JP2005534941A - レーザマイクロダイセクションを用いて切断可能な生物標本用の支持装置 - Google Patents

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Abstract

レーザマイクロダイセクションを用いて切断可能な生物標本(5)用の支持装置(1)が提示され、この際、その標本(5)は、自由な状態に張り渡されているレーザ光吸収性のフォイル(3)上に配置されていて、このフォイル(3)はフレーム状の保持器上に取り付けられている。本発明に従い、フレーム状の保持器は、実質的に、底部が全部欠如している又は部分的に欠如しているペトリ皿の壁部(2)として形成されていて、欠如している底部の代わりに、レーザ光吸収性のフォイル(3)だけが配設されている。また、レーザマイクロダイセクションのための装置であって、この装置では切断のために焦点合わせされたレーザ光線(17)が対物レンズ(19)を通じて上方から生物標本(5)上に指向され、この際、興味対象である標本領域の周囲が、閉じた切断ラインでなぞられ、その周辺から切り離されるという前記装置は、生物学的な生培養物におけるレーザマイクロダイセクションに適していて、それは、この装置が、塗布された生物学的な生標本(5)を有する前記の支持装置(1)と共に構成されるためである。

Description

本発明は、レーザマイクロダイセクションを用いて切断可能な生物標本用の支持装置(キャリア・デバイス)に関し、その生物標本は、自由な状態に張り渡されているレーザ光吸収性のフォイル上に配置されていて、このフォイルはフレーム状の保持器上に取り付けられている。
マイクロダイセクションとは、生物学及び医学の分野において、通常は平坦な標本(プレパラート;例えば細胞や組織薄片など)から、焦点合わせされた細いレーザ光線を用いて小さな切片を切り取る方法のことを言う。従って、切り取られた切片は、生物学的又は医学的な(例えば組織学上の)更なる検査のために使用可能である。標本・準備の形式は、中でも、レーザマイクロダイセクションのためにどの方法で標本の処理が行われるべきであるかに依存する。
特許文献1から、標本用、特に生物標本用の支持装置が知られていて、ここでは、焦点合わせされたレーザ光線を用いて標本領域を切り取るための標本が設けられている。支持装置は、標本を受容するための、レーザ光吸収性でありそれによりレーザ切断可能なフォイルを有し、この際、このフォイルはフレーム状の保持器上に取り付けられていて、それにより自由な状態に張り渡されていて、つまりフォイル下側の他の支持手段を用いずにサポート又は支持される。標本用のこの支持装置は、レーザマイクロダイセクションのための方法で適用されるために特別に設計されたものであり、この方法では、切断のために焦点合わせされたレーザ光線が上方から標本上に指向され、切り取られた標本領域が切断過程後に落ちることになる。
このような方法は既に非特許文献1に記載されている。そこでは、パルシングされたUVレーザの焦点合わせされたレーザ光線が、上方から、好ましくは生物学的な標本上に指向され、興味対象である標本領域の周囲が、焦点合わせされたレーザ光線を用い、閉じた切断ラインに沿ってなぞられる。それにより興味対象である標本領域がその周辺から完全に切り離され、収集装置内に落ちてゆくことになる。
特許文献2では、支持装置、並びに、生物学的な生標本から興味対象である標本領域を分離するためのレーザマイクロダイセクション方法が記載され、この方法では、興味対象である標本領域が、切断ラインを生成するレーザ光線を用いて切り取られる。生標本はレーザ切断可能なフォイル上に塗布され、このフォイルは支持手段により支持される。切断ラインを閉じた後、フォイル部分と共に切り取られた標本領域は支持手段上に位置したままであり、追加的に必要である他のレーザパルスにより初めて上方に向かって受止装置へと打ち出される。標本上の培養液が打ち出しを妨害するので、通常は培養液が打ち出し前に注ぎ捨てられなくてはならず、このことは生標本の生存期間を明らかに短縮させてしまう。
