JP2005530383A - 色の混合 - Google Patents

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Abstract

混合された色を得るために必要な色の割合を決定するための方法が説明される。この方法は、第1および第2の色を混合した結果生じる色の予想された関数と測定された関数との差を決定するステップと、その差を利用して、その色を作るために必要な第1および第2の色の割合を決定するステップとを含む。

Description

発明の背景
発明の分野
この発明は、一般に色の混合に関し、特に予測的な色の混合モデルに関する。
関連技術の説明
一般的に、別の色を得るために必要な原色の混合を決定することが望ましい。このことは、原色に対する理想的または理論的な特徴から逸脱する原色を混合するときに特に当てはまる。言い換えれば、この問題は、特に実際の色を混合するときに関係する。実際の色のインクは、理論的な吸収曲線から逸脱するスペクトル吸収曲線を有するからである。原色は、加色混合システムで一般的に使用されるように、赤(R)、緑(G)、および青(B)(これらを集合的にRGBと称してもよい)であってもよく、減色混合システムで一般的に使用されるように、シアン(C)、マゼンタ(M)、およびイエロー(Y)(これらを集合的にCMYと称してもよい)であってもよい。RGBは、ここでは加色混合の原色と称されることがある。同様に、CMYは、ここでは減色混合の原色と称されることがある。またはこれに代えて、別の色を得るためのベースとして使用される原色として他の色を使用してもよい。
1つの予測的な色のモデルはノイゲバウエル(Neugebauer)の式である。しかしながら、ノイゲバウエルの式は、加色混合の原色RGB、減色混合の原色CMY、および黒のインクならびに白い紙を説明する8つの変数を伴い非常に複雑である。その複雑さのため、ノイゲバウエルの式は適用するのが難しい。
もう1つの予測的なモデルは経験的なデータに依存する。このモデルでは、特徴付けられる装置を使用して、異なる色に対する色のパッチが印刷される。その後、たとえば、分光測光器などの色の測定装置を使用して、パッチに対する色の値が測定される。次に、データは色空間でグラフ化される。色空間でのグラフを使用して、所望の色に対する必要な混合を決定することができる。このモデルの短所は次のことを含む。第1に、多くの異なる組合せの色のパッチを印刷することを伴うため、時間がかかる点である。第2に、それが元来経験的なものである点である。結果として、その正確さは、使用されるサンプル数に依存し、サンプルの数の増加とともに増加する。しかしながら、サンプル数が多数になると、モデルを作成するのに必要とされる時間および労力が増加する。第3に、それを新しい装置に容易に移行できない点である。色の組合せに対して新しい装置が特徴付けられるたびに、上述のプロセス全体を繰返さなくてはならない。異なる装置は、一般的に異なる色の特性を有するためである。
色を混合するときは、良好なグレーバランスまたは中性の色相を得ることが一般的に望ましい。一般的な色の混合の状況では、グレーバランスを得るための従来の技術は、一般的に試行錯誤の経験的な方法を伴う。
この発明は、従来の予測的な色の混合のモデルのこの短所および他の短所に対処するためのものである。
発明の概要
この発明は、混合された色を得るために必要な色を予測する方法を含む。一実施例では、この発明の方法は、第1および第2の色を混合した結果生じる色の予想された関数と測定された関数との差を決定するステップと、この差を利用してその色を得るために必要な第1および第2の色の割合を決定するステップとを含む。
この発明を図面を参照して以下にさらに詳しく説明する。
発明の詳細な説明
この発明は、色の混合の予測のための方法および装置を含む。以下の説明は、当業者がこの発明を作り使用することができるように提示されるものであり、特定の用途およびその要件の状況で提供される。当業者には、図示される実施例のさまざまな変形が容易に明らかになるであろう。ここに規定される一般的な原則は、この発明の精神および範囲を離れることなく、他の実施例および用途に適用し得る。したがって、この発明は、図示される実施例に限定されるようには意図されず、ここに開示される原則および特徴と整合する最も広い範囲を与えられるように意図される。
或る色(たとえば、原色)は、存在する色の割合(たとえば、原色)によってその変数が表現される媒介変数方程式によって色空間で表現することができる。一実施例では、色は、装置に非依存の色空間で表現される。一実施例では、色は、通常、均等な知覚的色空間と称されるもので表現される。均等な知覚的色空間では、同じ程度の差の間の知覚的な差は色空間内では同じになる。この発明の一実施例では、原色は、国際照明委員会(CIE)の1976色度座標u’およびv’(1976 chromaticity coordinate u’ and v’)によって表現される。色は他の色空間でも表現可能であることに注意されたい。たとえば、色は、L***色空間、CIE1931色度xy色空間、または三刺激値の色空間XYZで表現可能である。
或る色の色度を表現する媒介変数方程式を得るためのプロセスが、原色のシアンに関して以下の例によって提供される。シアン色は、存在するシアン色の割合を変えて印刷される。これにより、いくつかのシアンの印刷サンプルがシアンの割合の関数として得られる。その後、印刷されたサンプルは、分光測光器などの色の測定装置を使用して測定される。次に、測定されたデータの色度がグラフ化される。一実施例では、グラフはシアン色の割合に対する色空間の座標である。u’v’の色度が対象である一実施例では、シアン色の割合はu’およびv’の座標に対してグラフ化される。シアン色に対するそのようなグラフの例が図1に示される。その後、多項式曲線がグラフ化されたデータに適合される。一実施例では、多項式曲線は、二乗平均平方根(RMS)誤差を最小化することによってデータに適合される。曲線をデータに適合するための他の方法を使用してもよい。図1は、シアン色のサンプルのデータへの多項式曲線の適合の例を示すグラフである。
図1では、多項式曲線102は、存在するシアン色の割合としてu’を表現する。この具体的な例では、u’は次の式によって表現される。
Figure 2005530383
ここで、xは100で除した存在するシアン色の割合である(たとえば、100%はx
=1として表現され、50%はx=0.5と表現され、0%はx=0として表現される)。
同様に、多項式曲線104は、存在するシアン色の割合としてv’を表現する。この具体的な例では、v’は次の式によって表現される。
Figure 2005530383
ここで、xは上述のとおりである。
シアン色に対する媒介変数関数(すなわち、上述の式1および2)は、例示的なものにすぎず、この発明の範囲を限定する意図はない。
上述のプロセスは、他の減色混合の原色および加色混合の原色を含む他の対象の色に対する多項式関数(すなわち、媒介変数方程式)を決定するために使用してもよい。上述のプロセスによって得られた媒介変数関数は、装置およびインクに依存することに注意されたい。言い換えると、得られた関数は、使用されるインク、および色のサンプルを印刷するために使用される印刷装置に依存する。さらに、得られた媒介変数関数は、媒介変数関数を測定されたデータに適合するために使用される方法に依存する。
