JP2005528151A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 女性の子宮頸部から細胞およびその他の生物学的材料を自分自身で採取するための装置であって、
   女性の子宮頸部を捉え、前記子宮頸部の指による触診を行なうための中央開口部を有する子宮頸部案内リング；
   近位端である第１の端部および遠方端である第２の端部、ならびに前記子宮頸部案内リングを前記近位第１端に近接して可動に取り付けるためのヒンジ手段を有する挿入ハンドル；
   女性の子宮頸部に組織採取器具をガイドするための手段；および
   採取器具を汚染から守るための手段
   からなる採取装置。
2. 前記採取器具を女性の子宮頸部へと案内するための手段が、前記挿入ハンドルの第１及び第２端部の間にある長手溝、挿入ハンドルの第１端部近傍の止め具、および前記長手溝と摺動可能に結合する突起を含んでいる請求項１に記載の採取装置。
3. 前記突起が、前記採取器具上に位置している請求項２に記載の採取装置。
4. さらに器具収容部を有し、前記突起が該器具収容部に位置している請求項２に記載の採取装置。
5. 前記子宮頸部案内リングを挿入ハンドルの第一の端部に近接して可動に取り付けるためのヒンジ手段が、一方向性のラチェット機構である請求項１に記載の採取装置。
6. 女性の子宮頸部から細胞または他の生物学的試料を採取するための方法であって、
   挿入ハンドル、子宮頸部案内リング、および該リングを前記挿入ハンドルへと可動に取り付けるための手段を有する子宮頸部案内器具を、ユーザの膣の膣口を通って挿入する工程；
   ユーザの子宮頸部をリングの中央に捉えるために、リングを垂直位置まで十分に持ち上げる工程；
   子宮頸部を指で触診することにより、リングを介して子宮頸部が適切に捉えられていることを確認する工程；
   採取器具をユーザの膣の膣口を通って子宮頸部まで案内する工程；
   組織の試料を採取すべく前記採取器具で子宮頸部を拭う工程；
   前記採取器具をユーザの膣から取り出す工程；および
   前記子宮頸部案内器具をユーザの膣から取り出す工程
   を有している方法。
7. 前記採取器具をユーザの膣の膣口を通って子宮頸部まで案内する工程が、さらに、
   前記採取器具上の突起を、前記子宮頸部案内器具の前記ハンドルの溝に摺動可能に結合させる工程
   を有している請求項６に記載の方法。
8. 事後の分析のため前記組織試料を固定器内に封止する工程
   をさらに有している請求項６に記載の方法。
9. 女性の子宮頸部から細胞または他の生物学的試料を採取するための方法であって、
   女性の子宮頸部を捉え、前記子宮頸部の指による触診を行なえるように、中央開口を備えた子宮頸部案内リング；
   第一の端部、第二の端部および前記第一の端部の近傍に傾斜突起部を有する中空の挿入ハンドル；
   子宮頸部案内リングを前記第一の端部に近接して可動に取り付けるためのヒンジ手段；および
   女性の子宮頸部に組織採取器具を案内するための手段
   からなる採取装置。
10. 前記子宮頸部案内リングを挿入ハンドルの第一の端部に近接して可動に取り付けるためのヒンジ手段が、一方向性のラチェット機構である請求項９に記載の採取装置。
11. 採取器具をユーザの膣の膣口を通って子宮頸部まで案内する工程が、さらに、
    前記採取器具に対する保護収容部上の突起を、子宮頸部案内器具のハンドルの溝に摺動可能に結合させる工程
    を有している請求項６に記載の方法。