JP2005518243A - 椎骨の融合を促進する方法および器具 - Google Patents

椎骨の融合を促進する方法および器具 Download PDF

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Abstract

【課題】椎骨の融合を促進する方法および器具を提供する。
【解決手段】器具は、椎骨同士を互いに固定し、融合が生じるところにおいて所定量の沈み込みを与えると共に相互接続するプレート(12,14)を備える。この所定量の沈み込みを与えることによって、移植片における骨同士の間の接触が増大し、それによって、2つの椎骨を移植片に過度に沈み込ませることなく、融合が促進される。この所定量の沈み込みは、2つの相互接続するプレートが椎骨に取り付けられるときに、それぞれのプレートの間にプレートスペーサ(100)を配置することによって達成される。プレートスペーサの高さは、所望の最大沈み込み量と等しい。プレートを椎骨に取り付けた後、プレートスペーサを取り外し、プレート同士の間にスペースを残す。これにより、プレートスペーサの高さと等しい距離だけ、椎骨を沈み込ませることができる。

Description

[背景]
(1)発明の分野
本発明は、椎骨の融合時に椎骨を安定させる方法および器具に関する。
[関連出願の相互参照]
本願は、2002年2月25日出願の米国仮出願第60/359,875号の利益を主張する。
(2)関連技術の説明
椎骨の融合は、消耗性の疼痛(debilitating pain)の軽減や変形部の矯正のためにしばしば必要である。例えば、骨移植片、移植片エクステンダー(graft extenders)、または椎体間ケージ(interbody cages)やボックス(boxes)のような椎体間スペーサ(本明細書においては総称して「移植片」と呼ぶ)で椎骨を融合させる場合、プレートのような器具を用いて融合する椎骨を安定させて、1つの頸椎を別の頸椎に固定し、運動分節(motion segments)を横切った融合を促進することが望ましい。
椎骨の融合時に、椎骨を安定させるのに有用な様々な公知の器具がある。例えば米国特許第4,743,260号、第5,603,703号、第5,458,641号、第5,827,328号、および第6,080,193号を参照されたい。
このような公知の器具は、一般的に、2つの移植椎骨が水平方向に変位してしまうのを防止するのに有用である。また、2つの椎骨を過度に圧迫してしまうことも防止することができる。過度に圧迫すると、融合が軟弱になることを招いたり、移植片崩壊を招く可能性さえある。しかし、このような器具はまた、応力遮蔽を招く可能性もある。その場合、器具によって椎骨と移植片との十分な接触が妨げられるので、椎骨の移植骨への融合が遅れるか、または完全に妨げられてしまう。この問題は、骨移植片が吸収されることによって悪化する可能性がある。当該技術分野においてよく知られているように、椎骨間の移植片においていくらか沈み込ませることが、強固な融合の早期形成に有利である。この沈み込みによって、骨同士の接触が増大する。骨同士の接触は、ヴォルフの法則(Wolff's law)によって予想されているように、骨の再造形に伴う生理学的プロセスを増強することによって、骨融合を促進させることが公知である(Kowalski等, 2001, Neurol. Focus 10 (4) Article 2)。
応力遮蔽の問題は、米国特許第5,843,082号においてある程度取り組まれており、それぞれの椎骨上のプレートを有する器具と、プレート同士を相互接続する1対の長手方向のロッドとを提供する。プレートは、ロッドに沿って垂直に摺動することができ、それによって椎骨同士の間での沈み込みを見越している。そこには、その器具を用いて沈み込みの量を制御することができるということ、または制御するべきであるということは示唆されていない。したがって、’082特許における器具は応力遮蔽を引き起こしはしないが、過度の沈み込みを防止するものでもない。
したがって、本発明の目的は、移植片、特に頸椎において、最適な融合を促進するための改良した器具および方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、応力遮蔽を最小にすると共に融合を安定させるための改良した器具および方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、椎骨融合において、過度の沈み込みだけでなく応力遮蔽を最小にすることによって、移植片における最適な融合を促進するための器具および方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、前述の目的を達成し、その上さらに、コンパクトでかつ利用する部品の量が最小の器具を提供することである。
[発明の概要]
椎骨同士を互いに固定すると共に融合部位において所定量の沈み込みを与える摺動可能に相互接続されたプレートを用いることによって、本発明の前述のおよび関係する目的が得られることがわかっている。この所定の沈み込みによって、移植片における骨同士の接触が増大し、それによって、2つの椎骨を移植片に対して過度に圧迫することなく、融合が促進される。この所定の沈み込みは、2つの相互接続するプレートが椎骨に取り付けられるときに、それぞれのプレートの間にプレートスペーサを配置することによって達成される。プレートスペーサの高さは、所望の沈み込み量と等しい。プレートを椎骨に取り付けた後、プレートスペーサを取り外し、プレート同士の間にスペースを残す。これにより、プレートスペーサの高さと等しい距離だけ、椎骨を沈み込ませることができる。
したがって、いくつかの実施形態において、本発明は、脊柱における第1の椎骨と第2の椎骨との間の移植片で、第1の椎骨と第2の椎骨との融合を促進する器具に関する。
この器具の好ましい実施形態は、第1の椎骨に搭載可能な第1のプレートと、第2の椎骨に搭載可能な第2のプレートとを備える。第1のプレートは、第2のプレートに摺動可能に相互接続する一体型の手段を備え、摺動は、脊柱の長軸と平行に起こる。上記手段は、第2の椎骨に対する第1の椎骨の回転および横移動を防止する。
好ましくは、第1のプレートは、第1の椎骨に搭載可能な第1のベースと、第1のベースから突出すると共に第1のベースから遠位の端部と端部に垂直な2つの側部とを備えるタングとを有する。また、第2のプレートも、2つの側部と頂部とを備える第2のベースを有する。第2のベースは、第2の椎骨に取り付けることができ、第2のプレートは、第2のベースの頂部と第2のベースの2つの側部の内縁とによって形成される溝を有する。このような実施形態において、第1および第2の椎骨に取り付けると、第1のプレートのタングと第2のプレートの溝とが摺動可能に相互接続し、この相互接続は、第1のプレートのタングの2つの側部と、第2のプレートの溝の2つの側部の内縁とにおいて生じる。さらに、タングの端部と第2のベースの頂部とは接触することができ、第1の椎骨と第2の椎骨との間の移植片において、第2の椎骨で第1の椎骨を圧迫することを防止する。
このような器具は、好ましくは、第1のプレートと第2のプレートとの間に配置するのに適した取り外し可能なプレートスペーサも備える。
器具のその他の好ましい実施形態において、器具は、第1の部材において器具を第1の椎骨に取り付ける手段、第2の部材において器具を第2の椎骨に取り付ける手段、第2の椎骨に対する第1の椎骨の回転および横移動を防止する手段、および高さを備えるプレートスペーサとともに、第1の椎骨に取り付ける第1の部材と第2の椎骨に取り付ける第2の部材とを備え、プレートスペーサは、第1の部材と第2の部材との間の器具に挿入することができる。このような実施形態において、器具を第1の椎骨と第2の椎骨の両方に取り付けた後に、プレートスペーサを器具から取り外すことができ、プレートスペーサの高さが、プレートスペーサを取り外したときの2つの椎骨の間に沈み込みを提供し、その沈み込みはプレートスペーサの高さと等しい。
さらに他の好ましい実施形態において、本発明は、脊柱における第1の椎骨と第2の椎骨との間の移植片で、第1の椎骨と第2の椎骨との融合を促進する器具に関する。器具は、第1の椎骨に搭載可能な第1のプレートと、第2の椎骨に搭載可能な第2のプレートと、第1のプレートと第2のプレートとの間に配置するのに適しており、高さを備え、取り外し可能なプレートスペーサとを備える。このような実施形態において、第1のプレートは、第2のプレートに摺動可能に相互接続する一体型の手段を備え、その摺動は、脊柱の長軸と平行に起こる。この手段は、第2の椎骨に対する第1の椎骨の回転および横移動を防止する。このような実施形態の器具は、第2のプレートに対する第1のプレートの軸方向の伸長を制限する手段をさらに備える。
本発明はまた、脊柱における第1の椎骨、第2の椎骨、および第3の椎骨の、(a)第1の椎骨と第2の椎骨との間、および(b)第2の椎骨と第3の椎骨との間の移植片での融合を促進する器具に関する。器具は、第1の椎骨に搭載可能な第1のプレートと、第2の椎骨に搭載可能な第2のプレートと、第3の椎骨に搭載可能な第3のプレートとを備える。このような実施形態において、第1のプレートおよび第3のプレートは、第2のプレートに摺動可能に相互接続する一体型の手段を備え、その摺動は、脊柱の長軸と平行に起こる。この手段は、第2の椎骨に対する第1の椎骨および第3の椎骨に対する第2の椎骨の回転および横移動を防止する。
関連する実施形態において、本発明は、脊柱における隣接するn個の椎骨のそれぞれの間の移植片で、n個の椎骨の融合を促進する器具に関する。器具は、n個の椎骨のそれぞれに搭載可能なn個のプレートを備える。それぞれのプレートは、隣接するプレートに摺動可能に相互接続する一体型の手段を備え、その摺動は、脊柱の長軸と平行に起こる。この手段は、n個の椎骨に隣接するそれぞれの椎骨に対するn個の椎骨のそれぞれの回転および横移動を防止する。
前述の器具は、脊柱において、第1の椎骨の第2の椎骨との融合を促進する方法において有用である。方法の好ましい実施形態は、器具を設けることを備え、器具は、第1の部材において器具を第1の椎骨に取り付ける手段と、第2の部材において器具を第2の椎骨に取り付ける手段と、第2の椎骨に対する第1の椎骨の回転運動を防止する手段と、高さを備えるプレートスペーサとを備える。プレートスペーサは、第1の部材と第2の部材との間の器具に挿入することができ、器具を第1の椎骨と第2の椎骨の両方に取り付けた後に、プレートスペーサを器具から取り外すことができるようになっている。このような方法において、器具は第1の部材において第1の椎骨に取り付けられ、第2の椎骨からの第1の椎骨の回転変位を防止する手段が部分的に係合し、プレートスペーサは第1の部材と第2の部材との間に配置され、回転変位を防止する手段は略完全に係合して、第1の部材と第2の部材とがそれぞれプレートスペーサに接するようになっている。器具は第2の部材において第2の椎骨に取り付けられ、プレートスペーサは第1の部材と第2の部材との間から取り外される。
本発明はまた、前述の器具および方法のいずれかで用いられる新規なプレートのいずれかに関し、プレートは、限定はされないが、以下のものを備える。(a)椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、ベースから突出すると共にベースから遠位の端部と端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有するプレート、(b)椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、2つの側部と頂部とを備え、ベースの頂部とベースの2つの側部の内縁とによって形成される溝を有するプレート、(c)椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、ベースから突出すると共にベースから遠位の端部と端部に垂直な2つの側部とを備える第1のタングも有し、ベースから突出すると共にベースから遠位の端部と端部に垂直な2つの側部とを備える第2のタングも有し、第1のタングと第2のタングとは脊柱の長軸に沿って反対方向を向いているプレート、(d)椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、ベースから突出すると共にベースから遠位の端部と端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、ベースの頂部とベースの2つの側部の内縁とによって形成される溝も有し、タングと溝とは脊柱の長軸に沿って反対方向を向いているプレート、および(e)椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、2つの側部と頂部と底部とを備え、ベースの頂部とベースの2つの側部の内縁とによって形成される第1の溝を有し、ベースの底部とベースの2つの側部の内縁とによって形成される第2の溝も有し、第1の溝と第2の溝とは脊柱の長軸に沿って反対方向を向いているプレート。
