JP2005521614A - 着色されたソーダライムガラス - Google Patents

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Abstract

ガラスの全重量に対する酸化物Feの重量で表示すると0.5%に等しいか又はそれより大きくかつ1.0%に等しいか又はそれより小さい量(全鉄の量)の鉄;ガラスに存在する鉄原子の全重量に対するFe2+の原子の重量で表示すると20〜65%の範囲にある量(Fe2+/全Feの比)の第一鉄;ガラスの全重量に対するTiOの重量で表示すると1.0%に等しいか又はそれより大きい量のチタン;を含有する着色剤と主要ガラス形成成分を含む着色されたソーダライムガラスであって、光源Aに対して測定しかつ4mmの厚さに対して計算すると15〜55%の範囲にある光透過率(TLA4);30%に等しいか又はそれより小さい4mmの厚さに対して測定した全紫外線透過率(TUV4);491nmに等しいか又はそれより小さい透過における主波長(λ)を有する着色されたソーダライムガラス。このガラスは例えば自動車のサイドウインドウ、リアウインドウ、ルーフガラス又は開放ルーフとして使用されうる。

Description

本発明は着色されたソーダライムガラスに関する。
ソーダライムガラスは透明であっても着色されてもよく、例えば透過において緑、灰又は青色であってもよい。
“ソーダライムガラス”という用語はここでは広義に使用され、下記主要ガラス形成成分(重量%)を含有する全てのガラスに関係する:
SiO 60〜75%
NaO 10〜20%
CaO 0〜16%
O 0〜10%
MgO 0〜10%
Al 0〜5%
BaO 0〜2%
BaO+CaO+MgO 10〜20%
O+NaO 10〜20%。
Ba 0〜5%
ある場合には、ソーダライムガラスは10%より大きい、さらには12%より大きいBaO,CaO及びMgOの全重量%を有することができる。
このタイプのガラスは例えば自動車又は建造物の窓ガラスの分野で極めて広く使用されている。それは通常フロート法によってリボンの形態で製造される。かかるリボンは切断されてシートの形態にすることができ、次いでそれは機械的特性を改良するための処理、例えば熱強化工程に供したり、曲げたりすることができる。
一般にガラスシートの光学的特性を標準光源に関連づける必要がある。本明細書では、二つの標準光源が使用される:即ち、Commission Internationale de l’Eclairage(C.I.E.)によって規定される光源C及び光源Aである。光源Cは6700Kの色温度を有する平均的な昼光を表す。この光源は建造物のために意図された窓ガラスの光学的特性を評価するために特に有用である。光源Aは約2856Kの温度のプランク放熱器の放射線を表す。この光源は車のヘッドライトによって放出される光を表わし、特に自動車のために意図された窓ガラスの光学的特性を評価することを本質的に意図される。
Commission Internationale de l’Eclairageはまた“Colorimetrie, Recommandations Officielles de la C.I.E.(Colorimetry and Official Recommendations of the C.I.E.)”(1970年5月)という標題の文献を発行しており、それは可視スペクトルの各波長の光に対する色座標(colorimetric co−ordinates)がx及びyの直交軸を有する図(C.I.E.3色度図と称される)に表すことができるように規定される理論を記載する。この3色度図は可視スペクトルの各波長(ナノメーターで表わされる)の光を表す軌跡を示している。この軌跡は“スペクトル軌跡”と称され、座標がこのスペクトル軌跡上にある光は適当な波長に対して100%の励起純度を持つと言われている。スペクトル軌跡は380nm(紫)及び780nm(赤)の波長に相当する座標を有するスペクトル軌跡の点を結合する紫境界部(purple boundar)と称される線によって閉じられる。スペクトル軌跡と紫境界部の間にある領域は全ての可視光の3色度座標に対しても利用できるものである。光源Cによって放出される光の座標は例えばx=0.3101及びy=0.3162に相当する。この点Cは白色光を表すものとみなされ、それゆえいずれの波長に対してもゼロに等しい励起純度を有する。線はいずれの所望の波長に対しても点Cからスペクトル軌跡まで導くことができ、これらの線上にあるいずれの点もそのx及びy座標によってだけでなく、それがある線に相当する波長及び波長線の全長に対する点Cからのその距離の関数としても規定することができる。結果として、1枚の着色ガラスシートを通って透過した光の色はその主波長λ及びその励起純度P(%で表される)によって記載されることができる。
