JP2005527594A - アスコマイシン誘導体の多形体 - Google Patents

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Abstract

式(I):
【化4】
Figure 2005527594

を有する化合物の2つの新しい結晶性多形体、その使用方法及びその製造方法が開示されている。

Description

本発明は、公知の免疫抑制剤の2つの新規な結晶性多形体、その製造方法、その相互変換方法、薬剤としてのその使用方法、及び前記した新規な結晶性多形体を含む医薬組成物に関する。
ストレプトマイセス・ツクアエンシス(S.tsukuaensis)株から単離した大環状化合物FK−506が免疫抑制活性を示すことは臨床的に認められているが、哺乳動物におけるその毒性によりその使用が制限されている。しかしながら、FK−506の活性により、優れた特性を有するFKタイプ化合物の新規アナログを発見しようとする努力が進められている。
1つの特に有力なアナログは、式(I):
Figure 2005527594
で表される大環状ラクトンである。この免疫抑制剤の製造は、援用により本明細書に含まれるとする1998年1月13日に付与された本出願人の米国特許第5,708,002号明細書に初めて開示された。この特許明細書に開示されている方法では、非晶質形態の化合物が生ずる。
今回予期せぬことに、上記した大環状化合物が結晶形I及びIIと称される2つの新規な結晶性多形体として製造され得ることが知見された。結晶形Iは化合物の製造において使用され、結晶形IIはコストのかかるクロマトグラフィーを省略するために化合物の精製において使用される。加えて、各結晶形が独立して製造され、結晶形IIは結晶形Iに変換され得ることも知見された。
本発明によれば、式(I)の化合物の2つの新規な結晶性多形体が存在する。同定を助けるために、これらの結晶性多形体を式(I)の化合物の結晶形I及び結晶形IIと称する。
Figure 2005527594
結晶形I、好ましくは実質的に純粋な結晶形Iは、それぞれ図1、3及び5に示す代表的な粉末X線回折パターン、13C固体核磁気共鳴スペクトル及び示差走査熱分析曲線を有する。図1に示す結晶形I、好ましくは実質的に純粋な結晶形Iの粉末X線回折パターンにおける特徴的なピークの2θ角位置は8.2°±0.1°、8.4°±0.1°、11.8°±0.1°、12.9°±0.1°、13.8°±0.1°、15.1°±0.1°、15.4°±0.1°、17.0°±0.1°、18.2°±0.1°及び18.7°±0.1°である。
式(I)の化合物の結晶形I、好ましくは実質的に純粋な結晶形Iは、非晶質形態の式(I)の化合物を適当な溶媒(例えば、酢酸エチルまたは酢酸イソプロピルなどのC3−6エステル、最も好ましくは酢酸イソプロピル)中に溶解し、場合により溶液を濾過し、濾液を抗−溶媒(例えば、ヘキサンまたはヘプタンなどのC5−9アルカン、最も好ましくはヘプタン)で処理し、所望の多形体を単離することにより製造され得る。好ましい方法では、非晶質形態の式(I)の化合物を(約70〜約75℃で)加熱しながら酢酸イソプロピル(化合物1kgあたり約3〜約4L、好ましくは化合物1kgあたり約3.5L)中に溶解し、濾過する。溶液をヘプタン(化合物1kgあたり約3.2〜約4.3L、好ましくは化合物1kgあたり約3.75L)で処理し、室温に冷却し、約3時間撹拌し、更にヘプタン(化合物1kgあたり約5.0〜約6.4L、好ましくは化合物1kgあたり約5.7L)でゆっくり処理し、濾過すると、所望の多形体が得られる。
結晶形II、好ましくは実質的に純粋な結晶形IIは、それぞれ図2、4及び6に示す代表的な粉末X線回折パターン、13C固体核磁気共鳴スペクトル及び示差走査熱分析曲線を有する。図2に示す実質的に純粋な結晶形IIの粉末X線回折パターンにおける特徴的なピークの2θ角位置は6.8°±0.1°、8.2°±0.1°、8.4°±0.1°、8.87°±0.1°、10.7°±0.1°、11.8°±0.1°、15.0°±0.1°、15.7°±0.1°、16.1°±0.1°、16.7°±0.1°及び17.1°±0.1°である。
