JP2005519085A - 置換3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン、これの製造方法および薬剤での使用 - Google Patents

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Abstract

本発明は、R1がC7〜C22−アルキル;C4〜C20−アルコキシ、C6〜C10−アリール、C6〜C10−アリールオキシまたはC4〜C12−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシで置換されたC2〜C4アルキルを表し、またC7〜C20−アルケニル、3β−コレスタン−3−イルまたは置換フェニルを表し;R2、R3、R4およびR5が、水素、ハロゲン、ニトロ、C1〜C4−アルキル、C1〜C9−アルキルオキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、またはC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシ、C6〜C10−アリールオキシ、C6〜C10−アリール、C3〜C8−シクロアルキルもしくはO−C3〜C8−シクロアルキルを表し、これらのすべてが置換されることができる、一般式(I)の置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンに関する。本発明はこの化合物を製造する方法にも関する。式(I)の化合物は膵臓リパーゼに対する阻害効果を有しまた肥満を治療するための活性物質として使用することができる。
【化1】

Description

本発明は、膵臓リパーゼ、PLに対する阻害効果を有する置換3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンに関する。
置換基としてのオルト−置換されたフェニル環を有するかまたは縮合された5員環もしくは6員環を有するいくつかの5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンは、駆虫作用(DE−A 26 04 110)および殺虫作用(DE−A 26 03 877、EP−B 0 048 040、EP−B 0 067 471)を有する。
置換基としてオルト−置換フェニル環を有するいくつかの5−フェノキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンは、内部寄生作用(EP−A 0 419 918)を有する。
ホルモン感受性リパーゼに対する阻害効果のある置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンは、WO 01/17981(HMR 1999/L 052)およびWO 01/66531(AVE−D 2000/A 015K)中に開示されている。
本発明の目的は膵臓リパーゼ、PLに対する阻害効果を示す化合物を見いだすことであった。
この目的は式1
Figure 2005519085
(式中、R1はC7〜C22−アルキル;C4〜C20−アルコキシ−、C6〜C10−アリール−、C6〜C10−アリールオキシ−またはC4〜C12−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ−で置換されたC2〜C4アルキルであって、ここにおいてアリールはハロゲン、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ、ニトロまたはCF3によって1回またはそれ以上置換されたフェニルまたはナフチル基であってよく;C7〜C20−アルケニル;3β−コレスタン−3−イル;C6〜C12−アルキルまたはフェノキシによって置換されたフェニルを意味し、
2、R3、R4およびR5は互いに独立に、水素、ハロゲン、ニトロ、C1〜C4−アルキ
ル、C1〜C9−アルキルオキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、またはC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシ、C6〜C10−アリールオキシ、C6〜C10−アリール、C3〜C8−シクロアルキルもしくはO−C3〜C8−シクロアルキルであって、各々はハロゲン、トリフルオロメチル、C1〜C4−アルコキシまたはC1〜C4−アルキルによって1回、2回または3回置換されてもよい)
の置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンおよびその薬学的に受容可能な塩および酸付加塩によって達せられる。
上記のアリール基は場合によってはC1〜C9−アルキル、C1〜C8−アルキルオキシ、ハロゲン、トリフルオロメチルによって1回またはそれ以上置換されてよい。上記のシクロアルキル基は場合によりC1〜C4−アルキル、C6〜C10−アリールで1回またはそれ以上置換されてよく、また上記のアルキル基はヒドロキシル、ジ−C1〜C4−アルキルアミノおよびフッ素で置換されてよい。ハロゲンはフッ素、塩素、臭素、好ましくはフッ素および塩素である。アルキル、アルケニル、アルコキシなどは分枝または非分枝であってよい。
好ましい化合物は、R1がC7〜C22−アルキル、C7〜C20−アルケニル、3β−コレスタン−3−イル、またはC6〜C12−アルキルもしくはフェノキシによって置換されたフェニルである式1の化合物である。
さらに好ましい化合物は、
2が水素、ハロゲン、C1〜C4−アルキルまたはC1〜C9−アルキルオキシを意味し;そして/または
