JP2005521480A - 搾乳器のための吸引シーケンス - Google Patents

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Abstract

【課題】
搾乳器における、有利な特定の結果を生じると考えられる1つ以上の新規の吸引シーケンスを提供する。
【解決手段】搾乳器の作動方法であって、
【数1】
Figure 2005521480

に基づいて周期的圧力変化を発生させる。
Tの範囲はおよそ0.98からおよそ1.5であり、Vの範囲はおよそ1.25からおよそ0.15であり、xは秒単位の時間であり、y(x)はmmHg単位の真空である。

Description

この発明は、母乳を吸い出すための搾乳器に関し、特にモーター駆動の、例えば電動の搾乳器に関するものである。
授乳をする母親が使用する搾乳器はよく知られている。それにより、授乳する女性が必要に応じてまたは都合のよい時に母乳を搾り、さらにその母乳を後で使用するために蓄えておくことが可能となる。子供が乳を飲むことに関して問題がある場合、または母親に乳の過剰なまたは不十分な生成、または乳頭の痛み、変形または怪我の問題がある場合等において、母親にとって搾乳器は必需品である。
手動の搾乳器は、主に比較的安価で持ち運びが容易であるため、一般的となっている。しかし、手動であるため、供給されるストローク速度および吸引圧力は不均等である可能性があり、ポンプを作動させることは最終的には疲労を生じさせる。
電動搾乳器も一般的である。これらは非携帯型または半携帯型で非常に大きく、通常は標準的な家庭の電源に接続される電気モーターを有する真空ポンプを含んでいる場合がある。この種のポンプの利点は、真空の容易な制御性および調節、および両方の乳房を一度にポンプ吸引することができる点にある。すなわち、授乳する女性は両手を空けたままで2つの搾乳器シールドを所定の位置に保持して両方の乳房のポンプ吸引を同時に行う。
バッテリー駆動式の搾乳器も開発されている。これらの搾乳器には、真空の制御性および調節、ならびに持ち運びが容易であるという利点がある。このようなバッテリー駆動式携帯搾乳器が、例えばU.S.4,964,851に記載されている。Medela社によってMINIELECTRICの名で販売されているこの搾乳器は軽量であり、例えばおよそ30からおよそ300mmHgの間の好みの範囲内で十分な真空(すなわち、陰圧)調整を実現する。また、Medela社によって販売されているLACTINA搾乳器は他の型の搾乳器であり、バッテリーでも家庭の電源できるものである。これは米国特許第5,007,899で一般に開示されている。
電動モーター式搾乳器は、ほぼ一般的に、所定のポンプのための単一形式の「サイクル」で作成されている。すなわち、より高度なポンプで乳房に適用される真空(すなわち、陰圧)を発生させる駆動機構は、陰圧の増大(すなわち、吸引の増大)の特定のシーケンスまたは曲線に合わせて調整され、その後解除される。多くの場合、これはある意味で、例えば幼児の乳飲み行動を再現することを目的としている。しかし、母親の乳頭に何らかの理由により痛みがある場合、重大な鬱血状態のある場合、ある程度の乳頭の刺激が特に望まれる場合、排出および緩和を特に目的とする場合、乳の生成を増加させたい場合等、搾乳器は様々な異なる状況に対応することができる。
搾乳器によっては、ユーザは適用される真空の大きさ、およびポンプ作用の速度(すなわち、1分当たりのサイクル数)を変化させることができる。従来技術では、速度および真空レベルが互いに影響し合うため、真空レベルに従って速度が増してしまう場合がある。しかし、基本的な「曲線」は固定されたままで、ユーザは機械に組み込まれたその特定の曲線の範囲内の変化に可能な限り適応しなければならず、これは通常すべてのユーザについて一般的に言いえることである。
本発明の主な目的は、特に、複数の異なる搾乳(抽出)シーケンスまたは曲線を発生させるようにプロラムすることができる搾乳器を提供することである。この目的のため、本発明は、一態様において、搾乳のために女性の乳房を受ける部分を有するブレストシールドを備える搾乳器である。真空源はブレストシールドと連通している。第1のシーケンスによれば真空源を作動させる機構が提供され、第2のシーケンスによれば真空源を作動させる制御装置が提供される。
制御装置は、例えば射乳シーケンスである第2のシーケンスのための予め設定されたプログラムを有することができる。搾乳器は制御装置のための複数の異なるプログラムを有し、各プログラムは異なるシーケンスを有していることが好ましい。
本発明の一実施形態において、モーター駆動ポンプ(例えば、圧縮空気、バッテリーおよび/または家庭用電源)にはマイクロプロセッサに基づいた制御装置が設けられている。この実施形態の制御装置をプログラムするために、条件および目的を変更するための異なる吸引曲線を含むメモリ「チップ」を有するカードが含まれる。ユーザは所望のプログラムを選択し、次に制御装置に入力を提供する機構によってそのカードが読み込まれる。尚、この場合、通常は、吸引曲線がはじめにアドレス指定されるが、搾乳シーケンスも陽圧の態様を含んでもよい。ディスク、CD、赤外線データ転送、電子供給(例えば、インターネット接続)等の他の媒体を介してプログラミングを行うこともできる。