式(I)の化合物の結晶形II、好ましくは実質的に純粋な結晶形IIは、非晶質形態の式(I)の化合物を適当な溶媒(例えば、ジエチルエーテルまたはメチルtert−ブチルなどのC4−7エーテルまたはアセトンまたはブタノンなどの水とC3−6ケトンの混合物、最も好ましくはメチルtert−ブチルエーテルまたは水と2−ブタノンの混合物)中に溶解し、場合によりジエチルエーテルまたはメチルtert−ブチルなどのC4−7エーテル、最も好ましくはメチルtert−ブチル)を添加し、生じた混合物を結晶形IIの種晶と接触させる。混合物を場合により抗−溶媒(例えば、ヘキサンまたはヘプタンなどのC5−9アルカン、最も好ましくはヘプタン)で処理し、所望多形体を単離する。好ましい方法では、非晶質形態の式(I)の化合物を93:7wt/wt 2−ブタノン/水(化合物1gあたり約1.7〜約2.1g、好ましくは化合物1gあたり約1.9g)中に溶解し、約50℃に加熱し、メチルtert−ブチル(化合物1gあたり約8.5〜約10.0g、好ましくは化合物1gあたり約9.3g)で処理し、結晶形IIの種晶と2回接触させ、ヘプタン(化合物1gあたり約2〜約9g、好ましくは化合物1gあたり約5.4g)で処理し、室温に冷却し、濾過すると、所望の多形体が得られる。
式(I)の化合物の結晶形I、好ましくは実質的に純粋な結晶形Iは、精製を容易とすべく結晶形IIを中間体として用いても製造され得る。結晶形IIを適当な溶媒(例えば、C3−6アセテート(例:酢酸エチルまたは酢酸イソプロピル最も好ましくは酢酸イソプロピル)中に溶解し、場合により濾過する。濾液を抗−溶媒(例えば、ヘキサンまたはヘプタンなどのC5−9アルカン、最も好ましくはヘプタン)で処理した後濾過すると、所望の多形体が単離される。場合により、全過程を結晶性多形体Iまで繰り返してもよい。好ましい方法では、結晶形IIを酢酸イソプロピル(化合物1gあたり約2.5〜約3.5ml、好ましくは化合物1gあたり約3ml)中に溶解し、濾過する。濾液をヘプタン(化合物1gあたり約8〜約10ml、好ましくは化合物1gあたり約9.1ml)で処理し、濾過すると、所望の多形体が単離される。
本発明は、式(I)の化合物の実質的に純粋な結晶形Iを医薬的に許容され得る担体と共に含む医薬組成物をも提供する。
本発明は、式(I)の化合物の実質的に純粋な結晶形IIを医薬的に許容され得る担体と共に含む医薬組成物をも提供する。
皮膚炎症を局所治療するための好ましい医薬組成物は、約1.0重量%の量の治療有効量の式(I)の化合物の実質的に純粋な結晶形Iまたは結晶形II、約0.1重量%の量の2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、約51.4重量%のミリスチン酸イソプロピル、約9.9重量%の量のジメチルイソソルビド、約14.8重量%の量のトランスクトール、約0.99重量%の量の自己乳化性グリセロールモノステアレート(1:1 グリセロールモノステアレート/ポリオキシエチレン100ステアレート)、約1.98重量%の量のグリセロールモノラウレート及び約19.8重量%の量のエチレン−酢酸ビニルコポリマーを含む。
この医薬組成物は、ミリスチン酸イソプロピル、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、自己乳化性グリセロールモノステアレート(1:1 グリセロールモノステアレート/ポリオキシエチレン100ステアレート)及びグリセロールモノラウレートの混合物を約90℃の温度で溶融し、混合物を約80℃に冷却し、混合物を式(I)の化合物の実質的に純粋な結晶形Iまたは結晶形II、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、ジメチルイソソルビド及びトランスクトールを含む溶液で処理し、生じた混合物を室温に冷却することにより製造され得る。
