び328bは、好ましくは少なくとも一つのKGMプラグ手段に対して導電及び機械的サポート手段を提供する。好ましくは、 電力がVcc用及びアース用KGM導体結合手段339a及び339bによってスレッド347に結合される。前記導体結合手段339は、好ましくは直立スレッドスキー343によって固定され、弾力性及び可撓性があり、KGM導体手段（例、321a及び／又は321b及び／又は321c）との接触を維持する。前記 導体結合手段339は、金メッキされたリン青銅で製造されることが好ましいが、それに限定されない。スレッド結合導体手段342a（vcc）及び342b（アース）は、好ましくは接続手段340によってスレッドスキー327a及び327bにそれぞれ固定される。前記342は、好ましくはスレッドインターフェイス手段328a及び328bとそれぞれ接触し、前記スレッドインターフェイス手段が回転している間接触が維持されるよう設計される。導体339及び342間の導通は、好ましくは電気的な接合341（例、レーザースポット溶接）による。スレッドスキーは、好ましくは結合されたKGMのトラック手段内の曲線に沿うように湾曲する（ラインC1-C2を通る断面を参照）

キー制御手段。図9は、少なくとも一部のキー制御手段（KCM）1の限定されない好ましい実施例に関する記述の理解を促すための図面である。前記実施例は、好ましくはキータグ350に含まれる。KCMのキータグ実施例を説明する手段の少なくとも一部は、好ましくはキー制御手段（KCM）の他の実施例に含まれる。キータグ350は、好ましくは正面シェル及び背面シェルで構成される。この限定されない例において、キータグの正面シェルは、ディスプレイ及び／又はキーボードを含む。背面シェル351は、好ましくはRFID読取装置アンテナを含む。前記タグのKGM端末348は、好ましくはKGMに結合する。リモートインターフェイス端末349は、好ましくは前記KGM端末348の反対で、好ましくは限定されない例としてａ）制御用赤外線エミッタ（例、TV、VCR、セットトップボックス）、及び／又は限定されない手段としてｂ）IrDA手段を含む。

キータグの背面シェル351は、好ましくは少なくとも一部が射出成形プラスチックから製造される。好ましくは、前記背面シェル351が外部エンクロージャ351aを含む。図面351aは、外部エンクロージャを内面から見た図である。 外部エンクロージャ351aの内面は、好ましくは製造プロセスにおいて、背面シェルの他の適用可能な部分に後で接着される。前記の他の部分は、好ましくは電磁波放射に対するシールドを提供する。前記外部エンクロージャ351aは、好ましくは電磁波透過であり、好ましくは少なくとも一つの透明及び／又は色付きの材料から製造される。351bは、外部エンクロージャ351aの長軸を通る断面でを示す。

本発明によって、好ましくはKCMとの無線相互通信及び少なくとも一つのリモート手段が可能になる。前記無線手段の限定されない例は、好ましくは赤外線手段を含む。前記リモート手段の限定されない例は、好ましくはTV用リモート制御手段、VCR用リモート制御手段、DVD用リモート制御手段、オーディオ機器用リモート制御手段、セットトップボックス用リモート制御手段、ユーザ制御のデータ処理手段（UCDPM）、インターネット接続された手段のうち少なくとも一つを含む。前記赤外線通信手段（ICM）の限定されない例は、好ましくは前記KCM結合されて少なくとも一つの前記リモート手段を制御する手段によってパルスする（例、周知技術のTVリモートコントローラ）赤外線エミッタ手段を含む。前記ICMの別の限定されない例は、IrDA手段を含む。 外部エンクロージャ351aは、好ましくはモールディング354を好ましくはリモートインターフェイス端末に含み、少なくとも一つの赤外線通信手段を収容する。

本発明は、好ましくは少なくとも一つの繋留手段（KGM）を少なくとも一つのKGM格納手段（限定されない例としては、少なくとも一つのキー及び／又は少なくとも一つのKGMが可逆的に取付けられる壁掛けユニット）に可逆的に取付ける手段を含む。好ましいオプションは、少なくとも一つの開口部を本発明の装置の少なくとも一部に含め、前記KGM格納手段との可逆的結合を容易にすることである。好ましい実施例は、二つの孔（352a及び352b）を含み、前記KGM格納手段との可逆的な取付けを容易にする。好ましくは、本発明によって少なくとも一つのKＧMを自動的に識別する手段が可能になる。好ましくは、前記KGM自動識別手段は、限定されない例として、少なくとも一つのKＧM格納手段に結合される少なくとも一つのKGM格納手段の識別に使用される。好ましくは、自動識別手段は、電子的手段を含む。好ましい電子的手段は、好ましくはダラスセミコンダクタ社の単線DS2401及び／又はDS2405、及び参考のため本明細書に添付するデータシートを使用する。好ましくは、少なくとも一つのKGM選択を容易にするKGMインジケータ手段がある。好ましくは、限定されない例として、前記インジケータ手段（例、LED照明）を起動して、複数のKGMから少なくとも一つのKGMを選択するのを容易にする。及び／又は前記インジケータ手段を使用して、少なくとも一つのKGMを識別するのを容易にする。好ましくは、本発明によって、キー／LKM選択及び／又は識別について説明する本発明の手段の少なくとも一部が、少なくとも一つのKGM選択及び／又は識別に適用される。