2色の混合では、2色が混合されて別の色が得られる。2つの原色の混合の結果として、一般に純色と称されるものが得られる。純色は、任意の2つの原色の線形の組合せを含む。この発明の一実施例では、2つの原色、具体的には2つの減色混合の原色が混合されて別の色が作られ、これはこの場合では加色混合の原色になる。たとえば、等しい量のシアンおよびマゼンタを混合すると青が生じ、等しい量のマゼンタおよびイエローを混合すると赤が生じ、等しい量のイエローおよびシアンを混合すると緑が生じる。さらに、等しくない量のシアンおよびマゼンタを混合するとより多くのシアンまたはマゼンタを有する異なる色相の青が生じ、等しくない量のマゼンタおよびイエローを混合するとより多くのマゼンタまたはイエロー色を有する異なる色相の赤が生じ、等しくない量のイエローおよびシアンを混合するとより多くのイエロー色またはシアンを有する異なる色相の緑が生じる。
以下は、別の色を得るために2色の混合を決定するプロセスの説明である。このプロセスは、加色混合の原色である青を得るために、2つの減色混合の原色のシアンおよびマゼンタの混合を決定するプロセスを説明することにより例によって説明される。以下の説明は、シアンおよびマゼンタの混合に関するが、これは、別の色を得るために2色の別の組合せを混合するプロセスにもあてはまることに注意されたい。
2色の混合では、これら2色に対する媒介変数方程式が組合されて、2色の混合物である色に対する予想された媒介変数方程式(ここでは、計算された媒介変数方程式とも称される)を決定する。たとえば、上述のように、シアンおよびマゼンタを等しく混合した結果生じる青に対する予想された媒介変数方程式は、シアンに対する媒介変数方程式とマゼンタに対するそれとの和によって表現される。具体的には、u’座標での青に対する予想された媒介変数方程式は、u’座標でのシアンに対する媒介変数方程式(たとえば、上述の式1)とu’座標でのマゼンタに対する媒介変数方程式との和である。同様に、v’座標での青に対する予想された媒介変数方程式は、v’座標でのシアンに対する媒介変数方
程式(たとえば、上述の式2)とv’座標でのマゼンタに対する媒介変数方程式との和である。上述のように、一実施例では、マゼンタに対する媒介変数方程式は、シアンに関して説明したプロセスを使用して決定される。
青に対する予想された媒介変数方程式を決定することに加え、青に対する測定された媒介変数方程式も決定される。青に対する測定された媒介変数方程式を決定するプロセスの一実施例は、次のとおりである。青を得るためのシアンとマゼンタとの混合物のサンプルが、その混合物に対して特徴付けられる装置を使用して印刷される。これらサンプルは、青を得るために使用される混合物に存在するシアンおよびマゼンタの等しい割合で異なる。これにより、存在するシアンおよびマゼンタの等しい割合の関数としていくつかの青の印刷サンプルが得られる。その後、印刷サンプルは、分光測光器などの色の測定装置を使用して測定される。次に、測定されたデータはグラフ化される。一実施例では、グラフは、存在する青色の割合に対する色空間の座標である。u’v’色度空間が対象である一実施例では、青色の割合がu’およびv’座標に対してグラフ化される。その後、多項式曲線がグラフ化されたデータに適合される。一実施例では、多項式曲線は、RMS誤差を最小化することによってデータに適合される。曲線をデータに適合するための他の方法を使用してもよい。1つの多項式曲線はu’座標でデータに適合され、別の多項式曲線は存在する青の割合の関数としてv’座標でデータに適合される。一実施例では、これら多項式曲線は、青に対する測定された媒介変数方程式を表わす。
一実施例では、この発明は、減色混合の原色に対する媒介変数方程式または加色混合の原色に対する測定された媒介変数方程式を得るために上述のプロセスを行なうことを必要としない。装置によっては、減色混合の原色を表わす媒介変数方程式および加色混合の原色に対する測定された媒介変数方程式が既に利用可能であることがある。そのような場合、この発明は、減色混合の原色に対する媒介変数方程式を決定し、かつ加色混合の原色に対する測定された媒介変数方程式を決定する上述のプロセスを行なうことなく実行することができる。同様に、加色混合の原色に対する予想された媒介変数方程式は、減色混合の原色に対する既存の媒介変数方程式を使用することによって得られる。
混合された色(たとえば、青)に対する予想された媒介変数方程式および測定された媒介変数方程式が得られた後、予想された媒介変数方程式と測定された媒介変数方程式との差が決定される。混合された色(たとえば、青)に対する予想された媒介変数方程式と測定された媒介変数方程式との差は、第1および第2の色(たとえば、シアンおよびマゼンタ)を混合して混合された色(たとえば、青)を得るための加法障害成分と称される。この加法障害成分は、所望の割合の混合された色またはその色相を得るために必要な第1および第2の色の割合を決定する際に使用される。
図2は、予想曲線と測定曲線との差を示すグラフである。図2では、減色混合の三原色がu’v’空間でグラフ化される。曲線202、204および206は、u’v’空間で、それぞれ、シアン、マゼンタおよびイエローに対する曲線を表わす。同様に、加色混合の三原色に対する予想曲線がu’v’空間でグラフ化される。曲線212、214および216は、u’v’空間で、それぞれ、青、緑および赤に対する予想曲線を表わす。曲線222、224および226は、u’v’空間で、それぞれ、青、緑および赤に対する測定曲線を表わす。さらに、曲線232および234は、シアン、マゼンタおよびイエローの混合物である黒に対する予想曲線および測定曲線をそれぞれ表わす。最後に、矢印240、245、250および255は、100%のそれぞれの色が存在するときの、それぞれ、青、緑、赤および黒に対する予想値と測定値とのベクトルの差を示す。一実施例では、上述の曲線は、多項式曲線、すなわち、そこに多項式関数を適合することのできる曲線である。
2色の混合の場合、混合された色の関数は、2つの原色のベクトルの和から加法障害成分を表わすベクトルを減じたものである。u’v’空間では、ベクトルは二次元のベクトルであり、ベクトルの一方の座標はu’によって表現され、他方はv’によって表わされる。またはこれに代えて、ベクトルの代わりに、混合された色の関数は、2つの別々の関数として表わすこともでき、一方の関数は存在する着色材の割合の関数としてu’座標で規定され、他方の関数は存在する着色材の割合の関数としてv’座標で規定される。
一実施例では、加法障害成分は、原色の割合の区域の重なりによって修正することができる。100%の原色の各々では、重なりは100%である。着色材の割合が減少すると、区域の重なりの量が減少する。この割合の区域の重なりは、マリー−デービス(Murray-Davis)(M−D)の式、Amd=(1−10-D)/(1−10-Dmax)を使用して計算することができ、Amdは区域の重なりの割合であり、DはAmdに対して測定された光学濃度であり、Dmaxは、Amdが100%であるときの最大の光学濃度である。一実施例では、M−Dの式によって重なりの区域を表わす関数は、加法障害因子を修正するために使用される。
以下は、混合された色Kの割合dの関数としてベクトルの形で混合された色Kを表わす一般的な式である。
Figure 2005530383
ここで、C1は着色材1であり、
C2は着色材2であり、
Kは、C1およびC2を混合した結果生じた混合された色であり、
d1はC1の量(たとえば、100で除したC1の割合)であり、
d2はC2の量(たとえば、100で除したC2の割合)であり、
dはKの量(たとえば、100で除したKの割合)であり、
C1C2は汚染色であり、C1およびC2を混合した結果生じた加法障害によって表わされ、
AmdはC1とC2との区域の重なりの割合である(たとえば、上述のM−Dの式によって決定されるように)。
上述の式3は、以下のように、ベクトルの形ではなく、別々にu’およびv’の座標で一次元の形で表現可能である。
Figure 2005530383