本発明は、治療有効量の式(I)の化合物の実質的に純粋な結晶形Iを投与することを含む免疫抑制治療を要する患者の治療方法をも提供する。
本発明は、治療有効量の式(I)の化合物の実質的に純粋な結晶形IIを投与することを含む免疫抑制治療を要する患者の治療方法をも提供する。。
本明細書中、単数形“a”、“an”及び“the”は他の方法で明記しない限り複数の言及も含む。
本明細書中に使用されている下記用語は指定の意味を有する。
本明細書中、用語「アルキル」は直鎖または分枝鎖飽和炭化水素から誘導される1価の基を指す。
本明細書中、用語「C5−9アルカン」は5〜9個の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖炭化水素を指す。C5−9アルカンの例にはペンタン、2,2−ジメチルペンタン、ヘキサン及びノナンが含まれるが、これらに限定されない。
本明細書中、用語「抗−溶媒」は化合物を溶液から沈殿させる溶媒を指す。
本明細書中、用語「C3−6エステル」は3〜6個の炭素原子を含有する式RCOR’(ここで、R及びR’は直鎖または分枝鎖アルキル基である)の溶媒を指す。C3−6エステルの例には酢酸メチル、酢酸エチル及び酢酸イプロピルが含まれるが、これらに限定されない。
本明細書中、用語「C4−7エ−テル」は4〜7個の炭素原子を含有する式ROR’(ここで、R及びR’は直鎖または分枝鎖アルキル基である)の溶媒を指す。C4−7エ−テルの例にはジエチルエーテル及びメチルtert−ブチルエーテルが含まれるが、これらに限定されない。
本明細書中、用語「C3−6ケトン」は3〜6個の炭素原子を含有する式RC(O)R’(ここで、R及びR’は直鎖または分枝鎖アルキル基である)の溶媒を指す。C3−6ケトンの例には2−ブタノン、2−ヘキサノン及び3−ヘキサノンが含まれるが、これらに限定されない。
本明細書中、用語「適当な溶媒」は約20〜約35℃の液体であり、再結晶において使用され得る物質または物質の混合物を指す。
式(I)の化合物の多形体に関して使用される用語「実質的に純粋」は式(I)の化合物の多形体の結晶形Iまたは結晶形IIが約90%以上の純度を有することを指す。これは、式(I)の化合物の多形体が他の化合物を約10%以上含有しない、特に式(I)の化合物の他の形態を約10%以上含有しないことを意味する。より好ましくは、用語「実質的に純粋」は式(I)の化合物の多形体の結晶形Iまたは結晶形IIが約95%以上の純度を有することを指す。これは、式(I)の化合物の多形体が他の化合物を約5%以上含有しない、特に式(I)の化合物の他の形態を約5%以上含有しないことを意味する。更に好ましくは、用語「実質的に純粋」は式(I)の化合物の多形体の結晶形Iまたは結晶形IIが約97%以上の純度を有することを指す。これは、式(I)の化合物の多形体が他の化合物を約3%以上含有しない、特に式(I)の化合物の他の形態を約3%以上含有しないことを意味する。
サンプルの粉末X線回折分析は次のように実施した。X線回折分析用サンプルを微粉に粉砕し、ゼロバックグラウンドプレートを収容したキャビティ型サンプルホルダー中に充填した。サンプルを、1.8kwで動作する正常焦点銅X線チューブを備えたScintag X−2θ/θ回折計及びPeltier冷却式検出システムを用いて分析した。サンプルを1°/分の速度で2.00から40.00°まで連続的に走査した。回析データは、Scintagの回折管理ソフトウェアNT(DMSNT)を用いてコンピューターにより集めた。
