JP2005519521A - 反復的な相関システムを介してダウンリンク同期化を有する移動端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 処理容量がより少ない、相関システムを提供すること。
【解決手段】 時分割−同期符号分割多重アクセス(TD-SCDMA)データ通信システム、および/またはユニヴァーサル移動世界システム周波数分割双方向(UMTS-FDD)データ通信システムにおいて用いられている、符号信号の検出によるダウンリンク同期化を有する移動端末装置(10)は、多くの処理容量を要求するスライディング相関を実行するために、相関器システム(1)を用いて、これらの符号信号を検出する。適合化可能な情報コンパクト性と共に反復的な相関を実行するために制御装置(3)を導入することによって、処理容量は、かなり減少させることができる。比較器(4)は、当該制御装置(3)が、次の相関のために当該入力信号の当該一部内で、より小さい部分を選択する場合、相関結果を閾値と比較することが好ましい。より小さい当該部分の情報コンパクト性を増加させることによって、次の相関の精度は、改良される。ダウンサンプラ(5)は、ダウンサンプリング・ファクタが、当該次の相関のために当該情報コンパクト性を増加させるために次の相関に対して減少させる場合、当該情報コンパクト性を制御するために用いられる。
【解決手段】 時分割−同期符号分割多重アクセス(TD-SCDMA)データ通信システム、および/またはユニヴァーサル移動世界システム周波数分割双方向(UMTS-FDD)データ通信システムにおいて用いられている、符号信号の検出によるダウンリンク同期化を有する移動端末装置(10)は、多くの処理容量を要求するスライディング相関を実行するために、相関器システム(1)を用いて、これらの符号信号を検出する。適合化可能な情報コンパクト性と共に反復的な相関を実行するために制御装置(3)を導入することによって、処理容量は、かなり減少させることができる。比較器(4)は、当該制御装置(3)が、次の相関のために当該入力信号の当該一部内で、より小さい部分を選択する場合、相関結果を閾値と比較することが好ましい。より小さい当該部分の情報コンパクト性を増加させることによって、次の相関の精度は、改良される。ダウンサンプラ(5)は、ダウンサンプリング・ファクタが、当該次の相関のために当該情報コンパクト性を増加させるために次の相関に対して減少させる場合、当該情報コンパクト性を制御するために用いられる。
Description
本発明は、入力信号の少なくとも一部を、少なくとも一つの符号信号の少なくとも一部と相関させるための相関システムに関する。
また、本発明は、無線信号を受信し、かつ、当該無線信号を入力信号に変換するための受信器を備え、かつ、当該入力信号の少なくとも一部を少なくとも一つの符号信号の少なくとも一部と相関させるための当該受信器に結合される相関システムを備える、少なくとも一つの符号信号の検出によるダウンリンク同期化を有する移動端末装置に関する。さらに、本発明は、少なくとも一つの符号信号の検出によるダウンリンク同期化方法に関する。さらに、本発明は、入力信号の少なくとも一部を、少なくとも一つの符号信号の少なくとも一部と相関させるためのプロセッサ・プログラム製品に関する。さらに、本発明は、無線信号を受信するステップと、当該無線信号を入力信号に変換するステップと、当該入力信号の少なくとも一部を少なくとも一つの符号信号の少なくとも一部と相関させるステップとを備える、少なくとも一つの符号信号の検出によるダウンリンク同期化方法に関する。
このような相関システム、および、このような移動端末装置は、たとえば、時分割−同期符号分割多重アクセス(TD-SCDMA)データ通信システム、および/または、ユニヴァーサル移動世界システム−周波数分割双方向(UMTS-FDD)データ通信システムにおいて、用いられている。ここでは、同期化符号(符号信号)は、移動端末装置にダウンリンク同期化チャネルで、繰り返し送信されている。移動端末装置は、同期化符号自体は別として、いかなる以前の知識も無しに、速やかに、かつ、正確に、この同期化符号を検出しなければならない。それに加えて、移動端末装置は、たとえば、スライディング相関を実行するための、整合フィルタを有する相関システムを備える。何回かのスライディング相関の後の、(たとえば、最も高い相関ピークのような)最良の相関結果は、最終結果を示す。
従来技術の相関システムは、特許文献1により公知である。移動端末装置の受信器(特許文献1の図10のユニット602)は、基地局により生成される符号信号を備えた無線信号を受信し、かつ、当該無線信号を入力信号に変換する。それから、当該受信器に結合されている相関システム(特許文献1の図1のユニット102)は、当該入力信号を、端末装置のメモリに以前格納された一つ以上の符号信号に相関させる。それに加えて、当該相関システムは、当該スライディング相関を実行するための、一つ以上の相関器を備える。