好ましくは、外部手段がKGM自動識別手段にアクセスするための手段がある。好ましい限定されない方法は、孔352aに結合された導電手段353a及び穴352bに結合された第二導電手段353bを含めることである。限定されない例として、前記DS2405のVccは導体353aに結合され、装置DS2405のアースは導体353bに結合される。各KGMは、好ましくは固有の（少なくとも事実上）IDを持つ。

好ましくは、KGMが少なくとも一つのKGM格納手段に可逆的に取付けられた場合に、少なくとも一つの前記KGMに結合されたバッテリーを（適所で）再充電する手段がある。前記再充電の好ましい手段は、単線アクセスに必要な電圧よりわずかに高いが装置制限内の電圧でVccを導体353a上で機動することである。妥当な場合、好ましくは前記高圧電流を検出し、再充電手段を起動するKGM内の手段を併用する。

ユーザが少なくとも一つのKCMをロックするキーを検出/／選択する際の限定されない好ましい通信手段はRFID手段を使用してロックID手段を読み出すことである。ロックID手段の一部としてRFID手段を使用することは、本明細書で既に記載している。前記ロックID手段からこの情報にアクセスするには、RFID読取装置が必要である。好ましくは、前記RFID 読取装置は、好ましくは少なくとも一つのキータグ手段の少なくとも一部に位置する少なくとも一つのKCMの一部である。前記RFID読取装置は、通常アンテナ手段を必要とする。好ましくは、外部エンクロージャ351aがモールディング355を含み、前記RFIDアンテナ手段を収容する。

キータグ350（及び／又は他のKCM）は、好ましくは物理的にKGMに取付ける。前記KCM取付け手段は、好ましくは機械的に弾力性及び／又は柔軟性があり、好ましくは導電手段を含む。前記取付けは、好ましくは可逆的である。取付け手段は、好ましくは柔軟なケーブル手段である。前記ケーブルは、好ましくは導電手段手段及び機械接続手段を含む。KCM／KGM結合手段は、好ましくはKCMの一端に接続手段を含み、他の一端にKGM結合手段を含む。外部エンクロージャ351aは、好ましくはモールディング364を含み、キータグ手段350を前記KCM／KGM結合手段のKCM端末に取付けることを容易にする。

装飾的エンクロージャ手段は、好ましくはキータグ350の外部表面に取付けられる。前記の装飾的取付けは、好ましくは可逆的である。前記取付け及び／又は取外しは、好ましくは装飾的エンクロージャ自動結合手段として参照される自動的手段を含む。本発明によって、好ましくは 装飾的エンクロージャの取付けがすべての自動及び／又は非自動の周知技術を使用できるようになる。好ましくは、KCMが前記自動取付け／取外しを制御する手段がある。好ましくは、キータグ350エンクロージャに開口部361aがあり、前記 装飾的エンクロージャ（及び／又は外部手段）内の自動手段と前記キータグ350内の手段との間の戻り導体（例、アース）が承認される。好ましくは、キータグ350エンクロージャに開口部361bがあり、電力手段（例、Vcc）用導体が前記装飾的エンクロージャに結合された自動手段へと通過して、前記の自動取付け／取外しを容易にする。好ましくは、KCMに結合された手段は（好ましくは、ユーザが装飾的手段の取付け及び／又は取外しを要求する場合）、電圧／電流を前記導電体手段に適用して、前記取付け及び／又は取外しを促進する。

