JP2005531387A - 噴射式注射器及びその作動方法及び製造方法 - Google Patents

噴射式注射器及びその作動方法及び製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 医薬を保持する加圧されるべきハウジング(1)を含む噴射式注射器を提供する。
【解決手段】 ハウジングは、包囲周壁(3)及び底壁(4)を含み、底壁は、ハウジングの内部に面する内面(5)及び反対側の外面(6)を有する。底壁(4)には、前記内面(5)と前記外面(6)との間を延びる截頭円錐形形状の通孔(8)が設けられており、この孔を通して前記医薬がハウジング(1)から放出され、治療が施されるべき人の皮膚を貫通する細い噴流(18)となる。本質的に円錐形形状の本体(10)を持つ挿入体(9)は、周壁(39)が前記孔(8)の壁(12)と本質的に一致する前記円錐形形状の本体(10)の部分(13)が前記孔(8)に受け入れられるように前記ハウジング(1)に挿入されるように構成されている。前記円錐形形状の本体(10)の前記部分(13)と医薬がハウジング(1)から放出される際に通過する孔壁(12)との間に少なくとも一つの通路(7)が形成される。薬剤は、次いで、前記本質的に円錐形形状の本体(10)に沿って流れ、円錐形形状の本体(10)の尖端(14)からコヒーレントな細い噴流(18)として送出される。

Description

本発明は、治療が施されるべき人の皮膚を通して液体薬剤を注入するための噴射式注射器であって、医薬を保持する加圧されるべきハウジングを含み、このハウジングは包囲周壁及びハウジングの内部に面する内面及び反対側の外面を持つ底壁によって画成されており、この底壁は前記内面と前記外面との間を延びる少なくとも一つの通し通路を有し、注射器を使用するとき、前記薬剤は通路を通してハウジングから放出され、人の皮膚を貫通する噴流となる、噴射式注射器に関する。本発明は、更に、このような注射器の作動方法に関する。
本発明は、更に、医薬を保持する加圧されるべきハウジングを含み、このハウジングは包囲周壁及び少なくとも一つの通し通路を持つ底壁有する、治療が施されるべき人の皮膚を通して液体薬剤を注入するための噴射式注射器の製造方法に関する。
液体医薬を注入するための現存の無針噴射式注射器は、治療が施されるべき人の皮膚を貫通する噴流を発生する。貫通は、前記流れの固有の力によってなされる。これらの注射器は、一般的には、噴流を出すための一つ又はそれ以上の開口部を持つ高圧ハウジングを有する。前記開口部は極めて細く、代表的には1mmの数十分の一程度である。このような開口部は、例えばプラスチック材料の射出成形によって合理的に且つ再現可能に小さな許容差で製造するのが非常に困難である。また、流出する噴流がコヒーレントであり且つ正確に絞られており、皮膚を可能な限り最良に貫通する効果を得るような設計及び滑らかさを持つ開口部を製造するのは困難である。
PCT出願第WO01/05454号は、入れ子になったエレメントを持つ注射器を含む無針注射器に関する。前記入れ子エレメントのうちの内エレメントの周面には、医薬を加圧チャンバから患者の皮膚に導くための多数の小さなチャンネルが形成されており、その結果、複数の薬剤流が皮膚を貫通する。各チャンネルの口部が皮膚と接触し、薬剤流が皮膚に直接的に、即ち皮膚との間に隙間なしで注入される。前記薬剤流の細さはチャンネルの大きさで決まり、チャンネルの断面積は最小寸法を有する。寸法が小さ過ぎると、チャンネルの流れ抵抗が高くなり過ぎ、医薬の流量を減少し、所望の貫通効果を損なう。
PCT出願第WO01/05454号
本発明の目的は、調節自在の細さを持つと同時に所望の貫通効果を生じる正確な流量を持つ噴流を発生できる噴射式注射器を提供することである。
本発明の別の目的は、安価で信頼性があり製造が容易な噴射式注射器を提供することである。
本発明の更に別の目的は、注入中に人の皮膚によって汚染されない出口を持つ噴射式注射器を提供することである。
本発明のこれらの及び他の目的は、本明細書の第1パラグラフによる噴射式注射器において、前記通し通路は、前記ハウジングから放出される医薬に高圧を発生する流れ制限部を含み、前記本体は前記通路に連結され、前記本体は通路から遠ざかる方向でテーパし、尖端で終端し、本体は、放出された医薬を受け取ってこれを尖端に向かって案内し、尖端から出るコヒーレントな噴流を発生する周面を有することを特徴とする、噴射式注射器によって達成される。
