JP2005524761A - 洗剤システム - Google Patents

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Abstract

本発明は、サブユニットの少なくとも1つが、液体、ペースト又はゲルで満たされた水溶性カプセル又はパウチであり、サブユニットが水溶性フィルムラップ中に共に包まれる、予備成形された複数のサブユニットを含む洗剤システムに関する。
本発明はまた、前記洗剤システムの製造方法及び前記洗剤システムを用いた洗浄方法に関する。

Description

本発明は、洗浄性の分野におけるものであり、特に、水溶性フィルムラップ中に共に包まれた、予備成形された複数のサブユニットを含む、単位投与形態の洗剤システムに関する。
洗濯洗剤及び食器洗い洗剤製品は現在、固体顆粒組成物及び錠剤、又は液体組成物などの多様な形態で市場において見ることができる。これによって消費者は使用できる洗剤製品を選択できる。
現在使用されているある種の洗剤成分は、例えば、これらの成分は水不溶性であり、液体洗剤組成物中に包含するのは困難若しくは費用がかかるという理由から、又はこれらの材料は、典型的には固体形態で輸送及び供給され、それらを液体洗剤組成物中に包含させるには余分な加工段階を必要とするという理由から、典型的には固体形態で製造及び加工されている。このような洗剤成分は、ゼオライトのような水不溶性ビルダーを含有し、この水不溶性ビルダーは、典型的には20%未満の限定された量で、液体洗剤組成物中に含有することができる。また、ある成分、例えばある種の酵素小球は安定性の理由のため顆粒形態で成形され、固体形態で供給及び加工される。
反対に、現在使用されているある種の洗剤成分は、典型的には、液体形態で製造及び加工されているものである。これらの液体成分は固体洗剤組成物に含有することが困難であり又は費用がかかる。さらに、特定の成分は典型的には液体形態で洗剤製造業者に輸送及び供給され、それを固体洗剤組成物に含有させるには、追加の及び時として費用のかかるプロセス工程を必要とする。かかる洗剤成分の例は、界面活性剤、特に室温でしばしば液体であるか又は通常液体形態で洗剤製造業者に輸送及び供給される非イオン性界面活性剤である。
それ故に、製剤のコストをできるだけ小さくするために、固体及び液体成分の両方を含む洗浄システムを有することが望ましい。それに加えて、固体及び液体成分の両方を有することにより、洗剤システムの最大効率が可能となる。というのは、特定の成分(例えば、不溶性又は可溶性ビルダー)は固体として運ばれる場合により効果的であり、特定の成分(例えば、より高い濃度で運ばれ得るような界面活性剤)は液体として運ばれる場合により効果的であるからである。
本発明は、予備成形された複数のサブユニットを含む、単位投与量形態の洗剤システムであって、上記サブユニットの少なくとも1つが、液体、ペースト又はゲルで満たされた水溶性カプセル又はパウチであり、上記サブユニットが水溶性フィルムラップ中に共に包まれる洗剤システムに関する。予備成形されたサブユニットは、完全な洗剤組成物又は洗剤組成物の構成成分であってもよく、共に組み合わされて完全な洗剤組成物を成形する。上記サブユニットは、独立して成形され、その後フローラップ(flow wrap)によって共に包まれる。上記サブユニットは、固体又は液体、ペースト又はゲルであり得るが、好ましくは、上記サブユニットの1つは、錠剤形態の固体組成物である。
本発明のシステムは、特にサブユニットの1つが錠剤形態の固体組成物である場合には、このようなシステムに関連する材料及び/又は装置コストをできるだけ小さくしつつ、最大洗浄効率及び処方の柔軟性を可能にする。錠剤製造装置及びフローラッピング装置は、洗剤製造業社にとって容易に入手可能であり、本発明は、従来のシステムの使用によって、新しい利点、すなわち、使用前に洗剤製品の包みを解く必要がなく、同時に消費者の皮膚と洗剤製品とが接触しないことを可能にし、使用に際して最大限の簡便性を与える。
錠剤及び液体、ペースト又はゲルで満たされた水溶性カプセル又はパウチサブユニットの形態の固体組成物を含む洗剤システムは、錠剤が有する公知の利点、例えば高い製品密度、保存に必要な体積が少なくて済むこと、及び効率良い包装を示し、さらに、通常の錠剤化技術では達成不可能な量で、液体、ゲル又はペーストの同時放出又は連続的放出もまた可能にする。さらに、これらのシステムは、特に自動食器洗い機の場合において、ディスペンサー中での製品の適合性を良くする可撓性をある程度可能にする。
製造の観点から、粉末形態の代わりに錠剤形態での粒子状自動食器洗い製品を含む洗剤システムは、粉末を計量し包装する必要がなく、プロセスが複雑になり不正確になるということもなく、非常に便利である。また、上記プロセスは、しばしば時間が掛かり又埃を生成しやすく、その結果ラッピング材料上への埃の付着を避けるのが、非常に困難である可能性がある。これはしっかりとした密封を達成するのに不利益である可能性がある。
本発明はまた、少なくとも1つの液体、ペースト又はゲルで満たされた水溶性カプセル又はパウチサブユニットを含有する、複数の予備成形されたサブユニットを含む洗剤システムを製造する方法及び使用する方法に関し、該当サブユニットは水溶性フィルムラップ中に共に包まれている。
本発明のシステムは、構成要素として、予備成形された複数のサブユニットを含み、ここで、該サブユニットの少なくとも1つは、液体、ペースト又はゲルで満たされた水溶性カプセル又はパウチ及び水溶性フィルムラップである。サブユニットの数は変動可能であるが、2つのサブユニットを有するシステムが製造の観点から好ましい。2つより多いサブユニットを有するシステムもまた、本明細書中で予想される。これらのシステムは、相容れない洗剤成分を分離することに価値があるだけでなく、異なる構成成分を連続して放出するということにも価値がある。