上述の式4および5は、u’v’色度空間のそれぞれu’およびv’座標で、混合された色Kを表わす。したがって、Ku’(d)は、u’座標でdの関数として混合された色Kを表わす。C1u’(d1)およびC2u’(d2)は、u’座標で、それぞれd1およびd2の関数として着色材C1およびC2をそれぞれ表わす。最後に、C1C2u’(d)は、u’座標でdの関数として着色材C1およびC2の混合の加法障害を表わす。項Kv’(d)、C1v’(d1)、C2v’(d2)およびC1C2v’(d)は、v’座標で対応する関数を表わす。
一実施例では、加法障害の項C1C2(d)は、等しい量の着色材C1およびC2の混合に対して決定される。したがって、シアンおよびマゼンタの混合の例では、加法障害の項C1C2(d)は、青の加法障害を表わす。混合された色Kは、等しい量のC1およびC2を混合した結果生じる色に限らないことに注意されたい。そうではなく、これは等しくない量のC1およびC2を混合した結果生じる色も含む。したがって、シアンおよびマゼンタの混合の例では、等しい量のシアンおよびマゼンタが混合されるとき、混合された色Kは青である。しかしながら、等しくない量のシアンおよびマゼンタが混合されるとき、混合された色Kは、シアンおよびマゼンタの相対的な量に応じて、より多くのシアンまたはマゼンタを有する何らかの色相の青になる。
式4および式5は、着色材C1およびC2に対するd1およびd2の関数として混合された色Kに対するdを決定するために使用してもよい。一実施例では、d1およびd2に対する値が選択され、d、u’およびv’に対する対応する値は、式4および5を使用して決定される。別の実施例では、dに対する値が選択され、d1、d2、u’およびv’に対する値は、式4および5を使用して決定されてもよい。別の実施例では、d1に対する値が選択され、d、d2、u’およびv’に対する対応する値は、式4および5を使用して決定されてもよい。別の実施例では、d2に対する値が選択され、d、d1、u’およびv’に対する対応する値は、式4および5を使用して決定されてもよい。
一実施例では、d、d1、およびd2のデータならびにu’およびv’の対応する値は、画像プロセッサを特徴付けるために使用される。具体的には、それらは画像プロセッサに対するプロファイルを作成するために使用される。上述のように、原色および加法障害を表わす多項式関数は装置に依存する。この発明の方法では、d、d1およびd2のデータに対応するu’およびv’の値は、これら装置に依存する関数を使用して導かれ、したがって、装置に依存する。一実施例では、画像プロセッサに対するプロファイルは、所望のu’およびv’を実現するために必要な色の混合を決定するために使用される。
一実施例では、1つまたは複数の媒介変数方程式は、d、d1、d2、u’およびv’の対応する値に適合される。一実施例では、u’およびv’をd1およびd2に関連付ける媒介変数方程式は、u’、v’、d1およびd2のデータに適合される。一実施例では、画像プロセッサのプロファイルは、これら媒介変数方程式を含む。これら式を使用して、u’およびv’の値は、d1およびd2を決定するため、すなわち、u’およびv’の所望の値を実現するために必要な着色材C1およびC2の量を決定するために使用される。
上述の1つまたは複数の媒介変数方程式によって、d1およびd2をu’およびv’の値の連続関数として表現することができる。したがって、不連続の測定されたd1およびd2の値ならびにそれらの対応するu’およびv’の値に限定されるのではなく、この発明によって、任意のu’およびv’の値に対応するd1およびd2の値を決定することができる。
一実施例では、この発明は、画像プロセッサ(図4に示される)、たとえば、カラーインクジェットプリンタまたはカラーレーザプリンタで使用される。そのような実施例では、コンピュータ(図4に示される)は、三刺激値のXYZのデータをプリンタに送ってもよい。その後、プリンタは、たとえば、後述の式10および11を使用することによって、XYZのデータをu’およびv’のデータに変換する。u’およびv’のデータは、次に、所望のu’およびv’の値を得るために必要なd1およびd2を決定するためにu’、v’、d1およびd2を関連付ける媒介変数方程式で使用される。別の実施例では、上述の変換および計算は、プリンタではなくコンピュータで行なってもよい。
別の実施例では、d、d1、d2、u’およびv’の値は、ルックアップテーブル(LUT)で使用してもよい。この発明の方法によって導かれたLUT内のデータは、従来の方法によって得られたものとは異なることに注意されたい。一実施例では、画像プロセッサのプロファイルはLUTを含む。一実施例では、LUTはプリンタのメモリに記憶されてもよい。一実施例では、所望のu’およびv’の値は、LUTに入力され、所望のu’およびv’の値を得るために必要なd1およびd2を決定する。一実施例では、LUTは読取専用メモリ(ROM)に記憶される。別の実施例では、LUTは、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの揮発性メモリに記憶されてもよい。
その名が示すように、3色の混合では、3色が混合されて或る色が得られる。一実施例では、三原色が混合されて混合された色が得られる。2色の混合に関する上述の手順は、所望の混合された色を得るために必要な三原色の割合を予測するために拡張可能である。
3色の混合の状況では、2色の混合の1つの加法障害の項よりも考慮すべきより多くの加法障害の項がある。3色の混合では、予測混合モデルで考慮される4つの加法障害の項がある。第1に、第1および第2の原色の混合を考慮する加法障害の項がある。これは、第1および第2の原色を混合するときの2色の混合の色の加法障害の項に類似である。第2に、第1および第3の原色の混合を説明する加法障害の項がある。第3に、第2および第3の原色の混合を説明する加法障害の項がある。最後に、第1、第2および第3の原色の混合を説明する加法障害の項がある。この最後の加法障害の項は、シアン、マゼンタおよびイエローを加えると黒になるため、減色混合の三原色の混合の結果として導入された黒色を説明する。
上述のように、2つの減色混合の原色を混合すると加色混合の原色になる。したがって、上のパラグラフで述べた最初の3つの加法障害は、適切な減色混合の原色の混合物を使用して青、緑および赤を得るものに関する。2色の混合に関して述べたように、加法障害は、2色の混合に対する測定された関数をそれら2色の混合に対する予想された関数から減ずることによって決定される。
上述のように、図2は、青、緑および赤に対する測定曲線および予想曲線の例を示す。図2は、これら加色混合の原色の各々を得るためのベクトルの差または加法障害も示す。図2は、上述のように減色混合の三原色を混合した結果生じる、黒に対する予想曲線および測定曲線も示す。黒に対する予想曲線および測定曲線は、青、緑および赤に対する対応する曲線を得るためのものと類似の態様で得られる。しかしながら、黒の場合、測定するための黒の印刷物を得るために、2つではなく3つの色(シアン、マゼンタおよびイエロー)が使用される。同様に、2つではなく3つの関数(すなわち、シアン、マゼンタおよびイエローに対するもの)が組合されて、黒に対する予想曲線(または予想多項式関数)が決定される。
一実施例では、使用される青、緑および赤に対する加法障害は、等しい量の対応する減色混合の原色を混合するときに得られるものである。したがって、青では、使用される加法障害は、等しい量のシアンおよびマゼンタを混合するときに得られるものであり、緑では、使用される加法障害は、等しい量のシアンおよびイエローを混合するときに得られるものであり、赤では、使用される加法障害は、等しい量のマゼンタおよびイエローを混合するときに得られるものである。同様に、一実施例では、使用される黒に対する加法障害は、等しい量のシアン、マゼンタおよびイエローを混合するときに得られるものである。
3色の混合の一実施例では、2色の混合の式の上述の式3で使用されるもの以外の因子は、原色の関数および加法障害の項を修正するために使用される。一実施例では、減色混