多形体について特徴的な粉末X線回折パターンピーク位置を角位置(2θ)及び±0.1°の許容変動性で報告する。この許容変動性は米国薬局方のp.1843−1884(1995)で規定されている。±0.1°の変動性は、2つの粉末X線回折パターンを比較するときに使用されると考えられる。実際、1つのパターンからの回折パターンピークが測定ピーク位置±0.1°の角位置(2θ)の範囲に帰属され、これらのピーク位置の範囲が重複しているならば、これらの2つのピークは同一の角位置(2θ)を有すると見做される。例えば、1パターンからの回折パターンピークが5.2°のピーク位置を有すると測定されたならば、比較の目的で許容変動性によりピークは5.1〜5.3°の位置に帰属し得る。他の回折パターンからの比較ピークが5.3°のピーク位置を有すると測定されたならば、比較の目的で許容変動性によりピークは5.2〜5.4°の位置に帰属し得る。ピーク位置の2つの範囲(すなわち、5.1〜5.3°及び5.2〜5.4°)間で重複しているならば、比較しようとする2つのピークは同一の角位置(2θ)を有すると見做される。
サンプルの固体核磁気共鳴分析は以下のように実施した。Bruker AMX−400MHz機器を次のパラメータで用いた:
CP−MAS(干渉偏光マジック角スピニング);13Cの分光計周波数=100.627950087186MHz;パルス系列:vacp21ev;接触時間=3ミリ秒;温度=周囲室温;スピン速度=7000Hz;緩和減衰=5.000秒;90°13Cパルス幅=3.6マイクロ秒;90°Hパルス幅=4.5マイクロ秒;収集時間=0.067秒;掃引幅=30487.8Hz;4000スキャン。
2つのサンプルの示差走査熱量分析は以下のように実施した。TA Instrument示差走査熱量計(モデル2920)及びThermal Solutions操作ソフトウェア(バージョン1.2J)を使用してデータを収集した。データをユニバーサル分析ソフトウェア(バージョン2.6D)を用いて分析した。結晶形Iのサンプル重量は4.740mgであり、結晶形IIのサンプル重量は7.485mgとした。各サンプルをアルミニウム皿に置き、カバーを被せたが、密封はしなかった。サンプルを室温から250℃まで10℃/分で加熱した。炉に50ml/分の速度で窒素をパージした。
皮膚炎症の局所治療用の好ましい医薬組成物は、
(a)約1.0重量%の量の治療有効量の式(I)の化合物の実質的に純粋な結晶形II、
(b)約0.1%の量の2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、
(c)約51.4重量%のミリスチン酸イソプロピル、
(d)約9.9重量%の量のジメチルイソソルビド、
(e)約14.8重量%の量のトランスクトール、
(f)約0.99重量%の量の自己乳化性グリセロールモノステアレート(1:1 グリセロールモノステアレート/ポリオキシエチレン100ステアレート)、
(g)約1.98重量%の量のグリセロールモノラウレート、及び
(h)約19.8重量%の量のエチレン−酢酸ビニルコポリマーを含む。
上記組成物はインビボのブタ接触過敏症効果試験で常に優れており(>50%抑制 薬物対プラセボ)、インビトロでヒトの表皮及び真皮への薬物の浸透を示し、物理的及び化学的に安定であった(40℃で6ヶ月での分解<10%)。異なる量の活性化合物を含有する組成物の結果を以下に示す。
Figure 2005527594
Figure 2005527594
Figure 2005527594
Figure 2005527594
Figure 2005527594
Figure 2005527594
下記実施例は、式(I)の化合物の新規な結晶性多形体の製造及び結晶形IIを介する結晶形Iの合成を更に説明するのに役立つであろう。融点は未補正である。
(実施例1)
式(I)の化合物の結晶形Iの製造