複数のサブユニットの組み合わせから生じる好ましいシステムは、洗浄製品又は布地ケア製品、好ましくは洗濯洗剤製品又は食器洗浄製品として使用するために設計される。典型的には、本明細書中のシステムは、1つ以上の単位投与が1回分の洗浄に十分であるような量の洗浄組成物を含む。上記洗剤システムはまた、自動食器洗いの場合におけるリンス組成物のような仕上げ組成物を包含することができる。
本システムは、錠剤及びカプセル又はパウチをフィルムラップ中に並んで包装されるか、又は好ましくは、錠剤の上部にカプセル又はパウチを接触させて、含むことができる。これを容易にするために、共に包む前にパウチが配置される上面に凹部が存在するように、上記錠剤を圧縮することができる。
本明細書中の組成物は、多種多様な任意成分を含むことができる。ある種の成分は、優先的に固体組成物に添加され、いくつかは優先的に液体に添加される。好ましくは、少なくとも1つ、より好ましくは両方の組成物は、少なくとも1つの界面活性剤を含み、この界面活性剤は、好ましい実施形態において非イオン界面活性剤である。
(固体組成物)
本発明は、好ましくは、少なくとも1つの固体洗剤成分を、好ましくは錠剤の形態で含む。好ましくは、上記固体構成成分は、実質的に液体組成物中に包含するのが困難であるかあるいは費用がかかる、又は、典型的には固体成分として移動又は供給され、実質的に液体組成物中に包含することを可能にするには追加の加工工程を必要とする成分を含む。
錠剤はいずれかの好適な方法を用いて成形され得るが、好ましくは圧縮、例えば錠剤圧縮機内での圧縮による。好ましくは、上記錠剤は、自動洗剤の構成成分、例えば食器洗い組成物又は洗濯洗剤組成物の成分をともに混合した後、少なくとも約3922kPa(40kg/cm2)、好ましくは少なくとも約24516kPa(250kg/cm2)、より好ましくは少なくとも約34323kPa(350kg/cm2(3.43kN/cm2))、なおさらに好ましくは約39226kPa(400kg/cm2)〜約196133kPa(2000kg/cm2)、特に約58840kPa(600kg/cm2)〜約117680kPa(1200kg/cm2)(明細書中の圧縮圧は、適応力を適用される力に対して横方向の錠剤の断面積、効果的には、圧縮機の金型の横方向の面の断面積によって除いたものである)の圧縮圧を適用することによって、圧縮成形された物品である。こうした錠剤は、最適な錠剤の完全性及び強度(例えば子供の咬合強度(Child Bite Strength)([CBS]試験により測定される)並びに製品溶解特性を提供するという観点から本明細書において好ましい。錠剤は少なくとも約6kg、好ましくは約8kgを超える、更に好ましくは約10kgを超える、特には約12kgを超える、及び更に好ましくは特に約14kgを超えるCBSを有し、このCBSは米国消費者製品安全委員会試験規格(US Consumer Product Safety Commission Test Specification)によって測定される。
錠剤は球、立方体などのような多様な幾何学的形状をとることができるが、好ましくは一般に円形、正方形又は長方形の横断面をもつ一般に軸対称の形態を有する。
錠剤は少なくとも1つの型をその表面に含むように調製され得る。型又は複数の型はまた、大きさ及び形状、並びにその位置、向き及び錠剤に関する位相について異なることが可能である。例えば型又は複数の型は、横断面が一般に円形、正方形又は楕円形であることができ;内部で閉じた穴、くぼみ又は凹部を錠剤表面に成形することができ、又はそれらは錠剤表面の接続していない領域(例えば軸に対して向かい合う表面)の間に広がり1以上の位相的な「穴」を錠剤内に成形することができ;並びに錠剤に関して軸方向に、又はそうでなければ対称的に配置されることができる、又は非対称的に配置されることができる。好ましくは、型は予備成形され、例えば特別に設計された錠剤圧縮機を用いて作り出され、その際洗剤組成物に接触する穿孔機の表面は、それが洗剤組成物に接触し及び押圧するときに、型又は複数の型を洗剤の錠剤に押し付けるように成形されている。好ましくは、型は、液体、ゲル又はペースト含有区画の改善された収納及び物理的貯蔵を提供するために、内側にくぼんだ又は一般にくぼんだ表面を有する。あるいは、型は中央インサートの周りに環状に配置された洗剤組成物の予備成形体を圧縮することにより作り出すことができ、それにより成形体の相対する表面の間に軸方向に伸びた穴形態の型を有する成形体を成形する。型のある錠剤は、無水の液体、無水ゲル若しくは無水ペースト食器洗い又は洗濯洗剤助剤組成物を含む区画に適合するという観点から非常に有用である。
上記固体組成物は、好ましくは、ビルダー、漂白系、酵素、泡抑制剤、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1つの成分を含む。
(界面活性剤)