本発明のこれらおよびその他の目的、すなわち特徴および利点は、例示的ではあるが、現時点で好ましい以下の詳細な説明を参照することによって、より十分に理解されよう。
[発明の好ましい実施形態の詳細な説明]
本発明は、椎骨を安定させる一方で、同時に応力遮蔽および過度の沈み込みを最小にする方法および器具を提供する。これを達成するために、少なくとも2つの別個の部材を有する器具が利用され、椎骨のそれぞれに部材が1つ取り付けられる。互いに隣接する部材同士は、相互接続して、互いの位置関係を保った2つの椎骨の回転および横断変位を防止することができる。さらに、器具は好ましくは、2つの隣接する部材が椎骨に取り付けられるときに、それぞれの部材の間に配置され、予め選択された高さのプレートスペーサを備え、プレートスペーサの高さだけ部材同士が離れるようになっている。部材を椎骨に取り付けた後、プレートスペーサを取り外す。これにより、プレートスペーサの高さと等しい距離だけ、2つの隣接する椎骨のそれぞれを沈み込ませることができる。したがって、応力遮蔽ならびに過度の沈み込みが最小になる。
好ましい実施形態において、このような方法および器具は頸椎の融合に用いられる。応力遮蔽の問題には、頸椎(cervical)融合において最も頻繁に遭遇するからである。しかし、このような方法および器具はまた、胸椎または腰椎の融合にも用いることができる。
いくつかの実施形態において、器具が取り付けられる椎骨は、互いに隣接することが好ましい。しかし、このような器具は、3つ以上の椎骨に及んでそれらを安定させるよう設計し利用することができる。
次に図面、特にその図1〜図4を参照して、本発明に係る器具の好ましい実施形態を説明する。この器具は2つのプレートを有し、その一方はタングを備え、他方は溝を備える。タングと溝とは相互接続し摺動する。当該技術分野において公知のように、それぞれのプレートは、2つのねじ、またはアンカー等同様の締結具によって、それぞれの椎骨に固定される。すなわち、図1〜図4は、ヒトの脊柱Cの頸椎V1、V2等の骨部を保持して、椎骨を互いに対して回転可能におよび鉛直軸Aに沿って安定させるのに用いるための器具10を示す。この器具は、V1に取り付けられた第1のプレート12と、V2に取り付けられた第2のプレート14とを備える。このようなプレートと、プレートを椎骨に取り付けるのに用いられるねじとは、外科的に埋め込み可能であり、チタン、チタン合金、またはステンレス鋼のように、好適な生体適合性材料でできている。
図1において最もよく示されているように、第1のプレート12は、ベース20と、ベース20から突出するタング22とを有する。タング22は、ベース20から遠位の端部24と、端部24に垂直な2つの側部26,28とを備える。第1のプレートはまた、第1のプレートを椎骨V1に取り付けるのに用いられるねじ34,36を収容する2つの穴30、32も有する。図には垂直に突出するねじを収容する2つの穴を示すが、器具はそのような配置に限定されるものではない。いかなるタイプのねじ、いかなるタイプの穴、およびいかなる数の穴の適切な配置も、本発明の範囲内であると考えられる。したがって、第1のプレートは、椎骨内への3つ以上のねじに備える3つ以上の穴を備えてもよく、図1に示すねじ穴30,32は、第1のプレート12の平面から垂直に突出するねじを収容するが、椎骨V1にしっかりと取り付けるのに適した角度でねじを収容するよう設計されていてもよい。さらに、任意選択で、ねじを固定するロック機構をこのような器具に組み込んでもよい。適切な機構は当該技術分野において公知である。
図1において、第1のプレート12が取り付けられる椎骨V1を、脊柱Cにおいて椎骨V2よりも上に示す。しかし椎骨V1はまた、脊柱Cにおいて椎骨V2よりも下にあってもよい。その場合、第1のプレート12は、タングがV1に向かって上向きに突出した状態で、V2内へと取り付けられる。どちらの場合でも、第1のプレート12は、タング22が椎骨V2に向かって突出するように、椎骨に位置合わせをして螺入される。したがって、椎骨V2が椎骨V1の下にある場合には、タング22は下向きに突出する。逆に、椎骨V1が椎骨V2の下にある場合には、タング22は上向きに突出する。
第2のプレート14は、ベース50と溝58とを有する。溝58は、ベース50の頂部における縁60と、ベース50の2つの側部から突出する側部66,68の内縁62,64とによって形成される。溝の側部66,68はまた、それぞれ頂部82,84を有する。図1に示されるように、第2のプレート14もまた、ねじ78,80を収容する2つの穴74,76を有している。第1のプレートと同様に、第2のプレートを椎骨に固定するねじのタイプ、数、および突出角度は単に例示的なものとして示し、適切な公知の方法で置き換えてもよい。
第1のプレートの2つの側部26,28と、第2のプレート14の側部部材66,68の対向する内縁62,64とは、好ましくは、相互接続して、2つのプレートが回転によって離れることを防止するよう設計される。これは、図1〜図4の好ましい実施形態に示されるように、側部の中央38がタングの頂部および底部40よりも幅広になるように突起を有する第1のプレートのタングの側部26,28によって達成される(図2)。これによって、タングが第2のプレートの溝58と相互接続することができる。溝58は、タングの突起と相補関係にある凹みを形成する内縁62,64を有し、溝の側部の中央82が頂部および底部84よりも幅狭になるようになっている(図2)。図2aは、本実施形態の他の形式を示す。しかし、このような実施形態の器具は、プレートが回転によって離れることを防止する図示の手段に限定されるものではなく、タングと溝とを相互接続してプレートが回転によって離れることを防止するいかなる適切な手段も利用してもよい。例えば、第1のプレートのタングの側部は、図7cに示す溝の内縁上の突起と相互接続する凹みを有してもよい。さらなる実施形態において、第1のプレートのタングと第2のプレートの溝との相互接続は、第1のプレートの側部によって形成されるくさびによって達成され、このくさびは第2のプレートの側部部材の内縁によって形成される対向するくさびに符合する。
タングの端部24と溝のベース50の頂部との間のスペースは、プレートスペーサ100(図4に例示)を収容することができる。プレートスペーサ100を用いて、プレートの椎骨への取り付け中に2つのプレートを軸方向に離す。任意選択で、2つ以上のプレートスペーサを2つのプレートの間に配置して、1つのプレートスペーサで得られるよりも大きい間隔を得てもよい。プレートを取り付けた後、プレートスペーサを取り外す。好ましい実施形態において、プレートスペーサは、プレートスペーサを取り外しやすくするホルダ102を有する。図4に示すように、プレートスペーサは長方形のブロックであり、ホルダは、プレートスペーサから突出するつまみである。しかし、プレートスペーサおよびホルダは、いかなる適切な形状をとってもよい。さらに、プレートスペーサは、2つのプレートを一時的に軸方向に離すことができるように、いかなる場所に配置されてもよい。例えば、プレートスペーサは、第1のプレートのベース20と溝の側部の頂部82,84との間に配置してもよい。プレートスペーサは、2つのプレートを、椎骨に取り付けられるまで一時的に縦に離すのに好適でさえあればよい。
プレートスペーサ100は、プレートスペーサを間に配置したときの2つのプレート12,14の離間距離に対応する高さHを有する。器具の埋め込み後に移植椎骨同士の間に起こり得る沈み込みは、プレートスペーサの高さと等しい。この高さは、1〜10mm、好ましくは1〜5mmであってもよい。いかなる特定の状況に対するプレートスペーサの高さまたはプレートスペーサの数の選択も、必要以上の実験を用いることなく当該技術分野の技術内である。
場合によっては、相互接続するプレートが埋め込まれたときに、解剖学的伸展(anatomic extensions)中に、プレート同士が外れるほどまで軸方向に伸長してしまう可能性がある、という問題があるかもしれない。プレート同士が外れると、結果は悲惨なものになる。そのような場合には、プレートは、第2のプレートに対する第1のプレートの軸方向の伸長を制限する手段を備えてもよい。そのような手段の例を図5〜7に示す。図5はプレート12’を示し、図6はプレート12’’を示し、図7cはプレート12’’’を示し、これらのいずれも、図1〜図3のプレート12に取って代わる。3つのプレート12’,12’’,12’’’は、図5に示すプレートのタングの2つの側部の切れ込み120,122、図6に示すプレートのタングの2つの側部の切れ込み124,126、および図7cに示すプレートのタングの2つの側部の止めねじ180’,182’を除くそれぞれの要素において、プレート12に完全に対応している。プレート12’または12’’は、図7aのプレート14’または図7bのプレート14’’とともに機能して、プレート同士が相互接続されるときに、プレートの軸方向の伸長を制限する手段を提供する。図7aのプレート14’および図7bのプレート14’’は、図7aに示すプレートのつまみ140,142および図7bに示すプレートの止めねじ180,182を除くそれぞれの要素において、図1〜図3に示すプレート14に完全に対応している。軸方向の伸長を制限する手段を用いる場合にも、図1〜図3に示す前述の実施形態と同様に、プレート14’または14’’は、内縁62,64に沿って、タング22の縁26,28に沿ったプレート12’またはプレート12’’に、摺動可能に相互接続される。つまみ140,142(図7a)または止めねじ180,182(図7b)は、切れ込み120,122(図5)または124,126(図6)によって作り出される、タングの縁26,28内のスペース内へ突出して、プレート同士が外れるほどまで2つのプレートが軸方向に伸長することを防止する。
軸方向の伸長を制限するつまみの係合は、以下のように行われる。プレートが摺動可能に相互接続するときには、つまみ140,142または止めねじ180,182は、その相互接続に干渉しないように位置する。プレートが摺動可能に相互接続した後、つまみ140,142または止めねじ180,182は、切れ込み120,122または124,126によって作り出されるスペース内へと動く。図7aに示すつまみ140,142では、例えばペンチ、ハンマー、圧着工具または任意の他の手段で、つまみをスペース内へと曲げることによって動かされる。つまみを用いる実施形態(例えば、図7a)において、当該技術分野において公知のように、つまみは容易に曲げることができる材料でできていなければならない。しかし、本明細書において想定されるように、軸方向の伸長を制限する手段は、図7aに示す屈曲可能な突出部、または図7bに示す止めねじに限定されるものではなく、切れ込み120,122または124,126によって作り出されるスペース内へと突出することによって、2つのプレートの軸方向の伸長を制限するという目的にかなう当該技術分野において公知のいかなる形態をとってもよい。例えば、プレートが摺動可能に相互接続した後に、つまみは、側部部材66,68に予め開けておいたねじ穴に螺入される別個の材料であってもよい。図7bに示す止めねじ180,182では、止めねじは、例えばねじ回しで、スペースに螺入される。
他の好ましい実施形態において、2つのプレートの軸方向の伸長を制限する手段は、タングの幅に及ぶと共に溝の側部に重なり合うバー(bar)によって提供される。バーは、タングと溝の側部とのどちらに取り付けてもよい。このような実施形態の1つのタイプを、図7Dおよび図7Eとして提供する。タングプレート12’’’’は、バー186を収容する切れ込み184を有し、バー186は、バーおよびタングのねじ穴を貫通するねじ188,190によって、タングプレート12’’’’に取り付けられている。バーの端部192,194は、切れ込み196,198においてプレート14’’’’の溝の側部に重なり合い、切れ込み196,198は、前述のタングプレートと溝プレートとの互いに対する軸方向の伸長および圧迫に対応するのに十分幅広である。