本発明によって、好ましくは少なくとも一つのアクセサリ機能手段（AFM）（例、限定されない例としてカメラ及び／又は外部バッテリー）を少なくとも一つのKCM及び／又はキータグ手段に結合することが可能になる。好ましくは、前記AFMは、KCM（例、キータグ350）エンクロージャに直接取付けられる。好ましくは、前記AFMは、前記装飾的エンクロージャ（好ましくは前記装飾的手段の外部表面）に結合される。好ましくは、前記装飾的エンクロージャは、前記AFMを前記KCMに結合するのに使用されるすべての電気的及び／又は光学的導電手段を通過する。前記AFM 取付けは、好ましくは可逆的である。前記の取付け／取外しは、好ましくはAFM自動結合手段 として参照される自動化手段を含む。本発明によって、好ましくは、少なくとも一つのAFMの取付け／取外しにすべての自動及び／又は非自動の周知技術を使用できるようになる。好ましくは、前記AFMは開口部361aを通る同一の戻り線を使用する。好ましくは、外部エンクロージャ351aに開口部361cがあり、電力手段用導体（例、Vcc）が 前記AFMに結合された自動手段へと通過して、前記の自動取付け／取外しを促進する。好ましくは、KCMに結合された手段は（好ましくは、ユーザがAFM手段の取付け／取外しを要求する場合）、電圧／電流を前記電力導体手段に適用して、前記取付け／取外しを促進する。好ましくは、外部エンクロージャ351aの外部表面にくぼみ357（側面図351bを参照）があり、少なくとも一つのAFMの結合を促進する。前記AFMの取付けは、好ましくは少なくとも一つのクラスプ手段（例、362a及び362b）によって容易になる。このクラスプ手段は、好ましくは少なくとも一つのAFMエンクロージャ上で対応するクラスプレセプタクル手段と一致する。前記AFMの取付けは、好ましくは前記AFMに結合される少なくとも一つのクラスプ手段によって容易になる。このクラスプ手段は、好ましくは外部エンクロージャ351aの開口部363を介してクラスプレセプタクル手段を基礎とする少なくとも一つのキータグと一致する。本発明によって、好ましくは、電気的及び／又は光学的導電手段が（AFMインターフェイス手段として参照される）少なくとも一つのKCMを少なくとも一つのAFMに結合できるようになる。外部エンクロージャ351aは、好ましくは開口部（例、365a、365b、365c、365d、365e、365f、365g）を含み、前記AFMインターフェイス手段を促進する。前記AFMインターフェイス手段の限定されない例は、好ましくはGnd（例、開口部365aを経由）、Vcc（例、開口部365bを経由）、「Data Into KCM（KCMへの入力データ）」（例、開口部365cを経由）、「Data Out of KCM（KCMからの出力データ（例、開口部365dを経由）、「Clock（クロック）」（例、開口部365eを経由）、「Valid Data Out（有効データ出力）」（例、開口部365fを経由）、及び「Valid Data In（有効データ入力）」（例、開口部365gを経由）を含む。

好ましくは、キータグ350の少なくとも一つの外部表面にある少なくとも一つの導電手段は、不慮の接触及び／又はショートから保護されている。好ましい保護方法は、前記の電気接触を機械的に中断することである。

RFID読取装置アンテナ356の限定されない例（断面図356aにも表示）は、好ましくは適切な回数だけ巻かれたコイル状の絶縁（例、エナメル）導体358を含む。前記巻上げ装置は、好ましくは巻型 359（好ましくはプラスチックコンポーネントを含む）上にある。好ましくは、前記コイル360a及び360bの各端がRFID読取装置電子機器と接続するよう配置されている。適したアンテナの別の限定されない例は、好ましくはPCB上の追跡を含む。この例で、アンテナの両端は、好ましくはプリントされたトラック手段を介して読取装置手段に接続され、また、前記PCBに取付けられる。ブロック図351cは、アンテナ356が設置された外部エンクロージャ351aを示す。351bは断面図を示す。