本発明のシステムにおいて、洗剤界面活性剤は、単独でも、又はその他の構成成分(即ち、泡抑制剤)との組み合わせにおいても、好ましくは低発泡性である。本明細書に好適な界面活性剤には、陰イオン性界面活性剤、例えば、アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルグリセリルスルホネート、アルキル及びアルケニルスルホネート、アルキルエトキシカルボキシレート、N−アシルサルコシネート、N−アシルタウレート、アルキルサクシネート及びスルホサクシネートなどであり、これらのアルキル、アルケニル又はアシル部分は、C5〜C20、好ましくはC10〜C18の直鎖又は分枝状である;陽イオン性界面活性剤、例えば、塩素エステル(米国特許第4,228,042号、米国特許第4,239,660号及び米国特許第4,260,529号)及びモノC6〜C16N−アルキル又はアルケニルアンモニウム界面活性剤など、これらの残存N位はメチル基、ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプロピル基で置換されている;低曇点及び高曇点の非イオン性界面活性剤及びこれらの混合物、例えば、非イオン性アルコキシル化界面活性剤(特にC6〜C18一級アルコールから誘導されたエトキシレート類)、エトキシル化−プロポキシル化アルコール類(例えば、オリン社(Olin Corporation)のポリ−タージェント(Poly-Tergent)(登録商標)SLF18)、エポキシ末端処理ポリ(オキシアルキル化)アルコール類(例えば、オリン社のポリ−タージェント(登録商標)SLF18B、PCT国際公開特許WO94/22800参照)、エーテル末端処理ポリ(オキシアルキル化)アルコール界面活性剤、及びブロックポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン高分子化合物(例えば、BASFワイアンドット社(BASF-Wyandotte Corp.)(ミシガン州ワイアンドット(Wyandotte,Michigan))から市販されているプルロニック(PLURONIC)(登録商標)、リバースドプルロニック(REVERSED PLURONIC)(登録商標)、及びテトロニック(TETRONIC)(登録商標);両性界面活性剤、例えば、C12〜C20アルキルアミンオキシド類(本明細書に使用するのに好ましいアミンオキシド類には、ラウリルジメチルアミンオキシド及びヘキサデシルジメチルアミンオキシドが挙げられる)、及びアルキル両性カルボン酸界面活性剤、例えば、ミラノール(Miranol)(商標)C2M;及び双極性イオン界面活性剤、例えば、ベタイン類及びスルタイン類;並びにこれらの混合物が挙げられる。本明細書に好適な界面活性剤は、例えば、米国特許第3,929,678号、第4,259,217号、EP−A−0414549、PCT国際公開特許WO93/08876、及びWO93/08874に開示されている。界面活性剤は、通常、組成物の約0.2重量%〜約30重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約10重量%、最も好ましくは約1重量%〜約5重量%の濃度で存在する。本明細書に用いるのに好ましい界面活性剤は、低発泡性であり、これには、低曇点非イオン性界面活性剤、及び高発泡性界面活性剤と、その石鹸泡抑制剤の働きをする低曇点非イオン性界面活性剤との混合物が挙げられる。
(ビルダー)
本明細書の洗剤及び洗浄性組成物に用いるのに好適なビルダーとしては、クエン酸塩類、炭酸塩類及びポリホスフェート類、例えばトリポリリン酸ナトリウム及びトリポリリン酸ナトリウム六水和物、トリポリリン酸カリウム及びトリポリリン酸ナトリウムとトリポリリン酸カリウムの混合物などの水溶性ビルダー;並びに部分水溶性又は不溶性ビルダー、例えば結晶性層状ケイ酸塩類(EP−A−0164514及びEP−A−0293640)及びゼオライトA、B、P、X、HS及びMAPを包含するアルミノケイ酸塩類が挙げられる。ビルダーは、典型的には、組成物の約1重量%〜約80重量%、好ましくは約10重量%〜約70重量%、最も好ましくは約20重量%〜約60重量%の濃度で存在する。
また、SiO2:Na2O比が1.8〜3.0、好ましくは1.8〜2.4、最も好ましくは2.0の非晶性ケイ酸ナトリウムも本明細書に使用できるが、長期保存安定性の観点から極めて好ましいのは、全ケイ酸塩(非晶性及び結晶性)を約22%未満、好ましくは約15%未満含有する組成物である。
(酵素)
本明細書に適切な酵素としては、ケアザイム(Carezyme)及びセルザイム(Celluzyme)(ノボノーディスクA/S(Novo Nordisk A/S))などの細菌性及び真菌性のセルラーゼ類;ペルオキシダーゼ類;アマノ−P(Amano-P)(天野薬品(Amano Pharmaceutical Co.))、M1リパーゼ(登録商標)及びリポマックス(Lipomax)(登録商標)(ギストブロケイズ(Gist-Brocades))並びにリポラーゼ(登録商標)及びリポラーゼウルトラ(登録商標)(ノボ)などのリパーゼ類;クチナーゼ類;エスペラーゼ(登録商標)、アルカラーゼ(登録商標)、デュラザイム(Durazym)(登録商標)及びサビナーゼ(Savinase)(登録商標)(ノボ)並びにマキサターゼ(Maxatase)(登録商標)、マキサカル(Maxacal)(登録商標)、プロペラーゼ(Properase)(登録商標)及びマキサペム(Maxapem)(登録商標)(ギストブロケイズ(Gist-Brocades))などのプロテアーゼ類;プラフェクト(Purafect)OxAm(登録商標)(ジェネンコア(Genencor))及びターマミル(Termamyl)(登録商標)、バン(Ban)(登録商標)、フンガミル(Fungamyl)(登録商標)、デュラミル(Duramyl)(登録商標)及びナタラーゼ(Natalase)(登録商標)(ノボ)などのα及びβアミラーゼ類;並びにこれらの混合物が挙げられる。本明細書での酵素は、好ましくは、小球状、粒状、又は共粒状で、通常は組成物の約0.0001重量%〜約2重量%の範囲の純酵素濃度で加えられる。
(漂白剤)