3が水素、C1〜C4−アルキル、トリフルオロメトキシ、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシであって場合によってはアリール部分がハロゲンによって置換されてよく;そして/または
4が水素、トリフルオロメトキシまたはクロロフェノキシを意味し;そして/または
5が水素を意味する
式1の化合物である。
式1の特に好ましい化合物はR1がC8〜C16−アルキルである化合物である。
極めて特に好ましい化合物は、
1がC8〜C16−アルキル、
2が水素、
3が水素またはトリフルオロメチルオキシ、
4が水素、トリフルオロメチルオキシまたは4−クロロフェノキシ、そして
5が水素
を意味する式1の化合物である。
式1の追加的な極めて特に好ましい化合物は実施例1、2、3、4、5、6および16に記載する化合物である。
式1の本発明の化合物は膵臓リパーゼ、PLに対する阻害効果を有する。
本発明はラセミ化合物、ラセミ混合物および純粋な鏡像体の形の式1の化合物の使用に関し、またこれのジアステレオマーおよびその混合物に関する。
医薬として受容可能な塩は、それがベースとする最初の化合物と比較してその水中の溶解度がより大きいので、医療への応用に特に好適である。この塩は医薬として受容可能な
陰イオンまたは陽イオンをもたねばならない。式1の化合物の医薬として受容可能な好適な酸付加塩は、塩酸、臭化水素酸、燐酸、メタ燐酸、硝酸、スルファミン酸および硫酸のような無機酸の塩、および例えば酢酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、クエン酸、エタンスルホン酸、フマル酸、グルコン酸、グリコール酸、イセチオン酸、乳酸、ラクトビオニック酸、マレイン酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、コハク酸、p−トルエンスルホン酸、酒石酸およびトリフルオロ酢酸のような有機酸の塩である。塩化物塩および酒石酸塩を医療目的に使用するのが特に好ましい。医薬として受容可能な好適な塩基性塩は、アンモニウム塩、アルカリ金属塩(ナトリウム塩およびカリウム塩のような)およびアルカリ土類金属塩(マグネシウム塩およびカルシウム塩)である。
医薬として受容できない陰イオンを有する塩も同様に、医薬として受容可能な塩を製造しまたは精製するためのおよび/または例えばインビトロの非療法的応用に使用するための有用な中間体として本発明の範囲に属する。
本記載で用いる『生理学的に機能する誘導体』という用語は、本発明の化合物の生理学的に許容できる任意の誘導体例えばエステルをさし、これは例えばヒトのような哺乳動物に投与してこのような化合物またはその活性的代謝物質を生成する(直接的または間接的に)ことができる。
本発明のさらなる局面は、式1の化合物のプロドラグを使用することである。このようなプロドラグはインビボで式1の化合物へと新陳代謝されることができる。このプロドラグはそれ自体活性的であってもなくてもよい。
式1の化合物は様々な多形の形で、例えば非晶質のおよび結晶性の多形の形として存在してもよい。式1の化合物の多形のすべての形は本発明の範囲に属しまた本発明のさらなる態様である。
以下に『式1の化合物』と称するとき、上記した式1の化合物ならびにそれらの塩、溶媒和物および生理学的に機能する誘導体をさす。
所望の生理学的効果を得るのに必要な式1の化合物の量は、多数の因子例えば選定する特定の化合物、意図する用途、投与の方式および患者の臨床的容態に依存する。1日あたりの投与量は一般に、体重1kgあたり毎日0.3〜100mg(典型的に3〜50mg)の範囲内にあり、例えば3〜10mg/kg/日である。静脈内投与量は例えば、0.3〜1.0mg/kgの範囲内であってよく、これは毎分10〜100ng/kgの注入として好適に投与されることができる。この目的にとって好適な注入溶液は1ミリリットルあたり例えば0.1ng〜10mg、典型的に1ng〜10mgを含有してよい。単回の投与物は例えば1mg〜10gの活性成分を含有するであろう。従って、注射用のアンプルは例えば1〜100mgを含有してよく、また例えば錠剤またはカプセルのような経口投与されることができる単回投与処方物は例えば1.0〜1000mg、典型的には10〜600mgを含有してよい。医薬として受容可能な塩の場合、上記の重量データは式1の化合物の塩の重量をベースとする。式1の化合物は上記に述べた状態の予防または治療のために化合物自体のままで使用されるが、これはなじみのよい担体を伴う医薬組成物の形であるのが好ましい。担体は勿論組成物の他の成分との親和性の意味でなじみがよくなければならず、また患者の健康に有害であってはならない。担体は固体もしくは液体またはこれら双方であってよく、また0.05〜95重量%の活性成分を含有してよい、例えば錠剤のような単回投与物として化合物とともに処方されるのが好ましい。式1の別な化合物を含めて医薬として活性のある別な物質も同様に存在してよい。本発明の医薬組成物は成分を薬学的に受容可能な担体および/または賦形剤と混合することから本質的になる既知の医薬として許容可能な製薬方法の1つによって製造されてよい。
本発明の医薬組成物は経口、直腸内、局所、口からの(例えば舌下)および非経口(例えば皮下、筋肉内、皮膚内または静脈内)投与に好適なものであるが、最も好適な投与方式は各個人の場合に治療すべき症状の本性および重篤度にまた各々の場合に使用する式1の化合物の性質に依存する。コーティングされた処方物およびコーティングされた徐放性処方物もまた本発明の範囲に入る。耐酸性および耐胃液性の処方物が好ましい。好適な耐胃液性コーティングはセルロースアセテートフタレート、ポリビニルアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチル−セルロースフタレートおよびメタクリル酸とメチルメタクリレートとの陰イオンポリマーからなる。
