JP2005519766A - 要素を部品に接合するための接合システム、接合システムを作動させる方法、及びデータメモリ - Google Patents

要素を部品に接合するための接合システム、接合システムを作動させる方法、及びデータメモリ Download PDF

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Abstract

制御装置(30)を備え、各々が少なくとも2つのモジュール(16、18)を含む異なる接合ユニットの選択による少なくとも1つの接合ユニット(14)に連結可能な中央ユニット(12)を有する、要素(20)を部品(22)に接合するための、具体的には金属スタッド(20)のような要素(20)を金属板(22)のような部品(22)に短時間アーク溶接するための、接合システム(10)、及び接合システム(10)を作動させる方法が提案される。制御装置(30)は、連結された接合ユニット(14)の少なくとも2つのモジュール(16、18)の相互両立性、及び該中央ユニット(12)との該連結された接合ユニット(14)の両立性を識別(S16、S18)するように設計される。

Description

発明の詳細な説明
(関連出願の相互関係)
本発明は、2001年7月23日に出願されたドイツ国特許出願第10136994.8号に基づく優先権を主張するものであり、この出願の内容は、引用によりここに組み入れる。
(技術分野)
本発明は、制御装置を含み、各々が少なくとも2つのモジュールを含む異なる接合ユニットの選択により少なくとも1つの接合ユニットに接続可能な中央ユニットを有する、要素を部品に接合するための、具体的には、金属板のような部品に金属スタッドのような要素を短時間アーク溶接するための接合システムに関する。
さらに、本発明は、このような接合システムを作動させる方法に関する。最後に、本発明は、この方法を実行するための格納されたソフトウェアであるデータメモリに関する。このような接合システム及び接合システムを作動させるこのような方法は、一般的に知られている。
(背景技術)
この文脈において、接合するという用語は、部品への要素のあらゆるタイプの連結、具体的には、例えば、リベット結合のような再構成又は短時間アーク溶接を含む溶接のような材料の結合による、金属部品への金属要素の連結に関する。短時間アーク溶接は、溶接されるのがスタッドに限定されるわけではないが、スタッド溶接と呼ばれることが多い。工業的用途における現在のスタッド溶接システムは、1999年9月のEmhart TUCKERによる、「Neue Tucker Technologie. Bolzenschweissen mit System!」[スタッド溶接システム]と題するパンフレットにより周知である。スタッド溶接は、これに限るものではないが、主として自動車工業の分野で用いられる。そこでは、ねじ、目穴、ナットなどを備えた又はそれらを備えない金属スタッドのような金属要素が、車両本体のパネル上に溶接される。金属要素は、例えば、内部の付属品を固定するためのアンカ又は締結具として働く。
TUCKERによる上述のスタッド溶接の場合には、要素は、最初に、溶接ヘッドに挿入される。このことは、自動供給装置、例えば圧縮空気によって行うことができる。溶接ヘッドにより、要素は部品上の適切な場所に位置させられる。次に、前電流が導通され、該前電流はスタッド及び部品を通って流れる。次に、要素は、上昇装置によって部品に対して上昇される。アークが形成される。アーク電流は、不純物、表面被覆、亜鉛、油などが最初に焼かれて除去されるような形で選択される。次に、溶接電流に切り換えられる。高い溶接電流の結果として、要素及び部品の互いに対向する端部が溶融し始める。要素は次に、再び部品まで降下され、互いの溶融部が混合される。部品及びアークの短絡、又はその直前に到達すると、溶接電流は切られる。溶融部は凝固し、溶接接合部が完成する。
前述したTUCKERによるスタッド溶接システムは、5つまでの溶接ユニットが連結可能な中央ユニットを含む。各々の溶接ユニットは、供給モジュール及び少なくとも1つの溶接モジュールを含む。中央ユニットへの溶接ユニットの連結は、それぞれの供給モジュールを中央ユニットに連結することによって行われる。いずれか1つの溶接モジュールが、供給モジュールに直接連結される。代わりに、分配ガイドを介して2つの溶接モジュールを供給モジュールに連結することができる。溶接モジュールは、例えばロボットに固定して或いは移動可能に取り付けられる溶接ヘッドとしてもよい。しかしながら、溶接モジュールは、代替的に、オペレータにより操作可能な溶接ガンの形態を取ることもできる。
周知のシステムにおいて、中央ユニットは、溶接電流を供給するための電源を実質的に備える電源装置を含む。さらに、中央ユニットは、該中央ユニット自体の作動、及びそこに連結された溶接ユニットの作動を制御する制御装置を備える。供給装置の各々は、別個の制御装置を備え、その制御装置は、例えば光ファイバの形態の信号ラインによって中央ユニットの制御装置に連結される。そこに連結される供給モジュール及び溶接モジュールもまた、信号ラインによって互いに連結される。その結果、中央ユニットの制御装置は、連結された溶接ユニット全てに対して溶接行程の停止を制御することができる。電源ラインが、中央ユニットの電源装置からそれぞれの溶接モジュールまでを経て閉回路を形成することは言うまでもない。供給モジュールは、空気作動式組立体をさらに備え、該空気作動式組立体は、原則として、溶接されることになる要素を分離された方法で連結された溶接モジュールに供給するための分離装置と協働する。