従来は得られなかった本発明によって実現された大きな利点は、搾乳器の吸入作用を様々な所望の条件に合わせて容易に変更できることであり、この能力をエンドユーザに提供することができることである。付随する利点としては、搾乳器の技術が進化し続けるのに従って、さらなるカードまたは他のプログラム入力手段によって新たな改良された吸引曲線およびシーケンスを入手することができることである。
さらに付随する利点としては、プログラム可能なポンプがその使用法および操作に関連してデータを記録することもできることである。そのデータを、例えば格納し、その後インターネット接続、磁気記録(ディスクまたはカード)等を介してダウンロードすることによって検索することができる。このデータ検索は、新たなデータにポンプを更新するため、取り扱いを監視するため等、医療研究において有用となる。
さらに、特定の幼児の乳飲みパターンのプログラムを作成することができる。そのプログラムを用いてポンプを作動し、幼児の成長に従って時間の経過と共にそのプログラムを変化させることができる。
本発明のさらなる態様において、予めプログラムされた射乳シーケンスを有する改良された搾乳器が提供される。この射乳シーケンスは、このシーケンスを作動するのに使用される搾乳器に設けられたボタン等によって最も有利に利用可能となる。
他の重要な態様において、本発明は、有利な特定の結果を生じると考えられる1つ以上の新規の吸引シーケンスを搾乳器に設けることを目的としている。このようなシーケンスには、限定はしないが、乳頭が痛む場合の吸引方法(例えば、プログラムまたは曲線)、乳の生成を増加させるための吸引方法、一般的に改良された吸引方法、および乳頭を刺激する方法が含まれる。
本発明による乳頭が痛む場合の搾乳器の作動方法では、およそ20mmHg(最小真空)からおよそ250mmHg(最大真空)までの範囲内で真空の大きさを変更し、同時に全体の吸引サイクルを最小真空のおよそ25サイクル/分から最大真空のおよそ40サイクル/分まで変更し、適用された真空が低い場合にはサイクル数を増加させる。一般的に、このプログラムは、より長いサイクルでより低いピーク真空とすることを目的としている。
本発明による乳の出を増加させる搾乳器の作動方法では、およそ120サイクル/分の速いサイクル速度、およそ40mmHgからおよそ220mmHgまでの範囲の陰圧でポンプを作動させる。この方法では、例えばおよそ10秒間真空のサイクルを適用し、次に大気圧での2秒間の休止を入れ、各真空適用期間後に休止を入れるようにしてもよい。
本発明のさらに他の態様による搾乳器の作動方法では、およそ30mmHg(最小真空)からおよそ300mmHg(最大真空)までの範囲内で真空を変更し、同時に全体の吸引サイクルを最大真空のおよそ47サイクル/分から最小真空のおよそ78サイクル/分まで変更し、適用された真空が低い場合にはサイクル数を増加させ、ピーク陰圧に向かって最初に形成される曲線に沿うサイクルとし、次に初期の傾斜に沿って圧力の増加(少ない陰)を穏やかに開始するが、その後短時間で圧力の増加を減速した後、本質的に前記初期傾斜を継続して陰圧解除を行う。
本発明の、このようなおよび他の特徴および利点については、図面を参照して以下の本発明の実施形態の詳細な説明を参考にすることにより、さらに理解を深められるであろう。
(搾乳器アセンブリ)
はじめに図1〜図7を参照すると、一形態における本発明の搾乳器アセンブリは、美学的に見ても美しく且つコンパクトなデザインを有している。このアセンブリの主要な部品のためのハウジングは、硬質耐衝撃性プラスチック製の筐体10である。図示されているように、これはその縦軸に沿ってほぼ楕円形の断面を有しており、筐体外面に心地よい平滑な曲線的外観を呈している。筐体10は上部ハウジング部11によってその上側が閉じられ、そこに手提げ12が添設されている。
この第1の実施形態において、手提げ12には、その両端部に一対のクレードル15が形成されている。これらのクレードル15は、各ブレストシールド17の漏斗部16を受け且つ支持するようになっている。これらのブレストシールド17(それ自体が搾乳器と呼ばれる場合がある)は、例えば米国特許第4,964,851および4,929,229に示され且つ記載されている種類のものである。ブレストシールド17に関するさらなる詳細については、これらの特許を参照することにより得られるが、搾乳の作業に適している限り、この出願における要点である発明の特徴は使用されるブレストシールドに左右されるものではないので、ここでは省略する。