特許文献3ではレーザマイクロダイセクションのための新たな方法及び装置が記載されている。そこでは、焦点合わせされたレーザ光線が、上方から、好ましくは生物学的な標本上に指向される。第1ステップでは、興味対象である標本領域の周囲が、焦点合わせされたレーザ光線を用い、興味対象である標本領域を充分に包囲している開いた切断ラインに沿ってなぞられ、この際、切断ラインの始まりと終わりの間には安定性のあるブリッジが残ったままであり、このブリッジを介し、興味対象である標本領域が周辺の試料と接続されている。第2ステップでは、そのブリッジが、焦点合わせされていてこのブリッジ上に指向された唯一のレーザパルスを用いて切断され、この際、切断幅は予めブリッジの幅に適合されている即ち拡大されている。切断のための最後のレーザパルスを用い、興味対象である標本領域がその周辺から完全に切り離され、落ちてゆくことになる。この方法は、前記の方法に比べ、切断過程の最後のあたりにおいて、ほぼ切り取られた標本領域の転倒或いは捩れが防止されるという長所を有する。
レーザマイクロダイセクションの以前の適用分野は、例えば、分子病理学、細胞生物学、及び神経研究において、組織切片から細胞を選択するということにあった。しかし利用者にとっては、生細胞の培養物又は集積物から細胞の選択をも行うという要望が益々ある。それにより細胞培養のためには上記の支持装置がペトリ皿内に置かれなくてはならない。引き続き、支持装置のフォイルが培地で濡らされ或いは被覆され、所望の細胞がその上に植え付けられる。細胞の増殖後、支持装置はペトリ皿から取り外され、特許文献3に記載されているようにレーザマイクロダイセクションのための装置内に入れられる。
この方法は、支持装置をペトリ皿から取り外した後には細胞が短時間に限って生命維持され得るという短所を有する。更に支持装置のフォイルは操作時に傷つけられ得る。またレーザマイクロダイセクションのための装置に汚染が起こり得て、その理由はその支持装置がそのフレーム或いはその下側の領域においても培地と接触するためであり、それによりそこでは同様に細胞による入植が起こり得る。従って病原体の検査時には操作性の問題だけでなく衛生上の問題も発生する。
独国実用新案出願第20100866.1号明細書 独国特許出願公開第10039979号明細書 独国特許発明第10043506号明細書 "Cell surgery by laser micro-dissection: a preparative method", G.Isenberg, W.Bielser, W.Meier-Ruge, E.Remy, Journal of Microscopy, Vol.107, May 1976, Pages 19-24
従って本発明の基礎を成す課題は、快適で且つ衛生的な方式で、特に上方から標本上に指向されているレーザ光線を用いた、生細胞培養物におけるレーザマイクロダイセクションを可能とする支持装置を提示することである。
前記の課題は、本発明に従い、次の支持装置により解決される。即ち、レーザマイクロダイセクションを用いて切断可能な生物標本用の支持装置であって、その生物標本が、自由な状態に張り渡されているレーザ光吸収性のフォイル上に配置されていて、このフォイルがフレーム状の保持器上に取り付けられている、前記支持装置において、フレーム状の保持器が、実質的に、底部が全部欠如している又は部分的に欠如しているペトリ皿の壁部として形成されていること、及び、欠如している底部の代わりに、レーザ光吸収性のフォイルだけが配設されていることを特徴とする支持装置によってである。
本発明に従う支持装置は、この支持装置自体が細胞の前培養のために使用され、それにより細胞前培養化が簡素化されているという長所を有する。育成後、細胞は、レーザマイクロダイセクション中においても、信頼性のある最適の繁殖条件下にある。操作性の問題は排除され、その理由は、以前のようにペトリ皿から細胞培養物を取り出すことがもはや必要ではないためである。同様に、レーザマイクロダイセクションのために使用される装置の汚染が排除されている。
