JP2005528943A - 風邪を局所的に治療するための治療装置 - Google Patents

風邪を局所的に治療するための治療装置 Download PDF

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Abstract

本発明の対象は、人の鼻、前頭洞および喉領域の風邪を特定的に局所的に治療し治癒するための治療装置である。外側の形状に関しては、この治療装置は、従来のヘアドライヤーあるいは顔サウナの形状に似ているが、前記治療装置はこれに加えて望ましくは、通常外側へ放射されるHF線(電磁波ストレス)を減少し抑える方策が採られる。本発明によれば、特に自然埋蔵から得られる結晶化塩からなる主要部(5)は、暖められた空気流のマイナスイオン化を行ない、携帯型の小さい装置から暖かい空気流が排出(12)する前に配置されている。前記主要部はこの暖かい空気流と交差してあるいは少なくとも接触するようにある。前記治療装置を使った風邪の治療は、風邪ウィルス、つまり、とりわけ、ライノウィルスおよびコロナウィルスを、活発な暖かい空気流を使った治療により、消滅させることができるという事実に基づいている。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、人の風邪の症状、とりわけ、鼻腔、前頭洞および咽頭領域における風邪の症状を治療し治癒するための装置に関する。
1971年頃には、すでに、広範囲にわたるウィルスの研究により、普通の風邪の原因として当時すでに知られていたライノウィルスが、通常の37℃の体温においては増殖できないことが認容されていた(添付文献リストの文献[3])。全ての伝染性疾病の原因となるウィルスは、細胞毎に特殊であるが、ライノウィルスは、鼻、喉の通路の上皮層内部にのみ存在する、つまり空気を吸ったときに入る空気によって、体の内部の温度、特に、人体の中心の体温よりも低い温度を有する体の部分にのみ存在する唯一のウィルスと判明していた。全ての風邪の中でどれだけの割合の風邪が、ライノウィルスあるいはコロナウィルスにより引き起こされるかが知られていなかったので、普通の風邪を治癒する可能性は、当時は検討されなかったし、あるいは、少なくともいくつかある治療方法に関してさらには研究されなかった。コロナウィルスについても同様に、ライノウィルスと似て熱に弱いと確認されていた。
1980年に、ラルソン(Larson)、リード(Reed)、サイレル(Thyrrell)の3氏は、イギリスのサリスベリにあるハーボード病院において行なった研究で、風邪全体の約90%がこれら2つの上記のウィルスによって引き起こされ、ライノウィルスが約70%、コロナウィルスが約20%関与すると確認した(添付文献リストの文献[4])。さらに、コロナウィルスには2つの亜類型があるが、ライノウィルスには89の亜類型があり、さらに研究すべき数百の亜類型がある可能性が知られている。重要なことは、ライノウィルスやコロナウィルスのすべての亜類型は、37℃を超える温度の元では生存することができないということである。人間の体自体が、このライノウィルスとコロナウィルスとが熱に対して弱いことを利用して、風邪に対して防衛している。典型的な鼻腔の上皮の腫れは、ヒスタミンが増加して引き起こされ、風邪患者が鼻で呼吸することが困難になるが、これは、体が流入した空気により上皮が冷却されるのを防ごうとするためである。これにより、ウィルスの増殖速度は衰え、3、4日の内に、体のインターフェロンの生成が、進入してきたウィルスを撃退できるレベルに達する。通常、冷たい空気の流入および熱の発散による鼻道および副鼻腔の温度調整は、脳を介して行なわれる。鼻道が入ってくる空気に対して、閉じられると、周知のように不快に脳が温まることになる。風邪をひくと、多くの人が眠く感じることはこれにより説明される。
鼻汁の量が増加することは、ウィルスを排除しようとする体のさらなる防衛機構である。この工程によって、非常に多量の水分が鼻道から出て行くために体は脱水する。この脱水の結果、乳酸やその他の「老廃物」が蓄積される。これにより、体全体が痛くなる。この風邪に対する体の反応を考慮すると、なぜ、鼻道を一時的に開く通常の鼻用のスプレーやほかの手段が、むしろ非生産的で、風邪を長引かせるのかということが明らかになる。鼻汁を乾燥させ、腫れを抑え、新たに冷たい空気が入ることにより、体の防衛機構を阻害し、ウィルスがさらに生き残りやすくする。