異なる溶接ユニットを中央ユニットに連結することができる。まず、溶接ユニットは、スタッド、ねじ切りされたスタッド、Tスタッドなどであろうと、溶接されることになるそれぞれの要素の形状に応じてユニットが互いに異なるものとなる。さらに、例えば、鋼又はアルミニウムなどの材料による違いがある。また、例えばナットの溶接のために円形の溶接シームを生成する溶接モジュールもある。この溶接方法は、MAC(磁気アーク制御)溶接と呼ばれる。既に上述したように、例えば、取り付け可能なモジュール溶接ヘッド及び操作可能な溶接ガンといった異なった溶接モジュールがある。
例えば接地用スタッドの鋼溶接のような個々の処理の各々について、特別な処理ソフトウェアがある。処理ソフトウェアは、自由にプログラム可能なパラメータによって、特別な事情に適合可能である。連結された溶接ユニットのための処理ソフトウェアは、中央ユニットの制御装置のEPROMメモリにファイルされる。
従来の溶接モジュールは、電磁石/ばね式システムに基づいた上昇装置を有していた。新世代の溶接モジュールは、上昇装置として電気リニアモータを有する。両方のタイプの上昇装置を有する溶接モジュールを、幾つかの供給モジュールに連結させることができる。一方、他の供給モジュール、特に古い方の供給モジュールは、電磁石/ばね式上昇装置を有する溶接モジュールの連結専用に設計される。
上記の全てから、溶接モジュール、供給モジュール、及び処理ソフトウェアを組み合わせる多くの可能な方法があることが明らかである。現在溶接システムを構成している方法が、ユーザ用の表示装置上に表示されるときでさえ、不適切な構成についての感知エラーを生ずる高度の可能性が依然として存在する。
(発明の開示)
本発明の目的は、要素を部品に接合するための、具体的には、要素を部品に短時間アーク溶接するための接合システム、及び接合システムを作動させる関連した方法、並びに感知エラーの可能性が著しく減少された、該方法を行うためのソフトウェアを有するデータメモリを提示することである。この目的は、冒頭に述べた接合システムにおいて、制御装置が、連結された接合ユニットの少なくとも2つのモジュールの相互両立性、及び中央ユニットとの連結された接合ユニットの両立性を認識するように設計されることにより達成される。さらに、この目的は、要素を部品に接合するための、具体的には金属スタッドのような要素を、金属板のような部品に短時間アーク溶接するための接合システムを作動させる方法によって達成され、そこでは、該接合システムは、制御装置を有する中央ユニットを含み、各々が少なくとも2つのモジュールを備える異なる接合ユニットの選択による少なくとも1つの接合ユニットを該中央ユニットに連結することができ、連結された接合ユニットの少なくとも2つのモジュールの相互両立性、及び/又は該中央ユニットとの該連結された接合ユニットの両立性を認識する段階を有する。最終的に、上の目的は、この方法を実行するためのソフトウェアが格納されたデータメモリによって達成される。
連結された接合ユニットの2つのモジュールの両立性が認識可能であるという事実のために、構成エラー、具体的にはモジュールの相互破壊又は中央ユニットの破壊をもたらし得る構成エラーを回避することが可能である。制御装置は、例えば、供給モジュールに連結された溶接モジュールが実際に該供給モジュールに適合するかどうかを認識することができる。同様な方法で、一方では中央ユニット及び他方では連結された接合ユニットの構成に関する構成エラーを回避することができる。両立性の認識は、本発明による方法に従った認識段階を実行する制御装置によって行われる。この方法がプログラムとして実行される限り、内部にこのようなプログラムが格納されたデータメモリもまた、本発明の改良点を形成する。
制御装置がプログラム可能であり、該制御装置は、制御ユニットのプログラミングとの連結された接合ユニットの両立性を認識するようにさらに設計されることが好ましい。改良がなされた場合には、作動の信頼性がさらに増し得る。
具体的には、少なくとも1つのタイプの連結された接合ユニットを制御するために用いられる、少なくとも1つのタイプの処理ソフトウェアを格納するメモリを備える制御装置を用いることが好ましい。したがって、制御装置が、格納されたタイプのソフトウェアが連結された接合ユニットのタイプと両立性があるかどうかを検査するという点で、該制御装置が該制御装置のプログラミングとの連結された接合ユニットの両立性を認識する際に、有利である。このように、接合システムの最大の汎用性と組み合わせられた高度の作動信頼性を達成することができる。
さらに好ましい形態の構成によると、制御装置は、少なくとも1つのタイプの連結された接合システムを制御するためにそれぞれ用いられる、複数のタイプの処理ソフトウェアを格納するメモリを備える。したがって、中央ユニットを再構成する必要なく、異なるタイプの接合ユニットを連結できるので、接合システムの汎用性がさらに増加する。この場合、連結されたタイプの接合ユニットに基づいて、制御装置が、作動のために、連結された接合ユニットと両立性がある複数のタイプの処理ソフトウェアのタイプから処理ソフトウェアを選択する際に特に好ましい。このように、作動、及び、具体的には「正しい」処理ソフトウェアの選択を自動化することができる。したがって、作動の信頼性は、いっそう増加する。