支持装置の様々な構成が可能である。つまり例えばペトリ皿の全底部がレーザ光吸収性のフォイルにより形成され得る。また、ペトリ皿の底部の一部だけをレーザ光吸収性のフォイルにより形成することも想定可能である。つまり例えばペトリ皿の壁部並びに底部の縁領域もプラスチックで形成され得て、ペトリ皿の底部における残りの開口部だけがフォイルにより閉じられる。重要なことは、フォイルが一方ではレーザ光吸収性である即ちレーザ切断可能であり、他方ではフォイルで張り渡された底部開口部が垂れ下がることなく細胞と共に培地を支持するためにフォイルが充分に安定性をもっていることである。従ってフォイルの層厚は充分に厚く選択されなくてはならない。
従って支持装置のレーザ光吸収性のフォイルのためにはポリエチレン・ナフタレート・フォイル(PEN)が適しているとされ、このフォイルは、好ましくは1.35μm又は2.5μmの厚さを有する。しかし適用に応じて他のフォイル厚も使用可能である。
ペトリ皿の壁部とレーザ光吸収性のフォイルとの間の結合は異なる方式で実現され得る。つまり例えば、レーザ光吸収性のフォイルは、ペトリ皿の壁部の下側の縁部と、或いは、ペトリ皿の底部における開口部の縁領域と溶接され得る。
安価な解決策は、ペトリ皿の壁部がレーザ光吸収性のフォイルと接着されているということにある。そのためには接着バンドを用いた接着が行われ得る。その際、その接着バンドは、好ましくはテンプレートの形式で、この接着バンドが、その一方の側でペトリ皿の壁部と、その他方の側でレーザ光吸収性のフォイルと接着されているように構成されている。
ペトリ皿の壁部とレーザ光吸収性のフォイルとの間の結合の他の構成では、フォイルがリング状の保持要素上に既に前準備され得る即ち溶接技術又は接着技術を用いて取り付けられ得る。リング状の保持要素の直径は、円筒状に形成されているペトリ皿の壁部に適応されている。リング状の保持要素は固定溝を有し、この固定溝がペトリ皿の壁部とのかみ合いを可能にし、それによりペトリ皿の壁部とレーザ切断可能なフォイル底部を備えたリング状の保持要素との間の再度取外し可能な液密の結合部が得られる。この実施形態は、レーザ切断可能なフォイル底部を備えたリング状の保持要素が再びペトリ皿の壁部から取り外され得るという長所を有し、その結果、細胞培養物が再処理され得るか又は例えば場所を節約するために記録保管或いは凍結され得る。
ラボにおける操作性のためにはレーザ光吸収性のフォイルが親水性で構成されていると有利であり、その理由は、このことが細胞培地をレーザ切断可能なフォイル上に塗布することを容易にするためである。通常、培地としては培養液が使用される。細胞培養用の培地は市販されていて、例えばDMEM(Dulbeco’s Modified Eagle’s Medium)又はRPMI(Rosewell Park Memorial Institute Medium)又はMEMである。
切り取られた標本領域の大きさに応じ、培養液は、レーザマイクロダイセクション時にレーザ切断可能なフォイルにできている顕微鏡的に小さな穴を通じて漏れ得る。従って、培地が培養ゲルとして形成されていると特に有利であり、この培養ゲルは、充分に固く又は少なくとも極めて粘性があり、それによりマイクロダイセクションにより生成されたレーザ切断可能なフォイル内の穴のまわりに「止まっている」。
所望の標本領域の切り離しは、興味対象である標本領域の周囲が、焦点合わせされたレーザ光線を用い、閉じた切断ラインに沿ってなぞられることにより行われる。興味対象である標本領域がレーザ光線を用いて完全にその周辺から切り離された後、この標本領域は落ちてゆき、受止装置内で収集され得る。
選択的な切断方法では、興味対象である標本領域の周囲が、焦点合わせされたレーザ光線を用い、興味対象である標本領域を充分に包囲している開いた切断ラインに沿ってなぞられる。この際、切断ラインの始まりと終わりとの間には安定性のあるブリッジが残ったままであり、このブリッジを介し、興味対象である標本領域が周辺の試料と接続されている。第2ステップでは、そのブリッジが、焦点合わせされていてこのブリッジ上に指向された唯一のレーザパルスを用いて切断され、この際、切断幅はブリッジに適合されている。それにより興味対象である標本領域がその周辺から完全に切り離され、落ちてゆくことになる。