合の三原色の重なりに基づく因子は、それぞれの原色の関数および加法障害の項を修正するために使用される。
図3は、減色混合の原色間の重なりを示す。図3では、円305、310および315は、それぞれ、シアン、マゼンタおよびイエローを表わし、100で除されたその濃度または割合が、それぞれ、c、m、およびyとして示される。図3では、区域320は、円305と310との重なりの区域であり、青色の量を表わす。100で除した存在する青の割合での青色の量は、cm(1−y)によって表わされる。同様に、区域330は、円305と315との重なりの区域であり、緑色の量を表わす。100で除した存在する緑の割合での緑色の量は、c(1−m)yによって表わされる。同様に、区域340は、円310と315との重なりの区域であり、赤色の量を表わす。100で除した存在する赤の割合での赤色の量は、(1−c)myによって表わされる。最後に、区域350は、円305、310および315の重なりの区域であり、黒色の量を表わす。100で除した黒の割合での黒色の量は、cmyによって表わされる。混合後に残るシアン、マゼンタおよびイエローの量は、それぞれ、c(1−m)(1−y)、(1−c)m(1−y)、および(1−c)(1−m)yによって表わされる。
一実施例では、青、緑、赤、および黒の量は、それぞれ、青、緑、赤、および黒の加法障害に対する修正因子として使用される。同様に、一実施例では、シアン、マゼンタおよびイエローの量は、それぞれ、シアン、マゼンタおよびイエローの関数に対する修正因子として使用される。以下は、減色混合の原色を表わす関数としてu’およびv’の座標で色Xを表わす式およびこれらの減色混合の原色の混合に対する加法障害を表わす式である。
Figure 2005530383
ここで、x、c、m、y、r、g、b、およびbkは、それぞれ、混合された色、シアン、マゼンタ、イエロー、赤、緑、青、および黒の100で除した割合であり、
fcu’(c)、fmu’(m)、およびfyu’(y)は、u’v’色空間のu’座標での、それぞれ、c、m、およびyの関数としてのシアン、マゼンタおよびイエローの関数である。
Ru’(r)、Gu’(g)、およびBu’(b)ならびにBKu’(bk)は、u’v’色空間のu’座標での、それぞれ、赤、緑、青、および黒に対する加法障害関数(すなわち、予想された関数と測定された関数との差)であり、
式7の項は、v’座標での式6のそれらに対応するものである。
一実施例では、式6および7は、100%の原色および混合された色を使用するときに得られる加法障害の値を使用することによって簡略化することができる。これらの条件では、式6および7は以下の式に簡略化される。
Figure 2005530383
ここで、Ru’、Gu’、Bu’、およびBKu’は、u’v’空間のu’座標での、赤、緑、青、および黒を得るために必要な100%の減色混合の原色を使用したときの、それぞれ、赤、緑、青、および黒に対する加法障害であり、
Rv’、Gv’、Bv’およびBKv’は、u’v’空間のv’座標での、赤、緑、青、および黒を得るために必要な100%の減色混合の原色を使用したときの、赤、緑、青、および黒に対する加法障害である。
式8および9からわかるように、それらは4つの変数、x、c、m、およびyを伴う。したがって、式8および9は、変数x、c、m、およびyのうちの2つを選択し、残りの2つの変数について解くことによって解くことができる。選択された変数およびそれについて解かれる変数は、任意の組合せで選ぶことができる。
一実施例では、c、m、およびyに対する値が選択され、x、u’、およびv’に対する対応する値は、式8および9を使用して決定される。別の実施例では、cおよびmに対する値が選択され、y、x、u’、およびv’に対する対応する値は、式8および9を使用して決定されてもよい。別の実施例では、mおよびyに対する値が選択され、c、x、u’およびv’に対する対応する値は、式8および9を使用して決定されてもよい。別の実施例では、cおよびyに対する値が選択され、m、x、u’、およびv’に対する対応する値は、式8および9を使用して決定されてもよい。
一実施例では、c、m、およびyのデータならびにx、u’、およびv’の対応する値は、画像プロセッサを特徴付けるために使用される。具体的には、それらは画像プロセッサに対するプロファイルを作成するために使用される。上述のように、原色および加法障害を表わす多項式関数は、装置に依存する。この発明の方法では、c、m、およびyのデータに対応するx、u’、およびv’の値は、これら装置に依存する関数の使用によって導かれ、したがって、装置に依存する。一実施例では、画像プロセッサに対するプロファイルは、所望のu’およびv’を実現するために必要な色の混合を決定するために使用される。
一実施例では、1つまたは複数の媒介変数方程式がc、m、y、x、u’、およびv’の対応する値に適合される。一実施例では、u’およびv’をc、m、およびyに関連付ける媒介変数方程式は、c、m、y、x、u’、およびv’のデータに適合される。言い換えると、c、m、およびyがそれぞれu’およびv’の関数として表現される媒介変数方程式が決定される。一実施例では、画像プロセッサのプロファイルはこれら媒介変数方程式を含む。これら式を使用して、u’およびv’の値は、c、m、およびyを決定するため、すなわち、u’およびv’の所望の値を得るために必要な色、シアン、マゼンタおよびイエローの量を決定するために使用される。
上述の1つまたは複数の媒介変数方程式によって、c、m、およびyをu’およびv’の値の連続関数として表現することができる。したがって、不連続の測定されたc、m、
およびyの値ならびにそれらの対応するu’およびv’の値に限定されるのではなく、この発明によって、任意のu’およびv’の値に対応するc、m、およびyの値を決定することができる。
一実施例では、この発明は、画像プロセッサ(図4に示される)、たとえば、カラーインクジェットプリンタまたはカラーレーザプリンタで使用される。そのような実施例では、コンピュータ(図4に示される)は、三刺激値のXYZのデータをプリンタに送ってもよい。その後、プリンタは、たとえば、後述の式10および11を使用することによってXYZのデータをu’およびv’の座標に変換する。u’およびv’のデータは、次に、所望のu’およびv’の値を得るために必要なc、m、およびyを決定するためにu’、v’、c、m、およびyを関連付ける媒介変数方程式で使用される。別の実施例では、上述の変換および計算は、プリンタではなくコンピュータで行なってもよい。
別の実施例では、値x、c、m、y、u’、およびv’をLUTで使用してもよい。この発明の方法によって導かれたLUT内のデータは、従来の方法によって得られたものとは異なることに注意されたい。一実施例では、画像プロセッサのプロファイルはLUTを含む。一実施例では、LUTはプリンタのメモリに記憶されてもよい。一実施例では、所望のu’およびv’の値は、LUTに入力されて、所望のu’およびv’の値を得るために必要なc、m、およびyを決定する。一実施例では、LUTはROMに記憶される。別の実施例では、LUTはRAMなどの揮発性メモリに記憶されてもよい。
以下は、所望の混合された色を得るために必要な原色の割合(または量)を決定するための手順の一実施例の概要である。
シアン、マゼンタ、イエローのインクの色の値が測定される。一実施例では、使用されるインクは、それらが混合物なしにこれら減色混合の原色を表わすように装置で使用されるという意味で、「純粋な」インクである。しかしながら、上述のように、「純粋な」インクに対する色の吸収曲線でも、それらの色に対する理論上の吸収曲線と完全には合致しない。一実施例では、色の値は、10%の増分で上述の色の濃度に対して測定される。言い換えると、各色の10%、20%、30%、…、90%および100%に対する色の値が測定される。別の実施例では、色の値は、たとえば、5%などの存在する色の割合の他の増分を使用して測定してもよい。