とりわけ、既知の相関システムは、必要とされる処理容量が過大であるので、好ましくない。当該符号信号は、ダウンリンク・チャネルで繰り返し送信され、これにより、各々のタイムスロットの他の部分(次いで、たとえば、データのために用いられる)と共に、タイムスロット全体の各々、またはこのダウンリンク・チャネルのタイムスロットの各々の部分のみのいずれかを用いる。次いで、タイムスロット当たりの、各々のスライディング相関が、当該入力信号の所定の一部による符号信号の長さの(チップ用のチップ)スライディングを備えている、当該スライディング相関が、実行されなければならない。このような計算量は、チップスライディング当たりの各々のスライディング相関が、一つ以上の計算を備えているので、極めて多い。
とりわけ、本発明の目的は、処理容量がより少なくて済む、プリアンブルに記載の、相関システムを提供することである。
本発明による相関システムは、当該相関システムが、反復的な相関を実行し、かつ、次の相関に対して少なくとも一つの当該信号の少なくとも一部の少なくとも情報コンパクト性を適合化させるために、当該相関システムを制御するための制御装置を備えることを特徴とする。
反復的な相関を導入することによって、以前の相関の結果を、次の相関の(改良の)ために用いることができる。そして、少なくとも一つの当該信号の適合化可能な情報コンパクト性(情報密度)を導入することによって、以前の相関の結果を依然として次の相関の(改良の)ために用いることが出来るという条件の下で、処理容量を、かなり減少させることができる。これは、反復的な相関を最適な方法で実行することを可能にする。
当該次の相関は、一般的に、しかしこれに限定されることなく、その後の相関となるであろう。それ故、一つ以上の更なる相関は、以前の相関と次の相関との間に位置させることが、排除されるものではない。
本発明は、とりわけ、複雑な相関を、それほど複雑でない反復的な相関に置換することができるという認識に基づき、かつ、とりわけ、相関の複雑さを、情報コンパクト性(情報密度)を適合化させることによって改善させることができるという基本的な考えに基づく。
とりわけ、本発明は、この問題を解決し、処理容量がより少なくて済む、プリアンブルに記載の、相関システムを提供する。
請求項2に記載の、本発明による相関システムの第1の実施例は、当該相関システムが、相関結果を少なくとも一つの閾値と比較するための比較器を備え、かつ、当該制御装置による、比較結果の生成に応答して、当該比較結果に基づいて、次の相関に対する当該入力信号の当該一部内で、より小さい部分を選択する、という点で、好都合である。
たとえば、各々が、当該入力信号の当該部分の約10%であり、かつ、各々が、当該閾値を越える(たとえば、相関ピークのような)相関結果を備える、4つのより小さい部分のような、より小さい部分を、当該比較結果に基づいて、選択することによって、次の相関は、(元の処理容量の40%に)処理容量が減少した(たとえば、最高の相関ピークのような)最良の相関結果を見出すために、元の部分の4×10%=40%のみを用いる。
請求項3に記載の、本発明による相関システムの第2の実施例は、少なくともより小さい当該部分の情報コンパクト性を、次の相関に対して増加させるという点で、好都合である。
より小さい当該部分の情報コンパクト性(情報密度)を増加させることによって、この次の相関の精度は、改良される。当該4つのより小さい部分の当該情報コンパクト性(情報密度)が、2倍である場合には、当該次の相関は、依然として、元の部分の40%のみを使用するが、減少させた処理容量は、依然として、元の処理容量よりも低い(しかしながら、今や、元の処理容量の80%)。
請求項4に記載の、本発明による相関システムの第3実施例は、当該相関システムが、当該入力信号を生成し、かつ、当該比較結果に基づいて、ダウンサンプリング・ファクタでアナログ/ディジタル変換器の出力信号をダウンサンプリングするために、アナログ/ディジタル変換器の出力に結合されているダウンサンプラを備えるという点で好都合である。
たとえば、yサンプルを記憶し、かつ、y/2またはy/4などのサンプルを読み出すメモリのような、または、たとえば、2秒または4秒サンプル毎にパスを許可し、かつ、全ての他のサンプルをブロックするスイッチのような、当該ダウンサンプラを導入することによって、情報コンパクト性(情報密度)を、容易に制御することが可能になる。
請求項5に記載の、本発明による相関システムの第4の実施例は、当該次の相関に対して当該情報コンパクト性を増加させるために、当該ダウンサンプリング・ファクタを、次の相関に対して減少させるという点で、好都合である。
たとえば、ファクタ8から、ファクタ4およびファクタ2を介して、ファクタ1へと、次の相関に対して当該ダウンサンプリング・ファクタを減少させることによって、これらの次の相関に対する当該情報コンパクト性(情報密度)は増大する。当該ダウンサンプリング・ファクタと当該ダウンサンプリング・レート/周波数とは、相互互換性があるので、当該ダウンサンプリングの当該減少は、ダウンサンプリング・レート/周波数の増加に対応する。ダウンサンプリング・ファクタの最小値が1である、ということは、ダウンサンプリング・レート/周波数の最大値が、完全なオーバサンプリング・レート/周波数と等しいことを意味する。より小さい当該部分をこのように選択することにより、次いで、反復的な相関を、最適な方法で実行することができる。もちろん、ダウンサンプリング・ファクタが、その最小値1に到達した後には、ダウンサンプリング・レート/周波数は、この完全なオーバサンプリング・レート/周波数に等しく保持されるであろう(より小さい部分の更なる選択の可能性は、依然として存在するので、それは、排除されるべきではないが)。