本発明による噴射式注射器を製造するための、従来技術の第2パラグラフに記載した方法は、
(i)前記周壁及び底壁及びこの底壁を通る孔を射出成形するための金型を提供する工程、
(ii)前記底壁の内面及び/又は底壁の前記孔を形成する金型の壁の部分を、金型の壁に凹所が形成されるように、例えば研削、切断、彫刻、火花加工、又はエッチングによって機械加工する工程、
(iii)射出成形により前記内面に及び/又は前記孔の壁に突出部を形成する工程、
(iv)前記孔に受け入れられるようになった、孔の前記壁と本質的に一致する周壁を持つ本質的に円錐形形状の本体を有する挿入体を射出成形するための金型を提供する工程、
(v)工程(ii)に加えて、又はこの工程の代わりに、前記周面を形成する金型の壁の部分を、金型の壁に凹所が形成されるように、例えば研削、切断、彫刻、火花加工、又はエッチングによって機械加工する工程、
(vi)射出成形により前記周面に突出部を形成する工程、及び
(vii)前記突出部が向き合った面又は壁と接触するように前記挿入体を前記ハウジングにその尖端を先にして挿入することによって前記本質的に円錐形形状の本体を前記孔内に位置決めし、これによって、実質的にリング形状の隙間として設計された通路を前記孔壁と前記本体との間に形成する工程を含む、ことを特徴とする。
本発明による噴射式注射器を製造するための、従来技術の第2パラグラフに記載した別の方法は、
(i)前記周壁及び底壁及びこの底壁を通る孔を射出成形するための金型を提供する工程、
(ii)射出成形を行う工程、
(iii)前記成形した孔の壁を、例えば研削、切断、彫刻、又はエッチングによって機械加工し、前記底壁の内面からその外面まで延びる溝を前記壁に形成する工程、
(iv)前記孔に受け入れられるようになった本質的に円錐形形状の本体及び孔の前記壁と本質的に一致する周壁を持つ挿入体を射出成形するための金型を提供する工程、
(v)工程(iii)に加えて、又はこの工程の代わりに、前記挿入体を前記孔に工程(vi)に従って位置決めしたとき、溝が前記底壁の内面からその外面まで延びるように前記周面を機械加工する工程、及び
(vi)前記挿入体を前記ハウジングにその尖端を先にして挿入することによって、本質的に円錐形形状の本体を前記孔に位置決めし、円錐形形状の本体の前記周面を前記孔の前記壁と接触させ、多くのチューブ状流れ経路として画成された通路を前記孔と前記本体との間に形成する工程を含む、ことを特徴とする。
本発明のこの他の特徴は、従属項に記載してある。
本発明の好ましい実施例を添付図面を参照して以下に例示する。
本発明は、液体薬剤の噴流を発生又は形成することによって、液体薬剤又は製剤を治療が施されるべき人に送出するための噴射式注射器に関する。噴流は正確に細さを有し、人の皮膚を通してその身体に圧入される。
先ず最初に図1、図2、及び図3を参照すると、本発明による噴射式注射器は、医薬2を保持するハウジング又はリザーバ1を含む。医薬は、当業者に周知の随意の方法で、例えばピストン装置(図示せず)によって加圧されたときに投与される。ハウジング1は、周囲包囲壁3、ここに示してない上部分(本発明の部分ではない)、及び底壁4によって画成される。底壁4は、ハウジング1の内部に面する内面5及び反対側の外面6を有する。底壁4には、前記内面5と外面6との間を延びる通し通路7(図4参照)が設けられており、注射器を使用するとき、前記医薬2がハウジング1から放出される。好ましくは、通し通路7は、通し穴即ち孔8(図5参照)とこの孔8の内側に配置された挿入体9との間の隙間である。図示の実施例では、一つの孔が前記ハウジング1の対称軸線11の中央に位置決めされており、孔8はハウジング1から遠ざかる方向で先細の截頭円錐形形体を備えており、壁12によって画成されている。挿入体9は本質的に円錐形形状の本体10を有し、孔壁12とほぼ一致する周面39を持つ前記本質的に円錐形形状の本体10の部分13が孔8に受け入れられるようにハウジングに挿入されるように構成されている。前記本体10は通路7から遠ざかる方向にテーパしており、底壁4から所定距離のところで、ハウジングの外側で、前記対称軸線11に位置決めされた尖端即ちチップ14で終端する。チップは尖っているのが好ましいが、液体を縁部から放出するために僅かに截頭されていてもよい。通し通路7及び本体10の両方が実質的に円錐形形状の外面を備えているため、これらの部品を相対的に軸線方向に変位させ、又は位置決めすることによって通路の幅を容易に調節できる。