酢酸イソプロピル(3.5L)中に(1998年1月13日に付与された米国特許第5,708,002号明細書に記載されている方法に従って製造した)式(I)の化合物(1029g)を含む溶液を70〜75℃に加温し、粗ガラス漏斗を介して濾過した。溶液をヘプタン(3.75L)で処理し、室温で3時間撹拌し、更にヘプタン(5.65L)を滴下漏斗により約3時間かけて添加することにより処理した。生じた沈殿を濾過により集め、濾過ケーキを15% 酢酸イソプロピル/ヘプタン(約2L)及びヘプタン(2L)で順次洗浄した。濾過ケーキを真空下窒素を流しながら95℃で60時間乾燥させて、837gの結晶形Iを白色固体として得た。融点 180〜182℃。
(実施例2)
式(I)の化合物の結晶形IIの製造
93:7wt/wt 2−ブタノン/水(14.2g)中に(1998年1月13日に付与された米国特許第5,708,002号明細書に記載されている方法に従って製造した)式(I)の化合物(7.56g)を含む溶液を約50℃に加熱し、メチルtert−ブチルエーテル(69.9g)で処理した。溶液を結晶形IIの種晶で2回(全部で10〜15mg)処理し、約30分後混合物を数分間かけてヘプタン(41.2g)を滴下して処理した。温度を約50℃に約1時間保持した後、約5℃/時の速度で室温まで冷却した。懸濁液を室温で約4日間撹拌した後濾過した。濾過ケーキを真空下で乾燥して、4.72gの結晶形IIを白色固体として得た。融点 121〜124℃。
(実施例3)
式(I)の化合物の結晶形IIの種晶の作成
種晶を添加することを除いて、種晶は実施例2に記載されている方法により作成され得る。
(実施例4)
結晶形IIを介する式(I)の化合物の結晶形Iの精製
室温においてメチルtert−ブチルエーテル(240ml)中に(1998年1月13日に付与された米国特許第5,708,002号明細書に記載されている方法に従って製造した)式(I)の粗化合物(12.0g,3:2比のN1/N2/テトラゾール異性体)を含む溶液を、該溶液の濃度が約6mg/mlに安定化するまで撹拌した後、濾過した。濾過ケーキをメチルtert−ブチルエーテルで洗浄し、真空下で乾燥して、4.29gの結晶形IIを白色固体(融点 125〜131℃、HPLCピーク面積純度 87%)として得た。前記固体をゆっくり加温(約50〜約70℃)しながら酢酸イソプロピル(25ml)中に溶解し、濃縮し、メチルtert−ブチルエーテル(45ml)中に溶解した。懸濁液を約2時間ゆっくり還流加熱し、室温に冷却し、約2日間撹拌した。沈殿を濾過により集め、メチルtert−ブチルエーテルで洗浄して、3.78gの結晶形IIを固体(融点 125〜131℃;HPLCピーク面積純度 91%)として得た。前記固体を酢酸イプロピル(25ml)中に溶解し、濃縮し、酢酸イソプロピル(25ml)中に再溶解し、濃縮した。残渣をメチルtert−ブチルエーテル(37ml)中に溶解し、約90分間ゆっくり還流加熱し、室温に冷却し、約20時間撹拌した。沈殿を濾過により集めて、3.27gの結晶形IIを固体(融点 126〜129℃;HPLCピーク面積純度 94%)として得た。前記固体を酢酸イソプロピル(10ml)中に溶解し、10−15mmフィルターを介して濾過した。フィルターを別の酢酸イソプロピル(2ml)で洗浄し、合わせた溶液を別のヘプタン(12ml)で処理した。混合物を室温で約10分間撹拌し、ヘプタン(18ml)で30分間処理し、約16時間撹拌した。沈殿を濾過により集め、20% 酢酸イソプロピル/ヘプタンですすぎ、真空(約0.5mmHg)下で乾燥して、3.00gの固体(融点 125〜130℃及び188℃、このことは結晶形I及び結晶形IIの混合物であることを示す;HPLCピーク面積純度 96%)を得た。前記固体を酢酸イソプロピル(12ml)中に溶解し、約70℃に加熱し、室温に冷却し、1.5時間撹拌した。固体サンプルは120〜135℃で溶融しなかった。このことは結晶形IIが存在しないことを示す。前記固体をヘプタン(21ml)で処理し、12〜16時間撹拌し、濾過した。濾過ケーキを20% 酢酸イソプロピル/ヘプタンですすぎ、真空(0.5mmHg)下で乾燥して、2.50gの結晶形I(融点 185〜188℃;0.26% N2−テトラゾール異性体を含むHPLCピーク面積純度 96%;回収率 35%)を得た。