経口投与に好適な医薬化合物は、各々が規定された量の式1の化合物を含有する例えばカプセル、カシェ剤、トローチまたは錠剤のような個別単位の形であってよく;粉末または顆粒として;水性または非水性の液体中の溶液または懸濁液として;または水中油もしくは油中水乳濁液としてであってよい。すでに述べたように、これらの組成物は活性成分および担体(1つまたはそれ以上の追加成分からなってよい)を接触させる工程を含む任意の好適な製薬方法によって製造されることができる。一般に組成物は活性成分を液体および/または微細に分散固体担体と均一にそして均質に混合し、その後で必要なら生成物を成型することにより製造される。従って、例えば錠剤は化合物の粉末または顆粒を、適当なら1つまたはそれ以上の追加の成分とともに圧搾しまたは成型することにより製造されることができる。圧搾された錠剤は適当ならバインダー、潤滑剤、不活性な希釈剤および/または界面活性剤/分散剤の1つ(またはそれ以上)と混合された、例えば粉末または顆粒のような自由流動性の形の化合物を好適な機械中で錠剤化することにより製造されることができる。成型された錠剤は、粉末状のまた不活性液体希釈剤で湿潤されている化合物を好適な機械中で成型することにより製造されることができる。
口からの(例えば舌下)投与に好適な医薬組成物には、式1の化合物を芳香矯味剤、通常は蔗糖、およびアラビアガムまたはトラガカントゴムとともに含有するしゃぶることのできる錠剤、およびゼラチンのような不活性なベースおよびグリセロールまたは蔗糖およびアラビアガムの中に化合物を含有するトローチがある。
非経口投与にとって好適な医薬組成物は、意図するレシピエントの血液に対して好ましくは等張性である式1の化合物の無菌の水性調合物からなるのが好ましい。この調合物は静脈内に投与されるのが好ましいが、投与は皮下、筋肉内または皮膚内注射によってなされることもできる。この調合物は好ましくは、化合物を水と混合しそして得られる溶液を無菌化しそして血液と等張にすることにより製造することができる。本発明の注射可能な組成物は一般に0.1〜5重量%の活性化合物を含有する。
直腸内投与にとって好適な医薬組成物は、単回投与坐薬の形であるのが好ましい。この組成物は式1の化合物を1つまたはそれ以上の固形物担体例えばココアバターと混合しそして得られる混合物を成型することにより製造されることができる。
皮膚上の局所的使用に好適な医薬組成物は、膏薬、クリーム、ローション、ペースト、スプレイ、エアゾルまたは油の形であってよい。使用できる担体はペトロラタム、ラノリン、ポリエチレングリコール、アルコールおよびこれらの物質の2つまたはそれ以上の組み合わせである。活性成分は一般に組成物の0.1〜15重量%例えば0.5〜2%の濃度で存在する。
皮膚を通じての投与もまた可能である。経皮適用に好適な医薬組成物は、患者の表皮と長期に密接に接触するのに好適な単一のプラスターの形であってよい。この種のプラスターは、適当なら緩衝された水性の溶液中の活性成分を、接着剤中に溶解および/または分散して、またはポリマー中に分散して含有するのが好適である。好適な活性成分の濃度は約1〜35%、好ましくは約3〜15%である。特別な選択として、活性成分は例えばPharmaceutical Research,2(6):318(1986)中に記載されているようにエレクトロトランスポート(electrotransport)またはイオン浸透療法によって放出されることができる。
式1の本発明の化合物はそれ自体知られている方法によって様々な仕方で製造されることができる。
Figure 2005519085
例えば式1の置換された3−フェニル−5−アルコキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンは、R1、R2、R3、R4およびR5が上記に規定したとおりである、式2のヒドラジンを式3のクロロギ酸エステルまたは他の反応性炭酸エステル誘導体と反応させて、式4の化合物を生成し、これをホスゲン、カルボニルジイミダゾール、ジホスゲンまたはトリホスゲンによってアシル化し、環化しそして適当なら、基R2〜R5をさらに化学的に修飾することにより、例えばニトロ基をアミノ基に既知の方法で還元し、引き続いてアシル化またはアルキル化するなどにより、式1の化合物へと転化することにより製造されることができる。これらの反応では酸が通常発生するので、ピリジン、トリエチルアミン、水酸化ナトリウム溶液またはアルカリ金属炭酸塩のような塩基を添加することによる促進を行うことが推奨される。反応は広い温度範囲内で実施されることができる。0℃から使用する溶媒の沸点までで操作するのが概ね有利であることが分かっている。使用する溶媒の例はメチレンクロライド、THF、DMF、トルエン、エチルアセテート、n−ヘプタン、ジオキサン、ジエチルエーテルである。
式2のヒドラジンは既知の方法によって、例えば対応するアニリンをジアゾ化し引き続いて既知の方法によって還元することにより、または適切に置換されたフェニル誘導体6(X=F、Cl、Br、I、OSO2CF3)をヒドラジンハイドレートによって求核性置換することにより製造されることができる。
Figure 2005519085