本明細書に好適な漂白剤には、塩素漂白剤及び酸素漂白剤が挙げられ、とりわけ無機過水和物塩、例えば、過ホウ酸ナトリウム一水和物及び四水和物、並びに放出速度を制御するために任意にコーティングされた過炭酸ナトリウム(例えば、硫酸塩/炭酸塩コーティングに関してはGB−A−1466799を参照のこと)、有機過オキソ酸漂白剤前駆体及び/又は遷移金属コーティング漂白触媒(とりわけマンガン又はコバルト)を有する前成形有機過オキソ酸及びこれらの混合物が挙げられる。無機過水和物塩は、通常、組成物の約1重量%〜約40重量%、好ましくは約2重量%〜約30重量%、より好ましくは約5重量%〜約25重量%の範囲の濃度で組み込まれる。本明細書に用いるのに好ましい過オキソ酸漂白剤前駆体には、過安息香酸及び置換型過安息香酸の前駆体;陽イオン性過オキソ酸前駆体;過酢酸前駆体、例えば、TAED、アセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、及びペンタアセチルグルコース;過ノナン酸前駆体、例えば、3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(イソ−NOBS)及びノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS);アミド置換型アルキル過オキソ酸前駆体(EP−A−0170386);並びにベンゾオキサジン過オキソ酸前駆体(EP−A−0332294及びEP−A−0482807)が挙げられる。漂白剤前駆体は、通常、組成物の約0.5重量%〜約25重量%、好ましくは約1重量%〜約10重量%の範囲の濃度で組み込まれ、前成形有機過オキソ酸自体は、通常、組成物の0.5重量%〜25重量%、より好ましくは1重量%〜10重量%の範囲の濃度で組み込まれる。本明細書に用いるのに好ましい漂白触媒には、トリアザシクロノナンマンガン及び関連錯体(米国特許第4246612号、第5227084号);ビスピリジルアミンコバルト、ビスピリジルアミン銅、ビスピリジルアミンマンガン、ビスピリジルアミン鉄、及び関連錯体(米国特許第5114611号);並びにペンタミンアセテートコバルト(III)及び関連錯体(米国特許第4810410号)が挙げられる。
(低曇点非イオン性界面活性剤及び石鹸泡抑制剤)
本明細書に用いるのに好適な石鹸泡抑制剤には、低曇点を有する非イオン性界面活性剤が挙げられる。本明細書で使用するとき、「曇点」とは、温度が増加するにつれて溶解性が低下する界面活性剤で生じる、非イオン性界面活性剤の周知の特性であり、第2相の出現が観察できる温度を「曇点」と呼ぶ(カーク・オスマー(Kirk Othmer)、360〜362頁参照)。本明細書で使用する時、「低曇点」非イオン性界面活性剤とは、30℃未満、好ましくは約20℃未満、及び更により好ましくは約10℃未満、及び最も好ましくは約7.5℃未満の曇点を有する非イオン性界面活性剤系成分として定義される。典型的な低曇点非イオン性界面活性剤には、非イオン性アルコキシル化界面活性剤、特に一級アルコールから誘導されるエトキシレート類、及びポリオキシプロピレン/ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン(PO/EO/PO)逆ブロックポリマーが挙げられる。また、このような低曇点の非イオン性界面活性剤には、例えば、エトキシル化−プロポキシル化アルコール(例えば、オリン社(Olin Corporation)のポリ−タージェント(Poly-Tergent)(登録商標)SLF18)及びエポキシ末端処理ポリ(オキシアルキル化)アルコール(例えば、米国特許第5,576,281号に記述されているようなオリン社のポリ−タージェント(登録商標)SLF18Bシリーズの非イオン性物質)が挙げられる。
好ましい低曇点界面活性剤は、次式を有するエーテル末端処理ポリ(オキシアルキル化)泡抑制剤である:
Figure 2005524761
式中R1は平均約7〜約12個の炭素原子を有する直鎖アルキル炭化水素であり、R2は約1〜約4個の炭素原子の直鎖アルキル炭化水素であり、R3は約1〜約4個の炭素原子の直鎖アルキル炭化水素であり、xは約1〜約6の整数であり、yは約4〜約15の整数であり、zは約4〜約25の整数である。
他の低曇点の非イオン性界面活性剤は、次式を有するエーテル末端処理ポリ(オキシアルキル化)である:
IO(RIIO)nCH(CH3)ORIII
式中、RIは約7〜約12個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖、飽和又は不飽和、置換又は非置換、脂肪族又は芳香族の炭化水素基から成る群から選択され;RIIは同じあっても異なってもよく、及び任意の所与の分子において分枝鎖又は直鎖C2〜C7アルキレンから成る群から独立して選択され、nは1〜約30の数であり;及びRIIIは次のものから成る群から選択され:
(i)1〜3個のヘテロ原子を含有する4〜8員環の置換又は非置換複素環、及び
(ii)約1〜約30個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖、飽和又は不飽和、置換又は非置換、環式又は非環式、脂肪族又は芳香族の炭化水素基;
(b)ただし、R2が(ii)の場合、その時は(A)R1の内の少なくとも一つが、C2〜C3アルキレン以外のものであるか、又は(B)R2が6〜30個の炭素原子を有することを条件とし、更にR2が8〜18個の炭素原子を有する場合、RはC1〜C5アルキル以外のものであることを条件とする。
