JP2005521120A5 - - Google Patents

Claims (33)

1. モバイルコンピューティング装置であって、
   (i)アプリケーションに特有な、前記装置に最適化されたバイナリ形式でデータを保存するデータストアと、(ii)標準形式を用いるが前記最適化されたバイナリデータ形式を用いないアプリケーションＡと、(iii)ウエブサーバとを備え、
   前記装置は携帯型で可搬の装置であり、前記ウエブサーバは、前記バイナリ形式から前記標準形式へとデータを変換して、その標準形式データをアプリケーションＡに提供するために、前記アプリケーションＡは間接的にデータを前記データストアから読むことを特徴とするモバイルコンピュータ装置。
2. 前記装置は、更に付加された装置に遠隔的に接続されており、該装置は、前記標準形式を読むことができるが前記最適化されたバイナリデータ形式は読めないアプリケーションＢを実行し、前記ウエブサーバは、前記データストアからのデータを前記標準形式に変換し、その標準形式のデータをアプリケーションＢに提供するモバイルコンピューティング装置。
3. 前記ウェブサーバは、アプリケーション特有のデータを、第２の形式から前記バイナリ形式へと変換することができ、前記ウエブサーバが、アプリケーションＡまたはＢからの前記標準形式のデータを前記バイナリ形式に変換してそのバイナリデータを前記データストアに保存するときに、前記アプリケーションＡまたはアプリケーションＢは、前記データストアへとデータの書き込みあるいは操作を間接的に行なう請求項１記載のモバイルコンピューティング装置。
4. 前記ウェブサーバは、パイプラインを成すように接続された複数のプラグインモジュールを具備し、前記パイプラインは、アプリケーション特有のデータの異なるソースからデータを取得することを動的に選択可能な複数のデータ変換プラグインモジュールで終端し、前記データ変換モジュールは、１つ以上の固有のバイナリデータ形式と前記第１の合意した形式との間でデータを変換することができる請求項１記載のモバイルコンピューティング装置。
5. 前記標準形式はマークアップ言語形式であり、前記装置の前記アプリケーションＡ及び前記更に付加された装置の前記アプリケーションＢはウェブブラウザである請求項２記載のモバイルコンピューティング装置。
6. 前記装置に常駐する前記ブラウザは、幾つかの異なるデータソースからアプリケーション特有のバイナリデータをまとめるグラフィカルユーザインタフェースを提供する請求項５記載のモバイルコンピューティング装置。
7. 前記ブラウザは、前記装置の完全なユーザインタフェースとなる請求項６記載のモバイルコンピューティング装置。
8. 前記装置に対する前記ユーザインタフェースは、ユーザプリファレンスを考慮する、あるいは、製品の差別化の拡大を可能にするために、無線により変更、更新、又はカスタマイズすることができる請求項６または７記載のモバイルコンピューティング装置。
9. 前記標準形式は、アプリケーションＡに使用するためのテキスト文字列形式であり、テキスト文字列データを適切にフォーマットする請求項１記載のモバイルコンピューティング装置。
10. 前記第２の形式はフォームデータ形式である請求項３記載のモバイルコンピューティング装置。
11. 前記モバイル装置は、ＷＡＮあるいはローカルエリアネットワーク又はピコネットを介して前記更に付加された装置へと遠隔接続可能である請求項２記載のモバイルコンピューティング装置。
12. 前記ウェブサーバは、前記装置の位置及び環境によって、挙動又は動作を変更するようにプログラムされる請求項１記載のモバイルコンピューティング装置。
13. 前記装置が、高いセキュリティクリアランスを有するネットワークにだけ存在すると判定する場合にのみ、第２の装置への機密性の高いデータを利用可能にするようにプログラムされる請求項１２記載のモバイルコンピューティング装置。
14. 前記アプリケーション特有のデータは、個人情報管理（ＰＩＭ）データ、メッセージ、ワードプロセサで作成された文書、画像ファイル、及び音声ファイルのうちの１つである請求項１記載のモバイルコンピューティング装置。
15. 同期パラメータ及びバックアップ構成パラメータを格納する請求項１記載のモバイルコンピューティング装置。
16. 可搬型コンピュータまたは携帯電話またはパーソナルオーガナイザであることを特徴とする請求項１乃至１５のいずれか１項に記載のモバイルコンピューティング装置。