図5〜図7においては、2つのプレートの軸方向の伸長を制限する手段を、溝の両方の側部のつまみまたは止めねじに符合するタングの両方の側部の切れ込み、またはタングを横切ると共に溝の側部に重なり合うバーを備えるものとして示すが、本発明はそのような図示の実施形態に限定されるものではない。この手段は、例えば、溝の側部の切れ込みに符合するタングの側部のつまみ、またはタングの側部の止めねじ(図7c)によって提供してもよい。その場合、プレート12’’’と同様にタング26,28の側部も凹んでいる。軸方向の伸長を制限する手段はまた、相互接続の側部の一方のみのつまみ/切れ込みまたは止めねじ/切れ込みの組合せで達成してもよい。さらに、タングを横切ると共に溝の側部に重なり合うバーを用いる軸方向の伸長を制限する手段は、溝の側部の切れ込み内にバーを取り付けて、軸方向の伸長または圧迫に対応するのに十分幅広な切れ込みにおいてタングを横切ること、または溝の端の切れ込み内へと延びる、両方の端部における突起を有するバーを取り付けること等によって達成してもよい。当業者であれば、本発明に包含される同様の軸方向の伸長を制限する手段もまた、想定することができる。
軸方向の伸長を制限する手段は、エンドユーザー(すなわち、外科医)が係合してもよく、または製造時に係合して、器具全体が既に組み立てられた状態でエンドユーザーに提供されるようになっていてもよい、ということもまた理解されるべきである。
上述の好ましい実施形態は、図1〜図7に例示するタングと溝との構成に限定されるものではない。第1のプレートは、第2のプレートに摺動可能に相互接続する一体型の手段を備えさえすればよく、摺動は脊柱の長軸と平行に起こり、一体型の手段が第2の椎骨に対する第1の椎骨の回転および横移動を防止する。当業者であれば、図1〜図4に例示するタングと溝との構成以外の構成を容易に考え出すことができる。例えば、2つのプレートの摺動可能な相互接続は、2つのタングおよび溝で達成してもよく、第2のプレートよりも薄く第2のプレートの溝型のスロットに滑り込むタングで達成してもよい。
器具は、埋め込み前に、感染を防止する任意の適切な手段によって滅菌される。
器具を埋め込むために、プレートスペーサ100が所定位置にある状態で、2つのプレート12,14を相互接続し椎骨に取り付ける。次にプレートスペーサを取り外す。プレートの相互接続および椎骨への取り付けは、いかなる一連の段階で達成してもよい。
好ましい実施形態において、第1のプレート12、第2のプレート14、およびプレートスペーサ100は、滅菌組立品として、組立品がばらばらになるのを防止する取り外し可能な締結具とともに梱包される。利用時には、軸方向の伸長を防止する手段もまた係合する。組立品を、2つの移植椎骨の露出した前面に整列させる。第1のプレート12および第2のプレート14が、ねじ30,32および74,76またはその他の従来の締結手段を用いて椎骨に取り付けられ、次にプレートスペーサ100および締結具が取り外される。
別の好ましい実施形態において、第1のプレート12をまず第2のプレート14に相互接続させ、第1のプレートと第2のプレートとの間にプレートスペーサ100を配置し、第1のプレート−プレートスペーサ−第2のプレートの組立品を、2つの移植椎骨の露出した前面に整列させ、第1のプレート12および第2のプレート14を椎骨に取り付け、次にプレートスペーサ100を取り外し、利用する場合には軸方向の伸長を制限する手段を係合させる。
さらなる好ましい実施形態において、融合させる2つの頸椎の間に移植片を配置した後、脊柱Cの露出した前面の上に第1のプレート12を配置し、ベースが椎骨V1の真上になると共に第1のプレートのタング22が椎骨V2の向きに突出するようにする。第1のプレートのタングは、オプションで移植片部位に重なり合いV2の一部を覆うまで延びていてもよい。第2のプレート14が第1のプレート12に相互接続されるときには、穴74,76が、椎骨V2のうちの第2のプレート14を、椎骨V2に取り付けるねじを挿入するのに適した領域の上になるように、第2のプレート14が確実に位置するよう注意しなければならない。
第1のプレート22が椎骨V1上にある状態で、好適なドリルガイドおよびドリル(図示せず)を用いて、椎骨V1の表面上の穴30,32の部位に、椎骨V1に締結具の穴を開ける。次にねじ34,36を穴30,32に挿入して、第1のプレート22を椎骨V1に接続する。
次に、第1のプレートのタングの端部24と第2のプレートのベース50の頂部との間にスペースを残して、第2のプレートの溝58を第1のプレートのタング22上へ摺動させることによって、第2のプレート14が第1のプレート12に相互接続される。次にプレートスペーサが、第1のプレートと第2のプレートとの間のスペースに配置され、第2のプレートの溝58は、第1のプレートのタングの端部24と第2のプレートのベース50の頂部とがプレートスペーサの高さだけ離れた状態になるまで、第1のプレートのタング22の方へさらに摺動する。次に、第1のプレートおよび椎骨V1に関して前述したように、ねじを用いて、第2のプレート14を椎骨V2に取り付ける。
次に、第1のプレートと第2のプレートとの間のスペースから、プレートスペーサ100が取り外され、利用する場合には、軸方向の伸長を制限する手段を係合させる。したがって、作動時、第1のプレート12は、プレートスペーサの高さHだけ第2のプレート14から離れている。次に、移植片は、プレートスペーサの高さHによって規定される距離に制限された沈み込みを受ける。したがって、過度の沈み込みを懸念することはなく、応力遮蔽の最小化が達成される。これは、プレートスペーサの高さHによって、移植片上の沈み込み量が制限されるからである。
別の好ましい実施形態において、上述のものと類似した手順を用いて、第2のプレート14をまず椎骨V2に取り付け、次に第1のプレート12を第2のプレート14に相互接続し、第1のプレート12と第2のプレート14との間にプレートスペーサ100を配置し、第1のプレートを椎骨V1に取り付け、プレートスペーサを取り外し、利用する場合には、軸方向の伸長を制限する手段を係合させる。
上述のものを利用する器具および方法は、任意の特定の移植片材料とともに用いることに限定されるものではない。これらは例えば、海綿状自家移植片(cancellous autografts)、同種移植片もしくは異種移植片、または当該技術分野において公知の任意の人工または天然の代用骨(bone substitutes)とともに用いてもよい。このような器具および方法はまた、骨移植片およびケージやボックスのような椎体間スペーサを含むいかなるタイプの移植片とともに用いてもよい。
上述の好ましい実施形態の器具は、プレートスペーサなしでも、2つの椎骨の融合を促進するのに有用である。相互接続する手段は係合しているが2つのプレートの間にスペースがある状態で埋め込まれると、器具は、例えば米国特許第5,843,082号において提供されている従来技術の器具よりもコンパクトな設計および少ない部品を用いて、応力遮蔽を最小にする(ただし、過度の沈み込みからの保護はない)。コンパクトな設計になるのは、ある程度は、プレートを摺動可能に相互接続するプレートと一体型の手段を利用するからである。これは、プレートを摺動可能に相互接続する手段が、プレートと一体型ではなく外部にあるバーと相互接続するプレートの穴によって提供されるような、米国特許第5,843,082号において提供されている器具と対照的である。
本発明はまた、上述の実施形態よりも一般的に説明することができる器具にも関する。このような実施形態において、本発明は、第1の椎骨と第2の椎骨との間に移植片がある状態で、脊柱において第1の椎骨と第2の椎骨との融合を促進する器具に関する。器具は、第1の椎骨に取り付ける第1の部材および第2の椎骨に取り付ける第2の部材と、第1の部材において器具を第1の椎骨に取り付ける手段と、第2の部材において器具を第2の椎骨に取り付ける手段と、第2の椎骨に対する第1の椎骨の回転および横移動を防止する手段と、高さを備えるプレートスペーサとを備え、プレートスペーサは、第1の部材と第2の部材との間の器具に挿入することができ、プレートスペーサは、器具を第1の椎骨と第2の椎骨の両方に取り付けた後に、器具から取り外すことができる。前述の実施形態のように、プレートスペーサの高さは、プレートスペーサを取り外したときの2つの椎骨の間に沈み込みを提供し、その沈み込みはプレートスペーサの高さと等しい。
また、前述の器具と同様に、好ましい椎骨は頸椎であるが、このような器具は、任意の特定の椎骨とともに用いることに限定されるものではない。さらに、このような装置(devices)は、3つ以上の椎骨を安定させるのに用いてもよいが、好ましくは隣接する椎骨同士に取り付けられる。
上述の一般化した器具を図1〜図4に示す器具に当てはめると、第1の部材は第1の椎骨に取り付けることができる第1のベースを有する第1のプレートを備え、第1のプレートは第1のベースから突出すると共に第1のベースから遠位の端部と端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、第2の部材は第2のベースを有する第2のプレートを備え、第2のベースは2つの側部と頂部とを有し、第2のベースは第2の椎骨に取り付けることができ、第2のプレートは第2のベースの頂部と第2のベースの2つの側部から突出する側部部材の内縁とによって形成される溝を有する。
前述の器具と同様に、このような器具は、椎骨の融合を促進する方法において有用である。このような方法は、器具を設けることを備え、器具は、第1の部材において器具を第1の椎骨に取り付ける手段と、第2の部材において器具を第2の椎骨に取り付ける手段と、第2の椎骨からの第1の椎骨の回転変位を防止する手段と、第1の部材と第2の部材との間の器具に挿入することができるプレートスペーサとを備え、プレートスペーサは、器具を第1の椎骨と第2の椎骨の両方に取り付けた後に、器具から取り外すことができる。器具は次に、第1の部材において第1の椎骨に取り付けられ、第2の椎骨からの第1の椎骨の回転変位を防止する手段は係合され、プレートスペーサは第1の部材と第2の部材との間に配置され、第1の部材はプレートスペーサにおいて第2の部材と整列し、器具は第2の部材において第2の椎骨に取り付けられ、最後にプレートスペーサは、第1の部材と第2の部材との間から取り外される。本発明の他の方法と同様に、方法を実施する際に、最後の段階(プレートスペーサの取り外し)を除いて、上述の順序に従う必要はない。
また、前述の方法と同様に、このような方法はいかなる椎骨とともに用いてもよいが、頸椎が好ましい。このような方法はまた、2つ以上の椎骨を安定させるのに用いてもよいが、2つの隣接する椎骨が好ましい。
本発明はまた、それぞれの椎骨に搭載可能なプレートを用いて2つ以上の椎骨の融合を促進する器具にも関する。前述の器具と同様に、それぞれのプレートは、隣接するプレートに摺動可能に相互接続する一体型の手段を備え、摺動は脊柱の長軸と平行に起こり、一体型の手段は、プレートが搭載された椎骨の回転および横移動を防止する。これもまた、前の実施形態と同様に、椎骨は好ましくは頸椎である。プレートは、当該技術分野において公知のいかなる手段によって、例えばプレートの穴を貫通し椎骨に螺入されるねじで、椎骨に締結されてもよい。このような実施形態の器具はまた、好ましくは、2つの隣接するプレートのそれぞれの間に搭載された取り外し可能なプレートスペーサを備える。プレートスペーサは、器具が埋め込まれた後に取り外され、プレートスペーサの高さと等しい沈み込みが移植片において起こることができるようにする。これもまた、前述の実施形態と同様に、器具は任意選択で、2つの隣接するプレートのそれぞれに対し、それぞれの軸方向の伸長を制限する手段を備える。このような器具はまた、埋め込み前に滅菌されるべきである。
いくつかの好ましい実施形態において、このような器具は、前述のタング要素および溝要素と同様に、プレートを摺動可能に相互接続する手段がタング要素と溝要素とを相互接続しているプレートを利用する。このような実施形態において、両端の椎骨(すなわち、3つの椎骨が融合されている場合には第1および第3の椎骨、または4つの椎骨が融合されている場合には第1および第4の椎骨、等)に搭載可能なプレートは、前述した図1〜図7に示すプレートと同一である。片方のプレートは、タングプレート(例えば、図5または図6)と溝プレート(例えば、図7aまたは図7b)のどちらであってもよい。端でない椎骨(すなわち、3つの椎骨が融合されている場合には第2の椎骨、または、4つの椎骨が融合されている場合には第2および第3の椎骨、等)に搭載可能なプレートは、2つの隣接するプレートのそれぞれの間で摺動可能に相互接続するタングと溝とを有するのに適した2つのタング、タングおよび溝、または2つの溝の組合せを有する。このような実施形態についての3つの可能な内側プレートのそれぞれの例を、図8A(2つのタング)、図8B(タングおよび溝)、および図8C(2つの溝)に示す。このような内側プレートの要素は、材料、構成、および構造において、前述した図1〜図7に示すプレートに完全に類似している。