しかしながら一般的に、ブレストシールド17は、容器(ボトル)18に接続する導管構造に連通する上述の漏斗部16を有している。この特定のブレストシールド17は手動およびモーター駆動ポンピングの両方に適合する。このブレストシールド17はカラー20を有しており、これに対して手動ピストンポンプ(図示せず)が螺合され、一作動形態において取り付けられて使用される。電動真空ポンプを使用する場合、カラー20の内側にはポートが設けられ、且つこのポートは漏斗部と連通し、真空ポンプからのチューブが取り外し可能に接続されてブレストシールドに真空を伝達する。そのような詳細についてもよく知られており、他の公共情報源の中でも上記の特許より収集することができる。いずれの形態における動作時においても、ブレストシールド17の幅広(円錐)部を乳房の上に設置してシールド内に真空を引くことによって、乳房に加えられる引張力により乳が吸い出される。乳房から吸い出された乳はボトル18に蓄えられる。
図15および16は、搾乳器10’の変形された外部を示している(ここで使用されている主要な番号は同様であるが変形された部分を示す)。この形態においては、ブレストシールド17は手提げ12’によって支持されておらず、その代わりユニットの背部に取り付けられたホルダ26内で保持されている。
(駆動モーター)
まず図8を参照すると、筐体10の中には駆動装置が取り付けられている。無論、本実施形態で使用されているようなダイヤフラムポンプに対して駆動装置をいくつ使用してもよい。当然、ポンプ(ダイヤフラム、ピストン等)の種類は本発明の特定の態様にとって必ずしも重要ではない。しかし、好適な実施形態に示されている搾乳器の駆動機構は、減速駆動配列および12ボルト直流モーター28で構成されるダイヤフラムポンプのリニア駆動装置である。
尚、図8の実施形態は上部ハウジングのカバーが変形されている点を除いて図1〜7と実質的に同一であり、ここではカバー35の一部としてダイヤフラム34の剛性シェル24を含んでいる。ダイヤフラムポンプ30について以下にさらに説明する。
図17は、ダイヤフラムポンプ30のカバー35”およびシェル24”が変形されていることを除いて、図1〜8と実質的に同一である本発明の搾乳器のさらに他の形態を示している。図15および16の実施形態のブレストシールドホルダも若干変形されている。この図17の実施形態を参照すると、搾乳器の内側細部の大部分についてさらに理解できるであろう。
次に図18、19および22〜24を特に参照すると、減速ギアはベルト27a、27bおよび27cを含んでいる。モーター28の軸29からベルト27aへ動力が伝達される。ベルト27aはホイール51の溝に受けられ、このホイール51は回転可能な軸52上で駆動シャーシ62に取り付けられている。軸52はホイール51と共に回転するように固定されている。フリーホイール53は、シャーシ62に固定された軸54に回転自在に取り付けられ、ベルト27aの外側と係合し、その結果ベルト27aがホイール51との一層の面係合を生じている。
軸52の上には、小歯車55が取り付けられている。ベルト27bには歯がつけられており、歯車55と係合する。歯状ベルト27bはさらに、回転軸57(図22および24)に固定された大歯車56と係合する。歯車56の一部は小歯車部58である。同様に歯がつけられたベルト27cは、歯車58および歯車59と係合する。歯車59は回転軸70に固定的に取り付けられている。軸70の各端部には、小歯車71a、71bが固定されている。歯状ベルト72a、72bはそれぞれ、歯車71a、71bおよび回転自在歯車73a、73bと係合する。
ダイヤフラムプッシャー(プッシュ/プル)軸74a、74bはそれぞれ一端でベルト72a、72bに締め付けられている。他端は、各ダイヤフラム膜部材34(図22、図20および図21(a)を参照)の外部と係合する。ここでは、軸74a、74bとの螺合を利用し、ネジ込みナット状要素37を膜36の強化中央領域に取り付けた(再度、ダイヤフラムポンプ30については以下により詳細に説明する)。両方のプッシャー軸74a、74bは各ベルト72a、72bによって駆動されると一列に並んで動く。
従って、モーター駆動軸29が回転すると、ベルト27aによりホイール51を介して軸52が回転する。それによって、次にベルト27bが小歯車55によって駆動され、軸57が回転して大歯車56およびその小歯車部58が順に回転し、それによって歯車部58を大歯車59と連結するベルト27cを介して軸70が回転する。これによって、この運動が歯車71a、71bを介してベルト72a、72bへ伝達され、直線運動がプッシャー軸74a、74bへ伝えられる。モーター軸29の方向を反転することによって前方その次に後方のストロークが発生する。このようにして、上記の様々な歯車/ホイールを適切に選択することによって所望の減速ギアリングが得られる。
移動経路およびストロークの長さに沿った軸74a、74bの位置は位置感知機構78によって測定され、この位置感知機構78は標準的なよく知られた種類のものが可能である。この感知機構78はモーター28の軸29に取り付けられた歯車78aを使用し、カウンタ78bによって記録する。カウンタ78bによって発生した信号は搾乳器のCPUによって処理される。