前記通し通路即ち孔壁12と本質的に円錐形形状の本体10の前記部分13との間の隙間7は、噴射式注射器を使用するとき、前記ハウジング1から放出される薬剤に高い圧力を発生する流れ制限部として役立つ。本質的に円錐形形状の本体の残りの部分15、即ち孔壁12と向き合った部分13とその尖端14との間には、通路7から流れる薬剤を受け取り即ち捕捉し、これを前記尖端14に向かって案内し、尖端14から出るコヒーレントな細い噴流を発生する即ち形成する周囲部分がある。少なくとも前記本体10の尖端14を含む領域は、凹状の周面を有する。即ち軸線を通る断面で見たときに凹状の周囲ラインを有する。好ましくは、底壁4の外面6と尖端14との間の前記本体部分15の周面全てが凹状である。図4を参照されたい。この図は、前記放出された薬剤の流れを概略に示す。前記通路7内で加圧された薬剤の噴流即ちサブストリーム16が、いわゆるコアンダ効果によって前記表面に引き付けられ、前記部分15の周面40に沿って流れる。サブストリームは、前記尖端14に近づくにつれて合一し、尖端14に至る前に集合し、尖端14に到達する実質的に均一の流れ17を発生し、コヒーレントな細い噴流18を形成し、これが前記尖端14から出る。前記噴流の細さは前記流れ制限部と関連しており、即ち流れ16の圧力と関連している。凹状面又は凹状のラインの曲率半径を幾分変化させてもよい。コヒーレントな流れを発生するため、表面は、例えばチップの近くでの表面の接線を実質的に一致させることによって、チップに向かって収斂する流れの間の角度が小さくなるように、好ましくはまさにチップのところでほぼ平行となるように即ち実質的に平行となるように設計されているのが好ましい。断面の収斂する凹状のラインは、例えば、円のセグメントであってもよいが、チップに向かって曲率半径を変化させるのが好ましい。これは、ラインの代わりに楕円、放物線、又は双曲線のセグメントとして形成されていてもよいし、これらの中間であってもよい。好ましくは、これらのセグメントは、軸線11に関して鏡像をなしており、好ましくは、チップに向かって曲率半径を減少するように構成されており、最も好ましくは、チップのところで上述の実質的に平行なラインを提供するように配置される。
図1を更に参照すると、位置決めエレメント19が前記底壁4から突出しており、好ましくは、本質的に円錐形形状の本体10の前記尖端14を越えた所定のレベルで又は前記尖端14のところで終端する。しかし必ずしもそうでなくてもよい。チップを越えた所定の位置で終端する場合には、例えばストリームの形態をターゲットに当たるまで保持するため、チップとターゲット表面との間の距離を保持するのに役立ち、これに対し、チップのところの位置又はチップの手前の位置で終端する場合には、チップをターゲット表面と接触させ、ターゲット組織を破るための短いニードルとして作用し、液体噴流が貫通する必要をなくす。位置決めエレメント19は、医薬を注射する場合に治療を受ける人の皮膚に当てられるようになっている。図示のように、噴射式注射器の周壁3、底壁4、及び位置決めエレメント19は、樹脂で、好ましくはポリカーボネート樹脂で、即ち射出成形により一部品で形成されている。底壁4の比較的大きな孔8は、前記射出成形中又はその後に機械加工によって正確な許容差で形成するのが、医薬を移送するために従来技術で行われた小孔ボーリングよりも比較的容易である。
上文中に論じたように、挿入体9は本質的に円錐形形状の本体10を有し、この本体のベース20は、注射器を組み立てるとき、実質的に底壁4の前記内面5のレベルに位置決めされる。図4を参照されたい。しかしながら、好ましくは、挿入体9はヘッド本体21を更に含む。図1及び図2を参照されたい。このヘッド本体21は、前記ハウジング1内に前記底壁4の近くに挿入されるように構成されており、前記本質的に円錐形形状の本体10に連結される。好ましくは、ヘッド本体21及び本質的に円錐形形状の本体10は、樹脂、適当にはポリカーボネートプラスチックで、射出成形によって一部品で形成される。ヘッド本体21は、前記周壁3の内面23と適合する周面22、底壁4の前記内面5に適合する形体を持つ底壁24、及びヘッド本体21に形成された多数の溝25を有する。これらの溝は、ハウジング1の内部を以下に論じるように前記孔8に直接的に又は間接的に連結する。前記溝25は、周面22及び底壁24に沿って延び、孔領域内側の内面5で終端する。