上記のライノウィルスとコロナウィルスとが熱に弱いという発見により、風邪の治療において様々な温熱利用がされてきた。ここで、上記のウィルスが50℃から53℃の空気の温度においては、数分で死んでしまうという知見が利用されている。それにより、風邪の治療に、頭部を局所的に治療するために顔サウナ装置(face saunas)が開発された。また、すでに以前から少なくともヨーロッパでは、いわゆるホリスティックセラピスト(ganzheitlichen Therapeut)が、乾燥サウナを推奨している。
US4,699,136では、風邪を局所的に温熱治療するための手持ちのヘアドライヤーの形状をしている装置が知られている。この装置は、顔の呼吸器部分に当てられる例えば41℃から44℃までの暖かい空気流に、噴霧手段により混合された薬を追加することができる。
これらの公知の治療方法は、繰り返して使用すれば、風邪の症状を消滅することができるが、重大な欠点が存在する。第1に、治療に対して乾燥サウナは、通常、一日一度しか使うことができない。しかし、一日一度熱い空気を使用しても、その際に、潜伏中の結晶化したウィルスを殺すことができないので、すべてのウィルスを殺すことは不可能である。追加的に薬を噴霧する様式の局所的な温熱治療は、比較的薬剤使用量が多く費用がかかり、かつ、大概副作用がある。乾燥サウナと湿気吸入とは、症状を軽くすることはできるが、全治には至らない。湿気吸入はさらに、上皮組織に外側から湿気を与えるので、体自身の防衛に役立つ鼻汁の生成を減少するように体を刺激するという欠点がある。顔サウナや湿気吸入は、両方とも、体内の気(Chi)の分布、つまり、生化学的および生体電気的な相関の平衡をくずし、頭全体を過度に暖め、伝統的な中国のホリスティック(ganzheitlich)医学という観点から見れば、陰(Yin)つまり体の液体の状態を崩し、血液に特有の治癒力を弱めるという欠点がある。
以上に短く述べた背景技術に基づいて、本発明の課題は、風邪の治療および治癒のために、安価で扱い易い装置を提供することである。
本発明は、この課題を、以下の治療装置により解決する。この治療装置は、鼻喉領域の鼻腔およびその付近の上皮に、鼻を介して、局部に限定して直接作用し、かつ、少なくとも人体の中心部の温度にまで暖められたイオン化された暖かい空気流を用いた、風邪の特異的局所治療を行う、取り扱い易い装置を備えた治療装置であって、冷たい空気の吸い込み側と暖かい空気の排出側との間で空気流を発生させる装置と、一体化された吸い込み側と排出側との間の空気流を暖める調節可能な加熱装置とが、前記取り扱い易い装置内部に設けられており、かつ、暖められた空気流をイオン化するために、暖かい空気流が前記取り扱い易い装置から排出される前に接触する、結晶化塩を含む主要部が、前記取り扱い易い装置内部に交換可能に保持されている治療装置である。
暖かい空気流をイオン化するための手段として、暖かい空気流を生成する装置は、ヘアドライヤーのような手持ち式装置あるいは実質的に垂直方向に暖かい空気を排出する卓上型装置であることが望ましく、生成した暖かい空気流が接触する主要部は、この空気流中に配置された、結晶化塩からなるマトリックス(Matrix)内に、様々な変形実施形態において形成されている。
暖かい空気流が接触する結晶化塩からなる、あるいは結晶化塩を含む主要部は、卓上型あるいは手持ち式装置に、差込可能なあるいは載置可能なアダプターである、望ましくは交換可能に組み込むことができる。
現在、望ましい、すでに試験が成功している設置型および/または卓上型の装置の変形例を選択した場合、暖かい空気流の排出開口部に、人の顔の鼻部分に適合する輪郭線を有して、暖かい空気流を誘導するアダプターを使用すれば、風邪の治療成功度は、より上昇し、あるいは最適化される。これにより、鼻喉領域および前頭洞において、鼻腔および鼻腔近傍の領域の上皮は、確実に、一方では例えば42℃の適切な温度の空気に接触し、他方では、暖かい空気流に含まれた結晶化塩から出る多量のイオンに接触する。暖かい空気流の温度は、37℃から約54℃の間で設定できる。さらに、好適な装置の変形例においては、温度制御装置により、選択された設定値を維持できる。