本明細書に好適なその他の構成成分には、組成物の約0.1重量%〜約30重量%、好ましくは約0.5重量%〜約15重量%、最も好ましくは約1重量%〜約10重量%の濃度の、分散性、再付着防止性、汚れ放出性、又はその他の洗浄特性を有する有機ポリマーが挙げられる。本明細書に好ましい再付着防止ポリマーには、アクリル酸含有ポリマー、例えば、ソカラン(Sokalan)PA30、PA20、PA15、PA10、及びソカランCP10(BASF社)、アクゾル(Acusol)45N、480N、460N(ローム・アンド・ハース)、アクリル酸/マレイン酸コポリマー、例えばソカランCP5、並びにアクリル/メタクリルコポリマーが挙げられる。本明細書に好ましい汚れ放出ポリマーには、アルキル及びヒドロキシアルキルセルロース類(米国特許第4,000,093号)、ポリオキシエチレン類、ポリオキシプロピレン類及びそのコポリマー、並びに、エチレングリコール、プロピレングリコール、及びこれらの混合物のテレフタレートエステル類を主体とする、非イオン性及び陰イオン性ポリマーが挙げられる。
重金属イオン封鎖剤及び結晶成長阻害剤、例えば、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネート)、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホネート)、ヘキサメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホネート)、エチレンジホスホネート、ヒドロキシ−エチレン−1,1−ジホスホネート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミノテトラアセテート、エチレンジアミン−N,N’−ジサクシネートの塩及び遊離酸の形態は、一般に組成物の約0.005重量%〜約20重量%、好ましくは約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.25重量%〜約7.5重量%、最も好ましくは約0.5重量%〜約5重量%の濃度で本明細書に用いられるのに好適である。
本明細書の組成物は、腐食防止剤を含有することができ、これには、例えば、組成物の約0.05重量%〜約10重量%、好ましくは約0.1重量%〜約5重量%の濃度の有機銀コーティング剤(とりわけ、ウィンターシャル(Wintershall)(ドイツ、ザルツベルゲン)から販売されているウィノン(Winog)70のようなパラフィン類)、窒素含有腐食防止化合物(例えば、ベンゾトリアゾール及びベンズイマダゾール、GB−A−1137741参照)、並びに組成物の約0.005重量%〜約5重量%、好ましくは約0.01重量%〜約1重量%、より好ましくは約0.02重量%〜約0.4重量%の濃度のマンガン(II)化合物、特に有機配位子のマンガン(II)塩などがある。
本明細書に好適なその他の構成成分には、着色剤、約0.01%〜約5%の濃度の水溶性ビスマス化合物、例えば、酢酸ビスマス及びクエン酸ビスマス、約0.01%〜約6%の濃度の酵素安定剤、例えば、カルシウムイオン、ホウ酸、プロピレングリコール及び塩素漂白剤スカベンジャー、石灰石鹸分散剤(PCT国際公開特許WO93/08877参照)、石鹸泡抑制剤(PCT国際公開特許WO93/08876及びEP−A−0705324参照)、ポリマー染料移行阻害剤、光学的光沢剤、香料、充填剤、並びに粘土が挙げられる。
(カプセル又はパウチ材料)
本明細書中のカプセル又はパウチは、組成物を保持するのに適切な、例えば、使用前にパウチから組成物が実質的に放出されることのない、いかなる形態であることもできる。正確な実行は、例えば、パウチ内の組成物の種類及び量、パウチの区画の数、パウチが組成物を保持、保護、及び送達、又は放出するのに必要とされる特質に依存する。
カプセル又はパウチは、好ましくは水溶性又は水分散性の材料から製造され、最大孔径が20μmであるガラスフィルターを用いて本明細書で以下に示す方法によって測定した場合、少なくとも50%、好ましくは少なくとも75%、あるいはさらに少なくとも95%の水溶解度を有する。
50g±0.1gのカプセル又はパウチ材料が、予め秤量した400mlビーカーの中に添加され、245ml±1mlの蒸留水が添加される。これを、600rpmに設定された磁性攪拌器で、30分間激しく攪拌する。その後、混合物は上記で定義した孔径(最大20μm)の折り重ねた定性焼結ガラスフィルターで濾過される。回収した濾液からいずれかの従来法によって水を乾燥させ、残った材料の重量が測定される(これが溶解又は分散画分である)。その後、溶解度%又は分散度%を計算することができる。
好ましいカプセル、パウチ及びラップ材料は、高分子材料、好ましくはフィルム又はシートに成形されているポリマー類である。カプセル又はパウチ及びラップ材料は、当該技術分野において既知の、例えば、ポリマー材料のキャスト法、吹き込み成型、押し出し又は吹き込み押し出し法によって得ることができる。
カプセル、パウチ及びラップ材料としての使用に適切な好ましいポリマー、コポリマーあるいはそれらの誘導体は、ポリビニルアルコール類、ポリビニルピロリドン、ポリアルキレンオキシド類、アクリルアミド、アクリル酸、セルロース、セルロースエーテル類、セルロースエステル類、セルロースアミド類、ポリビニルアセテート類、ポリカルボン酸類及び塩類、ポリアミノ酸類あるいはペプチド類、ポリアミド類、ポリアクリルアミド、マレイン酸/アクリル酸のコポリマー類、デンプン及びゼラチンを含む多糖類、キサンタン及びカラゴムのような天然ゴム類から選択される。より好ましいポリマーは、ポリアクリレート及び水溶性アクリレートコポリマー類、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、デキストリン、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、マルトデキストリン、ポリメタクリレート類から選択され、最も好ましくは、ポリビニルアルコール類、ポリビニルアルコールコポリマー類及びヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、並びにこれらの組み合わせから選択される。好ましくは、パウチ材料中のポリマー、例えばPVAポリマーの濃度は、少なくとも60%である。