当該実施例の各々に対して、当該次の相関は、一般的には、しかしこれに限定されることなく、その後の相関となるであろう。それ故、一つ以上の更なる相関が、以前の相関と次の相関との間に位置することは、除外されるべきではない。
本発明による移動端末装置の実施例、本発明による相関システムの実施例、本発明によるプロセッサ・プログラム製品の実施例、および、本発明によるダウンリンク同期化のための方法の実施例は、本発明による相関システムの実施例に対応する。
本発明のこれらの、および、他の態様は、以下に記載されている実施例を参照することにより明らかになり、かつ、解明されるであろう。
図1は、本発明による相関器システム1を備えた、移動端末装置10のブロック図構成を示す。相関器システム1は、ダウンサンプラ5、相関器2、および、比較器4を制御するための制御装置3を備える。ダウンサンプラ5の入力は、相関器システム1の入力を形成し、かつ、ダウンサンプラ5の出力は、相関器2の入力に結合されている。相関器2の出力は、比較器4の入力に結合されている。制御装置3の各制御入力/出力は、ダウンサンプラ5、相関器2、および、比較器4の各制御入力/出力に結合されている。制御装置3の制御入力は、相関器システム1の入力に結合されている。制御装置3の更なる制御入力/出力は、復号器13の制御入力/出力に結合されている。復号器13の入力は、相関器システム1の当該入力に結合されていて、かつ、復号器13の出力は、検出器14の入力に結合されている。検出器14は、復号化された/検出されたデータを生成するための出力が、制御装置3の更なる制御入力に結合されている。相関器2は、たとえば、一つ以上の整合フィルタを備える。
移動端末装置10は、当該相関器システム1、復号器13、および、検出器14に加えて、入力がアンテナに結合されており、かつ、出力がアナログ/ディジタル変換器12の入力に結合されている、受信器11を更に備える。アナログ/ディジタル変換器12の出力は、相関器システム1の当該入力および復号器13の入力に結合されている。
従来技術によれば、少なくとも一つの符号信号の検出によるダウンリンク同期化を有する移動端末装置10は、無線信号を受信し、かつ、当該無線信号を入力信号に変換するための受信器11を備え、かつ、当該入力信号の少なくとも一部を少なくとも一つの符号信号の少なくとも一部と相関させるための、当該受信器11に結合されている相関システム1を備えている。
このような相関システム1、および、このような移動端末装置10は、たとえば、時分割−同期符号分割多重アクセス(TD-SCDMA)データ通信システム、および/または、ユニヴァーサル移動世界システム−周波数分割双方向(UMTS-FDD)データ通信システムにおいて、用いられている。ここでは、同期化符号(符号信号)が、移動端末装置10にダウンリンク同期化チャネルで、繰り返し送信されている。移動端末装置10は、同期化符号自体から離れて、いかなる以前の知識も無しに、速やかに、かつ、正確に、この同期化符号を検出するはずである。それに加えて、移動端末装置10は、たとえば、スライディング相関を実行するための、整合フィルタを有する相関システム1を備える。何回かのスライディング相関の後、(たとえば最も高い相関ピークのような)最良の相関結果が、最終結果を示す。
従来技術の相関システム1は、特許文献1により公知である。移動端末装置10の受信器11(特許文献1の図10のユニット602)は、基地局により生成される符号信号を備えた無線信号を受信し、かつ、当該無線信号を入力信号に変換する。それから、当該受信器11に結合されている相関システム1(特許文献1の図1のユニット102)は、当該入力信号を、各々が、たとえば、制御装置3の一部を形成している、移動端末装置のメモリに以前格納された一つ以上の符号信号に相関させる。それに加えて、当該相関システム1は、当該スライディング相関を実行するための、一つ以上の相関器2を備える。
とりわけ、既知の相関システム1は、必要とされる処理容量が過大であるので、好ましくない。当該符号信号は、ダウンリンク・チャネルで繰り返し送信され、これにより、各々のタイムスロットの他の部分(次いで、たとえば、データに対し用いられる)と共に、タイムスロット全体の各々、またはこのダウンリンク・チャネルのタイムスロットの各々の部分のみのいずれかを用いる。次いで、タイムスロット当たりの、各々のスライディング相関が、当該入力信号の所定の一部による符号信号の長さの(チップ用のチップ)スライディングを備えている、当該スライディング相関が、実行されなければならない。このような計算量は、チップスライディング当たりの各々のスライディング相関が、一つ以上の計算を備えているので、極めて多い。
とりわけ、本発明の目的は、処理容量がより少なくて済む、先に記載の、相関システム1を提供することである。
