JP2005517531A - 物品を下処理する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、更なる加熱処理および/または圧縮処理を行うために物品を下処理する方法に関する。本方法は次の工程を含むものである。−内層と外層とを有するプラスチック製容器(20)に物品を導入する工程。内層の融点は加熱処理の間に達する温度よりも低く、その一方外層の融点は加熱処理の間に達する温度よりも高い。−内層が、閉じられた容器の外面の位置に現れないような方法で、プラスチック製容器を閉じる工程。さらに本発明は、物品を消毒または殺菌する方法に関する。

Description

本発明は、更なる加熱処理および/または圧縮処理を行うために物品を下処理する方法に関する。本発明はさらに、物品を消毒または殺菌する方法に関する。
医療廃棄物などの廃棄物を更に処理する−たとえば消毒または殺菌する−前に、ポリエチレン製の袋などの袋または箱の中に集めることが一般的である。これらの袋が廃棄物で満たされると、オートクレーブ、焼却炉または消毒用の装置などの更なる処理のための設備に輸送することができる。
医療廃棄物の密度は非常に小さく、それゆえにその体積は大きい。袋のこのような体積の大きさのせいで、更なる処理のための設備に廃棄物を輸送することには費用がかかる。従って、廃棄物の体積を小さくすることが望まれている。しかしながら、医療廃棄物は脱脂綿、手袋・・・などの弾力性のある物品を多量に含むために、医療廃棄物の体積を小さくすることは予想以上に難しい。多くの場合、圧縮後の廃棄物はまるでバネのようにもともとの体積に戻ってしまう。
本発明の目的の一つは、更なる加熱処理および/または圧縮処理を行うために物品を下処理する方法を提供することである。本発明の別の目的は、安全かつ経済的な方法で更に処理するために物品を下処理する方法を提供することである。
本発明の第一の態様に従えば、加熱処理と、もしかすれば圧縮処理も行うための物品を下処理する方法が提供される。この方法は、次の工程を含むものである。
内層および外層を有するプラスチック製容器に物品を導入する工程。内層の融点は加熱処理の間に達する温度よりも低く、その一方外層の融点は加熱処理の間に達する温度よりも高い。
内層が、閉じられた容器の外面の位置に現れないような方法で、プラスチック製容器を閉じる工程。
プラスチック製容器としては、たとえばプラスチック製の箱またはプラスチック製の袋が挙げられ得る。外層と同じく内層のどちらかがプラスチック製の素材を含む。
消毒への適用に関して、内層の融点を消毒の温度、好ましくは121〜150℃よりも低い温度とする。内層の融点としては100℃未満が好ましく、たとえば80〜100℃が好ましい。原則として、融点が100℃未満のあらゆる素材を内層として用いることができる。内層の素材としては、たとえば、ポリエチレン、ポリカーボナート(PC)、ポリフェニレンオキシドまたは変性ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)およびポリオキシメチレンコポリマーからなる群より選択されるものが挙げられる。
好ましい実施形態において、内層は高密度ポリエチレンまたは低密度ポリエチレンなどのポリエチレンを含む。
内層の融点は加熱処理の間に達する温度よりも低いことから、加熱処理の間に内層が溶けることになるのは明らかである。この溶けた層は、プラスチック製容器の内部に集められた物品に付着し、物品との強固な粘着を確かなものとするだろう。加熱処理の前、加熱処理中または加熱処理後のいずれかにおいて、集められた物品と一体化したプラスチック製容器とを圧縮する場合、内層とプラスチック製容器内に集められた物品との粘着によって、圧縮工程の後でも、物品がその圧縮された形態を維持することが確かなものとなるだろう。
外層の融点は内層の融点よりも高い。物品の加熱処理を行う場合、外層の融点は加熱処理の間に達する温度よりも高い。消毒への適用に関して、外層の融点は消毒の温度(121〜150℃)よりも高くなるだろう。外層の融点は160℃よりも高いこと、たとえば、160〜200℃の間が好ましい。原則として、消毒の温度よりも高い融点を有するあらゆる素材を外層として用いることができる。外層の素材としては、たとえば、ポリアミド(PA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、シリコン、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、たとえばteflon(登録商標)として知られているポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアラミド、たとえばKapton(登録商標)またはUpilex(登録商標)として知られているポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PI)、フッ素化エチレンプロピレンコポリマー(FEP)、エチレン・テトラフルオロエチレンコポリマー(ETFE)、ヘキサフルオロプロピレン・フッ化ビニリデンコポリマー(FKM)およびテトラフルオロエチレン・パーフルオロ(アルコキシビニルエーテル)コポリマーからなる群より選択されるものが挙げられる。