ポリマーの混合物も用いることができる。これは、区画又はパウチの適用及び要求されるニーズに依存して、区画又はパウチの機械的及び/又は溶解特性の制御において特に有益であることができる。例えば、ポリマーの混合物が区画材料中に存在することが好ましく、それによって1つのポリマー材料がその他のポリマー材料より、より高い水溶解度を有し、及び/又は1つのポリマー材料がその他のポリマー材料より、より高い機械的強度を有する。異なった重量平均分子量を有する、例えば、10,000〜40,000、好ましくはおよそ20,000の重量平均分子量のPVA又はそれらのコポリマーと、約100,000〜300,000、好ましくはおよそ150,000の重量平均分子量のPVA又はそれらのコポリマーの混合物を使用するのが好ましい。
また、例えば、材料が水分散性又は水溶性でなければならない場合、典型的には1〜35重量%のポリラクチドとおよそ65〜99重量%のポリビニルアルコールを含むポリラクチドとポリビニルアルコールの混合によって達成される、ポリラクチドとポリビニルアルコールなどの加水分解的に分解でき水溶性のポリマーブレンドを含むポリマーブレンド組成物も有用である。フィルムに存在するPVAは、材料の溶解度を改善するために60%〜98%、好ましくは80%〜90%加水分解されていることが好ましい場合もある。
最も好ましいパウチ及びラップ材料は、米国インディアナ州ゲーリー(Gary)のクリス−クラフト・インダストリアル・プロダクツ(Chris-Craft Industrial Products)から販売される商品照会名モノゾルM8630として知られているPVAフィルム、及び同様の溶解特質及び変形特質を有するPVAフィルムである。本明細書で使用するのに好適な他のフィルムには、アイセロから供給される商品照会名PTフィルム若しくはK−シリーズフィルム、又はクラレから供給されるVF−HPフィルムとして知られているフィルムが挙げられる。
本明細書の水溶性フィルムは、ポリマー又はポリマー材料以外の他の添加物成分を含んでもよい。例えば、可塑剤、例えば、グリセロール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ソルビトール及びそれらの混合物、付加的な水、崩壊補助剤を加えることが有益であり得る。パウチ又は水溶性フィルム自体が洗浄水に供給されるべき洗剤添加物、例えば、有機ポリマー汚れ放出剤、分散剤、染料移行阻害物質を含むことが有用であり得る。
(液体、ペースト又はゲル組成物)
本発明のシステムは、カプセル又はパウチ中に、少なくとも1つの液体、ペースト又はゲル洗剤組成物を含むが、1つより多い液体、ペースト又はゲル組成物を有するシステムもまた本明細書中に含まれる。好ましくは、上記液体、ペースト又はゲル構成成分は、実質的に固体組成物中に含有することが困難であるかあるいは高価である成分、又は液体成分として典型的には移動又は供給され、実質的に固体組成物中に含むことを可能にするには追加の加工工程を必要とする成分を含む。
本発明のシステムのカプセル又はパウチは、種々の液体、ペースト又はゲル組成物を含むことができる。上記組成物又は複数の組成物は、好ましくは、10重量%未満、好ましくは1重量%〜8重量%、より好ましくは2重量%〜7.5重量%の水を含む。これは、組成物の他の成分に添加された遊離の水に基づく。
上記組成物はいかなる方法によっても作ることができ、通常その成分に応じていかなる粘度を有することもできる。上記液体/ゲル組成物は、好ましくは、20s-1の速度で測定される場合、0.005〜1Pa・s(50〜10000cps(センチポアズ))の粘度、より好ましくは0.03〜0.3Pa・s(300〜3000cps)又はなお好ましくは0.04〜0.06Pa・s(400〜600cps)の粘度を有する。本明細書中の組成物は、ニュートン性又は非ニュートン性であることができる。液体組成物は好ましくは、0.8kg/l〜1.3kg/l、好ましくは1.0〜1.1kg/l周辺の密度を有する。
本明細書中の組成物において、少なくとも1つの界面活性剤が存在することが好ましい。好ましくは、上記組成物は、それらの界面活性剤を少なくとも組成物の0.5重量%含む。好ましくは、上記組成物は非イオン性界面活性剤を含む。
液体、ペースト又はゲル組成物において使用するのに非常に好ましいのは溶媒である。好適な溶媒の例は、アルコール類、ジオール類、モノアミン誘導体類、グリセロール、グリコール類、ポリエチレングリコールのようなポリアルキラングリコール類(polyalkylane glycol)である。アルコール類の混合物、ジオール類とアルコール類の混合物、混合物のような溶媒の混合物が極めて好ましい。(少なくとも)アルコール、ジオール、モノアミン誘導体及び好ましくはさらにグリセロールが存在することが極めて好ましい。好ましくは、上記組成物は、好ましくは50重量%未満又はさらに40重量%未満の溶媒、好ましくは30重量%未満又はさらに20重量%未満又はさらに35重量%未満の溶媒を有する濃縮された液体である。好ましくは、溶媒は組成物の少なくとも5重量%又はさらに少なくとも10重量%又はさらに少なくとも15重量%の濃度で存在する。