本発明による相関システム1は、当該相関システム1が、反復的な相関を実行し、かつ、次の相関に対して少なくとも一つの当該信号の少なくとも一部の少なくとも情報コンパクト性を適合化させるために、当該相関システム1を制御するための制御装置3を備えることを特徴とする。
反復的な相関を導入することによって、以前の相関の結果を、次の相関の(改良の)ために用いることができる。そして、少なくとも一つの当該信号の適合化可能な情報コンパクト性(情報密度)を導入することによって、以前の相関の結果を依然として、次の相関の(改良の)ために用いることが出来るという条件の下で、処理容量を、かなり減少させることができる。これは、反復的な相関を、最適な方法で実行することを可能にする。
当該次の相関は、一般的に、しかしこれに限定されることなく、その後の相関となるであろう。それ故、一つ以上の更なる相関は、以前の相関と次の相関との間に位置させることが、排除されるものではない。
本発明による相関システム1の第1の実施例は、当該相関システム1が、相関結果を少なくとも一つの閾値と比較するための比較器4を備え、かつ、当該制御装置3による、比較結果の生成に応答して、当該比較結果に基づいて、次の相関に対する当該入力信号の当該一部内で、より小さい部分を選択する、という点で、好都合である。
たとえば、各々が、当該入力信号の当該部分の約10%(1%)であり、かつ、各々が、当該閾値を越える(たとえば、相関ピークのような)相関結果を備える、4つのより小さい部分のような、より小さい部分を、当該比較結果に基づいて、選択することによって、次の相関は、(元の処理容量の40%(または4%)に)処理容量が減少した(たとえば、最良の相関ピークのような)最良の相関結果を見出すために、元の部分の4×10%(または1%)=40%(または4%)のみを用いる。
本発明による相関システム1の第2の実施例は、少なくともより小さい当該部分の情報コンパクト性を、次の相関に対して増加させるという点で、好都合である。
より小さい当該部分の情報コンパクト性(情報密度)を増加させることによって、この次の相関の精度は、改良される。当該4つのより小さい部分の当該情報コンパクト性(情報密度)が、2倍である場合には、当該次の相関は、依然として、元の部分の40%(または4%)のみを使用するが、減少させた処理容量は、依然として、元の処理容量よりも低い(しかしながら、今や、元の処理容量の80%(または8%))。
本発明による相関システム1の第3実施例は、当該相関システム1が、当該入力信号を生成し、かつ、当該比較結果に基づいて、ダウンサンプリング・ファクタでアナログ/ディジタル変換器12の出力信号をダウンサンプリングするために、アナログ/ディジタル変換器12の出力に結合されているダウンサンプラ5を備えるという点で、好都合である。
たとえば、yサンプルを記憶し、かつ、y/2またはy/4またはy/8などのサンプルを読み出すメモリのような、あるいは、たとえば、2秒または4秒または8秒サンプル毎にパスを許可し、かつ、全ての他のサンプルをブロックするスイッチのような、当該ダウンサンプラ5を導入することによって、情報コンパクト性(情報密度)を、容易に制御することが可能になる。
本発明による相関システム1の第4の実施例は、当該次の相関に対して当該情報コンパクト性を増加させるために、当該ダウンサンプリング・ファクタを、次の相関に対して減少させるという点で、好都合である。
たとえば、ファクタ8から、ファクタ4およびファクタ2を介して、ファクタ1へと、次の相関に対して当該ダウンサンプリング・ファクタを減少させることによって、これらの次の相関に対する当該情報コンパクト性(情報密度)は増大する。当該ダウンサンプリング・ファクタと当該ダウンサンプリング・レート/周波数とが、相互互換性があるので、当該ダウンサンプリングの当該減少は、ダウンサンプリング・レート/周波数の増加に対応する。ダウンサンプリング・ファクタの最小値が1である、ということは、ダウンサンプリング・レート/周波数の最大値が、完全なオーバサンプリング・レート/周波数と等しいことを意味する。より小さい当該部分をこのように選択することにより、次いで、反復的な相関は、最適な方法で実行することができる。もちろん、ダウンサンプリング・ファクタが、その最小値1に到達した後には、ダウンサンプリング・レート/周波数は、この完全なオーバサンプリング・レート/周波数に等しく保持されるであろう(より小さい部分の更なる選択の可能性は、依然として存在するので、それは、排除されるべきではないが)。
当該実施例の各々に対して、当該次の相関は、一般的には、しかしこれに限定されることなく、その後の相関となるであろう。それ故、一つ以上の更なる相関が、以前の相関と次の相関との間に位置することは、除外されるべきではない。
本発明は、とりわけ、複雑な相関を、それほど複雑でない反復的な相関に置換することができるという認識に基づき、かつ、とりわけ、相関の複雑さを、情報コンパクト性(情報密度)を適合化させることによって改善させることができるという基本的な考えに基づく。
とりわけ、本発明は、この問題を解決し、処理容量がより少なくて済む、先に記載の、相関システム1を提供する。
