JP2005517548A - タイヤ、特にオートバイ車輪用タイヤのベルト構造体を形成する方法 - Google Patents

タイヤ、特にオートバイ車輪用タイヤのベルト構造体を形成する方法 Download PDF

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Abstract

ベルト構造体(2)の形成は、押し出しダイスから直接来るエラストマ材料の連続したストリップ状要素(16)から形成された敷き層(16)を、処理中のタイヤ(1)のカーカス構造体(3)の上に直接敷くことによって行われる。ストリップ状要素(16a)はその両端縁において異なる厚さを有し、敷き層(16)上に円周状の掴み凹み(18)をもたらす。次に、連続した裸コードを軸方向に並んだ関係で配置されたコイル(6a)に巻き上げることによって敷き層(16)上に主ベルトストリップ(6)が形成される。高い出発伸び型のコードが好適に採用され、引張無しで実質的に巻き上げられる。敷き層(16)と同様なやり方で作成される被い層(19)を、続いて主ベルトストリップ(6)の上に敷くことが出来る。

Description

本発明は、一般的な観点では、タイヤ、特にオートバイ車輪用タイヤのベルト構造体を作り上げる方法に関する。
自動車車輪用のタイヤ製造には、トロイダル形状に実質的に形成された1つ以上のカーカスプライから本質的に作成され、かつ通常「リング」と呼ばれる円周方向に延伸不可能な環状要素を組み込んでいるそれぞれの環状補強構造体に係合している軸方向両側の縁を有しているカーカス構造体を形成することが含まれている。
その半径方向外側の位置で、カーカス構造体には、閉鎖リング形状で、それぞれに対して且つ隣接カーカスプライに属するコードに対して適切に配向された繊維コード又は金属コードから本質的に作成されている1つ以上のベルトストリップからなるベルト構造体が張り付けられている。
更に、トレッドバンドがベルト構造体にその半径方向外側位置で張り付けられ、そのトレッドバンドは適当な厚さのエラストマ材料片から通常作成される。
本明細書の目的に対し、用語「エラストマ材料」によって、ゴム混合物全体、即ち補強用充填材及び/又は種々の形のプロセス添加剤と適切に混和する少なくとも1つのベースポリマーからなる集合物(assembly)が意味されることが指摘されるべきである。
最後に、一対の側壁が成形中のタイヤの両面に張り付けられ、側壁の各々は、トレッドバンドの対応する側縁の近くに位置するいわゆるショルダー部と、対応する環状補強構造体に位置するいわゆるビードとの間に含まれるタイヤの側部を被っている。
乗用車用又はトラック用のタイヤは、トレッドバンドの実質的に平坦な断面輪郭を特徴としているが、オートバイ用のタイヤは、タイヤの赤道面で測定された、タイヤのそのトレッド自体の両側端を通る線からのトレッド中心の距離と、タイヤコードに沿って測定された前記両端間の距離との間の特別の比値によって通常定義される、特徴的な横行き曲線又は湾曲(transversecurvature or bending)によって識別できる。二輪車両用タイヤにおいては、湾曲比の値は自動車用タイヤでの0.05よりも低い値に対して、一般的に少なくとも0.15の大きさであり、そして後輪タイヤでは通常はほぼ0.3程度であり、前輪タイヤの場合には0.45までの大きさになることがある。
ベルト構造体の形成は、補助金属ドラム、例えば「櫛形ドラム」又は円滑ドラム、の上で通常実施され、その上で1つ以上のベルトストリップが形成され半径方向に重ね合わされていわゆるベルトリングを形成し、これにその後トレッドバンドが張り付けられる。大きな横行湾曲を有するタイヤの製造においては、既に半径方向に開いた位置にあり且つタイヤの湾曲輪郭に対応するように便利な形状になっている補助ドラムの拡大可能セクター上で、繊維又は金属製で選択的にゴムをしみ込ませた少なくとも1本のコードを円周方向に巻くことによって、赤道面に対して実質的に零値の巻き付け角度に従って軸方向に並んだ関係に配置された複数のコイルにして、少なくとも1つのベルトストリップの形成が行われる。