したがって、図8aに示すプレートは、椎骨に搭載可能なベース150を有する。ベース150からは、ベース150から遠位の端部24’と端部24’に垂直な2つの側部26’,28’とを有する第1のタング22’が突出している。プレートは、第2のタング22’’も有する。第2のタング22’’は、ベース150から突出すると共にベース150から遠位の端部24’’と端部に垂直な2つの側部26’’,28’’とを有する。第1のタング22’と第2のタング22’’とは、脊柱の長軸に沿って反対方向を向いている。
図8bに示すプレートは、椎骨に搭載可能なベース160を有する。ベース160からは、ベース160から遠位の端部24’と端部24’に垂直な2つの側部26’,28’とを有するタング22’が突出している。プレートは、ベース160の頂部における縁60’とベースの2つの側部66’,68’の内縁62’,64’とによって形成される溝58’も有する。タング22’と溝58’とは、脊柱の長軸に沿って反対方向を向いている。
図8cに示すプレートは、2つの側部66’,68’、頂部172および底部174を有する椎骨に搭載可能なベース170を有する。プレートは、ベース170の頂部172とベース170の2つの側部66’,68’の内縁62’,64’とによって形成される第1の溝58’も有する。さらに、プレートは、ベース170の底部174とベースの2つの側部66’’,68’’の内縁62’’,64’’とによって形成される第2の溝58’’を有する。第1の溝58’と第2の溝58’’とは、脊柱の長軸に沿って反対方向を向いている。
図8a〜図8cに示す3つのプレートのうちの1つを、3つの融合させた椎骨上の前述のプレート(例えば、図1〜図7に示す)のいずれかのうちの2つとともに利用する場合には、プレートは図9a、図9b、または図9cに示すように、椎骨に埋め込まれる。そのような図において、第1のプレートと第2のプレートとは、第1および第2の椎骨に取り付けるときに、摺動可能に相互接続する。相互接続は、(a)第1のプレートまたは第2のプレートの一方のタングの2つの側部26,28または26’,28’、および(b)第1のプレートまたは第2のプレートの他方の溝の2つの側部の内縁62,64または62’,64’において生じる。また、第2のプレートと第3のプレートとは、第2および第3の椎骨に取り付けるときに、摺動可能に相互接続する。相互接続は、(a)第2のプレートまたは第3のプレートの一方のタングの2つの側部26,28または26’,28’または26’’,28’’、および(b)第2のプレートまたは第3のプレートの他方の溝の2つの側部の内縁62,64または62’,64’または62’’,64’’において生じる。このようなプレートについて、図9A、図9B、図9Cに示すもの以外の組合せが可能である。例えば、図9に示すのと同じ相互接続する組合せを、椎骨に関して組立品を上下反対にして利用してもよい。
図8に示す3つのプレートのうちの2つを、4つの融合させた椎骨上の前述のプレート(例えば、図1〜図7に示す)のいずれかのうちの2つとともに利用する場合には、プレートは図10A、図10B、図10C、または図10Dに示すように、椎骨上に埋め込まれる。そのような図において、第1のプレートと第2のプレートとは、第1および第2の椎骨に取り付けるときに、摺動可能に相互接続する。相互接続は、(a)第1のプレートまたは第2のプレートの一方のタングの2つの側部26,28または26’,28’、および(b)第1のプレートまたは第2のプレートの他方の溝の2つの側部の内縁62,64または62’,64’において生じる。また、第2のプレートと第3のプレートとは、第2および第3の椎骨に取り付けるときに摺動可能に相互接続する。相互接続は、(a)第2のプレートまたは第3のプレートの一方のタングの2つの側部26,28または26’,28’または26’’,28’’、および(b)第2のプレートまたは第3のプレートの他方の溝の2つの側部の内縁62,64または62’,64’または62’’,64’’において生じる。さらに、第3のプレートと第4のプレートとは、第3および第4の椎骨に取り付けるときに、摺動可能に相互接続する。相互接続は、(a)第3のプレートまたは第4のプレートの一方のタングの2つの側部26,28または26’,28’または26’’,28’’、および(b)第3のプレートまたは第4のプレートの他方の溝の2つの側部の内縁62,64または62’,64’または62’’,64’’において生じる。このようなプレートについて、図10A、図10B、図10C、図10Dに示すもの以外の組合せが可能である。例えば、図10に示すのと同じ相互接続する組合せを、椎骨に関して組立品を上下反対にして利用してもよい。
このシステムを、n個の椎骨同士の間にn−1個の融合を有するn個の隣接する椎骨に一般化すると、このような実施形態は、脊柱のn個の椎骨のそれぞれの間の移植片において、n個の隣接する椎骨の融合を促進する器具を包含する。n個の椎骨は、第1の椎骨、第nの椎骨、および第1の椎骨と第nの椎骨との間のn−2個の椎骨を備える。器具はn個のプレートを備え、それぞれのプレートは、n個の椎骨のそれぞれのうちの1つに搭載可能である。それぞれのプレートは、隣接するプレートに摺動可能に相互接続する一体型の手段を備える。摺動は脊柱の長軸と平行に起こる。一体型の手段は、n個の椎骨のそれぞれの隣接する椎骨に対するn個の椎骨のそれぞれの回転および横移動を防止する。好ましくは、2つの隣接する相互接続するプレートのそれぞれの間に搭載されたn−1個の取り外し可能なプレートスペーサも存在する。
このような実施形態は、前述の器具を用いて例示し、例えば図1〜図10に示すように、2つ、3つ、4つ、5つ、またはそれ以上の椎骨の融合を包含する。2つの椎骨のみが融合する場合には、n=2である。もちろん、第1の椎骨と第2の椎骨の間には椎骨がない(n−2=0)。
このような実施形態はまた、一般的に椎骨切除または椎体切除(corpectomy)として知られている外科的処置によって切除された椎骨の代わりに、隣接しない椎骨を椎体間移植片とともに融合させるのに用いてもよい。このような状況においては、1つ、2つ、またはそれ以上の椎骨が取り外されまたは切除され、長い移植片またはケージのような当該技術分野において公知の椎体間スペーサに置き換えられる。
このような実施形態が図1〜図10において例示されるプレートを利用する場合、第1の椎骨に搭載可能なプレートと第nの椎骨に搭載可能なプレートとは、図1〜図7に示す2つのプレートとは別個に選択される。これらは、(1)椎骨に搭載可能なベース20を有するプレートであって、ベース20から突出すると共にベース20から遠位の端部24と端部24に垂直な2つの側部26,28とを備えるタング22も有するプレート、および(2)椎骨に搭載可能なベース50を有するプレートであって、ベースは2つの側部66,68と頂部とを有し、ベースの頂部とベース50の2つの側部66,68の内縁62,64とによって形成される溝58を有するプレート、として表すことができる。第1の椎骨と第nの椎骨との間のn−2個の椎骨のそれぞれに搭載可能なプレートは、図8に示す3つのプレートとは別個に選択される。これらは、(i)椎骨に搭載可能なベース150を有するプレートであって、第1のタング22’がベース150から突出すると共にベース150から遠位の端部24’と端部24’に垂直な2つの側部26’,28’とを有し、ベース150から突出すると共にベース150から遠位の端部24’’と端部に垂直な2つの側部26’’,28’’とを備える第2のタング22’’も有し、第1のタング22’と第2のタング22’’とは脊柱の長軸に沿って反対方向を向いているプレート、(ii)椎骨に搭載可能なベース160を有するプレートであって、タング22’がベース160から突出すると共にベース160から遠位の端部24’と端部24’に垂直な2つの側部26’,28’とを有し、ベース160の頂部における縁60’とベースの2つの側部66’,68’の内縁62’,64’とによって形成される溝58’も有し、タング22’と溝58’とは脊柱の長軸に沿って反対方向を向いているプレート、および(iii)2つの側部66’,68’、頂部172、および底部174を有すると共に椎骨に搭載可能なベース170を有するプレートであって、ベース170の頂部172とベース170の2つの側部66’,68’の内縁62’,64’とによって形成される第1の溝58’を有し、ベース170の底部174とベースの2つの側部66’’,68’’の内縁62’’,64’’とによって形成される第2の溝58’’も有し、第1の溝58’と第2の溝58’’とは脊柱の長軸に沿って反対方向を向いているプレート、として表すことができる。器具におけるそれぞれのプレートはまた、椎骨に取り付けるときに、隣接するプレートに摺動可能に相互接続しなければならない。このような実施形態における相互接続は、(a)相互接続するプレートの一方のタングの2つの側部26、28または26’,28’または26’’,28’’、および(b)相互接続するプレートのうちの他方の溝の2つの側部の内縁62,64または62’,64’または62’’,64’’において生じる。
2つのプレートを有する類似の実施形態と同様に、このような器具は、任意選択で、2つの隣接するプレートのそれぞれに対し、それぞれの軸方向の伸長を制限する手段を含んでもよい。例えば、図8A、図8B、図8Cに示すように、それぞれのタングの2つの側部のうちの少なくとも一方は、切れ込み120または122を備えてもよく、それぞれの溝の2つの側部の内縁62’,64’または62’’,64’’のうちの少なくとも一方は、つまみ140または142あるいは止めねじ(図7bの180または182のように)を備えてもよく、それぞれの溝のそれぞれのつまみ140または142あるいは止めねじは、タングの切れ込みに係合可能で、プレートが摺動可能に相互接続すると、つまみ140または142あるいは止めねじの係合によって、第2のプレートに関する第1のプレートの、および第3のプレートに関する第2のプレートの、軸方向の伸長が制限されるようになっている。または、それぞれのタングの2つの側部のうちの少なくとも一方はつまみまたは止めねじ(図7cの180’または182’のように)を備えてもよく、それぞれの溝の2つの側部の内縁のうちの少なくとも一方は切れ込みを備えてもよく、それぞれのタングのそれぞれのつまみまたは止めねじは溝の切れ込みに係合可能で、プレートが摺動可能に相互接続すると、つまみまたは止めねじの係合によって、第2のプレートに関する第1のプレートの、および第3のプレートに関する第2のプレートの、軸方向の伸長が制限されるようになっている。前述のように、タングを横切ると共に溝の側部に重なり合うバーを用いることによって、軸方向の伸長を制限する手段を、このような実施形態において設けてもよい。
関連する実施形態において、本発明は、脊柱における2つ以上の隣接する椎骨のそれぞれの間の移植片で、隣接する2つの椎骨の融合を促進する方法に関する。この方法は、この目的のために上述したように、プレートスペーサを備える器具のうちのいずれかを椎骨に搭載し、その後に、プレートスペーサを取り外すことを備える。
本発明はまた、上述の器具および方法において用いる新規なプレートのいずれをも包含する。
本明細書における特許請求の範囲内にある他の実施形態は、本明細書において開示した本発明の明細書と検討するか、または本発明を実施することから、当業者には明らかとなろう。明細書は単に例示的とみなされることが意図され、本発明の範囲および精神は、添付の特許請求項によって示される。
上述のことを鑑みて、本発明のいくつかの利点が達成され、その他の利点が得られることがわかる。
本発明の範囲から逸脱することなく、上述の方法および構成にさまざまな変更を行うことができるので、上述の説明に含まれ添付図面に示されるすべての事柄は、限定的な意味ではなく例示的であると解釈するべきである、ということが意図される。
本明細書において引用したすべての参考資料は、参照により本明細書に援用される。本明細書におけるこのような参考資料を論じることは、本発明者等が行った主張を単に要約することを意図しており、いずれの参考資料も従来技術を構成するということを認めるものではない。本出願人等は、引用した参考資料の正確さおよび関連性に挑む権利を留保する。
