JP2005523713A5 - - Google Patents
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Description
【書類名】 明細書
【発明の名称】 DP4+フラクションを含む液状マルチトールから製造される糖不含硬質コーティング
【技術分野】
【0001】
本発明はDP4+フラクションおよび乾物含量の95〜97重量%のマルチトールを含むマルチトールの液状コーティング用シロップから製造される糖不含硬質コーティングに関する。本発明は調和のとれた(regular)表面および非粘着性硬質コーティングを有する糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品に関する。
【背景技術】
【0002】
硬質コーティングを製造する慣用のパンニング(panning)法は蔗糖を用いて一般に作業されるが、最近のパンニング加工の進歩が蔗糖の代わりに使用できる他の炭化水素材料の使用を可能としている。蔗糖は歯に有害でありそして酸を容易に生成することから虫歯の原因になる。それ故にコーティングは今日では糖不含組成物で製造するようにますますなっている。
【0003】
コーティングの外観は、時々、結晶障害によって影響される。良好な硬質コーティングを得るためには、結晶化さえも塗布および乾燥の間に生じなければならない。
【0004】
ヨーロッパ特許出願公開第0,201,412号明細書には、乾物含有率50〜70重量%を有するマルチトールシロップを用いて硬質コーティングすることにより得られる硬質の糖不含コーティングを有した製菓または薬剤が開示されている。このコーティングは実質的に結晶質であり、少なくとも90重量%のマルチトールを含有している。
【発明の開示】
【0005】
本発明は、硬質コーティングならびに食べられ、かむことができおよび/または薬剤のコア物質からなり、該硬質コーティングは、マルチトールを少なくとも95%含むコーティング用シロップを用いて得ることができかつ、シロップの乾物含有率が68〜72%であり、そしてシロップの乾物含量が、DP 4+ (以下、「DP」とは、「Degree of Polymerization」を意味し、「DP 4+ 」は、「重合度が4以上の糖類および/またはそれらの還元物」を意味するものとして取り扱う。)を0.7〜1.5重量%含んでいることを特徴とする、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品に関する。
【0006】
本発明は糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品に関し、該硬質コーティングが以下の成分:
a)95〜97重量%のマルチトール、
b)最大1.5重量%のDP1、
c)0〜1.5重量%のDP3、および
d)0.7〜1.5重量%のDP4+
よりなるマルチトールシロップから得ることができる、上記食品に関する。
【0007】
更に本発明は、コア物質が薬剤タブレット、チューインガム、製菓、チョコレートおよびナッツよりなる群から選択される、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品にも関する。
【0008】
本発明は、コア物質がチューインガムでありそして硬質コーティングが非粘着性でありそして硬質コーティングの表面が調和のとれた状態で形成されておりそして加工の間に傷ついてないままである、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品に関する。
【0009】
本発明は、以下の段階:
a)マルチトールシロップを含むコーティング用シロップをコーティング装置の移動床にある食品コア物質に適用し;
b)コーティングされたコア物質を得るために粉末状態のマルチトールを適用し;
c)コーティングされたコア物質を15〜45℃の温度範囲および最高50%の相対湿度において乾燥空気を用いて乾燥する
を含む、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品を製造する方法であって、段階a)のマルチトールシロップが乾物含有率68〜72%を有しそして該マルチトールシロップの乾物含有率が0.7〜1.5重量%のDP4+を含有することを特徴とする、上記方法に関する。
【0010】
本発明は、段階a)でマルチトールシロップの乾物含有率が
i) 95〜97重量%のマルチトール、
ii) 最高1.5重量%のDP1、
iii)0〜1.5重量%のDP3、
iv) 0.7〜1.5重量%のDP4+
よりなる、上記方法にも関する。