1枚の着色ガラスシートを通って透過した光の C.I.E.座標はガラスの組成によってだけでなく、その厚さによっても左右されるだろう。本明細書及び特許請求の範囲では、透過光の主波長λ及び励起純度Pの全ての値は2°の立体観察角下で光源Cでの5mm厚のガラスシートのスペクトル比内部透過率((spectral specific internal transmission)SITλ)から計算される。ガラスシートのスペクトル比内部透過率は単にガラスの吸収量によって決定され、下記ベールランバートの法則によって表されることができる:
SITλ=e−E.Aλ
式中、Aλは問題になっている波長におけるガラスの吸収率(cm−1)であり、Eはガラスの厚さ(cm)である。第1近似では、SITλは下記式によって表されることができる:
(I+R)/(I−R
式中、Iはガラスシートの第1面についての入射可視光の強度であり、Rはこの面によって反射される可視光の強度であり、Iはガラスシートの第2面から透過した可視光の強度であり、Rはこの第2面によってシートの内部へ反射される可視光の強度である。
本明細書及び特許請求の範囲では下記のものも使用される:
− 2°の立体観察角から4mmの厚さに対して測定された光源Aについての全光透過率(TLA)(TLA4)。この全光透過率は波長380nmと780nmの間で下記式を積分した結果である:
ΣTλ・Eλ・Sλ/ΣEλ・Sλ
式中、Tλは波長λにおける透過率であり、Eλは光源Aのスペクトル分布であり、Sλは波長λの関数としての通常の人の目の感度である;
− 4mmの厚さに対して測定された全エネルギー透過率(TE)(TE4)。この全エネルギー透過率は波長300nmと2500nmの間で下記式を積分した結果である:
ΣTλ・Eλ/ΣEλ
式中、エネルギー分布Eλは水平より上に30°の太陽のスペクトルエネルギー分布であり、2に等しい空気の質量及び60°の水平に対する窓ガラスの傾斜を有する。“ムーン分布(Moon distribution)”と称されるこの分布はISO 9050規格に規定されている;
− 全エネルギー透過率に対する光源Aについての全光透過率の比(TLA/TE)として測定された選択性(SE);
− 4mmの厚さについて測定された全紫外線透過率(TUV4)。この全紫外線透過率は波長280nmと380nmの間で下記式を積分した結果である:
ΣTλ・Uλ/ΣUλ
式中、UλはDIN67507規格に規定された、大気を通過した紫外線のスペクトル分布である;
− Fe2+/全Fe比。時々レドックス比と称される。それはガラス中に存在する鉄原子の全重量に対するFe2+原子の重量の比の値を表し、それは下記式によって得られる:
Fe2+/全Fe=[24.4495×log(92/τ1050)]
/t−Fe
式中、τ1050は波長1050nmにおける5mm厚のガラスの比内部透過率を表し、t−FeはFe酸化物の形で表される鉄の全含有量を表し、X線蛍光によって測定される。
着色されたガラスは建築物用途に及び自動車及び列車の客室のための窓ガラスとして使用されることができる。建築物用途では、4〜6mm厚のガラスシートが一般に使用され、一方自動車分野では1〜5mm厚が特に一体式窓ガラスの製造のために通常使用され、特にフロントウインドウのための積層窓ガラスの場合には1〜3mm厚が使用され、この厚さの二枚のガラスシートが次いで一般にポリビニルブチラール(PVB)から作られた中間層フィルムによって一緒に接着される。
本発明の目的の一つはこのガラスによって包囲される領域内の物体の不快な脱色を制限することができる、好ましくは青色の、低い光透過率のソーダライムガラスを提供することである。
ヨーロッパ特許出願EP 01013620A1及び国際出願PCT/EP 01/06861は高いレドックス比(Fe2+/全鉄)を有する鉄、さらにはコバルト及び/又はクロム及び/又はバナジウムをそれぞれ含有する高い選択性のガラスを記載する。しかしながら、高いレドックス比を促進することはかかるガラスによって包囲される領域内に位置される物体の脱色の原因である全紫外透過率の如き他の光学的特性に有害であるかもしれない。
本発明は全ての所望の特性を有するガラス組成、特に紫外太陽光線のためのフィルターのそれを提案する。