好ましい実施形態において、外層はナイロン6、ナイロン6.6またはナイロン6.10などのポリアミドを含む。
外層の融点は加熱処理の間に達する温度よりも高いことから、この加熱処理の間に外層が溶けることはないだろう。外層と、そこに導入される装置との粘着を避ける必要があるので、このことは重要である。結局のところ、その中で加熱処理を行う装置から、処理された(圧縮および消毒された)物品を容易に取り外すことを可能にするのが目的である。
その中で加熱処理を行う装置の内部に、あらゆるプラスチック製容器が付着することを防ぐためには、閉じられた容器の外面の位置に内層が現れないような方法でプラスチック製容器を閉じることが重要である。数え切れないほどの方法でプラスチック製容器を閉じることができる。たとえばプラスチック製の袋を、プラスチック製の袋を一旦閉じるとその袋の外面の位置に内層が現れなくなるような方法で袋を折り畳むことによって、閉じることができる。別の一般的な閉鎖方法は、プラスチック製の袋の開口部を覆うように、プラスチック製の袋の一方の壁面の折り返し片を折り畳み、そしてこの折り返し片を袋の他方の壁面に、たとえば接着によって固定することによるというものである。プラスチック製の箱を、蓋を用いて閉じることができる。プラスチック製の箱の蓋に気密用の栓またはバルブを設けることが好ましいことがある。
内層および外層を有する多層プラスチック製の容器であって、注射針またはメスなどの鋭利な物体がプラスチック製容器の中に集められている場合であってさえ、プラスチック製容器が裂けることを十分に防ぐことができる程度の高い強度を有するものが好ましい。
特別な多層容器に導入する前に、医療廃棄物などの物品を最初に従来の袋の中に集めることが好ましいことがある。
内層の厚さとしては、50〜500μmの間、たとえば180μmが好ましい。外層の厚さとしては、10〜100μmの間、たとえば70μmが好ましい。
容器の厚さとしては、その中に容器を導入する消毒用の装置の異なる部分間の空き領域よりも大きいことが好ましい。
プラスチック製容器が、内層と外層との間に一以上の中間層を含むこともあり得る。
本発明の方法で用いられるプラスチック製容器は、あらゆる形状であらゆる大きさのものでもよい。プラスチック製の袋などのプラスチック製容器の形状を、加熱および/または圧縮のためにその中に導入される装置の形状に適合させることが好ましい。その大きさをこの装置の大きさに適合させることが好ましい。装置の形状が円筒型の場合、プラスチック製の袋の形状は、この円筒型内に適合する管状であることが好ましいが、底面が長方形もしくは正方形の袋またはその他の大きさの袋などのその他の形状の袋は排除されない。
プラスチック製容器を不透明に作製することが好ましいことがある。たとえば、プラスチック製容器の一以上の層に、たとえば内層に金属酸化物を添加することによって、このことを達成することができる。
消毒されていないプラスチック製容器と消毒されたものとのあらゆる取り違えを防ぐために、熱変色性添加物などの熱指示薬をプラスチック製容器の一以上の層に添加することができる。一旦温度処理が順調に行われると、このような熱変色性添加物によって容器の色を変化させることが可能になる。さらに、このような熱指示薬によって、操作をする者が消毒プロセスを正確に行ったことが明らかになる。あるいは、熱変色性添加物などの熱指示薬を含む標識をプラスチック製容器に粘着させることができる。
プラスチック製容器の圧縮を容易に行うために、プラスチック製の袋にバルブを設けることが好ましいことがある。
本発明の方法は、加熱および/または圧縮を含むプロセスにおいて更なる処理をするために、すべての種類の物品を下処理することに適している。この方法は、消毒処理または殺菌処理などの更なる処理のために医療廃棄物を下処理することに特に適している。
医療廃棄物としては、脱脂綿、ガーゼのパッド、手袋、血液が染み込んだリネン、採血管、注射針、注射器、メスの刃、血液用バイアル、培養皿・・・などの、医院または病院において生じるすべての廃棄物が考えられる。
本発明の第二の態様に従えば、上記の方法に従って下処理された物品を消毒または殺菌する方法が提供される。この方法は次の工程を含むものである。
消毒される物品を保持している閉じられたプラスチック製容器を、消毒用の装置に導入する工程;
閉じられたプラスチック製容器の加熱処理と、もしかすれば圧縮処理も行う工程。
加熱処理の間に達する温度としては、内層の融点よりも高いことが好ましい。
水蒸気圧および/またはラジカル圧の下で、消毒される物品を加熱することが好ましい。水蒸気圧および/またはラジカル圧としては、1バールより高いこと、たとえば2バールまたは3.4バールが好ましい。ラジカルとしてはヒドロキシル(OH)ラジカルが好ましい。OHラジカルは、非常に反応性が高いフリーラジカルとして、および様々な微生物を死滅させ、かつ様々な不安定な有機化合物を分解させ得る強力な酸化剤として知られている。このラジカルがCOラジカルを含むこともあり得る。