トレッドバンドの張り付けを実施した後、ベルトリングとトレッドバンドの組立体は、構築ドラムで円筒スリーブの形に前もって作成されたカーカス構造体に同軸状態で取り付けるために、櫛形ドラムから取り上げられる。カーカス構造体は次に、同時に環状補強構造体を軸方向に近づけつつ、トロイダル輪郭でカーカスプライを半径方向に拡げることにより適合工程へ移される。この工程中において、カーカススリーブの回りに同軸関係で前以て配置されたベルトリングの内側表面にカーカスプライが接着される。
形成中のタイヤの赤道面に対して、実質的に零角度で配向されたコードを有するベルト構造体の場合には、オートバイのタイヤにおいて、コードの前記円周配向が適合で必要とされる程度までのコードの伸び率を可能としないので、コードを円筒形表面上に置いて前記表面をトロイダル形状にすることは可能ではない。従って、カーカス又は既にトロイダル形状に到達しているドラム上で直接コードが螺旋形に成形されなければならない。
今まで、プロセス上の理由により、単一のコードを巻き上げずに数本のコードを同時にストラップの形状で巻き上げるのが便利であるということが見出されていた。事実ストラップは、2本〜10本のコードを少なくとも部分的に組み込んでいるエラストマ材料のリボン状物である。実際、裸コードをタイヤの赤道面に対する実質的零角度で配置すると、その位置が不安定であるために、トロイダル輪郭での巻き上げ工程中に望ましい位置からコードが滑って外れることとなる。
従って、コードをストラップに成形することは、タイヤ準備工程の全てにおいて、コードによる望ましい位置の保持を確保するという機能を有している。
本件と同じ出願人の名義による書類EP−A−0718122では上述の目的のために、コイル巻きの前にアラミド繊維等で充填された薄層のエラストマ材料(敷き層)の張り付けを行うことが提案されている。更に詳しく言えば、この層は、例えば0.075mmと0.5mmとの間に含まれる厚さで、製作すべきベルト構造体の幅に実質的に対応する幅の、カレンダ工程から得られる薄い混合シートを補助ドラム上で巻くことによって形成される。
上述のベルト層を作るに際し、いわゆる高い出発伸び型(highstarting elongation type)、例えば当該技術分野で共通的に示されるHE型又はHI型の金属コード、又は伸縮性織物コードを使用することが有用であることを出願人は見出した。
略語HEは「高伸び率」を意味し、そしてコードにおけるストランドの巻き及び各ストランドにおけるワイヤの巻きが、同じ方向で実施されることを指している(いわゆるラング撚(Lang’s Lay)構造に従って)。
更に、巻きは、互いに対するストランドの小さい動きが許される性質を有している。このようにして、完成されたコードは、それ自身の特別の荷重−伸び曲線を実質的に有しており、これは、通常「膝」と呼ばれる、所定の荷重を得る際の伸び値の勾配の重要な変化を有している。特に、曲線の出発線は小さい荷重変化に対して非常に重要な伸び率を示し、重要な荷重の変動に対して非常に小さい伸び率を示す曲線の終結線へ、その膝を通して連絡されている。
この型式のコードは、同じ出願人の名義での書類EP−B−461646に記載されている。その膝の中心線値は、タイヤの正確な構築と成形の条件となり、この目的に対しそれは0.4%と1%との間に含まれる伸び率に通常対応している。
略語HIは、ゴムがコードの中に侵入する隙間を形成するために、その長手長に沿う曲げによって少なくとも1本のワイヤが変形しているコードを示す。この型式のコードは、(普通撚り型の)両方向のコードの作用と(ラング撚型の)同一方向でのコードの作用との間の(荷重/伸び曲線によって定義される)中間の作用を有している。
金属コードの代替として、例えばケルバー(Kelver)(ポリエチレン テレフタレート)から作成された伸縮性織物コードの使用が行われる。これらのコードは、上述の金属コードのそれに似た作用特性を得るために適切に撚られた有機材料のフィラメントの束から作成される。
