JP2005512878A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、ブレーキペダルによって操作可能であり、少なくとも1つの圧力室を有するマスターブレーキシリンダと、無圧の圧力媒体貯蔵容器と、電子制御兼調整ユニットによって制御可能な液圧式の圧力源とを備え、この圧力源の圧力が、少なくとも1つのブレーキ回路に付設された車両の車輪ブレーキに作用可能であり、車輪ブレーキが分離弁によって遮断可能な少なくとも1つの接続部によってマスターブレーキシリンダに接続され、圧力制御弁(入口弁、出口弁)が車輪ブレーキに付設され、これらの弁が電子制御兼調整ユニットによってアナログ制御可能であり、かつ車輪ブレーキを圧力源または圧力媒体貯蔵容器に選択的に接続する、“ブレーキ−バイ−ワイヤ”の運転方式で運転者によっておよび運転者に依存しないで制御可能である、自動車用電気油圧式ブレーキ装置でガスまたは空気を検出するための方法に関する。
このようなブレーキ装置は、例えば特許文献1によって知られている。この公知のブレーキ装置の特徴は、少なくとも1個の車輪ブレーキに所定量の圧力媒体量を作用させることができる液圧装置が設けられていることにある。圧力媒体量の作用によって引き起こされる車輪ブレーキ内の圧力上昇を検出するために圧力センサが使用される。その際、液圧装置は、好ましくは高圧アキュムレータによって形成されている。この高圧アキュムレータは、その媒体分離要素の変位を検出するための変位センサ装置を備えている。この変位センサ装置の出力信号は所定の圧力媒体量に一致する。しかし、上記の変位センサ装置の使用には多大のコストがかかる。
国際出願(WO)99/41125
そこで、本発明の課題は、冒頭に述べた種類の確実に機能するブレーキ装置において、ガスの検出時の精度を高めることで変位センサ装置を除去することができる、システム内にあるガスを検出するための方法を提供することである。
この課題を解決するために、本発明では、次の方法ステップが提案される。
a)少なくとも1つのブレーキ回路に付設された車輪ブレーキに圧力媒体を充填し、
b)車輪ブレーキ内の出口圧力値を予め設定した圧力値まで上昇させ、
c)両車輪ブレーキを分離し、
d)両車輪ブレーキの一方から圧力媒体を排出すると同時に、その中の圧力を出口圧力値まで低下させ、
e)圧力補償のために両車輪ブレーキを液圧的に接続すると同時に、車輪ブレーキ内の圧力を検出し、
f)ステップe)で検出された圧力値を基準圧力値と減算比較することによって、ブレーキ回路に含まれる圧力媒体に溶けていないガスまたは空気の量を決定する。
a)少なくとも1つのブレーキ回路に付設された車輪ブレーキに圧力媒体を充填し、
b)車輪ブレーキ内の出口圧力値を予め設定した圧力値まで上昇させ、
c)両車輪ブレーキを分離し、
d)両車輪ブレーキの一方から圧力媒体を排出すると同時に、その中の圧力を出口圧力値まで低下させ、
e)圧力補償のために両車輪ブレーキを液圧的に接続すると同時に、車輪ブレーキ内の圧力を検出し、
f)ステップe)で検出された圧力値を基準圧力値と減算比較することによって、ブレーキ回路に含まれる圧力媒体に溶けていないガスまたは空気の量を決定する。
本発明による方法の有利な特徴は、従属請求項2〜15に記載されている。
添付の概略図に関連した以下の実施例の説明から、本発明の他の詳細、特徴および効果が明らかになる。この場合、同じ構成要素には同じ参照符号が用いてある。
図1に概略的に示した“ブレーキ−バイ−ワイヤ”タイプのブレーキ装置は、参照符号1で示した操作ペダルによって操作可能な操作ユニット2を備えている。この操作ユニットは、実質的に二系統圧力発生器またはマスターブレーキシリンダ3と、無圧の圧力媒体貯蔵容器6とからなっている。マスターブレーキシリンダ3自体は、互いに分離された2つの圧力室4,5を備えている。この圧力室は圧力媒体貯蔵容器6に接続されている。第1の圧力室(一次圧力室)4には、遮断可能な第1の油圧管路11によって、自動車の右側前輪に付設された車輪ブレーキ7と、自動車の左側後輪に付設された車輪ブレーキ8が接続されている。管路11の遮断は、第1の分離弁9によって行われる。この分離弁は、好ましくは電磁操作可能で電流を通じていないときに開放している(SO)2/2方向制御弁として形成されている。第1の分離弁9の出力側は、油圧接続管路によって一方では車輪ブレーキ7に直接接続され、他方では入口弁17を介して車輪ブレーキ8に接続されている。
マスターブレーキシリンダ3の第2の圧力室5は、第2の分離弁10によって遮断可能な第2の油圧管路12を介して、自動車の右側後輪と左側前輪に付設された他の対の車輪ブレーキ14,15に接続可能である。第2の分離弁10は、電磁操作可能で電流を通じていないときに開放している(SO)アナログ制御可能な2/2方向制御弁として形成されている。この方向制御弁の出力側は、一方では車輪ブレーキ15に直接接続され、他方では他の入口弁19を介して車輪ブレーキ14に接続されている。圧力センサ25は、第2の圧力室5が負担する油圧を検出することができる。マスターブレーキシリンダ3の第2の圧力室5に接続された油圧回路のその他の構造は、前述のブレーキ回路11の構造と一致しているので、次の記載においてもはや説明する必要がない。