【0011】
更に本発明は、乾物を基準として0.7〜1.5%のDP4+を含有するマルチトールシロップの、硬質コーティングされた食品の硬質コーティングを改善するための使用に関する。
【0012】
本発明はシロップが乾物含有率68〜72%を有する、上記用途にも関する。
【0014】
図1は、乾物を基準として、96重量%のマルチトールおよび0.7〜1.5重量%のDP4+を含有する液状マルチトールシロップを用いて製造された硬質コーティングが滑らかで調和のとれた表面をもたらすことを示している。
【0015】
発明の詳細な説明:
本発明は、硬質コーティングならびに食べられ、かむことができおよび/または薬剤のコア物質からなり、該硬質コーティングは、マルチトールを少なくとも95%含むコーティング用シロップであって、シロップの乾物含有率が68〜72%であり、そしてシロップの乾物含量が、DP 4+ を0.7〜1.5重量%含んでいることを特徴とするものを用いて得ることができる、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品に関する。
【0016】
本発明は、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品であって、該硬質コーティングが以下の成分よりなるマルチトールシロップから得ることができる、上記食品に関する:
a)95〜97重量%のマルチトール、
b)最大1.5重量%のDP1、
c)0〜1.5重量%のDP3、および
d)0.7〜1.5重量%のDP4+。
【0017】
ヨーロッパ特許出願公開第0,201,412号明細書には、97.1重量%のマルチトール、1.1重量%のソルビトールおよび1.8重量%のマルトトリトール(maltotriitol)よりなるマルチトールシロップが開示されている。該シロップはいかなるDP4+フラクションも含有しておらず、マルチトールシロップを65%より多い乾物含有率で適用した時に調和のとれた表面を得ることができないことが明確に実証されている。更に多い乾物を使用した場合には、結晶化が不規則でありそして表面外観に欠陥がある。
【0018】
驚くべきことに本発明は、乾物含量基準で0.7〜1.5%のDP4+および乾物含量基準で95〜97%のマルチトールを含有するマルチトールシロップが65%より多い乾物で、即ち68〜75%の乾物でシロップを使用するのに適し、更に調和のとれた硬質コーティングが得られることを見出した(図1参照)。
【0019】
好ましくは、乾物含量基準70〜72%を有するマルチトールシロップは均一な表面の硬質コーティングをもたらす。
【0020】
この硬質コーティングは、国際特許出願公開第91/09989号明細書においてソルビトールコーティングについて記載された方法と同様の方法に従って製造でき、そして該該硬質コーティング法は以下の段階:
a)マルチトールシロップを含むコーティング用シロップをコーティング装置の移動床にある食品のコア物質に適用し;
b)コーティングされたコア物質を得るために粉末形態のマルチトールを適用し;
c)コーティングされたコア物質を15〜45℃の温度範囲および最高50%の相対湿度において乾燥空気を用いて乾燥する
を含み、該方法は段階a)のマルチトールシロップが乾物含有率68〜72%を有しそして該マルチトールシロップが0.7〜1.5重量%のDP4+を含有することを特徴としている。
【0021】
本発明は、段階a)でマルチトールシロップの乾物が、下記:
i)95〜97重量%のマルチトール、
ii) 最高1.5重量%のDP1、
iii)0〜1.5重量%のDP3、
iv) 0.7〜1.5重量%のDP4+
よりなる、方法にも関する。
【0022】
硬質コーティングは、マルチトールシロップの他に、添加物、例えば粘着防止成分、バインダー、分散剤、増膜剤、着色剤および/または調味料を含有するコーティング用シロップを適用することによって製造できる。実地においては食料品に使用することが認可されているあらゆる着色剤を使用することができる。更に天然または合成起源の液状または固体状の調味料を使用することができる。
【0023】
上記の糖不含硬質コーティング食品の硬質コーティングは1〜100層より成る。
【0024】
一般に多層は単一コーティングの適用および続いての該層の乾燥を繰り返すことによって得られる。かなり沢山のコーティングをコア物質に適用してもよい。1〜100層のコーティングは容易に得られ、好ましい層の数は1〜40である。最適な層数は所望の用途に左右され、経験的に決めることができる。
【0025】