(実施例5)
式(I)の化合物の結晶形Iの医薬組成物の調製(ポリマー軟膏組成物“R+”)
ミリスチン酸イソプロピル(51.4g)、エチレン−酢酸ビニルコポリマー(Allied Signalから購買したAC400;19.8g)、自己乳化性グリセロールモノステアレート(Uniqemaから購入したArlacel 165;0.99g)及びグリセリルモノラウレート(Sasolから購入したImwitor 312;1.98g)の混合物を撹拌しながら90℃で溶融させた。混合物を80℃に冷却し、ジエチルイソソルビド(9.9g)及びトランスクトール(14.8g)中に式(I)の化合物の結晶形I(1.0g)及び2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(0.1g)を含む室温溶液で処理した。混合物を撹拌しながら室温に冷却して、所望生成物を得た。
(実施例6)
式(I)の化合物の結晶形Iの医薬組成物の調製(ポリマー軟膏組成物“L”)
ミリスチン酸イソプロピル(29.7g)、エチレン−酢酸ビニルコポリマー(Allied Signalから購入したAC400;19.8g)及びプロピレングリコールモノラウレート(Gattefosseから購入;34.7g)の混合物を撹拌しながら90℃で溶融させた。混合物を80℃に冷却し、ジメチルソルビド(14.9g)中に式(I)の化合物の結晶形I(1.0g)を含む室温溶液で処理した。混合物を撹拌しながら室温に冷却して、所望生成物を得た。
(実施例7)
式(I)の化合物の結晶形Iの医薬組成物の調製(ワセリン軟膏組成物“A+”)
米国薬局方白色ワセリン(74.8g)、白色ワックス(7.4g)、セレシンワックス(2.0g)及びBrij 72(5.0g)の混合物を60〜70℃の水浴において溶融させた。ホモジナイザーを用いて撹拌しながら、混合物をプロピレンカーボネート(9.9g)中に式(I)の化合物の結晶形I(0.8g)及び2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルプロパン(0.1g)を含む60〜70℃溶液で処理した。この混合物を高速で更に1〜2分間撹拌し、水浴から取り出し、低速で3分間撹拌した後、低剪断混合するために磁気撹拌棒で撹拌し、室温まで放冷して、所望生成物を得た。
(実施例8)
式(I)の化合物の結晶形Iの医薬組成物の調製(クリーム組成物“BB+”)
セトステアリルアルコール(10g)、グリセリルモノステアレート(10g)、自己乳化性グリセロールモノステアレート(Uniqemaから購入したArlacel 165;2.0g)及び白色ワックス(2.0g)の混合物を撹拌しながら50〜60℃で溶融させた。ホモジナイザーを用いて混合しながら、50℃に加熱した水(42g)を添加した。混合物をジメチルイソソルビド(10g)、トランスクトール(10g)、プロピレンカーボネート(10g)及び2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(0.1g)中に式(I)の化合物の結晶形I(3.0g)を含む50〜60℃懸濁液で処理した。Germabem(1.0g)を添加し、混合物を撹拌しながら室温に冷却して、所望生成物を得た。
(実施例9)
式(I)の化合物の結晶形Iの別のクリーム医薬組成物の調製(クリーム組成物“U”)
式(I)の化合物の結晶形I(0.75g)を65℃において撹拌しながらCapmul MCM(58g;Abitecから購入)中に溶解した。白色ワックス(11.6g)を添加し、Motomatic撹拌機を用いて混合しながら溶融させた。水(29g)中にCarbopol 980(0.6g;B.F.Goodrichから購入)を含む分散液を添加した後、十分に混合しながらトリエタノールアミン(0.1g)を添加して、Carbopolを中和し、ゲル化した。生成物をBiospecホモジナイザーを用いて1〜2分間混合し、室温まで放冷した。