17. モバイルかつ可搬のコンピューティング装置において実行中のアプリケーションＡが前記モバイル装置上に格納されるアプリケーション特有のデータを読むことができるようにする方法であって、
    前記モバイルコンピューティング装置に常駐するウェブサーバにおいて、前記アプリケーション特有のデータを前記装置のために最適化されたバイナリデータ形式から前記装置のために最適化されていない標準形式であるが、前記アプリケーションＡにより処理することができる第１の合意した形式へと変換する工程を含む方法。
18. 前記モバイル装置に遠隔的に接続された、更に付加された装置で実行されるアプリケーションＢに、アプリケーションＢもまた前記標準形式を処理できることから、前記モバイル装置に保存されているアプリケーション特有のデータを読むことを可能ならしめる請求項１７に記載の方法。
19. いずれか一方のアプリケーションは、新規のアプリケーション特有のデータを書くか、あるいは、前記アプリケーション特有のデータを操作することが可能であり、前記方法は、
    前記モバイル装置に常駐する前記ウェブサーバにおいて、前記新規の又は操作されたアプリケーション特有のデータを第２の合意した形式からバイナリデータ形式へと変換する工程と、
    前記新規の又は操作された、前記バイナリデータ形式のデータを、前記装置のデータストアに送る工程とを更に含む請求項１８記載の方法。
20. 適切なデータ変換プラグインモジュールを選択する工程が、前記変換工程より先行し、前記利用可能なデータ変換モジュールは、各々、アプリケーション特有のデータの異なるソースからデータを取得することを動的に選択可能である請求項１７記載の方法。
21. 前記ウェブサーバが前記モバイルコンピューティング装置に常駐するブラウザと対話する工程を含み、前記第１の合意した形式は前記ウェブブラウザにより表示可能なマークアップ言語形式である請求項１７記載の方法。
22. 前記携帯電話装置に常駐する前記ブラウザが、幾つかの異なるソースからのアプリケーション特有のデータをまとめるグラフィカルインタフェースを提供する工程を含む請求項１７記載の方法。
23. 前記携帯電話装置上の前記ブラウザが前記装置に対する完全なユーザインタフェースとして動作する工程を含む請求項２２記載の方法。
24. ユーザプリファレンスを考慮する、あるいは、製品の差別化の拡大を可能にするために、前記装置に対する前記ユーザインタフェースを無線により変更又はカスタマイズする工程を更に含む請求項２３記載の方法。
25. 前記第２の合意した形式はフォームデータ形式である請求項１９記載の方法。
26. 前記ウェブサーバからテキスト文字列形式で前記アプリケーション特有のデータを出力する工程を更に含み、前記テキスト文字列形式データは、データを適切にフォーマットするアプリケーションＡ又はＢにおいて使用される請求項１８記載の方法。
27. 前記携帯電話装置に遠隔接続された前記更に付加された装置は、前記モバイルコンピューティング装置に格納されるデータを前記更に付加された装置により決定される形式で表示する請求項１８記載の方法。
28. ＷＡＮあるいはローカルエリアネットワーク又はピコネットを介して前記携帯電話装置を前記更に付加された装置へと遠隔接続する工程を含む請求項１８記載の方法。
29. 前記ウェブサーバが前記携帯電話装置の位置及び環境によって、挙動又は動作を変更する工程を含む請求項１６記載の方法。
30. 前記モバイルコンピューティング装置が、高いセキュリティクリアランスを有するネットワークにだけ存在すると判定する場合にのみ、機密性の高いアプリケーション特有のデータを利用可能にする請求項２９記載の方法。
31. 前記アプリケーション特有のデータは、個人情報管理（ＰＩＭ）データ、メッセージ、ワードプロセサで作成された文書、画像ファイル、及び音声ファイルのうちの１つである請求項１７記載の方法。
32. 前記モバイルコンピューティング装置が同期パラメータ及びバックアップ構成パラメータを格納する工程を含む請求項１７記載の方法。
33. 搬送媒体上に格納される場合のコンピュータソフトウェアであって、モバイルコンピューティング装置により実行された場合に、モバイルコンピューティング装置に請求項１７に記載の方法を実行させるコンピュータソフトウェア。