同様に、赤、緑、青、および合成の黒(混合インク)の色の値が測定される。一実施例では、赤、緑、青、および合成の黒の色の値が各々の100%に対して測定される。同様に、赤、緑、青、および合成の黒に対する予想される色の値が、赤、緑、青、および合成の黒を得るために必要な対応する減色混合の原色に対する100%の測定された値を使用して、これらの色の100%に対して計算される。
一実施例では、色の値は、1つの色空間で測定されるかまたは提供され、別のものに変換されてもよい。たとえば、色の値は、XYZ空間で提供され、u’v’空間に変換されてもよい。以下は、色の値をXYZ空間からu’v’空間に変換するための式のセットである。
Figure 2005530383
その後、曲線をシアン、マゼンタおよびイエロー対して測定されたデータに適合することによって、多項式関数がそれらの色に対して決定される。fcu’(c)、fcv’(c)、fmu’(m)、fmv’(m)、fyu’(y)、fyv’(y)の多項式が得られる。
その後、加法障害(すなわち、予想値と測定値との色の差)が加色混合の原色(青、緑および赤)ならびに合成の黒に対して計算される。具体的には、加法障害は、減色混合の原色および混合された色(すなわち、加色混合の原色および黒)の各々に対して100%で計算される。Ru’、Gu’、Bu’、およびBKu’は、u’v’色空間のu’座標で、それぞれ、赤、緑、青、および黒に対して計算された加法障害である。Rv’、Bv’、Gv’、およびBKv’は、u’v’色空間のv’座標で、それぞれ、赤、緑、青、および黒に対して計算された加法障害である。
多項式関数および加法障害は、上述の式8および9で使用される。上述のように、式8および9は、変数x、c、m、およびyのうちの2つを選択し、残りの2つの変数について解くことによって解くことができる。選択された変数およびそれについて解かれる変数は、任意の組合せで選ぶことができる。
一実施例では、1つまたは複数の媒介変数方程式が、c、m、y、x、u’、およびv’の対応する値に適合される。一実施例では、u’およびv’をc、m、およびyに関連付ける媒介変数方程式は、c、m、y、x、u’、およびv’のデータに適合される。一実施例では、画像プロセッサのプロファイルはこれら媒介変数方程式を含む。これら式を使用して、u’およびv’の値は、c、m、およびyを決定するために、すなわち、u’およびv’の所望の値を得るために必要な色、シアン、マゼンタおよびイエローの量を決定するために使用される。別の実施例では、値、x、c、m、y、u’およびv’は、LUTで使用してもよい。一実施例では、画像プロセッサのプロファイルはLUTを含む。一実施例では、LUTはプリンタのメモリに記憶されてもよい。一実施例では、所望のu’およびv’の値はLUTに入力されて、所望のu’およびv’の値を得るために必要なc、m、およびyを決定する。
一実施例では、この発明は、グレーバランスの問題に対処する。グレーバランスの問題を扱う上での目的は、中性の色相を生成する原色の割合の量のすべての組合せを見つけることである。中性の色相は、u’=0かつv’=0のときに得られる。理論上の白色のものから逸脱する吸収曲線を有する紙を使用するとき、u’v’空間の原点は、使用される色の白点を考慮するために正規化しなければならない。そのような場合、中性の色相は、u’−wp=0かつv’−wp=0のときに実現され、wpは紙の白点である。以下の説明では、u’=0かつv’=0に言及するとき、印刷のために使用される紙の白点を考慮することによって原点が正規化されていると仮定される。一実施例では、中性の色相の問題は、たとえば、Lu’v’色空間などの色空間で解かれ、ここで、輝度値Lはクロミナンス値u’およびv’に依存しない。
一般的な場合、中性の色相の問題を解くことは、Xu’(x)およびXv’(x)がともに0に等しい場合に対して上述の式6および7を解くことを伴う。この問題の簡略化されたものは、Xu’(x)およびXv’(x)がともにゼロに等しい場合に対して上述の式8および9を解くことである。
以下は、中性の色相を実現するために存在する減色混合の原色の割合を見つける一実施例の概要である。この実施例では、中性の色相の問題を解くためのプロセスは、いくつかの例外を除いては、所望の混合された色を得るために必要な原色の割合(量)を決定する
ための上で概要を述べた手順と同じステップを伴う。中性の色相の問題を解くことと、混合された色を作るために必要な原色の割合を決定することとの差は、以下のことを含む。中性の色相の問題では、式8および9は、Xu’(x)およびXv’(x)がゼロに等しい場合に対して解かれる。そのような場合、式8および9は以下の式に簡略化される。
Figure 2005530383
式12および13の解は、中性の色相、すなわち、良好なグレーバランスを実現するためのシアン、マゼンタおよびイエローの割合である。式12および13からわかるように、それらは3つの変数c、m、およびyのみを伴う。この発明の一実施例では、3つの変数c、m、およびyのうちの1つに対する値が選択され、残りの2つの変数に対する対応する値は、式12および13を使用して解かれる。一実施例では、式12および13に対するすべての解のうちの最大の値を備えた変数が独立変数として選ばれる。
一実施例では、mが独立変数として選ばれる。したがって、mに対して値が選択され、cおよびyに対する値が解かれる。一実施例では、10%の増分(すなわち、10%、20%、30%、…、90%および100%)でmに対して値が選択され、式12および13を使用して、cおよびyに対する値が解かれる。別の実施例では、mの値に対する別の増分、たとえば、5%の増分を使用してもよい。さらに別の実施例では、cまたはyに対する値が選択され、それぞれ、mおよびyまたはcおよびmに対する値を式12および13を使用して解いてもよい。
上述の式12および13を満たすc、mおよびyの異なる組合せは、異なる中性のグレーレベルを表わすことに注意されたい。この発明の一実施例では、異なる中性のグレーレベルを表わすために8ビットが使用され、256の中性のグレーレベルがある。一実施例では、異なる中性のグレーレベルに対応するc、m、およびyの組合せが画像プロセッサを特徴付けるために使用される。具体的には、それらは画像プロセッサに対するプロファイルを作るために使用される。上述のように、原色および加法障害を表わす多項式関数は装置に依存する。この発明の方法では、異なる中性のグレーレベルに対応するc、m、およびyの組合せは、これら装置に依存する関数の使用によって導かれ、したがって、装置に依存する。一実施例では、画像プロセッサに対するプロファイルは、所望の中性のグレーレベルを実現するために必要な色c、m、およびyの混合を決定するために使用される。
一実施例では、1つまたは複数の媒介変数方程式がc、m、y、および中性のグレーレベルの対応する値に適合される。一実施例では、中性のグレーレベルをc、m、およびyに関連付ける媒介変数方程式がc、m、y、および中性のグレーレベルのデータに適合される。言い換えると、媒介変数方程式は、中性のグレーレベルの関数として、それぞれc、m、およびyを表わす。一実施例では、画像プロセッサのプロファイルはこれら媒介変数方程式を含む。これら式を使用して、所望の中性のグレーレベルの値は、c、m、およびyを決定するため、すなわち、所望の中性のグレーレベルを実現するために必要な色、シアン、マゼンタ、およびイエローの量を決定するために使用される。