図から更に判るように、外部圧力源として使用される、ピストン型アキュムレータとして形成された高圧アキュムレータ21が設けられている。この高圧アキュムレータは、そのピストンの変位を監視する変位センサ35を備えている。この高圧アキュムレータ21によって加えられる油圧は、圧力センサ37によって検出される。モータ−ポンプ−装置20は、高圧アキュムレータ21を充填するために使用される。このモータ−ポンプ−装置自体は、電動機22によって駆動されるポンプ23から成っている。このポンプには圧力逃がし弁24が並列に接続されている。ポンプ23の吸込み側は、前述の圧力媒体貯蔵容器6に接続されている。高圧アキュムレータ21には、付設の入口弁16,18を介して車輪ブレーキ7,15が接続され、かつ前述の入口弁17,19を介して車輪ブレーキ8,14が接続されている。従って、高圧アキュムレータ21によって車輪ブレーキ7,8,14,15内の圧力を上昇させることができる。車両前車軸ブレーキ7,15に付設された入口弁16,18は、図示した例では、通電していないときに閉じている(SG)、アナログ制御可能な2/2方向制御弁として形成される一方、車両後車軸ブレーキ8,14に付設された入口弁17,19は、図に示すように電磁操作可能で圧力逃がし機能を有する2/2方向制御弁としてあるいは通電していないときに開放している(SO)2/2方向制御弁または切換え弁として形成可能である。
電磁操作可能で特に通電していないときに閉じている(SG)2個の2/2方向制御弁または出口弁26,27は、車輪ブレーキ7,8が負担する圧力を低下させるために使用される。これらの弁の出力ポートは、圧力媒体貯蔵容器6に通じる管路29に接続されている。車両の右側前輪の車輪ブレーキ7に付設された出口弁26は、通電していないときに閉じている(SG)アナログ制御可能な2/2方向制御弁として形成される一方、車両の左側後輪の車輪ブレーキ8に付設された出口弁27は、通電していないときに閉じている(SG)2/2方向制御弁または切換え弁として形成されている。その際、車輪ブレーキ7には圧力センサ30が付設され、この圧力センサによって、この車輪ブレーキ内の油圧が検出される。更に、マスターブレーキシリンダ3の第2の圧力室5は、通電していないときに閉じている(SG)アナログ制御可能な2/2方向制御弁36を介して前述の管路39に接続され、それによって圧力媒体貯蔵容器6に接続可能である。
従って、アナログ制御可能な2/2方向制御弁36と、第2の分離弁10は、電気的に制御可能な装置を形成する。この装置は、運転方式“ブレーキ−バイ−ワイヤ”で予め選択されたブレーキペダル1の可撓性を許容し、従って普通のブレーキペダルフィーリングを運転者に付与する。
従って、アナログ制御可能な2/2方向制御弁36と、第2の分離弁10は、電気的に制御可能な装置を形成する。この装置は、運転方式“ブレーキ−バイ−ワイヤ”で予め選択されたブレーキペダル1の可撓性を許容し、従って普通のブレーキペダルフィーリングを運転者に付与する。
電子制御兼調整ユニットECU32は、モータ−ポンプ−装置20と、前述の弁9,10,16,17,18,19,26,27,36と、第2のブレーキ回路12に付設された詳しく示していない出口弁を制御するために使用される。これらの出口弁は、概略的に示した油圧式制御ユニット(HCU)に一体化されている。電子制御兼調整ユニットには、圧力センサ25,30と、車輪ブレーキ15に付設された圧力センサと、マスターブレーキシリンダ3に付設された好ましくは冗長的に形成されたブレーキング要求検出装置33との出力信号が供給される。
特にブレーキ回路のフロント−リヤ−分割(ブラック−ホワイト−分割)のために適した、図2に示したブレーキ装置の第2の実施の形態の構造は、実質的に図1の実施の形態の構造に一致している。この場合、対の車輪ブレーキ7,8と14,15は、それぞれ1つの車軸に付設されている。第1の実施の形態と異なり、好ましくはベローズアキュムレータとして形成された高圧アキュムレータ21は、すべての入口弁16,17の入力ポートに直接接続され、その出力ポートの間に圧力補償弁13が接続配置されている。この圧力補償弁は、車輪ブレーキ7,8,14,15が負担する液圧を車輪毎に制御することができる。すべての車輪ブレーキ7,8,14,15に圧力センサ30,31が付設されている。変位シミュレータ28がマスターブレーキシリンダ3と協働する。この変位シミュレータは、“ブレーキ−バイ−ワイヤ”モードでブレーキペダル1の普通の感覚を運転者に付与する。