本発明に従って構成された、プレートスペーサを取り外す前の、2つの椎骨を安定させる器具の正面図である。 図1の器具の、タング部および溝部における2つのプレートの相互接続を示す、図1の2−2線断面図である。 2つのプレートを相互接続するのに適した他の形態を示す。 図1の器具の、図1の3−3線断面矢視図である。 図1の器具のプレートスペーサの一実施形態の図である。 図1〜図3に示すプレート12の他の実施形態の図である。 図1〜図3に示すプレート12のさらなる他の実施形態の図である。 図1〜図3に示すプレート14の他の実施形態の図である。 図1〜図3に示すプレート14の他の実施形態の図である。 図1〜図6に示すプレート12のさらなる他の実施形態の図である。 図1〜図6に示すプレート12のさらなる他の実施形態の図である。 図1〜図6に示すプレート12、14の他の実施形態の図である。 本発明に従って構成された、3つ以上の椎骨を固定するのに有用な3つのプレートの図である。 本発明に従って構成された、3つ以上の椎骨を固定するのに有用な3つのプレートの図である。 本発明に従って構成された、3つ以上の椎骨を固定するのに有用な3つのプレートの図である。 本発明に従って構成された、プレートスペーサを取り外す前の、図5〜図8に示すプレートをさまざまに用いて3つの椎骨を安定させる3つの器具の正面図である。 本発明に従って構成された、プレートスペーサを取り外す前の、図5〜図8に示すプレートをさまざまに用いて3つの椎骨を安定させる3つの器具の正面図である。 本発明に従って構成された、プレートスペーサを取り外す前の、図5〜図8に示すプレートをさまざまに用いて3つの椎骨を安定させる3つの器具の正面図である。 本発明に従って構成された、プレートスペーサを取り外す前の、図5〜図8に示すプレートをさまざまに用いて4つの椎骨を安定させる4つの器具の正面図である。 本発明に従って構成された、プレートスペーサを取り外す前の、図5〜図8に示すプレートをさまざまに用いて4つの椎骨を安定させる4つの器具の正面図である。 本発明に従って構成された、プレートスペーサを取り外す前の、図5〜図8に示すプレートをさまざまに用いて4つの椎骨を安定させる4つの器具の正面図である。 本発明に従って構成された、プレートスペーサを取り外す前の、図5〜図8に示すプレートをさまざまに用いて4つの椎骨を安定させる4つの器具の正面図である。

Claims (94)

  1. 脊柱における第1の椎骨と第2の椎骨との間の移植片で、前記第1の椎骨と前記第2の椎骨との融合を促進する器具であって、
    前記第1の椎骨に搭載可能な第1のプレートと、
    前記第2の椎骨に搭載可能な第2のプレートと
    を備え、
    前記第1のプレートは、前記第2のプレートに摺動可能に相互接続する一体型の手段を備え、
    前記摺動は、前記脊柱の長軸と平行に起こり、
    前記手段は、前記第2の椎骨に対する前記第1の椎骨の回転および横移動を防止し、
    前記第1及び前記第2のプレートは、前記摺動可能に相互接続する一体型の手段以外において重なり合わない器具。
  2. 前記第1および前記第2の椎骨は頸椎である請求項1に記載の器具。
  3. 前記脊柱において、前記第1の椎骨は前記第2の椎骨に隣接する請求項1に記載の器具。
  4. 前記第1のプレートおよび前記第2のプレートはさらに、
    それぞれのプレートを貫通する穴と、
    前記穴を貫通して前記それぞれのプレートを前記椎骨に取り付けることができる締結手段と
    を備える請求項1に記載の器具。
  5. 前記締結手段はねじである請求項4に記載の器具。
  6. 前記第1のプレートと前記第2のプレートとの間に搭載される取り外し可能なプレートスペーサをさらに備え、
    前記プレートスペーサは高さを有する請求項1に記載の器具。
  7. 前記プレートスペーサはさらにホルダを備え、
    前記プレートスペーサの前記高さは約1mm〜5mmである請求項6に記載の器具。
  8. 前記プレートスペーサの前記高さは、前記プレートスペーサを取り外したときの2つの前記椎骨の間に沈み込みを提供し、
    前記沈み込みは、前記プレートスペーサの前記高さと等しい請求項6に記載の器具。
  9. 前記第2のプレートに対する前記第1のプレートの軸方向の伸長を制限する手段をさらに備える請求項1に記載の器具。
  10. 滅菌される請求項1に記載の器具。
  11. 前記第1のプレートは前記第1の椎骨に搭載可能な第1のベースを有し、前記第1のプレートは前記第1のベースから突出すると共に前記第1のベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、
    前記第2のプレートは2つの側部と頂部とを備える第2のベースを有し、前記第2のベースは前記第2の椎骨に取り付けることができ、前記第2のプレートは前記第2のベースの頂部と前記第2のベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝を有し、
    前記第1および前記第2の椎骨に取り付けられると前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とは摺動可能に相互接続し、前記相互接続は前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部と、前記第2のプレートの前記2つの側部の前記内縁とにおいて生じ、
    前記タングの前記端部と前記第2のベースの前記頂部とは接触することができ、前記第2の椎骨が前記第1の椎骨を圧迫することを防止する請求項1に記載の器具。
  12. 前記脊柱において、前記第1の椎骨は前記第2の椎骨の上にある請求項11に記載の器具。
  13. 前記脊柱において、前記第2の椎骨は前記第1の椎骨の上にある請求項11に記載の器具。
  14. 前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とはそれぞれ厚さを備え、
    前記第1のプレートの前記タングは前記第2のプレートの前記溝と同じ厚さである請求項11に記載の器具。
  15. 前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝との前記相互接続は、
    前記第2のプレートの前記側部の前記内縁内の凹みに符合する前記第1のプレートの前記側部上の突起によって達成される請求項11に記載の器具。
  16. 前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝との前記相互接続は、
    前記第1のプレートの前記側部の凹みに符合する前記第2のプレートの前記側部の前記内縁上の突起によって達成される請求項11に記載の器具。
  17. 前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝との前記相互接続は、
    前記第2のプレートの前記側部の前記内縁によって形成される対向するくさびに符合し、前記第1のプレートの前記側部によって形成されるくさび
    によって達成される請求項11に記載の器具。
  18. 前記第2のプレートに対して、前記第1のプレートの軸方向の伸長を制限する手段をさらに備える請求項11に記載の器具。
  19. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、
    切れ込みを備え、前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部のうちの少なくとも一方と、
    つまみまたは止めねじを備え、前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁のうちの少なくとも一方と
    に設けられ、
    前記つまみまたは止めねじは、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、前記切れ込みに係合可能である請求項18に記載の器具。
  20. 前記第1のプレートの前記タングの前記側部は、両方とも切れ込みを備え、
    前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁は、両方ともつまみまたは止めねじを備え、
    前記つまみまたは止めねじはそれぞれ、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、切れ込みに係合可能である請求項19に記載の器具。
  21. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、
    つまみまたは止めねじを備え、前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部のうちの少なくとも一方と、
    切れ込みを備え、前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁のうちの少なくとも一方と
    に設けられ、
    前記つまみまたは止めねじは、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、前記切れ込みに係合可能である請求項18に記載の器具。
  22. 前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部は、両方ともつまみまたは止めねじを備え、
    前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁は、両方とも切れ込みを備え、
    前記つまみまたは止めねじはそれぞれ、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、切れ込みに係合可能である請求項21に記載の器具。
  23. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、前記タングを横切ると共に前記溝の前記側部に重なり合うバーによって提供される請求項18に記載の器具。
  24. 前記バーは前記タングに取り付けられる請求項23に記載の器具。
  25. 前記バーは前記溝の前記側部に取り付けられる請求項23に記載の器具。
  26. 前記第1のプレートと前記第2のプレートとの間に配置するのに適した取り外し可能なプレートスペーサをさらに備え、
    前記プレートスペーサは高さを備える請求項11に記載の器具。
  27. 前記プレートスペーサは、前記タングの前記端部と前記第2のベースの前記頂部との間にはまる請求項26に記載の器具。
  28. 前記プレートスペーサはさらにホルダを備え、
    前記プレートスペーサの前記高さは約1mm〜5mmである請求項26に記載の器具。
  29. 前記プレートスペーサの前記高さは、前記プレートスペーサを取り外したときの前記2つの椎骨の間に沈み込みを提供し、
    前記沈み込みは、前記プレートスペーサの前記高さと等しい請求項26に記載の器具。
  30. 滅菌される請求項11に記載の器具。
  31. 脊柱における第1の椎骨と第2の椎骨との間の移植片で、前記第1の椎骨と前記第2の椎骨との融合を促進する器具であって、
    前記第1の椎骨に搭載可能な第1のプレートと、
    前記第2の椎骨に搭載可能な第2のプレートと、
    前記第1のプレートと前記第2のプレートとの間に配置するのに適しており、高さを備える取り外し可能なプレートスペーサと
    を備え、
    前記第1のプレートは前記第2のプレートに摺動可能に相互接続する一体型の手段を備え、前記摺動は前記脊柱の長軸と平行に起こり、前記手段は前記第2の椎骨に対する前記第1の椎骨の回転および横移動を防止し、
    前記器具は、前記第2のプレートに対する前記第1のプレートの軸方向の伸長を制限する手段をさらに備える器具。
  32. 前記第1のプレートは前記第1の椎骨に搭載可能な第1のベースを有し、前記第1のプレートは前記第1のベースから突出すると共に前記第1のベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、
    前記第2のプレートは2つの側部と頂部とを備える第2のベースを有し、前記第2のベースは前記第2の椎骨に取り付けることができ、前記第2のプレートは前記第2のベースの頂部と前記第2のベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝を有し、