本発明は、ガラスの全重量に対する酸化物Feの重量で表示すると0.5%に等しいか又はそれより大きくかつ1.0%に等しいか又はそれより小さい量(全鉄の量)の鉄;
ガラスに存在する鉄原子の全重量に対するFe2+の原子の重量で表示すると20〜65%の範囲にある量(Fe2+/全Feの比)の第一鉄;
ガラスの全重量に対するTiOの重量で表示すると1.0%に等しいか又はそれより大きい量のチタン;
を含有する着色剤と主要ガラス形成成分を含む着色されたソーダライムガラスであって、
光源Aに対して測定しかつ4mmの厚さに対して計算すると15〜55%の範囲にある光透過率(TLA4);
30%に等しいか又はそれより小さい4mmの厚さに対して測定した全紫外線透過率(TUV4);
491nmに等しいか又はそれより小さい透過における主波長(λ
を有する着色されたソーダライムガラスを提供する。
かかるガラスは審美性及びエネルギーの両方に関する商業的に望ましい考慮に合致できることが見出された。特に自動車の分野では本発明による着色されたガラスは青色相を持つことができ、そして自動車製造業者によって評価される491nmに等しいか又はそれより小さい透過における波長、低い光透過率及び低い全紫外線透過率を持ち、このガラスによって包囲される領域の内側に位置される物体の不快な脱色を制限することができる。
ガラスの全重量に対するTiOの重量で表示すると1.0%に等しいか又はそれより大きい量のチタンの存在を鉄に関する組成基準と組み合わせると、特に自動車製造業者によって要求される審美性及びエネルギーに関する現在の基準に合致する透過における波長、光透過率及び全紫外線透過率を有するガラスを製造することができる。
鉄は市販のほとんどのガラスにおいて、特に着色されたガラスにおいて存在する。Fe3+の存在は短波長(410及び440nm)の可視光の光吸収及び紫外域における極めて強い吸収帯(380nmを中心とする吸収帯)をガラスに与え、一方Fe2+の存在は赤外域(1050nmを中心とする吸収帯)において強い吸収を引き起こす。Fe3+の存在はわずかに黄色をガラスに与え(一般にあまり魅力的でないとみなされる)、一方Fe2+の存在は顕著な青−緑色を与える。それゆえ、ガラス中の高いFe2+濃度はエネルギー透過率TEを減少し、魅力的な色を与えることができる。しかしながら、溶融ガラスの浴における鉄の存在は赤外線を吸収させ、それはガラス製造炉における熱の拡散に対する妨げとなり、それゆえこの製造をさらに困難にする。さらに、鉄濃度が増大すると、ガラスの光透過率は低下する。
ガラスのエネルギー及び光学的特性、特にその色、その光透過率及びその全紫外線透過率は、その成分間の複雑な相互作用から生じる。ガラスの成分の挙動はそれらのレドックス状態、それゆえレドックス状態に影響を有しうる他の成分の存在に依存する。
特許請求の範囲に規定されたようなガラスは特に鉄及びチタンに関するその組成の容易な制御によって審美的基準(色)及び光学的/エネルギー的基準(光透過率及び全紫外線透過率)に対応することができることが見出された。
好ましくは、全鉄の量は0.90%に等しいか又はそれより小さく、好ましくは0.89%に等しいか又はそれより小さい。これはクリアなガラスの製造から着色されたガラスの製造への移行を容易にする。
好ましくは、全鉄の量は少なくとも0.7%、さらには少なくとも0.75%である。これは目に心地良い色の形成だけでなく、低い光透過率並びに低いエネルギー透過率の形成も促進する。
好ましくは、本発明によるガラスはガラスに存在する鉄原子の全重量に対するFe2+の原子の重量で表示すると20〜65%、好ましくは35〜55%、有利には40〜50%の範囲にある量の第一鉄を含む。かかる比率は良好な選択性と低紫外線透過率を組み合わせたガラスを得ることを可能にする。
好ましくは、本発明によるガラスはガラスの全重量に対するTiOの重量で表示すると1.1%より大きい、好ましくは1.3%より大きい量でチタンを含み、紫外太陽光線の影響下で本発明によるガラスによって包囲される領域の内側に位置される物体の不快な脱色をできるだけ制限する。
目に心地良いと考えられる商業的に望ましい色のガラスを製造するためには、本発明によるガラスは既に述べたものに加えて下記の着色剤の一つ又はそれより多く含有することができる。
・ コバルト
コバルトの存在はガラスに強い青色を与える傾向がある。好ましくは、本発明によるガラスはガラスの全重量に対するCoの重量で表示すると75ppmより大きい、さらには100ppmより大きい量のコバルトを含む。好ましくは、コバルトの量は350ppmに等しいか又はそれより小さく、有利には250ppmに等しいか又はそれより小さい。極めて多すぎるコバルトの量は実際、ガラスの選択性を損ないうる。