特に図3を参照すると、前記通し通路7は、本質的に円錐形形状の本体10の前記上部分13に形成された、本体10の下部分15と前記溝25の端部との間を延びる多くの溝26である。これによって、ハウジング1の内部を前記部分15と連通し、最終的には、噴流形成尖端14と連通する。変形例では、又はこれに加えて、内面5から外面6まで延びる孔壁12に多くの溝(図示せず)が形成される。この最後に言及した場合では、溝25の出口を溝26の入口と位置合わせして位置決めするためのキー手段(図示していないが、当業者に周知である)が配置される。各溝25の断面積は溝26よりも大きく、前記溝25は、ハウジング1の内部から前記溝26のうちの関連した一つの溝に加圧された薬剤を通す。
本発明の別の実施例では、前記通路7を複数の溝の代わりに実質的にリング状の隙間状に形成する。この実施例によれば、前記挿入体9と前記底壁4との間及び/又は前記挿入体9と前記孔壁12との間に多数の離間手段が設けられ、これにより前記本質的に円錐形形状の本体の周面39と孔壁12との間にリング状の隙間を形成する。
先ず最初に、前記対称軸線に対して垂直な孔の横断面図及び前記対称軸線に沿った断面図を夫々示す図5及び図6を参照すると、前記離間手段は、前記孔8の壁12と係合した前記本質的に円錐形形状の本体10の上部分13の周面39から突出した突出部27である。突出部27の数は少なくとも三つであり、挿入体9を取り付けたとき、壁4の内面5から外面6まで延びる。ピン形状である場合には、突出部27は、好ましくは対をなして配置される。図6を参照されたい。変形例では、又はこれに加えて、突出部は前記孔8の壁12に設けられ及びこれから突出し、上部分13の周面39と係合する(図9参照)。突出部27は、突出部が突出する表面/壁と一体化したボス、ピン、スタッド、リブ、押縁、等である。図7は、前記ヘッド本体21の底面24と前記底壁4の内面5との間に設けられた突出部をなす離間手段を示す。この実施例では、前記制限部は、穴壁12と本質的に円錐形形状の本体10の前記周面39との間のリング状隙間として形成される。図8は、底壁4の前記内面5から突出した突出部27の拡大図であり、図9は前記ヘッド本体21の底面24から突出した突出部27を小さいままで示す図である。図10は、突出部27が挿入体9のヘッド本体21と一体の変形例を示す。突出部は、それ以外については、図8及び図9関連して言及したのと同様である。
図11は本発明の更に別の実施例を概略に示す。前記円錐形形状の本体10及び特にその上部分13を粗い許容差で製造し、その結果、孔8は、前記本質的に円錐形形状の本体10の上部分13の周面39と前記孔8の周壁12との間に隙間を形成する。これらの隙間28は協働し、医薬を前記ハウジング1から挿入体9の前記噴射式形成部分15まで通す通路7を形成する。
次に、可撓性の壁を備えた図12及び図13の実施例を参照する。可撓性の壁は、制限の程度が前記ハウジング1内の圧力と関連した流れ制限通路を構成する。
上文中に示し且つ論じた実施例では、挿入体9は中実であり且つ均質な本体である。しかしながら、及び図12の実施例によれば、前記挿入体9は柔軟で弾性の薄壁シェル29によって形成された中空本体である。挿入体9のヘッド本体21の直径は、ハウジング1の内径よりも小さく、その間にリング状チャンネル30を形成する。好ましくは、ヘッド本体21の底壁24は、前記対称軸線11に関し、前記底壁4の内面5と対称軸線との間の角度よりも鋭角の所定の角度を形成し、ハウジング1から孔8までの流路を形成する。ハウジング内の医薬は、加圧されると、ヘッド本体21と底壁4との間の空間に流入し、前記本質的に円錐形形状の本体10の壁を内方に矢印31の方向に逸らし、前記尖端14領域が枢軸として作用し、円錐形形状の本体10と前記孔壁12との間に隙間32が一時的に形成され、その間に医薬を流すことができるようにする。
図13は、可撓性の壁を用いる本発明の別の実施例を示す。この実施例と上述の実施例との間の本質的な相違は、底壁4の中央ポートが、先細の孔を持つプレートでなく截頭漏斗状即ちホッパ状に形成されているということである。截頭漏斗状に形成された柔軟で弾性の壁33は前記ハウジング1から外方に先細になっており、底壁4から垂下し、本質的に円錐形形状の本体10と接触した先の尖った円錐形を形成する底面34で終端する。弾性壁33は底面4と一体であり、その上部分には多数の盲溝即ち凹所36が形成されている。図12に示す実施例を除く上述の実施例と同様に、ヘッド本体21を備えた又は備えていない中実の挿入体9が前記壁33の内側に位置決めされる。加圧されたとき、ハウジング1内の医薬が前記溝36に流入し、可撓性の壁33を矢印37の方向に外方に逸らす。底壁4と前記可撓性の壁33との接合部は枢軸として役立つ。かくして、前記壁33の下部分が本質的に円錐形形状の本体10から離れ、医薬を通す通路7をその間に一時的に形成する。