消毒される物品の表面に自然な状態で吸収されるおよび/または形成される水およびラジカルを、加熱の間に蒸発させることによって、水蒸気圧および/またはラジカル圧を得る。
好ましい方法において、消毒される物品およびその周囲に存在する実質的にすべての空気および空き領域を加熱の前に取り除くことによって、水蒸気圧および/またはラジカル圧を得る。このことは、物品を加熱する間に、物品の表面に自然な状態で吸収されるおよび/または形成される十分に多量の水およびラジカルによって、飽和蒸気圧が得られるようにすることを目的とする。
大気条件ではすべての物品はその表面上に少量の水を吸収していること、およびこの水そのものの一部が、物品との相互作用によってラジカル型で存在することが知られている。水およびOHなどのラジカルが気体で存在することを保証するために、消毒されるまたは殺菌される物品およびその周囲の空気および空き領域を実質的に取り除くことが好ましい。
物品およびその周囲の空気および空き領域を実質的に取り除くこととは、消毒される物品およびその周囲の空気および空き領域の体積が、物品の全体積の20%未満とすること、好ましくは10%未満とすることを意味する。物品およびその周囲の空気および空き領域の体積が物品の全体積の5%未満、たとえば物品の全体積の2%未満であることがより好ましい。消毒される物品およびその周囲の空気および空き領域を実質的に取り除くことによって、100℃を超える加熱プロセスを通して水およびOHラジカルが完全にまたは部分的に蒸発する場合、物品の表面またはその多孔性構造内に吸収されているかまたは自然に形成されている水およびOHラジカルが最終的に大幅に濃縮されてごく小さな体積が残されることとなり、そして水蒸気またはラジカルと細菌とが接触する可能性が非常に高くなる。このようなラジカルによってチャージされた(radical-charged)水蒸気による作用は、細菌を極めて効果的に死滅させる。
好ましい方法は、
消毒される物品を保持している閉じられたプラスチック製容器を、消毒用の装置に導入する工程;
消毒される当該物品のおよびその周囲に存在する実質的にすべての空気および空き領域を取り除く工程;
気密状態を確立する工程、
容器および/または物品を加熱することによって水蒸気圧および/またはラジカル圧を生じさせる工程、
を含む。
次に、添付の図面を参照しつつ、本発明をより詳細に説明したい。
図1を参照すると、管状のプラスチック製の袋10が規定されている。プラスチック製の袋10には、閉じられた底部11および開いている上部12がある。プラスチック製の素材の袋は、一層の内層および一層の外層とを含む。内層は融点が約90℃のポリエチレンを含む。外層は融点が170℃よりも高温のポリアミド6を含む。
開いている上部12を経て、プラスチック製の袋内に物品を導入することができる。袋が一旦満たされると、内層が、閉じられた容器の外面の位置に現れないような方法で、袋を閉じる。このことを実現するための一つの適切な方法を、図1a〜1eに図示する。プラスチック製の袋の前後の壁面を、矢印13および14で示されるように内側へ折り畳む。このようにして、二つの先端部15および16を形成する。続く工程において、これらの先端部を、矢印17および18で示されるように内側へ折り畳む。折り畳まれた先端部同士を、それらの接点19でたとえば接着剤を用いて固定する。
プラスチック製の袋を消毒用の装置に導入し、そして加熱処理および圧縮処理を行う。ポリエチレンの融点は約90℃−消毒の温度よりも低い−であることから、このプラスチックは消毒処理の間に溶けることになり、そして処理が一旦終了すると、このプラスチックは、プラスチック製の袋の中に集められた廃棄物と粘着することになる。一方、ポリアミドの融点はさらに高い(170℃よりも高い)。加熱処理の間にポリプロピレンが融解することによる、箱と消毒用の装置の内部との粘着は、このようにして避けられる。プラスチック製の袋の内部に集められた物品とポリエチレンとの間の粘着によって、圧縮された袋は、圧縮圧が除かれた後であってもその圧縮された形状を維持し続けることになる。
図2は、直線または斜めの折り返し片21を有する袋20を閉じる方法を図示する図である。プラスチック製の袋20は、前部壁面22と後部壁面24から構成され、そして後部壁面からは折り返し片21が伸び出ている。プラスチック製の袋の開口部25を覆うように、折り返し片22を、矢印26で示されるように前方に折り曲げることによって、袋を閉じる。接着剤などを用いて、折り返し片とプラスチック製の袋の前部壁面22とを密封することができる。
図3は、プラスチック製の箱30を示す図であり、蓋32を具備している。プラスチック製の箱30および蓋32のプラスチックは、一層の内層と一層の外層とを含む。内層はポリエチレンを含み、外層はポリプロピレンを含む。一旦廃棄物−たとえば注射針やその他の鋭利な物体−で箱が満たされると、蓋によって箱を閉じる。破損が生じないような制御されたやり方で簡単に圧縮できるような形状に箱が設計されている。たとえば図3に図示されるような実施形態は、まるでアコーディオンのように折り畳むことができる。図3bは、圧縮工程が行われた後の箱を示す図である。