この発明によれば、出願人は、形成中のベルト構造体の全幅を覆うように各々に軸方向に近接して位置された複数のコイルを形成するために、カーカス構造体の上に直接的に、或いは、処理中のタイヤの半径方向内側面に形状的に適合する半径方向外側面を有している、剛で取り外し可能の櫛形ドラム又はトロイダルドラムの凸型部分の組立体のような剛な支持部材上に、好ましくは押し出しヘッドから直接供給されたエラストマ材料の少なくとも1つの連続したストリップ状要素を巻くことによって前記敷き層を作るのが有利であることを発見した。
以下において、異なるように述べない限り、本発明に従ってストリップ状の要素がその上で巻かれるカーカス構造体又は剛な支持要素が用語「支持マンドレル」によって意味されるものである。
事実、そのような構築方法は、例えば、同じ出願人の名義での書類EP−A−0928680に記載されているように、半完成品を製造し保管する必要性を無くし、或いは少なくとも制限することを目的とする現代のプロセスコンセプトにおいて有利に実施できることが判っている。特に、参照の方法は、処理中のタイヤの大きさ及び/又は型に関連して、ベルト構造体の構成要素の幾何学的特徴及び構造的特徴を即座に識別する必要性を満たすことを可能として有利である。
上述の結果なおかつ本説明の過程でより明らかになる他の事項は、本発明に従い、
−処理中のタイヤのカーカス構造体の外表面に形状が一致する支持マンドレルの外表面にエラストマ材料の敷き層を少なくとも1つ形成する工程と、
−軸方向に並んだ関係で配設されている前記コードで複数のコイルを形成するために前記敷き層に少なくとも1つの連続した裸コードを螺旋状に巻く工程と、
からなり、
支持マンドレルの外表面に軸方向に分布した螺旋コイルの形で、エラストマ材料の連続したストリップ状要素を少なくとも1つ敷くことによってその敷き層が形成されることを特徴とするタイヤ、特に二輪車用のタイヤのベルト構造体を作り上げる方法によって達成される。
更なる特徴及び利点は、本発明に従って、タイヤ、特に二輪車用のタイヤのベルト構造体を作り上げる方法と、前記方法によって得られるタイヤの、好適ではあるが制限的ではない実施例の詳細な説明から最も良く理解されるであろう。この説明は、非限定的な例として与えられた添付図面を参照して以下になされる。
図面に関し、本発明に従って作り上げられたベルト構造体2を有するタイヤ、特に二輪車用タイヤが全体として、参照番号1によって示されている。
タイヤが完成しているときに、各々が通常「ビード」と言われる領域に位置する一対の環状補強構造体5(その一方のみが図面に示されている)に、その両円周方向縁で係合している実質的にトロイダル形状の2個のカーカスプライ4を、この特定のケースにおいて有するカーカス構造体3に、ベルト構造体2が円周方向に延びて張り付けられている。
ベルト構造体2は、タイヤの赤道面に関して実質的に零角度で敷かれており、且つ互いに軸方向に近接して配置されたコイル6aに巻き上げられている1つ以上の連続した平行コードから出来ている少なくとも1つの主ベルトストリップ6とともに、本ケースにおいては、それぞれに交差した向きで斜めに配置され、主ベルトストリップ6に関して半径方向内側に置かれているコードからなる副ベルトストリップ7a、7b、とを有する。ベルト構造体2にはトレッドバンド8が円周方向に延びて重ね合わされおり、これには、長手方向及び/又は横方向の溝8aが、タイヤの加硫と同時に行われる成形操作に続いて形成され、望ましい「トレッドパターン」を画成するためにその溝が配置される。
タイヤは更に、カーカス構造体3にその両側面で横向きに張り付けられるいわゆる「側壁」9を一対有する。
本ケースにおいて、カーカス構造体3は、膨張したときにタイヤの密封シールを確保するようになっている一層の気密エラストマ材料から本質的に出来ているいわゆるライナ10によって内壁面が被覆されている。
本発明は、この明細書の以下に詳細に記載されているものを除いて、前に列挙した構成部品の組立及びそれらの1つ以上の製造が同じ出願人の名義での書類EP−A−976536に提案されている教示に倣って好ましくは得られる製造方法の主旨の範囲内で、それに従って有利に実施に移すことが出来る。上述の書類に記載されているように、タイヤ1の各構成部品は、タイヤの内部構造に適合する形状のトロイダル支持体11(図式的にのみ示されている)の上に、トロイダル支持体自身の近くに連続的に供給される細長い半完成品から得られる1つ以上の要素を敷くことによって得られる。