結晶化塩を含む、あるいは結晶化塩からなる主要部は、例えば、自然の結晶化塩を包含し、あるいは含む不織布フィルターパッド、あるいは多少緩い包含形態中に結晶化塩を含む交換可能な円盤状の格子として構成される。結晶化塩からなる主要部の設計において、暖かい空気を生成する装置の幾何学的作図内で、様々な形態の可能性があり、特に、ヘアドライヤー、あるいは卓上型装置あるいは取り付け可能なアダプターである。必要とされるマイナスイオン化した空気イオンを、暖かい空気流の中に可能な限り効果的に放出するために、上述したように、結晶化塩の主要部は、空気を透過できる結晶化塩の混合物である。前記結晶化塩の混合物は、例えば、格子状の容器あるいは不織布素材によって、所定の場所に保持され、交換可能なように配置されている。しかしながら、継続中の実験によれば、スリーブ状(sleeve)あるいは輪状の結晶化塩からなる主要部は、暖められた空気流を望ましいように予め処理するのに十分であり、ダイプレスあるいは望ましくはプラスチック成分と共に圧縮された形成体として形成することもできる。結晶化塩の主要部が、空気の流れ方向に、より細い断面を有する丸いスリーブとして形成され、あるいは、とりわけ、ラバルノズル(Lavalle-Duese)の形状が選択されたときには、結晶化塩によりイオン化された暖かい空気流の濃度および排出速度が上昇するので、暖かい空気流のイオン化に関して望ましい良い結果が得られる。試験研究の結果、最低限、暖かい空気が結晶化塩に接触すれば、原則的に、マイナスイオン化の望ましい効果と、同時にスカラー波界(Skalarwellenfeld)の増幅とが十分達成できると判明している。この目的のために、ここで、輪状の容器が作られ、特に、例えば、熱耐性プラスチックからなる射出成形型部品として作られ、塩を顆粒状物としてあるいは暖かい空気流が通過する不織布状のパッドとして、開口部あるいはアダプターの開口部領域で交換可能に設置されている。
基本的に、風邪のウィルスを暖められた空気流により殺すことができるとの上記の主張に基づくと、このような温熱療法の意味で、風邪の症状を除くために通常のヘアドライヤーを使用しても効果的であるはずである。しかし、長期間の使用では、これは、健康にも完治するにも有害である。ここで、ヘアドライヤーは通常、700mGの電磁界を発生させることが問題になる。この値は、多くの専門家が安全であるとしている30mGという値を超えている。その事実について、風邪をひいている人自身の電磁界がすでに弱まっているということを考慮しなければならない。なぜなら、治癒する工程において、体のエネルギーを使用しているためである。この工程は風邪のウィルスを取り除くことより、一般的にかなり複雑な工程である。上皮の再生には、風邪を引いた後、通常40日から50日かかる。ヘアドライヤーの電磁界により自身の電磁界が損なわれることにより、この再生の工程に悪影響を受ける人もいる。高い電磁界にとりわけ影響を受け易い子供もいて、このような子供は一般的な経験によれば、大人の2倍の頻度で風邪にかかる。さらに重要な点は、通常のヘアドライヤーでは、排出する空気の中に、プラス空気イオン(遊離基)を発生することである。とりわけ、風邪に対処するために必要とされるヘアドライヤーから出る空気を直接吸った場合には、健康にとって有害であるとする医者もいる。個々の場合では、これに加えて、空気中のプラスイオンは、細菌性の感染に対して抵抗力を弱めるので、通常のヘアドライヤーからの熱い空気を使用した治療の価値を制限する。
本発明は、純粋な暖かい空気を使った治療の範囲を拡大する、単に少なくとも1つあるいは複数の特定の追加技術方法(Zusatzmassnahme)を提供する。一方、暖かい空気流を生成する装置、つまり、とりわけすでに上記のヘアドライヤーあるいは卓上型装置を、比較的少ない量の結晶化塩と結びつけて使用し、この塩が空気過熱装置と結びつくことにより、暖かい空気が塩を通り抜け、塩と暖かい空気流とが多少なりとも密接に相互に結合するようにし、空気流中の遊離基(特にプラスイオン)が回避され、可能な限り多くのマイナスイオンが生成される。