特に好ましい実施形態によると、少なくとも1つのタイプの格納された処理ソフトウェアへのアクセスは、一般にディスエーブルされるが、コードによってイネーブルすることができる。この態様は、接合ユニットのモジュールと接合ユニット並びに中央ユニットの間の上述の両立性検査と独立して、別個の発明とみなされる。この尺度によって、複数のタイプ又は全ての異なるタイプの処理ソフトウェアをメモリに格納することが可能であるが、システムを販売する際に、格納された処理ソフトウェアの一部へのアクセスをディスエーブルすることが可能である。このことは、制御装置に対して、ディスエーブルされたタイプの格納された処理ソフトウェアが、存在しないものとみなされることを意味する。コードの入力によってのみ、このタイプの格納された処理ソフトウェアをイネーブルすることができる。イネーブルする場合に限って、そのタイプの処理ソフトウェアが作動のために使用可能となる。連結された接合ユニットと格納されたタイプの処理ソフトウェアの間の両立性の検査中は、イネーブルされた処理ソフトウェアだけが考慮される。言い換えれば、たとえ両立性のある処理ソフトウェアが格納された場合でも、両立性の検査が、否定的な結果をもたらすことがある。この場合には、この処理ソフトウェアがディスエーブルされたままである。この尺度によって、全てのバージョンの接合システムについて全てのタイプの処理ソフトウェアを格納するが、少なくとも幾つかのタイプの処理ソフトウェアへのアクセスをディスエーブルすることが可能である。次に、個々のタイプの処理ソフトウェアは、各々の場合において適切なコードを入力することによってイネーブルすることができる。したがって、全体的に、再構成の手間が減少する。
さらに好ましい実施形態によると、各々のタイプの処理ソフトウェアについて、前に定められた処理パラメータ・ブロックのタイプが存在する。パラメータ・ブロックのタイプは、処理ソフトウェアのタイプによって異なり得る。多くのパラメータが、1つのタイプのパラメータ・ブロック内に含まれ、他のタイプのものには含まれない。この場合、各々のタイプの格納された処理ソフトウェアについて、同じタイプの複数のパラメータ・ブロックが、制御装置のメモリに格納されることが特に好ましい。このように、溶接行程によって異なる要求を考慮に入れることができるように、異なるパラメータ・ブロックによって、全く同一のタイプの処理ソフトウェアを異なるように作動させることが可能である。
さらに、連結されたタイプの接合ユニットに基づいた制御装置が、パラメータ・ブロックのタイプを選択し、選択されたパラメータ・ブロックのタイプに含まれるパラメータ専用のプログラミングを提供する際、特に有利である。したがって、特定のタイプの処理ソフトウェアの個々の溶接場所に対するプログラミングを簡略化することができる。具体的には、全ての処理内の連続的な溶接行程に対して同じタイプのパラメータ・ブロックをプログラミングする際に、パラメータ・ブロックのタイプに全く含まれないパラメータを繰り返しポーリングすることを防止する。一方、従来技術において、各々の溶接行程に対してパラメータをプログラミングする際には、あらゆる単一のパラメータがポーリングされる。
さらに別の実施形態によると、行程中、制御装置は、連結された接合ユニットの少なくとも2つのモジュールの相互両立性、及び中央ユニットとの連結された接合ユニットの両立性を認識するプロセスを時間間隔で繰り返す。その結果、溶接行程中に例えば溶接モジュールが交換されても、正しくない構成を認識することが保証される。
全体的に、接合ユニットのモジュールが互いに連結されることが好ましい。例えば、冒頭に述べたようなTUCKERによる周知の溶接システムにおける場合である。さらに、2つのモジュールのうちの1つが中央ユニットに連結され、その1つのモジュールに連結されたモジュールが、中央ユニットの制御装置内の1つのモジュールを介して認識可能である場合は特に好ましい。言い換えると、1つのモジュールだけが中央ユニットに連結される2つのモジュールの「直列の」相互接続にも関わらず、この形態の構成が与えられた場合には、双方のモジュールを認識することが可能になる。このために、信号ラインは、モジュール間及び1つのモジュールと中央ユニットとの間に設けられることが好ましい。信号ラインを介する適切なプロトコルによって、ユニット及び/又はモジュール間の通信によって、認識が行われる。
接合ユニットの2つのモジュールが、供給モジュール及び接合モジュールであることがさらに好ましく、そこでは、供給モジュールは、接合されることになる要素を接合モジュールに供給するように設計され、該接合モジュールは、それぞれ供給される要素の部品への接合連結を行うように設計される。特に、2つのモジュールが短期間アーク溶接のための供給モジュール及び溶接モジュールである場合は好ましい。この場合は、供給モジュールが、接合されることになる要素に2つの接合モジュールを供給するように設計される場合は特に好ましい。このために、供給モジュールと接合モジュールの間に分配ガイドを設けることができる。
全体的に、制御装置のメモリがフラッシュメモリであることがさらに好ましい。このように、例えば全てのタイプの処理ソフトウェアを含む大量のデータ量を永久的に格納することができ、データは、たとえ電源が切断された場合でも保持される。さらにフラッシュメモリは、比較的容易に再プログラムすることが可能である。このために、中央ユニット上に、例えばノート型パソコンのようなコンピュータの接続のためのインターフェースを設けることが有利である。上述された特徴、さらに以下に説明されることになる特徴は、各々の場合に示された組み合わせにおけるだけでなく、本発明の範囲から逸脱することなく、他の組み合わせにおいても、又は独立しても使用可能であることは自明のことである。
(発明を実施するための最良の形態)
本発明の実施形態が、以下に図面に示され詳細に説明される。
図1において、短時間アーク溶接システムの形態の本発明による接合システムの実施形態が、全体を10で示される。以下、スタッド溶接システムと略称される短時間アーク溶接システム10は、複数(一般には5つ)の溶接ユニット14が接続可能な中央ユニット12を備える。この溶接ユニット14は、スタッド溶接ユニット14の形態を取っている。しかしながら、本発明は、スタッド溶接システムに限定されるのではなく、全ての溶接システムを含むよう意図されることは言うまでもない。したがって、溶接システム、溶接、スタッド溶接などへのその後の言及は、本文脈において、他の接合システムをも意味するものとして全体的に理解すべきである。