    前記第1および前記第2の椎骨に取り付けられると、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とは摺動可能に相互接続し、前記相互接続は前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部と前記第2のプレートの前記2つの側部の前記内縁とにおいて生じ、
    前記タングの前記端部と前記第2のベースの前記頂部とは接触することができ、前記第2の椎骨が前記第1の椎骨を圧迫することを防止し、
    前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部のうちの少なくとも一方は切れ込みを備え、前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁のうちの少なくとも一方はつまみまたは止めねじを備え、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、前記つまみまたは止めねじは前記切れ込みに係合可能であり、前記つまみまたは止めねじの係合は前記第2のプレートに対する前記第1のプレートの軸方向の伸長を制限する請求項31に記載の器具。
  33. 前記第1のプレートは前記第1の椎骨に搭載可能な第1のベースを有し、前記第1のプレートは前記第1のベースから突出すると共に前記第1のベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、
    前記第2のプレートは2つの側部と頂部とを備える第2のベースを有し、前記第2のベースは前記第2の椎骨に取り付けることができ、前記第2のプレートは前記第2のベースの頂部と前記第2のベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝を有し、
    前記第1および前記第2の椎骨に取り付けられると、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とは摺動可能に相互接続し、前記相互接続は前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部と前記第2のプレートの前記2つの側部の前記内縁とにおいて生じ、
    前記タングの前記端部と前記第2のベースの前記頂部とは接触することができ、前記第2の椎骨が前記第1の椎骨を圧迫することを防止し、
    前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部のうちの少なくとも一方はつまみまたは止めねじを備え、前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁のうちの少なくとも一方は切れ込みを備え、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、前記つまみまたは止めねじは前記切れ込みに係合可能であり、前記つまみまたは止めねじの係合は前記第2のプレートに対する前記第1のプレートの軸方向の伸長を制限する請求項31に記載の器具。
  34. 前記第1のプレートは前記第1の椎骨に搭載可能な第1のベースを有し、前記第1のプレートは前記第1のベースから突出すると共に前記第1のベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、
    前記第2のプレートは2つの側部と頂部とを備える第2のベースを有し、前記第2のベースは前記第2の椎骨に取り付けることができ、前記第2のプレートは前記第2のベースの頂部と前記第2のベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝を有し、
    前記第1および前記第2の椎骨に取り付けられると、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とは摺動可能に相互接続し、前記相互接続は前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部と前記第2のプレートの前記2つの側部の前記内縁とにおいて生じ、
    前記タングの前記端部と前記第2のベースの前記頂部とは接触することができ、前記第2の椎骨が前記第1の椎骨を圧迫することを防止し、
    前記軸方向の伸長を防止する手段は、前記タングを横切ると共に前記溝の前記側部に重なり合うバーによって提供される請求項31に記載の器具。
  35. 脊柱における第1の椎骨と第2の椎骨との間の移植片で、前記第1の椎骨と前記第2の椎骨との融合を促進する器具であって、
    前記第1の椎骨に取り付ける第1の部材および前記第2の椎骨に取り付ける第2の部材と、
    前記第1の部材において、前記器具を前記第1の椎骨に取り付ける手段と、
    前記第2の部材において、前記器具を前記第2の椎骨に取り付ける手段と、
    前記第1および第2の部材内において、前記第2の椎骨に対する前記第1の椎骨の回転および横移動を防止する手段と、
    高さを備え、前記第1の部材と前記第2の部材との間の前記器具内に挿入することができ、前記器具を前記第1の椎骨と前記第2の椎骨の両方に取り付けた後に、前記器具から取り外すことができるプレートスペーサと
    を備え、
    前記プレートスペーサの前記高さは前記プレートスペーサを取り外したときの前記2つの椎骨の間に沈み込みを提供し、前記沈み込みは前記プレートスペーサの前記高さと等しい器具。
  36. 前記第1および前記第2の椎骨は頸椎である請求項35に記載の器具。
  37. 前記脊柱において、前記第1の椎骨は前記第2の椎骨に隣接する請求項35に記載の器具。
  38. 前記第2の椎骨に対する前記第1の椎骨の軸方向の伸長を制限する手段をさらに備える請求項35に記載の器具。
  39. 前記第1の部材は、前記第1の椎骨に搭載可能な第1のプレートであり、
    前記第2の部材は、前記第2の椎骨に搭載可能な第2のプレートであり、
    前記第1のプレートは前記第2のプレートに摺動可能に相互接続する手段を備え、前記摺動は前記脊柱の長軸と平行に起こり、前記手段は前記第2の椎骨からの前記第1の椎骨の回転および垂直変位を防止する請求項35に記載の器具。
  40. 前記第1の部材は前記第1の椎骨に取り付けることができる第1のベースを有する第1のプレートを備え、前記第1のプレートは前記第1のベースから突出すると共に前記第1のベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、
    前記第2の部材は第2のベースを有する第2のプレートを備え、前記第2のベースは2つの側部と頂部とを有し、前記第2のベースは前記第2の椎骨に取り付けることができ、前記第2のプレートは前記第2のベースの頂部と前記第2のベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝を有する請求項39に記載の器具。
  41. 前記第2のプレートに対する前記第1のプレートの軸方向の伸長を制限する手段をさらに備える請求項39に記載の器具。
  42. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、
    切れ込みを備える前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部のうちの少なくとも一方と、
    つまみまたは止めねじを備える前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁のうちの少なくとも一方と
    に設けられ、
    前記つまみまたは止めねじは、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、前記切れ込みに係合可能である請求項41に記載の器具。
  43. 前記第1のプレートの前記タングの前記側部は両方とも切れ込みを備え、
    前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁は両方ともつまみまたは止めねじを備え、
    前記つまみまたは止めねじはそれぞれ、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、切れ込みに係合可能である請求項42に記載の器具。
  44. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、
    つまみまたは止めねじを備える前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部のうちの少なくとも一方と、
    切れ込みを備える前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁のうちの少なくとも一方と
    に設けられ、
    前記つまみまたは止めねじは、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、前記切れ込みに係合可能である請求項41に記載の器具。
  45. 前記第1のプレートの前記タングの前記側部は両方ともつまみまたは止めねじを備え、
    前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁は両方とも切れ込みを備え、
    前記つまみまたは止めねじはそれぞれ、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、切れ込みに係合可能である請求項44に記載の器具。
  46. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、前記タングを横切ると共に前記溝の前記側部に重なり合うバーによって提供される請求項41に記載の器具。
  47. 前記バーは前記タングに取り付けられる請求項46に記載の器具。
  48. 前記バーは前記溝の前記側部に取り付けられる請求項46に記載の器具。
  49. 脊柱において、第1の椎骨の第2の椎骨との融合を促進する方法であって、
    第1の部材において、前記器具を前記第1の椎骨に取り付ける手段と、
    第2の部材において、前記器具を前記第2の椎骨に取り付ける手段と、
    前記第2の椎骨に対する前記第1の椎骨の回転運動を防止する手段と、
    高さを備え、前記第1の部材と前記第2の部材との間の前記器具内に挿入することができ、前記器具を前記第1の椎骨と前記第2の椎骨の両方に取り付けた後に、前記器具から取り外すことができるプレートスペーサと
    を備える器具を設けることと、
    前記第1の部材において、前記器具を前記第1の椎骨に取り付けることと、
    前記第2の椎骨からの前記第1の椎骨の前記回転変位を防止する手段を部分的に係合させることと、
    前記第1の部材と前記第2の部材との間に前記プレートスペーサを配置することと、
    前記第1の部材と前記第2の部材とがそれぞれ前記プレートスペーサに接するように、前記回転変位を防止する手段を略完全に係合させることと、
    前記第2の部材において、前記器具を前記第2の椎骨に取り付けることと、
    前記第1の部材と前記第2の部材との間から前記プレートスペーサを取り外すことと
    を備える方法。
  50. 前記器具が前記第1の椎骨および前記第2の椎骨に取り付けられる前に、
    前記回転変位を防止する手段が係合し、
    前記プレートスペーサが前記第1の部材と前記第2の部材との間に配置され、
    前記回転変位を防止する手段が略完全に係合する請求項49に記載の方法。
  51. 前記回転変位を防止する手段が係合し前記第2の部材が前記第2の椎骨に取り付けられる前に、前記第1の部材が前記第1の椎骨に取り付けられる請求項49に記載の方法。
  52. 前記回転変位を防止する手段が係合し前記第1の部材が前記第1の椎骨に取り付けられる前に、前記第2の部材が前記第2の椎骨に取り付けられる請求項49に記載の方法。
  53. 前記器具はさらに、前記第2のプレートに対する前記第1のプレートの軸方向の伸長を制限する手段を備える請求項49に記載の方法。
  54. 前記第1および前記第2の椎骨は頸椎である請求項49に記載の方法。
  55. 前記脊柱において、前記第1の椎骨は前記第2の椎骨に隣接する請求項49に記載の方法。