更に本発明は、コア物質が薬剤タブレット、チューインガム、製菓、チョコレートおよびナッツよりなる群から選択される糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品に関する。
【0026】
特にコア物質がチューインガムでありそして硬質コーティングが粘着せず、硬質コーティングの表面が調和のとれた状態で形成されておりそして加工および何らかの後処理(例えば包装)の間に無傷のままである、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品が本発明によって提供される。マルチトールを99〜100重量%含んでいるマルチトールシロップで製造されたコーティング用シロップは、脆性がありそして破損しそして加工後に、例えば包装時等に問題をもたらすコーティングをもたらす。
【0027】
本発明の効用は更にチューインガムの硬質コーティングによって実証される(実施例1;図1)。図1は硬質コーティングの均一な表面を実証している。
【0028】
更に本発明は乾物基準で0.7〜1.5%のDP4+を含むマルチトールスシロップの、硬質コーティングでコーティングされた食品の硬質コーティングを改善するための使用に関する。
【0029】
本発明はシロップが乾物含有率68〜72%を有する上記使用に関する。
【0030】
上記マルチトールシロップの使用が均一な表面の硬質コーティングをもたらす。
【0031】
特に液状マルチトールシロップのDP4+含有量が、本発明のシロップを硬質コーティング法におよび調和のとれた表面を得るのに適したものにする。
【0032】
本発明は以下の長所をもたらす:
− 液状マルチトールシロップを高い乾物含有率で適用することができそして更に調和のとれた表面の硬質コーティングを得ることができる。
− 液状マルチトールシロップが高い乾物で入手できるので、硬質コーティング法は過剰の水を蒸発する必要がなく、このことは、一層経済的な方法を生じる。
−加工の間、および包装の間等のような後に取り扱う間にコーティングが無傷のままである。
【0033】
本発明を以下の実施例によって更に詳細に説明する。
【実施例1】
【0034】
コーティングは2kgのコーティング用パン中で行う。
【0035】
未コーティングの中央の重量が各々0.9gである1.5kgのコア物質群を8回転/分で回転させる。5mLのコーティング用シロップ(乾物含量を基準として、96%のマルチトール、1.4%のDPI、1.4%のDP3 および0.9%のDP4+よりなりそして乾物含有率70.3%を有する液状マルチトールシロップ)(C☆Maltidex 163K9) を中央に散布する。乾燥マルチトール粉末を、粘着を防止しそして結晶化を開始するために添加する。この乾燥段階はコーティング用パン中に空気を吹き込みことによって24℃で実施する。コーティングはこの工程を繰返し適用することによって堆積させる。添加されたシロップの量は30mL/層までに増加させる。
【0036】
コーティングされたチューインガムを図1に示す。この図1は硬質コーティングが調和とれた均一な表面を有していることを明らかに実証している。
【0037】
硬質コーティングは工程の間および後に取り扱う(包装する)間無傷のままである。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】実施例1のコーティング表面の6×10倍の写真である。
【発明の名称】 DP4+フラクションを含む液状マルチトールから製造される糖不含硬質コーティング
【技術分野】
【0001】
本発明はDP4+フラクションおよび乾物含量の95〜97重量%のマルチトールを含むマルチトールの液状コーティング用シロップから製造される糖不含硬質コーティングに関する。本発明は調和のとれた(regular)表面および非粘着性硬質コーティングを有する糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品に関する。
【背景技術】
【0002】
硬質コーティングを製造する慣用のパンニング(panning)法は蔗糖を用いて一般に作業されるが、最近のパンニング加工の進歩が蔗糖の代わりに使用できる他の炭化水素材料の使用を可能としている。蔗糖は歯に有害でありそして酸を容易に生成することから虫歯の原因になる。それ故にコーティングは今日では糖不含組成物で製造するようにますますなっている。
【0003】
コーティングの外観は、時々、結晶障害によって影響される。良好な硬質コーティングを得るためには、結晶化さえも塗布および乾燥の間に生じなければならない。
【0004】