スタッド溶接システム10は、工業的用途のために設計され、一般に自動車工業の分野に用いられる。ここでは、スタッド溶接システムすなわち複数のこうしたスタッド溶接システム10が、ねじ、目穴、ナットなどを備えた又はそれらを備えない金属スタッドのような連結要素を車両本体の部分に溶接するために用いられる。連結要素は、例えば自動車の室内の付属品を固定するためのアンカとして働く。しかしながら、スタッド溶接装置10の適用分野が、これらに限定されないことは言うまでもない。
各々の溶接ユニット14は、供給モジュール16と、少なくとも1つの溶接モジュール18とを備える。供給モジュール16は、ねじ、目穴、ナットなどを備えた又はそれらを備えない金属スタッドなどのような金属要素20を、分離された形態で溶接モジュール18に供給するために用いられる。次に、溶接モジュール18において、溶接行程中、1つのそれぞれの金属要素20が、金属板22に溶接される。このようなスタッド溶接システム10は、基本的には従来技術により周知であり、冒頭に引用されたパンフレット「新しいTUCKER技術。スタッド溶接システム!」」に詳細に説明されており、この開示は、引用によりここに組み込まれる。
一般に、スタッド溶接システム10を用いる溶接行程は、次のように進行する。最初に、要素20が、供給モジュール16により溶接モジュール18に供給される。溶接モジュール18は、電気接触が生じるように、要素20を部品22上に置く。次に、いわゆる前電流が導通される。その後すぐに、要素20が、溶接行程高さHに到達するまで、部品22に対して上昇される。この時間中、前電流は導通したままである。要素の上昇中に、アークが発生する。前電流アークは、溶接場所の領域内の如何なる不純物、被覆、亜鉛なども焼いて除去するか、及び/又は蒸発させるのに十分なだけのエネルギを有する。
溶接行程高さHに到達した後、溶接電流Iがシステムに接続され、要素20及び部品22は、例えばおよそ20Aから1500Aまでの高い溶接電流Iによって、発生したアークの領域(Lで図示されるように)において溶融し始める。次に、降下行程が開始される。要素20は、部品22に当たるまで降下される。この時点において又はこのすぐ前に、溶接電流Iは切られる。溶融材料は凝固する。要素20は、溶接部により部品22に連結される。この全ては、約6msから200msの溶接時間内に起こる。
中央ユニット12は、制御装置30及び電源装置32を備える。電源装置32は、定電流源の形態を取ることができ、上述の前電流及び溶接電流Iを供給する。制御装置30は、非揮発性メモリ34、具体的にはフラッシュメモリ34を備える。さらに、パラメータメモリのためのインターフェース36が、制御装置30上に設けられる。パラメータメモリ38は、インターフェース36に取り外し可能に連結される。例えば、パラメータメモリ38は、PCMCIAインターフェースと共に平坦なハウジング内にパックされたRAMカードの形態を取ることができる。さらに、制御装置30は、コンピュータの接続のためのインターフェース、具体的にはノート型パソコン40を備える。オペレータ用端末42もまた制御装置30に接続され、スタッド溶接システム10を全体の工業プロセスに組み込むことを可能にするように、顧客用インターフェース44が設けられる。
中央ユニット12と溶接ユニット14の間の接続は、一方では信号ライン48によって、他方では電源ライン46によって行われる。電源ライン46は、電源装置32から電流を伝える。信号ライン48は、制御装置30と溶接ユニット14の間の通信のために用いられる。信号ライン48及び電源ライン46は、原則として、単一の動力伝達系50に一体化される。
供給モジュール16は、電子組立体60及び空気作動式組立体62を備える。空気作動式組立体62に関連しているのは、分離装置64である。この分離装置64は、溶接されることになる金属要素20を塊の形態で受け取り、該金属要素20を配列付けし、空気作動ライン(詳細には示されない)を介してこれらを空気作動式組立体62に供給する。電子組立体60は、信号ライン48が接続される供給制御装置66を備える。さらに、電子組立体60は、電源ライン46が接続される供給電源部68を備える。供給モジュール16は、ライン伝達系70により溶接モジュール18に接続される。ライン伝達系70は、最初に、分離された金属要素20を供給するための空気作動ライン、並びに信号ライン及び電源ライン(詳細には説明されない)を備える。
溶接モジュール18は、上昇装置76を備える。上昇装置76は、金属板22に対して金属要素20を上昇させ、これを再び降下させるために用いられる。上昇装置76は、電磁石及びばねの組み合わせ又は電気リニアモータのいずれかによって形成することができる。図1の右側に示されるように、2つの溶接モジュール18が、分配ガイド78によって、幾つかの供給モジュール16に連結される。
上から明らかなように、スタッド溶接システム10は、モジュラ式設計でできている。構造がモジュラ形式であるために、多くの可能な構成がある。例えば、1つの溶接モジュール18は、磁石/ばね式上昇装置を有することができ、別の溶接モジュールは、リニアモータ式上昇装置を有することができる。さらに、1つの溶接モジュール18を、取り付け可能な溶接ヘッドとしてもよく、5つの溶接ユニットのうちの別のものを、操作可能な溶接ガンとしてもよい。多くの供給モジュール16は、あらゆるタイプの溶接モジュール18を連結するように設計される。他の供給モジュール16には、特定のタイプの溶接モジュール18だけを連結することができる。