上述の1つまたは複数の媒介変数方程式によって、c、m、およびyを中性のグレーレベルの連続関数として表わすことができる。したがって、上述の不連続の測定されたc、m、およびyの値ならびにそれらの対応する中性のグレーレベルに限定されるのではなく、この発明によって、8ビットを使用して中性のグレーレベルを規定するシステムで可能なすべての256の中性のグレーレベルに対応するc、m、およびyの値を決定することができる。別の実施例では、異なる中性のグレーレベルを表わすために使用されるビットの数に応じて、他の数の中性のグレーレベルがあり得ることに注意されたい。
別の実施例では、値c、m、yおよび中性のグレーレベルをLUTで使用してもよい。この発明の方法によって導かれたLUT内のデータは、従来の方法によって得られたものとは異なることに注意されたい。一実施例では、画像プロセッサのプロファイルはLUTを含む。一実施例では、LUTはプリンタのメモリに記憶されてもよい。一実施例では、所望の中性のグレーレベルがLUTに入力されて、所望の中性のグレーレベルを得るために必要なc、m、およびyを決定する。一実施例では、LUTはROMに記憶される。別の実施例では、LUTは、RAMなどの揮発性メモリに記憶されてもよい。
この発明の方法および装置は、多くのシステムで使用してもよい。たとえば、この方法は、画像プロセッサを特徴付けるために使用してもよい。具体的には、この発明の方法および装置は、カラーインクジェットプリンタおよびカラーレーザプリンタなどのカラープリンタに対するプリンタのプロファイルを作る際に使用してもよい。この発明の1つの具体的な用途は、たとえば、u’およびv’の値によって表わされるような特定の色を得るためにc、m、およびyのどの組合せが必要とされるかを決定することである。この発明の方法のもう1つの具体的な用途は、特定の中性のグレーレベルを得るためにc、m、およびyのどの組合せが必要とされるかを決定することにある。
図4は、この発明の画像プロセッサの実施例を含むシステムの例のブロック図である。図4では、画像プロセッサ405は、通信チャネル415を介してコンピュータ410に結合される。一実施例では、画像プロセッサ405はカラーレーザプリンタである。別の実施例では、画像プロセッサ405はカラーインクジェットプリンタである。画像プロセッサ405は、メモリ406およびプロセッサ407を含み、これは通信チャネル408を介してメモリ406に結合される。一実施例では、メモリ406は画像プロセッサ405に対するプロファイルを記憶する。一実施例では、メモリ406はROMを含む。別の実施例では、メモリ406はRAMを含む。画像プロセッサ405は、メモリ406に加え他のメモリを含んでもよい。
コンピュータ410は、プロセッサ411およびメモリ412を含み、これは通信チャネル413を介してプロセッサ411に結合される。一実施例では、プロセッサ411は中央処理ユニット(CPU)を含む。一実施例では、メモリ412はROMを含む。別の実施例では、メモリ412はRAMを含む。コンピュータ410は、メモリ412に加え他のメモリを含んでもよい。
一実施例では、メモリ406は、u’およびv’をc、m、yおよびxに関連付ける上述のプロセスによって導かれた媒介変数方程式を記憶する。別の実施例では、メモリ406は、中性のグレーレベルをc、m、およびyに関連付ける上述のプロセスによって導かれた媒介変数方程式を記憶する。一実施例では、これら媒介変数方程式は、画像プロセッサ405に対するプロファイルの一部である。一実施例では、プロセッサ407は、これら媒介変数方程式を利用して、所望のu’およびv’の値に対応するc、m、およびyの値を決定する。さらに、一実施例では、プロセッサ407は、これら媒介変数方程式を利用して、所望の中性のグレーレベルに対応するc、m、およびyの値を決定する。別の実
施例では、コンピュータ410のプロセッサ411をこの目的に使用してもよい。さらに、別の実施例では、コンピュータ410のメモリ412は媒介変数方程式を記憶するために使用してもよい。
別の実施例では、メモリ406は、上述のプロセスによって作られたLUTを含んでもよい。一実施例では、LUTは、c、m、y、およびxの値ならびにu’およびv’の対応する値を記憶する。別の実施例では、LUTは、c、m、およびyに対する値、ならびに対応する中性のグレーレベルを記憶する。一実施例では、LUTは、画像プロセッサ405に対するプロファイルの一部である。別の実施例では、LUTは、コンピュータ410のメモリ412に記憶してもよい。
一実施例では、メモリ406および412は、それぞれプロセッサ407および411に統合されてもよい。別の実施例では、プロセッサ407および411は、上述の媒介変数方程式またはLUTを記憶するためにメモリ(メモリ406および412以外)を含んでもよい。
たとえば、画像プロセッサ405の経年数または温度などの因子は、画像プロセッサ405によって生成される印刷物の色に影響し得ることに注意されたい。したがって、形年数、温度または他の因子による変化を説明するために画像プロセッサ405を再度特徴付けることが望ましい。
一実施例では、画像プロセッサ405は、それ自身を特徴付けるか、または再度特徴付けてもよい。ここで使用されるように、再度の特徴付けは、製造プロセスの一部である当初の特徴付けの後に行なわれる特徴付けを指す。再度の特徴付けのプロセスの一部として、減色混合の原色および加色混合の原色のサンプルの上述の印刷が行なわれ、印刷のサンプルが測定される。一実施例では、画像プロセッサ405は、印刷サンプルを測定するための分光測光器などの色の測定装置409を含んでもよい。一実施例では、色の測定装置409は通信チャネル408に結合される。プロセッサ407は、この発明の上述の方法で上述の測定されたデータを利用して、画像プロセッサ405を特徴付け、所望の色および/または所望の中性のグレーレベルを得るために色の混合を決定する。新たな特徴付けの結果は、画像プロセッサ405のプロファイルで使用される。
再度の特徴付けに必要な時間を低減するために、印刷されるサンプルの数を低減することが望ましい。この発明は、より少ない数のサンプルを使用した特徴付けを可能にするように意図されているため、再度の特徴付けの状況で特に有用である。
図4のブロック図に示される画像プロセッサ405は、この発明を実現する画像プロセッサの例示にすぎないことを注意されたい。したがって、この発明の方法は、図4に示されるものなどの画像プロセッサとの使用に限定されない。別の実施例では、この発明は、たとえば、プロセッサ407または色の測定装置409を含まないプロセッサとともに使用してもよい。
この発明を図示の実施例に関して特に説明してきたが、この開示に基づいて、さまざまな変更、変形および適合が可能であり、それらはこの発明の範囲内にあることが理解されるであろう。この発明は、現時点で最も実用的でかつ好ましい実施例に関して説明されているが、この発明は、開示される実施例に限定されず、請求の範囲内に含まれるさまざまな変形および均等の配置を含むように意図される。
シアンの色のサンプルのデータへの多項式曲線の適合の例を示すグラフの例である。 予想曲線と測定曲線との差を示すグラフである。 減色混合の原色間の重なりを示すチャートである。 この発明の画像プロセッサの実施例を含むシステムの例のブロック図である。

Claims (47)

  1. 第1および第2の色を混合した結果生じる色の予想された関数と測定された関数との差を決定するステップと、
    前記差を利用して前記色を得るために必要な前記第1および第2の色の割合を決定するステップとを含む、方法。
  2. 前記差を決定するステップは、
    第1の色の関数および第2の色の関数の組合せに基づいて前記色に対する予想された関数を決定するステップと、
    前記第1および第2の色の複数の混合物を使用して前記色を印刷するステップと、
    前記第1および第2の色の前記混合物を使用して印刷された前記色を測定するステップと、
