JP2005529854A - 両性及び陽イオン性の蛍光増白剤 - Google Patents
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Abstract
Description
A1及びA2は、それぞれ他と独立して、−SO3 -又は−SO3Mを表し、ここで
Mは水素、アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属、アンモニウム又はアルキルアンモニウムを表し、
B1及びB2は、それぞれ他と独立して、部分:
R1は、水素、直鎖C1〜C12アルキル基又は分枝C3〜C12アルキル基(ここでC2〜C12アルキル基及びC3〜C12アルキル基は、それぞれ、1つ若しくは2つのヘテロ原子によって中断されていてもよく、かつ置換されていないか、又は1つ若しくは2つの−OH、−OC1〜C4アルキル、−NH2、−NHC1〜C4アルキル、−N(C1〜C4アルキル)2、−N−ピロリジノ、−N−ピペリジノ、−N−モルホリノ若しくは−N+(C1〜C4アルキル)3基によって置換されている)を表し、
R2は、C1〜C4アルキル、C2〜C4ヒドロキシアルキル、−CH2CONH2、−CH2COOH又は−CH2COOC1〜C4アルキルを表すか、あるいは、
B1及びB2は、それぞれ他と独立して、式(4)又は(5):
R3、R4及びR5は、それぞれ他と独立して、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C4ヒドロキシアルキル、基:−X’−NR6R7又は基:−X’−N+R3R6R7を表し、置換基R4及び/又はR5のうち少なくとも1つは、−X’−NR6R7又は−X’−N+R3R6R7を表し、
X及びX’は、それぞれ他と独立して、直鎖C2〜C8アルキレン又は分枝C3〜C8アルキレン鎖を表し、これは、置換されていないか、又は1つ若しくは2つの−OH若しくは−C(=O)−基で置換されており、
R6及びR7は、それぞれ他と独立して、水素、C1〜C4アルキルであるか、又はそれらに結合する窒素原子とともにピロリジノ、ピペリジノ若しくはモルホリノ環を完成し、
R2は、上に定義されたとおりであり、それぞれ
D1及びD2は、他と独立して、B1又はB2について定義されるいずれかであるか、又はハロゲン、−NH2、C1〜C4モノアルキル−又はジアルキルアミノ(前記アルキル基は、置換されていないか、又はC1〜C4アルコキシ、アミノ、モノ−若しくはジ−C1〜C4アルキルアミノ又はトリ−C1〜C4アルキルアンモニウムで置換されている);C2〜C4ヒドロキシアルキルアミノ、C2〜C4ジ(ヒドロキシアルキル)アミノ、アニリノ、アニリンモノスルホン酸若しくはスルホンアミド残基又は5若しくは6員の飽和ヘテロ環式環で表される〕
の新規な化合物、あるいは式(1)の化合物の混合物を提供する。
A1及びA2が、両方とも−SO3 -又は−SO3Mであり、
M、R2、D1及びD2が、上に定義されるとおりである、式(1)の化合物である。
R1が、水素、直鎖C1〜C4アルキル基又は分枝C3〜C4アルキル基を表し、これは、置換されていないか、又は1つ若しくは2つの−OH、−OC1〜C4アルキル、−NH2、−NHC1〜C4アルキル、−N(C1〜C4アルキル)2、−N−ピロリジノ、−N−ピペリジノ、−N−モルホリノ若しくは−N+(C1〜C4アルキル)3基によって置換されいてもよく、
R2が、C1〜C4アルキルを表し、
A1及びA2が、両方とも−SO3 -又は−SO3Mであり、
Mが、水素、カリウム又はナトリウムを表し、
D1及びD2が、同一であり、ハロゲン(特に塩素)、C1〜C4モノアルキルアミノ又はジアルキルアミノ(前記アルキル基が置換されていないか、又はモノ−若しくはジ−C1〜C4アルキルアミノ若しくはトリ−C1〜C4アルキルアンモニウムで置換されている);C2〜C4ヒドロキシアルキルアミノ、C2〜C4−ジ(ヒドロキシアルキル)アミノ、アニリノ、アニリンスルホンアミド残基、又はモルホリノ−、ピペリジノ−若しくは−N−C1〜C4−置換されたピペラジノ環によって表されてもよい化合物である。