例えば、米国特許(US)3,362,405号、ドイツ連邦共和国公開特許(DE)1,036,470A1号、旧ソ連特許発明者証(SU)17,48、328A1号より、塩分、特に通常の塩粒子を多く含む空気が、風邪に対抗するのに良い影響を与えることは、基本的には知られている。本発明は、一方では、温熱療法を使用した特異的な局所治療であり、他方では、結晶化塩の一回分の仕込み量を暖かい空気流の中に入れることによりマイナスイオンを生成しており、これらの組み合わせは、完全に新しい治療装置の思想である。
空気をイオン化して加える方法の更なる詳細については、上記の説明、添付の特許請求項および後述の実施形態の詳しい説明を参照されたい。
有用な追加方法として、非常に僅かにしか電磁界を生成しないヘアドライヤーの原理が用いられる。例えば、2mGの範囲のみの非常に少ない電磁界しか外に放射しない髪乾燥装置というのは、すでに存在する。例えば、アメリカ合衆国、カリフォルニア州の、パシフィック パリセーズ(Pacific Palisades)EMHHC(Electromagnetic Health Hazard Control : 健康被害管理)という会社が製造し、販売している。
本発明の思想による風邪治療用に設けられたヘアドライヤー、特に卓上型として設けられ、人の顔の鼻/口部分の輪郭に適合した温風排出アダプターを有するヘアドライヤーは、もちろん、高いEMF効果を使用者に与えない温風処理装置として単に使用することも可能である。
本発明で使用される結晶化塩は、自然に埋蔵されたもので、少なくともヨーロッパでは、数世紀前から、王侯貴族しか使用できなかったので、「王様の塩」として知られてきた。自然界において、この塩は、岩塩坑における埋蔵物の約1%しかなく、例えば、バートライヒェンハル(ドイツ)あるいはクラコフの岩塩抗(ポーランド)などがこれに当たるが、これらは「王様の岩塩」としても知られてきた。多くの岩塩坑では全く産出しない。この結晶化塩の化学的な組成および特性は、極めて驚くべきもので、通常の海の塩や岩塩をはるかに越えている。本発明と関連して使用されることが望ましい結晶化塩は、通常、人間の体を構成する81要素すべてを含んでいる。結晶化塩は、不変の一様なエネルギー界(Meissnerfeld)を作り、例えば交流電源の装置に起因する非干渉性の(diskohaerent)磁界を干渉性(Kohaerenz)に変換する。この理由から核廃棄物が、昔のすでに使用していない結晶化塩を含む岩塩坑に貯蔵される。通常の自然埋蔵物の塩の特徴は、この結晶化の形態に関連して部分的にしか該当しない。結晶化塩種からは多量のスカラー波が生成される。これは、人体の全ての細胞に伝達する電波の形態である。これにより、バランスの取れた結晶化塩の効用が、人体の奥深くまで達する。
塩のイオン化効果、ここでは、特に結晶化塩の効果は、上皮の再生時に人体を支援するものであると判明した。この治療効能は、第2次的な細菌感染にも及ぶ。これにより、急性のウィルス性感染による症状を治療するだけでなく、さらに、一般的に鼻腔および副鼻腔の治癒と健康とを促進する。それゆえに、風邪および他の感染症に対して、さらに抵抗力を高め、将来的に感染症になる可能性を減少させる。
本発明とその望ましい特徴とについては、以下に、図面に関連する例となる実施形態を元に詳細に説明する。
図1は、本発明の特徴を有する、風邪を治療するための治療装置の要部を示す断面図である。
図2ないし6は、本発明に係り、かつ、暖かい空気流が前記治療装置から排出される前に接触する、交換可能なはめ込み器として形成された結晶化塩を含む、あるいは結晶化塩からなる主要部の好適な実施形態を示す図である。
図7は、図4におけるA−A’線の矢印の方向から見た拡大断面図である。
図8は、従来のヘアドライヤーを使用する場合に本発明を応用するためにはめ込むアダプターの補助スリーブを示す図である。
図9は、本発明の塩を含むイオン化素子を有する補助スリーブの変形例を示す図である。
図10は、図1に示した概略図に相当する、顔サウナに似た卓上型装置としての好適な形態を有する本発明の治療装置の実施形態を示す断面図である。
図11は、暖かい空気を排出する排出開口部が人の顔の鼻上唇部分に適合する輪郭を有した、図10の実施形態のための円錐形状の中空載置型部品として形成された上部筐体部分を示す図である。