本発明は、更に、上文中に論じた噴射式注射器(図11及び図12の実施例を除く)を製造するための方法に関する。
例えば、図5乃至図10に示す噴射式注射器を製造するための方法は以下の工程を含む。
(i)前記周壁3及び底壁4及びこの底壁を通る孔8を射出成形するための金型(図示せず)を製造する工程。特別な物体を製造するための金型を製造することは当業者に一般に周知であり、従って、ここではこれ以上説明しない。
(ii)前記底壁4の内面5及び/又は底壁の前記孔8を形成する金型の壁の部分を、金型の壁に凹所が形成されるように、例えば研削、切断、彫刻、火花加工、又はエッチングによって機械加工する工程。密な許容差の非常に小さな(及び大きな)凹所を機械加工によって形成できる。
(iii)射出成形により、前記内面5に及び/又は孔8の壁12に突出部27を形成する工程。
(iv)前記孔8に受け入れられるようになった、孔の前記壁12と本質的に一致する周壁39を持つ本質的に円錐形形状の本体10を有する挿入体9を射出成形するための金型(図示せず)を製造する工程。工程(i)を参照されたい。
(v)工程(ii)に加えて、又はこの工程の代わりに、前記周面39を形成する金型の壁の部分を、金型の壁に凹所が形成されるように、例えば研削、切断、彫刻、火花加工、又はエッチングによって機械加工する工程。
(vi)射出成形により前記周面39に突出部27を形成する工程。
(vii)かくして形成されたハウジング1(及び一体に位置決めしたエレメント19)及び挿入体9を金型から取り出し、前記挿入体9をハウジングに挿入することによって前記本質的に円錐形形状の本体10をその尖端14を先にして前記孔8に配置し、前記突出部27を向き合った表面又は壁(5、12、24、39)と接触させ、これによって、前記孔8と前記本体10との間に実質的にリング状の隙間として設計された通路7を形成する工程。
更に、図1、図2、及び図3による噴射式チューブ状を製造するための方法は以下の工程を含む。
(i)金型を上述の工程(i)に従って製造する工程。
(ii)射出成形を行う工程。
(iii)前記成形した孔8の壁12を、例えば研削、切断、彫刻、又はエッチングによって機械加工し、前記底壁の内面からその外面まで延びる溝26を形成する工程。
(iv)上述の方法の工程(iv)に従って金型を製造する工程。
(v)工程(iii)に加えて、又はこの工程の代わりに、前記挿入体9を前記孔8に工程(vi)に従って位置決めしたとき、溝26が前記底壁4の内面5からその外面6まで延びるように前記周面39を機械加工する工程。
(vi)前記挿入体9を前記ハウジング1にその尖端14を先にして挿入することによって、本質的に円錐形形状の本体10を前記孔8に位置決めし、円錐形形状の本体10の前記周面39を前記孔8の前記壁12と接触させ、多くのチューブ状流れ経路として画成された通路7を前記孔と前記本体との間に形成する工程。前記流れ経路の各々は、かくして、溝26及び孔壁12又は前記周面39の向き合った表面領域で画成される。
当業者には理解されるであろうが、図13による実施例は、溝36に関して最後に言及した方法と同様の方法で製造される(工程vを参照されたい)。
図12の噴射式注射器の挿入体9は、好ましくは吹き込み成形によって製造される。関連したガス入口(図示せず)がシェル29の上(水平)壁に設けられる。挿入体を金型から取り外した後、前記入口をそれ自体周知の適当な方法で機密封止する。
本発明の一実施例による噴射式注射器の長さ方向概略断面図である。 図1による噴射式注射器のハウジングに挿入されるように構成された挿入体の斜視図である。 A−A線に沿った断面図である。 放出された薬剤の流れを示す図1及び図2の実施例による挿入体の一部及び周囲壁部分の、明瞭化を図るためにこれらの部分の間の隙間を誇張した拡大図である。 本発明の第2実施例を示す、図3と同様の図である。 図5の実施例の長さ方向概略断面図である。 本発明の第3実施例を示す、図1と同様の図である。 図7の実施例による壁部分の一部の拡大詳細図である。 本発明の第4実施例を示す図3と同様の図である。 本発明の第5実施例による挿入体の一部の拡大詳細図である。 本発明の第6実施例を概略に示す図3と同様の図である。 本発明の第7実施例を示す図1と同様の図である。 本発明の第8実施例を示す図2と同様の図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 医薬