それ故、より実際的には、当該アンテナを介して届く無線信号は、受信器11に供給され、アナログ入力信号に変換される。そして、アナログ入力信号は、アナログ/ディジタル変換器12によって、ディジタル入力信号にディジタル化される。これらの信号は、繰り返し伝送され、かつ、同期化の目的のために、検出されなければならない同期化符号のような符号信号を備えている。符号信号自体は別として、いかなる以前の知識も無しに、この検出を可能とするために、ディジタル入力信号は、相関システム1によって、たとえば、制御装置3の一部を形成している移動端末装置のメモリに格納されている、当該符号信号と相関が取られる。たとえば、処理されるべき無線信号における、多くのノイズばらつき、および/または、多くの位相ばらつきを許容するために、アナログ/ディジタル変換器12は、たとえば、チップ期間に対応する周波数の、たとえば、4倍の周波数で、アナログ入力信号を、オーバサンプリングする。この結果、ディジタル入力信号は、4倍以上のサンプルを含み、これは、このような受信された信号を、格納されている信号と相関させるときに、多くの処理容量を必要とする。この4倍のオーバサンプリング・レート/周波数は、UMTS-FDDシステムのダウンリンク同期化に対して、最低限必要なものである。相関手順の終りまでに、最終サンプリング・レート/周波数は、システム要求を満たすために、(ダウンサンプリング・ファクタが1に等しいときに)チップ期間に対応する周波数の4倍にならなければならない。TD-SCDMAシステムでは、最終サンプリング・レート/周波数は、システム要求を満たすために、最低限、(ダウンサンプリング・ファクタが1に等しいときに)チップ期間に対応する周波数の8倍でなければならない。
処理容量を減少させるために、一方の受信器11およびアナログ/ディジタル変換器12と、他方の相関器2との間には、ダウンサンプラ5が導入されている。ダウンサンプラ5は、容易に情報コンパクト性(情報密度)を制御するために、たとえば、当該ディジタル入力信号の所定の一部を規定している所定の時間間隔当たりに、たとえば、yサンプルを記憶し、かつ、y/4またはy/2またはyサンプルのそれぞれを読み出すためのメモリを備え、または、たとえば、4秒または2秒または各々のサンプル毎にパスを許可し、かつ、全ての他のサンプルをブロックするための、スイッチを備える。第1の相関の場合、アナログ/ディジタル変換器12から生成される、および/または、アナログ/ディジタル変換器12に記憶されている全てのサンプルのうち、あらゆる4つのサンプルが、相関器2により、一つ以上のスライディング相関を実行するために選択される。このことにより、当該符号信号のあらゆる4つのサンプルを、用いるべきか、または入力信号の4つのサンプルのうちの他の3つを、ゼロに等しくすべきであるかのいずれかであることに留意すべきである。比較部に加えて、更に、たとえば、電力測定部および/または電力計算部および/または平均部および/またはピーク検出部を備える比較器4は、第1の相関結果を、たとえば、制御装置3によって生成される一つ以上の閾値と比較し、第1の比較結果を、制御装置3に供給する。
この第1の比較結果に応答して、選択部を備えている制御装置3は、たとえば、ウィンドウと呼ばれる、より小さい当該部分を有する、当該所定の一部内のより小さい部分を選択する。たとえば、各々が当該一つ以上の閾値を越えるピークを備えている4つのウィンドウが、各々のウィンドウが、たとえば、所定の部分の10%または1%となるように選択される。制御装置3は、第2の相関にはこれらのウィンドウが用いられることを、相関器2に知らせる。そして、制御装置3は、当該第2の相関に対して、アナログ/ディジタル変換器12から生成される、および/または、アナログ/ディジタル変換器12に記憶されている全てのサンプルの一つおきのサンプルが、(ここでは、当該4つのウィンドウに対してのみではあるが)相関器2を介して一つ以上のスライディング相関を実行するために選択されるように、情報コンパクト性(情報密度)を適合化させるための適合化部を、更に備える。制御装置3は、一つ以上のスライディング相関を備える当該第2の相関が実行されることを、ダウンサンプラ5に知らせる。そして、比較器4は、第2の相関結果を、たとえば、制御装置3によって生成される一つ以上の閾値と比較し、第2の比較結果を制御装置3に供給する。
この第2の比較結果に応答して、制御装置3は、より小さい当該部分(ウィンドウ)内のさらにより小さい部分を選択するか、または、第3の相関のために用いられるべき、二、三の(たとえば、4つの中の2つ)のより小さい当該部分(ウィンドウ)を選択するかの、いずれかを行なう。たとえば、一つ以上の閾値を越えるピークを備えている4つウィンドウが、各々のウィンドウが、たとえば、所定の部分の1%または0.1%となるように、選択され、または、4つのウィンドウから2つが選択される。制御装置3は、第3の相関に用いられるべき、これらの最近規定された新たなウィンドウを、相関器2に知らせる。そして、制御装置3は、当該第3の相関に対して、アナログ/ディジタル変換器12から生成される、および/または、アナログ/ディジタル変換器12に記憶されている全てのサンプルのあらゆるサンプルが、(ここでは、当該最近規定されたウィンドウのみに対してではあるが)相関器2を介して一つ以上のスライディング相関を実行するために選択されるように、情報コンパクト性(情報密度)を、更に適合化させる。制御装置3は、一つ以上のスライディング相関を備えている当該第3の相関が実行されることを、ダウンサンプラ5に知らせる。そして、比較器4は、第3の相関結果を、たとえば、制御装置3によって生成される一つ以上の閾値と比較し、第3の比較結果を制御装置3に供給する。たとえば、この第3の比較結果によって、最終結果が選択され、その結果、移動端末装置10が、基地局に同期される。