KCMのエンクロージャは、 好ましくは不要なRF放出を防ぐ。本発明により、好ましくはすべての周知技術の限定されない例が金属シールド及び／又は導電性プラスチックを含むことができる。好ましい方法は、ラミネート加工されたプラスチック保護手段（LPPM）を使用して、RF障害の原因となり得る電子機器を取り囲む。好ましくは、個別の金属シールドの使用は、この方法で実施されている。また前記LPPMは、好ましくはパッチアンテナを適用するアンテナの好ましい製造手段によって、KCMが必要とするアンテナ手段の少なくとも一部を前記LPPMの少なくとも一つのプラスチックラミネートに統合する。好ましくは、KCMエンクロージャは少なくとも一つの後部LPPM 370を含み、電子部品の下側（KCMの正面から見て）をシールドし、少なくとも一つの前部LPPMを含み、 電子部品の上側をシールドする。 図面370aは後部LPPMの内面、370bは長軸を通る断面図を示す。後部LPPMの本実施例は、好ましくは前記外部エンクロージャ351aに糊付け（及び／又は取付け）られ、390の縦断面で示されるKCMエンクロージャの背面シェル351を形成する。好ましくは、後部LPPMの内面は、適したモールディングを含み、様々な装置を収納する（例、Javaボタン、PCB、機能モジュール）。これらのモールディングは、本技術に熟知する者には明白であるため図示しない。電子的装置手段（エンクロージャ内）をパッチアンテナに結合するには、前記後部LPPMの少なくとも一部のラミネート部分に開口部を持つ必要がある。これらの開口部及びその位置については明白であるため図示しない。本発明により、好ましくはアンテナデザインのすべての周知技術をKCM及び特定のパッチアンテナデザインに統合することが可能になる。これらは、本技術に精通する者、特に携帯電話エンクロージャ上のパッチアンテナのデザインに精通する者には周知の方法である。好ましくは、以下のアンテナ手段の少なくとも一つが（好ましくは、少なくともパッチアンテナとして）KCMに含まれている。ａ）自動車の施錠／開錠に使用される周波数の少なくとも一つを用いて使用するのに適したアンテナ、ｂ）ガレージドアの開閉に使用される周波数の少なくとも一つを用いて使用するのに適したアンテナ、ｃ）車両キー手段に送られるRFID放出の読み取り及び必要な無線周波数を前記RDIFに転送するのに適したアンテナ、ｄ）Bluetooth転送に適したアンテナ、ｅ）802.11b転送に適したアンテナ、ｆ）ZigBee転送に適したアンテナ、ｇ）携帯電話手段に適したアンテナ、ｈ）GPSアンテナ手段。本発明により、好ましくは本発明のアンテナ手段の少なくとも一部が本発明の他の部分に設置される。限定されない例として、好ましくは繋留手段（KGM）を含む。

LPPMの好ましい構造は、図9の後部LPPM 380の拡張断面に示されている。これは、前記内層381の外部表面上にある好ましくは金属導電膜382で覆われた内部表面381を形成する好ましくは非導電プラスチックの内層381を示す。好ましくは電動プラスチックの中心層384は、好ましくは両側、すべての末端部分及び開口部が金属コーティング385されている。好ましくは、 金属コーティングは、例えば50ミクロンまでの厚みがある。前記の厚みのある金属コーティングを適用する好ましい手段は、先行技術で知られている。外層386は、好ましくは非導電プラスチックで、内部表面は金属コーティング387されている。好ましくは、ここで適切なパッチアンテナを前記外層386の外部表面に設置する。外層は、好ましくはLPPMの開口部に適合するモールディング389を含み、前記開口部を通過する導体が前記開口部の導電面と接触するのを防ぐ。好ましくは、内部表面381a及び／又は外部表面386aは、導電面を含む。前記導電面の限定されないアプリケーションは、他のシールド手段をLPPMのシールドに結合するのを促進することである。LPPMの様々な層は、好ましくは周知技術を使用してラミネート加工される（例、妥当な場合は導電性の接着剤）。図7を参照して説明されるLPPM手段は、好ましくは他の小型電子的手段用のアプリケーションを持つ（例、限定されない例として、携帯電話、コードレス電話、PDA、MP3 プレーヤのうち少なくとも一つ）。KCM（例、キータグ）エンクロージャを用いた使用について記述するLPPM手段は、好ましくは本発明の他の部分に適用される（限定されない例として、KGM及び／又はLKM）。

KCMの電子機器は、好ましくは少なくとも一つの印刷回路手段上に構築され、周知技術によってキータグの背面シェル351の内側表面に取付けられる。少なくとも一つのKCMに関する好ましい機能は、本明細書の少なくとも一部に記載されている。好ましくは、少なくとも一つの機能がKCMとともに提供される、及び／又は少なくとも一つの機能が製造後に追加される。適切な電子的手段の構築方法は、好ましくは、先行技術に精通しているユーザによってアップグレードが可能である。前記電子的手段については、必要な方法及び装置が既に本技術に精通した者には明白であり、本明細書において情報を提供しているため詳細には説明しない。

KCM電子機器は、好ましくはRFID読取装置手段を含み、ロックID手段に結合されたRFIDトランスポンダ手段に情報を読み出す及び／又は書込む。本発明は、好ましくは読取装置手段がアクセスするRFIDトランスポンダを限定しない（限定されない例は、好ましくは動物IDに使用されるRFID変換器、及び／又はコード解説に使用される変換器を含む）。適切な読取装置手段の限定されない例は、好ましくはEMマイクロ電子機器のEM4095チップの周囲に基礎を置く。RFID読取／書込装置は、好ましくはKCM電子機器に結合されるマイクロプロセッサ手段にインターフェイスで接続し、それによって制御される。

図10は、電子装置の少なくとも一部の好ましい配置の限定されない例を示し、これは好ましくは、前記KCMに含まれる。IR手段50000、RFIDチップ501、CPU及び入出力手段502、メモリ503、その他機能504、Javaクリプトボタン505、KGM 3Xプラグ手段と結合するためのソケット。