好ましい形態では、本発明によるガラスは着色剤と主要ガラス形成成分を含み、着色剤は上述の範囲の少なくとも一つに従ってFe,Ti及びCoを本質的に含む。
別の好ましい形態では、本発明によるガラスは着色剤と主要ガラス形成成分を含み、着色剤は上述の範囲の少なくとも一つに従ってFe,Ti及びCoを含む。
・ クロム
CrIIIの存在はガラスに薄い緑色を与える傾向があり、一方CrVIの存在は365nmの極めて強い吸収帯及びガラスの黄色を生成する。好ましくは、ガラスはガラスの全重量に対するCrの重量で表示すると少なくとも5ppmである量のクロムを含む。ある場合において、ガラスは50ppmに等しいか又はそれより大きい、さらには100ppmに等しいか又はそれより大きい量のクロムを含むことができる。好ましくはクロムの量は1000ppmより小さく、有利には500ppmに等しいか又はそれより小さい。
好ましい形態では、本発明によるガラスは着色剤と主要ガラス形成成分を含み、着色剤は上述の範囲の少なくとも一つに従ってFe,Ti,Co及びCrを本質的に含む。
別の好ましい形態では、本発明によるガラスは着色剤と主要ガラス形成成分を含み、着色剤は上述の範囲の少なくとも一つに従ってFe,Ti,Co及びCrを含む。
・ バナジウム
バナジウムの存在はガラスに緑色を与える傾向がある。好ましくは、本発明によるガラスはガラスの全重量に対するVの重量で表示すると1000ppmより小さい、有利には500ppmより小さい量のバナジウムを含む。
本発明による着色されたガラスの光透過率TLA4は15〜55%、好ましくは20〜45%、有利には25〜35%の範囲にある。これはこのガラスを例えば自動車のための窓ガラスとして、特にサイドウインドウ、リアウインドウ、ルーフウインドウ又は開放ルーフのための使用に十分に適したものにする。
本発明による着色されたガラスの全紫外透過率(TUV4)は好ましくは30%に等しいか又はそれより小さいが、25%に等しいか又はそれより小さく、有利には20%に等しいか又はそれより小さくすることができる。かかるTUV4の値はかかるガラスによって包囲されかつ紫外太陽光線に露出される領域に位置される物体の不快な脱色を防止するのに役立つ。
本発明による着色されたガラスは45%より小さい、好ましくは35%より小さい、有利には25%より小さいエネルギー透過率TE4を有することが望ましい。低いエネルギー透過率は太陽への露出中、建造物又は自動車の如き本発明によるガラスによって包囲される内部領域の温度増加を制限するのに役立つ。
本発明によるガラスは好ましくは1.0より大きい、より好ましくは1.1より大きい選択性を有する。高い選択性は自動車用途及び建築物用途の両方に対して有利である。なぜならば窓ガラスを通しての高いレベルの自然の照明及び可視性を与えながら、太陽光線による温度上昇を制限し、従って車両又は建築物の占有者の熱的快適性を増加するからである。
本発明によるガラスの色に関して、透過におけるその主波長λは489nmに等しいか又はそれより小さいことが望ましい。これは透過における色が一般に青色と称される色のガラスに相当し、それは人の目に対して心地良く、特に自動車の窓ガラスのために商業的に高く評価される。ガラスは487nmに等しいか又はそれより小さいλを有することが有利である。
本発明によるガラスの透過における励起純度は好ましくは10%より大きく、より好ましくは15%より大きい。これは商業的に望ましい顕著な色相に相当する。ある場合には、透過における励起純度は20%に等しいか又はそれより大きく、さらに25%より大きくすることができる。
本発明によるガラスはガラスの全重量に対するCeOの重量で表示すると0.5%より小さい量のセリウムを含有することが望ましい。有利には、本発明によるガラスは0.3%未満、好ましくは0.1%未満のセリウムを含有する。セリウムは主波長を緑及び黄の方に、即ち好ましい色相から離れる方にシフトする傾向を有する。さらに、セリウムは極めて高価な成分である。
好ましい例によれば、本発明によるガラスは着色剤と主要ガラス形成成分を含み、着色剤は本質的にFe,Ti,Co,Cr及びCeからなる。
別の好ましい例によれば、本発明によるガラスは着色剤と主要ガラス形成成分を含み、着色剤はFe,Ti,Co,Cr及びCeからなる。