次いで、たとえば、それが位置するセルを識別することを必要とする移動端末装置10の場合には、拡散符号は、基地局から移動端末装置10へ送信される。これは、ダウンサンプラ5を使用しまたは使用しないで、スライディング相関を実行することによって、ここでも相関器2によって検出される。当該各拡散符号が識別されると即座に、制御装置3は、これらの符号を、たとえば、非拡散部を備える復号器13に供給する。その後に、たとえば、パイロットシンボルにより補助されるコヒーレント検出部、および/またはレーキ受信器部を備えた検出器14が、基地局から移動端末装置10へ伝送されるデータを生成(再構成)する。
ダウンサンプラ5を使用することに代えて、および/または、それに加えて、入力信号の情報コンパクト性(情報密度)は、アナログ/ディジタル変換器12によって用いられるオーバサンプル周波数を適合化させることによって、および/または、他のダウンサンプラをアナログ/ディジタル変換器12に配置する(集積化する)ことによって、適合化させることが出来るであろう。これは、その後に、制御装置3による制御が必要である。
通常、無線信号における符号信号および入力信号は、基地局から移動端末装置10に繰り返し伝送されるが、他のシステムの場合には、このような符号信号が、一度しか送信されず、その後に、移動端末装置10(たとえば、受信器11の、および/または、アナログ/ディジタル変換器12の、バッファ)に格納されることが、排除されるべきではない。
図示されるまたは図示されない各々のブロックは、100%ハードウェアからなる、100%ソフトウェアからなる、またはハードウェアとソフトウェアとを混合したものとすることができる。図示されるまたは図示されない各々のブロックは、図示されるおよび/または図示されない各々の他のブロックに集積化することもできる。特に、相関システム1は、多くのディジタル信号処理技術によって、都合よく集積化することができる。当該受信器11、アナログ/ディジタル変換器12、復号器13、および、検出器14は、それら自体のプロセッサ、および/またはメモリ、バッファなどを各々備えていてもよいし、相関システム1(の一部)のものを用いてもよい。そして、相関システム1の一部は、それら自体のプロセッサ、および/またはメモリ、バッファなどを備えていてもよい。
本発明による方法および本発明によるプロセッサ・プログラム製品を説明するための図2に示されているフローチャートでは、以下のブロックは、以下の意味を有している。すなわち、
ブロック100:開始する。ブロック101へ移行する。
ブロック101:たとえば、ダウンサンプリング・ファクタを導入することによって、当該入力信号の少なくとも一部の、および/または、当該符号信号の少なくとも一部の、情報コンパクト性(情報密度)を減少させる。ブロック102へ移行する。
ブロック102:当該入力信号の少なくとも一部を、所定の情報コンパクト性(情報密度)に対する、および、一つ以上の所定のウィンドウに対する、当該符号信号の少なくとも一部と相関させ、かつ、一つ以上の相関結果を、一つ以上の閾値と比較する。ブロック104へ移行する。
ブロック104:情報コンパクト性(情報密度)が、たとえば、当該ダウンサンプリング・ファクタが1に等しいことによって、標準となるか?イエスであればブロック105へ移行し、ノーであればブロック103へ移行する。
ブロック103:たとえば、当該ダウンサンプリング・ファクタを減少させることによって(または、相互互換であるダウンサンプリング・レート/周波数を増加させることによって)、当該入力信号の少なくとも一部の、および/または、当該符号信号の少なくとも一部の、情報コンパクト性(情報密度)を増加させ、かつ、一つ以上の比較結果に基づいて当該入力信号の当該一部内のウィンドウを選択する。ブロック102へ移行する。
ブロック105:最終結果として、最良の比較結果を選択する。今や、移動端末装置は、同期している。ブロック106へ移行する。
ブロック106:終了する。
ブロック100:開始する。ブロック101へ移行する。
ブロック101:たとえば、ダウンサンプリング・ファクタを導入することによって、当該入力信号の少なくとも一部の、および/または、当該符号信号の少なくとも一部の、情報コンパクト性(情報密度)を減少させる。ブロック102へ移行する。
ブロック102:当該入力信号の少なくとも一部を、所定の情報コンパクト性(情報密度)に対する、および、一つ以上の所定のウィンドウに対する、当該符号信号の少なくとも一部と相関させ、かつ、一つ以上の相関結果を、一つ以上の閾値と比較する。ブロック104へ移行する。