本発明に従う支持装置は、生物学的な生細胞培養物においてレーザマイクロダイセクションのための方法を使用することを可能し、この方法では、焦点合わせされたレーザ光線が上方から生物学的な生標本へと指向される。この際、細胞は特に傷つけられないように取り扱われ、その理由は、細胞が切り取り後に重力により収集容器内へと落ちてゆくためである。それにより、細胞損傷の危険を含んでいる機械的な又はレーザ誘導式の細胞の移送は余分なものとなる。
適用分野は、好ましくは生きている細胞又は有機体を純培養物又は混合培養物から選択することであり、それらの細胞又は有機体は更なる分析又は培養化へと供給される。つまり例えば、健康な細胞の集まりからの癌細胞の分離、培養物からの染色された細胞の分離、混合培養物(或いは培養物)からの微有機体の分離、又は培養物からの寄生生物の分離などが行われ得る。
次に、概要図を用いて本発明の有利な構成を説明する。
図1には全面的なフォイル底部を備えた支持装置1の第1構成が示されている。この際、図1aは支持装置1を鉛直断面で示したもので、図1bは支持装置1を下方から見たものである。
支持装置1はフレーム状の保持器を有し、この保持器はペトリ皿の壁部2として形成されていて、この壁部2は典型的にはプラスチックから構成されている。このペトリ皿は底部を有していない。このペトリ皿の欠如した底部は、レーザ光吸収性でありそれによりレーザ切断可能なフォイル3により補われていて、このフォイル3は壁部2の下側の縁部4に接着されている。この際、接着剤は薄層で塗布されているので図示されていない。重要なことは、接着結合部が、誘引すべき細胞培養のために後から塗布すべき培養液又は粘性の培養ゲルに対して抵抗力のあることである。それに加え、その接着剤が細胞毒性でないこと、従って生物標本が傷つけられないことが保証されなくてはならない。
レーザ切断可能なフォイル3の吸収性は、切断のために設けられているレーザの波長に適合されていて、この際、好ましくはレーザマイクロダイセクションのためのパルシングされたUVレーザが使用される。それにより支持装置1のレーザ光吸収性のフォイル3のためにはポリエチレン・ナフタレート・フォイル(PEN)の使用が適しているとされ、このフォイルは、好ましくは1.35μm又は2.5μmの厚さを有する。しかし適用に応じて他のフォイル厚も使用可能である。
焦点合わせされたレーザ光線を用いた問題のない切断を後で可能にするためには、フォイルは正確に平坦で波形成を伴うことなく取り付けられなくてはならなく、その際にのみ、一度限りで行われたレーザ光線の焦点の調整後に、レーザ光線と支持装置との互いの簡単な相対運動により、フォイルの様々な個所において切断が可能であり、その結果、閉じた切断ラインが発生し得る。
生物標本5はレーザ切断可能なフォイル3上に設けられている。この例において生物標本5は生物学的な生標本である。この生標本は、支持装置1のレーザ切断可能なフォイル3が培地で濡らされた或いは被覆されたことにより得られたものである。その上に所望の細胞が植え付けられた。この際、重要なことは、曲がってしまうことなく標本と培地を支持するためにレーザ切断可能なフォイル3の厚さが充分であるということであり、その際にのみ、上記のように、レーザ光線の唯一の焦点調節により、平坦なフォイル3の精密な切断が後から可能である。細胞培養物の増殖により標本5が発生する。つまり支持装置1は標本5と共に即ち細胞培養物と共にレーザマイクロダイセクションのための装置内に入れられ得る。
図2には非全面的なフォイル底部を備えた支持装置1の第2構成が示されている。この際、図2aは支持装置1を鉛直断面で示したものである。支持装置1はフレーム状の保持器を有し、この保持器はペトリ皿の壁部2として形成されていて、またペトリ皿の底部における外側のリング状部分6を形成している。