図1は、ヘアドライヤーとして構成された形態である風邪の治療に適した治療装置を表す断面図である。通常費用上の理由から射出成形部品として作られた、寸法安定性および耐熱性プラスチックからなる折り曲げた形の筐体1は、より詳細には、従来のヘアドライヤーの筐体であり、概略図で示されたそれぞれの事例中、示されたグループ中で、次の構成グループ、あるいは、配置およびお互いの結合を示している。羽根あるいはねじ送風機4を駆動する送風モータ2により、冷たい周囲の空気が、後ろ側(図においては右側)から、埃よけ用の格子(Flusensieb)10を介して、吸い込まれることが望ましい。吸い込まれた冷たい空気は、加熱用の螺旋形、棒状あるいは格子形状(in Form einer Heizwendel oder eines Heizstabs oder -gitters)の公知の加熱部材3を介して流れ、それから、37℃から54℃の、望ましくは41℃から44℃の暖かい空気流として、吸入側に対置する側にある前面開口部12から排出される。本発明によれば、空気の流れの中で加熱部材3の後に、概略的に示した主要部5がある。その主要部は結晶化塩からなり、あるいは高い割合の結晶化塩を含む。また、暖かい空気流が主要部に進入し、通過し、あるいは少なくともかすめていく。図1に示すように、主要部5は,丸い円盤状のマトリックス素子として形成され、暖かい空気流と直角になるように配置される。ここで、「マトリックス素子」との表現は、例えば、プラスチックからなる格子状の円盤状の素子、特によく空気を通す不織布素材の中に、塩結晶が多少緩い状態で包含されている形態であることを意味する。主要部は暖かい空気の進路に配意され、この結果、温熱治療のために空気が通る際に、結晶化塩と通過空気とが多少密接に接触する。マトリックス素子の他の形態の可能性としては、結晶化塩を変形可能なプラスチック成分と共に、円盤状の圧縮成形した素子として作り、筐体1の前部の暖かい空気の排出部分に、交換可能に入れることができる。さらに、結晶化塩からなるあるいはこれを組み込んだ主要部を、管状のスリーブとして形成し、筐体1の前面の暖かい空気の排出部分に交換可能に設置することも可能である。このようなスリーブ状の主要部は、空気の流れ方向において空気の排出側に向かって細くなり、特に、ラバルノズルの形状のように形成される。これにより、空気の流れが良くなり、通過する空気と結晶化塩とが密に接触し、その結果、望んだように、暖かい空気流が十分マイナスイオン化される。イオン化した主要部の他の可能な構成形態のための実施形態は、以下に参照される図2から7の概略図に示されている。
筐体1の下部の持ち手部分には、通常の多段ラインスイッチ6があり、場合によっては電源電圧切替スイッチ7があることが望ましい。図番9は、電源供給線を示す。装置の内部の配線は、図番11で示す。
前記暖かい空気流を生成する装置により外に放射される電磁界は可能な限り低いことが、特に有用である。これを達成するために、HFフィルター、EM遮断方策、平衡回路配線等の使用など、様々な特に受動的な方策が知られている。幾何学的な構造および情報共振キー(Struktur- und Informations-Resonanzschluessels)などの形態の、いわゆる資源素子(Resource-Element)を設けることもでき、これにより、生じる電磁波は、自然干渉形に変換される。
図1に示すように、暖かい空気流の前面の排出域に、結晶化塩からなるイオン化した主要部5を設置するならば、様々な形態の可能性が考慮される。図2から6に例を示す。これらの例では、結晶化塩の主要部は、格子あるいは檻状のプラスチック部品内に組み込まれ、図7に示すように、その縦方向、横方向のリブ(rippen)は、耐熱性プラスチック製の射出成形部品13として構成され、流入する空気流が接触する側は、例えばプラスチックの網14からなる。プラスチック網14により覆われる射出成形部品13の内側には、結晶化塩15がある。図1の構成部分5全体は、交換可能なように、暖かい空気を生成する装置の前面の空気排出部分に、例えば、クランプ式取り付け具16により固定される。