一対のダイヤフラムポンプ30で陰圧または真空が発生する。各ダイヤフラムポンプは、各剛性シェル24と共に組み立てられた上部ハウジング11内に取り付けられた柔軟性のある膜34を有している(以下にさらに説明される図20、および21(a)〜21(c)を参照)。膜およびシェルは実質的に気密に係合している。膜34がシェル24から引き離されるとき、シェル内部と膜との間の空間に真空が発生し、この空間にはシェル上に形成された吐出口31を通って入ることができ、そこにチューブ32が接続されて真空を各ブレストシールド17に伝達する。
電源コード38を介して通常の家庭電源により、または一対の6ボルト、1.2アンペア鉛酸充電式バッテリー等の電気化学バッテリーによって動力が供給される。電源コード38は、下部ハウジング部13の底部のウェルに蓄積するのに都合良く配置されたラップアラウンドマウントに設けられている。図7は下部ハウジング部13内に形成されたウェル41を示しており、これを通して、ウェルのためのカバー42を有する筐体10内に形成されたレセプタクル内にバッテリー40が挿入される。図7では明瞭にするためラップマウント40の細部は省略されている。
(真空および速度を逆に制御する単一のスイッチ)
オンオフスイッチまたはノブ45(図9を参照)が筐体に設けられ、これをその目的に合わせて回転式または押しボタン式とすることができる。適用される真空の大きさを制御する働きもするため、この実施形態においては回転式且つ押しボタン式となっている。ノブ45が回転すると、信号が発生して、ノブが回転する方向によって適用される真空(吸引力)のレベルが上げ下げされる。この実施形態においては、吸引力が増大すると、サイクル(速度)が減少する。すなわち、速度と力は逆の関係にある。これによって有益な効果があると考えられる。オンおよびオフする際はノブが押し込まれる。
(機能インジケータ)
さらに、LCDディスプレイ48、射乳ボタン49およびプログラムカードスロット50が筐体10の外側から見えるようになっている(射出シーケンスおよびプログラム可能な側面についても以下により詳細に説明する)。乳汁排出ボタン49を用いて特に射出のための(以下に説明される部品で実施される)予めプログラムされた吸引シーケンスを作動させて射乳反射作用を刺激する。スロット50は、この発明の搾乳器と共に使用されるプログラミングカードに対するインタフェースアクセスを提供する。
ディスプレイ48はポンプの様々な機能の視覚表示を提供する。これには、例えば、次にプログラムされるシーケンスの種類、吸引力のレベル、バッテリーの状態などが含まれる。
(ダイヤフラム保護カバー)
この実施形態において、2つのダイヤフラムポンプ30は筐体10の上部に形成されたウェル内にある。カバー35が設けられ、このウェルに嵌合し、通常は上部ハウジング11と接触している(35’および35”も同様に(プライム符号の付いた番号は対応するプライム符号の付いていないものと実質的に同様である))。吐出口31は、例えば使用時に簡単に入ることができるように、カバー35の除去された領域を通って延びている。
尚、シェル24が図8の実施形態のカバーに形成された状態で示されている。図17の実施形態では、例えば図20、および21(a)〜21(c)の実施形態に示されているように、スナップ嵌めまたは干渉係合によってシェル24が上部ハウジングに取り外し可能に取り付けられているため、ポンプ機構の膜の洗浄または交換、およびシェル自体の洗浄(これらの目的のためにグリップ33が設けられている)のために簡単に入ることが可能となっている。
図17の実施形態においては、30から70の範囲のショアA硬さを有するシリコン等、(気密にされる)どのような適切な耐久力のある柔軟なおよび耐久力のある流体不浸透性材料で作成されてもよいダイヤフラム部材または膜34を硬質プラスチックカラー85に対してその周囲に成形する。カラー85は上部に外側フランジが形成された複数のぶらさがりアンカーポスト86を有しており、これは上部ハウジング部11の各ウェル内部リップと係合し、その中にカラー85が受けられて膜34を所定の位置にスナップ嵌めする。
予防(保護)使い捨て/洗浄可能カバー36がさらに有利に設けられ、ダイヤフラム34の上に形状を保ちつつ嵌められ、ブレストシールドからの空気および他の流体からダイヤフラム34を隔離している。膜と同一の材料で作成することができるが厚さはより小さなカバー36も同様に流体不浸透性である。
特に図20、および21(a)〜21(c)を参照すると、各カバー36は、このカバー36の周囲の環状ウェルを形成する上向きカフ87を有している。互いに垂直方向にややオフセットされている一対の円周方向ビード88および89が環状ウェルの底部領域に沿って形成されている。最上ビード88は、シェル24’の外側の底部に沿って形成された環状縁溝90と係合して、保護カバー36とシェルとの間が実質的に気密係合する。