3 周囲包囲壁
4 底壁
5 内面
6 外面
7 通し通路
8 孔
9 挿入体
10 本体
11 対称軸線
12 孔壁
13 部分
14 尖端
15 本体部分
16 噴流
17 流れ
18 細い噴流
19 位置決めエレメント
20 ベース
39 周面
40 周面

Claims (25)

  1. 治療が施されるべき人の皮膚を通して液体薬剤を注入するための噴射式注射器であって、前記医薬を保持する加圧されるべきハウジング(1)を含み、このハウジングは包囲周壁(3)及び前記ハウジングの内部に面する内面(5)及び反対側の外面(6)を持つ底壁(4)によって画成されており、この底壁(4)は前記内面と前記外面との間を延びる少なくとも一つの通し通路(7)を有し、前記注射器を使用するとき、前記薬剤は前記通路を通して前記ハウジング(1)から放出され、前記人の皮膚を貫通する薄い噴流(18)となる、噴射式注射器において、前記通し通路(7)は、前記ハウジング(1)から放出される医薬に高圧を発生する流れ制限部(12及び39、28)を含み、前記本体(10)は前記通路(7)に連結され、前記本体(10)は前記通路(7)から遠ざかる方向でテーパし、尖端(14)で終端し、前記本体(10)は、放出された医薬を受け取ってこれを前記尖端(14)に向かって案内し、前記尖端(14)から出るコヒーレントな噴流を発生する周面(40)を有することを特徴とする、噴射式注射器。
  2. 請求項1に記載の噴射式注射器において、前記底壁(4)は、壁(12)によって画成された截頭円錐形形状の通孔(8)を有し、本質的に円錐形形状の本体(10)を持つ挿入体(9)が、周壁(39)が前記孔壁(12)と本質的に一致する前記円錐形形状の本体(10)の部分(13)が前記孔(8)に受け入れられるように前記ハウジング(1)に挿入されるように構成されており、前記円錐形形状の本体(10)の前記部分(13)と医薬が前記ハウジング(1)から放出される際に通過する孔壁(12)との間に少なくとも一つの通路(7)が形成され、前記医薬は、次いで、前記本質的に円錐形形状の本体(10)に沿って流れ、前記円錐形形状の本体(10)の前記尖端(14)からコヒーレントな細い噴流(18)をなして送出される、噴射式注射器。
  3. 請求項1又は2に記載の噴射式注射器において、前記本質的に円錐形形状の本体(10)の尖端(14)部分の少なくとも一部は、凹状の周面(40)を有する、噴射式注射器。
  4. 請求項2に記載の噴射式注射器において、前記本質的に円錐形形状の本体(10)の前記周面(40)はその尖端(14)から前記通路(7)まで凹状になっている、噴射式注射器。
  5. 請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の噴射式注射器において、前記本質的に円錐形形状の本体(10)は尖端(14)で終端する、噴射式注射器。
  6. 請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の噴射式注射器において、位置決めエレメント(19)が前記底壁(4)から突出しており、前記本質的に円錐形形状の本体(10)の尖端(14)のところで又は尖端を越えたレベルのところで終端し、前記位置決めエレメント(19)は、医薬を注入するとき、治療が施されるべき人の皮膚に配置されるようになっている、噴射式注射器。
  7. 請求項6に記載の噴射式注射器において、噴射式注射器の前記周壁(3)、底壁(4)、及び位置決めエレメント(19)は、樹脂、好ましくはポリカーボネートプラスチックで一部品で形成されている、噴射式注射器。
  8. 請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の噴射式注射器において、前記挿入体(9)は前記本質的に円錐形形状の本体(10)であり、そのベース(20)は、注射器の組み立て時に底壁(4)の前記内面(5)のレベルに位置決めされる、噴射式注射器。
  9. 請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載の噴射式注射器において、前記挿入体(9)は、前記ハウジング(1)内に前記底壁(4)の近くに挿入されるように構成されており且つ前記本質的に円錐形形状の本体(10)に連結されたヘッド本体(21)を含む、噴射式注射器。