前方RFシールド（例えば、LPPM）506は前面上部に設置されることが好ましい。開口部は、好ましくは最小化される（例、ディスプレイインターフェイス開口部506及びキーボードインターフェイス開口部508）。キーボード509は、好ましくは前記シールド506の上に位置する。ディスプレイ手段を含むトップカバー509は、好ましくは完成品KCM（この例ではキータグ）510に対する最終取付部品である。

好ましくは、KCM電子機器は、音声出力手段（図示せず）を含む。好ましい装置は、携帯電話製造業者が使用する少なくとも一つの圧電手段である。

好ましくは、KCM電子機器は、音声入力手段（図示せず）を含む。好ましい手段は、携帯電話に使用される音声入力手段の一つである。エレクトレットマイクロフォンは、音声入力手段の限定されない好ましい一例である。

前記ハードウェアは、好ましくは適切なソフトウエアが複数の機能を実装するのに十分な柔軟性を提供する。

好ましくは、少なくとも一つのKCMが少なくとも一つのLKM ID手段のデータベース及び／又はその他ライブラリ手段を含む。 このデータベース及び／又はその他ライブラリ手段は、好ましくは前記LKMに結合されているキーをロックする少なくとも一つのロックID手段を相互参照する。限定されない例としては、ユーザは、好ましくはLKM IDを少なくとも一つのKCMにロードする。これは、好ましくは前記LKMを本発明の手段に結合することによって行う。少なくとも一つのKCMは、好ましくはLKMに挿入されてLKM ID手段を読み出す探知手段（好ましくは格納式）を含む。初めてデータベースを作成する場合、ユーザは、好ましくは少なくとも一つのキーを取得し、ID情報で読み取る。その後、好ましくは結合されたロックIDを入力するよう指示される。これは、好ましくは電子ロックIDである。このIDは、好ましくは前記ロックID手段を前記LKM（及び／又はその他電子手段）に結合されたRFID読取装置でスキャンすることによって入力される。ユーザは、好ましくはロックIDに関する少なくとも一つのLKMキー記述手段（例えば前記ロックに結合された物体の説明、GPS座標）を入力するよう指示される。これらは、好ましくは前記データベース手段に格納される。データエントリは、好ましくは本発明を説明する少なくとも一つの手段である。

少なくとも一つのKGMに結合されたキーの情報を入力するには、好ましくは結合されたキーを連続的に照明する少なくとも一つのキーボードエントリを入力し、第二キーを入力して、情報を入力及び／又は検出するキーを特定する。

KCMは、好ましくはすべての結合されたキーをスキャンし（好ましくは、定期的及び／又はユーザの指示に応じて）、自動的にLKM ID手段をログする。好ましくは、結合されたキーをスキャンするメニューオプションがある。

前記KCMに情報が入力されると、例えば、電子的にLKMを読出し、及び／又は手動入力情報（例えば、キーボード、音声、メニュー選択）等、少なくとも一つのLKM ID手段を入力することによって、好ましくは、ユーザは、少なくとも一種類のロックID情報及び／又はLKM キー記述子情報を検出できる。

好ましくは、少なくとも一つのKCMがロックID手段を承認し、ロックを指示したキーに関する記述的情報を提供する。

ユーザがKGMに結合されたキーの場所を探す場合、好ましくはロックID手段を電子的に読み出す及び／又はロック（及び／又は結合されている物体）に関する記述的情報を少なくとも一つのKCMに入力する。KCMは、好ましくはそのデータベースをチェックする。適切なキーが関連するKGM上にあり、入力されたロックID情報に対する一致があった場合、KCMは前記キーに結合されたLEDを照明する。前記イルミネーションの時間及び／又は強度は、好ましくはユーザによってプログラム可能である。

KCMがロックIDデータと一致しないLKM ID情報及び／又はLKMキー記述子情報を持つ場合、KCMは、好ましくはユーザにロックID情報の入力を促す。

ユーザが少なくとも一つのKCMと結合させるためにロック情報を必要とする未結合のキーを持っている場合、また前記KCMが関連情報を有している場合、好ましくはこれを前記ユーザに転送する（例、スピーカ手段及び／又はディスプレイ手段）。

KCMデータベースは、 好ましくはアップデート及び／又は編集できる。第一のKCMは、好ましくは格納情報の少なくとも一部を少なくとも一つの他のKCMに転送する。第一のKCMは、好ましくは少なくとも一つの第二のKCMから格納情報を受け取ることができる。入力データは、好ましくは既存の格納情報とともに融合される（限定されない例として、キーID及び／又はロックID手段がある）。好ましくは、前記融合の少なくとも一部が自動化されている。好ましくは前記融合の少なくとも一部がユーザによって制御可能である。