ブロック104:情報コンパクト性(情報密度)が、たとえば、当該ダウンサンプリング・ファクタが1に等しいことによって、標準となるか?イエスであればブロック105へ移行し、ノーであればブロック103へ移行する。
ブロック103:たとえば、当該ダウンサンプリング・ファクタを減少させることによって(または、相互互換であるダウンサンプリング・レート/周波数を増加させることによって)、当該入力信号の少なくとも一部の、および/または、当該符号信号の少なくとも一部の、情報コンパクト性(情報密度)を増加させ、かつ、一つ以上の比較結果に基づいて当該入力信号の当該一部内のウィンドウを選択する。ブロック102へ移行する。
ブロック105:最終結果として、最良の比較結果を選択する。今や、移動端末装置は、同期している。ブロック106へ移行する。
ブロック106:終了する。
入力信号の少なくとも一部を、少なくとも一つの符号信号の少なくとも一部と相関させるための、本発明による方法は、当該方法が、反復的な相関を実行し、かつ、次の相関に対して少なくとも一つの当該信号の少なくとも一部の少なくとも情報コンパクト性を適合化させるために、当該相関を制御するためのステップを備えることを特徴とする。そして、入力信号の少なくとも一部を、少なくとも一つの符号信号の少なくとも一部と相関させるための、本発明によるプロセッサ・プログラム製品は、当該プロセッサ・プログラム製品が、反復的な相関を実行し、かつ、次の相関に対して少なくとも一つの当該信号の少なくとも一部の少なくとも情報コンパクト性に適合化させるために、当該相関を制御するための機能を備えることを特徴とする。当該ステップ、および、機能は、たとえば、以下の通りである。すなわち、
第1のステップ/機能は、当該方法/プロセッサ・プログラム製品からの開始を備える(ブロック100)。次いで、第2のステップ/機能は、たとえば、ダウンサンプリング・ファクタを導入することによって、当該入力信号の少なくとも一部の、および/または、当該符号信号の少なくとも一部の、情報コンパクト性(情報密度)の減少を含む(ブロック101)。第3のステップ/機能は、入力信号の少なくとも一部を、所定の情報コンパクト性(情報密度)に対する、および、一つ以上の所定のウィンドウに対する、当該符号信号の少なくとも一部と相関し、かつ、一つ以上の相関結果を、一つ以上の閾値と比較することを備える(ブロック102)。第4のステップ/機能は、たとえば、当該ダウンサンプリング・ファクタが1に等しいか否かによって、情報コンパクト性(情報密度)が、標準であるか否かを調べることを含む(ブロック104)。ノーであれば、第4のステップ/機能は、当該第3のステップ/機能に追従するが、更新されている情報などを有する、たとえば、当該ダウンサンプリング・ファクタを減少させることによって(または、相互互換であるダウンサンプリング・レート/周波数を増加させることによって)、当該入力信号の少なくとも一部の、および/または、当該符号信号の少なくとも一部の、情報コンパクト性(情報密度)を増加させ、かつ、一つ以上の比較結果に基づいて当該入力信号の当該一部内のウィンドウを選択することを備える(ブロック103)。イエスであれば、次のステップ/機能は、最終結果として、最良の比較結果の選択を含む。このとき、移動端末装置は、同期する(ブロック105)。次いで、続く最終ステップ/機能は、当該方法/プロセッサ・プログラム製品の終了を備える(ブロック106)。
第1のステップ/機能は、当該方法/プロセッサ・プログラム製品からの開始を備える(ブロック100)。次いで、第2のステップ/機能は、たとえば、ダウンサンプリング・ファクタを導入することによって、当該入力信号の少なくとも一部の、および/または、当該符号信号の少なくとも一部の、情報コンパクト性(情報密度)の減少を含む(ブロック101)。第3のステップ/機能は、入力信号の少なくとも一部を、所定の情報コンパクト性(情報密度)に対する、および、一つ以上の所定のウィンドウに対する、当該符号信号の少なくとも一部と相関し、かつ、一つ以上の相関結果を、一つ以上の閾値と比較することを備える(ブロック102)。第4のステップ/機能は、たとえば、当該ダウンサンプリング・ファクタが1に等しいか否かによって、情報コンパクト性(情報密度)が、標準であるか否かを調べることを含む(ブロック104)。ノーであれば、第4のステップ/機能は、当該第3のステップ/機能に追従するが、更新されている情報などを有する、たとえば、当該ダウンサンプリング・ファクタを減少させることによって(または、相互互換であるダウンサンプリング・レート/周波数を増加させることによって)、当該入力信号の少なくとも一部の、および/または、当該符号信号の少なくとも一部の、情報コンパクト性(情報密度)を増加させ、かつ、一つ以上の比較結果に基づいて当該入力信号の当該一部内のウィンドウを選択することを備える(ブロック103)。イエスであれば、次のステップ/機能は、最終結果として、最良の比較結果の選択を含む。このとき、移動端末装置は、同期する(ブロック105)。次いで、続く最終ステップ/機能は、当該方法/プロセッサ・プログラム製品の終了を備える(ブロック106)。