  10. 請求項9に記載の噴射式注射器において、前記ヘッド本体(21)及び前記本質的に円錐形形状の本体(10)は、樹脂、好ましくはポリカーボネートプラスチックで一部品で形成されている、噴射式注射器。
  11. 請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載の噴射式注射器において、前記底壁(4)の中央には、前記ハウジング(1)の対称軸線(11)に位置決めされた単一の孔(8)が設けられており、前記本質的に円錐形形状の本体(10)の前記尖端(14)は、組み立て時に前記対称軸線(11)に位置決めされる、噴射式注射器。
  12. 請求項2乃至11のうちのいずれか一項に記載の噴射式注射器において、多くの離間手段(27)が前記挿入体(9)と前記底壁(4)の間に及び/又は前記挿入体(9)と前記孔壁(12)との間に設けられており、リング状隙間が前記本質的に円錐形形状の本体(10)の周面(39)と前記孔壁(12)との間に形成される、噴射式注射器。
  13. 請求項12に記載の噴射式注射器において、前記離間手段(27)は、前記底壁(4)の前記内面(5)と前記ヘッド本体(21)の向き合った表面(24)との間に位置決めされる、噴射式注射器。
  14. 請求項13に記載の噴射式注射器において、前記離間手段(27)は、前記底壁(4)の前記内面(5)から及び/又は前記ヘッド本体(21)の前記表面(24)から突出した突出部である、噴射式注射器。
  15. 請求項12に記載の噴射式注射器において、前記離間手段(27)は、前記本質的に円錐形形状の本体(10)の前記周面(39)と前記孔壁(12)との間に位置決めされている、噴射式注射器。
  16. 請求項15に記載の噴射式注射器において、前記離間手段(27)は、前記周面(39)及び/又は前記孔壁(12)から突出した突出部である、噴射式注射器。
  17. 請求項14又は16に記載の噴射式注射器において、前記離間手段(27)は、ボス、ピン、スタッド、リブ、押縁等であり、これらが突出した表面/壁(5、24;39、12)と一体化している、噴射式注射器。
  18. 請求項2乃至11のうちのいずれか一項に記載の噴射式注射器において、前記通路(7)は、前記孔壁(12)及び/又は前記本質的に円錐形形状の本体(10)の前記周面(39)に形成された多数の溝(26)である、噴射式注射器。
  19. 請求項18に記載の噴射式注射器において、前記ハウジング(1)の前記周壁(3)に面した前記ヘッド本体(21)の表面(22)及び前記底壁(4)に面するその表面(24)に多くの溝(25)が形成されており、これらの溝(25)の断面積は前記溝(26)の断面積よりも大きく、前記溝(25)は、加圧された医薬を前記ハウジング(1)の内部から前記溝(26)のうちの関連した溝(26)に通す、噴射式注射器。
  20. 請求項2乃至11のうちのいずれか一項に記載の噴射式注射器において、前記挿入体(9)は柔軟で弾性の薄壁シェル(29)によって画成された中空本体であり、前記シェル(29)は、加圧された医薬が加わったときに変形し、前記円錐形形状の本体(10)と前記孔壁(12)との間に薬剤を流す隙間(32)を一時的に形成するようになっている、噴射式注射器。
  21. 請求項2乃至11のうちのいずれか一項に記載の噴射式注射器において、截頭漏斗形状に形成された柔軟で弾性の壁(33)が前記底壁(4)から垂下しており、前記孔(8)を構成し、前記柔軟な壁(33)の上部分は多くの盲溝(36)を有し、加圧された医薬が加わったときに変形し、前記円錐形形状の本体(10)と前記柔軟な壁(33)との間に薬剤を流す隙間(32)を一時的に形成するようになっている、噴射式注射器。
  22. 請求項2乃至11のうちのいずれか一項に記載の噴射式注射器において、前記本質的に円錐形形状の本体(10)は中実であり、前記本体(10)及び前記孔(8)は粗い許容差で製造されており、前記通路(7)は前記本体(10)の前記周面(39)と前記孔壁(12)との間に生じる隙間28により形成される、噴射式注射器。
  23. 医薬を保持する加圧されるべきハウジング(1)を含み、このハウジングは包囲周壁(3)及び少なくとも一つの通し通路(7)を持つ底壁(4)有する、治療が施されるべき人の皮膚を通して液体薬剤を注入するための噴射式注射器の製造方法において、
    (i)前記周壁(3)及び底壁(4)及びこの底壁を通る孔(8)を射出成形するための金型を提供する工程、