製造すべきタイヤ1の湾曲比に合わせて少なくとも0.15の大きさの湾曲比を有する断面輪郭のトロイダル支持体11は、例として取れば2%と5%の間に好ましくは含まれる範囲で、タイヤ1の赤道面と一致するその赤道面X−Xで支持体自体の円周方向延びに沿った線形測定値について、完成タイヤのサイズに対して縮減したサイズを有することが出来る。
更に詳しく言えば、ライナ10は、タイヤ1の内側表面を一体的に被うようになっている連続層を形成するように、軸方向に並んだ関係で及び/又は半径方向に重なり合って配置された複数のコイル10aを形成するためにトロイダル支持体1の外面に適当なエラストマ材料の連続したストリップ状要素を巻くことによって得ることが出来る。
各カーカスプライ4は又、タイヤ1の幾何学的軸の回りに円周方向に分布され、且つそれぞれがU字形形状で延びて軸方向に互いに離れて位置する2個の側部12a、13a及び側部12a、13aの間の半径方向外側位置で延びているクラウン部12b、13bを画成する複数の長尺物(lengths)12、13から作り上げることが出来る。更に詳しくは、好ましくは第1組の長尺物12と第2組の長尺物13が設けられ、そしてそれらはトロイダル支持体11上に連続した2工程で敷かれ、環状補強構造体5に属する構成要素を1つ以上介在させることによって互いに軸方向に離れて位置するそれぞれの側部12a、13aを有する。第1組及び第2組に属する長尺物12、13はそれぞれ、その幅に実質的に対応する円周ピッチに従って分けて置かれることができ、2個の別個のカーカスプライを形成する。しかしながら、オートバイに使用することを目的としたタイヤにとっては、図1に示されるように、各組の長尺物12、13はその幅の倍数に対応する円周ピッチに従って分布されるように好ましくは計画され、その結果、第2組に属する長尺物13のクラウン部13bはそれぞれ、第1組の2個の連続長尺物12に属するクラウン部12bの間に置かれ、単一のカーカスプライ4を一緒に形成する。
必要に応じて、第1組及び第2組に属する長尺物12、13は、同じ出願人の名義での書類WO 00/38906に記載されているように、トロイダル支持体11の回転軸に対して放射関係にある平面内に敷かれ、或いは前記放射平面に平行にオフセットされることもでき、円周方向に対して直角に配向されたクラウン部12b、13bを確保しつつ、その側部12a、13aのそれぞれ交差配向を得る。配置は又、前記円周方向に対して例えば15度を超えない望ましい傾斜をクラウン部12b、13bに与えるように、トロイダル支持体11の円周方向延び方向に対して傾斜した向きで実施されることが出来る。
環状補強部5の各々は好ましくは、円周方向には実質的に伸びず、カーカス構造体3の半径方向内縁に近接して配置された環状固定インサート14と、固定インサート14から半径方向に遠ざかって傾斜するエラストマ材料の充填インサート15を有する。
環状固定インサート14は好ましくは、半径方向に連続して重なり合わされた複数のコイルを形成するために、第1組に属する長尺物12の側部12aに対して細長要素を直接巻き付けることによって得られる。充填インサート15は又、場合によっては、軸方向に並んだ関係で及び/又は半径方向に重なって配置された複数のコイルとして、ドラム11に近接して配置された押出機から出てくる適当なエラストマ材料の連続シートを、例えば張り付けることによって、環状補強インサート14に接触して直接的に形成することも出来る。
この明細書の目的に合わせ、「押出機」によって、製品それ自身に付与される幾何学的及び寸法的特徴に適合するように形成されサイズが採られた開口を処理対象の製品が通過するいわゆる「ダイス(die)」を具備している押出装置の部分(特定の分野において用語「押出機ヘッド」によって示さる)が意味されることが指摘される。
固定インサート14と充填インサート15は好ましくは、第2組に属する長尺物13を配置する前に張り付けられる。補助固定インサート14aが引き続いて、第2組に属し、インサート14と充填インサート15に重ね合わせた関係で前もって置かれた長尺物13の側部13aに対して形成されることが出来る。
第2組に属する長尺物13の配置に続いて、ベルト構造体2の形成が行われる。