たとえば、無限ループを回避するために作成されるループの数をカウントするためのカウントステップ/機能のような、さらに、たとえば、どの程度の推移がなされたかを知るために比較結果を互いに比較するための比較ステップ/機能のような、さらに、たとえば、閾値を更新するための更新ステップ/機能、その他のステップ/機能のような、更なるステップ/機能が、排除されることはない。
1 相関器システム
2 相関器
3 制御装置
4 比較器
5 ダウンサンプラ
10 移動端末装置
11 受信器
12 アナログ/ディジタル変換器
13 復号器
14 検出器
2 相関器
3 制御装置
4 比較器
5 ダウンサンプラ
10 移動端末装置
11 受信器
12 アナログ/ディジタル変換器
13 復号器
14 検出器
Claims (13)
- 入力信号の少なくとも一部を、少なくとも一つの符号信号の少なくとも一部と相関させるための相関システムにおいて、
当該相関関係システムが、反復的な相関を実行し、かつ、次の相関に対して少なくとも一つの当該信号の少なくとも一部の少なくとも情報コンパクト性を適合化させるために、当該相関システムを制御するための制御装置を備えることを特徴とする、相関システム。 - 当該相関システムが、相関結果を少なくとも一つの閾値と比較するための比較器を備え、かつ、当該制御装置による、比較結果の生成に応答して、当該比較結果に基づいて、次の相関に対する当該入力信号の当該一部内で、より小さい部分を選択することを特徴とする、請求項1に記載の相関システム。
- 少なくともより小さい当該部分の情報コンパクト性を、次の相関に対して増加させることを特徴とする、請求項2に記載の相関関係システム。
- 当該相関システムが、当該入力信号を生成し、かつ、当該比較結果に基づいて、ダウンサンプリング・ファクタでアナログ/ディジタル変換器の出力信号をダウンサンプリングするために、当該アナログ/ディジタル変換器の出力に結合されているダウンサンプラを備えることを特徴とする、請求項3に記載の相関システム。
- 当該次の相関に対して当該情報コンパクト性を増加させるために、当該ダウンサンプリング・ファクタを、次の相関に対して減少させることを特徴とする、請求項4に記載の相関システム。
- 無線信号を受信し、かつ、当該無線信号を入力信号に変換するための受信器を備え、かつ、当該入力信号の少なくとも一部を少なくとも一つの符号信号の少なくとも一部と相関させるための当該受信器に結合される相関システムを備える、少なくとも一つの符号信号の検出によるダウンリンク同期化を有する移動端末装置において、
当該相関システムが、反復的な相関を実行し、かつ、次の相関に対して少なくとも一つの当該信号の少なくとも一部の少なくとも情報コンパクト性を適合化させるために、当該相関システムを制御するための制御装置を備えることを特徴とする、移動端末装置。 - 当該相関システムが、相関結果を少なくとも一つの閾値と比較するための比較器を備え、かつ、当該制御装置による、比較結果の生成に応答して、当該比較結果に基づいて、次の相関に対する当該入力信号の当該一部内で、より小さい部分を選択することを特徴とする、請求項6に記載の移動端末装置。
- 少なくとも当該より小さい一部の情報コンパクト性を、次の相関に対して増加させることを特徴とする、請求項7に記載の移動端末装置。
- 当該相関システムが、当該入力信号を生成し、かつ、当該比較結果に基づいて、ダウンサンプリング・ファクタでアナログ/ディジタル変換器の出力信号をダウンサンプリングするために、当該アナログ/ディジタル変換器の出力に結合されているダウンサンプラを備えることを特徴とする、請求項8に記載の移動端末装置。
- 当該ダウンサンプリング・ファクタが、当該次の相関に対して当該情報コンパクト性を増加させるために、次の相関に対して減少させることを特徴とする、請求項9に記載の移動端末装置(10)。
- 入力信号の少なくとも一部を少なくとも一つの符号信号の少なくとも一部と相関させるための相関方法において、当該相関方法が、反復的な相関を実行し、かつ、次の相関に対して少なくとも一つの当該信号の少なくとも一部の少なくとも情報コンパクト性を適合化させるために、制御するためのステップを備えることを特徴とする、相関方法。
- 入力信号の少なくとも一部を少なくとも一つの符号信号の少なくとも一部と相関させるためのプロセッサ・プログラム製品において、
当該プロセッサ・プログラム製品が、反復的な相関を実行し、かつ、次の相関に対して少なくとも一つの当該信号の少なくとも一部の少なくとも情報コンパクト性を適合化させるために、制御するための機能を備えることを特徴とする、プロセッサ・プログラム製品。 - 無線信号を受信するステップと、当該無線信号を入力信号に変換するステップと、当該入力信号の少なくとも一部を少なくとも一つの符号信号の少なくとも一部と相関させるステップとを備える、少なくとも一つの符号信号の検出によるダウンリンク同期化方法において、
当該ダウンリンク同期化方法が、反復的な相関を実行し、かつ、次の相関に対して少なくとも一つの当該信号の少なくとも一部の少なくとも情報コンパクト性を適合化させるために、当該相対を制御するためのステップを備えることを特徴とする、ダウンリンク同期化方法。
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