    前記混合物を使用して印刷された前記色の測定に基づいて前記色に対する前記測定された関数を決定するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記差を決定するステップは、
    前記第1の色を前記第1の色の量の割合として印刷するステップと、
    前記第2の色を前記第2の色の量の割合として印刷するステップと、
    印刷された態様の前記第1の色を測定するステップと、
    印刷された態様の前記第2の色を測定するステップと、
    前記第1の色に対して測定されたデータに基づいて前記第1の色に対する前記第1の色の関数を決定するステップと、
    前記第2の色に対して測定されたデータに基づいて前記第2の色に対する前記第2の色の関数を決定するステップとを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の関数を前記第2の関数に追加するステップと、
    前記第1および第2の色の混合に対する加法障害因子を考慮するステップとをさらに含み、
    前記加法障害は、前記第1および第2の色を混合した結果生じる前記色の前記予想された関数と前記測定された関数との差であり、前記第1の色は第1の原色であり、前記第2の色は第2の原色であり、前記第1の色の関数は第1の原色の関数であり、前記第2の色の関数は第2の原色の関数である、請求項2に記載の方法。
  5. 前記第1の原色の割合に対する前記第2の原色の割合の比率である因子によって、前記第2の原色の関数を修正するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1および第2の原色の間の区域の重なりの量を表わす因子によって、前記加法障害の関数を修正するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記区域の重なりの量を表わす前記因子は、式Amd=(1−10-D)/(1−10-Dmax)を使用して決定され、Amdは区域の重なりの割合であり、DはAmdに対して測定された光学濃度であり、Dmaxは、Amdが100%であるときの最大の光学濃度である、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の原色の関数および前記第2の原色の関数は、色空間で規定される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1および第2の原色の関数は、前記色空間の第1および第2の座標で規定される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の原色および前記第2の原色の割合が選択され、前記色の対応する割合は、前記色空間の前記第1および第2の座標で規定された式を使用して決定され、前記色空間での対応する座標の値は、前記色空間の前記第1および第2の座標で規定された式を使用して決定される、請求項7に記載の方法。
  11. 第3の原色に対する第3の原色の関数を前記第1および第2の原色の関数に追加するステップと、
    前記第1および第3の原色の混合に対する前記加法障害を考慮するステップと、
    前記第2および第3の原色の混合に対する前記加法障害を考慮するステップと、
    前記第1、第2および第3の原色の混合に対する前記加法障害を考慮するステップとをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  12. 前記第1、第2、および第3の原色の割合が選択され、選択された色の対応する割合は、前記色空間の前記第1および第2の座標で規定された式を使用して決定され、前記色空間での対応する座標の値は、前記色空間の前記第1および第2の座標で規定された式を使用して決定される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1、第2、および第3の原色の割合ならびに前記色空間での対応する座標の値は、前記色空間での座標の値を前記第1、第2、および第3の原色の割合に関連付ける少なくとも1つの媒介変数方程式を決定するために利用される、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1、第2、および第3の原色の割合ならびに前記色空間での対応する座標の値は、前記色空間での座標の値を前記第1、第2、および第3の原色の割合に関連付けるルックアップテーブル(LUT)を作るために利用される、請求項12に記載の方法。
  15. 前記色空間はu’v’色空間であり、u’およびv’の値の各々は、紙の白に対する訂正の後にゼロに設定され、前記方法は、
    前記第1、第2、および第3の原色のうちの1つに対して割合の値を選択するステップと、
    前記第1、第2、および第3の原色の他の2つに対して割合の値を決定するステップとをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  16. 中性のグレーを生成する前記第1、第2、および第3の原色の割合が決定される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1、第2、および第3の原色の割合ならびに中性の対応するグレーレベルは、中性のグレーレベルを前記第1、第2、および第3の原色の割合に関連付ける媒介変数方程式を決定するために利用される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1、第2、および第3の原色の割合ならびに対応する中性のグレーレベルは、中性のグレーレベルを前記第1、第2、および第3の原色の割合に関連付けるルックアップテーブル(LUT)を作るために利用される、請求項16に記載の方法。
  19. 前記第1および第2の原色の混合に対する加法障害は、100%の前記第1の原色と100%の前記第2の原色との混合に対して決定され、
    前記第1および第3の原色の混合に対する加法障害は、100%の前記第1の原色と100%の前記第3の原色との混合に対して決定され、
    前記第2および第3の原色の混合に対する加法障害は、100%の前記第2の原色と100%の前記第3の原色との混合に対して決定され、
    前記第1、第2、および第3の原色の混合に対する加法障害は、100%の前記第1の原色と100%の前記第2の原色および100%の前記第3の原色との混合に対して決定される、請求項11に記載の方法。
  20. メモリを含む画像プロセッサであって、前記メモリは、色空間での座標の値を第1、第2、および第3の原色の割合に関連付ける少なくとも1つの媒介変数方程式を記憶し、前記少なくとも1つの媒介変数方程式は、請求項13に記載の方法によって決定される、画像プロセッサ。
  21. メモリを含む画像プロセッサであって、前記メモリは、色空間での座標の値を第1、第2、および第3の原色の割合に関連付けるルックアップテーブル(LUT)を記憶し、前記LUTは、請求項14に記載の方法によって作られる、画像プロセッサ。
  22. メモリを含む画像プロセッサであって、前記メモリは、中性のグレーレベルを第1、第2、および第3の原色の割合に関連付ける媒介変数方程式を記憶し、前記媒介変数方程式は請求項17に記載の方法によって作られる、画像プロセッサ。
  23. メモリを含む画像プロセッサであって、前記メモリは、中性のグレーレベルを第1、第2、および第3の原色の割合に関連付けるルックアップテーブル(LUT)を記憶し、前記LUTは請求項18に記載の方法によって作られる、画像プロセッサ。