    (ii)前記底壁(4)の内面(5)及び/又は前記底壁(4)の前記孔(8)を形成する金型の壁の部分を、金型の壁に凹所が形成されるように、例えば研削、切断、彫刻、火花加工、又はエッチングによって機械加工する工程、
    (iii)射出成形により前記内面(5)に及び/又は前記孔(8)の壁(12)に突出部(27)を形成する工程、
    (iv)前記孔(8)に受け入れられるようになった、孔の前記壁(12)と本質的に一致する周壁(39)を持つ本質的に円錐形形状の本体(10)を有する挿入体(9)を射出成形するための金型を提供する工程、
    (v)工程(ii)に加えて、又はこの工程の代わりに、前記周面(39)を形成する金型の壁の部分を、金型の壁に凹所が形成されるように、例えば研削、切断、彫刻、火花加工、又はエッチングによって機械加工する工程、
    (vi)射出成形により前記周面(39)に突出部(27)を形成する工程、及び
    (vii)前記突出部(27)が向き合った面(39)又は壁(12)と接触するように前記挿入体(9)を前記ハウジング(1)にその尖端(14)を先にして挿入することによって前記本質的に円錐形形状の本体(10)を前記孔(8)内に位置決めし、これによって、実質的にリング形状の隙間として設計された通路(7)を前記孔壁(12)と前記本質的に円錐形形状の本体(10)の前記周面(39)との間に形成する工程を含む、ことを特徴とする、方法。
  24. 医薬を保持する加圧されるべきハウジング(1)を含み、このハウジングは包囲周壁(3)及び少なくとも一つの通し通路(7)を持つ底壁(4)有する、治療が施されるべき人の皮膚を通して液体薬剤を注入するための噴射式注射器の製造方法において、
    (i)前記周壁(3)及び底壁(4)及びこの底壁を通る孔(8)を射出成形するための金型を提供する工程、
    (ii)射出成形を行う工程、
    (iii)前記成形した孔(8)の壁(12)を、例えば研削、切断、彫刻、又はエッチングによって機械加工し、前記底壁(4)の内面(5)からその外面(6)まで延びる溝(26)を前記壁(12)に形成する工程、
    (iv)前記孔(8)に受け入れられるようになった本質的に円錐形形状の本体(10)及び孔の前記壁(12)と本質的に一致する周壁(39)を持つ挿入体(9)を射出成形するための金型を提供する工程、
    (v)工程(iii)に加えて、又はこの工程の代わりに、前記挿入体(9)を前記孔(8)に工程(vi)に従って位置決めしたとき、溝(26)が前記底壁(4)の内面(5)からその外面(6)まで延びるように前記周面(39)を機械加工する工程、及び
    (vi)前記挿入体(9)を前記ハウジング(1)にその尖端(14)を先にして挿入することによって、本質的に円錐形形状の本体(10)を前記孔(8)に位置決めし、円錐形形状の本体(10)の前記周面(39)を前記孔(8)の前記壁(12)と接触させ、多くのチューブ状流れ経路として画成された通路(7)を前記孔と前記本体との間に形成する工程を含む、ことを特徴とする、方法。
  25. 医薬を保持する加圧されるべきハウジング(1)を含み、このハウジングは包囲周壁(3)及び前記ハウジングの内部に面する内面(5)及び反対側の外面(6)を持つ底壁(4)によって画成されており、この底壁(4)は前記内面と前記外面との間を延びる少なくとも一つの通し通路(7)を有し、使用時に、前記薬剤が前記通路を通して前記ハウジング(1)から放出される噴射式注射器でターゲットに注入するため、液体薬剤の細い噴流(18)を形成するための方法において、
    (i)前記ハウジング(1)を加圧し、前記医薬を前記ハウジング(1)から前記通路(7)を通して放出する工程、
    (ii)前記ハウジング(1)からの前記医薬の流れを制限し、前記通路(7)から流れる医薬に高い圧力を発生する工程、
    (iii)前記噴射式注射器に設けられており且つ前記通路(7)に連結された、前記通路(7)から遠ざかる方向にテーパし且つ尖端(14)で終端する本質的に円錐形形状の本体(10)に、流出する医薬を案内する工程、
    (iv)放出された医薬を前記本体(10)の周面(40)に沿ってその尖端(14)に向かって流す(16)工程、
    (v)放出された医薬を前記尖端(14)のところに集め、均等な流れ(17)にする工程、及び
    (vi)前記尖端(14)から出るコヒーレントな噴流(18)を形成する工程を含む、ことを特徴とする、方法。
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