前述したように、処理中のタイヤ上に個々の構成部分を直接造ることが行われる、ここに記載された好ましい実施例において、カーカス構造体3上にベルト構造体2が直接作成される。このケースにおいては、トロイダル支持体11と一緒に、ベルト構造体2それ自体の個別構成品を形成するための支持マンドレルの機能が実現される。
しかしながら、この発明に従うプロセスは、ベルト構造体2がカーカス構造体4から分離して作成されて、次の工程でこれに連結される製造方法の状況で有利に実施されることも出来る。このケースにおいて、ベルト構造体2の個別部品を造ることを目的とした作業工程は、ベルト構造体2が後から組み合わされるカーカス構造体4の外表面に適合するように都合良く形状形成されたドラム又は他の適当な支持マンドレルの外表面上で行われる。
ベルト構造体2を作り上げる目的で、その形成が便利な要領のどれによっても実施することの出来る補助ベルトストリップ7a、7bの、場合によっては行われる張り付けの後で、主ベルトストリップ6が、カーカス構造体3上に連続コードコイル6aを巻くことによって形成されるべきである。
主ベルトストリップ6の形成は、処理中のタイヤの個別コイル6aの安定した位置決めを助長するようにされた取付基層(attachmentsubstrate)を構成するようなエラストマ材料の敷き層16を少なくとも1つ形成した後で行われるのが有利である。
長尺物12、13のクラウン部12b、13bで、実質的に円周方向に配向され且つ軸方向に分布された、螺旋コイル16aの形の連続したストリップ状要素17を少なくとも1つカーカス構造体4の外表面上に敷くことによって形成するのが有利である。更に詳しく言うと、連続したストリップ状要素17は、押出機からの押し出しと同時にカーカス構造体4に敷かれるように供給され、そして主ベルトストリップ6の形成は、敷き層6を完成した後に直ちに好適に実施されるように行われる。
上述のやり方で作業することにより、前記層を構成するエラストマ材料が、押し出しプロセスで発生した熱の殆どをなお有しているために、ちょうど少なくとも35度の値の温度を示す程度になお比較的温かいときに、コードコイル6aが敷き層16の上に形成されるので有利である。このようにして、敷き層16への個別コードコイル6aの接着が、その目的のために必要とされる外部装置を用いて熱を付加すること無しに促進される。
加えて、適当な掴み凹み(grip recesses)18が、単なる目安として、0.2mmと1mmとの間に含まれ、好ましくは0.7mmに対応する平均厚さを有する敷き層16上に画成されるように設けられ、前記掴み凹みは、コードコイル6aと同じ巻き方向に適切に向いており、その安定した位置決めを更に促進する。この目的に対して、図4に示されるように、連続したストリップ状要素17が、押出機ヘッドを使用し、ストリップ状要素それ自体が張り付けられるカーカス構造体4の外表面に対向しない凸形外面17aを少なくとも具備した適当な形状で形成されるのが有利である。その代わりとして、図5から見られるように、連続したストリップ状要素17は又、それぞれが反対側を向いている凸面17aを具備したレンズ状の断面輪郭を有することが出来る。図4と図5に示された両実施例は、単なる目安として1mmと10mmとの間に含められる螺旋ピッチであって、好ましくはストリップ状要素それ自体の幅に対応する螺旋ピッチに従って、連続ストリップ状要素17を巻いた後に、各コイル16aとそれに隣接するコイルの間に生ずる掴み凹み18の形成を可能とする。
前もって形成されたコイル上に各コイル16aの多少際だった重ね合わせを生ずるように、その幅より小さい螺旋ピッチに従って巻かれた一定の厚さのストリップ状要素17を使用することによって、同様の効果を得ることができる。
驚いたことに上述したように作成された敷き層16は、発明の好適な実施例において行われているように、ベルト構造体2の主ストリップ6が完全に又は実質的にゴムの無いコードを使用して形成されたときでさえコードコイル6aの安定した位置決めを確実にすることが出来る。この特徴は、記載した例のように、最大の設備簡素化が大きな生産柔軟性と共に要求されている高度に自動化された製造プロセスにその方法が適用されるときに、特に有利である。