図8および図9に2つの変形実施形態を示す。これは、本発明にとって本質的要素であり、結晶化塩からなる、あるいはこの塩を含む、イオン化した主要部5が、分離可能な載置部品あるいは前置部品20の中に、同様に交換できるように保持されていることを示す。図8の変形実施形態においては、主要部5は空気の排出開口部に直接配置され、図9の実施形態においては、前置部品20の内部に、イオン化部材が配置されている。必要であれば、内部を段階別にしたアダプターリング21を設け、様々なドライヤーのタイプにおいて、空気排出用はめ管(Stutzen)の異なる断面の円周に合わせることも可能である。このアダプターリング21の異なる内径の段には、シールリップ22が備え付けられ、その結果、前置部品20を暖かい空気を生成する装置に設置する際、高気密性が確保される。
図10の断面図は、本発明の治療装置の実施形態の変形例を示す。この例は、例えばテーブルなどの水平の設置表面に置くタイプのもので、外部の形状は、公知のいわゆる顔サウナに似ている。図1の実施形態の変形例で知られた構成部分あるいは構成形態は、この実施形態の変形例においても、原則的に同様の機能を持ち少なくとも類似の働きをし、同じ図番で示しているので、ここで別途詳細に説明を行なわない。図1の実施形態の変形例と異なって形成されているのは、その筐体である。筐体は、例えば丸い台座30を有し、その下部分に、滑り防止用脚部34で支持されているので、下部に一定の間隙があり、この場合、下部に設けられた埃よけ用の格子10から周囲の冷たい空気が吸入することを妨げず、騒音も可能な限り小さく抑えることができる。図10の断面図では左側に、台座30は操作盤32として、半径方向に膨らんだ部分を有する。ラインスイッチ6が、有用な方法で、時間制御と組み合わせられ、その結果、例えば2分から最大15分までの操作時間を予め設定することができる。台座30は、その上部に、例えばPTC素子などの加熱装置3により暖められる空気のための比較的大きな排出開口部を有する。この空気排出開口部は接触防止のために換気格子33で覆うことができる。この空気排出開口部は、中空円錐形状の載置部品31により囲まれている。この載置部品31は、例えば、不織布素材に保持されている結晶化塩5を交換するときに取りはずすことができる。載置部品31は、その上端に開口部12を有し、これを介して、暖かいイオン化空気流が排出される。
図11に示すように、この空気排出開口部は、人間の顔の鼻下部/上唇部の領域の輪郭にほぼ適合するような輪郭を有する丸い形の縁を持つので、可能な限り直接局所的に2つの鼻孔を介して、イオン化された暖かい空気流の効果を適切に与えるようにする。操作盤32には、例えばラインスイッチ6と組み合わされた熱出力設定部分を設けることができ、次に、暖かい空気流の温度制御装置と組み合わされる。この目的のために、空気排出開口部12の領域には、温度センサー36が少なくとも1つ設けられ、これによって、排出空気流の温度が、予め設定された治療の温度領域、例えば、37℃から54℃、とりわけ、約41℃から44℃までの最適な治療領域に維持される。
本発明の治療装置で、特に効果的に治療するために、以下に短く説明する指示のすべてを実行すべきである。
もちろん風邪をひいたその日に、治療を始めるのが最良である。これにより、この日の終わりには、すでに回復が見られる。しかしながら、すでに数日風邪をひいている場合には、明らかによくなるまでには、翌日の朝までかかるだろう。
鼻がつまって、鼻から息ができない場合、治療装置のごく使い始めには、この問題を解決するよう十分に鼻道が広くなるだろう。広くなかった場合には、鼻道を広げるために、通常の鼻スプレーを使用することもできる。治療に際しては、鼻で呼吸をすることが絶対に必要である。この目的のために、本発明の治療装置は、暖かい空気の排出側を顔に向け、可能な限りこの暖められた空気のみを吸い込むことができるようにする。さらに、温度と顔までの距離とは、その熱が非常に不快なほど、しかし我慢できる程度に感じられるように設定すべきである。湿った布を手に準備して、皮膚が過度に暖まらないよう、あるいは、やけどをしないようにするのが有用である。唇と鼻の外側とを冷却するために、空気を吐き出すときにのみ湿らせることも有用である。中断することなく暖められた空気を吸入すべきであるが、ここで温度設定を変更するために、必要に応じて、装置を少し離れて置いてもよい。