カバー36の内側底部内に、それぞれこのカバーの周囲で円周方向に延びるビード91およびショルダ92によって内部溝93が形成されている。この内部溝93は、膜34のカラー85の僅かに突出するへりまたは縁の上に受けられている。このようにして保護カバー36と膜34との間が気密性を保ちつつ嵌められ、さらにこれによって膜34の上にシェル24が所定位置で取り外し可能に固定され、ダイヤフラムポンプ30が完成する。
尚、膜34には一方向弁95が設けられ、これは、膜34とその上にあるカバー36との間に形成され得る空間と連通する。この弁によって、例えば始動時の最初のストロークが偶然シェル24に向いてしまった場合、間に入った空気を排出することが可能となり、その後は保護カバー36がダイヤフラム34の動きに従って通常は面係合する。
(プログラム可能な態様)
本発明の1つの重要な態様は、様々な形式の吸引シーケンスまたは時折ここで言及されるようなサイクルを有する搾乳器をプログラムすることができることである。例えば図9を参照すると、搾乳器は、複数の「チップ」カード61を通してユーザ入力が行われる60で示されたマイクロプロセッサに基づいたシステムを利用する。各チップカードはEEPROMに記録された1つ以上の所定のプログラムを含んでいる。例えば、各カードは射出シーケンスと共に特定の形式のシーケンスを含むことができる。
一例として、MB90562型のEEPROMマイクロコントローラ、または他の例としてAtmelの2線EEPROMチップカードマイクロコントローラAT24C164を使用してもよい。これらは、現在では十分であると考えられるおよそ16Kのメモリを提供する。
プログラム(そのいくつかの例については後述する)は従来の方法で記録され、使用準備の整った母親に提供される。プログラム済みのチップカードが筐体10の背部のスロット50へ挿入され、マイクロプロセッサへのインタフェースと係合する。次に、選択されたチップカード61の特定のプログラムがマイクロプロセッサ60へ伝達される。マイクロプロセッサ60は駆動装置25と一体化されて、標準的な技術によって直流に変換される(図9の68に示す)またはバッテリー源39からの交流電源を利用して、選択されたプログラムに基づいて駆動装置を作動させる。マイクロプロセッサ60は電源管理の制御も行うことができる。
上記のように、吸引力(例えば、発生する陰圧の大きさ)も、通常、ユーザが回転式制御ノブ45を操作することによって調節可能である。しかし、通常は、初期設定として予め設定された吸引力の範囲がプログラムに提供され、後にユーザがノブ45によって調節を行う。
考えられる一実施形態では、マイクロプロセッサに対してチップカードの必要がなく実施することができる射乳シーケンス(射乳反射作用)が提供される。(以下に説明する)射乳シーケンスはマイクロプロセッサ60に予めプログラムされるか、またはそのとき存在する操作プログラムを無効にするように回路に配線で送られるようにしてもよい。母親がこのシーケンスを行うことを望む場合、この母親はボタン49を押し、それによって電気信号が発生し、マイクロプロセッサ60に送られる。そして、射出プログラムは実行される。
チップカード61がマイクロプロセッサ60をプログラムする唯一の方法ではないことは容易に理解できるであろう。より多くのボタン49のような専用ボタン等の他の入力手段を使用し、それぞれをマイクロプロセッサ60に予めプログラムされた所定のシーケンスを作動させるように設定することができる。テンキーを設けてコードを入力することもできる。モデム等の電子データリンクにより、または光学的に、またはその他の方法でプログラムを提供することもできる。
マイクロプロセッサによってデータを記録してチップカードにダウンロードまたは転送することができる。データをチップカードに直接記録することもできる。例えば、特定の子供の乳飲み行動を記録し、それをシーケンスにすることができると考えられる。次に、そのシーケンスをポンプにプログラムし、母親は自分の子供に非常に似た乳飲み行動をポンプから得られる。
次に、図10を参照すると、ここではコンピュータ77に連結したカード読み取り機76として示されている「カードステーション」75で、搾乳器作動データを有するチップカード61aが読み取られる(ダウンロードされる)。コンピュータ77を用いてCD、フロッピー(登録商標)ディスク等の様々な利用可能な媒体のいずれかにデータを転送して、ここでは80で示される研究またはデータ監視機関へ物理的に転送される。このデータを単にモデムを介してインターネットインタフェースを通して転送することもできる。
(新規搾乳方法(サイクル))
このようにして、様々な異なる吸引サイクルまたはシーケンスを同一の搾乳装置に提供することが可能となることがわかる。図11〜15に、このようなサイクルを示すことができる種類の方法の例が示されている。