このような好適なフェニル誘導体はニトロ−置換されたハロベンゼン、好ましくはフルオロニトロベンゼンおよびクロロニトロベンゼンであろう。本発明の化合物は、これらから合成経路の適当な箇所で、還元および、例えば酸塩化物、無水物、イソシアネート、クロロギ酸エステル、スルホニルクロライドもしくはアルキルハライドおよびアリールアルキルハライドのようなアシル化剤もしくはアルキル化剤との反応によって製造され、またはアルデヒドによる還元性アルキル化によって製造されることができる。
式1の本発明の化合物の効果は以下の酵素アッセイシステムを使用することにより試験した。
式1の化合物は膵臓リパーゼ(PL)に対する阻害効果を示す。これはPL阻害剤として、食物とともに摂取した脂肪の吸収を防止し、従って脂肪の取り込みのおよび体重の減少を導きまたは体重の増加を防止することができる。式1の化合物は肥満を治療するのに特に好適であるが、例えば糖尿病のような様々な新陳代謝障害、および例えば高血圧および心筋梗塞のような心臓血管疾患に極めて有益な効果を有するでもあろう。
化合物の活性は以下のように評価した。
1.基質の調製
トリパルミチン80μl(クロロホルム中の85mM)を12mlのポリプロピレン容器中でグリセロールトリ[9,10(n)−3H]オレエート(トルエン中5mCi/ml)5μlと混合した。回転蒸発器(50℃)中で蒸発しそして200mMのTris/HCl(pH7.6)4ml、0.8%TX−100を添加し、続いて均質なミルク状懸濁液が生成するまで、混合物を超音波処理(Branson B−12ソニファイアー(sonifier)、出力水準4、3×2分、内1分間は氷上)した。
2.アッセイ:
リパーゼ緩衝剤:80mMのTris/HCl(pH7.6)、600mMのNaCl、8mMのCaCl2、8mMのベンズアミジン、2mMのPefabloc(Roche Biochemicals)(アッセイの日だけ阻害剤を添加)
膵臓リパーゼ:リパーゼ緩衝剤中に溶解された(100 000単位/500μl)ブタの膵臓からの富化された調合物(Sigma注文番号L−0382)
手順
試験物質(100%DMSO中の)5μlまたはDMSO(対照)を基質10μlおよびリパーゼ5μlとこの順序で混合しそして30℃で30分培養する(EppendorfThermomixer、350分-1)。325μlのメタノール/クロロホルム/n−ヘプタン(10/9/7)および105μlの0.1MのK2CO3、0.1MのH3BO3(1MのKOHでpH10.5に調整)を添加しそして激しく混合した後、遠心分離(8000rpm、Eppendorf遠心分離器、4℃)によって相分離する。水性の上澄み液(発生した、放射能でラベルされたオレエートを含有する;回収率70%)の140μlの部分を20mlのシンチレーションバイアル中に移し入れそしてシンチレーションカクテル(Beckman ReadySafe)6mlと混合する。激しく混合しそして室温で2時間培養した後、放射能を液体シンチレーションカウンター(Beckman L8008 クウェンチ曲線のあるトリチウムチャンネル、測定時間20分)中で測定する。
評価:
独立の3つの培養混合物中で物質をそれぞれの濃度で常套的手順で試験する。各々の混合物は相分離(SD<0.02)後にそれぞれ重複測定を行う。バックグラウンド値(同一条件下であるがリパーゼのない反応)をすべての値(基質調合物中のグリセロールトリオレエートまたは遊離オレエートの水性相中の含有率に主として相当、使用する放射能の<5%)から差し引く。試験物質の膵臓リパーゼ酵素活性の阻害は、阻害されない対照反応との比較(それぞれバックグラウンド補正後に、リパーゼの存在=0%阻害;リパーゼの不存在=100%阻害)によって測定する。IC50は、試験物質の濃度8つまでの阻害のプロットから算出される。曲線のあてはめおよびIC50の決定のためにソフトウェアパッケージGRAPHIT(Elsevier−BIOSOFT)が使用される。
このアッセイで化合物は以下の効果を示した。
実施例化合物 IC 50 (μM)
1 0.03
2 0.25
3 0.35
4 2.5
5 2.0
6 0.9
15 0.6
以下の実施例は調製方法を一層詳細に例示するが、これに限定されるものではない。
実施例1
5−ドデシルオキシ−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
4−トリフルオロメトキシフェニルヒドラジン0.84g、NMP15mlおよびピリジン2mlからなる混合物にドデシルクロロホーメート0.43ミリを氷中で冷却しつつ慎重に滴状に添加し、ついで室温までゆっくり温めつつ混合物を2時間撹拌した。50mlの水で希釈した後、メチレンクロライド30mlを用いて震盪による抽出を実施し、有機相を硫酸ナトリウムによって乾燥しそして、撹拌しそして氷中で冷却しつつ、5mlのピリジンおよびトルエン中のホスゲンの20%強度溶液3mlを滴状に添加した。この混合物は室温で一晩放置し、そしてメチレンクロライド10mlでさらに希釈し、ついで水で3回洗浄した。硫酸ナトリウム上で乾燥した後、混合物を真空下で濃縮しそして生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶媒:メタノール:メチレンクロライド=2:98)によって精製した。収率:0.85g M.p.:41℃
以下の実施例の化合物を似たように調製した。
実施例2
5−ヘキサデシルオキシ−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:56℃
実施例3
5−オクチルオキシ−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例4
5−ヘキサデシルオキシ−3−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:53℃
実施例5