図2bは支持装置1を下方から見たものである。この図面では、ペトリ皿が閉じた底部を有していないことが明らかに見てとれる。その代わりにペトリ皿の底部における外側のリング状部分6だけが設けられていて、この部分は自由開口部7を包囲している。この開口部7は、ペトリ皿の底部におけるリング状部分6の下側に接着されていてレーザ光吸収性でありそれによりレーザ切断可能なフォイル3により張り覆われ、それにより閉じられている。このようにしてペトリ皿の欠如した底部をレーザ切断可能なフォイル3が補っている。この例において接着は、合致するように成形された接着フォイル8を用いて実現された。
図2cには合致するように成形された接着フォイル8の実施形態が俯瞰図として示されている。この接着フォイル8は、テンプレートの形式で、自由開口部7を完全に包囲するように予め成形されている。小さなタング9は操作を容易にする。
接着フォイル8としては、好ましくは両側で接着する接着バンドが使われ、この接着バンドでは、溶解不能である堅固な支持材料上において両側に接着剤が塗布されていて、この接着剤は、各々、外側でカバーフォイルを用いて被覆されている。この接着バンドは、第1カバーフォイルを引き剥した後、露出した接着剤を用い、ペトリ皿の底部におけるリング状部分6の下側で所望の個所に位置決めされ得る。引き続いて第2カバーフォイルも引き剥され、それによりこの接着バンドはその支持材料と共に底部のリング状部分6に留まることになる。その後、レーザ切断可能なフォイル3が接着バンドの露出する接着剤上に置かれ、この接着バンドと接着され得る。
選択的には、接着フォイル8として、堅固な接着剤フィルムも使用され得て、この接着剤フィルムは、安定性のある2つのカバーフォイル間に置かれている。この接着剤フィルムは、第1カバーフォイルを引き剥がした後、ペトリ皿の底部におけるリング状部分6の下側で所望の個所に位置決めされ得る。引き続いて第2カバーフォイルも引き剥され、それにより接着剤フィルムだけが底部のリング状部分6に留まることになる。その後、レーザ切断可能なフォイル3が接着剤フィルム上に置かれ、この接着剤フィルムと接着され得る。
全ての接着において重要なことは、接着が、誘引すべき細胞培養のために後から塗布すべき培養液又は粘性の培養ゲルに対して抵抗力のあることである。更に接着結合部は、フォイル3と培地と細胞培養物の重量に耐えなくてはならない。それに加え、その接着フォイルが細胞毒性でないこと、従って生物標本が傷つけられないことが保証されなくてはならない。
図3には可逆にアタッチ可能である全面的なフォイル底部を備えた支持装置1の他の構成が示されている。この際、図3aは支持装置1を鉛直断面で示したものである。支持装置1はフレーム状の保持器を有し、この保持器はペトリ皿の壁部2として形成されている。ペトリ皿は底部を有していない。ペトリ皿の欠如した底部は、レーザ光吸収性でありそれによりレーザ切断可能なフォイル3により補われている。
レーザ切断可能なフォイル3は、図1による実施形態と異なり、壁部2の下側の縁部に直接的には接着されていない。その代わりに支持装置1は追加的にリング状の保持要素10を有し、この保持要素10の下側にレーザ切断可能なフォイル3が接着されている。リング状の保持要素10は、その上側において、周回する固定溝11を有し、この固定溝11内にペトリ皿の壁部2の下側のエッジがかみ合っている。そのためにリング状の保持要素10及び固定溝11の直径は、ペトリ皿の円筒状に形成されている壁部に適合されている。
図3bは支持装置1を下方から見たものである。リング状の保持要素10を見ることができ、この保持要素10の下側にはレーザ切断可能なフォいる3が接着されている。接着は、図1及び図2に関して説明された方式の1つにより行われ得る。