ポリエチレンの融点は約90℃−消毒の温度よりも低い−であることから、処理が一旦終了すると、このプラスチックは、箱の中に集められた廃棄物と粘着することになる。そして圧縮された箱は、圧縮後であってもその形状を維持し続けることになる。一方、ポリプロピレンの融点はさらに高い(120〜170℃の間)。加熱処理の間にポリプロピレンが融解することによる、箱と消毒用の装置の内部との強固な粘着は、このようにして避けられる。
本発明によるプラスチック製の袋を閉じる、二つの異なる方法を示す図である。 本発明によるプラスチック製の袋を閉じる、二つの異なる方法を示す図である。 本発明によるプラスチック製の箱を示す図である。

Claims (14)

  1. 更なる加熱処理を行うために物品を下処理する方法であって、前記方法は、
    前記物品をプラスチック製容器に導入する工程であって、前記プラスチック製容器は内層および外層を含み、前記内層の融点は加熱処理の間に達する温度よりも低く、そして前記外層の融点は加熱処理の間に達する温度よりも高い工程、
    内層が、閉じられた容器の外面の位置に現れないような方法で、前記プラスチック製容器を閉じる工程、
    を含む方法。
  2. 前記物品の加熱処理および圧縮処理を行う、請求項1に記載の方法。
  3. 前記プラスチック製容器がプラスチック製の袋またはプラスチック製の箱を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記内層の融点が加熱処理の間に達する温度よりも低い、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記外層の融点が加熱処理の間に達する温度よりも高い、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記内層が、ポリエチレン、ポリカーボネート(PC)、ポリフェニレンオキシドまたは変性ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)およびポリオキシメチレンコポリマーからなる群より選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記内層が、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)、シリコン、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアラミド、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PI)、フッ素化エチレン・プロピレンコポリマー(FEP)、エチレン・テトラフルオロエチレンコポリマー(ETFE)、ヘキサフルオロプロピレン・フッ化ビニリデンコポリマー(FKM)およびテトラフルオロエチレン・パーフルオロ(アルコキシビニルエーテル)コポリマーからなる群より選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記内層の厚さが50〜500μmである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記外層の厚さが10〜100μmである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記プラスチック製容器にバルブが設けられている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記プラスチック製容器の一つ以上の層に熱指示薬を添加する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記物品が医療廃棄物を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法に従って下処理された物品を消毒または殺菌する方法であって、前記方法は、
    閉じられたプラスチック製容器を消毒用の装置に導入する工程、
    閉じられたプラスチック製容器の加熱処理を行う、又は該加熱処理に併せて圧縮処理も行う工程、
    を含む方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、前記方法は、
    消毒される物品を保持している閉じられたプラスチック製容器を、消毒用の装置に導入する工程、
    消毒される前記物品およびその周囲に存在する実質的にすべての空気および空き領域を取り除く工程、
    気密状態を確立する工程、
    容器および/または物品を加熱することによって水蒸気圧および/またはラジカル圧を生じさせる工程、
    を含む方法。
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