装置が耐えられないほど高い温度に設定されていると感じた場合には、治療をもう一度始めから行なうのが最も望ましい。ここで、3分間ほど暖かい空気を吸い込み、その後、暖かい水を1.5杯飲むべきである。「暖かい」とは、特に2、3秒の間隔をあけて、問題なく通常の飲み込み方で飲むことができる程度の温度を指す。ここで、飲み水は、決して電子レンジで暖めてはならない。なぜならば、この場合、水分子の自然な構造が破壊され、遊離基と、放射線毒素と、類放射線毒素とが発生するからである。この指示は、電子レンジで暖められた水により、最終的に免疫性疾病の結果起こる免疫反応に匹敵する免疫反応が導かれるとの研究から得られた知見を考慮したものである。このような反応は、8時間も継続する可能性があり、その結果すでに存在している風邪のような感染症の期間中、免疫器官にさらに負担がかかることになり、これは、風邪の治療にとって、非生産的である。
本発明の治療装置から出る熱いイオン化された空気を3分間吸い込み、すぐに続けて1.5杯の暖かい水を飲むという工程は5回繰り返して行なわねばならない。この治療の全時間は、少なくとも1時間しかし1時間半以上かかってはならない。これらの指示を守れば、この治療の結果として、ほとんどの場合、十分完全に治癒に至る。結晶相に至ろうとするあるいは既に至ったウィルスが存在した場合、これらの結晶化したウィルスは、この高温での治療でさえも生存するので、完全に取り除くことはできない。実際に、すべてのウィルスを取り除くためには、上記のように、一般にはこの装置を使って5回治療を行なうことが必要であるが、その際にでも、例えば3回あるいは4回治療をした後で、すでに症状に明らかに改善が見られる。5回使用した後で初めて、潜伏する結晶化したウィルスでさえも、ほとんどの場合、生存する可能性はない程、除去されたと推測できる。
上記の通りに本発明の治療装置で治療した場合に、1日以内で、風邪の症状が完全に消えない場合には、この患者が、(単なる)風邪以外の疾病にかかっていることが推測される。呼吸器系への効果は、風邪の場合に限定されるので、別の疾病が風邪に似た症状を引き起こしている可能性がある。これらの症状が続く場合、医者にかかるべきである。
本発明の特徴を有する、風邪を治療するための治療装置の要部を示す断面図である。 本発明に係り、かつ、暖かい空気流が前記治療装置から排出される前に接触する、交換可能なはめ込み器として形成された結晶化塩を含む、あるいは結晶化塩からなる主要部の好適な実施形態を示す図である。 本発明に係り、かつ、暖かい空気流が前記治療装置から排出される前に接触する、交換可能なはめ込み器として形成された結晶化塩を含む、あるいは結晶化塩からなる主要部の好適な実施形態を示す図である。 本発明に係り、かつ、暖かい空気流が前記治療装置から排出される前に接触する、交換可能なはめ込み器として形成された結晶化塩を含む、あるいは結晶化塩からなる主要部の好適な実施形態を示す図である。 本発明に係り、かつ、暖かい空気流が前記治療装置から排出される前に接触する、交換可能なはめ込み器として形成された結晶化塩を含む、あるいは結晶化塩からなる主要部の好適な実施形態を示す図である。 本発明に係り、かつ、暖かい空気流が前記治療装置から排出される前に接触する、交換可能なはめ込み器として形成された結晶化塩を含む、あるいは結晶化塩からなる主要部の好適な実施形態を示す図である。 図4におけるA−A’線の矢印の方向から見た拡大断面図である。 従来のヘアドライヤーを使用する場合に本発明を応用するためにはめ込むアダプターの補助スリーブを示す図である。 本発明の塩を含むイオン化素子を有する補助スリーブの変形例を示す図である。 図1に示した概略図に相当する、顔サウナに似た卓上型装置としての好適な形態を有する本発明の治療装置の実施形態を示す断面図である。 暖かい空気を排出する排出開口部が人の顔の鼻/上唇部分に適合する輪郭を有した、図10の実施形態のための円錐形状の中空載置部品として形成された上部筐体部分を示す図である。

Claims (14)