次の記載では、図1に示した本発明によるブレーキ装置を例にして、図3に関連して本発明の方法を詳しく説明する。説明する際、マスターブレーキシリンダ3の第1の圧力室4に接続されたブレーキ回路11だけを検討する。このブレーキ回路は、右側前輪(VR)に付設された車輪ブレーキ7と、左側後輪(HL)に付設された車輪ブレーキ8を備えている。車輪ブレーキ7,8の圧力−量−特性曲線は、図3,4において参照符号I,IIによって示してある。一方、全ブレーキ回路11に対応する圧力−量−特性曲線は、参照符号IIIによって示してある。
本発明による方法の実施の際、車輪ブレーキ7,8は、図3,4のグラフにおいて点AP1によって示した状態から出発して、第1の方法ステップa)で圧力媒体量V2が充填される。この場合、圧力値P2まで圧力が上昇する。この状態は、グラフにおいて圧力−量−特性曲線IIIの点AP2によって示してある。この場合、対応する圧力媒体量V2は、車輪ブレーキ7,8に供給された圧力媒体量V7,V8と、車輪ブレーキ7,8内に存在する空気量またはガス量V7Luft ,V8Luft によって求められる。上記の充填過程または圧力上昇過程は、分離弁9,10が閉じているときに、専ら高圧アキュムレータ21によって行われる。第2のステップb)では、車輪ブレーキ7,8は、車輪ブレーキ8に付設された入口弁17の閉鎖によって互いに分離される。第3の方法ステップc)では、ブレーキ8に付設された出口弁27を開放することによってこのブレーキ内の圧力媒体が圧力媒体貯蔵容器6に排出され、このブレーキ内の圧力は初期値P1=0まで低下する。達成された状態は、図3,4のグラフにおいて、圧力−量−特性曲線Iの点AP3によって示してある。
次の第4の方法ステップd)では、両車輪ブレーキ7,8が前述の入口弁17の開放によって互いに接続されるので、圧力補償がブレーキ7,8内の圧力の低下と同時に行われる。圧力媒体量V7内にガスまたは空気が存在しないと、座標P4,V3の圧力−量−特性曲線IIIの点AP4によって示した状態が達成される。しかし、圧力媒体量V7にガスまたは空気が含まれると、グラフにおいて破線で示した直線に従って圧力補償または圧力低下が行われる。それによって、圧力−量−特性曲線IIIの点AP5で示した状態が生じる。この状態では、座標P5,V5について、次の式が当てはまる。即ち、P5<P4、V5<V3である。
続いて、第5のステップe)において、圧力値P5を、図示例では基準値として使用される圧力値P4と比較することにより、ブレーキ回路7,8に含まれるガスの量または空気の量V8Luft が決定される。
続いて、第5のステップe)において、圧力値P5を、図示例では基準値として使用される圧力値P4と比較することにより、ブレーキ回路7,8に含まれるガスの量または空気の量V8Luft が決定される。
その後で、車輪ブレーキ7に含まれるガス量または空気量V7Luft を決定するために、最初に述べた車輪ブレーキ7内の圧力媒体を排出する際に、前述の方法ステップa)〜e)が行われる。第2のブレーキ回路12に付設した2個の他の車輪ブレーキ14,15において、上記の方法を実施してもよい。
しかし、前述の方法は、両ブレーキ回路11,12の間でも実施可能である。そのために、入口弁が開放したすべての車輪ブレーキがアキュムレータ充填圧力以下でバイパスさせられる。
最後に、決定された全ガス量または全空気量VLuftGesamtが前もって定められた限界値VLuftkritと比較される。この限界値を上回ると、適当な警報措置、例えば警告灯の点灯が行われる。
図2に示したブレーキ装置において圧力媒体に溶けていないガスまたは空気を検出するための本発明による方法の実施は図4に示してある。個々の方法ステップは、図3に関連して説明した方法ステップと一致しているので、詳細な説明は不要である。圧力補償のための検査される両車輪ブレーキの接続および分離は、図2に関連して述べた圧力補償弁13によって行われる。それぞれ1つの車軸に付設された車輪ブレーキ7,8または14,15によって収容される圧力媒体量が同じであるので、両車輪ブレーキ7,8の圧力−量−特性曲線I,IIは同一である。この場合、両車輪ブレーキ7,8の全体−圧力−量−特性曲線IIIは、圧力値と量の値を2倍にすることによって生じる。
Claims (15)
- ブレーキペダルによって操作可能であり、少なくとも1つの圧力室を有するマスターブレーキシリンダと、無圧の圧力媒体貯蔵容器と、電子制御兼調整ユニットによって制御可能な液圧式の圧力源とを備え、この圧力源の圧力が、少なくとも1つのブレーキ回路に付設された車両の車輪ブレーキに作用可能であり、車輪ブレーキが分離弁によって遮断可能な少なくとも1つの接続部によってマスターブレーキシリンダに接続され、圧力制御弁または入口弁および出口弁が車輪ブレーキに付設され、これらの弁が電子制御兼調整ユニットによって制御可能であり、かつ車輪ブレーキを圧力源または圧力媒体貯蔵容器に選択的に接続する、“ブレーキ−バイ−ワイヤ”の運転方式で運転者によっておよび運転者に依存しないで制御可能である、自動車用電気油圧式ブレーキ装置でガスまたは空気を検出するための方法において、