好ましくは、少なくとも一つのデータベース及び／又は少なくとも一つのKCMに結合された他のライブラリ手段に格納されている情報の少なくとも一部は、パーソナルコンピュータ手段及び／又は他の大容量記憶装置及び／又はインターネット手段へ転送される、及び／又は、前記手段から転送される。好ましくは、入力データは既存の格納情報と融合される（限定されない例として、キー ID手段及び／又はロックID手段）。好ましくは、前記融合少なくとも一部が自動化される。好ましくは、前記融合の少なくとも一部がユーザによって制御可能である。

本発明によって、好ましくは、パーソナルコンピュータベース及び／又はインターネットベースのプラグラムが、少なくとも一つのKCMに後でロードする際にキー及びロックに関連する情報を作成及び／又は編集できるようになる。

好ましくは、転送データの少なくとも一部が暗号化形式である。

本発明によって、好ましくは少なくとも一つのサービスプロバイダがロック及び／又はキー情報に対するバックアップサービスを提供できる。

少なくとも一つのKCMは、好ましくはキー情報を少なくとも一つのLKM及び／又はロックID手段に格納及び／又は編集する手段を含む。

少なくとも一つのKCMは、好ましくは本発明の自動キー取付け及び／又は取外し手段を作動するソフトウエアを含む。

好ましくは、キーID比較手段がある。ここでは、少なくとも一つのLKM ID手段が前記キー制御手段に入力されると、前記KCM キーID格納手段に既に格納されている（例えばキーID編集手段を使用する）少なくとも一つのLKM ID手段と比較される（限定されない手段として）。前記キーID比較手段は、好ましくは、
ａ）前記LKM ID手段が前記入力LKM ID手段に一致する場合に、前記の格納済LKM ID手段に関連する記述的な情報を判読及び／又は出力する手段
ｂ）前記入力LKM IDに一致しない場合に情報を出力する手段
ｃ）前記の格納済LKM ID関連する記述的情報がない場合に情報を出力する手段
のうちの少なくとも一つの手段を含む。

前記キー記述手段は、好ましくは前記キー機能を記述する少なくとも一つのASCIIシーケンスを表す電子フォーマットで格納されるデータを含む。前記ASCIIシーケンスは、好ましくは以下に限定されない実施例で使用される：
人間が読取り可能なメッセージを前記キー制御手段に結合されたディスプレイ手段（例、LCD）に表示する；及び／又はアナログ信号の生成に使用され、前記制御手段に結合されたスピーカ手段を通じて前記キー機能を記述する音声を出力する音声ライブラリを参照する。

前記キー記述手段は、好ましくは少なくとも一つのデジタルシーケンス（例えば、音声デジタイザから取得される）を表す電子フォーマットで格納されたデータを含む。前記デジタルシーケンスはD／Aコンバータに供給され、アナログ出力を生成する。その結果、前記制御手段に結合されたスピーカ手段が前記キー機能を記述する音声を出力する。

好ましくは、キー記述比較手段がある。ここでは、少なくとも一つのキー記述手段が前記キー制御手段に入力されると、前記KCM キーID格納手段に既に格納されている少なくとも一つのキー記述手段と比較される（限定されない手段として）。

前記キー記述比較手段は、好ましくは以下に示す手段の少なくとも一つを含む。
ａ）前記入力キー記述手段と前記の格納済キー記述手段との比較が有効であるかを判断する手段。有効である場合は、好ましくは前記の格納済キー記述手段に結合されるLKM ID手段を判別し、前記LKM ID手段に結合されているLKMに照明するよう信号を送る手段
ｂ）前記入力LKM IDとの一致が検出されなかったという情報を出力する手段
ｃ）前記の格納済LKM ID手段に関連する記述的情報がないことを出力する手段

好ましくは、前記キー制御手段が提供する少なくとも一つの機能に対してパスワード保護アクセスするKCMパスワード手段がある。

本明細書に記載の数値には変動があるが、これらは単なる例証を目的とするもので、その多くは本技術に熟知する者には明白であると理解される。また、本明細書及び図面は本発明を図解するものであり、本技術に精通する者に対して、本発明の精神及び範囲に含まれる他の実施例を提案するものと理解される。

図１は、本発明の実施例を示す図である。 図２は、本発明の実施例を示す図である。 図３は、本発明の実施例を示す図である。 図４は、本発明の実施例を示す図である。 図５は、本発明の実施例を示す図である。 図６は、本発明の実施例を示す図である。 図７は、本発明の実施例を示す図である。 図８は、本発明の実施例を示す図である。 図９は、本発明の実施例を示す図である。 図１０は、本発明の実施例を示す図である。

Claims (58)