例えば、図11はMedela社が「標準典型プログラム」と称するものである。これは開発された搾乳器の作動方法であり、Medela社により販売されている015「CLASSIC」搾乳器によって提供されるような幼児の標準的な乳飲みに似た一般的な最適吸引曲線を提供すると考えられている。図11のグラフに示されているように、y軸(水銀柱ミリメートル)は陰圧であり、x軸は時間(秒)である。この特定の方法においては、サイクルは毎分およそ47に固定され、吸引の大きさは通常およそ100からおよそ250mmHgの間で調節可能である。
図12は、いわゆる新規の「痛みのある乳頭のプログラム」の方法を示している。図11と比較すると、真空範囲の下端がおよそ20mmHgまで低下し、全体的な吸引サイクルの持続時間が延長し、すなわち、およそ25サイクル/分の最低値からおよそ40にわたっていることがわかる。このプログラムにおいて適用された真空が低い場合は、サイクル数を増加する。しかし一般的に、図11の「CLASSIC」プログラムと比較すると、吸引はより遅く且つ穏やかである。
図13は、乳の出を増加させると考えられる搾乳器の新規作動方法を示している。これは、一日に数回定期的なポンプ使用時の間に適用され得るプログラムである。この方法においては、およそ120サイクル/分の速いサイクル速度で、好ましくは真空適用期間後に休止を入れて、ここでは10秒間の真空、次に2秒間の休止で搾乳器を作動させる。陰圧はおよそ50から150mmHgの範囲内である。真空適用の速度および急峻な傾斜を示す図13の差し込み図で詳細を確認せよ。
搾乳器を作動させるための新たな「上位プログラム」と呼ばれるものが図14に示されている。およそ100からおよそ250mmHgの真空範囲が選択され、サイクルは毎分およそ47から78の範囲とされている。サイクル速度および真空は関連付けられ、例えばサイクルが減少すると真空の大きさが増大し、すなわち逆の関係となっている。尚、このプログラムは、まずピーク陰圧に達し、次に、陰圧増加の傾斜と(逆向きだが)同様の傾斜に沿って圧力の増加(陰圧低下)を平滑に開始するが、その後短時間で圧力の増加を減速した後、本質的にこの初期傾斜を継続して陰圧解除を行うというシーケンスにおいて、上記の「CLASSIC」プログラムとは部分的に異なっている。射乳シーケンスもこの「上位プログラム」に組み込まれており、およそ40からおよそ220mmHgの真空範囲を利用し、サイクルは毎分およそ80からおよそ160の範囲、好ましくは毎分120サイクルとされている。
(サイクルの数式)
搾乳器を用いて周期的な圧力変化を発生させることによって射乳を導くことを目的とする真空サイクルの好ましい実施形態を図25に示す。最小曲線Aから最大曲線Bまでの搾乳器の真空操作範囲が示されている。以下に説明するように、曲線AおよびBによって画定される作動の両極端は同一のまたはほぼ同一の曲線包絡線を含んでいる。すなわち、搾乳器によって発生した真空の振幅およびサイクル持続時間は曲線AおよびBによって描かれた限度の間であればどこでも変化してもよいが、時間に伴う真空曲線の包絡線(形状)は変化せず、すなわち搾乳器で時間に伴って発生した真空値の全体的なパターンは振幅に関わらず変化することはない。従って、単一の数式を用いて、図示されているように持続時間および振幅が変化する場合がある搾乳サイクルの包絡線について説明する。
図25に示された搾乳サイクルの持続時間は、曲線AからBまでの0.61秒から0.95秒まで変化する。最小曲線Aの振幅は0mmHgからおよそ−36mmHgまで変化し、最大曲線Bは0mmHgからおよそ−297mmHgまで変化する。サイクルの持続時間は発生するピーク真空に比例して変化する。
搾乳サイクルは、母親の乳房からの搾乳に対して最適化される。上述のように、図25は、同一の包絡線または全体的な形状またはパターンを有する範囲内にある搾乳曲線の範囲の境界を通常定義する2つの別個の曲線を含んでいる。圧力が0mmHg(大気圧)からおよそ−36mmHg(真空)まで変化する第1の曲線Aは、サイクル間に発生した真空、および特に上述の曲線包絡線での効果的な搾乳の下限を示している。0mmHgからおよそ−297mmHgの圧力範囲の第2の曲線Bは、効果的な搾乳のために発生する真空の上限を示している。最小および最大曲線A、Bは振幅およびサイクルの持続時間が異なるが共通の包絡線、形状またはパターンを共有していることが分かる。
各曲線の別個の隣接する部分または線分を定義することによって各曲線の包絡線を描いてもよい。通常、第1の線分S1は、ピーク真空点Pに至る本質的に直線の負の傾斜を有する主要部分を含む。第2の線分S2は、ピーク真空点Pの後の本質的に直線の正の傾斜を有する主要部分を含む。真空の変化のないことが特徴の平らな静止線分Rが線分S2の後に続く。静止線分Rは、サイクルの持続時間のおよそ60から80パーセントの間で各サイクルの所定の時点で圧力が変化しない曲線の部分である。静止線分はおよそ0.63秒から0.75秒まで発生することが図示された最大曲線Bより分かる。従って、静止線分Rは、最大曲線Bにおける全サイクル持続時間のおよそ66から79パーセントまで発生する。最小曲線Aに関しては、静止線分Rはおよそ0.40秒から0.49秒まで発生する。従って、静止線分Rは、最小曲線における全サイクル持続時間のおよそ63から77パーセントまでにわたる。