さらに、溶接モジュール18及び供給モジュール16の双方は、溶接されることになる要素20のタイプ及び材料によって異なる。形状について言えば、スタッド(ねじ、クリスマスツリー・スタッド、接地スタッドなどを備えた又は備えない)、Tスタッド、及び磁気アークの偏向によって溶接されることになる金属要素20により、実質的に区別できるものとなる。材料については、鋼とアルミニウムが実質的に区別される。溶接行程をクリーニング処理と組み合わせる可能性もある。
様々な溶接ユニット14(供給モジュール16及び溶接モジュール18の様々な組み合わせを有する)の制御のため、A、B、C、D及びEで示され、以下の表に簡単に説明される実質的に5つの異なる処理ソフトウェアのタイプが、制御装置30のメモリ34にファイルされる。

表1
Figure 2005519766

実質的に、溶接ユニット14の全ての可能な構成は、5つの処理ソフトウェアのタイプを用いて制御することができる。
メモリ34の構成が、概略図90の形態の一例として図2に示される。以下に説明されるように、メモリ34は、異なるソフトウェアモジュールによって占められている少なくとも10個のメモリセクタI−Xを有する。個々のソフトウェアモジュールは、一般に如何なる順序及び如何なる相対的構成としてもよい。したがって、以下の説明は、この点で単に一例としてのものである。
メモリ34の第1のセクタIには、オペレーティングシステム、構成ツール、及び安全モジュールを備えるいわゆるシステム・ソフトウェア92がファイルされる。セクタIIにおいては、鋼スタッド溶接処理Aについての処理ソフトウェア94がファイルされる。セクタIIIにおいては、アルミニウムスタッド溶接処理Bについての処理ソフトウェア96がファイルされる。セクタIV及びVにおいて、Tスタッド溶接処理C及びMAC溶接処理Dについての処理ソフトウェアモジュールがファイルされる。セクタVIにおいては、クリーニング処理(「クリーンフラッシュ」)Eについての処理ソフトウェア98がファイルされる。セクタVIIにおいては、分析ソフトウェア100がファイルされ、これを用いて誤動作を分析し、故障の発生頻度を求める。
セクタVIIIにおいては、通信ソフトウェアモジュール102がファイルされる。この通信ソフトウェアモジュール102は、一方では、制御装置30と溶接モジュール18の間、及び供給モジュール16と電源装置32の間の内部通信のために用いられる。他方、通信ソフトウェアモジュール102は、オペレータ用端末42、顧客用インターフェース44、及び外部コンピュータ40(原則としてイーサネットを介して)との外部通信を提供する。さらに、通信ソフトウェアモジュール102は、ソフトウェアをメモリ34にダウンロードし、該メモリ34からアップロードすることを可能にする。
セクタIXには、処理パラメータソフトウェアモジュール104がファイルされる。この処理パラメータソフトウェアモジュール104にファイルされるのは、例えば、異なるパラメータ割り当てを有する処理ソフトウェアモジュールを用いて、種々の溶接行程を連続して行うための特別のシーケンスである(以下を参照されたい)。このソフトウェアモジュールは、さらに処理の監視のために用いられる。
さらに、コード言語のメモリ106が、セクタX内に設けられる。このコード言語のメモリは、図2に図示されるコード言語108を含む。コード言語108は、B0からB4まで少なくとも5つのビットを備える。B0からB4までの5つのビットは、5つのタイプの処理ソフトウェアA−Eに割り当てられる。図2から、ビットB0及びB4は「1」に設定され、他方、ビットB1−B3は「0」に設定されることが分かる。このことは、処理ソフトウェアのタイプA及びEがイネーブルされることを意味する。他方、処理ソフトウェアのタイプB−Dはディスエーブルされる。
それぞれの処理ソフトウェアモジュールA、Bに関連した問合わせが、セクタII及びIIIに図示される。すなわち、処理ソフトウェアモジュールAにアクセスすると、最初に、コード言語108のビットB0が「1」に設定されるか、或いは「0」に設定されるかについての問合わせがある。ビットB0が「1」に設定された場合に限り、この処理ソフトウェアのタイプAへのアクセスが可能になる。その他の場合には、エラーメッセージが出力される。他の処理プロセスソフトウェアのタイプB−Eについても、対応する問合わせが行われる。
この場合は、コード言語108の特別なプログラミングは、鋼スタッド溶接のための処理ソフトウェアA及びクリーニング処理のための処理ソフトウェアEがイネーブルされるように中央ユニット12が構成されることを意味する。その結果、鋼スタッド溶接処理が行われる如何なる溶接ユニット14も、中央ユニット12に連結させることができる。さらに、スタッド溶接処理をクリーニング処理と組み合わせることができる。しかしながら、コード言語108のプログラミングは、中央ユニット12が、アルミニウムスタッド溶接処理についての処理ソフトウェアBの使用に関してディスエーブルされることも意味する。アルミニウムスタッド溶接Bのために設計された溶接ユニット14が、引き続いて中央ユニット12に連結される場合には、適切な処理ソフトウェアBを使用することができない。
図3は、スタッド溶接システム10の構成についてシステム・ソフトウェアからの抽出をプログラミングする例示的な方法を示す。図3に示されるフローチャート92は、例として理解されるべきであり、基本的なシーケンスをより良く理解するために用いられる。しかしながら、個々の段階の順序は、決して拘束力のあるものではない。むしろ、他の組み合わせ及び異なる順序でも、内部に含まれるコアメソッド段階を実行することも可能である。