A1及びA2が、両方とも−SO3 -又は−SO3Mであり、
Mが、水素、カリウム又はナトリウムを表し、
D1及びD2が、同一であり、塩素、C1〜C4モノアルキルアミノ(例えば、メチル−、エチル若しくはプロピルアミノ)、又はジアルキルアミノ(例えばジメチル若しくはジエチルアミノ)によって表されてもよく、前記アルキル基は、置換されていないか、又はジ−C1〜C4アルキルアミノで置換されていてもよく(例えば、ジメチルアミノプロピルアミノ)若しくはトリ−C1〜C4アルキルアンモニウムで置換されていてもよく(例えば、トリメチルアンモニウムプロピルアミノ);C2〜C4ヒドロキシアルキルアミノ(特にヒドロキシエチル若しくはヒドロキシプロピル)、C2〜C4−ジ(ヒドロキシアルキル)アミノ(特に、ジエタノールアミノ)、アニリノ、アニリン4−スルホンアミド残基、又はモルホリノ−若しくは−N−C1〜C4−置換されたピペラジノ環(例えば、N−メチルピペラジノ環)によって表されてもよい。
R2が、水素、メチル又はエチルを表し、
A1及びA2が、両方とも−SO3 -又は−SO3Mであり、
Mが、水素、カリウム又はナトリウムを表し、
D1及びD2が、同一であり、ジメチルアミノプロピルアミノ、トリメチルアンモニウムプロピルアミノ;C2〜C4−ヒドロキシアルキルアミノ、ジエタノールアミノ、アニリノ、アニリン4−スルホンアミド残基又はモルホリノ−若しくは−N−C1〜C4−置換されたピペラジノ環(例えば、N−メチルピペラジノ環又はN,N−ジメチルピペラジニウム環)によって表されてもよい。
R4が、基:−X’−NR6R7又は基:−X’−N+R3R6R7を表し、
X及びX’は、それぞれ他と独立して、直鎖C2〜C8アルキレン又は分枝C3〜C8アルキレン鎖を表し、これは、置換されていないか、又は1つ若しくは2つの−OH又は−C(=O)−基で置換されており、
R3及びR5が、それぞれ他と独立して、水素、C1〜C4アルキル又はC2〜C4ヒドロキシアルキルを表し、
R6及びR7が、それぞれ他と独立して、水素、C1〜C4アルキルであるか、又はそれらに結合する窒素原子とともにピロリジノ、ピペリジノ若しくはモルホリノ環を完成し、
A1及びA2が、両方とも−SO3 -又は−SO3Mであり、
M、R2、D1及びD2が、上に定義されるとおりである、式(1)の化合物である。
R4が、基:−X’−NR6R7又は基:−X’−N+R3R6R7を表し、
X及びX’が、それぞれ他と独立して、C2〜C4アルキレン鎖を表し、これは、置換されていないか、又は−OHで置換されており、
R3及びR5が、それぞれ他と独立して、水素又はC1〜C4アルキルを表し、
R6及びR7が、それぞれ他と独立して、水素、C1〜C4アルキルを表すか、又はそれらに結合する窒素原子とともにピロリジノ、ピペリジノ若しくはモルホリノ環を完成し、
R2が、C1〜C4アルキルを表し、
A1及びA2が、両方とも−SO3 -又は−SO3Mであり、
Mが、水素、カリウム又はナトリウムを表し、
D1及びD2が、同一であり、ハロゲン(特に塩素)、C1〜C4モノアルキルアミノ又はジアルキルアミノ(前記アルキル基は、置換されていないか、又はモノ−若しくはジ−C1〜C4アルキルアミノ若しくはトリ−C1〜C4アルキルアンモニウムで置換されている);C2〜C4ヒドロキシアルキルアミノ、C2〜C4−ジ(ヒドロキシアルキル)アミノ、アニリノ、アニリンスルホンアミド残基又はモルホリノ−、ピペリジノ−若しくは−N−C1〜C4アルキル置換されたピペラジノ環によって表されてもよく、アニリノ残基が好ましい、式(1)の化合物である。
R4が、基:−X’−NR6R7又は基:−X’−N+R3R6R7を表し、
X及びX’が、それぞれ他と独立して、置換されていないか、又は−OHで置換されているプロピレン鎖を表し、