裸コード、即ちゴムを使用していないコードを使用する可能性は、コードのゴム引きを実施するように変更されたカレンダ装置及び/又は押し出し装置を配置する必要性を実際上無くす。又、製造プロセスにおいて使用されるコードの型の交換が、製造プラントにおいて実施される際に長い時間及び/又は複雑な関与を必要とすることなく、大幅に容易化される。
ストラップの形成を目的としたコードのゴム引きプロセス中に、それ自身の作動特性(低荷重での伸び率)を変更する引張をコードが受けて、ベルト構造体自体の配置工程中に見られる同様な現象に関連して以下に詳細に記載されるように、加硫型内でのベルト構造体の引き続き起こる膨張の規則性と一様性を損なうことが又指摘されるべきである。
特に主ベルトストリップ6を形成する目的に対して、高い出発伸び率を有する型の鋼から作成されたコードは有利に使用されることが出来、荷重/伸び曲線に現れるその引張挙動は、所定の値より大きい荷重に対する高靱性(toughness)の指標である大きな勾配の終結線に続いている、低荷重に対する高伸長性(extensibility)の指標である低い勾配の出発線の存在を特徴としている。特に、荷重/伸び曲線の出発線と終結線の間の遷移領域(膝)が0.7%程度の伸び率の周囲で現れるコード、例えばサイズが3×3×0.175のコードが好適に使用される。
もし主ベルトストリップ6が既知技術の教示に従って形成されるべきなら、カーカス構造体4、又はその中で使用される他タイプの支持マンドレルの顕著な表面湾曲のために生ずる個々のコイル6aの望ましくない変位を避けるために、巻かれているコードに重要な引張を付加することが必要であろうことに出願人は気付いている。
この引張は、コードの作動特性(低荷重に対する伸び率)を変え、これによって加硫型の中でのベルト構造体の続いて起こる膨張の規則性と一様性を損なう。
敷き層16の存在は反対に、巻き工程中に使用されるコード又は他の糸状要素に引張をかけないときでさえも、或いは非常に低減された値の引張が存在するときでも個々のコイル6aの安定した位置決めを確実にすることを可能とする。
特に、1500gを越えない、好ましくは1000gの、更に好ましくは500gの、或いは如何なるケースにおいても0.3%を超えない伸び率がこの発明に従って好適に使用されるタイプのコードに課されるような値の引張をコードに付与する、コードの巻き付けを実施することが可能で有利である。
以下に更に説明されるように、この形態は、本発明に従って好適に採用されるコードの典型的な特徴を最も望ましい態様で利用することを可能とする。
コイル6aを造るためのコードの巻きは、使用されるコードの直径の大きさに少なくとも同じの値の定常螺旋ピッチに従って、或いは例えば、同じ出願人の名義での書類EP−A−808730に記載されているタイヤの赤道面に近付くにつれて増加する値を有する変動ピッチに従って、行うことが出来る。
主ベルトストリップ6の形成が完了したときに、エラストマ材料の被い層19が少なくとも1つ、主ストリップそれ自体と半径方向に重なる関係で好適に形成される。主層19は、軸方向に分布された螺旋コイル19aの形でエラストマ材料の第2のストリップ状要素を少なくとも1つ敷くことによって、敷き層16に関して記載されたと同様の態様で、得ることが出来、そして前記第2の要素は、押出機ヘッドからの押し出しと同時に敷かれるのが好適である。
次に、当業者にとって都合の良いやり方のどれによっても得ることの出来るトレッドバンド8と側壁9とが、ベルト構造体2に張り付けられる。
このように作成されたタイヤ1は、場合によっては支持体11からの取り外しの後に、図2及び図3において図式的に示されて符号20を付けられた1つの型の内部で実施される成形及び最終加硫工程に付される。成形及び加硫工程において、タイヤの内部に、又は成形空間の中の膨張可能なブラダーの中に直接導入された蒸気又は他の加圧流体の圧力の作用により、型20の内壁に対するタイヤ1の押し付けが行われる。そのような押し付け作用に続いて、主ベルト層6を形成するコードコイル6aの間へのエラストマ材料の浸透がコードそれ自体の内部へと同様に得られる。コイル6aと個々のコードストランドは従って、敷き層16と場合によっては設けられる被い層19を形成するエラストマ材料の中にうまく組み込まれ、被い層19及び/又はトレッドバンド8の張り付けの間に形成されることのある空気泡の排出を材料の多孔を通して行う。この作用は、前記空気泡の大きさが意図的に誇張されている図2及び図3を比較することによって明らかに推認されることが出来る。