本発明によるガラスはガラスの全重量に対するNiOの重量で表示すると200ppm未満、好ましくは100ppm未満のニッケルを含有することが好ましい。ニッケルの存在はそれが赤外領域における光を吸収しないのでニッケルを含有するガラスの選択性を損ないうる。これは高いエネルギー透過率値を生じる。さらに、それはガラスに黄色を与える。さらに、ニッケルの存在はガラスを製造する際に困難性を生じるかもしれない(ガラス中のニッケル含有及び硫化物の形成)。特別な例では、本発明によるガラスは着色剤としてニッケルを含有しない。
有利には、本発明によるガラスはガラスの全重量に対するMnOの重量で表示すると1500ppm未満、好ましくは500ppm未満のマンガンを含有する。MnOの形のマンガンは酸化特性を有し、それは鉄のレドックス状態を変更し、緑色を作りうる。
好ましくは、本発明によるガラスはガラスの全重量に対して2重量%より多い酸化マグネシウムMgOを含有する。マグネシウムの存在はガラスの溶融中、成分の溶融のために好ましい。
有利には、本発明によるガラスはガラスの全重量に対して30ppm未満、好ましくは20ppm未満の重量のセレンを含有する。着色剤としてのセレンの存在は低い光透過率を促進することができるが、もし多量に存在するなら、それはガラスに望ましくないピンク又は赤色を与えるかもしれない。
本発明の好ましい形態によれば、着色剤は下記割合に相当する量で存在する(示された形でのガラスの全重量の百分率として表示される):
Fe 0.7−0.9%
TiO 1.0−2.0%
Co 140−240ppm
Cr 0−400ppm
Se 0−10ppm
好ましい例によれば、本発明によるガラスは着色剤と主要ガラス形成成分を含み、着色剤は上述の範囲の少なくとも一つに従ったFe,Ti,Co,Cr及びSeから本質的になる。
別の好ましい例によれば、本発明によるガラスは着色剤と主要ガラス形成成分を含み、着色剤は上述の範囲の少なくとも一つに従ったFe,Ti,Co,Cr及びSeからなる。
このガラスはフッ素化合物を含有しないこと又は少なくともこれらはガラスの重量に対して0.2重量%より多いFを持たないことが望ましい。これらの化合物は環境に有害な炉放出物を生じ、さらに製造炉の内側にライニングを施す耐火物を腐食する。
本発明による着色されたガラスは自動車のための窓ガラスを形成することが好ましい。それは例えば車両のサイドウインドウ又はリアウインドウ、ルーフウインドウ又は開放ルーフのために使用されることが有利である。
本発明によるガラスは層で被覆されてもよい。例えば、これは金属酸化物の層であることができ、それは太陽光線から生じる温度上昇を減らし、結果として窓ガラスとしてかかるガラスを使用する車両の客室の内側の温度上昇を減らす。
本発明によるガラスは従来の方法によって製造されることができる。バッチ材料として、天然材料、リサイクルされたガラス、スラグ又はこれらの材料の組合せを使用することができる。着色剤は示された形で必ずしも添加される必要はないが、示された形と同等の形で添加される着色剤の量を与えるこの方法は標準的な慣行に対応する。実際には、鉄は一般に赤酸化鉄の形で加えられ、コバルトはCoSO・7HO又はCoSO・6HOのような水和硫酸塩の形で加えられ、クロムはKCrの如き重クロム酸の形で加えられる。セリウムはしばしば酸化物又は炭酸塩の形で導入され、チタンは酸化物の形で導入され、バナジウムは酸化バナジウム又はバナジン酸ナトリウムの形で導入される。セレンは、存在させるとき、元素の形で又はNaSeO又はZnSeOの如きセレン化物の形で加えられる。
他の成分は、益々使用されつつある、天然材料、リサイクルされたガラス又はスラグのように本発明によるガラスの製造に使用されるバッチ材料における不純物の結果として存在させる場合があり、これらの不純物がガラスに上記限定外の特性を与えない場合、これらのガラスは本発明に従ったものとみなされる。
本発明は下記実施例によって説明されるだろう。
実施例1〜68
表Iはガラスのベース組成を限定されない例によって与えたものである。同じ光学的特性及びエネルギー特性を有するガラスは本明細書の冒頭で与えられた重量%の範囲内にある量の酸化物を有するベース組成で得られてもよいことは理解されるべきである。
実施例によるガラスは100ppm未満のNiO、500ppm未満のMnO、及び特記しない限り3ppm未満のSe、0.1%未満のCeO、及び2%より多いMgOを含有する。
Figure 2005521614
下記表は本発明によるガラスの光学的特性及びエネルギー的特性及び成分の濃度を与える。濃度はガラスのX線蛍光によって測定され、示された分子状態に変換される。