R3及びR5が、それぞれ他と独立して、水素又はメチルを表し、
R6及びR7が、それぞれメチルを表し、
R2が、メチルを表し、
A1及びA2が、両方とも−SO3 -又は−SO3Mであり、
Mが、水素、カリウム又はナトリウムを表し、
D1及びD2が、同一であり、かつアニリノ又はアニリン−4−スルホンアミド残基のいずれかを表す、式(1)の化合物である。
によって示されてもよい。しかし、最も好ましい混合物は、A1が、−SO3Hを表し、B1が、4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル残基を表し、D1が、アニリノであり、D2が、モルホリノ又は2−ヒドロキシプロピルアミノ残基のいずれかである、混合物である。
B3は、式:−NH(CH2)nNR8R9の基を表し、nは2、3又は4であり、
D3は、ハロゲン、アニリノ、アニリノ−スルホン酸又はアニリノ−スルホンアミド残基を表し、
R8及びR9は、それぞれ他と独立して、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C4−ヒドロキシアルキルを表すか、又はそれらに結合する窒素原子とともに、ピロリジノ、ピペラジノ又はモルホリノ環を完成し、Mは、請求項1に定義されるとおりであるが、但し、D3がアニリノであり、B3がN−(3−アミノプロピル)−ジエタノールアミノ、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミノ又は4−(3’−アミノプロピル)モルホリン残基である化合物、又はD3がスルファニルアミド残基であり、B3が4−(3’−アミノプロピル)モルホリン残基であり、かつMが水素である化合物は除かれる〕
の化合物である。
D3が、アニリノ又はアニリノ−4−スルホンアミド残基を表し、
Mが、水素又はナトリウムを表し、
R8及びR9が、水素又はC1〜C4アルキル、好ましくは水素である、化合物である。
Claims (13)
- 式(1):
〔式中、
A1及びA2は、それぞれ他と独立して、−SO3 -又は−SO3Mを表し、ここで
Mは、水素、アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属、アンモニウム又はアルキルアンモニウムを表し、
B1及びB2は、それぞれ他と独立して、部分:
を表し、ここで、
R1は、水素、直鎖C1〜C12アルキル又は分枝C3〜C12アルキル基(ここで、C2〜C12アルキル基及びC3〜C12アルキル基は、それぞれ、1つ若しくは2つのヘテロ原子によって中断されていてもよく、かつ置換されていないか、又は1つ若しくは2つの−OH、−OC1〜C4アルキル、−NH2、−NHC1〜C4アルキル、−N(C1〜C4アルキル)2、−N−ピロリジノ、−N−ピペリジノ、−N−モルホリノ若しくは−N+(C1〜C4アルキル)3基によって置換されている)を表し、
R2は、C1〜C4アルキル、C2〜C4ヒドロキシアルキル、−CH2CONH2、−CH2COOH又は−CH2COOC1〜C4アルキルを表すか、あるいは、
B1及びB2は、それぞれ他と独立して、式(4)又は(5):
の基を表し、ここで、
R3、R4及びR5は、それぞれ他と独立して、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C4ヒドロキシアルキル、基:−X’−NR6R7又は基:−X’−N+R3R6R7を表し、置換基R4及び/又はR5のうち少なくとも1つは、−X’−NR6R7又は−X’−N+R3R6R7を表し、
X及びX’は、それぞれ他と独立して、直鎖C2〜C8アルキレン又は分枝C3〜C8アルキレン鎖を表し、これは、置換されていないか、又は1つ若しくは2つの−OH若しくは−C(=O)−基で置換されており、
R6及びR7は、それぞれ他と独立して、水素、C1〜C4アルキルであるか、又はそれらに結合する窒素原子とともにピロリジノ、ピペリジノ若しくはモルホリノ環を完成し、