  1. 鼻喉領域の鼻腔およびその付近の上皮に、鼻を介して、局部に限定して直接作用し、かつ、少なくとも人体の中心部の温度にまで暖められたイオン化された暖かい空気流を用いた、風邪の特異的局所治療を行う、取り扱い易い装置(1)を備えた治療装置であって、冷たい空気の吸い込み側と暖かい空気の排出側との間で空気流を発生させる装置(2、4)と、一体化された吸い込み側と排出側との間の空気流を暖める調節可能な加熱装置(3)とが、前記取り扱い易い装置内部に設けられており、かつ、暖められた空気流をイオン化するために、暖かい空気流が前記取り扱い易い装置から排出される前に接触する、結晶化塩を含む主要部(5)が、前記取り扱い易い装置内部に交換可能に保持されている治療装置。
  2. 自然の埋蔵物から得られた前記結晶化塩が使用されていることを特徴とする請求項1に記載の治療装置。
  3. 前記取り扱い易い装置は、ヘアドライヤーの筐体の形態として形成されており、暖かい空気流が接触する主要部(5)は、この空気流中に配置される、結晶化塩から構成されたマトリックスであることを特徴とする請求項1に記載の治療装置。
  4. 前記空気流生成装置と調整可能な加熱装置とを含む支持面上に据え置くための、望ましくは一体形成された下部台座(30)と、
    前記下部台座と上部にて精密に連結された、上部暖気排出開口部(12)を有する取り外し可能な中空載置部品(31)とから構成される複数の筐体部材からなる装置筐体である、卓上型装置として設計されており、
    暖かい空気流が接触する主要部(5)は、空気流の中に配置され、空気通過性の包装材料により固定された結晶化塩のマトリックスを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の治療装置。
  5. 前記結晶化塩からなるマトリックスは、交換可能な円盤状の格子あるいは空気通過性を有する不織布によって保持され、かつ、暖かい空気流に対して直角に配置された、規定量の結晶化塩を含む比較的緩い包含形態であることを特徴とする請求項3または4に記載の治療装置。
  6. 前記結晶化塩からなるマトリックスは、作動中に暖められた空気流が通過するようになった、この暖かい空気流に対して軸方向に配置された管状体として、内部に配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の治療装置。
  7. 前記管状体は、結晶化塩によりイオン化された暖かい空気流を集中させ、その排出速度を上昇させるために、ラバルノズルの形態で構成されることを特徴とする請求項6に記載の治療装置。
  8. 中空リブが結晶化塩混合物を含むことによって、かつ、暖められた空気が流れ込む側で、当該中空リブ内部の結晶化塩混合物を保持する耐熱性プラスチックからなる網で覆われていることによって、前記格子は、個々に交差結合された当該中空リブの形態で、耐熱性プラスチックからなる射出成形部品として構成されていることを特徴とする請求項5に記載の治療装置。
  9. 前記台座(30)は、その下部を、滑り防止脚部(34)を介して支持されており、その下部において冷たい空気の流入開口部と、操作盤(32)として構成された外側突出部を有していることを特徴とする請求項4に記載の治療装置。
  10. 中空載置部品(31)は、上側に暖かい空気の排出開口部(12)を有する、実質的に中空の円錐形状を有した載置部品として構成され、その上部は、縁が人間の顔の鼻下部分/上唇部分に適合することを特徴とする請求項5に記載の治療装置。
  11. 前記調整可能な加熱装置(3)は、PTC素子であることを特徴とする請求項1に記載の治療装置。
  12. 前記加熱装置(3)は、一方では、時間制御装置を介して、選択可能な時間の設定値を選択して操作可能であり、他方では、暖かい空気流の温度調整をするために、調整可能な動作制御に影響されることを特徴とする請求項1に記載の治療装置。
  13. 暖かい空気の排出側に設けられた温度センサーは、前記の動作制御、あるいは前記加熱装置を取り決めることを特徴とする請求項12に記載の治療装置。
  14. 高周波電磁界(電磁波ストレス)の外側への放射を減少させていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の治療装置。
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