第3の線分S3は静止線分Rの後に続き、大気圧に戻る本質的に直線の正の傾斜である主要部分を含み、S3の傾斜はS2の傾斜よりも急峻である。
各サイクルの持続時間が真空の振幅と共に変化することもグラフから分かる。すなわち、真空の振幅がより大きな曲線サイクルにおいては、全サイクルの持続時間が対応してより長くなっている。図示されたサイクルでは、サイクルの持続時間はおよそ0.63秒からおよそ0.9秒までの範囲となっている(最小から最大の曲線)。
最小および最大曲線B、Aの両方を、以下の表3に与えられた値を用いて多項式である等式1の数式によって表してもよい。
Figure 2005521480
Figure 2005521480
ここで、y(x)はmmHg単位の真空であり、A(n)は多項式の係数であり、Tは持続時間定数であり、Vは振幅定数である。数式1は図25に示される曲線を描くのに使用することができる多くの数式のうちの一つに過ぎない。本発明は、図示された真空包絡線を生じるまたはそれに近似するいかなる等式または関数をも考慮に入れるものと理解すべきである。
好ましい実施形態において、大気圧またはその近傍の休憩期間によって各サイクルの間隔を空けるようにしてもよい。各休憩期間の時間はおよそ0.1秒からおよそ2.0秒としてよい。より好ましくは、休憩期間はおよそ0.25秒である。この休憩期間を含んで、全サイクルシーケンスはおよそ50から75回またはサイクル/分(CPM)で行うようにしてもよい。
搾乳器を用いて急速な周期的圧力変化を発生させることによって射乳反射作用を刺激するための好ましい真空サイクルが図26のグラフに示されている。このグラフは2つの別個の曲線を含んでいるが、同一の包絡線または全体パターンを有している。0mmHg(大気圧)からおよそ−45mmHg(真空)の圧力範囲の最小曲線Cである第1の曲線Cは、真空サイクルの範囲の下限(ピーク真空の最小の大きさ)を示している。0mmHgからおよそ−225mmHgの圧力範囲の最大曲線Dである第2の曲線Dは、真空サイクルの範囲の上限(ピーク真空の最大の大きさ)を示している。最小および最大曲線C、Dは振幅が異なるが、包絡線は共通している。
図26に示された最小および最大曲線の両方を、以下の表4に与えられた値を用いて多項式である等式1の数式によって表してもよい。
Figure 2005521480
最小および最大サイクルC、Dの各々の持続時間が真空の振幅と共に変化しないことも図26のグラフから分かる。すなわち、真空のピーク振幅がより大きな曲線サイクルにおいては、全サイクルの持続時間がより小さなピーク振幅を有する曲線と同一である。図示されたサイクルでは、サイクルの持続時間は、真空操作の最小または最大範囲に関係なく0.5秒のままである。好ましい一実施形態において、サイクル間に休憩期間は設けられていない。従って、この好ましい実施形態においてはサイクル間に休止がないため、搾乳器の動作の周波数はおよそ120CPMのままである。他の実施形態においては、真空サイクル間に0.0から0.5秒の休憩期間が設けられる。
本発明のサイクルの数式は、現在好ましい実施形態としてここに提供されているものである。ここに開示された射乳および搾乳効果をもたらす現在好ましい実施形態からの変形およびその結果の曲線包絡線の変化は本発明の範囲内に含まれることは当業者には認識できるであろう。特定の最大および最小作動パラメータは最良の実施形態を表すことを目的とするものであり、ここで特に記載されない限り限定するものと考えるべきではない。
特定の実施形態および応用例に関して本発明をここに記載したが、当業者に認識されるような本発明の概念の要旨に依然該当する変化、変形、変更等は、以下の請求の範囲に記載されているような本発明の範囲内に含まれることとする。
図1は、本発明の態様に従って作成された搾乳器アセンブリの正面斜視図である。 図2は、図1の搾乳器の側面図である。 図3は、図1の搾乳器の後面斜視図である。 図4は、底部を見た場合の図1の搾乳器の斜視図である。 図5は、カバーが取り外されてダイヤフラムポンプが見える状態の図1の搾乳器の上面図である。 図6は、プログラムカード挿入スロットを強調した底部に隣接する図1の搾乳器の拡大側面図である。 図7は、バッテリー配列を示す図1の搾乳器の下面斜視図である。 図8は、ダイヤフラムポンプアセンブリの上部カバーを変形した場合における、図1〜図5の搾乳器の主要な部品のある程度分解されたアセンブリの図である。 図9は、制御装置との様々な部品の相互作用を示す概略図である。 図10は、本発明に従って実行可能なデータ記憶および検索プロセスを示す概略図である。 図11は、異なる目的に合わせて搾乳器を作動させるための様々な方法(曲線)である。 図12は、異なる目的に合わせて搾乳器を作動させるための様々な方法(曲線)である。 図13は、異なる目的に合わせて搾乳器を作動させるための様々な方法(曲線)である。 図14は、異なる目的に合わせて搾乳器を作動させるための様々な方法(曲線)である。 