  56. 前記脊柱において、前記第1の椎骨は前記第2の椎骨の上にある請求項49に記載の方法。
  57. 前記脊柱において、前記第2の椎骨は前記第1の椎骨の上にある請求項49に記載の方法。
  58. 前記脊柱において、前記第1の椎骨は前記第2の椎骨に隣接する請求項53に記載の方法。
  59. 前記プレートスペーサはホルダを備え、
    前記プレートスペーサの前記高さは約1mm〜5mmである請求項49に記載の方法。
  60. 前記第1の部材は、前記第1の椎骨に搭載可能な第1のプレートであり、
    前記第2の部材は、前記第2の椎骨に搭載可能な第2のプレートであり、
    前記第1のプレートは、前記第2のプレートに摺動可能に相互接続する手段を備え、
    前記摺動は、前記脊柱の長軸と平行に起こり、
    前記手段は、前記第2の椎骨からの前記第1の椎骨の回転および垂直変位を防止する請求項49に記載の方法。
  61. 前記第2のプレートに対する前記第1のプレートの軸方向の伸長を制限する手段をさらに備える請求項60に記載の方法。
  62. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、
    切れ込みを備える前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部のうちの少なくとも一方と、
    つまみまたは止めねじを備える前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁のうちの少なくとも一方と
    に設けられ、
    前記つまみまたは止めねじは、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、前記切れ込みに係合可能である請求項61に記載の方法。
  63. 前記第1のプレートの前記タングの前記側部は両方とも切れ込みを備え、
    前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁は両方ともつまみまたは止めねじを備え、
    前記つまみまたは止めねじはそれぞれ、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、切れ込みに係合可能である請求項62に記載の方法。
  64. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、
    つまみまたは止めねじを備える前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部のうちの少なくとも一方と、
    切れ込みを備える前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁のうちの少なくとも一方と
    に設けられ、
    前記つまみまたは止めねじは、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、前記切れ込みに係合可能である請求項61に記載の方法。
  65. 前記第1のプレートの前記タングの前記2つの側部は両方ともつまみまたは止めねじを備え、
    前記第2のベースの前記2つの側部の前記内縁は両方とも切れ込みを備え、
    前記つまみまたは止めねじはそれぞれ、前記第1のプレートの前記タングと前記第2のプレートの前記溝とが摺動可能に相互接続するときに、切れ込みに係合可能である請求項64に記載の方法。
  66. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、前記タングを横切ると共に前記溝の前記側部に重なり合うバーによって提供される請求項61に記載の方法。
  67. 前記バーは前記タングに取り付けられる請求項66に記載の方法。
  68. 前記バーは前記溝の前記側部に取り付けられる請求項66に記載の方法。
  69. 脊柱における第1の椎骨、第2の椎骨、および第3の椎骨の、(a)前記第1の椎骨と前記第2の椎骨との間、および(b)前記第2の椎骨と前記第3の椎骨との間の移植片での融合を促進する器具であって、
    前記第1の椎骨に搭載可能な第1のプレートと、
    前記第2の椎骨に搭載可能な第2のプレートと、
    前記第3の椎骨に搭載可能な第3のプレートと
    を備え、
    前記第1のプレートおよび前記第3のプレートは、前記第2のプレートに摺動可能に相互接続する一体型の手段を備え、
    前記摺動は、前記脊柱の長軸と平行に起こり、
    前記手段は、前記第2の椎骨に対する前記第1の椎骨および前記第3の椎骨に対する前記第2の椎骨の回転および横移動を防止し、
    前記第1、前記第2および前記第3のプレートは、前記摺動可能に相互接続する一体型の手段以外において重なり合わない器具。
  70. 前記第1、前記第2、および前記第3の椎骨は頸椎である請求項69に記載の器具。
  71. 前記第1のプレート、前記第2のプレート、および前記第3のプレートはそれぞれさらに、
    それぞれのプレートを貫通する穴と、
    前記穴を貫通してそれぞれのプレートを前記椎骨に取り付けることができる締結手段と
    を備える請求項69に記載の器具。
  72. 前記締結手段はねじである請求項71に記載の器具。
  73. 前記第1のプレートと前記第2のプレートとの間に搭載される第1の取り外し可能なプレートスペーサと、
    前記第2のプレートと前記第3のプレートとの間に搭載される第2の取り外し可能なプレートスペーサと
    をさらに備え、
    前記第1のプレートスペーサおよび前記第2のプレートスペーサはそれぞれ高さを備える請求項69に記載の器具。
  74. 前記第1のプレートスペーサおよび前記第2のプレートスペーサはそれぞれさらにホルダを備え、
    それぞれのプレートスペーサの前記高さは約1mm〜5mmである請求項73に記載の器具。
  75. 前記プレートスペーサの前記高さは、前記プレートスペーサを取り外したときの前記2つの椎骨の間に沈み込みを提供し、
    前記沈み込みは前記プレートスペーサの前記高さと等しい請求項74に記載の器具。
  76. 前記第2のプレートに対する前記第1のプレートの前記軸方向の伸長を制限する手段と、
    前記第3のプレートに対する前記第2のプレートの前記軸方向の伸長を制限する手段と
    をさらに備える請求項69に記載の器具。
  77. 滅菌される請求項69に記載の器具。
  78. 前記第1のプレートおよび前記第3のプレートは、
    椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有するプレートと、
    椎骨に搭載可能であって、2つの側部と頂部とを有するベースを備え、前記ベースの頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝を有するプレートと
    からなる群から別個に選択され、
    前記第2のプレートは、
    椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備える第1のタングも有し、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備える第2のタングも有し、前記第1のタングと前記第2のタングとは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと、
    椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、前記ベースの頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝も有し、前記タングと前記溝とは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと、
    椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、2つの側部と頂部と底部とを有するベースを備え、前記ベースの前記頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される第1の溝を有し、前記ベースの前記底部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される第2の溝も有し、前記第1の溝と前記第2の溝とは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと
    からなる群から別個に選択され、
    前記第1および前記第2の椎骨に取り付けられると前記第1のプレートと前記第2のプレートとは摺動可能に相互接続し、前記相互接続は(a)前記第1のプレートまたは前記第2のプレートの一方の前記タングの前記2つの側部と(b)前記第1のプレートまたは前記第2のプレートの他方の上の前記溝の前記2つの側部の前記内縁とにおいて生じ、
    前記第2および前記第3の椎骨に取り付けられると、前記第2のプレートと前記第3のプレートとは摺動可能に相互接続し、前記相互接続は(a)前記第2のプレートまたは前記第3のプレートの一方の前記タングの前記2つの側部と(b)前記第2のプレートまたは前記第3のプレートの他方の上の前記溝の前記2つの側部の前記内縁において生じる請求項69に記載の器具。
  79. 前記第2のプレートに対する前記第1のプレートの前記軸方向の伸長を制限する手段と、
    前記第3のプレートに対する前記第2のプレートの前記軸方向の伸長を制限する手段と
    をさらに備える請求項78に記載の器具。
  80. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、
    切れ込みを備えるそれぞれの前記タングの前記2つの側部のうちの少なくとも一方と、
    つまみまたは止めねじを備えるそれぞれの前記溝の前記2つの側部の前記内縁のうちの少なくとも一方と
    を備え、
    それぞれの前記溝のそれぞれの前記つまみまたは止めねじは、プレートの前記タングの前記切れ込みに係合可能である請求項79に記載の器具。
  81. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、
    つまみまたは止めねじを備えるそれぞれの前記タングの前記2つの側部のうちの少なくとも一方と、
    切れ込みを備えるそれぞれの前記溝の前記2つの側部の前記内縁のうちの少なくとも一方と
    を備え、
    それぞれの前記タングのそれぞれの前記つまみまたは止めねじは、プレートの前記溝の前記切れ込みに係合可能である請求項79に記載の器具。
  82. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、それぞれの前記タングを横切ると共にそれぞれの前記溝の前記側部に重なり合うバーを備える請求項79に記載の器具。
  83. 脊柱における第1の椎骨、第2の椎骨、および第3の椎骨の、(a)前記第1の椎骨と前記第2の椎骨との間、および(b)前記第2の椎骨と前記第3の椎骨との間の移植片での融合を促進する方法であって、
    請求項61に記載の器具を前記第1の椎骨、前記第2の椎骨、および前記第3の椎骨に搭載し、その後、前記プレートスペーサを取り外すことを備える方法。
  84. 前記第1のプレートおよび前記第3のプレートは、
    椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有するプレートと、
    椎骨に搭載可能であって、2つの側部と頂部とを有するベースを備え、前記ベースの頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝を有するプレートと
    からなる群から別個に選択され、
    前記第2のプレートは、
    椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備える第1のタングも有し、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備える第2のタングも有し、前記第1のタングと前記第2のタングとは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと、
    椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、前記ベースの頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝も有し、前記タングと前記溝とは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと、
    椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、2つの側部と頂部と底部とを有するベースを備え、前記ベースの前記頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される第1の溝を有し、前記ベースの前記底部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される第2の溝も有し、前記第1の溝と前記第2の溝とは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと
    からなる群から別個に選択され、
    前記第1および前記第2の椎骨に取り付けられると前記第1のプレートと前記第2のプレートとは摺動可能に相互接続し、前記相互接続は(a)前記第1のプレートまたは前記第2のプレートの一方の前記タングの前記2つの側部と(b)前記第1のプレートまたは前記第2のプレートの他方の上の前記溝の前記2つの側部の前記内縁とにおいて生じ、
    前記第2および前記第3の椎骨に取り付けられると、前記第2のプレートと前記第3のプレートとは摺動可能に相互接続し、前記相互接続は(a)前記第2のプレートまたは前記第3のプレートの一方の前記タングの前記2つの側部と(b)前記第2のプレートまたは前記第3のプレートの他方の上の前記溝の前記2つの側部の前記内縁において生じる請求項83に記載の方法。
  85. 脊柱における隣接するn個の椎骨のそれぞれの間の移植片で、前記n個の椎骨の融合を促進する器具であって、
    前記n個の椎骨のそれぞれに搭載可能なn個のプレートを備え、
    それぞれの前記プレートは、隣接する前記プレートに摺動可能に相互接続する一体型の手段を備え、
    前記摺動は、前記脊柱の長軸と平行に起こり、
    前記手段は、前記n個の椎骨に隣接するそれぞれの椎骨に対する前記n個の椎骨のそれぞれの回転および横移動を防止し、
    前記n個のプレートは、前記摺動可能に相互接続する一体型の手段以外において重なり合わない器具。
  86. n−1個の取り外し可能なプレートスペーサをさらに備え、
    それぞれの前記プレートスペーサは、隣接すると共に相互接続する2つのプレートの間に搭載される請求項85に記載の器具。
  87. 前記n個の椎骨は、第1の椎骨、第nの椎骨、および前記第1の椎骨と前記第nの椎骨との間のn−2個の椎骨を備え、
    前記第1の椎骨に搭載可能な前記プレートおよび前記第nの椎骨に搭載可能な前記プレートは、
    前記椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有するプレートと、
    前記椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、2つの側部と頂部とを備え、前記ベースの頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝を有するプレートと
    からなる群から別個に選択され、
    前記n−2個の椎骨のそれぞれに搭載可能な前記プレートは、
    前記椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備える第1のタングも有し、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備える第2のタングも有し、前記第1のタングと前記第2のタングとは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと、
    前記椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、前記ベースの頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝も有し、前記タングと前記溝とは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと、
    前記椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、2つの側部と頂部と底部とを備え、前記ベースの前記頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される第1の溝を有し、前記ベースの前記底部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される第2の溝も有し、前記第1の溝と前記第2の溝とは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと
    からなる群から別個に選択され、
    前記椎骨に取り付けられるとそれぞれの前記プレートは隣接する前記プレートに摺動可能に相互接続し、前記相互接続は(a)前記相互接続するプレートの一方の前記タングの前記2つの側部と(b)前記相互接続するプレートの他方の前記2つの側部の前記内縁とにおいて生じる請求項85に記載の器具。
  88. 溝プレートとタングプレートとを相互接続するそれぞれの軸方向の伸長を制限する手段をさらに備える請求項87に記載の器具。
  89. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、
    切れ込みを備えるそれぞれの前記タングの前記2つの側部のうちの少なくとも一方と、
    つまみまたは止めねじを備えるそれぞれの前記溝の前記2つの側部の前記内縁のうちの少なくとも一方と
    を備え、
    それぞれの前記溝のそれぞれの前記つまみまたは止めねじは、プレートの前記タングの前記切れ込みに係合可能である請求項88に記載の器具。
  90. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、
    つまみまたは止めねじを備えるそれぞれの前記タングの前記2つの側部のうちの少なくとも一方と、
    切れ込みを備えるそれぞれの前記溝の前記2つの側部の前記内縁のうちの少なくとも一方と
    を備え、
    それぞれの前記タングのそれぞれの前記つまみまたは止めねじは、プレートの前記溝の前記切れ込みに係合可能であり、
    前記つまみまたは止めねじの係合は、前記プレートが摺動可能に相互接続するときに、前記第2のプレートに関する前記第1のプレートおよび前記第3のプレートに関する前記第2のプレートの軸方向の伸長を制限する請求項88に記載の器具。
  91. 前記軸方向の伸長を制限する手段は、それぞれの前記タングを横切ると共にそれぞれの前記溝の前記側部に重なり合うバーを備える請求項88に記載の器具。
  92. 脊柱における隣接するn個の椎骨のそれぞれの間の移植片で、前記n個の椎骨の融合を促進する方法であって、
    請求項86に記載の器具をそれぞれの前記椎骨に搭載し、その後、前記プレートスペーサを取り外すことを備える方法。
  93. 前記n個の椎骨は、第1の椎骨、第nの椎骨、および前記第1の椎骨と前記第nの椎骨との間のn−2個の椎骨を備え、
    前記第1の椎骨に搭載可能な前記プレートおよび前記第nの椎骨に搭載可能な前記プレートは、
    前記椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有するプレートと、
    前記椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、2つの側部と頂部とを備え、前記ベースの頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝を有するプレートと
    からなる群から別個に選択され、
    前記n−2個の椎骨のそれぞれに搭載可能な前記プレートは、
    前記椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備える第1のタングも有し、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備える第2のタングも有し、前記第1のタングと前記第2のタングとは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと、
    前記椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、前記ベースの頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝も有し、前記タングと前記溝とは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと、
    前記椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、2つの側部と頂部と底部とを備え、前記ベースの前記頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される第1の溝を有し、前記ベースの前記底部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される第2の溝も有し、前記第1の溝と前記第2の溝とは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと
    からなる群から別個に選択され、
    前記椎骨に取り付けられるとそれぞれの前記プレートは隣接する前記プレートに摺動可能に相互接続し、前記相互接続は(a)前記相互接続するプレートの一方の前記タングの前記2つの側部と(b)前記相互接続するプレートの他方の前記2つの側部の前記内縁とにおいて生じる請求項92に記載の方法。
  94. 椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、前記2つの側部の内縁内に凹みをさらに有するプレートと、
    椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、2つの側部と頂部とを有するベースを備え、前記ベースの頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝を有し、前記2つの側部の内縁上の突起をさらに有するプレートと、
    椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備える第1のタングも有し、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備える第2のタングも有し、前記第1のタングと前記第2のタングとは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いており、前記第1のタングまたは前記第2のタングのうちの少なくとも一方の前記2つの側部の内縁内に凹みをさらに有するプレートと、
    椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、前記ベースから突出すると共に前記ベースから遠位の端部と前記端部に垂直な2つの側部とを備えるタングも有し、前記ベースの頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される溝も有し、前記タングと前記溝とは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと、
    椎骨に搭載可能なベースを有するプレートであって、2つの側部と頂部と底部とを有するベースを備え、前記ベースの前記頂部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される第1の溝を有し、前記ベースの前記底部と前記ベースの前記2つの側部の内縁とによって形成される第2の溝も有し、前記第1の溝と前記第2の溝とは前記脊柱の前記長軸に沿って反対方向を向いているプレートと
    からなる群から選択されるプレート。
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