5−ヘキサデシルオキシ−3−(4−(4−クロロフェノキシ)−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:52℃
実施例6
5−オクチルオキシ−3−フェニル−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:38℃
実施例7
5−オクチルオキシ−3−(3−フルオロ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例8
5−ヘキサデシルオキシ−3−(3−フルオロ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:58℃
実施例9
5−ヘキサデシルオキシ−3−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:65℃
実施例10
5−ヘキサデシルオキシ−3−フェニル−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:63℃
実施例11
5−ヘキサデシルオキシ−3−(4−ニトロ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:72℃
実施例12
5−ヘキサデシルオキシ−3−(4−メトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:66℃
実施例13
5−ヘキサデシルオキシ−3−(4−ベンジルオキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:73℃
実施例14
5−デシルオキシ−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例15
5−ウンデシルオキシ−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:38℃
実施例16
5−テトラデシルオキシ−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:46℃
実施例17
5−トリデシルオキシ−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:50℃
実施例18
5−(2−(2−ヘキシルオキシ−エトキシ)−エトキシ−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例19
5−((Z)−オクタデカ−9−エンイルオキシ)−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例20
5−(ドデシルオキシ−エトキシ)−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例21
5−(2−(4−フルオロフェニル)−エトキシ)−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:60℃
実施例22
5−((3β−コレスタン−3−イル)−オキシ)−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:127℃
実施例23
5−(2−ブトキシ−エトキシ)−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:樹脂状
実施例24
5−(7−フェニル−ヘプチルオキシ)−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:樹脂状
実施例25
5−(ドコシルオキシ−エトキシ)−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:71℃
実施例26
5−(2−(1−ナフチルオキシ)−エトキシ)−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:樹脂状
実施例27
5−(4−オクチルフェノキシ)−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:樹脂状
実施例28
5−(3−フェノキシ−フェノキシ)−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:樹脂状
実施例29
5−(ドデシルオキシ)−3−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:41℃
実施例30
5−(ドデシルオキシ)−3−(3,4−ジクロロ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:74℃
実施例31
5−(ドデシルオキシ)−3−(3,5−ジクロロ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:48℃
実施例32
5−(ドデシルオキシ)−3−(3−メトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:51℃
実施例33
5−(ドデシルオキシ)−3−(4−メトキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:57℃
実施例34
5−(ドデシルオキシ)−3−(3−ニトロ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:64℃
実施例35
5−(ドデシルオキシ)−3−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:43℃