システム・ソフトウェア92の構成モジュールをポーリングする際、段階S12において、連結された溶接ユニット(接合ユニット)14の認識が最初に行われる。段階S12では、溶接ユニット14に含まれる供給モジュール16のタイプ及び溶接ユニット18のタイプが、制御装置30内の信号ライン48を介して、適切な問合わせにより確立される。次いで、段階S14において、イネーブルされた制御装置30内の処理ソフトウェアの検査が続く。検査はコード言語108を走査することによって行われる。したがって、図2の場合には、処理ソフトウェアのタイプA及びEがイネーブルされたことが、段階S14において認識される。
次いで、段階S16において、連結された溶接ユニット14がイネーブルされた処理ソフトウェアと両立性があるかどうかについての問合わせが続く。連結されている溶接ユニット14が引き続きアルミニウムスタッド溶接に使用される場合には、処理ソフトウェアモジュールBがイネーブルされていないので、非両立性が確認される。これにより、エラーメッセージがもたらされ(段階S18)、次に、イネーブル・コードの入力が必要とされるかどうかについての問合わせが、任意にもたらされる(段階S20)。この手段によって、ユーザが処理ソフトウェアBをできる限りイネーブルしたいか、及び/又はこれをイネーブルすることができるかどうかについて、ユーザに尋ねる可能性が与えられる。ユーザが、段階S22において必要とされる適切なイネーブル・コードを知っている場合には、段階S24においてそのコードの正確さが問合わせられる。コードが正しい場合には、そのコード言語108の適切なビット(この例においては、ビットB1)が「1」に設定され、よって処理ソフトウェアBがイネーブルされる。次に、処理は、段階S14及びS16によってもう一度実行され、この場合には、段階S16における問合わせが、肯定的な結果をもたらす。
次に、連結された溶接ユニット14のモジュールの相互両立性が検査される(段階S26)。この段階において、供給モジュール16に連結された溶接モジュール18が、実際に該供給モジュール16に適合するかどうかを検査するために、制御装置30における適切な問合わせが用いられる。例えば、供給モジュール16は、電磁石/ばね式構成を有する溶接モジュール18の制御専用に設計されるが、実際に連結された溶接モジュールが上昇装置76としてリニアモータを備える場合には、モジュール16、18は両立性がない。したがって、対応する問合わせ(段階S28)において、エラーメッセージがもたらされる(S30)。
しかしながら、モジュール16、18が互いに両立性がある場合には、次の段階は、パラメータ・ブロックがプログラムされるべきかどうかについての問合わせである(段階S32)。答えがノーである場合には、フローは段階S40に直接進み、そこで、処理ソフトウェアは、連結された溶接ユニット14に基づいて自動的に選択され、ポーリングされる(この例では、アルミニウムスタッド溶接のための処理ソフトウェアB)。しかしながら、パラメータ・ブロックがプログラムされることになる場合には、段階S34において、プログラムされるべきパラメータ・ブロックが、連結された溶接ユニット14に基づいて自動的に選択される。この例では、アルミニウムスタッド溶接ユニット14が連結され、よって、この処理に適用するパラメータを含むパラメータ・ブロックのタイプが選択される。次に、段階S-36において、オペレータ用端末42でパラメータについての適切な詳細な質問を行うことによって、選択されたパラメータ・ブロックのプログラミングが行われる(段階S38)。
プログラミングが、既存のパラメータの全てを質問するのではなく、関連した処理ソフトウェア(この例では、B)に関連するパラメータだけを質問する点が、利点である。1つ又はそれ以上の溶接行程について1つ又はそれ以上のパラメータ・ブロックがプログラムされた後、パラメータは、処理パラメータ・ソフトウェアモジュール104、及び/又はパラメータ・メモリ38に格納される。
図3のS42には、任意のタイムアウト・モジュールが概略的に示されており、処理ソフトウェアの行程中、例えば毎秒ごと又は各々の溶接行程の前といった一定の間隔でポーリングされる。この場合、所定の時間が経過した後、構成がもう一度質問される。次に、行程は、処理ソフトウェアに戻る。その結果、戻る際に、処理ソフトウェアが正しいシーケンスで続けられることを保証するために、割込みの形態でタイムアウトを認識することができる。
本発明による溶接システムの実施形態のブロック図である。 接合システムの中央ユニットのうちの制御装置のメモリ構成の実行可能な実施形態の線図である。 制御装置のシステム・ソフトウェアから抽出した例示的な実施形態のフローチャートである。

Claims (40)

  1. 制御装置を有する中央ユニットと、
    少なくとも第1のモジュール及び第2のモジュールを含む接合ユニットと、
    を備え、
    前記制御装置が、少なくとも前記モジュール及び前記中央ユニットの両立性を作動的に認識することを特徴とする接合システム。
  2. 前記第1のモジュールに作動的に固定された一連の締結要素をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の接合システム。
  3. 前記第1のモジュールが、前記締結要素を溶接するために溶接アークを作動的に生成することを特徴とする請求項2に記載の接合システム。
  4. 前記モジュールが、最初の低電流アークが形成された後、溶接されることになる加工物から遠ざかるように前記締結要素の各々を作動的に移動させ、高電流の溶接アークが前記第1のモジュールによって形成された後、該締結要素の各々を前記加工物に向けて移動させる上昇装置をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の接合システム。