上記は単に本発明の例示にすぎず、本発明を開示されている実施態様に限定するつもりはない。当業者に自明の変更及び変化が請求の範囲に規定されている本発明の範囲内であると認められる。
式(I)の化合物の実質的に純粋な形態I結晶性多形体の代表的な粉末X線回折パターンである。 式(I)の化合物の実質的に純粋な形態II結晶性多形体の代表的な粉末X線回折パターンである。 式(I)の化合物の実質的に純粋な形態I結晶性多形体の代表的な400MHz固体13C核磁気共鳴スペクトルである。 式(I)の化合物の実質的に純粋な形態II結晶性多形体の代表的な400MHz固体13C核磁気共鳴スペクトルである。 式(I)の化合物の実質的に純粋な形態I結晶性多形体の代表的な示差走査熱分析曲線である。 式(I)の化合物の実質的に純粋な形態II結晶性多形体の代表的な示差走査熱分析曲線である。加熱時の形態IIの形態Iへの変換により2つのピークが示されている。

Claims (35)

  1. 粉末X線回折パータンにおいて8.2°±0.1°、8.4°±0.1°、11.8°±0.1°、12.9°±0.1°、13.8°±0.1°、15.1°±0.1°、15.4°±0.1°、17.0°±0.1°、18.2°±0.1°及び18.7°±0.1°の2θ値に特徴的なピークを有する式(I):
    Figure 2005527594
    の化合物の結晶性多形体。
  2. 粉末X線回折パータンにおいて8.2°±0.1°、8.4°±0.1°、11.8°±0.1°、12.9°±0.1°、13.8°±0.1°、15.1°±0.1°、15.4°±0.1°、17.0°±0.1°、18.2°±0.1°及び18.7°±0.1°の2θ値に特徴的なピークを有する式(I)の化合物の実質的に純粋な結晶性多形体。
  3. 粉末X線回折パータンにおいて6.8°±0.1°、8.2°±0.1°、8.4°±0.1°、8.87°±0.1°、10.7°±0.1°、11.8°±0.1°、15.0°±0.1°、15.7°±0.1°、16.1°±0.1°、16.7°±0.1°及び17.1°±0.1°の2θ値に特徴的なピークを有する式(I)の化合物の結晶性多形体。
  4. 粉末X線回折パータンにおいて6.8°±0.1°、8.2°±0.1°、8.4°±0.1°、8.87°±0.1°、10.7°±0.1°、11.8°±0.1°、15.0°±0.1°、15.7°±0.1°、16.1°±0.1°、16.7°±0.1°及び17.1°±0.1°の2θ値に特徴的なピークを有する式(I)の化合物の実質的に純粋な結晶性多形体。
  5. (a)式(I)の化合物を適当な溶媒中に溶解し、(b)場合によりステップ(a)の生成物を濾過し、(c)ステップ(b)の濾液を抗−溶媒で処理し、(d)こうして得た所望の多形体を単離することを含む請求項2に記載の実質的に純粋な結晶性多形体の製造方法。
  6. 適当な溶媒がC3−6エステルである請求項5に記載の方法。
  7. 適当な溶媒が酢酸イソプロピルである請求項6に記載の方法。
  8. 抗−溶媒がC5−9アルカンである請求項5に記載の方法。
  9. 抗−溶媒がヘプタンである請求項8に記載の方法。
  10. ステップ(a)を約70〜約75℃で実施する請求項5に記載の方法。
  11. ステップ(c)を約20〜約25℃で実施する請求項5に記載の方法。
  12. (a)式(I)の化合物を適当な溶媒中に溶解し、(b)場合によりステップ(a)の生成物をC4−7エーテルで処理し、(c)場合によりステップ(b)の生成物を抗−溶媒で処理し、(d)ステップ(c)の生成物を撹拌し、(e)こうして得た所望の多形体を単離することを含む請求項4に記載の実質的に純粋な結晶性多形体の製造方法。
  13. 結晶化を促すために式(I)の化合物の結晶形IIを用いる請求項12に記載の方法。