1. 電子的手段を含むデバイスを少なくとも一つのキーと物理的に結合する方法。
2. 前記少なくとも一つのキーが繋留手段に取付けられていないときに、前記結合が少なくとも部分的に維持されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記電子的手段の少なくとも一部が、前記少なくとも一つのキーの製造後に結合されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
4. 前記電子的手段が、少なくとも一つのアドレス復号化手段を含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
5. 前記電子的手段が少なくとも一つのインジケータ手段を含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
6. 前記インジケータ手段が少なくとも一つのイルミネーション手段を含むことを特徴とする請求項５に記載の方法。
7. 前記電子的手段が少なくとも一つの電子的に読出し可能なID手段を含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
8. 前記ID手段が、前記少なくとも一つのキーが動作することができる少なくとも一つのロックの識別を容易化することを特徴とする請求項７に記載の方法。
9. 前記ID手段が、少なくとも一つのキーを他の少なくとも一つのキーから選択することを容易化することを特徴とする請求項７に記載の方法。
10. 少なくとも一つの電子的に動作可能及び／又はアドレス可能なインジケータ手段を少なくとも一つのキーに物理的に結合する方法。
11. 前記インジケータ手段が、少なくとも一つの第一キーを少なくとも一つの第二キーから選択することを促進するために使用されることを特徴とする請求項１０に記載の方法
12. 前記インジケータ手段が、前記少なくとも一つのキーの使用に関する情報の入力及び／又は出力を促進するために使用されることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
13. 前記インジケータ手段が、少なくとも一つのローカルキー手段のコンポーネント部であることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
14. 前記インジケータ手段が、少なくとも一つのキーに後から装備されることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
15. 前記インジケータ手段が、少なくとも一つのキーに一体化された部分として製造されることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
16. 前記一体化された部分が、前記キーのハンドルの少なくとも一部であることを特徴とする請求項１５に記載の方法。
17. 前記電子的手段の操作が、導体手段により結合された第二手段により促進されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
18. 前記導体手段が電子的であることを特徴とする請求項１７に記載の方法。
19. 前記第二手段が繋留手段を含むことを特徴とする請求項１７に記載の方法。
20. 前記第二手段がキー制御手段を含むことを特徴とする請求項１７に記載の方法。
21. 前記キー制御手段がキータグに結合されることを特徴とする請求項２０に記載の方法。
22. 前記電子的手段の操作が、赤外線手段により結合された第二手段により容易化されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
23. 前記電子的手段が、RF手段により結合された第二手段により容易化されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
24. 電子的に読出し可能なID手段を少なくとも一つのキーに結合する方法。
25. 第一ID手段が第一キーに結合され、第二ID手段が第二キーに結合され、少なくとも一つのID手段が、前記第一キーを前記第二キーから選択することを容易化することを特徴とする請求項２４に記載の方法。
26. 前記ID手段が、少なくとも一つのロックを用いた使用のために少なくとも一つのキーを選択することを容易化することを特徴とする請求項２４に記載の方法。
27. 前記ID手段が、少なくとも一つのキーに対する少なくとも一つの対象ロックの決定を容易化することを特徴とする請求項２４に記載の方法。
28. 電子的にアドレス可能な記憶装置手段を少なくとも一つのキーに結合する方法。
29. 前記記憶装置手段が、キーが動作することができる少なくとも一つのロックを記述する電子的に格納された情報を含むことを特徴とする請求項２８に記載の方法。
30. 前記電子的に格納された情報が読み出されることを特徴とする請求項２９に記載の方法。
31. 前記電子的に格納された情報が書込まれることを特徴とする請求項２９に記載の方法。
32. 前記記憶装置手段の少なくとも一部が、少なくとも一つのローカルキー手段に含まれることを特徴とする請求項２８に記載の方法。
33. 前記記憶装置手段の少なくとも一部が、少なくとも一つの繋留手段に含まれることを特徴とする請求項２８に記載の方法。
34. 前記記憶装置手段の少なくとも一部が、少なくとも一つのキー制御手段に含まれることを特徴とする請求項２８に記載の方法。
35. 前記キー制御手段の少なくとも一部が、少なくとも一つのキータグに含まれることを特徴とする請求項３４に記載の方法。