図15は、本発明の態様に従って作成された搾乳器アセンブリの他の実施形態の正面斜視図である。 図16は、図15の実施形態の後面斜視図である。 図17は、本発明に従って作成されたさらに他の搾乳器の主要な部品のある程度分解されたアセンブリの図である。 図18は、図17の搾乳器のモータードライブの拡大正面斜視図である。 図19は、図18と同様であるが上面から見た場合の図である。ダイヤフラムポンプ機構の拡大アセンブリ図である。 図20は、ダイヤフラムポンプ機構の拡大アセンブリ図である。 図21(a)は、図20の組み立てられたダイヤフラムポンプの断面図である。 図21(b)は、図20の組み立てられたダイヤフラムポンプの立面図である。 図21(c)は、図20の組み立てられたダイヤフラムポンプの上面図である。 図22は、後部から見てその長い横軸に沿って(側面間)搾乳器の中央を貫いた図17の組み立てられた搾乳器の断面図である。 図23は、図22の断面の前方の面に沿った図22と同様の断面図である。 図24は、前後逆に見た場合の電気モーターの後の面に沿った図22と同様の断面図である。 図25は、搾乳を導くための搾乳器の作動方法(真空サイクル)を示すグラフである。 図26は、射乳反射作用を導くための搾乳器の作動方法(真空サイクル)を示すグラフである。

Claims (15)

  1. 搾乳器の作動方法であって、
    Figure 2005521480
    に基づいて周期的圧力変化を発生させ、
    以下の表1の値を使用し、
    Figure 2005521480
    Tの範囲はおよそ0.98からおよそ1.5であり、Vの範囲はおよそ1.25からおよそ0.15であり、xは秒単位の時間であり、y(x)はmmHg単位の真空である、方法。
  2. 前記各周期的圧力変化は、各周期間における大気圧の休止を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記休止はおよそ0.2秒からおよそ2秒の持続時間である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記休止はおよそ0.25秒の持続時間である、請求項2に記載の方法。
  5. 射乳反射作用を刺激するための搾乳器の作動方法であって、
    Figure 2005521480
    に基づいて周期的圧力変化を発生させ、
    以下の表2の値を使用し、
    Figure 2005521480
    Tの範囲はおよそ0.95からおよそ1.0であり、Vの範囲はおよそ1.3からおよそ0.25であり、xは秒単位の時間であり、y(x)はmmHg単位の真空である、方法。
  6. 前記周期的圧力変化は、各周期間における大気圧の休止を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記休止はおよそ0.0秒からおよそ0.5秒の持続時間である、請求項6に記載の方法。
  8. 搾乳器の作動方法であって、
    周期的陰圧変化を発生させ、前記陰圧変化は所定の持続時間を有し、
    前記持続時間のおよそ50パーセントの時点でピーク陰圧を発生させ、
    前記ピーク陰圧の前記時点の後であるがサイクルの終了前に前記陰圧変化において静止線分を発生させる、方法。
  9. 前記静止線分の間に圧力は一定となる、請求項8に記載の方法。
  10. 所定のサイクルで陰圧の大きさを変化させることを含む搾乳器の作動方法であって、前記サイクルは、
    大気圧の初期開始点に隣接し、ピーク陰圧に隣接する点までの第1の線分と、前記第1の線分は徐々に増大する陰圧を有し、前記ピーク陰圧は前記サイクルの中間点で発生し、
    前記ピーク陰圧の後に発生する徐々に低下する陰圧を有する第2の線分と、
    前記第2の線分の後に発生する静止線分と、前記静止線分はほぼ一定の陰圧の期間を特徴とし、前記静止線分は前記サイクル持続時間のおよそ60パーセントから80パーセントで発生し、
    大気圧に戻る徐々に低下する陰圧を特徴とする、前記静止線分の後の第3の線分とを含む、方法。
  11. 前記第1の線分の主要部分は実質的に直線の負の傾斜を含み、前記第3の線分は実質的に直線の正の傾斜を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第3の線分の傾斜は前記第2の線分の傾斜よりも大きい、請求項11に記載の方法。
  13. 真空適用の各前記周期の間の休止をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  14. 前記搾乳器はおよそ10秒のサイクルで作動され、その後2秒間休止される、請求項10に記載の搾乳器の作動方法。
  15. 前記搾乳器に射乳サイクルを設け、前記射乳サイクルで前記搾乳器をさらに作動させる、請求項1、8または10に記載の方法。
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