R2は、上に定義されたとおりであり、それぞれ
D1及びD2は、他と独立して、B1又はB2について定義されるいずれかであるか、あるいはハロゲン、−NH2、C1〜C4モノアルキル−又はジアルキルアミノ(前記アルキル基は、置換されていないか、又はC1〜C4アルコキシ、アミノ、モノ−若しくはジ−C1〜C4アルキルアミノ若しくはトリ−C1〜C4アルキルアンモニウムで置換されている);C2〜C4ヒドロキシアルキルアミノ、C2〜C4ジ(ヒドロキシアルキル)アミノ、アニリノ、アニリンモノスルホン酸若しくはスルホンアミド残基又は5若しくは6員の飽和ヘテロ環式環で表される〕
の化合物、あるいは式(1)の化合物の混合物。 - 残基A1及びA2が同一であり、B1及びB2が同一であり、かつD1及びD2が同一である、請求項1に記載の式(1)の化合物。
- 請求項2に定義されるような2つの成分と、残基A1及びA2が同一であるが、B1及びB2が異なるか、又はD1及びD2が異なるかのいずれかである第3の成分とを含む、請求項1に記載の式(1)の化合物の3成分混合物。
- 部分B1及び/又はB2が、式(2)及び/又は(3)によって表され、ここで、
R1が、水素、直鎖C1〜C4アルキル又は分枝C3〜C4アルキル基を表し、これは、1つ若しくは2つのヘテロ原子によって中断されていてもよく、かつ置換されていないか、又は1つ若しくは2つの−OH、−OC1〜C4アルキル、−NH2、−NHC1〜C4アルキル、−N(C1〜C4アルキル)2、−N−ピロリジノ、−N−ピペリジノ、−N−モルホリノ又は−N+(C1〜C4アルキル)3基によって置換されており、
A1及びA2が、両方とも−SO3 -又は−SO3Mであり、
M、R2、D1及びD2が、請求項1に定義されるとおりである、請求項1又は2に記載の式(1)の化合物。 - 部分B1及びB2が、同一であり、かつ式(2)又は(3)によって表され、ここで、
R1が、水素、直鎖C1〜C4アルキル又は分枝C3〜C4アルキル基を表し、これは、置換されていないか、又は1つ若しくは2つの−OH、−OC1〜C4アルキル、−NH2、−NHC1〜C4アルキル、−N(C1〜C4アルキル)2、−N−ピロリジノ、−N−ピペリジノ、−N−モルホリノ若しくは−N+(C1〜C4アルキル)3基によって置換されていてもよく、
R2が、C1〜C4アルキルを表し、
A1及びA2が、両方とも−SO3 -又は−SO3Mであり、
Mが、水素、カリウム又はナトリウムを表し、
D1及びD2が、同一であり、ハロゲン(特に塩素)、−NH2、C1〜C4モノアルキルアミノ又はジアルキルアミノ(前記アルキル基は、置換されていないか、又はモノ−若しくはジ−C1〜C4アルキルアミノ又はトリ−C1〜C4アルキルアンモニウムで置換されている);C2〜C4ヒドロキシアルキルアミノ、C2〜C4−ジ(ヒドロキシアルキル)アミノ、アニリノ、アニリンスルホンアミド若しくはスルホン酸残基、又はモルホリノ−、ピペリジノ−若しくは−N−C1〜C4−置換されたピペラジノ環によって表されてもよい、請求項4に記載の式(1)の化合物。 - 部分B1及び/又はB2が、式(4)及び/又は(5)によって表され、ここで、
R4が、基:−X’−NR6R7又は基:−X’−N+R3R6R7を表し、
X及びX’が、それぞれ他と独立して、直鎖C2〜C8アルキレン又は分枝C3〜C8アルキレン鎖を表し、これは、置換されていないか、又は1つ若しくは2つの−OH若しくは−C(=O)−基で置換されており、
R3及びR5が、それぞれ他と独立して、水素、C1〜C4アルキル又はC2〜C4ヒドロキシアルキルを表し、
R6及びR7が、それぞれ他と独立して、水素、C1〜C4アルキルであるか、又はそれらに結合する窒素原子とともにピロリジノ、ピペリジノ若しくはモルホリノ環を完成し、
A1及びA2が、両方とも−SO3 -又は−SO3Mであり、