36. ある手段を少なくとも一つのロックに結合する方法であって、前記手段が
    （１）電子的に読出し可能なロックID手段；
    （２）前記ロックを動作させることができる少なくとも一つのキーの電子的に読出し可能及び／又は書込み可能な記述；
    のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする方法。
37. 前記読出し及び／又は書込みがRFID手段を含むことを特徴とする請求項３６に記載の方法。
38. 前記RFID手段のための読出し及び／又は書込み手段の一部が、少なくとも一つのキータグ及び／又は繋留手段に含まれることを特徴とする請求項３７に記載の方法。
39. 少なくとも一つの電気導体及び／又は少なくとも一つの電気復導体を少なくとも一つの繋留手段に結合する方法。
40. 請求項３９に記載の方法において、取付け手段により少なくとも一つのキーが前記繋留手段に取付けられ、前記キーに取付けられた電子手段の少なくとも一部が電力手段から電力を受け取ることができるように前記少なくとも一つの電気導体及び／又は前記少なくとも一つの電気復導体に接続されることを特徴とする請求項３９に記載の方法。
41. 少なくとも一つの前記キーが可逆的に取付けられることを特徴とする請求項４０に記載の方法。
42. 前記電子的手段の少なくとも一部が取付け手段のキー側にあることを特徴津する請求項４０に記載の方法。
43. 前記電力手段の少なくとも一部が、少なくとも一つの繋留手段に取付けられることを特徴とする請求項４０に記載の方法。
44. 前記電力手段の少なくとも一部が、少なくとも一つのキー制御手段に取付けられることを特徴とする請求項４０に記載の方法。
45. 少なくとも一つの前記導体が、データ及び電力を単一の導体に移す手段の少なくとも一部を形成することを特徴とする請求項３９に記載の方法。
46. 少なくとも一つの手段が、少なくとも一つの前記導体への少なくとも一つの電気的接続を維持しながら、前記繋留手段の周りを弓状に移動することができることを特徴とする請求項３９に記載の方法。
47. 少なくとも一つの前記手段がキーであることを特徴とする請求項４６に記載の方法。
48. 少なくとも一つの手段がキー制御手段であることを特徴とする請求項４６に記載の方法。
49. 電子的手段を提供する方法であって、前記電子的手段が、
    （１）電子的に少なくとも一つのロックID手段を読み出すための手段と、
    （２）少なくとも一つのロックID手段を格納する記憶装置手段と、
    （３）少なくとも一つのキーID手段を格納する記憶装置手段と、
    （４）少なくとも一つのロックに関する少なくとも一つの記述を格納する記憶装置手段と、
    （５）電気的に少なくとも一つの繋留手段に結合するための手段と、
    （６）少なくとも一つのキーに結合された少なくとも一つのイルミネーション手段の起動を促進するための手段
    のうち少なくとも一つを含む方法。
50. 請求項４９に記載の方法であって、さらに
    （１）マイクロプロセッサ手段と、
    （２）ディスプレイ手段と、
    （３）音声出力手段と、
    （４）音声入力手段と、
    （５）キーボード入力手段と、
    （６）少なくとも一つの繋留手段に可逆的に取付けるための手段と、
    （７）少なくとも一つの取付けられていないキーから情報を読み出すための手段と、
    （８）繋留手段に取付けられた少なくとも一つのキーから情報を読み出すための手段と、
    （９）安全なプロセシング手段と、
    （１０）少なくとも一つの電子的アクセサリ手段に必須機能を提供するための手段
    のうち少なくとも一つを含む方法。
51. （ａ）電子的に少なくとも一つのロックID手段を読出すステップと、
    （ｂ）前記ロックID手段を使用して、前記ロックID手段に結合された少なくとも一つのロックを動作させることを促進する、少なくとも一つのキーの電子的ID及び／又は電子的アドレスを決定するステップと、
    （ｃ）少なくとも一つの前記キーに結合された少なくとも一つのイルミネーション手段のイルミネーションを容易化するステップと、
    を具える方法。
52. 電子的アドレス及び／又は電子的ID手段及び／又は少なくとも一つのキーに結合されたその他の情報を電子的に読出すステップと、前記情報の少なくとも一部を使用して前記少なくとも一つのキーにより動作可能な少なくとも一つの対象ロックの決定を容易化するステップとを具える方法。
53. 少なくとも一つの対象ロックに関する情報がが少なくとも一人の人間に利用可能であることを特徴とする請求項５２に記載の方法。
54. 少なくとも一つの前記キーが繋留手段に取付けられていないことを特徴とする請求項５２に記載の方法。
55. 少なくとも一つのキーが繋留手段に取付けられていることを特徴とする請求項５２に記載の方法。
56. 前記他の情報が電子的に記憶装置手段から読み出されることを特徴とする請求項５２に記載の方法。
57. 前記他の情報が、（１）少なくとも一つの前記対象ロック、及び／又は
    （２）少なくとも一つの前記対象ロックに結合された少なくとも一つの手段、に関する記述的情報を含むことを特徴とする請求項５６に記載の方法。
58. 少なくとも一つのキーを、少なくとも一つの繋留手段へ自動的に取付ける及び／又は前記繋留手段から自動的に取外す方法。

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