  14. 適当な溶媒がC4−7エーテルである請求項12に記載の方法。
  15. 適当な溶媒がメチルtert−ブチルエーテルである請求項14に記載の方法。
  16. 適当な溶媒がC3−6ケトンと水の混合物である請求項12に記載の方法。
  17. 適当な溶媒が2−ブタノンと水の混合物である請求項16に記載の方法。
  18. 4−7エーテルがメチルtert−ブチルエーテルである請求項18に記載の方法。
  19. 抗−溶媒がC5−9アルカンである請求項12に記載の方法。
  20. 抗−溶媒がヘプタンである請求項20に記載の方法。
  21. ステップ(a)、(b)及び(c)を約50℃で実施する請求項12に記載の方法。
  22. ステップ(d)を約20〜約25℃で実施する請求項12に記載の方法。
  23. (a)請求項4に記載の実質的に純粋な結晶性多形体を適当な溶媒中に溶解し、(b)場合によりステップ(a)の生成物を濾過し、(c)ステップ(b)の濾液を抗−溶媒で処理し、(d)こうして得た所望の多形体を単離することを含む請求項2に記載の実質的に純粋な結晶性多形体の製造方法。
  24. 適当な溶媒がC3−6エステルである請求項24に記載の方法。
  25. 適当な溶媒が酢酸イソプロピルである請求項25に記載の方法。
  26. 抗−溶媒がC5−9アルカンである請求項24に記載の方法。
  27. 抗−溶媒がヘプタンである請求項27に記載の方法。
  28. ステップ(a)を約70℃で実施する請求項24に記載の方法。
  29. ステップ(c)を約25℃で実施する請求項24に記載の方法。
  30. 請求項2に記載の実質的に純粋な結晶性多形体を医薬的に許容され得る担体と共に含む医薬組成物。
  31. 請求項4に記載の実質的に純粋な結晶性多形体を医薬的に許容され得る担体と共に含む医薬組成物。
  32. (a)約1.0重量%の量の治療有効量の請求項2に記載の実質的に純粋な結晶性多形体、(b)約0.1%の量の2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、(c)約51.4重量%のミリスチン酸イソプロピル、(d)約9.9重量%の量のジメチルイソソルビド、(e)約14.8重量%の量のトランスクトール、(f)約0.99重量%の量の自己乳化性グリセロールモノステアレート(1:1 グリセロールモノステアレート/ポリオキシエチレン100ステアレート)、(g)約1.98重量%の量のグリセロールモノラウレート、及び(h)約19.8重量%の量のエチレン−酢酸ビニルコポリマーを含む皮膚炎症を局所治療するための医薬組成物。
  33. (a)ミリスチン酸イソプロピル、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、自己乳化性グリセロールモノステアレート(1:1 グリセロールモノステアレート/ポリオキシエチレン100ステアレート)及びグリセロールモノラウレートの混合物を約90℃の温度で溶融し、(b)ステップ(a)の生成物を約80℃に冷却し、(c)ステップ(b)の生成物をジメチルイソソルビド及びトランスクトール中に請求項2に記載の実質的に純粋な結晶性多形体及び2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノールを含む溶液で処理し、(d)ステップ(c)の生成物を室温に冷却することを含む皮膚炎症を局所治療するための医薬組成物の製造方法。
  34. 治療有効量の請求項2に記載の実質的に純粋な結晶性多形体を投与することを含む免疫抑制治療を要する患者の治療方法。
  35. 治療有効量の請求項4に記載の実質的に純粋な結晶性多形体を投与することを含む免疫抑制治療を要する患者の治療方法。
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