ヨーロッパ特許出願公開第0,201,412号明細書には、乾物含有率50〜70重量%を有するマルチトールシロップを用いて硬質コーティングすることにより得られる硬質の糖不含コーティングを有した製菓または薬剤が開示されている。このコーティングは実質的に結晶質であり、少なくとも90重量%のマルチトールを含有している。
【発明の開示】
【0005】
本発明は、硬質コーティングならびに食べられ、かむことができおよび/または薬剤のコア物質からなり、該硬質コーティングは、マルチトールを少なくとも95%含むコーティング用シロップを用いて得ることができかつ、シロップの乾物含有率が68〜72%であり、そしてシロップの乾物含量が、DP 4+ (以下、「DP」とは、「Degree of Polymerization」を意味し、「DP 4+ 」は、「重合度が4以上の糖類および/またはそれらの還元物」を意味するものとして取り扱う。)を0.7〜1.5重量%含んでいることを特徴とする、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品に関する。
【0006】
本発明は糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品に関し、該硬質コーティングが以下の成分:
a)95〜97重量%のマルチトール、
b)最大1.5重量%のDP1、
c)0〜1.5重量%のDP3、および
d)0.7〜1.5重量%のDP4+
よりなるマルチトールシロップから得ることができる、上記食品に関する。
【0007】
更に本発明は、コア物質が薬剤タブレット、チューインガム、製菓、チョコレートおよびナッツよりなる群から選択される、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品にも関する。
【0008】
本発明は、コア物質がチューインガムでありそして硬質コーティングが非粘着性でありそして硬質コーティングの表面が調和のとれた状態で形成されておりそして加工の間に傷ついてないままである、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品に関する。
【0009】
本発明は、以下の段階:
a)マルチトールシロップを含むコーティング用シロップをコーティング装置の移動床にある食品コア物質に適用し;
b)コーティングされたコア物質を得るために粉末状態のマルチトールを適用し;
c)コーティングされたコア物質を15〜45℃の温度範囲および最高50%の相対湿度において乾燥空気を用いて乾燥する
を含む、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品を製造する方法であって、段階a)のマルチトールシロップが乾物含有率68〜72%を有しそして該マルチトールシロップの乾物含有率が0.7〜1.5重量%のDP4+を含有することを特徴とする、上記方法に関する。
【0010】
本発明は、段階a)でマルチトールシロップの乾物含有率が
i) 95〜97重量%のマルチトール、
ii) 最高1.5重量%のDP1、
iii)0〜1.5重量%のDP3、
iv) 0.7〜1.5重量%のDP4+
よりなる、上記方法にも関する。
【0011】
更に本発明は、乾物を基準として0.7〜1.5%のDP4+を含有するマルチトールシロップの、硬質コーティングされた食品の硬質コーティングを改善するための使用に関する。
【0012】
本発明はシロップが乾物含有率68〜72%を有する、上記用途にも関する。
【0014】
図1は、乾物を基準として、96重量%のマルチトールおよび0.7〜1.5重量%のDP4+を含有する液状マルチトールシロップを用いて製造された硬質コーティングが滑らかで調和のとれた表面をもたらすことを示している。
【0015】
発明の詳細な説明:
本発明は、硬質コーティングならびに食べられ、かむことができおよび/または薬剤のコア物質からなり、該硬質コーティングは、マルチトールを少なくとも95%含むコーティング用シロップであって、シロップの乾物含有率が68〜72%であり、そしてシロップの乾物含量が、DP 4+ を0.7〜1.5重量%含んでいることを特徴とするものを用いて得ることができる、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品に関する。
【0016】
本発明は、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品であって、該硬質コーティングが以下の成分よりなるマルチトールシロップから得ることができる、上記食品に関する:
a)95〜97重量%のマルチトール、
b)最大1.5重量%のDP1、
c)0〜1.5重量%のDP3、および
d)0.7〜1.5重量%のDP4+。