更に詳しく言えば、開示された好適な実施例において、タイヤ1はトロイダル支持体11と一緒に型20内に導入されるように供給され、同一出願人の名義での書類EP−A−9765EEに記載されている成形及び加硫工程を実施する。
型20の中に入れられた蒸気圧力の作用により、ベルト構造体2はこれに近いタイヤ1の他の部分と一緒に、図3において明確に示されるように、半径方向の膨張を受けるようになっているが、その図ではタイヤ1の内面がトロイダル支持体11の外面からはっきりと離れている。タイヤ1の成形工程を大いに容易化するこの半径方向の膨張は、円周コイル6aを形成するのに使用されるコードの伸長部の残存能力によって、可能にされ又はとにかく大いに促進される。実際、コードは長くなるようになっていて、これにより、荷重/伸び曲線の出発線と終結線の間の遷移線(膝)に含まれる点(伸び値)に達するまで半径方向膨張によって生ずる円周方向延びの増加をバックアップする。
タイヤ1の半径方向の伸長能力は、コードの伸長乃至引き伸ばしの能力によって条件付けられる。従って2個の目的の達成、即ちそれらをストラップの中に組み込む工程中に引張を受けない裸コードを使用することの達成、及びその中に使用されたコードに過大な引張をかけないで円周コイル6aの巻きを実施することの達成は有利であると認められる。なぜなら、過大な引張が存在すると、成形及び加硫工程中における前記コードの残存引き伸ばし性(residualstretchability)がもしキャンセルされなければ大幅に削減されるからである。
本発明は重要な効果を得る。
異なる構造的特徴を有するタイヤを少量製造する要求があるときでさえ、この発明の方法はタイヤを造るための半完成品の事前準備を大幅に制限することに実際役立つ。これに関連し、敷き層16と場合によっては設けることのある被い層19は、連続して押し出された1つの同じストリップ状要素を用いて、幅及び/又は厚さにおいてどんな大きさでも形成できる点に留意すべきである。
主ベルトストリップ6を形成するために、ゴムのないコード(即ち、ストラップの中に部分的にさえ組み込まれていないコード)を使用する可能性は、コードがゴムを使用した型であれば反対に必要であろうカレンダ装置及び/又は押し出し装置への干渉(interventions)をすることなく、使用されるコードの型を即座に置換することを可能とする。更に、以前に既に指摘したように、製造プロセスでの次の工程に有害であるコードへの引張付与も避けることが出来る。
円周方向凹み18を生成するために敷かれたなお熱いエラストマ材料へのコードコイル6aの巻き付けは、巻き操作の間にコードの引張付与に助けを求める必要もなくコードの安定性を確実にする。
このようにして、ベルト構造体それ自体の対応する膨張が無いときのカーカス構造体の半径方向膨張によって生じる好ましくない接触である、ベルト構造体2のコードとカーカス構造体3のコードとの間の好ましくない接触を生ずることなく、タイヤの引き続く成形及び加硫プロセスにおいてコードの特徴を完全に利用することが可能である。更に、そのプロセスは、製造中のタイヤのカーカス構造体に接して直接的に実施することが出来て有利である。
図1は、本発明に従って作り上げられたベルト構造体を具備したオートバイ用タイヤの斜視的な且つ分割された部分図である。 図2は、加硫型に入れられた図1のタイヤの径方向面で切られた部分断面図である。 図3は、その型内での成形及び加硫工程における図2のタイヤを示す。 図4は、問題の工程を実施するために使用されるエラストマ材料のストリップ状要素の断面輪郭を拡大尺度で示す。 図5は、図4のストリップ状要素の代替実施例の断面輪郭を拡大尺度で示す。

Claims (24)

  1. 処理中のタイヤのカーカス構造体(4)の外表面に形状が合っている支持マンドレルの外表面にエラストマ材料の敷き層(16)を少なくとも1つ形成する工程と、