  5. 前記中央ユニットが、前記制御装置によりアクセス可能な非揮発性メモリを含むことを特徴とする請求項1に記載の接合システム。
  6. 前記非揮発性メモリが、ソフトウェア・プログラムのブロックを含むフラッシュメモリであることを特徴とする請求項5に記載の接合システム。
  7. 前記制御装置によりアクセス可能なアクセス・ランダム・メモリと、該制御装置に連結されたオペレータ用端末とをさらに備え、
    前記オペレータ用端末が前記制御装置の手作業のオペレータ制御を可能にし、溶接処理パラメータが前記ランダム・アクセス・メモリに格納されるようになったことを特徴とする請求項6に記載の接合システム。
  8. オペレーティング・システム・ソフトウェアと、
    第1の締結要素に対する第1の溶接処理を制御するように作動可能な第1の処理ソフトウェアと、
    前記第1の溶接処理のものと異なる特性を有する第2の締結要素に対する第2の溶接処理を制御するように作動可能な第2の処理ソフトウェアと、
    分析ソフトウェア及び通信ソフトウェアと、
    をさらに備え、
    前記ソフトウェア・プログラムが、前記中央ユニットによりアクセス可能であることを特徴とする請求項1に記載の接合システム。
  9. 前記第1の処理ソフトウェアが、鋼である前記第1の締結要素に対する溶接を制御し、前記第2の処理ソフトウェアが、アルミニウム・ベースの前記第2の締結要素に対する溶接を制御することを特徴とする請求項8に記載の接合システム。
  10. 前記第1の処理ソフトウェアが、第1の形状の前記第1の締結要素の溶接を制御し、前記第2の処理ソフトウェアが、第2の異なる形状の前記第2の締結要素の溶接を制御することを特徴とする請求項8に記載の接合システム。
  11. 前記接合ユニットの前記第1のモジュールが溶接モジュールであり、該接合システムの前記第2のモジュールが締結具供給モジュールであることを特徴とする請求項1に記載の接合システム。
  12. 締結具をさらに備え、前記接合ユニットが第2の溶接モジュールをさらに含み、前記供給モジュールが、前記締結具を前記溶接モジュールの双方に空気作動により作動的に供給することを特徴とする請求項11に記載の接合システム。
  13. 格納された処理ソフトウェアの各々のタイプについて、前記制御装置によりアクセス可能なメモリに格納された処理パラメータ・ブロックをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の接合システム。
  14. 前記処理ソフトウェアがアーク溶接を制御することを特徴とする請求項13の接合システム。
  15. 金属締結具及び金属板をさらに備え、前記制御装置は、最初に前記接合ユニットの前記第1のモジュールに接合面を作動的に洗浄させ、引き続いて、前記締結具を前記板の前記接合面に溶接させることを特徴とする請求項1に記載の接合システム。
  16. 前記制御装置が、前記制御装置のプログラミングとの前記接合ユニットの両立性を判断することを特徴とする請求項1に記載の接合システム。
  17. 格納された処理ソフトウェアへのアクセス、又は前記格納された処理ソフトウェアをディスエーブルすることのいずれかを作動的に可能にするコードをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の接合システム。
  18. 前記制御装置が、認識手続きを繰返して、少なくとも前記接合ユニットの前記モジュールと前記中央ユニットの相互両立性を一定の間隔で判断することを特徴とする請求項1に記載の接合システム。
  19. コンピュータ化された制御装置と、
    前記制御装置に連結されたメモリと、
    を備え、
    前記メモリが、少なくとも以下のコンピュータ・プログラム・モジュール、
    すなわち、
    (a)第1の溶接処理を制御するように作動可能な処理ソフトウェアと、
    (b)前記第1の溶接処理のものと異なる第2の溶接処理を制御するように作動可能な処理ソフトウェアと、
    (c)分析ソフトウェア及び通信ソフトウェアと、
    を内部に格納し、
    前記制御装置が、連結された装置によって、適切な処理ソフトウェアに自動的にアクセスすることを特徴とするアーク溶接システム。
  20. 多数の締結具と、
    前記締結具の各々を作動的にアーク溶接するアーク溶接モジュールと、
    をさらに備え、
    前記作動装置が、前記アーク溶接モジュールを作動的に駆動することを特徴とする請求項19に記載のアーク溶接システム。
  21. アーク溶接モジュールが、最初の低電流アークが形成された後、溶接されることになる加工物から遠ざかるように前記締結具の各々を作動的に移動させ、高電流の溶接アークが前記アーク溶接モジュールによって形成された後、該締結具の各々を該加工物に向けて移動させる上昇装置を含むことを特徴とする請求項20に記載のアーク溶接システム。
  22. 前記第1の処理ソフトウェアが、鋼である前記第1の締結具に対する溶接を制御し、前記第2の処理ソフトウェアが、アルミニウム・ベースの前記第2の締結具に対する溶接を制御することを特徴とする請求項19に記載のアーク溶接システム。
  23. 前記第1の処理ソフトウェアが、第1の形状の前記第1の締結具の溶接を制御し、前記第2の処理ソフトウェアが、第2の異なる形状の前記第2の締結具の溶接を制御することを特徴とする請求項19に記載のアーク溶接システム。
  24. 前記制御装置によりアクセス可能なランダム・アクセス・メモリと、該制御装置に連結されたオペレータ用端末とをさらに備え、