上記組成物は、環状ヒドロトロープを含むことができる。いかなる好適な環状ヒドロトロープを使用してもよい。しかし、好ましいヒドロトロープは、クメンスルホネート、キシレンスルホネート、ナフタレンスルホネート、p−トルエンスルホネート、及びそれらの混合物の塩から選択される。クメンスルホネートの塩が特に好ましい。ヒドロトロープのナトリウム形態が好ましいが、そのカルシウム形態、アンモニウム形態、アルカノールアンモニウム形態、及び/又はC2〜C4アルキル置換されたアンモニウム形態もまた使用可能である。
本明細書中の組成物は、C5〜C20ポリオールを含んでもよく、好ましくは、少なくとも5、好ましくは6の炭素原子によって互いに分離されている少なくとも2つの極性基を含んでもよい。特に好ましいC5〜C20ポリオールとしては、1,4シクロヘキサンジメタノール(Cyclo Hexane Di Methanol)、1,6ヘキサンジオール(Hexanediol)、1,7ヘプタンジオール(Heptanediol)、及びそれらの混合物が挙げられる。
本組成物は、好ましくは、水溶性ビルダー化合物を含み、典型的には洗剤組成物中に、組成物の1重量%〜60重量%、好ましくは3重量%〜40重量%、最も好ましくは5重量%〜25重量%の濃度で存在する。
適切な水溶性ビルダー化合物には、水溶性モノマーのカルボキシレート類あるいはその酸形態、又はポリカルボン酸が2個以下の炭素原子で互いに離れた少なくとも2つのカルボキシルラジカルを含むホモポリマー若しくはコポリマーのポリカルボン酸あるいはそれらの塩類、及びいかなる前述の混合物も挙げられる。好ましいビルダー化合物としては、シトレート、タータラート、サクシネート、オキシジサクシネート、カルボキシメチルオキシサクシネート、ニトリロトリアセテート、及びそれらの混合物が挙げられる。
本発明の組成物に有用なその他の好ましい成分は、1つ以上の酵素である。好適な酵素は、本明細書にて上述される。
(追加成分)
上述の成分に加えて、本洗剤システムは、種々の他の成分を含むことができる。洗剤組成物に含むのに好適な成分は、熟練配合者にとって容易に示唆されるものである。
別の好ましい追加成分は香料である。本明細書の内容において、用語「香料」は、いずれかの芳香材料又は悪臭中和剤として作用するいかなる材料をも意味する。一般的には、かかる材料は、室温において大気圧よりも高い蒸気圧により特徴付けられる。本発明で使用する香料又は防臭材料は、室温で液体のものが大部分であるが、当技術分野で既知の様々な樟脳系(tamphoraceous)香料のように、固体のこともある。多種多様な化学物質が、香料としての使用を知られており、アルデヒド類、ケトン類、エステル類などの材料が挙げられる。より普通には、様々な化学構成成分の複雑な混合物を含有する天然に発生する植物及び動物の油及び滲出物を、香料として用いることが知られており、このような材料が本発明で使用可能である。本明細書の香料は、組成が比較的簡単なものとすることができ、又は全て選定された、天然及び合成した化学構成成分の非常に高度で複雑な混合物を含むこともでき、全てがいかなる所望の匂いを提供するために選択される。
上記香料構成成分は、カプセル化香料、プロ香料(properfume)、ニートな香料物、及びそれらの混合物を含んでもよい。
(フィルムラップ)
上述の本システムのサブユニットは、水溶性フィルムラップ中に包まれる。本明細書中のフローラッピングに好適な水溶性材料は、上述のような水溶性パウチに使用されるものと同じであってよい。
上記フィルムラップは、いかなる好適な様式において、複数のサブユニットに適用されてもよい。複数のサブユニットの周りにルーズなラップを製造するフローラッピングプロセスは、本明細書中で使用するのに好適である。本明細書中で使用するのに好ましいのは、複数のサブユニットの周りにタイトなラップを製造するフローラッピングプロセスであり、タイトなフィッティングラップは、例えば、フィルムの熱収縮のための手段と組み合わせて熱収縮可能なフィルムを用いることによって、又は弾性的な事前ストレッチフィルムを用いることによって、又は別の方法としては予備成形されたサブユニットを単純にタイトにラッピングすることによって達成可能である。上記フィルムラップは、一片の水溶性フィルムから、又は別個のピース(すなわち、底及びふた)から成形可能である。
本明細書中で使用するのに好ましいフローラッピングプロセスは、例えば、シグ(Sig)から入手可能なHSMフローラッピング水平ピロー機械を用いる、水平ピロー成形プロセスである。
一旦、本システムのサブユニットがフィルムラップ中に包まれると、それらは販売用に輸送される前に、好ましくは第2のパッケージに入れられる。このような第2のパッケージは、当該技術分野において周知であり、典型的にはカートンである。フィルムラッピングされた製品は、第2のパッケージ中にランダムに封入されるか、又は順番どおりに並べられることができる。
(製造方法)
本発明の洗剤システムは、以下の工程を含むプロセスによって製造可能である:
a)錠剤を成形する工程;
b)液体、ペースト又はゲル水溶性パウチを成形する工程;及び
c)該予備成形した錠剤及びカプセル又はパウチを水溶性ラッパー中に共に包む工程。
好ましくは、錠剤形態のサブユニットは、上述のように成形される。液体、ペースト若しくはゲルカプセル又はパウチは、鉛直成形、又は水平の、熱成形プロセス、真空成形プロセス、又は熱−真空成形プロセスによって成形可能である。好ましくは、上記錠剤は、錠剤又はパウチに適合する凹部を備え、このカプセル又はパウチは、例えば接着手段によって錠剤に固定可能であるか、又は単純に錠剤上におくことが可能であるかのいずれかである。上記サブユニットの組み合わせは、従来の自動包装機械、好ましくは水平ピロー成形機を用いて包まれる。
(洗浄方法)