  24. メモリを含む画像プロセッサであって、前記メモリは、色空間での座標の値を第1、第2および第3の原色の割合に関連付ける少なくとも1つの媒介変数方程式を記憶し、前記少なくとも1つの媒介変数方程式は、前記第1、第2および第3の原色の混合である色を得るために必要な前記第1、第2、および第3の原色の割合を決定するために利用される、画像プロセッサ。
  25. 前記画像プロセッサは、カラーレーザプリンタおよびインクジェットプリンタの1つを含む、請求項24に記載の画像プロセッサ。
  26. 前記少なくとも1つの媒介変数方程式は、前記第1および第2の原色の混合に対する第1の加法障害、前記第1および第3の原色の混合に対する第2の加法障害、および前記第2および第3の原色の混合に対する第3の加法障害を利用することによって決定される、請求項24に記載の画像プロセッサ。
  27. 前記第1の加法障害は、100%の前記第1の原色と100%の前記第2の原色との混合に対して決定され、前記第2の加法障害は、100%の前記第1の原色と100%前記第3の原色との混合に対して決定され、前記第3の加法障害は、100%の前記第2の原色と100%の前記第3の原色との混合に対して決定される、請求項26に記載の画像プロセッサ。
  28. メモリを含む画像プロセッサであって、前記メモリは、中性のグレーレベルを第1、第2および第3の原色の割合に関連付ける少なくとも1つの媒介変数方程式を記憶し、前記少なくとも1つの媒介変数方程式は、所定の中性のグレーレベルを得るために必要とされる前記第1、第2、および第3の原色の割合を決定するために利用される、画像プロセッサ。
  29. 前記画像プロセッサは、カラーレーザプリンタおよびインクジェットプリンタの1つを含む、請求項28に記載の画像プロセッサ。
  30. 前記少なくとも1つの媒介変数方程式は、前記第1および第2の原色の混合に対する第1の加法障害、前記第1および第3の原色の混合に対する第2の加法障害、および前記第2および第3の原色の混合に対する第3の加法障害を利用することによって決定される、請求項28に記載の画像プロセッサ。
  31. 前記第1の加法障害は、100%の前記第1の原色と100%の前記第2の原色との混合に対して決定され、前記第2の加法障害は100%の前記第1の原色と100%の前記第3の原色との混合に対して決定され、前記第3の加法障害は100%の前記第2の原色と100%の前記第3の原色との混合に対して決定される、請求項30に記載の画像プロセッサ。
  32. 画像プロセッサで色を混合する方法であって、
    色空間での座標の値を第1および第2の原色の割合に関連付ける少なくとも1つの媒介変数方程式を利用するステップを含み、前記第1および第2の原色の混合である色の前記色空間での座標の値は、前記色を得るために必要とされる前記第1および第2の原色の割合を決定するために前記少なくとも1つの媒介変数方程式で利用される、方法。
  33. 前記少なくとも1つの媒介変数方程式は、前記第1および第2の原色の混合に対する第1の加法障害を利用することによって決定される、請求項32に記載の方法。
  34. 前記少なくとも1つの媒介変数方程式は、前記色空間での座標の値を前記第1の原色、前記第2の原色、および第3の原色の割合に関連付け、前記第1、第2および第3の原色の混合である混合された色の座標の値は、前記混合された色を得るために必要とされる前記第1、第2、および第3の原色の割合を決定するために前記少なくとも1つの媒介変数方程式で利用される、請求項33に記載の方法。
  35. 前記少なくとも1つの媒介変数方程式は、前記第1および第2の原色の混合に対する前記第1の加法障害、前記第1および第3の原色の混合に対する第2の加法障害、ならびに前記第2および第3の原色の混合に対する第3の加法障害を利用することによって決定される、請求項34に記載の方法。
  36. 前記第1の加法障害は、100%の前記第1の原色と100%の前記第2の原色との混合に対して決定され、前記第2の加法障害は、100%の前記第1の原色と100%の前記第3の原色との混合に対して決定され、前記第3の加法障害は、100%の前記第2の原色と100%の前記第3の原色との混合に対して決定される、請求項35に記載の方法。
  37. 画像プロセッサで色を混合する方法であって、
    中性のグレーレベルを第1、第2および第3の原色の割合に関連付ける少なくとも1つの媒介変数方程式を利用するステップを含み、前記少なくとも1つの媒介変数方程式は、所定の中性のグレーレベルを得るために必要とされる前記第1、第2、および第3の原色の割合を決定するために利用される、方法。
  38. 前記少なくとも1つの媒介変数方程式は、前記第1および第2の原色の混合に対する第1の加法障害、前記第1および第3の原色の混合に対する第2の加法障害、ならびに前記第2および第3の原色の混合に対する第3の加法障害を利用することによって決定される、請求項37に記載の方法。
  39. 前記第1の加法障害は、100%の前記第1の原色と100%の前記第2の原色との混合に対して決定され、前記第2の加法障害は、100%の前記第1の原色と100%の前
    記第3の原色との混合に対して決定され、前記第3の加法障害は、100%の前記第2の原色と100%の前記第3の原色との混合に対して決定される、請求項38に記載の方法。
  40. 画像プロセッサを特徴付ける方法であって、
    第1および第2の色の混合に対する第1の加法障害を決定するステップと、
    前記第1の加法障害を利用して、中性のグレーレベルを得るために前記第1および第2の色ならびに第3の色の割合の少なくとも1つの混合を決定するステップとを含む、方法。
  41. 前記第1の色および第3の色の混合に対する第2の加法障害を決定するステップと、
    前記第2および第3の色の混合に対する第3の加法障害を決定するステップと、
    前記第1、第2および第3の色の混合に対する第4の加法障害を決定するステップとを含み、
    前記利用するステップは、前記第1、第2、第3および第4の加法障害を利用して、複数の中性のグレーレベルを得るために前記第1、第2および第3の色の割合の複数の混合を決定するステップを含む、請求項40に記載の方法。
  42. 前記第1の加法障害は、100%の前記第1の色と100%の前記第2の色との混合に対して決定され、前記第2の加法障害は、100%の前記第1の色と100%の前記第3の色との混合に対して決定され、前記第3の加法障害は、100%の前記第2の色と100%の前記第3の色との混合に対して決定され、前記第4の加法障害は、100%の前記第1の色と100%の前記第2の色および100%の前記第3の色との混合に対して決定される、請求項41に記載の方法。
  43. 中性のグレーレベルを得るために前記第1、第2、および第3の色の1つに対して割合が選択され、前記第1、第2および第3の色の2つに対して対応する割合が決定される、請求項42に記載の方法。
  44. 中性のグレーレベルを前記第1、第2、および第3の色の割合に関連付ける少なくとも1つの媒介変数方程式を決定するステップをさらに含み、前記媒介変数方程式は、所定の中性のグレーレベルを得るために必要とされる前記第1、第2および第3の色の割合を決定するために利用される、請求項43に記載の方法。
  45. 前記媒介変数方程式は、画像プロセッサのプロファイルに含まれる、請求項44に記載の方法。
  46. 中性のグレーレベルを前記第1、第2、および第3の色の割合に関連付けるルックアップテーブル(LUT)を決定するステップをさらに含み、前記LUTは、所定の中性のグレーレベルを得るために必要とされる前記第1、第2、および第3の色の割合を決定するために利用される、請求項43に記載の方法。
  47. 前記LUTは、前記画像プロセッサのプロファイルに含まれる、請求項46に記載の方法。
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