実施例36
5−(ドデシルオキシ)−3−(3,5−ビス−トリフルオロメチル−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:油状
実施例37
5−(ドデシルオキシ)−3−(4−ベンジルオキシ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:65℃
実施例38
5−(ドデシルオキシ)−3−(3−フルオロ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:44℃
実施例39
5−(ドデシルオキシ)−3−(3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−ニトロ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:71℃
実施例40
5−(ドデシルオキシ)−3−(2−メチル−4−ニトロ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:63℃
実施例41
5−(ドデシルオキシ)−3−(3−メチル−4−ニトロ−フェニル)−3H−(1,3,4)−オキサジアゾール−2−オン
M.p.:62℃

Claims (12)

  1. 式1
    Figure 2005519085
    〔式中、R1は、C7〜C22−アルキル;C4〜C20−アルコキシ−、C6〜C10−アリール−、C6〜C10−アリールオキシ−またはC4〜C12−アルコキシ−C2〜C4−アルコキシ−で置換されたC2〜C4アルキル(ここでアリールはハロゲン、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ、ニトロまたはCF3によって1回またはそれ以上置換されたフェニルまたはナフチル基であってよい);C7〜C20−アルケニル;3β−コレスタン−3−イル;C6〜C12−アルキルまたはフェノキシによって置換されたフェニルを意味し、
    2、R3、R4およびR5は互いに独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、C1〜C4−アルキル、C1〜C9−アルキルオキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、またはC6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシ、C6〜C10−アリールオキシ、C6〜C10−アリール、C3〜C8−シクロアルキルもしくはO−C3〜C8−シクロアルキル(これらの各々は、ハロゲン、CF3、C1〜C4−アルキルオキシまたはC1〜C4−アルキルによって1回、2回または3回置換されてよい)を意味する〕
    の化合物ならびにその薬学的に受容可能な塩および酸付加塩。
  2. 1が、C7〜C22−アルキル、C7〜C20−アルケニル、3β−コレスタン−3−イル、またはC6〜C12−アルキルもしくはフェノキシによって置換されたフェニルである請求項1に記載の式1の化合物。
  3. 2が、水素、ハロゲン、C1〜C4−アルキルまたはC1〜C9−アルコキシである請求項1または2に記載の式1の化合物。
  4. 3が、水素、C1〜C4−アルキル、トリフルオロメトキシ、C6〜C10−アリール−C1〜C4−アルキルオキシ(このアリール部分は場合によってハロゲンによって置換されてよい)である請求項1〜3のいずれか1項に記載の式1の化合物。
  5. 4が、水素、トリフルオロメトキシまたはクロロフェノキシである請求項1〜4のいずれか1項に記載の式1の化合物。
  6. 5が水素である請求項1〜5のいずれか1項に記載の式1の化合物。
  7. 1がC8〜C16−アルキルである請求項1〜6のいずれか1項に記載の式1の化合物。
  8. 1がC8〜C16−アルキルであり、
    2が水素であり、
    3が水素またはトリフルオロメチルオキシであり、
    4が水素、トリフルオロメチルオキシまたは4−クロロフェノキシであり、そして
    5が水素である
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の式1の化合物。
  9. 下式
    Figure 2005519085
    (式中、R1、R2、R3、R4およびR5が請求項1〜8のいずれか1項に規定したとおりである)に従って、式2のヒドラジンを式3のクロロギ酸エステルまたは他の反応性炭酸エステル誘導体と反応させて、式4の化合物を生成し、これをホスゲン、カルボニルジイミダゾール、ジホスゲンまたはトリホスゲンによってアシル化し、環化しそして適当なら、基R2〜R5をさらに化学的に修飾することにより、式1の化合物へと転化することからなる請求項1〜8のいずれか1項に記載の式1の化合物を製造する方法。
  10. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の式1の化合物を少なくとも1つ含有する医薬。
  11. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の式1の化合物を少なくとも1つ含有する糖尿病治療のための医薬。
  12. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の式1の化合物の少なくとも1つの医薬としての使用。
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