本発明はまた、水溶性フィルム中に包まれる予備成形された複数のサブユニットを含み、サブユニットの少なくとも1つが液体、ペースト又はゲルで満たされた水溶性カプセル又はパウチである洗剤システムを用いた自動洗浄機械において、皿類/食卓用食器を洗浄する方法に関する。
本発明の方法は、固体組成物及び液体、ペースト又はゲル組成物の両方を有する利点を提供する。それ故に、洗浄効力は高められ、コストは低く抑えられる。
本方法において使用するための錠剤及び液体、ペースト又はゲルで満たされた水溶性カプセル又はパウチ組成物の形態の好ましい固体洗剤組成物は、本明細書にて上述される。
(実施例1)
(液体パウチの調製)
以下の成分を共に混合して均一液体を成形した。
Figure 2005524761
上述の混合物25mlを作成した。次いで、水溶性パウチを、以下の方法によって調製した。
500mbarの減圧を使用して、76μmモノソール(Monosol)M−8630PVAフィルムの層を型の底部に配置された5個の減圧部を有する直径5cm、25ccの四角い型内に引き込んだ。この成形物は、液体混合物25mlを用いて部分的に満たされた。次いで、76μmモノソール(Monosol)M−8630PVAフィルムの第2の層を、第1のフィルムの上に置き、155℃で1.0秒及び2000kPa(2000kN/m2)でヒートシールした。次いで、過剰のフィルム片を除去し、パウチの周りに3〜5mmのフリルを残した。
(錠剤の調製)
以下に記載されるような、顆粒状の粉末組成物を錠剤形態に調製した。
Figure 2005524761
上に列挙される材料を共に混合した。次いで、混合物42gを直径4.5cm及び深さ3cmの平方形状の型内に導入し、シングルストローク(single stroke)圧縮機を用いて、5kNの力で圧縮し、高さ約2.2cm及び密度約1.1g/ccの錠剤を得た。
次いで、錠剤及びパウチをフローラッピング機械のガイドトラック上に互いに近接させて配置することにより、共に組み合わせた。好適な装置は、シグ(Sig)によって供給される。次いで、錠剤及びパウチを、モノソール(Monosol)M−8630PVAフィルムを用いて1つのパッケージ中に共に包んだ。
(実施例2〜5)
Figure 2005524761
上記錠剤は、以下のように粒子状洗剤組成物から調製される。洗剤組成物は、構成成分を混合することにより調製され、次に、この混合物は、従来の回転圧縮機の金型に入れられる。圧縮機は錠剤の上表面に型を成形するために好適に成形された穿孔機を包含する。金型の横断面はおよそ30×38mmである。次いで、この組成物は、92182kPa(940kg/cm2)の圧縮力にかけられ、穿孔機は上げられ、型を含む錠剤は錠剤圧縮機から取り出される。
別にPVAパウチが成形され、実施例2〜5の液体組成物が充填される。
上記錠剤及びパウチは、シグ(Sig)によって供給されるHSM水平ピローフローラッピング機械のガイドトラック上に互いに近接して置かれることにより、共に組み合わされる。次いで、錠剤及びパウチを、モノソール(Monosol)M−8630PVAフィルムを用いて1つのパッケージ中に共に包まれる。

Claims (10)

  1. 予備成形された複数のサブユニットを含む単位投与形態の洗剤システムであって、前記サブユニットの少なくとも1つが、液体、ペースト又はゲルで満たされた水溶性カプセル又はパウチであり、かつ前記サブユニットが水溶性フィルムラップ中に共に包まれる前記洗剤システム。
  2. 前記サブユニットの少なくとも1つが、錠剤形態の固体組成物である、請求項1に記載の洗剤システム。
  3. 固体及び液体、ペースト又はゲル組成物のどちらも、少なくとも1つの非イオン性界面活性剤を含む、請求項2に記載の洗剤システム。
  4. 前記固体組成物が、ビルダー、漂白系、酵素又はそれらの混合物を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の洗剤システム。
  5. 前記液体、ペースト又はゲル組成物が、その組成物の少なくとも0.5重量%の非イオン性界面活性剤を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の洗剤システム。
  6. 前記フィルムラップ材料が、ポリビニルアルコール類、ポリビニルピロリドン、ポリアルキレンオキシド類、アクリルアミド、アクリル酸、セルロース、セルロースエーテル類、セルロースエステル類、セルロースアミド類、ポリビニルアセテート類、ポリカルボン酸類及び塩類、ポリアミノ酸類あるいはペプチド類、ポリアミド類、ポリアクリルアミド、マレイン酸/アクリル酸のコポリマー類、デンプン及びゼラチンを包含する多糖類、キサンタン及びカラゴムのような天然ゴム類から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の洗剤システム。
  7. 前記ラップ材料がポリビニルアルコールである、請求項6に記載の洗剤システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の洗剤システムを製造する方法であって:
    a.錠剤を成形する工程;
    b.液体、ペースト又はゲルで満たされた水溶性カプセル又はパウチを成形する工程;及び
    c.前記予備成形した錠剤及びカプセル又はパウチを水溶性ラッパー中に共に包む工程
    を含む、前記方法。
  9. 前記錠剤は、共に包む工程の前にカプセル又はパウチがその中に配置される凹部を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の洗剤システムの使用を含む、自動食器洗い機械中で食器/食卓用食器を洗浄する方法。
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