この方法が、
a)少なくとも1つのブレーキ回路に付設された車輪ブレーキ(7,8)に圧力媒体を充填し、
b)車輪ブレーキ(7,8)内の出口圧力値(P1)を予め設定した圧力値(P2)まで上昇させ、
c)両車輪ブレーキ(7,8)を分離し、
d)両車輪ブレーキ(7,8)の一方(8)から圧力媒体を排出すると同時に、その中の圧力を出口圧力値(P1)まで低下させ、
e)圧力補償のために両車輪ブレーキ(7,8)を液圧的に接続すると同時に、車輪ブレーキ(7,8)内の圧力(P5)を検出し、
f)ステップe)で検出された圧力値(P5)を基準圧力値(P4)と減算比較することによって、ブレーキ回路に含まれる圧力媒体に溶けていないガスまたは空気の量(VLuft)を決定する
方法ステップを有することを特徴とする方法。 - ステップ(e)で検出された圧力値(P5)に対応し、車輪ブレーキ(7,8)によって収容された圧力媒体量(V5)と、基準圧力値(P4)に対応する圧力媒体量の値(V3)が決定され、ブレーキ回路に含まれる圧力媒体に溶けていないガスまたは空気の量(VLuft)が、圧力媒体量の値(V3,V5)の減算比較(V3−V5)によって決定されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- ガスまたは空気を含まないブレーキ装置の状態に対応する圧力値(P4)が、基準圧力値として使用されることを特徴とする、請求項1または2記載の方法。
- 車輪ブレーキ(7,8)の充填が液圧式の圧力源、特に高圧アキュムレータ(21)によって行われることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
- 車輪ブレーキ(7,8)内の初期圧力値(P1)の上昇が、液圧式の圧力源、特に高圧アキュムレータ(21)によって行われることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の方法。
- 車輪ブレーキ(7,8)の分離が、車輪ブレーキ(7,8)の間に接続配置された圧力補償弁(13)によって行われることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載の方法。
- ブレーキ回路がダイアゴナル分割されたブレーキ装置において、車輪ブレーキ(7,8)の分離が1個の入口弁(17)によって行われることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載の方法。
- 車輪ブレーキ(8)から圧力媒体貯蔵容器(6)への圧力媒体の排出が、車輪ブレーキに付設された出口弁(27)を開放することによって行われることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の方法。
- 車輪ブレーキ(7,8)の間の液圧的な接続が圧力補償弁(13)を開放することによって行われることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法。
- 車輪ブレーキ(15,14)内の圧力(P5)の検出が、車輪ブレーキ(7,8)に付設された圧力センサ(30,31)の1つによって行われることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一つに記載の方法。
- 車輪ブレーキ(7,8)によって収容される圧力媒体量(V5)の決定が、両車輪ブレーキ(7,8)にとって共通の圧力−量−特性曲線(III)に基づいて行われることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一つに記載の方法。
- ブレーキ装置のガスまたは空気を含まない状態に一致する圧力値(P4)あるいはこの圧力値(P4)に対応する、車輪ブレーキ(7,8)によって収容される圧力媒体量(V3)の決定が、両車輪ブレーキ(7,8)にとって共通の圧力−量−特性曲線(III)に基づいて行われることを特徴とする、請求項3〜11のいずれか一つに記載の方法。
- 方法ステップf)で決定されたガス量または空気量(VLuft)が、前もって決定された(定められた)限界値(VLuftkrit)と比較されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一つに記載の方法。
- ブレーキ回路がフロント−リヤ−分割されたブレーキ装置で使用することを特徴とする、請求項1〜6と8〜13のいずれか一つに記載の方法。
- ブレーキ回路がダイアゴナル分割されたブレーキ装置で使用することを特徴とする、請求項1〜5と7〜13のいずれか一つに記載の方法。
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