図3cには、上側で周回する固定溝11を備えたリング状の保持要素10が俯瞰図として示されている。固定結合部は液密であるので、レーザ切断可能なフォイル3は液状の培地で被われ得て、液体が固定結合部を通じて流通することはない。同時に固定結合部により、ペトリ皿の壁部2とレーザ切断可能なフォイル3を備えたリング状の保持要素10との間の再度取外し可能な結合部が形成される。この実施形態は、必要に応じ、レーザ切断可能なフォイル3を備えたリング状の保持要素10が再びペトリ皿の壁部2から外され得るという長所を有する。
図4には、本発明に従う支持装置1を備えたレーザマイクロダイセクションのための装置が描かれている。このレーザマイクロダイセクションのための装置を用い、切断時にはレーザ光線がこのレーザ光線に対して相対的に固定保持されている標本上を移動される。レーザマイクロダイセクションのためのこの装置は、顕微鏡スタンド18と、モータ駆動で移動可能なxyテーブル13とを備えた顕微鏡12を含んでいる。xyテーブル13は支持装置1を受容するために用いられる。
支持装置1はフレーム状の保持器を有し、この保持器はペトリ皿の壁部2として形成されていて、この壁部2は典型的にはプラスチックから構成されている。このペトリ皿は底部を有していない。このペトリ皿の欠如した底部は、レーザ光吸収性でありそれによりレーザ切断可能なフォイル3により補われていて、このフォイル3は壁部2の下側の縁部4に接着されている。この際、接着剤は薄層で塗布されているので図示されていない。レーザ光吸収性でありそれによりレーザ切断可能なフォイル3上には、生物学的な生標本5が塗布されている或いは既に育成されている。標本5を下方から照明し得るために、xyテーブル13はフレーム状のテーブル開口部14を有する。
図示されている顕微鏡12は透過光顕微鏡である。そのために、xyテーブル13下、従って標本5の下側には照明システム15と集光器21とが配設されていて、この集光器21は試料を照明する。標本5の下側には、興味対象である切り取られた標本領域を受け止めるための少なくとも1つの受止容器29が配設されている。標本5を通過する光は顕微鏡21の対物レンズ19に到達する。この光は顕微鏡12内部において非図示のレンズ及びミラーを介して少なくとも1つの接眼レンズ22へと導かれ、この接眼レンズ22を通じ、利用者はxyテーブル13上に配置されている標本5を観察することができる。
この例ではUVレーザであるがレーザ16からレーザ光線17が出され、このレーザ光線17は、光学軸線20を有する入射光・照明光線路内に結合される。この照明光線路内にはレーザ・スキャン・装置30が配設されている。レーザ光線17はレーザ・スキャン・装置30を通り抜け、光学システム23を介して対物レンズ19へと到達し、この対物レンズ19はレーザ光線17を標本5上に焦点合わせする。光学システム23は、好ましくはダイクロイック分配器として実施されていて、この分配器を通じ、標本5から対物レンズ19を通じて出された結像光線路が少なくとも1つの接眼レンズ22へと到達する。選択的に光学システム23は複数の光学構成部材から構成され得て、これは、例えば、レーザ光線17が幾度も偏向されなくてはならない場合にである。
更にレーザ光線17内には絞り24が設けられていて、この絞り24を用い、レーザ光線17の直径が調節可能である。絞り24は例えば固定絞りとして形成され得る。有利な実施形態では複数の固定絞りがレボルバディスク又はリニアスライダ上に配設され得て、これらの固定絞りの一つが各々要求される絞り24として光線路内に取り入れられる。レーザ光線17内への取り入れは手動で利用者により又はモータ駆動で実施される。
この実施形態において、レーザ・スキャン・装置30の調節、従って標本5に対するレーザ光線17の位置調節は、レーザ・スキャン・装置30に付設されているモータ31と、制御ユニット32と、コンピュータ26とを用いて行われる。モータ31は制御ユニット32と接続されていて、この制御ユニット32はモータ31を駆動するための制御信号を提供する。制御ユニット32はコンピュータ26と接続されていて、このコンピュータ26にはモニタ28が接続されている。モニタ28上にはカメラ27で撮影された標本5の画像が描写される。コンピュータ26とカメラ27とモニタ28とから成るシステムは、切断過程を観察及び管理するために用いられる。つまり、コンピュータは、レーザに対し、レーザパルスを作動させるためのトリガ信号及びレーザ出力を制御するためのトリガ信号を与え、絞り・モータ25を駆動し、レーザ16のための(非図示の)自動焦点装置を駆動することができる。そのためにコンピュータ26はレーザ16と接続されていて、レーザ16に対し、切断過程が実施される場合にレーザパルスを作動させるためのトリガ信号を提供する。