Figure 2005521614
Figure 2005521614

Claims (41)

  1. ガラスの全重量に対する酸化物Feの重量で表示すると0.5%に等しいか又はそれより大きくかつ1.0%に等しいか又はそれより小さい量(全鉄の量)の鉄;
    ガラスに存在する鉄原子の全重量に対するFe2+の原子の重量で表示すると20〜65%の範囲にある量(Fe2+/全Feの比)の第一鉄;
    ガラスの全重量に対するTiOの重量で表示すると1.0%に等しいか又はそれより大きい量のチタン;
    を含有する着色剤と主要ガラス形成成分を含む着色されたソーダライムガラスであって、
    光源Aに対して測定しかつ4mmの厚さに対して計算すると15〜55%の範囲にある光透過率(TLA4);
    30%に等しいか又はそれより小さい4mmの厚さに対して測定した全紫外線透過率(TUV4);
    491nmに等しいか又はそれより小さい透過における主波長(λ
    を有することを特徴とする着色されたソーダライムガラス。
  2. 全鉄の量は0.90%に等しいか又はそれより小さいことを特徴とする請求項1に記載の着色されたソーダライムガラス。
  3. 全鉄の量は0.89%に等しいか又はそれより小さいことを特徴とする請求項2に記載の着色されたソーダライムガラス。
  4. 全鉄の量は少なくとも0.7%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  5. 全鉄の量は少なくとも0.75%であることを特徴とする請求項4に記載の着色されたソーダライムガラス。
  6. 着色剤はガラスの全重量に対するTiOの重量で表示すると1.1%より大きい量のチタンを含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  7. チタンの量が1.3%より大きいことを特徴とする請求項6に記載の着色されたソーダライムガラス。
  8. 着色剤はガラスの全重量に対するCoの重量で表示すると75ppmより大きい量のコバルトを含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  9. コバルトの量が100ppmより大きいことを特徴とする請求項8に記載の着色されたソーダライムガラス。
  10. 着色剤はガラスの全重量に対するCoの重量で表示すると350ppmに等しいか又はそれより小さい量のコバルトを含有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  11. コバルトの量が250ppmに等しいか又はそれより小さいことを特徴とする請求項10に記載の着色されたソーダライムガラス。
  12. 着色剤はガラスの全重量に対するCrの重量で表示すると少なくとも5ppmの量のクロムを含有することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  13. クロムの量が50ppmに等しいか又はそれより大きいことを特徴とする請求項12に記載の着色されたソーダライムガラス。
  14. クロムの量が100ppmに等しいか又はそれより大きいことを特徴とする請求項13に記載の着色されたソーダライムガラス。
  15. 着色剤はガラスの全重量に対するCrの重量で表示すると1000ppmより小さい、好ましくは500ppmに等しいか又はそれより小さい量のクロムを含有することを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  16. 着色剤はガラスの全重量に対するCeOの重量で表示すると0.5%より小さい量のセリウムを含有することを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  17. セリウムの量は0.3%より小さいことを特徴とする請求項16に記載の着色されたソーダライムガラス。
  18. セリウムの量は0.1%より小さいことを特徴とする請求項17に記載の着色されたソーダライムガラス。
  19. 着色剤はガラスの全重量に対するVの重量で表示すると1000ppmより小さい、好ましくは500ppmより小さい量のバナジウムを含有することを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  20. 着色剤はガラスの全重量に対するSeの重量で表示すると30ppmより小さい量のセレンを含有することを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  21. セレンの量は20ppmより小さいことを特徴とする請求項20に記載の着色されたソーダライムガラス。