    軸方向に並んだ関係で配設されている前記コードで複数のコイル(6a)を形成するために前記敷き層(16)に少なくとも1つの連続した裸コードを螺旋状に巻く工程と、
    からなり、
    支持マンドレルの外表面上に軸方向に分布された螺旋コイル(16a)の形で、エラストマ原材料の連続ストリップ状要素(17)を少なくとも1つ敷くことによって敷き層(16)が形成されることを特徴とするタイヤのベルト構造体を形成する方法。
  2. 前記連続ストリップ状要素(17)が押出機ヘッドからの押し出しと同時に支持マンドレル(4、11)の外表面に敷かれる請求項1に記載の方法。
  3. 巻き工程中において敷き層(16)が35℃より高い温度を有する請求項1に記載の方法。
  4. 敷き層(16)の配置が前記連続糸状要素(6a)のために掴み凹み(18)をもたらす請求項1に記載の方法。
  5. 前記掴み凹み(18)がコードコイル(6a)と同じ巻き方向に従って形成される請求項4に記載の方法。
  6. 連続ストリップ状要素(17)が、支持マンドレル(4、11)の外表面に対向しない凸形外表面(17a)を少なくとも1つ備えて形成される請求項1に記載の方法。
  7. 少なくとも1つの凸形外表面を有する前記連続ストリップ状要素(17)の巻き付けが、軸方向に互いに近接して配置され前記連続ストリップ状要素によって形成されるコイル(16a)の間に前記掴み凹み(18)を形成する請求項4に記載の方法。
  8. 前記支持マンドレルが、タイヤ(1)のカーカス構造体(3)によって少なくとも部分的に画成される請求項1に記載の方法。
  9. 前記支持マンドレルが、前記カーカス構造体(3)の内表面の形状に一致する剛なトロイダル支持体(11)を更に有する請求項8に記載の方法。
  10. 前記コードが、高い出発伸び率を含むコードである請求項1に記載の方法。
  11. 前記コードが、ラング撚型の構造を有するコードである請求項10に記載の方法。
  12. 前記コードが、その長手方向延びに沿って変形されたワイヤを少なくとも1本具備したコードである請求項10に記載の方法。
  13. 前記コードが伸縮性織物コードである請求項10に記載の方法。
  14. 前記巻き工程中において、0.3%を越えないコードの伸び率が対応する引張を前記コードが受ける請求項10に記載の方法。
  15. 前記巻き工程中において、前記コードが、1500gを越えない引張を受ける請求項10に記載の方法。
  16. 引張が1000gを越えない請求項15に記載の方法。
  17. 引張が500gを越えない請求項16に記載の方法。
  18. 巻き付け工程の後に、コードに対して半径方向外側位置でエラストマ材料製被い層(19)を少なくとも1つ形成する工程を実施する請求項1に記載の方法。
  19. 前記被い層(19)の形成を、前記ベルト構造体(2)にトレッドバンド(8)を張り付ける工程の前に行う請求項18に記載の方法。
  20. 軸方向に分布された螺旋コイル(19a)の形状の、エラストマ材料製の第2の連続ストリップ状要素を少なくとも1つ支持マンドレル(4、11)の外表面上に敷くことによって、被い層(19)の形成が実施される請求項18に記載の方法。
  21. 第2の連続ストリップ状要素が、押出機ヘッドからの押し出しと同時に支持マンドレル(4、11)の外表面に敷かれる請求項18に記載の方法。
  22. タイヤ(1)の最終成形及び加硫工程の間にベルト構造体(2)に半径方向の膨張をかけると同時に、前記コードにより形成されるコイル(6a)の間に敷き層(16)を形成する、エラストマ材料の浸透をおこさせる工程を更に有する請求項10に記載の方法。
  23. タイヤ(1)の最終成形及び加硫工程の間にベルト構造体(2)に半径方向膨張をかけると同時に、前記コードを貫通して、敷き層(16)を形成するエラストマ材料の浸透を起こさせる工程を更に有する請求項10に記載の方法。
  24. 前記タイヤがオートバイ用タイヤである請求項1に記載の方法。
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