コンピュータ・マウス(非図示)又は他の任意のカーソル制御・装置を用い、モニタ28上で、興味対象であり切り取るべき標本5の試料領域の周囲がマウスポインタを用いてなぞられる。このようにしてモニタ28においてカメラ画像内で所望の目標・切断ラインが定義される。
レーザ・スキャン・装置30自体は切断ライン・制御ユニットとして用いられ、この切断ライン・制御ユニットは、切断過程中、生物標本5上に焦点合わせされたレーザ光線17を定置の標本5上で移動させる。そのために切断過程中にはxyテーブル13が、水平方向で即ちx方向とy方向で移動されない。
生物標本5上へのレーザ光線17の焦点合わせは、利用者により、カメラ画像の視覚的なコントロールと同時にxyテーブル13の手動の高さ調節により行われ得る。しかし、レーザ光線17用の自動焦点・装置(非図示)を含んでいる装置の実施形態はより操作性にとんでいる。
レーザ・スキャン・装置30の駆動により、レーザ光線17は標本5上の任意のポジションに案内され得る。切断の全準備中、及び、切断自体中も、生物標本5は生きた状態で維持され得て、その理由は、繁殖条件が支持装置1内で常に維持され続けるためである。
レーザ・スキャン・装置30の適切な駆動により、焦点合わせされたレーザ光線17は標本5上を移動し、それにより、興味対象である標本領域の周囲に閉じた切断ラインが生成される。興味対象である標本領域自体はどの時点でもレーザ光線では照射されず、それにより、興味対象である標本領域上へのレーザ光線の害となる作用は排除されている。切断ラインを閉じた後、興味対象である標本領域は周辺の残りの標本5から完全に分離され、重力の作用のもと、標本5下に配置されている受止容器29内へと落ちてゆく。
全面的なフォイル底部を有する支持装置の第1構成を示す図である。 非全面的なフォイル底部を有する支持装置の第2構成を示す図である。 可逆にアタッチ可能である全面的なフォイル底部を有する支持装置の第3構成を示す図である。 全面的なフォイル底部を有する支持装置を備えたレーザマイクロダイセクションのための装置を示す図である。
符号の説明
1 支持装置
2 ペトリ皿の壁部
3 レーザ切断可能なフォイル
4 壁部2の下側の縁部
5 生物標本
6 リング状部分
7 開口部
8 接着フォイル
9 タング
10 リング状の保持要素
11 固定溝
12 顕微鏡
13 移動可能なxyテーブル
14 フレーム状のテーブル開口部
15 照明システム
16 レーザ
17 レーザ光線
18 顕微鏡スタンド
19 対物レンズ
20 光学軸線
21 集光器
22 接眼レンズ
23 光学システム
24 絞り
25 絞り・モータ
26 コンピュータ
27 カメラ
28 モニタ
29 受止容器
30 レーザ・スキャン・装置
31 レーザ・スキャン・装置用のモータ
32 制御ユニット

Claims (14)

  1. レーザマイクロダイセクションを用いて切断可能な生物標本(5)用の支持装置(1)であって、その生物標本(5)が、自由な状態に張り渡されているレーザ光吸収性のフォイル(3)上に配置されていて、このフォイル(3)がフレーム状の保持器上に取り付けられている、前記支持装置(1)において、
    フレーム状の保持器が、実質的に、底部が全部欠如している又は部分的に欠如しているペトリ皿の壁部(2)として形成されていること、及び、欠如している底部の代わりに、レーザ光吸収性のフォイル(3)だけが配設されていることを特徴とする支持装置(1)。
  2. ペトリ皿の全底部がレーザ光吸収性のフォイル(3)により形成されることを特徴とする、請求項1に記載の支持装置(1)。