M、R2、D1及びD2が、請求項1に定義されるとおりである、請求項1又は2に記載の式(1)の化合物。 - 部分B1及びB2が、同一であり、かつ式(4)又は(5)によって表され、ここで、
R4が、基:−X’−NR6R7又は基:−X’−N+R3R6R7を表し、
X及びX’が、それぞれ他と独立して、C2〜C4アルキレン鎖を表し、これは、置換されていないか、又は−OHで置換されており、
R3及びR5が、それぞれ他と独立して、水素又はC1〜C4アルキルを表し、
R6及びR7が、それぞれ他と独立して、水素、C1〜C4アルキルであるか、又はそれらに結合する窒素原子とともにピロリジノ、ピペリジノ若しくはモルホリノ環を完成し、
R2が、C1〜C4アルキルを表し、
A1及びA2が、両方とも−SO3 -又は−SO3Mであり、
Mが、水素、カリウム又はナトリウムを表し、
D1及びD2が、同一であり、かつハロゲン(特に塩素)、C1〜C4モノアルキルアミノ又はジアルキルアミノ(前記アルキル基は、置換されていないか、又はモノ−若しくはジ−C1〜C4アルキルアミノ又はトリ−C1〜C4アルキルアンモニウムで置換されている);C2〜C4ヒドロキシアルキルアミノ、C2〜C4−ジ(ヒドロキシアルキル)アミノ、アニリノ、アニリンスルホンアミド残基、若しくはモルホリノ−、ピペリジノ−、若しくは−N−C1〜C4アルキル置換されたピペラジノ環によって表されてもよく、アニリノ残基が好ましい、請求項6に記載の式(1)の化合物。 - 公知の反応条件下で、シアヌル酸塩化物と、連続して、任意の望ましい順番で、4,4’−ジアミノスチルベン−2,2’−ジスルホン酸、基B1及び/又はB2を導入可能なアミノ化合物若しくはそれらの前駆体又は混合物(B1及びB2は、請求項1に定義されるとおりである)、及び基D1及び/又はD2を導入可能なアミノ化合物若しくはそれらの前駆体又は混合物(D1及びD2は、請求項1に定義されるとおりである)のそれぞれとを反応させることによる、式(1)の化合物又は請求項3に定義される化合物の混合物の調製方法。
- 式(6):
〔式中、
B3は、式:−NH(CH2)nNR8R9の基を表し、nは2、3又は4であり、
D3は、ハロゲン、アニリノ、アニリノ−スルホン酸又はアニリノ−スルホンアミド残基を表し、
R8及びR9は、それぞれ他と独立して、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C4−ヒドロキシアルキルを表すか、又はそれらに結合する窒素原子とともに、ピロリジノ、ピペラジノ又はモルホリノ環を完成し、Mは請求項1に定義されるとおりであるが、
但し、D3がアニリノであり、B3がN−(3−アミノプロピル)−ジエタノールアミノ、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミノ若しくは4−(3’−アミノプロピル)モルホリン残基である化合物、又はD3がスルファニルアミド残基であり、B3が4−(3’−アミノプロピル)モルホリン残基であり、かつMが水素である化合物は除かれる〕
の化合物。 - 公知の反応条件下で、シアヌル酸塩化物と、連続して、任意の望ましい順番で、4,4’−ジアミノスチルベン−2,2’−ジスルホン酸、基B3を導入可能なアミノ化合物(B3は、請求項9に定義されるとおりである)、及び基D3を導入可能なアミノ化合物(D3は、請求項9に定義されるとおりである)のそれぞれとを反応させることによる、式(6)の化合物の調製方法。
- 合成又は天然有機材料のための蛍光増白剤としての、式(1)の化合物又はそれらの混合物の使用。
- パルプ、サイズプレス、メータリングプレス又はコーティングの適用における紙のための蛍光増白剤としての、請求項10に記載の式(1)の化合物の使用。
- パルプ、サイズプレス、メータリングプレス又はコーティング適用における紙のための蛍光増白剤としての、請求項3に記載の化合物の混合物の使用。
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