【0017】
ヨーロッパ特許出願公開第0,201,412号明細書には、97.1重量%のマルチトール、1.1重量%のソルビトールおよび1.8重量%のマルトトリトール(maltotriitol)よりなるマルチトールシロップが開示されている。該シロップはいかなるDP4+フラクションも含有しておらず、マルチトールシロップを65%より多い乾物含有率で適用した時に調和のとれた表面を得ることができないことが明確に実証されている。更に多い乾物を使用した場合には、結晶化が不規則でありそして表面外観に欠陥がある。
【0018】
驚くべきことに本発明は、乾物含量基準で0.7〜1.5%のDP4+および乾物含量基準で95〜97%のマルチトールを含有するマルチトールシロップが65%より多い乾物で、即ち68〜75%の乾物でシロップを使用するのに適し、更に調和のとれた硬質コーティングが得られることを見出した(図1参照)。
【0019】
好ましくは、乾物含量基準70〜72%を有するマルチトールシロップは均一な表面の硬質コーティングをもたらす。
【0020】
この硬質コーティングは、国際特許出願公開第91/09989号明細書においてソルビトールコーティングについて記載された方法と同様の方法に従って製造でき、そして該該硬質コーティング法は以下の段階:
a)マルチトールシロップを含むコーティング用シロップをコーティング装置の移動床にある食品のコア物質に適用し;
b)コーティングされたコア物質を得るために粉末形態のマルチトールを適用し;
c)コーティングされたコア物質を15〜45℃の温度範囲および最高50%の相対湿度において乾燥空気を用いて乾燥する
を含み、該方法は段階a)のマルチトールシロップが乾物含有率68〜72%を有しそして該マルチトールシロップが0.7〜1.5重量%のDP4+を含有することを特徴としている。
【0021】
本発明は、段階a)でマルチトールシロップの乾物が、下記:
i)95〜97重量%のマルチトール、
ii) 最高1.5重量%のDP1、
iii)0〜1.5重量%のDP3、
iv) 0.7〜1.5重量%のDP4+
よりなる、方法にも関する。
【0022】
硬質コーティングは、マルチトールシロップの他に、添加物、例えば粘着防止成分、バインダー、分散剤、増膜剤、着色剤および/または調味料を含有するコーティング用シロップを適用することによって製造できる。実地においては食料品に使用することが認可されているあらゆる着色剤を使用することができる。更に天然または合成起源の液状または固体状の調味料を使用することができる。
【0023】
上記の糖不含硬質コーティング食品の硬質コーティングは1〜100層より成る。
【0024】
一般に多層は単一コーティングの適用および続いての該層の乾燥を繰り返すことによって得られる。かなり沢山のコーティングをコア物質に適用してもよい。1〜100層のコーティングは容易に得られ、好ましい層の数は1〜40である。最適な層数は所望の用途に左右され、経験的に決めることができる。
【0025】
更に本発明は、コア物質が薬剤タブレット、チューインガム、製菓、チョコレートおよびナッツよりなる群から選択される糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品に関する。
【0026】
特にコア物質がチューインガムでありそして硬質コーティングが粘着せず、硬質コーティングの表面が調和のとれた状態で形成されておりそして加工および何らかの後処理(例えば包装)の間に無傷のままである、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品が本発明によって提供される。マルチトールを99〜100重量%含んでいるマルチトールシロップで製造されたコーティング用シロップは、脆性がありそして破損しそして加工後に、例えば包装時等に問題をもたらすコーティングをもたらす。
【0027】
本発明の効用は更にチューインガムの硬質コーティングによって実証される(実施例1;図1)。図1は硬質コーティングの均一な表面を実証している。
【0028】
更に本発明は乾物基準で0.7〜1.5%のDP4+を含むマルチトールスシロップの、硬質コーティングでコーティングされた食品の硬質コーティングを改善するための使用に関する。
【0029】
本発明はシロップが乾物含有率68〜72%を有する上記使用に関する。
【0030】
上記マルチトールシロップの使用が均一な表面の硬質コーティングをもたらす。
【0031】
特に液状マルチトールシロップのDP4+含有量が、本発明のシロップを硬質コーティング法におよび調和のとれた表面を得るのに適したものにする。
【0032】
本発明は以下の長所をもたらす:
− 液状マルチトールシロップを高い乾物含有率で適用することができそして更に調和のとれた表面の硬質コーティングを得ることができる。
− 液状マルチトールシロップが高い乾物で入手できるので、硬質コーティング法は過剰の水を蒸発する必要がなく、このことは、一層経済的な方法を生じる。
−加工の間、および包装の間等のような後に取り扱う間にコーティングが無傷のままである。
【0033】
本発明を以下の実施例によって更に詳細に説明する。
【実施例1】
【0034】
コーティングは2kgのコーティング用パン中で行う。
【0035】
未コーティングの中央の重量が各々0.9gである1.5kgのコア物質群を8回転/分で回転させる。5mLのコーティング用シロップ(乾物含量を基準として、96%のマルチトール、1.4%のDPI、1.4%のDP3 および0.9%のDP4+よりなりそして乾物含有率70.3%を有する液状マルチトールシロップ)(C☆Maltidex 163K9) を中央に散布する。乾燥マルチトール粉末を、粘着を防止しそして結晶化を開始するために添加する。この乾燥段階はコーティング用パン中に空気を吹き込みことによって24℃で実施する。コーティングはこの工程を繰返し適用することによって堆積させる。添加されたシロップの量は30mL/層までに増加させる。
【0036】
コーティングされたチューインガムを図1に示す。この図1は硬質コーティングが調和とれた均一な表面を有していることを明らかに実証している。
【0037】
硬質コーティングは工程の間および後に取り扱う(包装する)間無傷のままである。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】実施例1のコーティング表面の6×10倍の写真である。
Claims (8)
- 硬質コーティングならびに食べられ、かむことができおよび/または薬剤のコア物質からなり、該硬質コーティングは、マルチトールをシロップの乾物含量を基準として少なくとも95重量%含むコーティング用シロップを用いて得ることができかつ下記:
a)シロップの乾物含有率が68〜72%であり、そして
b)シロップの乾物含量が、DP 4+ を0.7〜1.5重量%含んでいる
ことを特徴とする、糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品。 - マルチトールシロップが、乾物含量を基準として、
a)95〜97重量%のマルチトール、
b)最大1.5重量%のDP1、
c)0〜1.5重量%のDP3、
d)0.7〜1.5重量%のDP4+
よりなる、請求項1に記載の糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品。 - コア物質が薬剤タブレット、チューインガム、製菓、チョコレートおよびナッツよりなる群から選択されている、請求項1または2に記載の糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品。
- コア物質がチューインガムでありそして硬質コーティングが非粘着性でありそして硬質コーティングの表面が調和のとれた状態で形成されておりそして加工の間に傷ついてないままである、請求項3に記載の糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品。
- 下記の工程:
a)マルチトールシロップを含むコーティング用シロップをコーティング装置の移動床にある食品のコア物質に適用し;
b)コーティングされたコア物質を得るために粉末形態のマルチトールを適用し;
c)コーティングされたコア物質を15〜45℃の温度範囲および最高50%の相対湿度において乾燥空気を用いて乾燥する
糖不含硬質コーティングでコーティングされた食品を製造方法であって、段階a)のマルチトールシロップが乾物含有率68〜72%を有しそして該マルチトールシロップが0.7〜1.5重量%のDP4+を含有することを特徴とする、上記方法。 - 段階a)でマルチトールシロップの乾物が
i) 95〜97重量%のマルチトール、
ii) 最高1.5重量%のDP1、
iii)0〜1.5重量%のDP3、
iv) 0.7〜1.5重量%のDP4+
よりなる、請求項5に記載の方法。 - 乾物を基準として、95〜97重量%のマルチトールおよび0.7〜1.5重量%のDP4+を含有するマルチトールシロップの、硬質コーティングされた食品の硬質コーティングを改善するための使用。
- 上記シロップを乾物含有率68〜72%で適用する、請求項7に記載の使用。
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