    前記オペレータ用端末が前記制御装置の手作業のオペレータ制御を可能にし、溶接処理パラメータが前記ランダム・アクセス・メモリに格納されるようになったことを特徴とする請求項19に記載のアーク溶接システム。
  25. 前記制御装置により作動的に制御される接合システムをさらに含み、
    前記制御装置が、前記制御装置のプログラミングとの前記接合ユニットの両立性を判断することを特徴とする請求項19に記載のアーク溶接システム。
  26. 格納された処理ソフトウェアへのアクセス、又は前記格納された処理ソフトウェアをディスエーブルすることのいずれかを作動的に可能にするコードをさらに備えることを特徴とする請求項19に記載のアーク溶接システム。
  27. 格納された処理ソフトウェアの各々のタイプについて、前記制御装置によってアクセス可能なメモリに格納された処理パラメータ・ブロックをさらに備えることを特徴とする請求項19に記載のアーク溶接システム。
  28. 前記メモリが、前記ソフトウェアのブロックを含む非揮発性のフラッシュメモリであることを特徴とする請求項19に記載のアーク溶接システム。
  29. 主制御ユニットと金属接合ユニットとを有する接合システムを作動させる方法であって、前記方法が、
    (a)前記主制御ユニットと前記金属の接合ユニットとの間で通信し、
    (b)前記主制御ユニットとの前記金属の接合ユニットの少なくとも一部の両立性を識別する、
    段階を含むことを特徴とする方法。
  30. 前記接合ユニットの第1のモジュールから該接合ユニットの第2のモジュールまで金属溶接スタッドを供給する段階をさらに含み、
    前記第2のモジュールが、前記スタッドの溶接のために電気アークを形成することを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 前記接合ユニットが、前記主制御ユニットによりアクセス可能な複数のコンピュータ・プログラムのいずれかと両立性があるかどうかを問い合わせ、
    前記接合ユニットが前記問い合わせられたコンピュータ・プログラムと両立性がある場合には、溶接を制御する前記コンピュータ・プログラムのうちの少なくとも1つをイネーブルする、
    段階をさらに含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 前記主制御ユニットと通信するフラッシュメモリ内の溶接処理を制御するために、コンピュータ・プログラムにアクセスする段階をさらに含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  33. (a)溶接パラメータを含むメモリからパラメータ・ブロックのタイプを選択し、
    (b)関連する溶接処理コンピュータ・プログラムに関連するパラメータだけに質問する、
    段階をさらに含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  34. 全体の処理内の連続的な溶接行程に対して同じタイプのパラメータ・ブロックをプログラミングする際に、パラメータ・ブロックのタイプに含まれないパラメータを繰り返しポーリングすることを防止する段階をさらに含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  35. コントローラ、及び溶接されることになる要素と関連した多数の機械を用いるアーク溶接システムを作動させる方法であって、前記方法が、
    (a)前記コントローラと前記機械の少なくとも1つの間で信号を伝送し、
    (b)所定のコードが存在するかどうかを確認し、
    (c)前記コードが第1のタイプである場合には、第1のコンピュータ・プログラムの実行を可能にし、
    (d)前記コードが第2のタイプである場合には、第2のコンピュータ・プログラムの実行を可能にし、
    (e)前記コントローラにおける前記適切なコンピュータ・プログラムの実行に応答して、アーク溶接のために前記機械を作動させる、
    段階を含むことを特徴とする方法。
  36. 第1の機械から第2の機械まで金属溶接スタッドを供給する段階をさらに含み、前記第2の機械が、前記スタッドの溶接のために電気アークを形成することを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. (a)前記機械が、いずれかの前記コンピュータ・プログラムと両立性があるかどうかを問い合わせ、
    (b)前記機械の対応するものが、イネーブルされたコンピュータ・プログラムと両立性がある場合には、溶接を制御する前記コンピュータ・プログラムの少なくとも1つをイネーブルする、
    段階をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  38. 前記コントローラと通信するフラッシュメモリ内の溶接処理を制御するために、前記コンピュータ・プログラムの1つにアクセスする段階をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  39. (a)溶接パラメータを含むメモリからパラメータ・ブロックのタイプを選択し、
    (b)関連する溶接処理のコンピュータ・プログラムに関連するパラメータだけに質問する、
    段階をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  40. 前記コンピュータ・プログラムのうちの少なくとも1つを規則的ではあるが遅延した間隔でポーリングする段階をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
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