  22. 着色剤はガラスに存在する鉄原子の全重量に対するFe2+の重量で表示すると35〜55%の範囲にある量の第一鉄を含有することを特徴とする請求項1〜21のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  23. 着色剤はガラスに存在する鉄原子の全重量に対するFe2+の重量で表示すると40〜50%の範囲にある量の第一鉄を含有することを特徴とする請求項22に記載の着色されたソーダライムガラス。
  24. 着色剤と主要ガラス形成成分を含み、着色剤が本質的に鉄、チタン及びコバルトからなることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  25. 着色剤と主要ガラス形成成分を含み、着色剤が鉄、チタン及びコバルトからなることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  26. 着色剤と主要ガラス形成成分を含み、着色剤が本質的に鉄、チタン、コバルト及びクロムからなることを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  27. 着色剤と主要ガラス形成成分を含み、着色剤が鉄、チタン、コバルト及びクロムからなることを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  28. ムーン分布に従って測定しかつ4mmの厚さについて計算すると45%より小さいエネルギー透過率(TE4)を有することを特徴とする請求項1〜27のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  29. 35%より小さい、好ましくは25%より小さいTE4を有することを特徴とする請求項28に記載の着色されたソーダライムガラス。
  30. 光透過率(TLA4)は20%〜45%の範囲にあることを特徴とする請求項1〜29のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  31. 25%〜35%の範囲のTLA4を有することを特徴とする請求項30に記載の着色されたソーダライムガラス。
  32. 1.0より大きい、好ましくは1.1より大きい選択性(SE4)を有することを特徴とする請求項1〜31のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  33. 25%に等しいか又はそれより小さい4mmの厚さに対して測定された全紫外線透過率を有することを特徴とする請求項1〜32のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  34. 20%に等しいか又はそれより小さいTUV4を有することを特徴とする請求項33に記載の着色されたソーダライムガラス。
  35. 10%より大きい透過における励起純度を有することを特徴とする請求項1〜34のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  36. 15%より大きい透過における励起純度を有することを特徴とする請求項35に記載の着色されたソーダライムガラス。
  37. 透過における主波長λは489nmに等しいか又はそれより小さいことを特徴とする請求項1〜36のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  38. 透過における主波長は487nmに等しいか又はそれより小さいことを特徴とする請求項37に記載の着色されたソーダライムガラス。
  39. ガラスの全重量に対するNiOの重量で表示すると200ppmより小さい量のニッケルを含むことを特徴とする請求項1〜38のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
  40. ニッケルの量は100ppmより小さいことを特徴とする請求項39に記載の着色されたソーダライムガラス。
  41. 層によってカバーされることを特徴とする請求項1〜40のいずれかに記載の着色されたソーダライムガラス。
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