  3. レーザ光吸収性のフォイル(3)がポリエチレン・ナフタレート・フォイル(PEN)であることを特徴とする、請求項1に記載の支持装置(1)。
  4. ポリエチレン・ナフタレート・フォイルが1.35μm又は2.5μmの厚さを有することを特徴とする、請求項1に記載の支持装置(1)。
  5. レーザ光吸収性のフォイル(3)がペトリ皿の壁部(2)と溶接されていることを特徴とする、請求項1に記載の支持装置(1)。
  6. ペトリ皿の壁部(2)がレーザ光吸収性のフォイル(3)と接着されていることを特徴とする、請求項1に記載の支持装置(1)。
  7. テンプレートの形式で形成されている接着フォイル(8)を用いた接着が、この接着フォイル(8)が、その一方の側で円筒状の壁部(2)と接着され、その他方の側でレーザ光吸収性のフォイル(3)と接着されているように成されていることを特徴とする、請求項6に記載の支持装置(1)。
  8. ペトリ皿の壁部(2)が円筒状に形成されていること、及び、フォイル(3)が溶接技術又は接着技術を用いてリング状の保持要素(10)上に前準備されていて、この保持要素(10)の直径が、円筒状に形成されているペトリ皿の壁部(2)に適合されていて、この保持要素(10)が固定溝(11)を有し、この固定溝(11)が、リング状の保持要素(10)へのペトリ皿の壁部(2)のかみ合いを可能にし、それによりペトリ皿の壁部(2)とレーザ光吸収性のフォイル(3)を備えたリング状の保持要素(10)との間の再度取外し可能な液密の結合部が得られることを特徴とする、請求項1に記載の支持装置(1)。
  9. レーザ光吸収性のフォイル(3)が親水性で構成されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の支持装置(1)。
  10. レーザ光吸収性のフォイル(3)が細胞培養のための培地を支持することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の支持装置(1)。
  11. 培地が培養液として形成されていることを特徴とする、請求項10に記載の支持装置(1)。
  12. 培地が培養ゲルとして形成されていることを特徴とする、請求項11に記載の支持装置(1)。
  13. レーザマイクロダイセクションのための装置の使用であって、この装置では切断のために焦点合わせされたレーザ光線(17)が対物レンズ(19)を通じて上方から生物標本(5)上に指向され、更に、生物学的な生培養物におけるマイクロダイセクションのために、興味対象である標本領域の周囲が、閉じた切断ラインでなぞられ、その周辺から切り離される、前記装置の使用において、
    標本(5)として、生物学的な生細胞培養物がレーザ光吸収性のフォイル(3)上に配置されていて、このフォイル(3)がフレーム状の保持器上に取り付けられていて、更にこのフレーム状の保持器が実質的にペトリ皿の壁部(2)として形成されていて、レーザ光吸収性のフォイル(3)がペトリ皿の底部として形成されていることを特徴とする装置の使用。
  14. 生物学的な生標本から興味対象である標本領域を分離するためのレーザマイクロダイセクション方法であって、興味対象である標本領域が、切断ラインを生成するレーザ光線を用いて切り取られる、前記方法において、
    − 生物学的な生標本(5)が、自由な状態に張り渡されているレーザ光吸収性のフォイル(3)上に配置されていて、このフォイル(3)がフレーム状の保持器上に取り付けられていて、更にこのフレーム状の保持器が実質的にペトリ皿の壁部(2)として形成されていて、レーザ光吸収性のフォイル(3)がペトリ皿の底部として形成されていること、及び、
    − 興味対象である標本領域が、切断ラインを閉じた後、その下に配置されている受止容器内へと落ちてゆくことを特徴とする方法。
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